2006年12月10日[2]
No.1001: カクテルパートナー ストロベリーワインクーラー <冬の限定缶> / アサヒ
かくてるぱーとなー すとろべりーわいんくーらー <ふゆのげんていかん> / あさひ
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今日の2本目。伊勢の地ビールを飲んだ後は、新製品も。
5日発売のアサヒ・カクテルパートナー、冬の限定缶。
2種あるが、ゴールドワインスパークリングのほうは、大幅フライングで既に10月に飲んだ。
今日はもうひとつのストロベリーワインクーラーを。
色は濃いめのピンクというか、淡い赤で透明感がある。
香りは、キャンディのように甘そうなイチゴ香。
味も香りの印象のまま、飴を口に頬張ったような"イチゴ感"。
ただ、甘すぎるということはなく、適度なフルーティさだと言える。
しかし、ワインクーラーといいながら、ワインの感じは乏しい。
果汁1%。アルコール分5%。原材料
:ストロベリーリキュール、赤ワイン、ストロベリー果汁、糖類、酸味料、カラメル色素、アントシアニン色素、香料。
「赤ワインにストロベリー果汁を加えソーダで割った、スッキリした味わいのワインカクテルです。」
この冬、各社から出ているストロベリーテイストカクテルやチューハイの中では、
これが一番甘くて味がはっきりしている。カクパーらしくて良いと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月11日[1]
No.1002: −196℃ チェリースパークリング <冬限定> / サントリー
まいなす196ど ちぇりーすぱーくりんぐ <ふゆげんてい> / さんとりー
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明日12日が発売日となっている-196℃の冬限定品。おそらく今年最後の-196℃と思われる。
グラスに注いだ色は、極めて淡いピンク。文字通り桜色と言っていい。
香りはツンと気高く、かつ、可憐なチェリー香。桜の花片の砂糖漬けのようでもある。青臭さがかなりあって、リアル。
味もキュンと甘酸っぱく、透明感のある味。ダラダラしたところがなく、テンションは高い。
炭酸の刺激と相まって、後味もキリッとしている。
アルコール分5%。原材料名:チェリー(さくらんぼ)、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素、
炭酸ガス含有。チェリー浸漬酒使用。「山形産チェリーを瞬間凍結。チェリーのさわやかで甘酸っぱい
おいしさです。」
このところ-196℃の新製品には惰性のようなものが感じられていたが、
今回はまた緊張感を盛り返したような気がする。チェリーというフレーバーを使ってここまでキリッと仕上げたのは
見事。ただ、なぜ春〜夏ではなく、冬なのだろう。そこだけが疑問だ。
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チューハイ |
2006年12月11日[2]
No.1003: ラ・カクテル 梅酒スパークリング 白 / 合同酒精
ら・かくてる うめしゅすぱーくりんぐ しろ / ごうどうしゅせい
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11月29日にGODOから出たラ・カクテルシリーズの新顔、梅酒スパークリング。
白とロゼの2種があるが、まずは白から。
グラスに注いだ色は、濃いめのゴールド。スパークリングワインよりは若干濃い感じ。
香りは予想に反して梅酒っぽくなく、マスカット香がする。
味はそのぶどうの感じに、少し尖った酸が加わる。そこに初めて梅酒っぽさがかいま見える。
飲み進めると、その梅らしい酸がどんどん意識されるが、それでも、
ぶどう果汁のようなやさしい甘さも並立している。
後味にもふんわり甘味が残りながら、酸味と炭酸のおかげで、キレはよい。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:シャルドネ果汁、醸造アルコール、
梅酒、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、カラメル色素。
シャルドネは、ワインにすると柑橘系の香りやキリッとした酸が特徴的だが、
果汁のまま使うと、極めて糖度が高くやさしい味わいになる。
そこに梅酒をぶつけるという斬新な発想だが、斬新すぎて、ストーリー性は感じられない。
パッケージはゴールドと黒を基調とした格調高くハイセンスなデザインで、
およそGODOらしくない(ゴメンナサイ)。店頭でも映える。
ほとんど売られているのを見ないのが残念。私は、普段から比較的GODO製品が多く仕入れられている
