2009年3月31日
No.1981: カルピスサワー / カルピス
かるぴすさわー / かるぴす
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カルピスサワーが発売15周年を迎え、そしてリニューアルした。発売日は3月23日である。
まあ、カルピスサワーは頻繁にマイナーチェンジしているので、またか、
の感も否めないが、とにかく試してみよう。
色は純白。典型的なカルピスカラー。見た目に変化はない。
香りはどこから嗅いでも紛れもないカルピスだが、やや濃いめにつくった感じの香りだ。
以前の製品にははっきりとあったアルコール臭がやわらいだ気がする。
味は柔らかくすっきり。後に残るアルコール感も強くない。
アルコール分5%。原材料名:脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、オリゴ糖、糖類、酸味料、
香料、安定剤(大豆多糖類)。
同社サイトによる説明では、
『ウォッカベースのすっきりした味わいはそのままに、
甘酸っぱく爽やかな「カルピス」風味をアップし、
今まで以上に爽やかですっきりとした後味が楽しめるようレシピを改訂しました。』
とのことである。
そう言われて飲むから余計にすっきりした感じがするのだが、
確かにアルコール臭が弱くなって、よりカルピスっぽくなった感じはした。
ちなみに従来品と缶デザインの違いは非常に分かりづらいが、
"カルピスサワー"の商品名の下に、"すっきりウォッカ&炭ろ過水使用"と、
大きめな文字で1行で書かれていること(従来品はやや小さい文字で2行書き)と、
さらにその下に、見にくいが"15th ANNIVERSARY"の文字があることである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月1日[1]
No.1982: スーパードライ WBC日本代表応援缶 [第2弾] / アサヒ
すーぱーどらい WBCにっぽんだいひょうおうえんかん [だい2だん] / あさひ
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先日、既にWBCが終わった後に、このWBC応援缶の [第1弾] を取り上げた。
その時、第2弾のほうは未入手と書いたのだが、今日、みつけてきた。
第1弾には "Go for V2!" と書かれていたが、こちら第2弾には "Rise to The Challenge!" と書かれている。
中身は当然まったく同一だが、こういうものも発売されていたという記録を残すために、
掲載することとする。
さすがに内容のレビューはもういいだろうと思うので、割愛する。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
洗練されたクリアな味、辛口。
さらりとした口あたり。シャープなのどごし。キレ味さえる、いわば辛口ビールです。
第1弾は2月17日発売。この第2弾は3月3日発売である。いずれも350ml缶と500ml缶の2種がある。
同社サイトのニュースリリースによれば、販売数量は第1弾が15万箱(1箱は大瓶633ml×20本で換算)、
第2弾が20万箱(同左)で、かなりの量が出ている。しかし私は、今回2種とも入手したスーパー成城石井以外で
販売されているのを見たことがない。私が日頃買い物している店には、たまたま回ってこなかったということなのだろうか。
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ビール |
2009年4月1日[2]
No.1983: 直搾り マンゴー / 宝酒造
じかしぼり まんごー / たからしゅぞう
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直搾りが順次リニューアルしている。
先日、新しいレモンを掲載したが、今日はマンゴーを飲んでみたい。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いレモンイエロー。
しっかり甘そうなマンゴーの香り。
味も確かに甘いが、コクをスパッと切り取ったようで、
直搾りらしい透明感ある味わいに仕上げている。この軽やかさは、薄さと背中合わせで、
味が無いと評する人もあるかもしれない。甘さが弱いせいか、後味には軽い苦味のようなものを感じる。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料:マンゴー果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、紅花色素、カルミン酸色素。
「追熟させたマンゴーの皮と種を取り除いてから、
丁寧に裏ごしして搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したマンゴーのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
従来品のレビューにも書いたが、一般にマンゴー好きはもっと濃厚なタイプを求める人が多いと思われ、
一方、多くの直搾りファンは、スッキリ感のある味わいが好きだと思われるので、
そのいずれからも支持されにくい内容ではないか。しかし、続いているということは、
それなりに売れているのであろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月2日[1]
No.1984: くらしモア チューハイ レモン / 宝酒造(ニチリウグループP.B.)
くらしもあ ちゅーはい れもん / たからしゅぞう(にちりうぐるーぷP.B.)
