ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2101〜2120


 
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2009年7月15日
No.2101: カクテルパートナー キウイクーラー <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー きういくーらー <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー キウイクーラー アサヒ カクテルパートナー キウイクーラー review
 昨日7月14日発売のカクテルパートナー・夏限定缶。 2種出たのだが、今日飲むのはこちら、キウイクーラー。

 グラスに注いだ色は、少しくすんだ感じの黄緑色。濁りはなく、グラスの向こう側が見通せる。
 シンプルなキウイ香。それ以外の香りの要素は目立たない。
 味もキウイ独特の生臭いような感じがあり、そこにレモンの酸味がプラスされている。 爽快な口当たりだが、酸味と同時にはちみつの甘さが口中に広がる。 うまく味のバランスがとれている。
 果汁0.5%。アルコール分4%。 原材料:ウオッカ、はちみつ、キウイフルーツ果汁、レモン果汁、 糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素、クチナシ色素。
 はちみつを0.3%使用しています。
 キウイを使ったカクテルやチューハイというと、珍しいようにも思うが、 これまでにも結構商品化されている。同じカクテルパートナーでは2007年に キウイシトラス があったし、 2006年には トロピカルサマー・キウイフルーツ という製品もあった。 また他社では、キリン氷結シリーズから ゴールドキウイクーラー も出ている。

 ところで今回の製品は、パッケージデザインがこれまでのカクテルパートナーとは違う印象なので、 店頭でも新製品だとすぐわかる。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月16日
No.2102: 直搾り ピンクグレープフルーツ <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ぴんくぐれーぷふるーつ <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ピンクグレープフルーツ タカラ 直搾り ピンクグレープフルーツ review
 7月14日発売、直搾りの期間限定ピンクグレープフルーツ。
 まだあまり出回っていないようだが、昨日コンビニ(am/pm)でなんとか発見した。

 グラスに注いだ外観は白濁しており、いかにもグレープフルーツを思わせる。
 香りは、グレープフルーツの苦そうな感じが際立っており、 かなりフレッシュでリアルな香りである。
 味も苦味中心。酸は穏やかで、甘味も適度。 グレープフルーツの皮の部分を想起させる苦さで、 わざと甘くした感じがない。だから、とても自然な飲み心地。
 アルコール分6%。果汁3%。 原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
 ピンクグレープフルーツの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選したピンクグレープフルーツのみずみずしい味わいを お楽しみください。
 ピンクグレープフルーツなんて、もう既に出ているように思っていたが、 直搾りでは今回が初登場だった。 直搾りらしいキャラクターに仕上がっており、好感度は高い。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月17日
No.2103: カクテルパートナー パッションクーラー <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぱっしょんくーらー <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー パッションクーラー アサヒ カクテルパートナー パッションクーラー review
 7月14日発売のカクテルパートナー・夏限定缶。 2種出たうち、既に キウイクーラー はレビュー済。 残るはこちら、パッションクーラー。

 グラスに注いだ色は、透明感ある薄黄色。黄金色と言ってもいい。
 パッションフルーツの香りが、まさに直球勝負といった感じで押してくる。 だが、何かに似ているなあと思ったら、シャルドネ種の白ワイン (それも南米等のニューワールドで造られるもの)にこんな香りのものがある。 どこか洋梨のような感じもある。
 味はトロピカルで甘さに満ちたニュアンスはあるものの、 かなりレモンの酸が効いていて、シャープである。 スッキリ爽やかなので、氷を入れて飲んだらなお良いかもしれない。 はちみつのほんのりとした甘味も絶妙。
 果汁0.3%。アルコール分4%。 原材料:ウオッカ、はちみつ、パッションフルーツ果汁、レモン果汁、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
 はちみつを0.3%使用しています。
 今回の2種は、いずれもはちみつとレモン果汁を併用しており、 うまく味わいのバランスがとられている。 しかも爽快感があり、この季節にぴったりだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月18日
No.2104: 冷製SAPPORO / サッポロ
 れいせいさっぽろ / さっぽろ
サッポロ 冷製SAPPORO サッポロ 冷製SAPPORO review
 6月中旬製造品からリニューアルしている冷製SAPPORO。 最近ようやく出回ってきているようなので、レビューすることにした。
 従来品との見分け方は、缶の左肩部分に「冷たさUP!」の文字があるところである。

