2007年4月7日
No.1141: カロリ。梅 / サントリー
かろり。うめ / さんとりー
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2月下旬出荷分からリニューアルしているカロリ。
通期商品全7種のうち、
これまで地中海レモン、
地中海グレープフルーツ、
アセロラ&ローズヒップ、
白桃、
アロエ、
とレビューしてきたので、これが6種目となる。
外観はほぼ透明だが、かすかに黄色っぽい。
香りは、わりとコクを感じさせる梅香。梅酒は使っていないようだが、どこか梅酒っぽい。
味は、カロリ特有の人工甘味料の薄ら甘さに、
梅の酸が加わる。やや分裂気味の味わい。爽やかとも言い難い。
果汁2%。アルコール分4%。原材料名:うめ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、炭酸ガス含有。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
カロリは酸味系のフレーバーの出来がいいと私は思っているのだが、
これはどうにも中途半端。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月8日[1]
No.1142: ビューティー スパークリング ぷるりんライチ / 宝酒造
びゅーてぃー すぱーくりんぐ ぷるりんらいち / たからしゅぞう
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今月3日、タカラから発売されたBeauty Sparkling(ビューティー スパークリング)。
2種あるうち、既に
「つやつやキウイ」はレビュー済み。今日はもう1本の「ぷるりんライチ」。
グラスに注いだ液色は、淡いサーモンピンク。
香りは、ライチの甘い香りに、柑橘の爽やかさが加わる。
微炭酸で、口当たりが柔らかい点は、もう一方のキウイと同じ。
ただ、キウイのほうで強く感じた、人工甘味料的な甘さは酸の陰に隠れている。
この酸は、グレープフルーツによるものだろう。
後味にも酸がキリッと感じられ、飲み込んだ後の余韻には、ライチフレーバーが残る。
グレープフルーツとライチの相乗効果はなかなか。
果汁3%。アルコール分4%。原材料:ライチ果汁、グレープフルーツ果汁、ライチ種子エキス、
スピリッツ、水溶性食物繊維、糖類、酸味料、香料、甘味料(スクラロース、
アセスルファムK)、カルミン酸色素、アントシアニン色素。
「華やかで上品な芳香が特長の台湾産ライチ果汁に、美容成分「ライチ種子エキス」をプラスしました。
おいしく飲んで、ぷるりんキレイ。気になるカロリーも、うれしい50%off(※)。
(※)当社フルーツ系チューハイ平均値比」
ぷるりんというネーミングはちょっと違和感があるけれども、ライチの実をむいた感じと、
張りのある肌を連想させる名前ということなのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月8日[2]
No.1143: Happy Sky(韓国産・新ジャンル)/ 神戸物産フーズ(輸入)
はっぴー・すかい / こうべぶっさんふーず(ゆにゅう)
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これは当サイトの特命リサーチャー
「回転寿司は永遠に不滅です」主宰・お寿司MAX副会長氏
から2月に寄贈されていたものだが、いただいておきながら、これまで開ける機会がなかった。
兵庫県に本部があり、今や全国展開しているFC食品スーパー
「業務スーパー」で扱っている韓国産の新ジャンル(第3のビール)。
泡はきめ細かく、そこそこ盛り上がるが、泡持ちはやはりそれほどでもない。
液色はしっかりめの黄金色。
ホップ香がしっかり感じられ、香りは悪くはない。臭みは弱い。
だが、味にはやはり添加されているスピリッツに由来すると思われる甘味や、
妙なアルコール臭も感じられる。それを除けば、そこそこビールっぽい飲み応えはあるのだが。
アルコール分5%。
原材料:発泡酒、スピリッツ(米・大麦)。麦芽使用率25%以上50%未満。
原産国:韓国。輸入者:(有)神戸物産フーズ。
業務スーパーのFC本部(株)神戸物産は、海外に生産拠点をもつメーカー兼商社。
基本的に生鮮品は扱わず、主に業務用の冷凍食品と乾物中心という独特のスタイルで成長しているスーパーである。
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新ジャンル |
2007年4月9日
No.1144: モルツ / サントリー
もるつ / さんとりー
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新旧飲み比べ
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明日10日発売の新しいモルツ。発売前日の今日(9日)既にスーパーでは
