2020年1月1日 BLANC
CONO SUR BICICLETA RESERVA UNOAKED CHARDONNAY
コノ・スル ビジクレタ・レゼルヴァ アンオークド・シャルドネ |
VINTAGE: 2018 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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本当に久しぶりに、ネットでワインを買った。年末のことである。
私自身、昔に比べてワインを飲む頻度が顕著に落ちているという事情もある。
なぜなら、当サイトで行っている活動の中心が、
日々国内で発売される新製品を追いかけ、「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」で紹介することに移ってきたからだ。
ワインのほうはといえば、近所のスーパーやコンビニ等で、手頃な値段のものを日々の食事に合わせてその都度調達するというスタイルが、
私の中では定着している。高級品を追いかけるのはプロに任せておけばいい。
当サイトは、素人が普通の毎日に気軽に飲めるクラスのものを主たる対象としている。
今回久々ネットで購入したのは、典型的なデイリーワインと言える有名銘柄が、お得に入手できるためである。
しかも、これまで飲んだことのないものまで含まれている。
チリ、コノ・スルのヴァラエタルシリーズが、
12種12本セット送料込・税込で12,650円。1本あたりなんと約1,054円である。
中身は、白のシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ヴィオニエ、ゲヴュルツトラミネール、
赤のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラー、カルメネールに加え、
泡のブリュットとロゼを加えた12本。このラインナップをこんな金額で入手できるのはかなりお買い得だと思うのだが、
売られていたのは JRE MALL に出店している
リカーショップ LE COLLIER(ル・コリエ/(株)JR東日本商事)というお店である。
JREポイントが期間限定でボーナスポイント500pを含めてたくさんもらえるというタイミングでの購入だった。
さて、長い前置きはこのくらいにして、本題に移ろう。1本目に飲むのは、シャルドネ(unoaked chardonnay)である。
外観はごく淡いレモンイエロー。
香りはパイナップルのようなトロピカルフルーツ香に、レモンのような柑橘香が混じる。
甘やかながら、クリーンで軽やかだ。
味は若干のヨーグルトっぽさと砂糖水みたいな甘さはあるものの、基本的に丸みのあるりんごのような酸が生き生きとしていて、軽快。
unoakedとわざわざ謳われているとおり、オーク樽での熟成はしていない。だから、重たさはあまりなく、
すっきりした飲み口が特徴。だからといってシャープすぎず、適度にボリューム感があるのがチリらしい。
輸入者が貼り付けた裏ラベルに書かれた味の説明は、次のとおり。
爽やかなシトラスの香りに、黄リンゴやパインなどの果実味、すっきりした酸味がバランス良く調和した、
洗練された味わいの白ワインです。
口当たり:辛口 適温:6℃〜10℃
合う料理:魚介のグリル、牡蠣フライ、鶏肉料理など
概ねラベルの説明は合っている。普段の食事に気軽に合わせられるが、正月のおせち料理にも相性は良かった。
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評定: C |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |
2020年1月2日 ROSE SPARKLING
CONO SUR SPARKLING ROSE / BIO-BIO VALLEY
コノ・スル スパークリング・ロゼ / ビオ・ビオ・ヴァレー |
VINTAGE: N.V. |
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CHILE
チリ
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地方: BIO-BIO VALLEY
ビオ・ビオ・ヴァレー
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地区:
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DO: BIO-BIO VALLEY
ビオ・ビオ・ヴァレー
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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ネットで購入した コノ・スル12種12本セット。送料込・税込で12,650円だった。
昨日1種めとして シャルドネ を飲んだが、今日は2種めとして「スパークリング・ロゼ」。
私自身飲むのは初めてだし、ボトルを見るのも初めてである。
外観はオレンジがかったピンク色。かなりしっかりしたイメージ。
非常にきめ細かい泡が、グラスの中を美しく断続的に立ち昇る。
香りは、ドライトマトのような感じが強く、引き締まっている。いちごの甘さもあるが、控えめ。
華やかさはあまりなく、ストイックでシャープな印象だ。
