ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.1921〜1940


 
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2009年2月6日
No.1921: −196℃ こだわり果樹園 白ぶどう <カリフォルニア州ルチッチ農園> / サントリー
 まいなす196ど こだわりかじゅえん しろぶどう <かりふぉるにあしゅうるちっちのうえん> / さんとりー
サントリー -196℃ こだわり果樹園 白ぶどう サントリー -196℃ こだわり果樹園 白ぶどう review
 1月20日発売、サントリー・−196℃ こだわり果樹園シリーズ。
 既に限定品の「とちおとめ」と、 通期商品5種のうち「ルビーグレープフルーツ」、 「白桃」、「ブラッドオレンジ」、 「南高梅」とレビューし、 残るはこの「白ぶどう」のみとなった。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、甘いがややコクのないぶどう香。単調な感じがする。
 味もパンチに欠け、軽やかといえば軽やかだが、 コクがないのに甘さだけが上滑りする感じ。 だが、くどい甘味ではないので、後味はスッキリしている。
 アルコール分4%。ぶどう浸漬酒使用。 原材料:ぶどう、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
「使用する果物の果樹園にまでこだわったチューハイ。 爽やかな甘味とみずみずしいおいしさです。」
 このシリーズはみな軽やかな味わいに仕上がっている。 特に柑橘系は、酸っぱすぎずサラッと飲める。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月7日
No.1922: ビターキャラメル / 小西酒造
 びたーきゃらめる / こにししゅぞう
白雪 BITTER CARAMEL 白雪 BITTER CARAMEL review
 清酒白雪でおなじみ小西酒造がつくる発泡酒。
 同社の製品は、当サイトではこれまでショコラシトラスと取り上げてきたが、今回はキャラメルである。

 グラスに注いだ色は、濁りのある淡い褐色。薄い麦茶程度。
 香りはとても甘く、まさにキャラメル。森永ミルクキャラメルのようである。
 口に入れた瞬間、やっぱりキャラメルの甘い味わいが広がるが、 よく味わってみれば、苦味もきちんとあり、不思議にバランスはよい。 ただ残念なのは、麦芽の旨みが弱いので、コクがあまり感じられないところ。 だが、この軽やかさも、くどくならないように味のバランスを考えてのことかもしれない。
 アルコール分4.5度。原材料:麦芽、水あめ、乳製品、キャラメル、ホップ、香料、 カラメル色素。麦芽使用率25%以上50%未満。 醸造所:小西酒造(株) 長寿蔵、兵庫県伊丹市中央3丁目4番15号。
 330ml入りで、入手価格は672円。決して安くはないが、 このチャレンジは面白いし、一度試してみる価値はある。さすが、ベルギービールの有名銘柄の 輸入総代理店をしている小西酒造だけのことはある。
種別 発泡酒
2009年2月8日
No.1923: ショコラ ブルワリー <BITTER> / サッポロ
 しょこら ぶるわりー <びたー> / さっぽろ
サッポロ ショコラブルワリー サッポロ ショコラブルワリー review
 インターネット限定で販売されたショコラブルワリー。 サッポロと、チョコレートのロイズ(ROYCE)との共同開発商品である。
 申込期間が1月14日〜23日と非常に短く、また、3本入り20,000セット(60,000本)限定ということで、 絶対に手に入れるべく、申込開始日に注文した。そしてようやく、到着した。

 グラスに注いだ色は漆黒で、まるでスタウトのよう。泡は薄茶色。泡持ちもなかなか良い。
 香りはしっかり深みのあるチョコレート。そこにロースト香が加わっているから、 引き締まって凝縮感のある香りになっている。
 口当たりはふんわり甘いが、その甘味に強さがない分だけ、苦味と香ばしさが際立つ。 喉を過ぎる時の甘味を伴うロースティな味わいと、後に残る引き締まった苦味が、 スタウト(濃色エール)にも似ているが、基本的にぶ厚さはなく、やさしい仕上がり。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・糖類・カカオニブ・香料。
 チョコレート麦芽を一部使用し、カカオを加えた、芳しい香りとほろ苦い味わい。
 この商品はサッポロビール(株)と(株)ロイズコンフェクトの共同開発商品です。
 1セット3本入りで1,480円(送料・税込)。つまり1本あたり約493円。 また、2セット注文なら2,780円(1本あたり約463円)。4セット注文なら5,480円(1本あたり約457円)。 いずれにせよ、いいお値段であることに変わりないが、この出来映えだから、 入手して損はなかった。