うずたかく積まれ、売られていた。
泡は純白できめ細かく、力強い。泡持ちもなかなか。
清々しく、やや繊細なホップ香。
口当たりは柔らかく、まろやかな第一印象。
きれいな酸、角の取れた苦味、ふくらみのある余韻。
以前の製品に比べ、全体的にだいぶ柔らかくなり、
ケンケンした感じがなくなった気がする。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
どうしても気になったので、旧製品と比べてみることにした。
交互に飲んでみると、
確かに旧製品のほうが苦味と酸味がとげとげしく、線が細く、
ふくらみとか柔らかみは今ひとつであった。
随分と魅惑的な味わいに変わったものだと感心した。
定番ビールとしては、アサヒスーパードライとも、キリンラガーとも、
サッポロ黒ラベルとも違う独自路線を、より強く打ち出すことに成功したといえる。
近年のサントリーがビールに懸ける情熱は相当なものだと、改めて思った。
うれしい限りである。
なお、従来品にはあった水系表示が、今回からなくなった。
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ビール |
2007年4月10日[1]
No.1145: カロリ。巨峰 / サントリー
かろり。きょほう / さんとりー
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2月下旬出荷分からリニューアルしているカロリ。
通期商品全7種のうち、
これまで地中海レモン、
地中海グレープフルーツ、
アセロラ&ローズヒップ、
白桃、
アロエ、
梅、
とレビューしてきたので、これが最後となる。
外観は極めて淡い紫で、ほとんどピンク。
香りは、キャンディのように甘いぶどう香だが、
それほど深みはない。
炭酸のピリピリ感と、巨峰の甘さがうまくマッチしているが、
カロリ特有の人工甘味料の薄ら甘い余韻が残る。
果汁2.6%。アルコール分4%。原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、炭酸ガス含有。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
最後に残るガムのような後味が気にならない人であれば、
好意的に受け止められるであろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月10日[2]
No.1146: カクテルパートナー スクリュードライバー / アサヒ
かくてるぱーとなー すくりゅーどらいばー / あさひ
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今年2月くらいからものすごい勢いで新製品が続いたので、
リニューアル品のレビューが遅々として進んでいない。
カクテルパートナーは、
2月27日に発売し、新フレーバーが5種、既存フレーバーの刷新が5種、
缶デザインのみ変更が3種ある。これらのうち、新フレーバーは全てレビューを終え、
内容刷新5種のうちシンガポールスリング、
ピーチ&オレンジ、カシスオレンジ、
ソルティドッグを飲んだので、
これが5種目となる。
外観は透き通った黄色あるいは淡いオレンジ。
香りはオレンジの粉末ジュースみたいだが、
以前の製品に比べると、気のせいかアルコールの厚みが少し増したような感じがする。
味も粉末ジュースのようだが、酸がしっかりしていて、さっぱりした味。
あまりにあっさりし過ぎて、アルコール飲料であることを忘れそう。
果汁5%、アルコール分4%。原材料:ウオッカ、オレンジ果汁、糖類、酸味料、
香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
軽やかにゴクゴク飲めるのが魅力の缶カクテル。飲み応えを求めてはいけない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月11日
No.1147: カクテルパートナー ウオッカモヒート / アサヒ
かくてるぱーとなー うおっかもひーと / あさひ
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カクテルパートナーは、2月27日に新フレーバー5種、
既存フレーバーの刷新が5種、パッケージデザインのみの変更が3種と、
合計13アイテムが同時発売となった。
既に新顔とリニューアル品の10種は飲んだので、
残るはパッケージデザインの変更された3種。
そのうちの1つがこのウオッカモヒートである。中身は変わっていないはずだが、
いちおうレビューする。
まずグラスに注いだ外観は、透明度が高く、ごく淡いグリーン。缶の絵とはかなり違う。
ライムの軽やかな香りが清々しい。
口当たりは炭酸がピリピリとし、ライムのグリーンな味わいが爽やか。