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ニチリウグループのプライベートブランド(P.B.)である くらしモアチューハイ の
パッケージが昨年くらいから新しくなっている。
当サイトでは、旧デザインのものを2005年に取り上げているが、
中身は変わっているのか否か? 飲んでみたいと思う。
色はかすかに白濁。香りは柔らかく、あまりレモンらしい刺激がない。
味もやさしい。甘味が強く、酸は弱め。レモンスカッシュをすごく甘くした感じ。
度数が低いため、アルコール感は弱い。
アルコール分4%。果汁1.4%。原材料:レモン果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
原材料を見るかぎりでは、以前のものと中身は変わっていないようだ。
しかし、どうも今回私が感じた香りや味と、前回のレビューコメントが少し違う。
私の味覚のブレだろうか。本当に中身が変わったのだろうか。
真相は不明である。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月2日[2]
No.1985: ナギサビール American Wheat / ナギサビール
なぎさびーる あめりかんうぃーと / なぎさびーる
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このナギサビールは和歌山県白浜町の地ビールで、当サイトでは既に2004年に取り上げている。
先日また南紀白浜方面に赴いた折に買ってきたのだが、ラベルが変わっていたので、
掲載することにした。中身が変わったかどうかは分からないが。
グラスに注いだ液色は、オレンジがかった濃いめの黄金色で、やや濁りがある。
泡は淡いベージュ色できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
トロピカルフルーツの甘い香りと、ホップ香も効いている。適度な華やかさ。
小麦らしいほんのりとした甘さがあって、柔らかい味わい。但し、
柔らかいだけでなく、苦味もしっかりとある。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
世界最高級といわれているチェコのアロマホップ「ザーツ」を使用した
小麦麦芽配合のビールです。
モンドセレクションで世界初の5年連続「大金賞」あわせて「国際最高品質賞」
を受賞した -紀州熊野の名水<富田の水>使用-
製造者:ナギサビール(株)、和歌山県西牟婁郡白浜町1197-18。
前回の私自身のコメントを見るかぎり、中身は変わっていないようである。
威風堂々とした味わいで、地方の弱小地ビール(失礼!)とは思えない内容。
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ビール |
2009年4月3日
No.1986: おいしいチューハイ パイナップル <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい ぱいなっぷる <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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以前にも期間限定で存在したおいしいチューハイのパイナップル。
今回の発売日は3月31日で、やはり「期間限定」となっている。
グラスに注いだ色は、ほんのりと淡い黄色。繊維質が浮遊して、少し濁っている。
香りは、パイン缶詰のシロップのように、甘酸っぱくみずみずしい。
味も透明感があり、酸が強く、甘味は適度。
パインでここまですっきり仕上げているのは、さすがタカラだ。
果汁を50%も使っているからこそ、わざとらしい仕上げにはしていないということだろうか。
果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。原材料:パイナップル(果汁、果粒)、
スピリッツ、香料、酸味料。
おいしいチューハイの新製品は、入手に苦労することが多い。今回も、当然発売前夜から探してはいたが、
これまでみつからず、今日ようやく仕事場近くのコンビニ(ファミマ)で発見。
私の経験上、タカラ製品は比較的ファミマで発見することが多いので、これまで家の近所のファミマを巡っていたが、
みつからず。
いうまでもなくコンビニは基本的にフランチャイズで、個人経営店が大半を占めるので、
経営者の判断で仕入傾向もそれぞれだ。結局、新製品にどこで出会えるかは、
客自らの足で探索してその傾向をつかむしかない。
私のようなことをしている人間でなければ、
新製品に一度も出会わず、存在すら知らないまま過ぎてしまうといったことが多いのではないだろうか。
発売情報を広めることも、当サイトの役割だと自覚している。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月4日
No.1987: ナギサビール Pale Ale / ナギサビール
なぎさびーる ぺーるえーる / なぎさびーる
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先日南紀白浜で調達してきたナギサビール。2種あるうち、既に一昨日 American Wheat を飲んだが、
今日はもう一方のペールエール。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。
