2007年3月21日
No.1121: JOY@BAR ワインソーダ ロゼ / メルシャン
じょい あっと ばー わいんそーだ ろぜ / めるしゃん
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昨日20日発売のメルシャンのワインソーダ。
既に昨日、白を飲んだが、今日はもう一つのロゼ。
ロゼというよりかなり紫っぽい色。薄いグレープソーダのよう。
炭酸の気泡はそれほど持続しない。
香りもグレープジュースみたいな甘さと酸を感じさせる。
味は甘味が強く、まさにジュースっぽいが、わずかにワインと感じさせる酸もある。
飲み口は軽快で、深みはない。
アルコール分5%。原材料:ワイン・醸造用アルコール・ぶどう・糖類・酸味料・香料。
「酸化防止剤無添加ワイン使用。純水仕込み炭酸割り」
白もロゼも、ジュースっぽい味わいで、取り立ててみるべき所がない。
原材料名の中には、白のほうにはなかった「ぶどう」の文字がある。
この色を出すために、ぶどう果汁が使われているのだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月22日
No.1122: 旬果搾り ルビーグレープフルーツ / アサヒ
しゅんかしぼり るびーぐれーぷふるーつ / あさひ
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3月6日にリニューアルした旬果搾り。ルビーグレープフルーツは、昨年、
一昨年と、冬限定品として
出ていたが、このたびめでたく通年商品となった。限定品ではよく売れたということなのだろう。
色は肌色というか、ごく淡いピンク。まさにルビーグレープフルーツの果肉をイメージさせる。
香りはジューシーで、苦味と共に甘味をたたえた見事なグレフル香。作り物っぽいが、
上手に作りました、という感じ。
味は甘味が強いが、ジューシーな酸と、適度な苦味のバランスはよい。
果汁10%。アルコール分4%。原材料:アルコール、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、
香料、野菜色素。
旬果搾りらしいジュースのような飲み応えが期待を裏切らない。
チューハイらしいチューハイを求める人には向かないが、
酸味がきいて爽やかなので、受け入れ間口の広い製品。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月23日
No.1123: カクテルパートナー カシスオレンジ / アサヒ
かくてるぱーとなー かしすおれんじ / あさひ
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2月27日にリニューアルしたカクテルパートナー。
既存5種の内容が新しくなり、そのうち既にシンガポールスリング
とピーチ&オレンジを飲んだ。これで3種目となる。
色は朱色にも近い、かなり濃いピンク(写真ではかなり色味が変わってしまっている)。
香りはカシスが強く、柑橘は少し奥に引っ込んだ感じだ。
口当たりは甘酸っぱく、ここで初めてオレンジを実感。
その酸味とともに、カシスの黒っぽい味わいも広がってくる。ジューシー感も上々。
果汁5%。アルコール分4%。原材料:カシスリキュール、オレンジ果汁、カシス果汁、
糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
以前の製品の内容をよく覚えてはいないが、自分のコメントを見るとひたすら薬っぽい、
お菓子っぽいなどと書いているから、今回の新製品の方が、ジューシーさを増したのではないかと
思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月24日
No.1124: 焼酎ハイボール ウメ / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる うめ / たからしゅぞう
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タカラのサイトで、2月20日付NEWSとして紹介されている新しい焼酎ハイボール。
当サイトでは既にレモンとドライを
レビューしているが、今日は3種目のウメ。これは以前に、限定生産品のウメドライ
として登場したときに人気を博したということで、今回めでたく通期商品化したもの。
色は淡いシャンパンゴールド。このシリーズに特有の大粒の気泡が断続的に立ち上る。
香りは、すっきりサッパリした梅。押しは強くない。
味は甘味も酸も強くはなく、実にクリアで軽やか。炭酸のビリビリとした刺激だけが目立つ。
後味も実にカラッとしている。
アルコール分6%。果汁1%。糖質80%オフ。原材料:焼酎、梅果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
糖質80%オフになったということであるが、味は以前の製品との違いがわからない。
それだけ完成度の高い製品ということだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月25日
No.1125: カクテルパートナー ソルティードッグ / アサヒ
かくてるぱーとなー そるてぃーどっぐ / あさひ
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2月27日にリニューアルしたカクテルパートナー。
既存5種の内容が新しくなり、そのうち既にシンガポールスリング、
ピーチ&オレンジ、カシスオレンジを飲んだ。
これが4種目となる。
外観はやや白濁。グレープフルーツ果汁のよう。
香りもグレープフルーツの苦味+甘味を思わせる香り。これ、グレフルチューハイですよと言われたら、
信じてしまいそうだ。
味もほのかに甘い。しかし、柑橘の酸味もきいているので、サッパリした口当たり。