 グラスに注いだ、淡い黄金色。泡のきめはそこそこ細かい。 泡持ちもそんなに悪くない。従来品はもっと早く減衰したように思うのだが。
 香りは、さすがサッポロと思える、雑味のない、比較的クリアなもので、 新ジャンルにしては優秀である。
 口当たりもキリッとしており、苦味や炭酸のピリピリ感がググッと押してくる感じ。 これが「クールド製法」の特徴だろうか。
 その力強い導入部から、今度は一変、 味に芯がないことがわかる。これはどうしようもないのだろう。 だが、新ジャンルにありがちな、だらけたような甘味はそれほど強くなく(少しはあるが)、 後味も比較的スッキリしている。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類・香料)・スピリッツ(大麦)。
 クールドフレーバーを増量し、冷たいうまさをアップしました。
 確かにメントールのようなヒヤッとした口当たりはあるが、 言われたら「ああ、ナルホド」という程度であり、これがさほど売り物になるとも思えない。 決して出来は悪くないが、消費者の心を捉えるための何かが足りない。
 残念ながら、このリニューアルによっても、人気拡大を図ることはできないだろう。
種別 新ジャンル
2009年7月19日
No.2105: −196℃ ゴールデンマンゴー <2009夏限定> / サントリー
 まいなす196ど ごーるでんまんごー <2009なつげんてい> / さんとりー
-196℃ ゴールデンマンゴー -196℃ ゴールデンマンゴー review
 この製品、本日現在サントリーのサイトには載っていない。 発売情報もなかった。
 入手したのがイオン系スーパーで、他店では見ないので、おそらくサントリーとイオンのコラボという よくあるパターンなのだと思うが、何の前触れもなく突然商品が出現というのは (これもまたよくあることではあるが)勘弁していただきたいなと思う。 出たことを知らずに、逃してしまう危険性があるから。 とまあ、こんなこと思うのは、私くらいか・・。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 注いでいるときからリアルなマンゴーの香りが漂ってくる。 みずみずしい感じで好印象。
 口当たりは意外にもスッキリ。マンゴーにしては甘さが適度に抑えられ、 くどい感じはない。
 アルコール分5%。マンゴー浸漬酒使用。 原材料名:マンゴー、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
 マンゴーのフルーティでみずみずしいおいしさです。
 この製品、実は 2006年2007年 に全国発売されている。 今年は原材料名からウオツカが消えている点がこれまでと異なるのだが、 味わいは基本的に変わっていないようである(私自身のテイスティングコメントを見るかぎり)。
 サントリーの製品は、時々こうやって、過年度に全国発売していたものを、 今年はイオン限定とか、ファミマ限定等として出されるケースがある。 推測するに、他店との差別化を図りたいスーパーやコンビニサイドからの働きかけではないかと思うのだが、 それならもっとドーンと「他店では買えません」と宣伝すればいいのに。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月20日
No.2106: カロリ。地中海ブラッドオレンジ <限定出荷> / サントリー
 かろり。ちちゅうかいぶらっどおれんじ <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。地中海ブラッドオレンジ サントリー カロリ。地中海ブラッドオレンジ review
 明日7月21日発売、カロリ。の限定品。2種あるが、今日はまずブラッドオレンジのほうを飲む。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い肌色というか、サーモンピンク。
 駄菓子的な、コクのなさそうなオレンジ香。
 味は甘味がだらっとして、ぼんやりした口当たり。カロリ。らしい 甘味料のどんよりした甘味が口中に残って、スッキリしない。 味の薄いキシリトールキャンディをなめているような感じ。 もう少し酸を効かせても良かったのではないか。
 果汁1%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。 原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、紅花色素。
 地中海(シチリア)産ブラッドオレンジを使用、混じりけのない水(純水)で仕上げた フルーティ&スッキリ、そしてカロリー50%オフのチューハイです。
 てっきりこれまでにも出ているかと思ったが、 カロリ。のシリーズではブラッドオレンジというのは(私が把握している限りにおいて) どうやら初めてのようである。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月21日
No.2107: おいしいチューハイ マスカットミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい ますかっとみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ マスカットミックス タカラ おいしいチューハイ マスカットミックス review
 本日7月21日発売のタカラおいしいチューハイの期間限定、マスカットミックス。
 昨日は見あたらなかったが、発売日である今日、LAWSONで発見した。