泡は淡いベージュ色できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りは清々しいホップ香にザラメのような甘さと、トロピカルフルーツの華やかさ。
口当たりは意外にも引き締まっていて、苦味がしっかり感じられる。
華やかすぎない味づくりには、地味さを感じるところだが、
これがこの醸造所の個性なのだと思う。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
5種類の麦芽と4種類のホップをバランスよく配合した
コクのある贅沢なビールです。
モンドセレクションで世界初の5年連続「大金賞」あわせて「国際最高品質賞」
を受賞した -紀州熊野の名水<富田の水>使用-
製造者:ナギサビール(株)、和歌山県西牟婁郡白浜町1197-18。
4年半前に飲んだときの私自身のコメントと比べても、
どうやら内容は変わっていないようである。
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ビール |
2009年4月5日[1]
No.1988: 一番搾り / キリン
いちばんしぼり / きりん
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3月上旬製造分から一番搾りが新しくなっている。どう変わったのか、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡持ちはほどほど。
香りは適度に甘いが、華美ではなく、麦芽の落ち着いた感じ。
口に含むと、少し浮ついたような酸味がある。これは従来からの一番搾りと変わらない。
ただ、雑味がとれたというか、引っかかりがなく、すうーっと入ってくる。それと同時に、
強めの苦味が下支えしている。
よく言えばみずみずしい味わいだが、悪く言えば甘酸っぱい感じが鼻につく。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
従来からあった酸と苦味の分裂具合が、その間の雑味を取り除いてピュアになったために、
ますます際立ってしまった感じがする。以前からの一番搾りファンをつなぎ止めるためには有効な
リニューアルだと思うが、支持層の幅は狭めてしまったかもしれない。まあ、それでいいのだろうけれど。
ところで、当サイトでは発売日のはっきりした新製品を優先するあまり、
このように順次切り替えのリニューアル品が後回しになりがちである。この製品については、
今日、いつもご覧くださっている方からメールをいただいたので、急きょ探してきて取り上げることにした。
皆さんも「これはまだか。これはどうした」というご要望がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
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ビール |
2009年4月5日[2]
No.1989: 銀座カクテル 完熟マンゴ / サントリー
ぎんざかくてる かんじゅくまんご / さんとりー
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明後日4月7日発売の銀座カクテル。完熟マンゴと贅沢ピーチの2種がある。
「マンゴ」は、2006年の銀カク登場時、メロンと並んでトップバッターとして華々しくデビューした
ものだが、今回は「完熟」の文字がついている。
グラスに注いだ色は、深い山吹色で、どろっと粘性のある液体。
深く甘いマンゴーの香り。このリアルさは、他の追随を許さない。
口に含むと、ねっとり感とともに、マンゴーの豊かな甘味が口いっぱいに広がる。
アルコール感は弱い。
ゆっくり、じっくり味わいたい贅沢なカクテルだ。
マンゴー果汁15%。アルコール分5%。原材料:マンゴー、スピリッツ、糖類、
安定剤(ペクチン)、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした
"アルフォンソ・マンゴー"と"アップルマンゴー"を使用。
甘くとろけるような完熟マンゴーの美味しさが楽しめる、ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。
旧製品は果汁10%、アルコール分6%だったから、果汁含有率が5割増しとなる一方、
アルコール度数は下がった。より一層フルーティになったということだろうか。
ただ、使用品種が以前はアルフォンソマンゴーだけだったのが、今回はアップルマンゴーも加わった。
ところでこの製品、一部コンビニでは3月24日から先行発売とされていたので、
私はその前日から色々なコンビニを巡って、探し続けてきたのだが、私の通常行動範囲では、まったく見あたらなかった。
ところが今日、天気が良かったので花見に出かけた先で、たまたまコンビニ(ファミマ)に寄ったら、
新製品として2種が並んでいた。入手価格は219円。
最近銀カク自体がちょっと忘れられている感もあるので、
これを契機にまた盛り返すだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月6日
No.1990: ザ・ストレート / サントリー
ざ・すとれーと / さんとりー
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明日4月7日発売の新ジャンル。既にCM等も流れていて、メーカーの意気込みを感じさせる。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡には当初からあまり力が無く、泡持ちも良くない。