イオン系のお店に狙いを定めて探しに行って、getした。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月12日
No.1004: ウィンター カクテル ストーリー 苺のくちづけ / メルシャン
うぃんたー かくてる すとーりー いちごのくちづけ / めるしゃん
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先日三重県のほうに出張した折にたまたまコンビニ(サークルK)に寄ったら、売られていた。
仕事中にもかかわらず、即ゲットした。シャンパンを使ったカクテルだという。
メルシャンのサイトには、今日現在まだ掲載されていない。
サークルKサンクスのサイトにも情報はない。
いったいどの範囲の限定商品なのだろう。謎である。
色はいかにもイチゴらしい赤(写真では変に写っているが)。この冬は、ストロベリーフレーバーの缶カクテルが各社からいくつか出されているが、
これは色が一番濃い部類に属する。
香りにも腰がある。イチゴの甘酸っぱさが惜しげもなく強調され、
かなり濃いめのイチゴ香。ただ、実際のイチゴから緑臭さを取り去った感じではある。
味もたっぷり甘酸っぱい。ジューシーな味わいだが、
炭酸とアルコールのおかげで、後味はスッキリ。なかなか見所のある缶カクテルだ。
果汁6%。アルコール分5%。原材料:苺・醸造用アルコール・シャンパン・ワイン・糖類・香料・
酸味料・アントシアニン色素。「フランス生まれの高貴なシャンパンが、あま〜い苺に一目ぼれ。
そっとくちづけを交わしたら、胸焦がす甘酸っぱいカクテルが生まれました。
爽やかな香りと酸味が魅力のシャンパンを使用したカクテルです。」
「総アルコール量の1%にシャンパンを使用しています。」
一目ぼれ、とか、くちづけ云々のコピーは、きっと男性が考えたんだろうね。
こんなクサくて、こっぱずかしい台詞、思いついたとしても女性は採用しないでしょ?
と男性である私ですら思う。
ところで総アルコール量の1%がシャンパンって、つまり5%の1%だから、
0.05%ということ。1Lに対して0.5cc。1,500Lの製品に対してシャンパン750ccボトル1本という計算になる。
それにどれほどの意味があるのだろう。こうして缶に記載できるという意味しかないだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月13日
No.1005: カジュアルバー 角切り杏仁豆腐といちごのカクテル / 安曇野食品工房
かじゅあるばー かくぎりあんにんどうふといちごのかくてる / あずみのしょくひんこうぼう
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ストローで飲むカジュアルバーのシリーズに新顔登場。LAWSON限定らしい。
2種あるが、まずは杏仁豆腐の入った摩訶不思議ないちごのカクテル。
あまり水気がないなあと思いながら、グラスに開けてみると、
ゲル状でドロドロしている。色はややオレンジっぽいピンク。その中に白い角切り杏仁豆腐が入っている。
匂いも確かに杏仁豆腐だ。いちごの甘酸っぱい香りもあるが、それほど強くない。
朝食用飲むゼリーみたいにドロッとした食感。飲んでいるというより、食べている感覚。
とてもアルコール飲料とは思えない。まさにデザートとして楽しめる。
果汁12%。アルコール分2%。原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、
いちご、ウォッカ、濃縮乳、杏仁霜、糊料(増粘多糖類)、
香料、酸味料、乳酸Ca、野菜色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
容量/リキュール182ml、固形分28ml。製造者:安曇野食品工房(株)、長野県松本市大字笹賀5652。
「ウォッカにストロベリー果汁と杏仁豆腐を加えた中華風のカクテルです。」
カクテルに中華風という言葉がつくとはまさに珍妙。
私はおいしいと思ったけれど、これ、どれほど売れるんでしょうかね。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月14日[1]
No.1006: ラ・カクテル 梅酒スパークリング ロゼ / 合同酒精
ら・かくてる うめしゅすぱーくりんぐ ろぜ / ごうどうしゅせい
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11月29日にGODOから出たラ・カクテルシリーズの新顔、梅酒スパークリング。
先日「白」を飲んだが、今日はもう一つのロゼ。
グラスに注いだ色は、淡いサーモンピンク。
見た目に炭酸は少なく、スパークリングワインほど気泡は立ち上らない。