 グラスに注いだ色は、まさにマスカットを思わせる淡い黄金色。
 香りも豊潤で甘そうなマスカット香。香料は使われているようだが、 わざとらしい香りづけではない。
 味は、その香りの印象ほど甘くもなく、重たくもない。 果汁50%で糖類不使用だと、せいぜいこのくらいの甘味なのだろうというリアリティがある。 後味もサラッとしている。甘味が強くない分、アルコール感はしっかり感じる。
 果汁50%。アルコール分5%。糖類不使用。原材料名:マスカット果汁、 スピリッツ、香料、酸味料。
 2種類のマスカット果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
 マスカットを2種類使っているから「マスカットミックス」なのだが、 何と何のミックスなのか、品種名は書かれていない。

 これまでこのシリーズには「ぶどうミックス」という製品はあったが、 意外なことにマスカットは初登場である。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月22日
No.2108: カルピスサワー はちみつレモン / カルピス
 かるぴすさわー はちみつれもん / かるぴす
カルピスサワー はちみつレモン カルピスサワー はちみつレモン review
 ファミリーマートで偶然見つけたこの商品。私は発売情報をつかんでいなかった。
 本日現在、カルピス社のサイトにも、ファミマのサイトにも載っていない。 もちろん事前に告知もされていなかった。最近、こういったパターンが多いような気がする。 特に要注意なのは、ファミマとイオンだ。まあ、普通の人にはどうでもいいことだろうが。

 グラスに注いだ色は、普通のカルピスホワイト。炭酸はあまり強そうではない。
 香りはカルピスとレモンの爽やかさが完璧にシンクロ。もちろんはちみつっぽい甘い感じもある。
 味も想像通り。カルピス+はちみつレモンで、これ以外の味を想像するのが難しいというくらい、 直球勝負ど真ん中。ほんのりとした甘さがありながら、酸がキュッと効いて爽やか。
 果汁1%。アルコール分4%。 原材料名:はちみつ、レモン果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
 3年前の2006年にも、ファミマ限定で同じ はちみつレモン が出ている。 あの時と今回との違いは、果汁が2%から1%に減ったことである。そう書くと、ケチったみたいに聞こえるが、 恐らく味わいのバランスを考えてのことだろう。もちろん、コストダウンもできれば一石二鳥であるが。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月23日
No.2109: カロリ。地中海マスカット <限定出荷> / サントリー
 かろり。ちちゅうかいますかっと <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。地中海マスカット サントリー カロリ。地中海マスカット review
 明日7月21日発売、カロリ。の限定品。2種あるうち、既に ブラッドオレンジ はレビュー済。残るは、こちら。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 キャンディのような甘いマスカット香。単一の香りなので、 甘そうではあるけれども比較的スキッとした印象。
 味のほうも香りのイメージを裏切らないものだが、 甘さにコクはなく、少し上滑りしたような味。カロリ。特有の甘味料による 人工的な甘さがどんより口中に残るのだが、それほど気になるレベルではない。
 果汁2%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。 原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 地中海(シチリア)産マスカット・オブ・アレキサンドリアを使用、混じりけのない水(純水)で仕上げた フルーティ&スッキリ、そしてカロリー50%オフのチューハイです。
 実はこの製品、2008年1月に一度出ているので、 今回が2度目ということになる。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月24日
No.2110: 金麦 STOP!地球温暖CAN / サントリー
 きんむぎ すとっぷちきゅうおんだんかん / さんとりー
サントリー 金麦 STOP!地球温暖CAN サントリー 金麦 STOP!地球温暖CAN review
 7月21日に、LAWSONで発売された 金麦 "STOP!地球温暖CAN"。
 サントリーとLAWSONとのコラボによって生まれたデザイン缶であり、 中身的には従来からの金麦と何ら変わらないものである。 が、いちおう中身をレビューしておこう。

 グラスに注いだ色は、新ジャンルの中ではしっかり濃いめの部類の黄金色。 泡持ちもそこそこよい。
 香りは、一昔前の発泡酒に似て、独特の穀物臭さがあるものの、 ホップの清々しい香りもあって、クセが強すぎるというほどではない。
 味は結構しっかり苦味がある。 ビール的なコクとはちょっと違うけれど、 新ジャンルにありがちな甘味は弱い。少しえぐみのようなものが口中に残るのが、気になる。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
 厳選した「旨味麦芽」を主に使用。豊かな麦の旨みをお愉しみください。
 この製品で、あなたの生活から排出されるCo2 1kg をオフセットできます。
 普通、デザイン缶というのは、ガチャガチャとうるさいデザインのものが多く、 よく言えば売場で目立つ。しかしこれは、金麦本来の濃紺のパッケージ色を活かし、 地球のイラストが非常に美しく収まっている。このデザインは、なかなか秀逸だと思う。