 基本的にネット限定ではあるが、北海道の一部店舗(サッポロビール博物館、サッポロビール北海道工場) では、1月30日から数量限定で販売しているとのことなので、 札幌近郊にお住まいの方なら、まだ買えるかも。
 また、以下のサッポロビール関連施設では、 樽生のグラス販売を行っているということ。
 1/30〜:サッポロビール博物館、サッポロビール園ガーデングリル、サッポロファクトリー内ビヤケラー札幌開拓使
 2/7〜:恵比寿麦酒記念館
 首都圏の方は、恵比寿ガーデンプレイスに行けば飲めるようですよ。
種別 発泡酒
2009年2月9日
No.1924: お茶酎 玉露と抹茶チューハイ / アサヒ
 おちゃちゅう ぎょくろとまっちゃちゅーはい / あさひ
アサヒ お茶酎 玉露と抹茶チューハイ アサヒ お茶酎 玉露と抹茶チューハイ review
 1月14日に発売されたアサヒお茶酎。
 販売地域は首都圏近郊の1都8県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、静岡) ということで、関西在住の私は入手できないでいたが、 週末東京に出張した折に、コンビニで買ってきた。

 グラスに注いだ色は、濁りある薄緑。ペットボトルのお茶でいうと、 コカコーラから出ている「綾鷹」みたいな感じ。
 深みある抹茶の香り。やや粉っぽい印象で、苦味が強そう。
 飲むと口の中で確かに抹茶の粉っぽさがあり、無炭酸なのでなめらかで、 そしてほんのり甘い。アルコール感もちゃんとある。すうーっと喉を過ぎてゆくような飲み心地。
 アルコール分5%。無炭酸。原材料:焼酎、玉露(国産)、煎茶(国産)、 抹茶(国産)、香料、ビタミンC。
 玉露と抹茶に煎茶を加えて仕上げた、まろやかな味わいのチューハイです。
 宇治抹茶12%(全茶葉中の宇治抹茶の使用割合)。
 かるく振ってからゆっくりとお開けください。品質保持のため窒素充填していますので、 強く振ると中身がふき出すことがあります。
 なぜ全国販売してくれないのだろう。これまでのお茶系チューハイの売上動向などを踏まえての ことなのだろうか。
 ソフトドリンクでは、サントリーから出ているスターバックス・ディスカバリーズ(コーヒー飲料)のシリーズが、 新製品投入はいつも1都10県(関東甲信越静)からとなっているのだが、 あちらはシリーズ発売当初に爆発的人気で生産が追いつかなかった経験があって、 まず首都圏で売れ行きをつかみつつ全国展開の準備をする意味合いがあるように思う。
 このお茶酎も、現在の販売地域で人気が出れば、全国展開するのだろうか。 東京のコンビニを巡ってみた感じでは、まあまあ置かれていたから、 そこそこ出ているのではないだろうか。

*****
 後日記) やはり全国展開が決まり、発売日は2009年5月12日となった。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月10日[1]
No.1925: 淡麗ダブル / キリン
 たんれいだぶる / きりん
キリン 淡麗W キリン 淡麗W review
 本日2月10日が発売日となっている新しい淡麗。
 プリン体99%カットということで、これまでの淡麗アルファ の後継品と思われる。パッケージも従来の淡麗アルファのデザインを基本的に踏襲している。