香りは、接着剤のような少し酸っぱい匂いがする。これは、各社の新ジャンルにありがちな特徴だ。
ホップの爽やかさは弱い。
口に含むと、意外と苦味が強いが、どんよりと甘味がある。これがコクなのだと言えば、
そうなのかもしれないが、わざとらしく味をつけたという感じもする。
ピリッとして、グッと来るのだが、どうにも後味が甘いのだ。だから、爽快感は今ひとつ。
アルコール分6%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
缶には「のどに、ぐっとくる」というコピーが書かれており、確かにぐっとくる感じはあるものの、
後味のほろ甘い感じが、それをぶち壊している。ストレートといっても、
切れ味はあまり良くない。
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新ジャンル |
2009年4月7日
No.1991: キリンフリー / キリン
きりんふりー / きりん
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明日4月8日発売のキリンフリー。
初のアルコール完全ゼロのビール風味飲料だ。
これまでの製品は、低アルコールといっても各社とも0コンマ数%はアルコールが入っていた
(例えばキリンの旧製品モルトスカッシュは0.5%だった)。
だからこれは、画期的な新商品なのだ。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。泡には力が無く、泡持ちも良くない。
香りは、最初ふわっとホップが感じられるものの、よく嗅ぐと、緑野菜のえぐみのような、
あるいは変質したビールのような臭みがある。
口に含むと、甘くない飴のような独特な風味があるものの、なんとかクリアな口当たりにしようという
努力は感じられる。また、苦味も結構強く、後味は引き締まっている。
アルコール分0.00%。ビール風味炭酸飲料。カロリーオフ。
原材料:麦芽、食物繊維、果糖ぶどう糖液糖、ホップ、酸味料、香料、調味料(アミノ酸)、
酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料。
キリンのビール醸造技術から生まれた、爽快なキレと飲みごたえのノンアルコール
原材料に「調味料(アミノ酸)」とあるが、要するに"味の素"のようなものが入っているというわけか。
味わいを求めて飲むようなものでは決してないが、例えばゴルフのコンペパーティなどで思い切り飲んで、
そのあと運転して帰れるというのはいい。そういうニーズに対応した商品だろう。存在意義は大きい。
・・と、CMを見る前から思っていたら、実際にCMに古閑美保選手が登場して、「ゴルフのあとはこれです」
と言っている。
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ノンアルコール飲料 |
2009年4月8日
No.1992: 銀座カクテル 贅沢ピーチ / サントリー
ぎんざかくてる ぜいたくぴーち / さんとりー
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4月7日発売(一部コンビニでは3月24日先行発売)の銀座カクテル。完熟マンゴと贅沢ピーチの2種があるが、
既に「完熟マンゴ」はレビュー済。今日は、もう一方の「贅沢ピーチ」を取り上げる。
グラスに注いだ色は、濁りのある薄黄色。ねっとりとし、いかにも白桃果汁っぽい。
香りもリアルな白桃香で、生の桃のような生臭い感じがある。
口当たりはねっとりと濃厚。豊潤な飲みごたえ。アルコール感もしっかり感じられる。
同じ5%でも完熟マンゴのほうはアルコール感が強くなかったのに、不思議だ。おそらく
甘味の強さ、濃厚さの違いによるのだろう。
国産白桃果汁12%。アルコール分5%。原材料:もも、スピリッツ、食物繊維、糖類、
安定剤(ペクチン)、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした
国産ホワイトピーチの裏ごし果肉を使用。
桃の上品な甘さと華やかな香りが楽しめる、ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。
マンゴ同様、従前のピーチは果汁10%、アルコール分6%だったから、
果汁含有率が増加した一方、アルコール度数は下がった。桃の魅力を強調した、というところだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月9日
No.1993: 直搾り もも / 宝酒造
じかしぼり もも / たからしゅぞう
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3月から順次リニューアルしている直搾り。
既にレモンとマンゴー
を取り上げた。今日は、ももを飲むことにする。
グラスに注いだ色は、わずかに白濁。
穏やかな白桃香だが、直搾りにしては、かなり甘そうな香りだなあと思う。
味は白桃のフレッシュ感がよく出ていて、甘味もちゃんとある。
ジューシーだがくどくなく、直搾りらしい路線から逸脱しているわけではない。
アルコール分5%。果汁2%。原材料:もも果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
ももの種を取り除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したもものみずみずしい味わいをお楽しみください。
産地を厳選したというわりには、東北産としか書いてないが、まあ、そのあたりを突っ込むのはよそう。