口当たりは非常にキリッとしている。香りの印象どおりだ。赤いベリーの甘さをまといながら、グレープフルーツ的な苦味も伴う。
じんわりアミノ酸的な旨みがある。
昨日飲んだ シャルドネ には裏ラベルに味の説明が書かれていたが、このワインにはない。
だから、輸入者のオススメポイントなどはわからないが、新世界の廉価なスパークリングでここまでのものは、なかなかないだろう。
鴨鍋を食べるのに合わせて開けたが、バッチリであった。
ボトル形状はなんともセクシーで高級感がある。もし Cono Sur と書いてなければ、3,000円と言われても信じる。
もっとたくさん流通すればいいのにと思う。
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評定: A |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |
2020年1月5日 BLANC
CONO SUR BICICLETA RIESLING
コノ・スル ビシクレタ リースリング |
VINTAGE: 2018 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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ネットで購入した コノ・スル12種12本セット。送料込・税込で12,650円だった。
これまで、シャルドネ と スパークリング・ロゼ
の2種を飲んでいるが、今日は3種めとして「リースリング」を。
外観はごく淡いレモンイエロー。
香りは、リースリングらしいいわゆる石油香が強いが、すっきりとしたイメージ。
ほんのりレモン的な柑橘香も。
味はシャープな酸味がまずあり、それと共に香りに感じた石油あるいはジッポオイルのような風味も広がる。
甘味はほんのりと、ボリューム感はあまりなく、そこに限界を感じるものの、むしろそれゆえにとても洗練された印象を受ける。
余韻として少し苦味が残る。
輸入者が貼り付けた裏ラベルに書かれた味の説明は、次のとおり。
シトラスやオレンジの花の香りがあり、活き活きとした酸と、ほのかな甘みが余韻に残る、
デリケートなスタイルのワインです。
口当たり:やや辛口 適温:6℃〜10℃
合う料理:寿司、キスの天ぷら、焼き鳥(塩)、アンキモなど
シトラスやオレンジの花の香りという表現は思い浮かばなかったが、言われてみればそんな感じがある
(オレンジもシトラス(柑橘)の一種じゃないか、というツッコミは置いておいて)。
デリケートなスタイルというのも、良く言えばその通り。悪く言えばボリュームがないということだが。
今回、かにすき のお供に開けてみたが、概ね良い相性だった。
裏ラベルに推奨されている キスの天ぷら も、確かに良く合いそうだ。ぜひ一緒に食べてみたいものだ。
もう少し甘くべたっとした味を想像していたが、むしろそうでないことに好感を持った。
デイリーワインとしては、申し分のないクオリティ。
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評定: A+ |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |
2020年1月6日 CIDRE
CIDRE 紅玉リンゴ <限定醸造> / NIKKA
シードル こうぎょくりんご <げんていじょうぞう> / ニッカ |
VINTAGE: N.V. |
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JAPAN
日本
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地方:
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地区:
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AOC:
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生産者: ニッカウヰスキー(株)
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販売者: アサヒビール(株)
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昨春に買ったままずっと置いてあった。2019年のニッカシードル「紅玉リンゴ」。
発売日は、4月16日であった。
グラスに注いだ外観は、ごく淡いゴールド。細かな気泡が美しくグラスの中を立ち昇る。
香りは、キリッとした鋭いりんご香。紅玉らしく、酸が立った印象だ。
味わいも非常にシャープ。酸味が甘味よりも強いが、じんわり旨味の余韻が残る。
アルコール分3%。原材料名:リンゴ(日本産)/炭酸、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
2019年4月〜6月までの出荷予定
甘酸っぱい味わいと爽やかな香りが特長の「紅玉(こうぎょく)リンゴ」で醸造しました。糖類・香料・着色料無添加で、
国産リンゴ100%で仕込んだスパークリングワインです。
原料りんごのキャラクターがそのまま出た、爽やかで親しみやすい味わい。
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評定: A |
