2007年10月12日[2]
No.1361: タカラCANチューハイ サワー ラムネ / 宝酒造
たからかんちゅーはい さわー らむね / たからしゅぞう
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タカラのサワーが、いつの間にか同社サイトから消えていた。この間まで載っていたのに。
ついに生産中止となったのだろうか。歴史は決して短くはなかったはずだが、
晩年はもっぱらディスカウント店等で安売りの目玉などとしてのみ、存在感を発揮していた感がある。
当サイトでは、1種1種、ほんとうにゆっくりとしたペースで掲載してきた。
なかなか全種を入手できなかったからだ。それでも今年に入って、全部ゲットすることができ、
我が家の冷蔵庫で静かに出番を待っていた。
全部で12種ある
(レモン、スウィートレモン、グレープフルーツ、ウメ、巨峰、マスカット、白桃、ライチ、
青りんご、オレンジ、夕張メロン、ラムネ)うち、
当サイトではこれまで、
レモン、グレープフルーツ、
白桃、スウィートレモン、
巨峰、ウメ、
ライチ、オレンジ、
青りんご、マスカットと飲んできたので、
これが11種目となる。
色は無色透明。
香りはまさにラムネ。ドンピシャ。
口に含むと、炭酸のピリピリ感が際立ち、シャープな飲み口。
びん入りのラムネそのものの味わい。アルコール感はあまり強くなく、
ゴクゴクと飲める感じ。甘味が強めなので、後キレは今ひとつだが、
そこがまたラムネっぽくて、いい。
アルコール分6%。無果汁。原材料:醸造用アルコール、焼酎、糖類、酸味料、香料、
酸化防止剤(ビタミンC)。
ラムネ味チューハイは数々あれど、シンプルかつストレートにラムネの魅力を体現しているのは、
この製品が一番だと言える。
今となっては、惜しい製品をなくしたという思いだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月13日[1]
No.1362: ハートカクテル 芋焼酎&梅 / 合同酒精
はーとかくてる いもじょうちゅう あんど うめ / ごうどうしゅせい
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9月11日発売ながら、3日ほど前にようやく見つけ出すことに成功した、GODOハートカクテル。
全3種のうち、既に「ジン&レモン」と
「ラム&カシス・オレンジ」を飲んだ。
今日は最後の1本「芋焼酎&梅」を。
グラスに注いだ色は、かなりしっかりした黄金色。濃いめの梅酒ソーダの色。
香りのほうも、梅酒のような深みある香り。華やかさはなく、落ち着いている。
味は甘味が適度に抑えられ、シャープだが、渋味のようなものが感じられる。
芋焼酎の存在が、当初はわからなかったが、2口め以降、落ち着いてグラスの香りを嗅ぐと、
ほんのり芋焼酎の匂いがあった。かなり絶妙なバランス。
アルコール分5%。果汁2%。原材料:梅果汁、醸造アルコール、芋焼酎、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、クエン酸Na、香料、カラメル色素。
[ハートカクテル] はお酒本来の味わいにこだわった、スパークリングカクテルです。
「芋焼酎&梅: ふくよかな味わいの本格芋焼酎と梅果汁のまろやかな酸味との出会いをお楽しみ下さい。」
他の2本同様、この製品も、ベースとなるお酒の味わいが絶妙に下支えしていて、
決してジュースっぽくはない。おしゃれな外観に比べ、内容は硬派である。
なかなか見所の多いカクテルだ。
ただ、「芋焼酎&梅」という名前はちょっといただけない。確かに中身はわかりやすいが、
もうちょっと気の利いた名前はなかったんだろうか。でもまあ、他の2種も、
ベースのお酒+果汁名という名前だから、これでいいんだろうか。
わたせせいぞう氏のイラストも、これだけ和服を着た女性になっている。
このシリーズ、おしゃれで目を引くし、内容は他社の缶カクテルに比べてかなり本格的だし、
もっと売れると思うのだが、いかんせん仕入れてくれる店が少なすぎる。
このまま日の目を見ぬまま、消えてしまうのだろうか。とても残念。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月13日[2]
No.1363: タカラCANチューハイ サワー 夕張メロン / 宝酒造
たからかんちゅーはい さわー ゆうばりめろん / たからしゅぞう
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全部で12種あるタカラ・サワー。昨日も書いたが、既にタカラのサイトからはその姿が消えていて、
生産中止のようである。
当サイトではこれまでホントに長い時間をかけて、
レモン、グレープフルーツ、