ミントはほとんど感じない。
果汁1%。アルコール分5%。原材料:ウオッカ、ライム果汁、ペパーミントエキス、
糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素、クチナシ色素。
完成度は高いので、内容を変えなかったのは正解だと思う。
これからの季節にぴったり。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月12日
No.1148: サングリア・ポコ バレンシアオレンジ / メルシャン
さんぐりあ・ぽこ ばれんしあおれんじ / めるしゃん
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3月6日発売のサングリア・ポコ。2種あるうち、既にピーチは飲んだ。
今日はもう一方のバレンシアオレンジ。
色はワインよりもブドウジュースに近い。
ピーチのほうと同じように、昔のファンタグレープ(今のものよりかなり濃い)みたいな色だが、
こちらのほうがなお一層濃い。
香りは、赤ワインと、何かが混ざった感じなのだが、それが何なのかよくわからない。
ぶどうのようでもあり、カシスのようでもある。実際はオレンジ果汁なのだが。
味は軽めの赤ワインに、柑橘の酸がプラスされている。
渋さはなく、軽快な口当たり。後に残る酸は、オレンジっぽくもあり、赤ワイン特有の酸
もある。
アルコール分4.5%。輸入果汁・輸入ワイン使用。
炭酸ガス含有・酸味料・香料・酸化防止剤(亜硫酸塩)。
「バレンシアオレンジのほどよい甘さと、発泡感による心地よい口当たり」
軽やかでありながら、赤ワインの味わいもある。いちおう炭酸は入っているが、
刺激は極めて弱い。
250ml入りびんで、入手価格は249円。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月13日
No.1149: ドラフトワン / サッポロ
どらふとわん / さっぽろ
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今年に入って、各社発泡酒、新ジャンルのリニューアルが続いているが、
このドラフトワンも3月から新しくなっている。
グラスに注いだ外観は黄金色というより、やや黄色味が強い。
泡持ちは悪く、写真を撮るときにまごついていたら、どんどん減衰してしまった。
香りは、往年のサッポロラガーを思い起こさせるような、極めてビールに近いホップ香がとても印象的。
味わいらしきものはないが、苦味が適度で、水っぽくはない。臭みがないので、
他社の新ジャンルに比べて、圧倒的に爽やか。
と、ここまでは良いことずくめだが、グラスに注いでやや時間が経つと、
他社の新ジャンルに顕著なボンドとか、煮たキャベツのような匂いが出てきた。
味にも若干ではあるが、酸味が目立ち始めた。
アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素。
グラスに注いだ瞬間のホップ香と、最初に口に含んだときのクリアさ、
そして適度な苦味を伴う飲み応えには磨きがかかった。その一方で、
温度が上がると接着剤的臭みが目立つようにもなった。痛し痒しといったところか。
この製品は、あえてグラスには注がず、キンキンに冷やして缶のまま飲むのがいいかもしれない。
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新ジャンル |
2007年4月14日
No.1150: カクテルパートナー ジントニック / アサヒ
かくてるぱーとなー じんとにっく / あさひ
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カクテルパートナーは、2月27日に新フレーバー5種、
既存フレーバーの刷新が5種、パッケージデザインのみの変更が3種と、
合計13アイテムが同時発売となった。
既に新顔とリニューアル品の10種を飲み、
パッケージデザイン変更3種のうち、先日ウオッカモヒートを飲んだ。
今日は、ジントニックを。
グラスに注いだ外観は、無色透明。
香りは、ライムのグリーンな感じと、トニックウォーターのどこか薬草っぽい香りが良い雰囲気。
口当たりは炭酸がピリピリとし、ライムのグリーンな味わいとともに、
ジンベースらしいシャープな口当たり。ただ、全体的に薄い印象は否めない。
果汁1%。アルコール分5%。原材料:ジン、ライム果汁、糖類、酸味料、香料。
ジュースのようにゴクゴクと飲める濃さでありながら、カクテルの風味もほどほどに味わえる。
実に「カクテルパートナー」らしい1本と言えよう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月15日[1]
No.1151: 銀座カクテル パイン <限定出荷> / サントリー
ぎんざかくてる ぱいん <げんていしゅっか> / さんとりー