甘さは尾を引かず、後味は実にスッキリ。
果汁5%。アルコール分4%。原材料:ウオッカ、
グレープフルーツスピリッツ、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料。
アルコール感も弱く、はっきり言ってカクテルという感じはしない。
ゴクゴク飲めるのが魅力。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月26日
No.1126: カロリ。白桃 / サントリー
かろり。はくとう / さんとりー
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今日は帰宅が遅く、明日発売の新製品を入手できなかった。
明日はぜひ購入することとして、今日は既発売の新製品。
2月下旬製造分からリニューアルしているカロリ。
通期商品全7種のうち、
これまで地中海レモン、
地中海グレープフルーツ、
アセロラ&ローズヒップと飲み進めてきた。
これが4種目となる。
外観はほとんど透明に近いが、かすかに黄色っぽく色づいている。
香りは、かなり自然な感じの白桃香。これは驚き。
味も白桃缶詰のように優しい甘さ。カロリ特有の人工甘味料的薄ら甘さは確かにあるものの、
それがうまく桃らしい甘さになっている。だが、後味はやはりどうしてもキレが悪く、
人工的な甘さがいつまでも口中に残る。
果汁3%。アルコール分4%。原材料:白桃、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、炭酸ガス含有。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
カロリ特有の甘さが気にならない人であれば、かなりナチュラルな感じの白桃香なので、
好意的に受け入れられるだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月27日[1]
No.1127: スタイルフリー / アサヒ
すたいるふりー / あさひ
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本日アサヒから発売の糖質ゼロの発泡酒。もう既にテレビCMもたくさん放映されている。
当サイトのルールに従えば、このような大型商品は発売前夜にレビューすべきものだが、
昨日は帰宅が遅く、入手することができなかったので、お待たせしてしまった。
泡は純白で当初の力はあるが、泡持ちはあまり良くない。
液色はビールに近い淡い黄金色。
軽やかなホップ香で印象は悪くないが、
発泡酒特有の臭みも若干あって、すぐに「ビールではないな」とわかる。
ただ、発泡酒の中では臭みは一番弱い部類。
口に含んだときの味のなさは特筆もの。そう書くと悪口のようだが、
変な味がないというのはこのジャンルでは良いこと。まるで炭酸水のように、
炭酸のビリビリした刺激だけがある。
アルコール分4%。原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、
大豆ペプチド。糖質ゼロ(栄養表示基準による)。麦芽使用率25%未満。
あまりに味気ないので、一口飲んで酷評する人も少なくないだろう。
そういう人は二度と手に取らなければいい。その意味で、はっきりと顧客を選別する商品である。
私はこの潔さにとても好感を持った。暑い季節の炎天下や、シャワーの後などに飲むのには最適。
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発泡酒 |
2007年3月27日[2]
No.1128: 直搾り レモン / 宝酒造
じかしぼり れもん / たからしゅぞう
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本日発売、タカラの新しい缶チューハイ。
**搾りという名は実にありきたりなもので、
アサヒ・旬果搾り、メルシャン・本搾り、以前にはサントリー・ダブル搾りというチューハイもあった。
タカラにも既にイオングループ限定で、香果搾りというチューハイがある。
まずはレモンから飲むことにする。
グラスに注ぐと、外観はかなり白濁している。混濁タイプのストレート果汁を使用しているためであろう。
香りは実にフレッシュでジューシー感たっぷりのレモン香。
味はそのジューシー感とアルコール感のバランスが良く、
新しいのにクラシカルな印象。酸味がキュンと効いて、
手搾り感覚が楽しめると同時に、実にアルコールの飲み応えがある。
アルコール分7%。果汁3.5%。原材料:レモン果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
ストレート果汁使用、混濁タイプ。南イタリア産レモン。
「レモンを半分に切って果肉だけを搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したレモンのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
クオリティ的に言えば、缶チューハイ界に新たな衝撃を与える新製品だと思う。
ただ、それが即、売上に結びつくかは疑問。パッケージデザインは、
(言っては悪いが)実にタカラらしく、垢抜けない。
最近の軽やかなチューハイを好む層には少々重たい印象かもしれないが、
しっかりした飲み応えを求める人には、きっとアピールするに違いない。
私は応援したい。他のフレーバーも楽しみだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月28日
No.1129: ジョッキ黒 <限定醸造>/ サントリー