 グラスに注いだ色は、意外にもしっかりめの黄金色。カラメル色素によるものだろう。 泡は当初盛り上がるが、程なく減衰。
 香りは、淡麗アルファと同じく、ボンド(接着剤)のような匂いがする。 もうこの時点で、ダメ出しをしたくなる。
 口に含むと、やはりその接着剤的な風味があり、コクはまったくなく、 妙な甘味が感じられる。苦味はわりとしっかりある。
 後味にも妙な甘味と、薬臭い酸味が残り、スッキリしない。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・ スターチ・糖類・赤ワインエキス・香料・カラメル色素。
 プリン体99%CUT。ワインポリフェノールで、うまさON。
 これは飲んで楽しむためのものではなく、プリン体を摂取できない人が、 それでもビール風味飲料を飲みたいという場合の飲物と考えるべきだろう。
 従来品の淡麗アルファでは、ただ臭みだけだったものを、なんとか味らしきものを付け加えようと、 必死にリニューアルした感じだ。ところが、妙な甘味が加わっただけのように感じる。
 申し訳ないが、とても味わいを評価できるような代物ではない。
種別 発泡酒
2009年2月10日[2]
No.1926: CALPIS BARTIME 楽園のオレンジ / カルピス
 かるぴすばーたいむ らくえんのおれんじ / かるぴす
CALPIS BARTIME 楽園のオレンジ CALPIS BARTIME 楽園のオレンジ review
 昨日2月9日発売、カルピスバータイム「楽園のオレンジ」。 このシリーズも、もうすっかりおなじみとなった。

 グラスに注いだ色は、いかにもカルピスとオレンジを混ぜた感じのパステルオレンジ。
 やや控えめながらも、甘くジューシーなオレンジの香りが、カルピスのミルキーな感じとうまく溶け合っている。
 味も甘酸っぱく、口いっぱいにオレンジの風味が広がる。背後にあるふんわりとしたアルコールの甘味は、 ラムだろうか。基本的にアルコール感は強くなく、オレンジカルピスを彷彿とさせる。
 アルコール分4%。無炭酸。果汁3%。 原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、ラム、 オレンジ果汁、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、糖類、 酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、パプリカ黄色素、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
 「カルピス」とオレンジにラムが香る甘く爽やかな味わい
 「楽園のオレンジ」は南国生まれのラムにちなみ、明るくおおらかな気持ちで リラックスしてほしいという思いから名付けました。
 また今回もよく作り込まれた作品という感じだ。カルピスらしい甘酸っぱさの堪能できる 楽しいカクテルだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月11日
No.1927: おいしいチューハイ チェリーミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい ちぇりーみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ チェリーミックス タカラ おいしいチューハイ チェリーミックス review
 2月3日に発売されたタカラおいしいチューハイの期間限定チェリーミックス。
 このシリーズは、すぐに手に入るときと入らないときがあり、今回は少し手間取ったのだが、 発売から一週間たった昨日、ようやく発見した。