180ml入り270円 |
購入店: ダイエー(スーパー) |
2020年1月7日 ROUGE
CHATEAU CITRAN / HAUT-MEDOC
シャトー・シトラン / オー・メドック |
VINTAGE: 2011 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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AOP: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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生産者: CH. CITRAN
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輸入者: (株)成城石井
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年末に、ファミリーマートで限定商品として売られていた CITRAN を飲んだ。
Ch.CITRAN の廉価版ともいえるものだ。
今日飲むのは、その本家 Ch.CITRAN(シャトー・シトラン)である。
2011年ヴィンテージということで、ある程度の熟成も期待できる。
外観は、透過性は高いがやや枯れた感じのガーネット色。エッジはややピンクっぽく、意外にも若そう。
香りを嗅いでみると、干しぶどうのような甘酸っぱさに、
土、あるいはキノコ(トリュフ)のようなアロマが混じる。
味は香りに感じた土っぽさに、バニラの甘さがまとわりついている感じ。
タンニンはまろやかでなめらかなタッチ。酸がまだ活きているが、それによりやや落ち着きのない印象も。
飲み込んだ後には、バニラ香の余韻が結構続く。
明らかに廉価版 CITRAN とは実力が違うが、深みの足りないところに限界も感じる。
なお、購入したのは増税前だったので、消費税率8%であった。
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評定: A |
2,473円(本体価格2,290円+消費税183円) |
購入店: 成城石井三番街店(大阪市北区) |
2020年1月12日 BLANC
CONO SUR BICICLETA RESERVA SAUVIGNON BLANC
コノ・スル ビシクレタ・レゼルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン |
VINTAGE: 2018 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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ネットで購入した コノ・スル12種12本セット。送料込・税込で12,650円だった。
これまで、シャルドネ、スパークリング・ロゼ、
リースリング と3種を飲んでいるが、今日は4種めとして「ソーヴィニヨン・ブラン」を。
外観はごく淡いイエローグリーン。
香りは、グレープフルーツや白い花など、すっきり爽やかだが、やや丸い印象。
一般的にソーヴィニヨンにありがちな青草はほぼ感じない。
口に含むと、微かに炭酸のようなピリピリ感を感じる。
味はレモンのようなキリッとした酸と、青りんごのような少し穏やかな酸と苦味。
ジューシー感が適度にある。
輸入者が貼り付けた裏ラベルに書かれた味の説明は、次のとおり。
グレープフルーツやレモンなどシトラスフルーツの爽やかな香りに、ハーブのアロマと瑞々しい酸が楽しめる、
果実味豊かな白ワインです。
口当たり:辛口 適温:6℃〜10℃
合う料理:サラダ、白身魚のカルパッチョ、鮭の塩焼き、寿司など
上記説明のうち、ハーブのアロマはあまり感じなかった。よりジューシーで果実寄りの感じがした。
今回、ふぐ鍋(てっちり)のお供に選んだが、ポン酢の爽やかさには概ね良く合っていた
(注:ふぐ鍋というと贅沢に聞こえるかも知れないが、こちら関西ではふぐはそんなに高くはなく、食べる機会は結構多いのだ)。
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評定: A |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |
2020年1月17日 ROUGE
WILD PUDA SHIRAZ-CABERNET / ESPIRITU DE CHILE
ワイルド・プーダ シラーズ・カベルネ / エスピリトゥ・デ・チリ |
VINTAGE: 2018 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: ESPIRITU DE CHILE
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輸入者: コルドンヴェール(株)
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近所のスーパーで簡単に手に入るチリの安ワイン Wild Puda。
以前からかなり飲んでいるのだが、今日はシラーズ・カベルネの2018年ヴィンテージを飲んでみたい。
外観は非常に濃い青紫。ウェルチのグレープジュースのよう。