じょっきくろ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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昨日27日にリニューアル発売となったジョッキ黒。
ジョッキ生と同じく、缶の外観上はほとんど違いがわからない(左上に「スキッとうまさUP!」の文字があるのみ)。
まず、泡はかなり力強く盛り上がり、泡持ちもほどほど。
液色は薄めで、コーラのよう。
軽やかなロースト香。苦味は強くなく、香ばしい口当たり。
飲んだ後にほろっと残る甘味にはコクがなく、その点がビールとの決定的な違いだろう。
アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)、炭酸ガス含有。
淡色のジョッキ生と比べると、このジャンル特有の臭みがうまくマスクされていて、
とても良いと思う。ただ、前作からの変化はよくわからないが。
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新ジャンル |
2007年3月29日[1]
No.1130: 直搾り グレープフルーツ / 宝酒造
じかしぼり ぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
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27日発売、タカラCANチューハイ・直搾りシリーズ。
全4種あり、既にレモンを飲んだが、今日は2つめのグレープフルーツを。
外観はかなりの白濁。レモンと同じく、こちらも混濁タイプのストレート果汁を使用しているためと思われる。
香りは各社グレフルチューハイにありがちな、ポカリスエットみたいな印象もあるが、
それよりは幾分かジューシーで、苦味を想起させるフレッシュな香り。
口当たりはやや甘いが、強い炭酸と苦味が引き締めており、
加えて豊かなアルコール感がシャープな味わいを作っている。
ジューシーさとアルコール感のバランスがよい。
アルコール分6%。果汁5%。原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
ストレート果汁使用、混濁タイプ。地中海グレープフルーツ。
「グレープフルーツの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したグレープフルーツのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
レモンほどのインパクトはないが、タカラらしく甘ったるさはないし、
爽やかでありながら本格的な飲み応えを実現している。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月29日[2]
No.1131: 焼酎ハイボール シークァーサー / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる しーくぁーさー / たからしゅぞう
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タカラのサイトで、2月20日付NEWSとして紹介されている新しい焼酎ハイボール。
当サイトでは既にレモン、
ドライ、
ウメを
レビューしているが、今日は4種目のシークァーサー。これで全部飲んだことになる。
色はごく淡いゴールドとグリーンの中間。
このシリーズに特有の大粒の気泡が断続的に立ち上る。
香りは、どこかゆずにも似たグリーンな柑橘香。
味は実にシンプルでからっとしている。緑色の皮を想起させる苦味や青臭さ。
甘味は弱く、何口飲んでも口の中はサッパリ。このシリーズのコンセプトが最も良く体現されているように思う。
アルコール分6%。果汁1%。糖質80%オフ。原材料:焼酎、シークァーサー果汁、
レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。糖質80%オフ。甘味料不使用。
他のフレーバーでもそうだったが、旧製品との味の違いはよくわからない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月30日
No.1132: カロリ。アロエ / サントリー
かろり。あろえ / さんとりー
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2月下旬製造分からリニューアルしているカロリ。
通期商品全7種のうち、
これまで地中海レモン、
地中海グレープフルーツ、
アセロラ&ローズヒップ、
白桃、
とレビューしてきたので、これが5種目となる。
外観は透明。
香りは、缶を開けたときから甘いマスカット香が立ち上る。
味も、その香りの印象のままに甘く、まるでキャンディのよう。
カロリ特有の人工甘味料的薄ら甘さは健在だが、
ぶどうっぽい甘さとなんとか合っている。
アロエ汁2%。果汁2%。アルコール分4%。原材料名:アロエ、ブドウ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、炭酸ガス含有。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
実は以前の製品からそうだが、缶には「アロエ&マスカット」
と書いてあるのに、サントリーのサイトその他では「アロエ」という商品名になっている。
健康系チューハイとしては、アロエを前面に出したいのだろうが、
味をつくるためにマスカット果汁をアロエ汁と同じ比率入れているので、
このような表記をしているものと思われる。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年3月31日
No.1133: 直搾り りんご / 宝酒造
じかしぼり りんご / たからしゅぞう