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明後日17日発売の銀座カクテル・パインを入手したので、早速飲んでみた。
缶のスクリューキャップをひねると、とたんにパインの甘い香りが。
グラスに注ぐと、香りはあたり一面にまき散らされる。
液体は粘性が強く、どろっとしている感じ。色もまさにパイン汁といった感じの黄色。
口に運ぶと、香りのイメージのままの濃厚で甘味の強い味。
果汁の甘さに、アルコール感がプラスされて、飲み応えあり。
いわば爽やかさとは対極にある完熟パインの濃厚な魅力が堪能できる。
果汁含有率がそれほど高くないのに、果汁感をうまく出せているところは、
銀座カクテルならでは。
ゴールデンパイン果汁10%。アルコール分6%。原材料:パイナップル、スピリッツ、糖類、
酸味料、増粘多糖類、ベニバナ黄色素、酸化防止剤(ビタミンC)、野菜色素。
「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした完熟ゴールデンパインを使用した、
ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。」
前作ピーチが出たとき、次のフレーバーとして私が真っ先に思い浮かんだのが、
パインだった。なんとその期待どおり、出てきた。そして内容も、期待を裏切らない出来映えだった。
ありがとう、サントリーさん。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月15日[2]
No.1152: COCKTAIL カロリ。グリーンティーフィズ <初夏限定> / サントリー
かくてるかろり。ぐりーんてぃーふぃず <しょかげんてい> / さんとりー
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こちらも明後日17日が発売日のカクテルカロリ。初夏限定品。
2種あるうち、今日はグリーンティーフィズを。
色はまさに抹茶といった感じで、やや濁った薄い黄緑。
香りも少し粉っぽい緑茶香だが、なぜか柑橘のような匂いも感じる。
口に含んだ瞬間、ちょっと驚く。甘いからだ。いくらカロリお得意の人工甘味料だからといって、
もう少し甘味を抑えることはできたはず。この設定は、ちょっと疑問。
抹茶を炭酸で割って、ガムシロップを大量に入れた感じ。
お世辞にも爽やかとは言えないが、飲み込んだ後に抹茶らしい粉っぽさが口に残るのは面白い。
アルコール分4%。原材料名:グリーンティーリキュール、
香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ黄色素、クチナシ色素、炭酸ガス含有。
カロリー50%オフ。
個性的だが、爆発的に売れるとも思えない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月16日
No.1153: COCKTAIL カロリ。ローズアップル <初夏限定> / サントリー
かくてるかろり。ろーずあっぷる <しょかげんてい> / さんとりー
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明日17日が発売日のカクテルカロリ。初夏限定品。
2種あるうち、既に昨日、グリーンティーフィズを飲んだ。
今日はもう一方のローズアップル。
色は透明感のある淡いピンク。
酸を感じさせるりんごのやさしい香りが特徴的で、青りんごかと思いきや、
缶のイラストは赤いりんご。ほのかに花のような香りもある。
味はりんごの香味にローズヒップのすうーっとした感じがプラス。
余韻にバラの花びらのような匂いがあって、
カロリ特有の人工甘味料の薄ら甘さが長く口に残る。
果汁2.5%。アルコール分4%。原材料名:リンゴ、ローズヒップ、
スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、炭酸ガス含有。
カロリー50%オフ。
なかなか爽やかで、この季節にはふさわしいと思う。ローズアップルという名前だが、
ローズといってもバラの花びらを使っているわけではなく、ローズヒップだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月17日
No.1154: 旬果搾り レモン / アサヒ
しゅんかしぼり れもん / あさひ
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先月6日にシリーズ全種が一新した旬果搾り。
新フレーバーは既にレビュー済みだが、リニューアル分は未掲載だった。
実は本日発売の新製品で未掲載のものがいくつかあるのだが、まだ入手できていないために、
とりあえず今日はこちらの掲載となった。
外観は無色透明。香りはやわらかで甘みを内包したレモン香。レモンキャンディみたいだ。