香りはチェリーのようでもあり、イチゴのようでもある。赤いかき氷シロップの匂いにちょっと似ている。
味はふんわりと甘く、ぶどう果汁を感じさせる。酸は梅酒らしいとも言えるし、
赤ワイン的だとも言える。ぶどうのタンニンと思われる渋みが、唇の裏に少し引っかかる。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:カベルネソーヴィニヨン果汁、醸造アルコール、
梅酒、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、カラメル色素、アントシアニン色素。
パッケージは光沢のあるロゼ(バラ色)と黒を基調とし、金色の文字を配している。
こちらももう1種の「白」に負けず劣らずゴージャスなデザイン。なかなか気合いが入っている。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月14日[2]
No.1007: 黒あまチューハイ ライチ / メルシャン
くろあまちゅーはい らいち / めるしゃん
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11月21日発売の黒あまチューハイ・ライチがやっと手に入った。
たまにしか行かないスーパーまで念のため足を伸ばしてみたら、発見。
なんと残り3本だけだった。それ以外のお店ではまったくお目にかかったことがない
のだから、いかに仕入れている店が少ないか。
グラスに注いだ色は、ごく淡いゴールド。
香りはライチ、ど真ん中ストライク。
味もライチのやさしい甘さが活きている。おそらく黒糖の甘さとうまくシンクロしているため、
焼酎臭い感じはない。炭酸のピリピリ感が最後を締めるので、甘ったるい感じはしない。
果汁1%。アルコール分5% <うち黒糖焼酎比率4.5%>。
原材料:ライチ・醸造用アルコール・黒糖焼酎・果糖ぶどう糖液糖・
黒糖・酸味料・香料。
『「れんと」蔵元の奄美大島開運酒造とメルシャンがコラボレーション。
奄美産黒糖焼酎を使用したチューハイです。黒糖のほんのりした甘さを活かし、
人気の果実と合わせ、絶妙な味わいに仕立てました。』
これほどストレートにライチらしいライチチューハイも珍しい。結構女性受けも良さそうだし、
コンビニでも仕入れてくれればいいのに。
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チューハイ |
2006年12月15日
No.1008: ウィンター カクテル ストーリー 白桃のささやき / メルシャン
うぃんたー かくてる すとーりー はくとうのささやき / めるしゃん
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まだメーカーサイトにも載っていないメルシャンのウィンターカクテルストーリー。
全部で何種あるのかわからないが、私がみつけたコンビニでは2種しかなかった。
先日「苺のくちづけ」のほうを飲み、今日はもう一つの「白桃のささやき」。
グラスに注いだ外観は白濁して、いかにも桃果汁の色。
香りもやさしい桃の香りだが、なぜかマンゴーみたいな感じもある。
甘味が強く、ふんわりした味わいだが、炭酸を強く感じるので、
だらだらとした甘さではない。
果汁8%。アルコール分5%。原材料:白桃・醸造用アルコール・シャンパン・ワイン・糖類・酸味料・香料
・酸化防止剤(ビタミンC)。「フランス生まれのシャンパンに、
桃色に染まった頬寄せて、白桃が愛の言葉をささやいたら、魅惑のカクテルが生まれました。
豊かな味わいとほのかな甘さが魅力のシャンパンを使用したカクテルです。」
「総アルコール量の1%にシャンパンを使用しています。」
「苺のくちづけ」のほうのコピーも恥ずかしかったが、
こっちのコピーはキーボードを打っているだけで赤面ものである。
まだ見たことがないけど、駅貼り用のポスターとか、雑誌広告なんかには、
このコピーの一部が使われたりするんだろうな、と思うと、
やりきれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月16日
No.1009: カジュアルバー 角切りブラッドオレンジゼリーともものカクテル / 安曇野食品工房
かじゅあるばー かくぎりぶらっどおれんじぜりーともものかくてる / あずみのしょくひんこうぼう
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ストローで飲むカジュアルバー・シリーズの新顔。LAWSON限定らしい。
2種あるうち、先日「杏仁豆腐といちごのカクテル」を飲んだが、今日はもう一方を。
本来グラスに移すものではないがあえて移してみると、