 グラスに注いだ色は、くすんだ感じの赤。淡いざくろ色。
 香りはチェリーリキュールのように深みがあるが、華やかさはない。 ゼリー菓子の赤いヤツ(よく、Xmasのデコレーションアイスに乗っかっている赤く丸いあれ)みたいな 感じだ。
 味は甘味が抑えられ、色の印象ほど濃くはない。チェリーだけならば、おそらくもっと濃くなるであろう ところを、ぶどう、りんご、なし等が入っていることにより、少し薄まった印象がある。 りんごと思われる軽やかな酸味も効いていて、爽やかな味わい。
 果汁50%。糖類不使用。アルコール分5%。原材料:果汁 (チェリー、ぶどう、りんご、洋なし)、 スピリッツ、酸味料、香料、アントシアニン色素。 「果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。」
 飲む前は、くどいのではないか?と思っていたが、この軽やかさなら、飲み飽きない。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月12日
No.1928: オリオンリッチ / オリオン
 おりおんりっち / おりおん
オリオンリッチ オリオンリッチ review
 昨年10月21日に新登場したオリオンリッチ。
 オリオン製品は、基本的に沖縄県及び奄美群島地区限定販売であるため、 関西在住の私はこれまで入手できなかった。
 そのうちどこかで沖縄フェアでもやってくれれば、買えるかもしれない。 そう思って待っていたが、出会えず。そこで先日、 東京に出張した折に「銀座わしたショップ」(沖縄県物産公社の運営する沖縄物産店) に立ち寄り、買ってきた(実は大阪にもお店があったようなのだが、不覚にも知らなかった)。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。
 香りは、とても新ジャンルとは思えないほど、ホップ香が芳しい。 特有の臭みはほとんどない。
 口当たりも実にクリアで、爽やか。やや金属的なタッチで、 アサヒスーパードライのようなキャラクター。やわらかな苦味が心地よい。 新ジャンルにありがちな妙な甘味とか、鼻につく酸味は皆無。 後キレも素晴らしく良い。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ。
 現在各社から出ている多くの新ジャンルの中で、ダントツのクオリティであると思う。 地域限定販売だから、これを日常的に手にする人の人口比率は極めて低いわけだが、 今はネットでの取り寄せも当たり前の時代。大手4社は危機感を持った方が良いと思う。
 第5位のメーカーが、こんなに素晴らしい新ジャンルを開発したという事実は、重大である。 万一これが全国販売されたならば、クオリティ的に互角に近い戦いができるのは、 「クリアアサヒ」と「麦とホップ」くらいしか、見あたらない。
種別 新ジャンル
2009年2月14日
No.1929: 金しゃち インペリアル・チョコレート・スタウト / 盛田金しゃちビール(ワダカン)
 きんしゃち いんぺりある・ちょこれーと・すたうと / もりたきんしゃちびーる(わだかん)
金しゃち インペリアル・チョコレート・スタウト 金しゃち インペリアル・チョコレート・スタウト review
 時々覗いているディスカウントショップで、また金しゃちビールの限定品を発見。 この時期にふさわしい、チョコレート・スタウト。
 2月14日ということで、飲んでみることにした。まあ、自分で買ったのだけれど。

 グラスに注いだ色は、深い焦げ茶。
 タバコやエスプレッソなどの焦げ臭、ロースト香が強く、引き締まっている。
 味もキリッと苦味が強いが、ほんのり甘味があって、まろやか。 スタウトにしては、かなりシャープな印象。飲み込んだ後には、 スモーキーフレーバーが余韻として残る。
 アルコール分8%。原材料:麦芽、糖類、ホップ。製造者: ワダカン(株)、盛田金しゃちビール犬山工場、 愛知県犬山市大字羽黒新田字高見1-4。
 18世紀末、英国から北欧や帝政ロシアへ輸出する為 「インペリアル」の名を冠したプレミアムビールです。 原料の一部にチョコレートモルト(焙煎麦芽)を使用した、ビターチョコレートの様な濃厚で やわらかい香味の黒ビールです。アルコール度数が高く芳醇な風味と香りを持ち、 更に長期間の熟成で一層まろやかな味わいを実現させました。
 チョコレートと名がついているが、カカオ等が使われているわけではない。 チョコレートモルト(チョコレート色に深く焙煎した麦芽)が使われたスタウト(濃色エール)である。
 330ml小瓶入りで、入手価格は480円。決して高くはない。
種別 ビール
2009年2月15日
No.1930: −196℃ ゼロドライ レモン / サントリー
 まいなす196ど ぜろどらい れもん / さんとりー
-196℃ ゼロドライ レモン -196℃ ゼロドライ レモン review
 密かに12月からリニューアルしていた-196℃ゼロドライ(糖類ゼロ)シリーズ。最近では、 ほとんどこの新シリーズに入れ替わっているようだが、従来品との見分け方は、 缶左肩のフレーバー表記の部分に"NEW レモン"というふうに、NEWの文字がついているのと、 下方の"ZERO DRY"と書かれた部分が、帯のようなデザインになっていること。
 今日はまず、レモンを飲むことにする。