味わいも、キュンと酸っぱく、やや甘い。このバランスはとてもいい。
一方で、アルコール感には乏しいので、酒好きには明らかに物足りないだろう。
まあ、旬果搾りのジュースっぽさは、一貫しているのだけれど。
何かに似ていると思ったら、タカラ・サワー「スウィートレモン」に近いような気がする。
果汁10%。アルコール分5%。原材料:アルコール、レモンライムスピリッツ、レモン果汁、
糖類、香料、酸味料。
旬果搾りは今回のリニューアルから、すべてのフレーバーが果汁10%になった。
10%と聞くと少ないようだが、ことレモンに関しては、10%も入っていればかなり多い方だろう。
サントリーさんなんかだと、1%とかでもそれらしい味わいを作ってくるからね。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月18日
No.1155: カクテルパートナー キウイシトラス <初夏の限定缶> / アサヒ
かくてるぱーとなー きういしとらす <しょかのげんていかん> / あさひ
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昨日17日発売、カクテルパートナー初夏の限定缶。普段ならたいてい発売前夜にみつかるものの、
今回は身近なコンビニやスーパーなどにはなかなか入荷せず、入手に苦労した。2種あるうち、今日はキウイシトラスを。
キウイを使ったものといえば、一昨年の夏の限定缶「バハマラグーン」が思い出される。
色は透明感はあるが少し暗い感じの薄黄緑。
香りはキウイ特有の生臭い感じがよく出ている。柑橘の感じはあまりない。
口当たりは酸味が強く、柑橘の存在感を感じる。甘味も強い。
キウイとレモンが合わさると、なんだかとても人工的な味わいになって、
どこか芳香剤っぽい。後味にも強めの酸味が残る。
果汁1%。アルコール分4%。原材料:レモンリキュール、キウイフルーツ果汁、オレンジ果汁、
糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素、クチナシ色素。
アルコール分はレモンリキュールだけのようだ。それでこの特徴的な酸味がつくられているのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月19日
No.1156: カクテルパートナー チェリーペシェ <初夏の限定缶> / アサヒ
かくてるぱーとなー ちぇりーぺしぇ <しょかのげんていかん> / あさひ
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17日発売、カクテルパートナー初夏の限定缶。2種あるうち、
既に昨日、キウイシトラスを飲んだ。今日はもう一方のチェリーペシェ。
色は透明感のあるピンク。チェリーのイメージそのまま。しかし、缶のイラストほど濃い色ではない。
軽やかなチェリー香。ただ、生のさくらんぼというよりは、缶詰のような匂い。
味もさくらんぼのシロップ漬けのように、甘味が強い。飲み進めると、
まるで飴をなめているようにその甘味が蓄積されてくる。桃の味はほとんど感じないけれども、
この甘さが桃なんだろうか。
果汁1%。アルコール分4%。原材料:ウオッカ、さくらんぼ果汁、もも果汁、
糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素。
ところで「チェリーペシェ」という名は、英語(cherry)と仏語(peche)の混合。
音感を大事にしたんだろうけれど、仏語を使えばおしゃれっぽく聞こえるだろうという発想は貧困だし、
どうにも違和感がある。チェリー・ピーチのほうがわかりやすいと思うのだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月20日
No.1157: カクテルパートナー モスコーミュール / アサヒ
かくてるぱーとなー もすこーみゅーる / あさひ
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カクテルパートナーの基幹シリーズは、2月27日に新フレーバー5種、
既存フレーバーの刷新が5種、パッケージデザインのみの変更が3種と、
合計13アイテムが同時発売となった。
既に新顔とリニューアル品の10種を飲み、
パッケージデザイン変更3種のうち、ウオッカモヒートと
ジントニックを飲んだので、これが最後となる。
グラスに注いだ外観は、淡い黄金色。
「ああ、ジンジャーエールだなあ」という香り。
ライムの香りはわずか。
味わいは酸味がきいていて、甘味はそれほど強くない。
後味もスッキリ。
果汁1%。アルコール分5%。原材料:ウオッカ、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
まさに定番中の定番といえる1本。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月21日