ほぼ均一に濃い色だが、エッジはほんのりピンク色。相当に若そうだ。
香りは、べたっと濃い焼き芋のような甘さ、インクのような匂い。
味は、たっぷりとした甘味、強いタンニン。口に入れた瞬間から濃さを実感し、凹凸のない味。
いかにも安いシラーズにありがちな、これでもかという押しの強さ。
平板な甘味に、墨汁や湿布のようなスーッとした感じが加わる。
あまりにもわかりやすく、平板で、深みはない。以前に飲んだ時は、もう少し複雑さがあったように記憶しているが、
今回はがっかり。
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評定: D |
638円(本体価格580円+消費税58円) |
購入店: ダイエー(スーパー) |
2020年1月18日 BLANC
CASILLERO DEL DIABLO CHARDONNAY RESERVA ESPECIAL / CONCHA Y TORO
カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ レゼルヴァ・エスペシアル / コンチャ・イ・トロ |
VINTAGE: 2017 |
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CHILE
チリ
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地方: ACONCAGUA
アコンカグア
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地区: CASABLANCA VALLEY
カサブランカ・ヴァレー
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DO: CASABLANCA
カサブランカ
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生産者: CONCHA Y TORO
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輸入者: コルドンヴェール(株)
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チリの大手コンチャ・イ・トロがつくるカッシェロ・デル・ディアブロ"RESERVA ESPECIAL"シャルドネ。
昨年10月 にまったく同一のヴィンテージを飲んでいるが、それをわかった上でリピート。
ボトル差があるかもしれないし・・というのはタテマエで、単に気に入っているからというのが本音だ。
外観は、やや淡いレモンイエロー。前回のものはもっと粘着性があって、足が長いように感じたのだが、
今回は若干さらっとしているか。
香りは、パインのようなトロピカルフルーツの甘さがあり、苦さも彷彿とさせ、複雑。
若干フリンティなニュアンスも帯びる。
味はまずグレープフルーツ的な苦味と酸味があり、そのベースには香りに感じたパインのようなトロピカルな甘さがある。
しっかりとしたボディの厚み。キレがありながら、甘酸っぱい果実味の余韻が長い。
前回飲んだ時より、ほんの少しだけシャープな印象もあったが、このワインは分厚いという先入観を持って臨んだからかもしれない。
驚異的にお買い得なワインであることには変わりない。
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評定: AA |
1,408円(本体価格1,280円+消費税128円) |
購入店: やまや南吹田店(大阪府吹田市) |
2020年1月24日 ROUGE
CONO SUR BICICLETA RESERVA MERLOT
コノ・スル ビシクレタ・レゼルヴァ メルロー |
VINTAGE: 2017 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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ネットで購入した コノ・スル12種12本セット。送料込・税込で12,650円だった。
これまで、シャルドネ、スパークリング・ロゼ、
リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン と飲んできたが、
今日は赤の「メルロー」を。
外観は濃い青紫で、エッジはピンク。べたっと単調な印象。
香りは、いかにもメルローらしいインクや絵の具のような匂いと、土臭さ。
黒っぽい果実香も。
味は意外にも甘みが穏やかで、タンニンは繊細。
酸も大人しめ。但し、時間が経つとチョコの甘さやバニラ風味が出て来る。
皮革っぽい動物臭も。
輸入者が貼り付けた裏ラベルに書かれた味の説明は、次のとおり。
熟したプラムやブラックベリーの香りに、チョコレートやトーストのニュアンスがあり、
なめらかなタンニンと長い余韻が楽しめる赤ワインです。
ボディ:フルボディ 適温:16℃〜18℃
合う料理:ヒレステーキ、ハッシュドビーフ、ボロネーズ、チーズなど
もっともっと力強く甘い味を想像していたが、適度に引き締まって気品がある。
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評定: B |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |