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27日発売、タカラCANチューハイ・直搾りシリーズ。
全4種あり、既にレモン、グレープフルーツとレビューしたが、
今日は3種目のりんごを。
外観はしっかり白濁していて、いかにも混濁果汁。
香りもすりおろしたようなナチュラルなりんご香。やさしい印象。
炭酸が強く、ピリピリ感があるものの、味わいはほんのり甘く、やさしい。
りんごらしい穏やかな酸も。
アルコール分5%。果汁3.5%。原材料:りんご果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
ストレート果汁使用、混濁タイプ。青森産りんご。
「りんごをあらかじめ細かく砕いてから丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したりんごのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
このシリーズは果汁含有率が低いのに、実にナチュラルな味わいに仕上がっている。
香料の使い方がうまいのだろう。ともすると甘くなりがちなりんごというフレーバーを、
うまくシャープに締めている。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月1日
No.1134: 旬果搾り 爽感 クラッシュレモン / アサヒ
しゅんかしぼり そうかん くらっしゅれもん / あさひ
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明後日3日に発売予定の旬果搾り・爽感が手に入ったので、早速試してみる。
グラスに注ぐと色は白濁し、レモンの果肉が水面に浮く。
香りはいかにも香料だが、ほんのり甘そうでジューシーな感じのレモン香。
うまくフレッシュ感が作られていると思う。
味は酸と甘味のバランスが良く、アルコール感も適度にある。
雑味の少ないクリアな味わいで、暑い季節に喉の渇きをいやすのにもいい。
後味にもキュンとした酸味が残る。
アルコール分6%。果汁2%。原材料:アルコール、レモン果汁、果粒、糖類、酸味料、香料。
「レモンの果肉と果汁を使用したみずみずしいおいしさのチューハイです。」
これまでの旬果搾りとはまた違ったアプローチで、なかなか面白い。
アサヒは同じ「旬果搾り」というブランドで、沖縄シリーズ、フルーツパンチ、とろけるシリーズ、
そしてこの爽感シリーズと、様々な提案をしてくる。おそらく「旬果搾り=アサヒのチューハイ」という
イメージづくりをしたいのだと思う。
多様な提案は、我々消費者にとってうれしいことではあるが、
逆に1品1品の印象が薄らぐというデメリットもあるように思う。
特にこの爽感のパッケージデザインは、悪くいえば、ホントに売る気があるんだろうか?
と思ってしまうほど素っ気ない。「爽感」という名も、
以前に失敗したDewシリーズで使っていたキーワードで、あまり良い印象がない。
微妙な位置づけになりそうな製品だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月2日
No.1135: ヱビス ザ・ホップ / サッポロ
ゑびす ざ・ほっぷ / さっぽろ
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明後日4日に発売予定のヱビス ザ・ホップ。このような大型新商品は必ずやフライング販売されているものと確信し、
スーパーに探しに行ったところ、発売2日前にもかかわらず、既に山積みされていた。
グラスに注ぐと泡はきめ細かいが、力はあまり強くなく、泡持ちはほどほど。
液色は淡い黄金色。
ザ・ホップの名のとおり、ふんわり甘いホップ香がとても印象的。
ジューシーと表現したくなるようなきれいな酸。クリアな味わい。
そしてまろやかな余韻。すべてが計算し尽くされたかのように、
美しくまとまっている。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
従来のヱビスビールとはまた違ったアプローチだが、
こちらのほうがより洗練された味わいだと私は思う。
日本を代表するプレミアムビールが、また一つ誕生した。
通年商品の中では、近年まれに見る秀作である。
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ビール |
2007年4月3日
No.1136: 旬果搾り 爽感 クラッシュグレープフルーツ / アサヒ
しゅんかしぼり そうかん くらっしゅぐれーぷふるーつ / あさひ
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本日3日発売の旬果搾り・爽感。2種あるうち、既にレモンを飲んだが、今日はもう一方のグレープフルーツ。
グラスに注ぐと色は白濁し、果肉が水面に浮く。但し、この果肉は、缶をある程度
揺すって注がないと出てこないので、注意。
香りは甘そうなガムのようなグレフル香。良くありがちな香りだ。
味は甘味が優勢で、酸や苦味は今ひとつ。
ちょっと間延びした味。ただ、果肉が入っているので、
幾分かジューシーな感じはある。
アルコール分5%。果汁2%。原材料:アルコール、グレープフルーツ果汁、果粒、糖類、酸味料、香料。
「グレープフルーツの果肉と果汁を使用したみずみずしいおいしさのチューハイです。」
名前ほどの爽快感はないが、果肉入りという目新しさは、確かにアピールポイントではある。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月4日
No.1137: サングリア・ポコ ピーチ / メルシャン
さんぐりあ・ぽこ ぴーち / めるしゃん
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3月6日発売のサングリア・ポコ。