No.1158: CAMPARI BLOOD ORANGE / サントリー
かんぱり ぶらっどおれんじ / さんとりー
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4月17日サントリーから発売されたカンパリ・ブラッドオレンジ。
275mlびん入りで入手価格は242円だった。鮮烈な赤が店頭で目を引くパッケージデザインだ。
なかなか出会うことができなかったが、今日ようやく、ファミリーマートでget。
グラスに注いだ色はストレートにブラッドオレンジの果肉を思わせる朱色。鮮やかだがやや濁りがある。
もともとCAMPARIリキュールはややどす黒い感じの赤なので、ブラッドオレンジとは非常に近しい組み合わせだと言える。
オレンジの酸と、リキュール由来と思われる甘苦い香りが漂う。
味は酸味がキリッとし、甘味はほのか。後味にはかなりはっきりと苦味を伴う。
この苦い余韻が、とても大人っぽい雰囲気を与える。
果汁5%。アルコール分5%。原材料名:ブラッドオレンジ、ハーブリキュール、
スピリッツ、糖類、酸味料、香料、野菜色素、ベニバナ黄色素、炭酸ガス含有。
「シチリアの太陽の恵みがいっぱい。ブラッドオレンジでつくった大人のカンパリオレンジです。」
サントリー・カクテルカロリ。や、アサヒ・カクテルパートナーなど、
一般によく飲まれている缶入り製品に比べると、かなりシャープなスタイルで、
アルコール度数のわりに、ハードな印象を受ける。甘い子供だましカクテルに食傷気味の人にはお勧めである。
なお左写真でびんについているのは、景品の携帯ストラップ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月22日[1]
No.1159: 本搾りチューハイ はっさく / メルシャン
ほんしぼりちゅーはい はっさく / めるしゃん
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4月17日、リニューアル発売の本搾りはっさく。
発売日後5日経って、ようやく入手することができた。
最近、本搾りはレモンやグレフルですらコンビニ等であまり見かけなくなったし、
ましてや新製品を扱っている店は極端に少ない。これも、今日見つけた店(DS)以外では
まったく見たことがない。
色はかなり濁りのある薄黄色。
香りは苦味をストレートに感じさせるナチュラルな柑橘香。
味も苦味中心で、甘味は極めて弱い。だが、苦味は強烈ではなく、かなり角が取れ、やさしい飲み口。
後味にもやんわりとした苦味が残る。
果汁28%。アルコール分4%。原材料:はっさく・グレープフルーツ・ウオッカ。国産八朔果汁使用。
糖類・香料・着色料無添加。
はっさくは最初、昨年8月に出て、特に限定品とは謳っていなかったので一応通期商品だったはずだが、
その後ほとんど店頭で見ることはなくなった。そして今回、装いも新たに再登場となったわけだ。
本搾りの通期商品には、最近まで「四季柑」が存在していたが、短期間で姿を消し、
今はその代わりに「ピンクグレープフルーツ」が加わっている。
以前の本搾りは、全フレーバーとももっと鋭く、酸味も苦味も刺激的だった。
それが現在のバージョンになってから、すべて味わいが丸くなってしまった。
もちろん消費者の嗜好に合わせたものだろうが、くせが弱くなってちょっと淋しい気もする。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年4月22日[2]
No.1160: カルピスサワー / カルピス
かるぴすさわー / かるぴす
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缶に「おいしさUP!」というシールが貼ってあったので、リニューアルだと店頭で気づいて入手した。
サイトをチェックすると、
3月19日に新登場とある。どう変わったのか、早速飲んでみよう。
色は純白で、見た目は依然と変わらない。香りもカルピスそのもの。おなじみの香りだ。
味もスッキリやさしいカルピス特有の酸味と甘味。口に含んだときはソフトドリンクのようだが、
飲み込むときにしっかりとしたアルコール感がある。
飲み込んだ後の余韻が非常に繊細で、カルピス特有の喉に引っかかる感じも極力抑えられている。
デリケートな後味。
アルコール分5%。原材料名:脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、オリゴ糖、
糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)。
どこがどう変わったのか、正直言ってよく分からないが、
以前から既に完成度の高い製品であったことは間違いない。
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チューハイ・カクテル等 |