利酒日記 kikizakenikki

2021年02月


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2021年2月17日 SPARKLING
LONGITUD BRUT
ロンジチュード ブリュット
VINTAGE: N.V.
Longitud Brut CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: BODEGAS Y VINEDOS DE AQUIRRE 輸入者: (株)オーバーシーズ
review
 カルディコーヒーファームで売られているチリの泡。 この造り手は、他のワインを飲んだ時に非常にコストパフォーマンスが高かったので、 大きな期待をして飲む。

 外観はほんのり淡いイエロー。多量の細かな気泡が美しく立ち昇っている。
 香りは、グレープフルーツのような爽やかな柑橘香と、シャルドネらしいミネラルを感じさせるような深みがある。
 口当たりはキリッとシャープ。しっかりと苦味。キレが良いのに、じんわり旨みがある。

 やはり期待したとおり、いや、期待以上の内容であった。
 千円未満でこれだけ飲みごたえのあるスパークリングは貴重。リピートしたくなる高C/Pワインだ。
評定: A 価格 992円(本体価格902円+消費税90円) 購入店: カルディコーヒーファーム江坂店(大阪府吹田市)
2021年2月21日 ROUGE
WILD PUDA SYRAZ-CABERNET / ESPIRITU DE CHILE
ワイルド・プーダ シラーズ・カベルネ / エスピリトゥ・デ・チリ
VINTAGE: 2020
Wild Puda Syraz-Cabernet 20 CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: ESPIRITU DE CHILE 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 近所のスーパーでいつでも入手できるチリワイン、Wild Puda。
 今日は、2020年ヴィンテージのシラーズ・カベルネを紹介。

 外観はごく淡い青紫色で、エッジはピンク。もっとべたっと濃いものを想像していたのに、それほどでもない。
 香りは、プルーンのような黒果実香に、ハッカや墨汁みたいなスーッとした感覚が少し混じる。 但し、基本はべたっと濃い果実である。
 味は酸がジューシーで、タンニンはやや粗く粉っぽい。甘みがとろっと強く、 コク深い。見た目は少々ライトだったが、やはり味はしっかりしている。

 前回飲んだのは、1年以上前に 2018年ヴィンテージ。 その時と味の基本線は変わっていないものの、今回の方がやや繊細さも感じられた。
評定: C 価格 638円(本体価格580円+消費税58円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2021年2月28日 ROUGE
LES HAUTES DE LA VERRIERE / BORDEAUX
レ・オート・ド・ラ・ヴェリエール / ボルドー
VINTAGE: 2016
Les Haute de la Verriere 16 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: CH.LA VERRIERE 輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 成城石井で売られている安ボルドー Les Hautes de la Verriere。 以前に何度か飲んでいる Ch.La Verriere(ヴェリエール)のセカンドワインらしい。

 外観は輝きのあるガーネット色で、いかにもボルドー。但し、エッジはピンク色でまだ若そうに見える。
 香りは赤果実と黒果実が混じり合い、さらに土も感じるような、適度に若く、適度に熟成感がある。 タンニンはしなやかで、酸は丸い。 どうやら元々あまり力がなく、これ以上の熟成のポテンシャルはなさそうだ。

 力不足といっても、入手価格からすればこんなものだろう。いや、十分すぎる実力である。
評定: C+ 価格 1,419円(本体価格1,290円+消費税129円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)

本日までで・・・今月合計3本/今年合計8本/当日記累計1979本
今月のワイン投資額・・・3,049円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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