白桃、スウィートレモン、
巨峰、ウメ、
ライチ、オレンジ、
青りんご、マスカット、
ラムネと11種飲んできた。
ようやくこれが最後の12種目である。なくなった頃に全種制覇とは、なんとも悲しい話だが。
色はごくごく淡いオレンジ。
香りはクリームソーダをかなり薄めた感じだが、
そこそこ"メロン感"もある。甘そうなのだが、甘味は抑えてますよ、という匂い。
口に含むと、炭酸のピリピリ感が際立つが、すぐに甘味が感じられる。
メロン特有のセメダインみたいな風味があるが、ムスクのニュアンスは弱い。
ややぼやけた感じの味わい。
アルコール分6%。果汁0.8%。原材料:夕張メロン果汁、白桃果汁、醸造用アルコール、
糖類、酸味料、香料、カルミン酸色素、紅花色素。
「夕張メロンの甘さをほどよくいかし、すっきり仕上げました。
上質な香りが魅力のチューハイです。(この商品は原料供給元:
夕張めろん城との共同開発商品です。)」
メロン味のチューハイというのは、各社が結構チャレンジしているのだが、
爆発的に売れている例を見ない。それだけ難しいフレーバーなのだろうか。最近では、
サントリーの北海道夕張メロンホワイトサワーが健闘したようではあるが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月14日
No.1364: マーサン ごーやーちゅーはい / 三幸食品工業
まーさん ごーやーちゅーはい / さんこうしょくひんこうぎょう
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先日、GODOハートカクテルをみつけたスーパーで、偶然売られているのを発見した。
広島の三幸食品工業という、主に清涼飲料水などをOEM供給している会社の製品。
グラスに注いだ色は、ほんのり黄色っぽく、濁りがある。
香りは、グァバのようにやや甘いニュアンスのあるトロピカルな香り。
もちろんゴーヤにこんな匂いがあるわけではないから、香料だろう。
口当たりは、ほろっと苦い。さすがにゴーヤだ。その後、やんわりとした人工的な甘味が口中に広がる。
キシリトールガムのようだが、サントリーカロリ。の甘味によく似ている。それもそのはず。
甘味料としてアセスルファムカリウムが使われている。
飲み干した後にも、この人工的な甘味と苦味が残るから、あまりスッキリはしない。
だが、ゴーヤからイメージするほどの強烈な苦味ではないし、飲みやすい。
好きな人はきっとくせになりそうな味だ。
アルコール分5%。果汁4%。原材料:ゴーヤ果汁、醸造アルコール、ビタミンC、
香料、酸味料、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。糖質0(ゼロ)。「ゴーヤに豊富に含まれているビタミンC入り」
「マーサン」とは、「おいしい」という意味です。
販売者の名称がなく、製造者:三幸食品工業(株)とだけ書かれているから、
これは自社ブランドということなのだろうか。それとも、イオンの店で売られていたので、
同グループが製造委託したものなのだろうか。探してもどこにも情報がなく、わからない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月15日
No.1365: スパークリング ホップ / キリン
すぱーくりんぐ ほっぷ / きりん
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明日発売の製品を探し回ったが、何ひとつみつからなかった。
その代わりに、明後日発売のこの製品が、立ち寄ったどこのスーパーにも既に
山積みされていた。さすが、キリンさんの営業力には感心する。
ということで、10月17日発売のキリンの新ジャンルを飲む。
液色は極めて淡い黄金色。泡は純白で力があり、泡持ちも上々。
名前のとおりホップが軽やかに香る。臭みはほとんど感じない
(ところが、時間が経つと、少し発泡酒臭い感じが出てくる)。
味わいも軽やか。重みはなく、雑味もなく、言い換えれば水っぽい、キリンらしくない味。
喉ごしも軽く、ホップの軽やかなニュアンスが最後まで残る。ただ、
後味にじんわりとした甘味があり、少し発泡酒寄り。
アルコール分5%。原材料:発泡酒・大麦スピリッツ。
ここまでキリンらしさを捨て、軽快なフルーティさを売りにするなら、
あともう一歩踏み込んで、更に贅肉をそぎ落とし、炭酸水のようにすればいいのに、と思う。
最後に微妙な甘味とともに、麦の旨みのようなものも感じられるところは、
キリンの良さが出ていると言えなくもないが、それが余計に中途半端な印象を与えてしまう。
私個人のこのジャンルに対する意見としては、無理に味わいを出そうという悪あがきはむしろ好ましくない結果をもたらすので、
飲み応えなど追求しないほうが、よほどましだと思っている。