まるでイクラか、あるいは何かの卵みたいで、少し不気味。やっぱりカップ入りのままストローで
飲むべきだった。
香りは「桃」と言われればそんな感じもなくはないが、
ポリエチレンの袋か、ボンドか、化粧ボードみたいな人工的な匂い。容器の匂いが移ってるんだろうか。
角切りブラッドオレンジゼリーを食べれば、それなりにフルーティな味はするが、
爽やかさは皆無。後味にもスッキリ感はない。
果汁25%。アルコール分2%。原材料名:果実(もも、ブラッドオレンジ)、
果糖ぶどう糖液糖、ウォッカ、濃縮白ワイン、糊料(増粘多糖類)、
酸味料、香料、着色料(野菜色素、カロテノイド)、酸化防止剤(ビタミンC)、
pH調整剤、乳酸Ca。
容量/リキュール182ml、固形分28ml。製造者:安曇野食品工房(株)、長野県松本市大字笹賀5652。
「ウォッカに桃果汁とブラッドオレンジゼリーを加えた冬にぴったりのカクテルです。」
想像していた以上に奇抜で何とも形容しがたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月17日
No.1010: カルピスサワー 伊予柑 / カルピス
かるぴすさわー いよかん / かるぴす
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11月27日発売のカルピスサワーの新顔。
カルピスサワーは、いつもだいたいLAWSONで入手するのだが、今回はいつまでたっても入荷しない。
もちろん他の店も探し回っていたが、まったく見つからなかった。
時々しか寄らないファミマを今日覗いてみたら、こっちに入荷していた。
色はカルピスの白と伊予柑が混ざり、いわばパステルオレンジ
(もちろん、果汁だけでこの色ができているわけではなく、色素が使われているのだが)。
香りは苦そうで酸っぱそうで甘そうで、まさに伊予柑の雰囲気が出ている。
もちろんカルピスの香りも。
味は苦味がかなり目立つが、ジューシーさがあり、乳酸飲料のまろやかさとうまくマッチしている。
喉に引っかかりを感じるのも、カルピスサワーならではの特徴。
アルコール分4%。果汁1%。原材料名:いよかん果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、
ウォッカ、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、パプリカ色素、
カロチン色素、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
冬らしく雪の結晶がちりばめられたパッケージデザインもかわいい。
私の生活圏内にある多くのコンビニでまだ仕入れられていないのは、
これの前に出た「完熟りんご」のほうの評判がとても良いからだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月18日
No.1011: CALPIS BARTIME カルピス カシス&ベリー / カルピス
かるぴすばーたいむ かるぴす かしす あんど べりー / かるぴす
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11月20日に発売されたCALPIS BARTIMEの新作。
これも発売当初は見つからなくて、探し回っていたのだが、
発売日から2週間過ぎた今月4日に、仕事の移動中に都心のコンビニ(ファミマ)で発見、入手したもの。
なんとなく開ける機会がなく冷蔵庫に眠っていた。昨日カルピスサワーを飲んで、「あっ、そういえば」と思い出した。
まず、缶を開けた瞬間に、もわっとカシスの香りが漂ってくる。
色は苺のムースというか、水ようかんというか、ういろうというか。白みの強いピンク。
キュンと甘酸っぱいベリー香。イチゴだろうか、ラズベリーだろうか。
味もそのベリーとカルピスの相乗効果でとても甘酸っぱい。
うまくカルピスの特徴が活かされたカクテルだと言える。
アルコール分4%。果汁2%。原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、カシスリキュール、
果汁(いちご、パインアップル、ブルーベリー)、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
アントシアニン色素、コチニール色素。
「世界No.1バーテンダー石垣氏が考案したオリジナルカクテルです。「カルピス」と
「ミルクスピリッツ」をベースにカシスとベリー(ストロベリー・ブルーベリー)を組み合わせた
甘酸っぱい味わいです。」
酸味が結構きいているので、てっきりラズベリーが使われているのかと思ったが、そうではなかった。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月20日