 グラスに注いだ色は、かすかに白濁。
 派手ではないが、フレッシュなレモン香が広がる。
 味はほんのりと甘いが、軽やかで、スッキリとした口当たり。 薄っぺらい感じは否めず、飲み込んだ後にも上滑り感のある甘味が残るが、 酸が強いので、爽快感はある。
 アルコール分7%。糖類ゼロ。レモン浸漬酒使用。 原材料:レモン、ウオツカ、スピリッツ、酸味料、香料、 ビタミンC、甘味料(アセスルファムK)。
 従来品との違いは、正直言ってわからなかったが、 原材料表記を見比べてみると、従来品にはあった「食物繊維」がなくなっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月16日
No.1931: 氷結ZERO アセロラ / キリン
 ひょうけつぜろ あせろら / きりん
氷結ZERO アセロラ 氷結ZERO アセロラ review
 明後日2月18日発売、氷結ZEROの新ラインナップ、アセロラだ。
 明日発売の新製品が一つもみつからない中で、こちらを先に発見した。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、気のせいか若干色づいているようにも見える(光の加減か)。
 香りは、缶を空けた瞬間から、酸っぱそうなアセロラ香が広がっている。 だが、それほど強烈ではない。どちらかといえば、控えめである。
 味はシンプルな酸が中心で、澄み切った味。甘味料の甘さがほんのりと広がり、 若干口に残る感じもするが、酸のサッパリ感が勝る。
 アセロラは、氷結ZEROのシリーズには、 まさに打ってつけのフレーバーと言えるが、その期待を裏切らない内容だ。
 アルコール分5%。果汁2.0%。糖類ゼロ。 原材料:アセロラ果汁・ウオツカ・酸味料・香料・ 甘味料(アセスルファムK)。
 最近は、各社とも糖質オフ、カロリーオフの製品に力を入れているようだが、 こうやって各社が切磋琢磨して、よりクオリティの高い製品が増え、 選択肢が広がることは、消費者にとっては歓迎である。だが、メーカーさんにとっては、 いつどこが脱落するのか?という、熾烈な消耗戦といった感じだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月17日
No.1932: カクテルパートナー イタリアン シトラススプモーニ / アサヒ
 かくてるぱーとなー いたりあん しとらすすぷもーに / あさひ
アサヒ COCKTAIL PARTNER イタリアン シトラススプモーニ アサヒ COCKTAIL PARTNER イタリアン シトラススプモーニ review
 本日2月17日発売、カクテルパートナー・イタリアンカクテル。スクリュードライバーと、 シトラススプモーニの2種が出た。
 今日はまずシトラススプモーニのほうを飲むことにする。

 グラスに注いだ色は、透き通ってはいるが妙に毒々しい感じの黄緑色。 この鮮やかさがイタリアンなのだろうか。
 香りはグレープフルーツ中心だが、緑っぽい感じも強く、 少し薬臭いような印象。マウンテンデュー に近いだろうか。いや、あそこまで緑臭くはない。
 味は結構甘い。甘味料のややどんよりした甘味で、酸とは分裂気味。 この匂い、この味わいは、サントリー・カクテルカロリ。にありそうな感じだ。
 果汁3%。アルコール分4%。原材料:レモンリキュール、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ色素。
 缶裏側には、Cocktail Episode として、次のような説明がある。
 レモンのピール感がちょっぴり効いた「レモンリキュール」に、 イタリア産グレープフルーツ果汁をミックスし、トニックウォーターで割った、 フルーティーですっきりしたイタリアンテイストのカクテルです。
 つい先月、スイーツカクテル2種が出たばかりで、また新顔。 これまでにもクロカクテル、ミルクカクテル、テキーラカクテルなど、 カクパーはどんどん新シリーズが登場しては、短期間で消えてゆく。
 最初から息の長い製品に育てようという意志などないようにも見える。 開発費、宣伝費を無視すれば、このような矢継ぎ早戦略は消費者には面白くてよいが、 短いサイクルで出し過ぎることで、逆に記憶に残らない結果になっている。 カクパーブランドそのものが陳腐化しないことを祈るばかりだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月18日
No.1933: カクテルパートナー イタリアン スクリュードライバー / アサヒ
 かくてるぱーとなー いたりあん すくりゅーどらいばー / あさひ
アサヒ COCKTAIL PARTNER イタリアン スクリュードライバー アサヒ COCKTAIL PARTNER イタリアン スクリュードライバー review
 昨日2月17日発売、カクテルパートナー・イタリアンカクテル。
 2種あるうち昨日、シトラススプモーニを飲んだので、 今日はもう一方のスクリュードライバーを。