その意味で、アサヒ「ぐびなま。冬のやわらかホップ」
のほうを、私は高く評価する。
もっとも、金色の麒麟を大きく配し、明るい緑色を使用した缶のデザインはインパクトが強く、
このイメージだけで、結構売れるのかもしれない。このジャンルの主要消費層に訴求するのは、
中身よりイメージだからである。
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新ジャンル |
2007年10月16日
No.1366: ジョッキ濃旨 <限定醸造> / サントリー
じょっきこいうま <げんていじょうぞう> / さんとりー
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本日10月16日発売、サントリー・ジョッキ生の限定醸造品「濃旨(こいうま)」。
ロースト麦芽を使った濃色の新ジャンルである。
グラスに注いだ色は、ごく淡いアンバー。いわば薄い麦茶程度。泡は最初よく盛り上がるが、
泡持ちは当然良くない。
やわらかなロースト香があり、それがスピリッツのほんのり甘い匂いを隠している。
口当たりは比較的シャープ。苦味や渋味もしっかりある。
ただ、飲み干したあとに、じんわり甘味が残る。新ジャンルにしては、
ずいぶん重みのある部類ではあるが。
アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
ロースト麦芽使用(全麦芽の25%以上)。
今年の1月30日に出た「ジョッキ芳醇」に非常に似ているが、私自身のコメントを見る限り、
色はこちらのほうがやや薄い感じで、香ばしさも若干劣るように思う。
ロースト麦芽の使用比率は、ジョッキ芳醇の「20%以上」から、今回「25%以上」
に変わっている。なのに、あまり濃いという感じはなかった。
それにしても、このシリーズは、「淡旨(あわうま)」
「夏辛(なつから)」など、かなり無理のあるネーミングが続く。
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新ジャンル |
2007年10月17日[1]
No.1367: 旬果搾り 青森産 王林りんご <冬限定> / アサヒ
しゅんかしぼり あおもりさん おうりんりんご <ふゆげんてい> / あさひ
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入手が1日、いや2日遅れてしまった。
昨日10月16日発売、旬果搾りの冬限定品。全部で3種あるのだが、
今日、このあとに飲もうとしているものを考えると、柑橘は避けようと思い、
消去法でこれになった。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。やや黄色っぽい感じ。
香りは、かなりリアル。豊かな甘味をたたえ、適度な酸をもつ王林の特徴がうまく出ている。
口に含むと、最初にやわらかな甘味が感じられる。酸は強くなく、穏やかな飲み口。
サッパリと飲みやすく、後味もくどくない。
果汁5%。アルコール分4%。原材料:アルコール、
りんご果汁、糖類、酸味料、香料。青森県産王林りんご果汁使用。
雪景色がベースとなったパッケージデザインは、
乙女チックで可愛らしい。旬果はこういった路線で行くのが、正解だと思う。
ところで、りんごの人気銘柄といえば、酸味のしっかりある"ふじ"などがすぐに思い浮かぶが、
イエローグリーンの外観をした王林(ゴールデンデリシャスと印度りんごの交配種)は、
どちらかといえば日陰者かもしれない。
私は、赤と黄色が並んでいたら、迷わず黄色を手に取るほうなので、
王林はなじみ深い。
この隙間をついたようなチョイスに、拍手を贈りたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月17日[2]
No.1368: 本搾りチューハイ 冬柑 <期間限定> / メルシャン
ほんしぼりちゅーはい ふゆかん <きかんげんてい> / めるしゃん
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本日10月17日が発売日となっている本搾り冬柑。
例年、この製品は入手に苦労するのだが、今回はあっさりスーパーで発見。
周知の通りメルシャンはキリン傘下となったのだが、
やはりキリンビールの販売ルートに乗ると、多くの店が仕入れてくれるようになるのか。
本搾りは優れた製品だけに、我々消費者にとってはうれしい。
グラスに注いだ外観は白濁し、やや黄色っぽい。ゆず、あるいは、すだちと思われる緑っぽいフレッシュ感あふれる香りが立つ。
口に含むと、かなりマイルドなのに驚く。
これまでこの冬柑は、大げさに言えば顔をしかめるほどの酸や苦味が特徴だったのに、
拍子抜けしてしまった。