No.1012: 果実きわだつチューハイ りんご(2006年11月リニューアル品)/ 宝酒造
かじつきわだつちゅーはい りんご / たから
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タカラの果実きわだつシリーズが新しくなった。
事前に告知もなかったので、正式な発売日は不明だが、
同社のサイトでは11月14日付けのNewsで「リニューアル新登場」となっている。
これまで、期間限定品を除き6種
(レモン、グレープフルーツ、
ブルーベリー、りんご、
マスカット、ライチ)あったものが、
3種に絞り込まれている。端的に言って売上げ不振ということだろう。
色はほぼ無色だが、わずかに黄色っぽく色づいている。
香りは結構しっかりりんごの蜜のような感じと、その奥に酢酸の匂いがする。
口当たりはスキッと軽快。確かにりんごフレーバーなのに、甘味は弱い。
酢酸系の酸味がしっかりある。
アルコール分4%。果汁5%。原材料:りんご果汁、りんご酢、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
「果実きわだち仕立て 果実のお酢をブレンドすることで、果実のおいしさをさらにきわだたせています。」
以前の製品と比べて、アルコール度数が1度下がった。サイトの説明によると、
果実酢がアップしたようである(100mlあたり果実酢550mg)。確かにお酢の感じが強まったみたいだ。
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チューハイ |
2006年12月21日
No.1013: おいしいチューハイ もも / 宝酒造
おいしいちゅーはい もも / たからしゅぞう
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こちらもいつの間にか発売されていた、タカラ・おいしいチューハイの新顔。
正式な発売日は不明だが、
同社サイトでは11月28日付けのNewsで「新登場」となっているから、
もう1ヶ月近くたつ。
当然私はずっと探し回っていたが、
おいしいチューハイのシリーズそのものを扱っているお店があまり多くないし、
扱っているお店でも、ももは入荷していなかった。
本日、ようやくダイエーで発見した。
色はかなり黄色っぽく、
いかにも桃果汁というか、リンゴ果汁にも似ている。
香りは、このシリーズに共通だが、あえて強調していない、素材感を前面に出したナチュラルな香り。
味は桃缶詰の汁のようなものを想像していたが、
もっとスッキリしていて、シャープな口当たり。
甘味が抑えられている結果、後味もクリアで、くどさやまったり感はない。
果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:もも(果汁、ピューレー)、
スピリッツ、香料、酸味料、ビタミンC。「もも果汁50%使用。
もも本来のおいしさが贅沢に味わえるお酒です。」
「もも食感」と銘打たれてもいるし、果汁&ピューレー50%使用ならば、もっとドロッとしていてもよさそうなものだが、
ここまでクリアに仕上げているのは、まさにタカラならではの特徴だろう。
その点は高く評価したい。
しかし、缶のイメージで中身を想像しつつ買った人には、
期待外れだったと思われかねない。その辺り、もしかすると戦術を誤ったかもしれない。
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チューハイ |
2006年12月22日
No.1014: 天然水割り さつま美人 黄金千貫 / 福徳長酒類
てんねんすいわり さつまびじん こがねせんがん / ふくとくちょうしゅるい
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合同酒精を中核企業とするオエノングループに属する福徳長酒類から11月28日に発売となった
芋焼酎「さつま美人」の水割り缶。
実はこの商品、私はノーマークだったのだが、
先日東京に日帰り出張した帰り、いつものとおり新幹線車内で飲むビールを調達するために立ち寄った
東京駅構内のコンビニで発見し、購入したもの。
グラスに注ぐと、外観はもちろん無色透明。
さつまいもらしくふわっと甘い香りが立ち、芋焼酎ファンにはたまらないところ。
味は比較的ピュアで雑味がなく、それでいてアルコール感がしっかりあるので、
飲み応えがある。飲み込んだ後にもふわっと芋の香りが残るが、臭みとか嫌みがない。
「さつま美人」の名のとおり、立ち姿の美しい酒。
アルコール分10%。原材料:さつまいも・米麹。鹿児島県産黄金千貫使用。黒麹仕込み焼酎。
私は年に4〜5回くらいは大阪−東京を往復(だいたい日帰り)しているが、