 グラスに注いだ色は、透明感のあるピンク色。
 香りはコクのないチープな感じのオレンジ香で、ブラッドオレンジということがわかる。 あんずリキュールも使っているとのことだが、あんずらしき香りは目立たない。
 ところが、口に含むと、確かにあんず風味をみつけることができる。 その後もう一度香りを嗅いでみると、奥の方にあるあんず香に気づかされる。
 甘味料の人工的な甘味が若干気になるものの、あくまでも控えめ。
 果汁1.1%。アルコール分4%。原材料:あんずリキュール、オレンジ果汁、 、あんず果汁、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素、カラメル色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 缶裏側には、Cocktail Episode として、次のような説明がある。
 アマレット風味のちょっぴりアーモンド的な香りのする "あんずリキュール"に、イタリア産ブラッドオレンジ果汁をミックスした、 フルーティで上品なイタリアンテイストのカクテルです。
 軽やかで飲みやすいが、その分、強い印象は残らない。 昨日飲んだシトラススプモーニとともに、パッケージデザインは派手めなので、 売場で並んでいると目立つと思うが、イタリアンという名前からあまり味は想像できないし、 買ってみようと思わせるだけのインパクトには乏しいように思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月19日
No.1934: ジョッキ生 / サントリー
 じょっきなま / さんとりー
サントリー ジョッキ生 サントリー ジョッキ生 review
 2月17日にリニューアル発売のジョッキ生。 早速飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。カラメル色素によるものだろう。 泡は当初盛り上がるが、力なく、泡持ちは悪い。
 香りは、古き良き発泡酒のように、 軽やかなホップ香と、独特の臭みがある。
 口に含むと、妙な酸味と、ぼんやりとした甘味が同時に感じられる。 だが、苦味もしっかりある。すべての要素が強く、粗雑な印象。
 アルコール分5%。原材料:ホップ、コーン、糖類、醸造アルコール、食物繊維、酵母エキス、 コーンたんぱく分解物、酸味料、香料、カラメル色素、クエン酸K、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、苦味料。
 2006年2月発売の初代、 同年8月発売の2代目、 2007年3月発売の3代目、 2008年2月発売の4代目に続き、 なんとこれが5代目である。
 前作(4代目)は一番マシだと思っていたのに、 今回はまた粗暴な感じになってしまったようだ。
種別 新ジャンル
2009年2月20日
No.1935: −196℃ ゼロドライ グレープフルーツ / サントリー
 まいなす196ど ぜろどらい ぐれーぷふるーつ / さんとりー
-196℃ ゼロドライ グレープフルーツ -196℃ ゼロドライ グレープフルーツ review
 密かに12月からリニューアルしていた-196℃ゼロドライ(糖類ゼロ)シリーズ。
 先日レモンを飲んだが、今日は2種めとしてグレープフルーツを飲む。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。 なかなかフレッシュ感のある香りだが、 グレフルチューハイによくありがちなガムっぽい感じの甘苦さではある。
 口当たりはスッキリと、酸が効いていて、甘味料の人工的な甘さはそれほどでもない。 苦味もしっかりと感じられる。糖類ゼロ製品にしては、 なかなか自然な感じの仕上がりだ。
 アルコール分6%。グレープフルーツ果汁2%。グレープフルーツ浸漬酒使用。糖類ゼロ。 原材料:グレープフルーツ、ウオツカ、スピリッツ、エリスリトール、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ポリグルタミン酸。
 ゼロドライシリーズの中で、このグレープフルーツだけは、過去に一度リニューアルしている。 そのとき、果汁が使われるようになったもので、初代は浸漬酒だけだったのだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月21日
No.1936: −196℃ ゼロドライ 紀州ウメ / サントリー
 まいなす196ど ぜろどらい きしゅううめ / さんとりー
-196℃ ゼロドライ 紀州ウメ -196℃ ゼロドライ 紀州ウメ review
 密かに12月からリニューアルしていた-196℃ゼロドライ(糖類ゼロ)シリーズ。
 既にレモングレープフルーツを飲んでいるが、 今日は3種めとして紀州ウメを。