もちろん、甘味はほどんどないので、冬柑特有のキャラクターは何とか維持してはいるが、
尖りがなく、薄口で、飲みやすくなっている。
果汁10%。アルコール分4%。原材料:グレープフルーツ・ゆず・かぼす・すだち・ウォッカ。
糖類・香料・着色料無添加。製造者:メルシャン(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
2年前の冬柑は、強烈な酸と苦味で、万人受けはしなさそうな製品だった。
昨年の冬柑は、少しマイルドに、ジューシーになった。
そして今年の冬柑は、もっと軽やかで、言ってみれば骨抜きにされてしまった感がある。
アルコール分も4%と、2度も下がってしまった。
やっぱりたくさん売ろうと思ったら、このくらいのほうがいいのだろうか。
個人的にはかなり残念なのだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月18日
No.1369 旬果搾り 大分産 かぼす <冬限定> / アサヒ
しゅんかしぼり おおいたさん かぼす <ふゆげんてい> / あさひ
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10月16日発売、旬果搾りの冬限定品。全部で3種あるうち、
昨日、青森産王林りんごを飲んだ。今日は2種めとして、大分産かぼすを飲む。
グラスに注いだ外観は、ほとんど透明だがかすかに白濁。
香りは、グリーンな感じの柑橘香。キュンと酸が立っていて、苦酸っぱそう。
口当たりは、かなりシャープな酸が目立つが、ジューシー感を伴っており、
味わいとしてはそれほど酸っぱさを感じない。甘味は適度に抑えられている。
後味も爽やか。
果汁1%。アルコール分4%。原材料:アルコール、
かぼす果汁、糖類、酸味料、香料。大分県産かぼす果汁使用。
昨日の王林りんごと同じく、こちらも可愛らしい雪景色がベースとなったパッケージデザイン。
缶は昨年と違うが、中身は違いがわからない。既に完成度の高い内容だから、
変える必要はないということか。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月19日
No.1370 旬果搾り 愛媛産 いよかん <冬限定> / アサヒ
しゅんかしぼり えひめさん いよかん <ふゆげんてい> / あさひ
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10月16日発売、旬果搾りの冬限定品。全部で3種あるうち、
既に、青森産王林りんごと大分産かぼすを飲んだ。
今日は最後の1本。
グラスに注いだ外観は、ほとんど無色だが、かすかに黄色っぽく見える。
香りは、粉末オレンジドリンクのような奥行きのない柑橘香。
口当たりは、炭酸のピリピリ感とともに、軽やかな甘味が感じられ、やさしい。
酸味は適度。良く言えば軽快、悪く言えば味に深みがないので、
後味もスッキリ。
果汁6%。アルコール分4%。原材料:アルコール、
いよかん果汁、糖類、酸味料、香料。愛媛県産いよかん果汁使用。
昨年と果汁含有率等すべて同じで、
味わいに違いも感じられない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月20日
No.1371: 焼酎ハイボール レモン <下町缶> 第1弾 / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる れもん <したまちかん> だい1だん / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの「下町缶」は、現在第2弾が出ており、
先日このレモンの下町缶・第2弾を掲載した。
本来、首都圏地区限定販売のはずなのだが、大阪梅田のスーパー成城石井で発見したもの。
第2弾を先に入手してしまったので、第1弾はもう手に入らないかなと思っていたが、
同じ店に通い続けて、ついに発見。第2弾のイラストは浅草雷門だが、
こちら第1弾は、おそらく隅田川の花火大会だろう。
もちろん中身は同じだが、改めてレビューする。
色はごく淡いレモン色。グラスに注ぐとき、ジュワジュワと音がする。
香りはあっさり、スッキリしたレモン香。
炭酸がビリビリ強く、甘さは弱い。ここまでストイックなレモンチューハイは少ない。
焼酎の味わいもちゃんとある。
アルコール分7%。果汁1.5%。原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
「チューハイの原点」
チューハイは戦後まもない昭和20年代の東京下町で「焼酎ハイボール」として生まれたといわれています。
「ハイボール」とはお酒の炭酸割りのこと。焼酎を炭酸で割ったから「焼酎ハイボール」。