2020年1月25日 ROUGE
CONO SUR BICICLETA RESERVA CABERNET SAUVIGNON
コノ・スル ビシクレタ・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン |
VINTAGE: 2017 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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ネットで購入した コノ・スル12種12本セット。送料込・税込で12,650円だった。
これまで、シャルドネ、スパークリング・ロゼ、
リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、
メルロー と飲んできたが、今日は赤の「カベルネ・ソーヴィニヨン」を。
外観はやや淡いガーネット色で、エッジはピンクからオレンジへのグラデーション。
グレナデンシロップを濃くした感じ。
香りは、皮革、黒果実、木材(但し、新建材っぽい)など。やや落ち着きには欠ける。
味は意外にも酸のアタックが強めで、タンニンはしなやか。赤っぽい果実味があるが、
カベルネらしい落ち着きも感じられる。余韻は短め。
輸入者が貼り付けた裏ラベルに書かれた味の説明は、次のとおり。
鮮烈なカシスやブラックベリー、チェリーなどの香りと、微かなトースト香が感じられるエレガントで深い味わいのワインです。
ボディ:フルボディ 適温:16℃〜18℃
合う料理:サーロインステーキ、熟成したチーズ、パスタなど
トースト香はわかりづらかったが、確かにそんな感じはある。トーストに少しバターを塗った感じか。
チリのカベルネというと、もっとドーンと力強く、
甘くてこってりした味のものが少なくないが、このワインはエレガントさもあり、さすがコノ・スルと言えよう。
なお、昨日飲んだメルローなどもそうだが、輸入者の貼り付けた裏ラベルに VALLE CENTRAL の文字はあるが、
D.O.表記はどこにもない。
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評定: A |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |
2020年1月26日 ROUGE
CONO SUR BICICLETA RESERVA PINOT NOIR
コノ・スル ビシクレタ・レゼルヴァ ピノ・ノワール |
VINTAGE: 2017 |
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CHILE
チリ
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: VINA CONO SUR
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輸入者: (株)スマイル
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ネットで購入した コノ・スル12種12本セット。送料込・税込で12,650円だった。
これまで、シャルドネ、スパークリング・ロゼ、
リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、
メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン と飲み進めてきたが、
今日は赤の「ピノ・ノワール」を。
外観は極めて薄い暗赤色。ルビー色というほど明るさはなく、ガーネットというほど濃くも暗くもない。エッジはピンク色で若々しい。
香りは、乾いた赤ベリー系。即ち、ドライチェリーあるいはドライラズベリーといった感じをベースに、
少し皮革や土のニュアンスが混じる。
味はウメのような酸のアタックが強いが、厚みはなく、からっとさらっとしたタッチ。
タンニンは非常にしなやか。甘さは弱い。香りの印象では、ドライフルーツを口に含んだ時に広がるフレーバーのような枯れた感じだったが、
飲んでみるともう少し生っぽいラズベリーの味わい。
酸主体で甘味は弱いと思いきや、飲み込んだ後の余韻にそこはかとない甘さがあり、そこで初めてチリを感じる。
それまでは、非常にブルゴーニュ的で上品だと感じた。
輸入者が貼り付けた裏ラベルに書かれた味の説明は、次のとおり。
鮮烈なチェリー、プラム、ストロベリーの香りに、トーストのニュアンスがある、複雑で豊かな味わいの赤ワインです。
ボディ:ミディアムボディ 適温:14℃〜16℃
合う料理:地鶏のロースト、ヒレカツ、マルゲリータ、鰻の蒲焼など
地鶏のローストとか、マルゲリータは確かに合うだろう。
今日我が家では、鴨鍋(今月2度目)のお供としてこれを選んだが、少しワインが負けていた。ここまで繊細だとは思わずに選んだのが敗因。
なお、昨日飲んだカベルネなどは裏ラベルに VALLE CENTRAL と書いてあるのにも拘わらず、正式なD.O.表記がなかったのだが、
このピノには、そもそも CHILE としか書いてない。
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評定: A |
12本セット12,650円(1本あたり1,054円相当) |
購入店: リカーショップ LE COLLIER(JRE MALL) |