帰路の2時間半は、ビールと缶チューハイをお供に過ごすことが多い。
たまにはこういった水割り商品もいいと思うが、列車の揺れで酔いが進みそうではある。
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チューハイ・カクテル等 |
2006年12月24日
No.1015: 果実きわだつチューハイ マスカット(2006年11月リニューアル品)/ 宝酒造
かじつきわだつちゅーはい ますかっと / たからしゅぞう
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新しくなった果実きわだつシリーズ。先日りんごを飲んだが、
きょうは2種目のマスカット。正式な発売日は定かではないが、
タカラのサイトでは、
11月14日付けで登場している。
まず外観は無色透明。炭酸水のよう。香りはやわらかいマスカット香だが、
ほのかに酢の感じがある。
口当たりもやわらかだが、甘味と共に、確かに酢酸の酸っぱさがある。
最初はあまり気づかなかったものが、だんだん酸味が口の中に残るようになってくる。
アルコール分4%。果汁5%。
原材料:マスカット果汁、ぶどう酢、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
「果実きわだち仕立て 果実のお酢をブレンドすることで、果実のおいしさをさらにきわだたせています。」
このシリーズはこれまであまり売れていなかったせいか、リニューアルしても
扱うお店がとても少ない。普通のチューハイとは一線を画す特徴ある製品なのに、残念だ。
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チューハイ |
2006年12月25日
No.1016: 果実きわだつチューハイ ブルーベリー(2006年11月リニューアル品)/ 宝酒造
かじつきわだつちゅーはい ぶるーべりー / たからしゅぞう
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新しくなった果実きわだつシリーズ。3種のうち既にりんごと
マスカットを飲み、今日は最後のブルーベリーを。
まず外観はやや赤みの勝る淡い紫色。
香りはかなり甘そうだが、まさにブルーベリーそのもの。果実酢を使っているこのシリーズの中では、
一番酢の感じが弱いとは思うが、確かに酢酸系の香りはある。
味は香りの印象ほど甘くはなく、スッキリした口当たり。
果実酢の酸味がうまい具合に働いて、爽やかな味わいと言える。
後味もほどほどにシャープ。
アルコール分4%。果汁3%。
原材料:ブルーベリー果汁、果実酢(ブルーベリー)、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、野菜色素。
「果実きわだち仕立て 果実のお酢をブレンドすることで、果実のおいしさをさらにきわだたせています。」
このシリーズは以前の6種から今回3種へと、一気に半減している。おそらく売上の上位3種を
残したのだろうと思われる。
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チューハイ |
2006年12月26日
No.1017: 銀河高原ビール ヴァイツェン(2006年11月22日リニューアル品)
ぎんがこうげんびーる う゛ぁいつぇん
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銀河高原ビールの経営が行き詰まり、会社が清算されたのが昨年。
以前からOEMの供給元として生産してきた東日本沢内総合開発(株)が事業を承継したが、
製品ラインナップはかなり絞り込まれた。このヴァイツェンは、いわば草分け的商品。
今年5月18日から「ヴァイツェンスターボトル」というびん入り商品の販売が開始され、
11月22日には、この缶入り商品も復活となった。
泡はかすかにベージュに色づいている。非常に力があり、泡持ちもよい。
液色は濃厚な蜂蜜のようにオレンジがかり、濁っている。
バナナ、パパイヤ、オレンジなど、トロピカルで甘い香りが特徴。
口当たりはキュンと甘酸っぱく、フルーティ。
苦味もあるが、適度。エールらしい芳醇さが持ち味だから、
国産大手のピルスナーにしかなじみのない人だと、かなり甘いと感じるかもしれない。
アルコール分5%。原材料:麦芽100%(小麦・大麦)、ホップ。製造者:東日本沢内総合開発(株)。
「芳醇な香り 豊かでコクのある味わい 南ドイツ伝統の無濾過ビール」
生きた酵母が入っているので、飲むときには缶を一、二度、上下に反転させてからグラスに注ぐと良い。
間違っても缶のまま飲んではいけない。
ゆったりと時間を楽しみたいときにぴったりのプレミアムビールだ。