これを短くして「酎ハイ」と呼ばれたのが語源のようです。
東京下町の大衆酒場では今でも大変人気の飲み物です。
この下町缶は、レモンとドライの2種で展開しているが、
ドライの第2弾をまだ入手していない。引き続き、同じ店に通って出会いを待とう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月21日[1]
No.1372: ミルミクス 黒胡麻 / サントリー
みるみくす くろごま / さんとりー
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9月25日に発売。あまり扱っている店も多くないので、
認知度が低いと思われるこの商品。
当サイトでは、普段、割る前のリキュールは守備範囲外として掲載していないのだが、
このミルミクスに関しては、牛乳で割って飲むというコンセプトが面白いので、
もう1種出ている「抹茶」とともに入手し、飲んでみることにしたのだ。
とはいえ、こういったものを開ける機会はそうなく、抹茶を掲載してからだいぶ時間がたってしまった。
薄める前の原液は、まるでイカ墨、あるいは、かなり薄めた墨汁のような、やや透過性のある薄い黒(右写真)。
指示どおり牛乳で割ったのが、左写真。ほとんど黒色は目立たなくなる。
香りは、もちろんゴマなのだが、なんというか、ゴマを炒ったときの香ばしさみたいな感じがある。
牛乳と混ぜると、どこかアイスモナカみたいな匂いになる。
味は、抹茶のほうと同様、甘味がとても強い。
やはり、アイスモナカを食べているような味わい。
飲む前は、ゴマとミルクなんて、と思っていたが、ある意味予想を裏切る飲みやすさ。
リキュール。アルコール分16%。カラメル色素、香料、酸味料、
食用赤色102号、食用青色1号。
「香ばしい黒胡麻の風味が特徴の、甘さ控えめでコクのある味わいです。
牛乳で割って手軽にデザート感覚カクテルがお楽しみいただけます。
牛乳以外にもお好みで豆乳で割ったり、アイスクリームにかけても
黒胡麻の味わいが引き立ちます。寒い季節にはホットミルク割りもおススメです。」
おいしい飲み方として、ミルミクス1×牛乳2という比率が勧められている。
300ml入りで入手価格は498円。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月21日[2]
No.1373: むぎです 焼酎水割 / 八鹿酒造
むぎです しょうちゅうみずわり / やつしかしゅぞう
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先月、九州に出張した際に、駅の売店でみつけた焼酎水割り。
「むぎです」と「いもです」が2種並んで売られていたので、両方買ってきた。
既に先日「いもです」を飲んだので、今日はこちら。
色はもちろん無色透明。香りはツンと強く、男性的で、
どこか日本酒の吟醸香のようなものを感じる。
口に含むと、アルコール感が強く、味わいも力強い。
ピリッとくるくらいの辛口。麹の香ばしさが広がる。
アルコール分11%。原材料:麦、麦こうじ。
「麦本来の香ばしさと旨みを引き出すため、黒麹を使い発酵・蒸留させました。
その美味しさをそのまま楽しんでいただくため、蔵元の仕込み水で割り水し、
仕上げた本格麦焼酎の水割りです。」
製造者:八鹿酒造(株)、
大分県球磨郡九重町大字右田3364番地。
もう一方の「いもです」のほうは、販売者・ジェイアール九州商事と表記されていたが、
こちらにはなし。同じJR九州の企画の下に作られた商品だと思うのだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月22日[1]
No.1374: あじわい / アサヒ
あじわい / あさひ
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明日10月23日が発売日となっているアサヒの新しい新ジャンル(日本語的におかしく聞こえるかもしれないが、
「新ジャンル」のカテゴリーに属する新商品という意味である)。"大麦由来原料99.9%"の文字と、
大麦のイラストが印象的な缶だ。
グラスに注ぐとしっかり泡は盛り上がり、泡持ちも悪くない。
液色もしっかりした黄金色で、色素を使っているわけではないので、
使用している発泡酒の色だろう。
香りにややミルキーな感じや、つきたての餅、あるいは炊きたての米飯のようなニュアンスがあるが、
ビールにも時折こういった匂いを持つものがあり、悪い印象ではない。
口に含むと、ふわっとした麦の旨みと、ややアンバランスな酸を感じる。小麦スピリッツを使ったものとは違って、
焼酎のような甘味がないところはよい。舌触りがソフトで、尖りがないテイストは、