後味をすっきりと仕上げているのは、さすがという感じだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月10日
No.1994: 直搾り シークァーサー / 宝酒造
じかしぼり しーくぁーさー / たからしゅぞう
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3月から順次リニューアルしている直搾り。
既にレモン、マンゴー、
ももと掲載しているが、今日はこちらを。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある薄黄緑色。
香りはとても"緑臭い"感じで、いかにもシークァーサーだなあ、という香り。
若干甘そうなニュアンスも帯びている。
口に含んだ瞬間は、ふわっと甘い感じがあるが、悪く言えば味にコクがないので、
後味はスキッとしている。アルコール感は強くない。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料:シークァーサー果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
シークァーサーをあら切りにしてから、贅沢に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したシークァーサーのみずみずしい味わいをお楽しみください。
ところで、以前にも書いたが、原材料にある「ナリンジン」とは、
主にグレープフルーツ等の柑橘類の果皮に多く含まれている苦味成分
(化学式 C27
H32
O14 )
とのことである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月11日
No.1995: 焼酎ハイボール レモン / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる れもん / たからしゅぞう
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焼酎ハイボールが今年3月3日から順次デザインリニューアルしている。
最近では、この新パッケージがかなり出回っているようだ。
中身は変わっていないようだが、紹介する。
色は淡い黄色で、このシリーズ特有の大粒の気泡がグラス内を立ち上る。
香りは、おとなしいレモン香で、それほど刺激の強いものではない。
味は甘味がごく弱く、アルコール感がしっかりと感じられる。
甘味は当然弱い。味気ないほどのシンプルさ。この特徴が、はっきりと好き嫌いを分ける
ポイントなのだろう。ファンとアンチファンが明確に分かれる製品だからこそ、
大きな存在感を保ち続けられるのだと思う。
アルコール分7%。果汁1.5%。糖質80%オフ。甘味料不使用。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TAKARA「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
従来品との見分け方は、缶の下の方に以前は "タカラチューハイ" と書かれていたところに、
"辛口チューハイ" と書かれていること。より性質を明確に表示したということだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月12日[1]
No.1996: 焼酎ハイボール ドライ / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる どらい / たからしゅぞう
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昨日レモンを飲んだ焼酎ハイボール。3月3日から順次リニューアルしているものだ。
今日はドライを飲む。
液色はごく淡いレモン色、あるいはシャンパンゴールドとでも言うべき色。
大粒の気泡が立ちのぼる。
ウイスキーのソーダ割りのようなアルコール臭。
味は甘味がほんのりとしているが、ドライな飲み口。しっかりとしたアルコール感。
アルコール分7%。無果汁。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TAKARA「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
レモンと同様、従来品との見分け方は、缶の下の方に以前は "タカラチューハイ" と書かれていたところに、
"辛口チューハイ" と書かれていることである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月12日[2]
No.1997: スーパーニッカ&ウォーター / アサヒ(ニッカウヰスキー)
すーぱーにっか あんど うぉーたー / あさひ(にっかうゐすきー)
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だいぶ後回しになっていたが、3月3日発売のスーパーニッカ&ウォーター。
このような製品は、街中のコンビニで大量に売られるようなものではない。
購入層を考えると、おそらく出張族の入手しやすい駅売店だろうと踏んで、探しにいったところ、発見。
今月初頭のことである。
グラスに注いだ色は、淡い琥珀、というよりは深い黄金色。
私はスーパーニッカをふだん飲んでいるわけではないから香りや味わいのイメージは明確にわかないが、
国産の普及版ブレンデッド・ウイスキーらしくモルトのふんわりと甘い香りが、適度に華やかな印象を与える。