 グラスに注いだ色は、淡いシャンパンゴールド。
 香りは梅酒に近く、かなりコクがありそうである。
 味は酸味とともに、甘味も強いが、梅酒の糖分というよりは、人工甘味料の薄ら甘い感じが、 口中にまとわりつく。
 アルコール分5%。糖類ゼロ。梅浸漬酒使用。 原材料:梅、スピリッツ、食物繊維、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 梅浸漬酒とは、梅を漬け込んだお酒だから、つまりは梅酒である。 だがこれは、糖類ゼロであるから、砂糖を入れて漬け込んでいるわけではない。 そのコクのなさが、軽やかな味わいをつくっているようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月22日
No.1937: アサヒ オフ / アサヒ
 あさひ おふ / あさひ
アサヒ オフ アサヒ オフ review
 明後日2月24日が発売日となっている新ジャンル、アサヒオフ。
 このような大型新商品は必ずやフライング販売されているであろうと信じて、 近所のスーパーを覗いたところ、やはりたくさん並べられていた。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 写真で異様に泡が盛り上がっているのは、実は買ってくるときに揺らしてしまったようで、 まだ落ち着いていなかったため。缶を開けたときに少し吹き出してしまい、 一呼吸置いて注いだのだが、やはり泡がもくもく立ってしまったのだ。
 香りは新ジャンルらしく、やや酸っぱそうな臭みがあるが、ホップ香もある。
 口に含むと、水のように味がない。このスッキリ感は、 同社の発泡酒、スタイルフリーに近い。ただ、少しだけ、妙な酸味が気になる。 だが、苦味もしっかり感じられる。
 アルコール分3.5%以上4.5%未満。プリン体85%オフ。糖質70%オフ。 原材料:発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、 大豆ペプチド、アミノ酸(グルタミン))、スピリッツ(大麦)。
 時間が経って、温度が上がってくると、臭みが増してくるので、 思い切り冷やし、ぬるくならないうちに飲むべきである。
 それでも、キリン淡麗Wの妙な臭みと比べれば、 こちらのほうが圧倒的にマシである。
種別 新ジャンル
2009年2月23日
No.1938: COCKTAILカロリ。フルーツレインボーミックス / サントリー
 かくてるかろり。ふるーつれいんぼーみっくす / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。フルーツレインボーミックス サントリー COCKTAILカロリ。フルーツレインボーミックス review
 明日2月24日のカクテルカロリ。フルーツレインボーミックス。
 限定品かな?と思いきや、どうやら通年商品のようである。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い肌色。 香りは、とにかく何のフルーツかわからないくらいに混じり合っている。 キャンディのようでもあり、どこかで嗅いだことのある懐かしい感じのフルーツ香。
 味は、かなり甘味が強い。マンゴー的な甘味だが、そこにりんごの酸がプラスされた感じ。 もちろん、シリーズ特有のどんよりした甘味料の甘味が口中に残るが、 フルーツの味わいと一緒になっているので、鼻につくレベルではない。
 果汁1%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。 原材料:アップル、グレープ(ホワイト、レッド)、 グレープフルーツ、カシス、ピーチ、マンゴー、スピリッツ、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。 「マンゴーの味わいをメインに、7種類のフルーツをミックスした、 フルーティなカロリー50%オフのカクテルです。」
 7種のフルーツだからレインボーミックス。 キャンディをなめているような独特の甘さが面白いカクテル。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年2月24日[1]
No.1939: いちばん桜 <2009季節限定醸造ビール> / オリオン
 いちばんざくら <2009きせつげんていじょうぞうびーる> / おりおん
オリオン いちばん桜 オリオン いちばん桜 review
オリオン いちばん桜
オリオン いちばん桜
左:オリオン / 右:アサヒ・オリオン
 オリオンのいちばん桜は、昨年まで本州では売られていなかったが、 今年からアサヒが「アサヒ・オリオンいちばん桜」として全国発売することになり、 1月20日にお目見えした。当サイトでも既にレビュー済である。
 今日取り上げるのは、沖縄及び奄美群島地区限定の本家いちばん桜。 発売日は昨年12月2日であった。
 通常、その他地域では売っていないものだが、 先日、銀座わしたショップ(沖縄県物産公社のアンテナショップ)で新ジャンル、 オリオン・リッチを購入したときに、一緒に買っておいたのだ。
 アサヒの製品と、果たして中身に違いがあるのかわからないが、ともかく飲んでみよう。