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ビール |
2006年12月27日
No.1018: 粋生チューハイ レモン味 / インターナショナル・ブランズ・ジャパン(輸入)
いきいきちゅーはい れもんあじ / いんたーなしょなる・ぶらんず・じゃぱん(ゆにゅう)
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未入手の新製品がまだあるが、とりあえず手持ちの在庫を賞味することにする。
もう何ヶ月も前に購入したものだが、今日まで開ける機会がなかった。
全国の酒販店が共同で設立した仕入れ会社
インターナショナル・ブランズ・ジャパン(IBJ)
が企画し、韓国で生産しているチューハイ。
IBJに加盟している大阪の酒の楽市
というお店で入手した。
まず外観は無色透明。香りはキリンレモンだろうか、リボンシトロンだろうか、
とにかくとてもクラシカルで、ある意味人工的なレモン香。
味も適度にジューシーでありながら、
昔懐かしいチューハイといった感じ。特に果汁感を強調するでもなく、
かといって本格的な飲み応えがあるわけでもない。
もちろん昔のチューハイなら、もっとアルコール感が強かっただろうが、
軽やかに仕上げているところは今風だ。
アルコール分5%。原材料:レモン果汁、醸造用アルコール、コーンシロップ、
酸味料、香料。原産国:韓国。輸入者:インターナショナル・ブランズ・ジャパン(株)。
同じIBJによる発泡酒や新ジャンルに「粋生(いきなま)」というシリーズがあるが、
こちらは同じ字を書いて、粋生(いきいき)チューハイと読ませる。レモン果汁を使っているのに、
含有率が記載されていないのが不思議だ。
入手価格は、驚きの79円。低価格品が売れている風潮にマッチした製品だ。
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チューハイ |
2006年12月29日
No.1019: 粋生チューハイ グレープフルーツ味 / インターナショナル・ブランズ・ジャパン(輸入)
いきいきちゅーはい ぐれーぷふるーつあじ / いんたーなしょなる・ぶらんず・じゃぱん(ゆにゅう)
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全国の酒販店が共同で設立した仕入れ会社
インターナショナル・ブランズ・ジャパン(IBJ)
が企画し、韓国で生産しているチューハイ。
IBJに加盟している大阪の酒の楽市
というお店で入手した。
既にレモンを飲んだが、今日はもう一つのグレープフルーツを。
外観はかすかに白濁。香りはアクエリアスのよう。軽やかで苦そうなグレフル香。
味は甘さがさらっとして、口当たりは柔らかい。
アルコール感も強くないので、すいすいと飲める。
アルコール分6%。原材料:醸造用アルコール、コーンシロップ、
酸味料、炭酸カルシウム、DL-アラニン、香料、液化炭素。原産国:韓国。輸入者:インターナショナル・ブランズ・ジャパン(株)。
入手価格は、79円。この値段なら、何も文句はない。
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チューハイ |
2006年12月30日
No.1020: タカラCANチューハイ WMIX 瀬戸内産レモン&白桃 <中国・四国限定> / 宝酒造
たからかんちゅーはい だぶるみっくす せとうちさんれもん あんど はくとう <ちゅうごく・しこくげんてい> / たからしゅぞう
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新製品を優先していると、どうしても古いものが残ってしまう。
といっても、これは入手後たかだか1ヶ月程度。しかし、発売は6月だったので、
もう半年経ってしまっている。
WMIXの中四国限定品のリニューアル版(旧製品は、こちら)。
スーパーで偶然手に入ったものだ。
外観はほんのり黄色っぽく、濁っている。
香りは、はちみつのようにやさしく甘い。柑橘の鋭さはあまりない。
味は柔らかな甘さと、レモンの酸がバランスよく並立。アルコール感は強くなく、
後味はスッキリ。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:レモン果汁(瀬戸内産)、白桃果汁、スピリッツ、高果糖液糖、酸味料、香料。
旧製品に対する自分自身のコメントを改めて読んでみて、
ちょっと驚いた。
旧製品のほうがもっと鋭くて、こちらのほうがやわらかく甘い感じなのだ。私の味覚のブレかもしれないし、
本当に味わいが変わったのかもしれない。
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チューハイ |