口当たりは軽やかでまろやか。すっきりとクリアな後味。非常に飲みやすい。
アルコール分9%。
原材料:モルト、グレーン。製造者:ニッカウヰスキー(株)。販売者:アサヒビール(株)。
電車での出張が多い人なら、ビールに飽きた時、このような水割りウイスキーと
スモークチーズかミックスナッツなどを買って、出張帰りを愉しむというのもいいだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月13日
No.1998: 直搾り グレープフルーツ / 宝酒造
じかしぼり ぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
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3月から順次リニューアルしている直搾り。
既にレモン、マンゴー、
もも、シークァーサーと掲載しているが、今日はこちらを。
グラスに注いだ色は、白濁。
香りはふんわりと甘いが、グレープフルーツの皮のような、苦そうな感じがある。
味は柔らかな甘味と、適度な苦味。ジューシー感があるが、しつこさはなく、後味もあっさり。
アルコール分6%。果汁5%。
原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
グレープフルーツの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したグレープフルーツのみずみずしい味わいをお楽しみください。
なんとか甘さを抑えようとして、苦味が前面に出ているのは好印象。
ただ、この特徴により、好みは分かれるかも知れない。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月14日[1]
No.1999: カクテルパートナー ジャスミンレモンフィズ <初夏限定 花と果実のカクテル> / アサヒ
かくてるぱーとなー じゃすみんれもんふぃず <しょかげんてい はなとかじつのかくてる> / あさひ
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本日4月14日発売、カクパー初夏限定缶。「花と果実のカクテル」と名付けられ、
2種(ジャスミンレモンフィズと、ローズグレープフルーツ)出たが、
今日はまずジャスミンレモンフィズを飲む。
グラスに注いだ色は、ほとんど無色透明だが、かすかに濁りがある。
香りは、想像ではもっとジャスミンが効いているかと思ったが、
意外にも柑橘香の方が強く、まるでサイダーのようである。
口に含むと、ほんのりジャスミンが香って、とても上品。
酸味が適度で、やはりサイダーのような味。これからの暑い季節には、
よく冷やして日中に飲んでもよさそう。後味も非常にサッパリ。
そしてふんわりジャスミンの芳香が残る。
果汁1%。アルコール分4%。
原材料:ウォッカ、レモン果汁、糖類、酸味料、香料。
Cocktail Episode として、次の説明がある。
白い花が夜に香ることから、「聖林の月光」ともいわれるジャスミンの上品で甘い香りが
後口に広がる、爽やかなレモンの酸味を楽しめるカクテルです。
私は日頃ジャスミン茶を飲み慣れているから、ジャスミン特有の芳香がこの製品はかなり弱いように
感じるのかもしれない。一般的には、この程度でいいのかもしれない。
人工甘味料ではなく、糖類がキッチリ使われていることから、甘味が非常にナチュラルで、
口中に引っかかる感じもない。なかなかの出来映えだと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年4月14日[2]
No.2000: 熊野古道麦酒 <熊野古道地域限定> / 二軒茶屋餅角屋本店
くまのこどうびーる <くまのこどうちいきげんてい> / にけんぢゃやもちかどやほんてん
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当コーナーの記念すべき2000本目は、これにした。
先日、南紀白浜に行ってきたとき、地ビール「ナギサビール」を入手し、既にアップしたのだが、
実はそのとき一緒に買ってきたのが、このビールである。
グラスに注いだ色は、淡いアンバー。泡はごく淡いベージュ色できめ細かく、
泡持ちはほどほど。
小麦麦芽の甘さと大麦麦芽の穀物臭い感じの香りが共存。華やかな印象はあまりない。
味はかなり苦味が強く、適度にふくらみがある。
乾いた藁のような、土臭いような風味がある。
アルコール分5%。
原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・米。古代米・黒米使用。
販売者:(有)二軒茶屋餅角屋本店。麦酒蔵 :三重県伊勢市神久6-8-25。
「伊勢に七度、熊野に三度、愛宕様へは月参り」と、
古くから聖地として崇められた熊野三山は、今なお、霊峰としてかつての趣のままに存在し、
近年は世界遺産登録により、遠く海外からの注目も集めています。
こうした聖地としての素晴らしさと、「山青く、空青く、海なお青い熊野」
と、佐藤春夫も歌う熊野の自然に憧れ、このビールを造りました。
熊野古道の思い出を語るビールとして末永くご愛顧ください。
実は当ページのNo.1000で取り上げた「神都麦酒」
と同じ三重県の二軒茶屋餅角屋本店というところの製品である。No.2000にこれがきたというのは、
べつに意図したわけではなく、偶然である。
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ビール |