アサヒらしいキャラクターとは言い難いが、同社のプライムタイムの系統をめざした新ジャンルといったところか。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
*大麦由来原料=麦芽・大麦・大麦スピリッツ / ホップ使用量0.1%未満
「麦芽・大麦・ホップでつくった麦芽使用率25%以上50%未満の発泡酒と大麦由来のスピリッツが原料です」
大麦にこだわったというのがアピールポイントなのはわかるが、
例えばキリン・良質素材などと比べて優位性が感じられない。
ぐびなま。や、極旨との棲み分けはできるのだろうか。
それとも、どれかが残ってくれればいいという戦術なのか。共倒れの心配はないのだろうか。
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新ジャンル |
2007年10月22日[2]
No.1375: カクテルパートナー ミルクカクテル カフェ&ミルク / アサヒ
かくてるぱーとなー みるくかくてる かふぇ あんど みるく / あさひ
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明日10月23日が発売日となっているカクテルパートナー・ミルクカクテル。
2種出たのだが、今日はまずこちら、カフェ&ミルクから。
グラスに注いだ外観は、キャラメル色。
香りは、柔らかなコーヒーの焦げ臭を伴いながらも、コーヒー牛乳ほどのコクも感じられず、
やや薄っぺらい印象。
口に含んだ瞬間に、強い甘味が感じられ、コーヒー感は弱い。
ものすごく薄く作ったアイスコーヒーに、大量のガムシロップとクリーム(あるいは練乳)を混ぜた感じ。
アルコール感も弱い。
後味もスッキリせず、ダラッとした甘味が残る。
アルコール分4%。無炭酸。原材料:コーヒーリキュール、
加糖練乳、濃縮乳、糖類、乳化剤、カゼインNa、香料。
コーヒーリキュールを使ってはいるが、一般的なカルーアミルクに比べればコクはない(もちろん、
度数を抑えているから仕方がないのだが)。ここまで甘くしたのは、コクのなさをカバーするためではないかと思いたくなる。
こういった甘いカクテルの顧客層は強いアルコール感を敬遠するとの判断によるものとは思うが、
むしろもっとしっかりしたアルコール感を出すとか、コーヒーらしい苦味をきかせるとか、
特徴の出し方があったのではないかと思う。
缶のデザインは、「WONDAの新製品か?」と思ってしまうくらい、缶コーヒーっぽく見える。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月23日
No.1376: カクテルパートナー ミルクカクテル ストロベリーバニラ / アサヒ
かくてるぱーとなー みるくかくてる すとろべりーばにら / あさひ
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本日10月23日発売のカクテルパートナー・ミルクカクテル。
2種出たのだが、昨日、既にカフェ&ミルクを飲んでいる。
今日はもう一方のストロベリーバニラを。
グラスに注いだ外観は、淡いピンク色。
ういろうか、水ようかんのいちご味を思わせる。
香りは、ミルキーさの際立ったいちご香。
アポロチョコみたいな匂い。
味も、アポロチョコのピンクの部分を思わせる。
かなりミルク感が強く、イチゴミルクキャンディよりもいちごの味は弱い感じだ。
後味もかなり甘いが、バニラらしいコクはあまりない。
果汁1%。アルコール分4%。無炭酸。原材料:バニラリキュール、
加糖練乳、濃縮乳、いちご果汁、糖類、安定剤(ペクチン)、乳化剤、
香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、クチナシ色素。
270mlのスチール缶入り。中途半端な量だが、確かに350mlでは多すぎるなという感じ。
カフェ&ミルクのほうと同様、「よく振ってからお飲みください」との表記がある。
最初振らずに飲んでみたら、確かにちょっと上澄みみたいな感じがあった。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月24日
No.1377: 横浜ビール ヴァイツェン
よこはまびーる う゛ぁいつぇん
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横浜の地ビール。これは、現地で買ってきたものではなく、
スーパー成城石井でみつけたもの。店頭には3種あり、3種とも購入したのだが、
まずはヴァイツェン(ヴァイスビール)から。
グラスに注いだ色は白濁した淡い黄金色。酵母入りらしい。泡は純白できめ細かく、
泡持ちもとても良い。
香りはいかにもヴァイツェンらしい、バナナのような甘いフルーツ香。