なかなか手に入らないだろうなあと思っていたし、チューハイやビールでもないから、
見つからなければそれでもいいか、と構えていたら、
近くのセブンイレブンに入荷していた。
色は昔のファンタグレープ(今のものよりかなり濃い)みたいな感じで、
静脈血のように毒々しい色でもある。
香りは、ピーチのフルーティな感じと、赤ワインがうまく融合。甘く華やかな香りになっている。
口当たりもやさしい。桃の甘さとワインの酸、タンニン分のバランスがよい。後味にはキュンとした酸味。
アルコール分4.5%。輸入果汁・輸入ワイン使用。
炭酸ガス含有・酸味料・香料・酸化防止剤(亜硫酸塩)。
「ピーチのみずみずしさと、発泡感による心地よい口当たり」
赤ワインがあまり得意でない人にも飲みやすい味わいに仕上がっている。
もっとジュースっぽいものを想像していたが、ちゃんとワインの味もする。
250ml入りびんで、入手価格は249円。この手の製品としては、決して安くはないが、
中身は伴っている。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月5日
No.1138: カロリ。ピンクグレープフルーツ <限定出荷> / サントリー
かろり。ぴんくぐれーぷふるーつ <げんていしゅっか> / さんとりー
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一昨日の3日発売、サントリー「カロリ。」の限定品。最近各社からよく出ているピンクグレープフルーツだ。
グラスに注ぐと、今までピンクグレープフルーツでは見たことのない、正真正銘のピンク色。
その中を大きな気泡が立ち上る。
香りはガムのように甘そう。ここまでは、従来の「カロリ。」のイメージを覆すものではない。
ところが、一口飲んで、印象が変わった。
酸がキュンと効いていて、甘味は奥に引っ込んでいる。
味わいは単調だが、その分、透明感がある。人工甘味料的薄ら甘さが最後に残るのは致し方ないとしても、
ここまでスッキリした仕上がりは、「カロリ。」としては珍しい。
アルコール分4%。果汁2.5%。原材料名:ピンクグレープフルーツ、ウオツカ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、ベニバナ黄色素、炭酸ガス含有。
パッケージデザインもピンク色を基調としていて、わかりやすいし、
イメージした以上の味わいで、侮れない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月6日[1]
No.1139: ビューティー スパークリング つやつやキウイ / 宝酒造
びゅーてぃー すぱーくりんぐ つやつやきうい / たからしゅぞう
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今月3日、タカラから発売されたBeauty Sparkling(ビューティー スパークリング)。
2種あるが、まずは「つやつやキウイ」から飲む。
グラスに注いだ液色は、淡く透明感のある薄黄緑。
香りは、キウイ特有の緑っぽい、生臭い感じがよく表現されている。
微炭酸で、口当たりは柔らかい。ふわっと甘いが、人工甘味料的な甘さである。
サントリー「カロリ。」のタッチに似ていると思ったら、甘味料としてスクラロースと
アセスルファムカリウムが使われている点が同じである。
酸味も弱く、なんだか真ん中の抜けたような味。後味はさらっとしているが、
甘味料の薄ら甘い感じが若干残る。
果汁3%。アルコール分4%。原材料:キウイ果汁、キウイ種子エキス、
スピリッツ、水溶性食物繊維、糖類、香料、酸味料、甘味料(スクラロース、
アセスルファムK)、紅花色素、クチナシ色素。
「フルーティなニュージーランド産キウイ果汁に、美容成分「キウイ種子エキス」をプラスしました。
おいしく飲んで、つやつやキレイ。気になるカロリーも、うれしい50%off(※)。
(※)当社フルーツ系チューハイ平均値比」
ネーミングもパッケージデザインも、明らかに女性向け。
このような製品をオジサンが買うのは抵抗があるが、これも仕事と思って
カゴに入れた。仕事じゃないけども。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月6日[2]
No.1140: 直搾り シークァーサー / 宝酒造
じかしぼり しーくぁーさー / たからしゅぞう
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3月27日発売、タカラCANチューハイ・直搾りシリーズ。
全4種あり、既にレモン、グレープフルーツ、
りんごとレビューし、残るはこのシークァーサーのみとなった。
外観はやや濁りのある薄黄色。
香りは、まさにシークァーサーのグリーンな感じが良く出ている。ゆずやすだちにも近い。
強い炭酸のピリピリ感とともに、スッキリとした柑橘の酸味が特徴的。
甘さは極めて弱く、爽やかそのもの。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:シークァーサー果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
ストレート果汁使用、混濁タイプ。沖縄産シークァーサー。
「シークァーサーをあら切りにしてから丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したシークァーサーのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
素材の特徴をうまく活かした、すばらしい製品だと思う。
メルシャン本搾りにも通ずるようなキャラクター。
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チューハイ・カクテル等 |