2015年2月1日　BLANC　 DE MARTINO CHARDONNAY RESERVA 347 VINEYARDS デ・マルティノ　シャルドネ　レゼルヴァ 347 ヴィンヤーズ				VINTAGE： 2012
	CHILE チリ	地方：	地区：	DO：
	生産者： DE MARTINO		輸入者： 東京ヨーロッパ貿易(株)、販売者：(株)成城石井
	347 vineyards との商品名だが、これは、異なる複数の畑で採れたぶどうを原料にしていることによるネーミング。 本当に347の畑のぶどうが全部使われているのかどうかはわからないが。 　グラスに注いだ外観は、ごく淡いレモン色。 　香りはカスタードの甘さ、パインのようなジューシーな甘酸っぱさ、アーモンドの香ばしさがミックス。 非常にボリューム感がある。 　味はまず炭酸のピリピリ感が口に来たあと、グレープフルーツの苦味と酸。 香りに感じたボリューム感と比べて、かなりシャープで好感が持てる。 苦味の中にクリームの甘さがあり、適度なボリュームを保ちつつ、凜としたキレが最後を締める。 　チリのシャルドネに求められる要素をいくつも兼ね備え、非常にコストパフォーマンスの高い1本。
評定： A+	1,609円（本体価格1,490円＋消費税119円）		購入店： 成城石井阪急三番街店（大阪市北区）
2015年2月14日　ROUGE MARQUIS DE ST.VINCENT / MEDOC マルキ・ド・サン・ヴァンサン / メドック				VINTAGE： 2012
	FRANCE フランス	地方： BORDEAUX ボルドー	地区： MEDOC メドック	AOC： MEDOC メドック
	生産者： PAVILLON DE BELLEVUE		輸入者： コルドンヴェール(株)
	気づけば約半月wineをアップしていなかった。 　実は飲んでいなかったのではなく、レビュー文を書く時間が取れなかったのだ。 だからこのwineも飲んでから既に1週間くらいが経過している。 手元にある殴り書きのテイスティングメモから転載する。 　1000円ワインにして、アペラシオンはメドック。 どんな内容だろうか？と興味を抱きつつ購入。 　外観はやや赤みが強めな（明るめな）ガーネット色。エッジはピンク色。 いかにも若いボルドーだ。 　香りは落ち着いた黒果実、土、タンスのような木材のニュアンス。 グラスを回すと若いオレンジのような匂いが少し漂う。 　味は酸のアタックが鋭く、ボリューム感はない。タンニンは丸くしなやか。 想像通りボディの厚みはないが、それは承知の上。 　深みとか長い余韻とは無縁だが、端正できれいな味わいは、正しい安ボルドーだと言える。
評定： B	1,058円（本体価格980円＋消費税78円）		購入店： 酒の楽市（ＤＳ）
2015年2月15日　BLANC MIRAMONTE SAUVIGNON BLEANC - SEMILLON / VALLE CENTRAL ミラモンテ　ソーヴィニヨン・ブラン・セミヨン / ヴァレ・セントラル				VINTAGE： 2014
	CHILE チリ	地方： CENTRAL VALLEY セントラル・ヴァレー	地区：	DO： VALLE CENTRAL ヴァレ・セントラル
	生産者： CAROLINA		輸入者： 日本酒類販売(株)
	なんと税込500円台のwine。 　最近は、スーパーにはこういった デイリーワインがかなり並ぶようになっているから、どの程度のものなのか、 まさに味見をするために購入。 　色はごく淡い麦わら。日本酒程度。 　香りはレモンの尖った酸、白い花やクリームの甘さに、青草が少し。 　味は香りの印象よりは青みが強い。ふんわりとした甘さがあるが、 コクはなく水っぽい。 　後味に若干の苦味と、ぼやっとした甘味を残す。 　ソーヴィニヨンらしさは確かに感じるが、ただそれだけという印象。 まあ、万人受けする味わいではあるが。
評定： C-	597円（本体価格553円＋消費税44円）		購入店： グルメシティ（スーパー）
2015年2月23日　BLANC ESPIRITU DE CHILE SAUVIGNON BLANC GRAN RESERVA / VALLE DE CURICO エスピリトゥ・デ・チリ　ソーヴィニヨン・ブラン　グラン・レゼルヴァ / ヴァレ・デ・クリコ				VINTAGE：2013
	CHILE チリ	地方： CENTRAL VALLEY セントラル・ヴァレー	地区： CURICO VALLEY クリコ・ヴァレー	DO： CURICO VALLEY クリコ・ヴァレー
	生産者： ESPIRITU DE CHILE		輸入者： コルドンヴェール（株）
	以前に赤の カベルネ を飲んで、 そのコストパフォーマンスの高さに舌を巻いたエスピリトゥ・デ・チリ。 もうあれから1年経つのだが、今日は白のソーヴィニヨン・ブランを飲む。 　外観は淡いレモン色。 　香りはフレッシュなグレープフルーツ的柑橘香、白い花、やや青臭いハーブ香。 　味は香りの印象ほど華やかさはなく、レモンのようなきりっと鋭い酸がまず 感じられる。樽香のようなものは感じられない。 　グレープフルーツ的ジューシーさと苦味があり、ピリッとシャープな後仕舞い。 　やはり、ぼやけたところがなく、非常にテンションの高い1本。安チリとは思えない気品がある。
評定： A+	1,000円（本体価格926円＋消費税74円）		購入店： 酒の楽市（ＤＳ）
2015年2月28日　ROUGE ESPIRITU DE CHILE CARMENERE GRAN RESERVA / VALLE DE CURICO エスピリトゥ・デ・チリ　カルメネール　グラン・レゼルヴァ / ヴァレ・デ・クリコ				VINTAGE：2011
	CHILE チリ	地方： CENTRAL VALLEY セントラル・ヴァレー	地区： CURICO VALLEY クリコ・ヴァレー	DO： CURICO VALLEY クリコ・ヴァレー
	生産者： ESPIRITU DE CHILE		輸入者： コルドンヴェール（株）
	先日、ソーヴィニヨン・ブランを飲んだ、チリの ESPIRITU DE CHILE。 今日は赤の CARMENERE を。 　色はかなり深い青紫で、黒と言っても良いくらい。縁までほぼ均一であり、まだまだ若い印象。 　香りはエスプレッソコーヒー、黒果実、土、枯れ草など。どっしりと落ち着きがあり、甘いニュアンスを帯びている。 　口に含んだ瞬間、アルコールのボリューム感が強く、土つきの草の根のような風味と、 ピリッと高アルコールに伴う辛みがある。香りの印象ほど甘味は強くはない。 　タンニンはパワフルではあるが、こなれており、エレガント。 漢方薬や皮革のような風味が、余韻として長く続く。 　約１年ほど前に、同じ造り手、同じヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニヨン を飲んでおり、高評価を与えている。このカルメネールはチリ特有の品種だが、 こちらも負けず劣らずコストパフォーマンスは高い。 安ワインとして求められる要素をきちっと備えており、造り手の実力の高さが窺える。 本日の時事ネタコラムは、こちら。
評定： A+	1,000円（本体価格926円＋消費税74円）		購入店： 酒の楽市（ＤＳ）

本日までで・・・今月合計５本／今年合計１０本／当日記累計１６１０本
今月のワイン投資額・・・5,264円（本日まで）