利酒日記 kikizakenikki

2025年02月


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2025年2月28日 ROUGE
BELLE COTE / MEDOC
ベル・コート / メドック
VINTAGE: 2020
Belle Cote 20 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区: MEDOC
メドック
AOP: MEDOC
メドック
生産者: BORIE-MANOUX 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 メドックの BELLE COTE 2020年ヴィンテージ。
 ハーフボトルとはいえ、MEDOC なのに638円。 何かの間違いではないかと思いながら、だまされたと思って買ってみた。

 外観はごくごく薄いルビー色。 薄いという表現はワインを評する言葉としては好ましくないが、それをあえて使いたくなるくらいに色がない。
 香りは赤果実中心で軽い。ここまで、本当にボルドーなのか?という印象。 香りそのものが弱く、力がない。
 味は丸い酸が中心で、パンチもなければ、コクもない。甘みも乏しい。

 廉価版のメドックというのはどんなものだろうか?という興味本位で買ってみたが、 メドックらしくないどころか、これが本当にボルドーか?と聞きたくなる。
 裏ラベルに書かれた説明は、次のとおり。
 深いガーネット色。小さな赤い果実のアロマと、しっかり、はっきりとした味わい。力強い後味をお愉しみ頂ける1本です。
 ここまできて気づいたのは、劣化していたのではないかということ。 イヤな風味もなかったし、ただ力ない味だっただけ。だまされたというより、やっぱりそうかという感想。
 ということで、評価はしないほうがいいだろう。
評定: 不能 価格 638円(本体価格580円+消費税58円) 購入店: やまや南吹田店(大阪府吹田市)

本日までで・・・今月合計1本/今年合計2本/当日記累計2127本
今月のワイン投資額・・・638円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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