利酒日記 kikizakenikki

2018年02月


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2018年2月7日 CIDRE
CIDRE 紅玉リンゴ <限定醸造> / NIKKA
シードル こうぎょくりんご <げんていじょうぞう> / ニッカ
VINTAGE: N.V.
NIKKA CIDRE 紅玉リンゴ JAPAN
日本
地方:
 
地区:
 
AOC:
 
生産者: ニッカウヰスキー(株) 販売者: アサヒビール(株)
review
 昨年春に出たニッカシードル「紅玉リンゴ」をずっと飲まないまま冷蔵庫の奥にしまい込んで、忘れていた。 発売日は昨年4月4日であった。

 グラスに注いだ外観は、ごく淡いゴールド。細かな気泡がグラスの中を昇る。
 香りは、紅玉らしくキュンとシャープなりんご香。
 味も香りの印象どおり酸が立っている。甘味は抑えめで、シャープなのだが、 じわっとした旨味がある。
 アルコール分3%。原材料:リンゴ、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
 2017年4月〜6月までの出荷予定
 甘酸っぱい味わいと爽やかな香りが特長の「紅玉(こうぎょく)リンゴ」で醸造しました。糖類・香料・着色料無添加で、 国産リンゴ100%で仕込んだスパークリングワインです。
 この「紅玉リンゴ」は2007年にシードル50周年記念として登場したもので、それから毎年リリースされている。 それをずっと毎年飲んできたので、これを逃すと連続掲載が途切れてしまうところだった。
評定: A 価格 180ml入り270円 購入店: ダイエー(スーパー)
2018年2月8日 BLANC
CASA SUBERCASEAUX CHARDONNAY
カーサ・スベルカソー シャルドネ
VINTAGE:2017
Casa Subercaseaux Chardonnay 17 CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: CONCHA Y TORO 輸入者: メルシャン(株)
review
 LAWSONで売られている白ワインの中で売上No.1だという CASA SUBERCASEAUX のシャルドネ。

 色はしっかりめのレモンイエロー。
 香りはパインのようなトロピカルな甘酸っぱさに、オレンジ的な酸が加わって、かなりジューシー。
 味も香りの印象どおり甘酸っぱい。ミネラル感(塩気)も少し感じられるので、 ただジューシーで伸びやかなだけでない。軽い苦味の余韻を伴う。

 以前はジャスト500円で売られていた時期もあったが、今は575円。 若干高くなったとはいえ、内容を考えれば、まだ安すぎるくらいだ。
評定: B 価格 575円(本体価格533円+消費税42円) 購入店: LAWSON
2018年2月12日 ROUGE
WILD PUDA WINTER BLEND / ESPIRITU DE CHILE
ワイルド・プーダ ウィンター・ブレンド / エスピリトゥ・デ・チリ
VINTAGE: 2017
Wild Puda Winter Blend 17 CHILE
チリ
地方: CENTRAL VALLEY
 
地区:
 
DO: CENTRAL VALLEY
 
生産者: ESPIRITU DE CHILE 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 今日は当サイトにとっては記念すべき日。 2004年6月6日から続けてきた連続無欠勤更新記録が、ついに5,000日に達したのだ。
 この節目に何か特別なものを開けようという考えも当初はあったが、 むしろ何気なくやり過ごすのが私らしいのではないか。そう考え、スーパーで売っている安チリにした。
 Espiritu de Chile がつくる Wild Puda の限定製品と思われる Winter Blend。

 グラスに注いだ外観は、やや青みが強く、若々しい。
 香りは、プルーン、ブルーベリーなどの甘酸っぱさの中に、チョコあるいはコーヒーのような 甘苦さが潜んでいる。
 味は香りに感じたチョコのような甘さがあり、しっかりめのタンニンと絡み合って濃密なコクをつくる。 くどいとも思える甘さはチリらしいが、やや尖りのある酸がアクセントになっている。

 しっかり飲みごたえがあって、寒い季節向きの内容だが、面白味には欠ける。
評定: C 価格 734円(本体価格680円+消費税54円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2018年2月24日 ROUGE
FORESTVILL PINOT NOIR / CALIFORNIA
フォレスト・ヴィル ピノ・ノワール / カリフォルニア
VINTAGE: 2015
Forestvilee Pinot Noir 15 AMERICA
アメリカ
州: CALIFORNIA
カリフォルニア
地区:
 
AVA:
 
生産者: FORESTVILLE VINEYARDS 輸入者: (株)オーバーシーズ
review
 カルディコーヒーファームで売られていたカリフォルニアのピノ。 under 1K(1,000円未満)ということで気軽に買ってみた。

 グラスに注いだ外観は、ごく淡い色調だが、くすんだ感じのルビー色。 カリフォルニアということでもっと深いものを想像していたが、意外と薄い色。
 香りは、チェリーのような甘酸っぱいベリー香に、バニラっぽいクリスピーな感じが少し。 樽熟成させているのか。
 味は甘みが強く、香りに感じたチェリーやいちごみたいな甘酸っぱさに満ちている。 タンニンは柔らかで、ややべたっとした甘さが口に残る。飲み込んだ後にも、 樽由来と思われるバニラの香味が残っている。

 輸入者が貼った裏ラベルにこのワインの特徴が次のように書かれている。
 美しく輝くルビー色。繊細なチェリー、ストロベリー、プラムの香りと軽いオークのタッチ、 ラズベリーやチェリー、熟したフルーツの豊かな果実味。程よい酸味と穏やかなタンニンでホワイトペッパー、 オークを後味に感じる赤ワインです。白身の肉料理(グリル豚ロース、ローストチキン)、 白カビ系チーズと共に。
 輸入者の書いた解説など、ふだんはあまり注目しないのだが、このワインはかなり的確な説明がなされていると感じる。 ただ、「熟したフルーツの豊かな果実味」というほどのボリューム感は感じず、甘さがやや平板でべたつく感じがしたのと、 ホワイトペッパーのスパイシーさは感じなかった。
 値段のわりに良くできたワインであり、お買い得であったことは間違いない。
評定: B 価格 820円(本体価格760円+消費税60円) 購入店: カルディコーヒーファーム江坂店(大阪府吹田市)

本日までで・・・今月合計4本/今年合計6本/当日記累計1808本
今月のワイン投資額・・・2,399円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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