 グラスに注いだ色は、オリオンにしてはしっかりめの黄金色。
 軽やかかつ爽やかなホップ香だが、深みも感じさせる。
 軽やかでドライな口当たり。しかし、味わいに乏しいのかと思いきや、 モルトの甘味や、軽快な酸味、適度な苦味があって、充実感ある味わい。
 アルコール分5%。厳選アロマホップ使用。原材料:麦芽、ホップ。 製造者:オリオンビール(株)、沖縄県浦添市字城間1985-1、098(877)5050。
 全国発売品との違いは分からなかった。本当に同じなのだろうかと、どうしても気になったので、 飲み比べてみようと、急きょ冷蔵庫に常備している アサヒ・オリオンいちばん桜を出してきた。 アサヒ製品のほうには"Asahi"の文字があるから違いがすぐ分かる(右写真)。
 続けて飲んでみたが、中身はまったく一緒であることが確認できた。 もし、アサヒがライセンス生産しているのなら、ひょっとして味が微妙に違うのではないか? ということを期待したのだが、そんなことはなかった。
 で、アサヒ製品の缶の表記をよく見てみると、「醸造元 オリオンビール株式会社」と書いてあるではないか。 つまり、沖縄の工場で生産したものを、アサヒの販売ルートで全国に流通させているということなのだろう。
種別 ビール
2009年2月24日[2]
No.1940: ウメッシュゼリー / チョーヤ
 うめっしゅぜりー / ちょーや
チョーヤ ウメッシュゼリー チョーヤ ウメッシュゼリー review
 本日2月24日、梅酒のチョーヤから発売されたウメッシュゼリー。 コンビニ・スーパー限定ということだから、町の酒屋さんでの取扱はないようである。
 180ml入りの小さな缶。炭酸入りだが、振るとゼリー状になるという製品。 ファンタ・ふるふるシェイカー(コカ・コーラ社)のお酒版といったところだ。

 缶を10回ほど振って、広口のショートカクテルグラスに注いでみた。
 液体の中に、ドロッとした固形物。炭酸の気泡も見える。
 梅酒の甘酸っぱい香り。基本的に軽やかだが、しっかりコクもありそう。
 味はしっかり梅酒。さすがにチョーヤだ。 炭酸のピリッとした口当たりが心地よいが、甘さにはコクがある。 ドロッとした食感も面白い。
 アルコール分5%。浸漬酒。 原材料名:梅(国産)、 砂糖、醸造アルコール、リン酸K、クエン酸Na、ゲル化剤(増粘多糖類)、乳酸Ca。
 入手価格は160円。チューハイに比べれば高いが、 面白い製品ではあると思う。
種別 チューハイ・カクテル等

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