口に含むとその甘くフルーティな味わいが広がる。あくまでもやわらかく、
きめ細かい泡と相まって、ベルベットのような口当たり。苦味は極めて弱い。
香りのイメージでは濃厚な感じだが、喉ごしはさらっと、
若々しい味わい。ふんわりとした優しい甘味を残す。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:横浜ビール(株) YOKOHAMA BREWERY、
横浜市中区住吉町6丁目68番地1号横浜関内地所ビル1階。
飲み応えがきっちりありながら、非常に洗練されたヴァイツェン。
横浜ビールの名にふさわしいスタイリッシュなビールだ。
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ビール |
2007年10月25日[1]
No.1378: 横浜ビール ピルスナー
よこはまびーる ぴるすなー
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3種入手した横浜ビール。購入はスーパー成城石井。昨日ヴァイツェンを飲んだのだが、
今日は2種めとしてピルスナーを。
グラスに注いだ色は淡い黄金色。やや黄色みが強い。
泡は純白で極めてきめ細かく、泡持ちも良い。
香りに華々しさはなく、落ち着いたモルト香が中心。
柔らかくベルベットのような口当たりだが、苦味はかなり強く、
ギュッと口中を引き締める。苦味の強さのわりには、
それほど重たい印象はない。麦の旨みが凝縮された感じ。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:横浜ビール(株) YOKOHAMA BREWERY、
横浜市中区住吉町6丁目68番地1号横浜関内地所ビル1階。
ヴァイツェンに続き、こちらも洗練された味わいと言える。
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ビール |
2007年10月25日[2]
No.1379: 焼酎ハイボール ドライ <下町缶> 第2弾 / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる どらい <したまちかん> だい2だん / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボール「下町缶」は、サイト情報によれば地域限定となっており、
おそらく首都圏限定と思われる。レモンとドライの2種で展開しており、
第2弾まで出ている。当サイトでは既にレモンの
第1弾、第2弾と、
ドライの第1弾を掲載しており、
今日はドライの第2弾。
中身は同じだが、一応レビューしておく。
色は淡いシャンパンゴールド。泡は大粒で、勢いがある。
香りはどこかウイスキーのような感じのアルコール臭。
口に含むと炭酸が強く、まさにドライ。ほんのりとした甘味+しっかりしたアルコール感。
アルコール分7%。無果汁。糖質80%オフ。原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
「チューハイの原点」
チューハイは戦後まもない昭和20年代の東京下町で「焼酎ハイボール」として生まれたといわれています。
「ハイボール」とはお酒の炭酸割りのこと。焼酎を炭酸で割ったから「焼酎ハイボール」。
これを短くして「酎ハイ」と呼ばれたのが語源のようです。
東京下町の大衆酒場では今でも大変人気の飲み物です。
この缶のイラストは、寅さんで有名な、葛飾柴又帝釈天と思われる。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月26日
No.1380: 八海山泉 ペールエール
はっかいさんいずみ ぺーるえーる
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新潟の地ビール。大阪梅田のスーパー成城石井で売られていたもの。
本来は色々種類があるのだろうが、みつけたのはこの1種のみ。
グラスに注いだ色はごく淡いアンバー。
泡はベージュできめ細かく、泡持ちは非常によい。
ホップの軽やかさ+トロピカルフルーツの甘い香り+麦茶程度のロースト香。
絹のような泡と液体が一体となって、なめらかな飲み口。
味わいもバランスが良く、適度にロースティでフルーティ。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:(株)八海山
八海山泉ビール苑、
新潟県南魚沼市泉564-1。
メジャーな清酒メーカー(八海山)がつくるビールだけに、非常にそつのない出来映え。
毎日でも飲みたくなる親しみやすさだ。
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