 ところで、温暖化問題については、実は言いたいことがたくさんあるのだが、 端的に言うとマスコミでは「二酸化炭素排出削減=絶対善」みたいに語られていて、それに反する 意見が封殺されている状況に、私は大変な違和感を覚える。
 Co2が温暖化を引き起こしているという科学的裏付けはない。 気温が上昇したから結果的にCo2が増えているという説もあって、つまり、どちらが原因で、 どちらが結果であるか、科学的に証明されてはいないのである。過去地球では、温暖期と寒冷期が定期的に 繰り返されており、今もただその循環の中にいるだけであると説明する学者もいる。

 善良な市民は、地球環境にいけないと、まことしやかに宣伝されると、 それに無批判的に従おうとするものだが、常に客観的かつ批判的な目で見る姿勢を忘れてはならない。
 百歩譲って、Co2が温暖化を進行させているということが今後もし科学的に証明されたとしても、 「排出権の売買」などという八百長は即刻やめるべきである。本当にCo2を削減したいなら、 他の国がどうであろうと、自国が率先して削減を推進しなければいけないのに、 他国の排出権を金で買うなどという、いわば札ビラで途上国の頬をひっぱたくような、 ハシタナイまねをすべきではない。

 元米国副大統領のアル・ゴア氏による「不都合な真実」について、 イギリスの裁判所が「同映画には多くの事実誤認がある」と判示し、 同国の教育現場では有害図書に準ずるような扱いとなっているということも、 日本のマスメディアは一切報道しない。これをTV等に出演して再三言っているのは、私の知る限り、 評論家の宮崎哲弥氏くらいのものであるが、同氏がいくら主張しても、 話がそれ以上広がらないし、誰もそれに同調しない。
 おそらく産業界と結託している日本のマスメディアにとっては、それが「不都合な真実」 であるからに違いない。

 最近、自動車メーカーがしきりに宣伝している「エコカー減税」も噴飯ものである。 今や自動車は人間社会に不可欠なものであるから、自動車をなくせとまでは言わない。 だが、エコカーに替えれば地球環境に貢献しているなどと錯覚をさせて車を売ろうとする姿勢には腹が立つ。 減税対象車とするために、高級車までハイブリッドにしてしまうに至っては、 もうミエミエである。

 個人が本当にエコを考えるのなら、自転車に乗りなさい。車がどうしても必要ならば、 買い換えなどしないで、今乗っている車を、寿命まで大切に乗りなさい。私はそう思う。
種別 新ジャンル
2009年7月25日[1]
No.2111: THE GLASS COCKTAIL ココナッツパイン / サントリー
 ざ・ぐらすかくてる ここなっつぱいん / さんとりー
サントリー THE GLASS COCKTAIL ココナッツパイン サントリー THE GLASS COCKTAIL ココナッツパイン review
 7月14日、コンビニエンスストア限定で発売された、 サントリー・ザ・グラスカクテルの新顔ココナッツパイン。
 このシリーズは、当初セブンイレブン限定で昨年12月に発売されたものだが、 今年4月28日に全国のコンビニに販路を拡大した。  既発売品は、 ファジーネーブルカシスオレンジソルティドッグの3種があり、 これが4種めとなる。

 冷蔵庫から取り出した状態では、容器の下の方に固形分というか繊維分が沈殿しており、 上方は上澄みみたいになっている。写真ではよく分からないかもしれないが。
 軽く振ってから栓を開け、グラスに注いだ。色はオレンジに近い黄色で、 たくさんの繊維分が浮遊している。グラスに開ける前の色と対比していただければ、 その違いが分かると思う。
 香りは、これ以上ないというくらいに濃厚なパインと、 そのパイン香にうまく乗っているココナツフレーバー。まさにトロピカルだ。
 味わいも濃厚で豊潤。無炭酸だからまさに果汁をストレートに味わえる。 酸味も甘味も強く、アルコール感はあまり感じない。 爽快感とは無縁の極めてフルーティなカクテル。
 果汁100%カクテル[濃縮果汁使用]。アルコール分6%。原材料名:パイナップル、スピリッツ、 酸味料、香料、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC)。 「グレープフルーツ果汁を贅沢に使用した、果汁100%カクテル。 スッキリとしたグレープフルーツにウォッカをあわせた、爽やかな味わい。」
 果汁100%と言いながら濃縮果汁使用だから、例えば5倍濃縮果汁を20%使用、 といった感じかもしれない。
 150ml入りで、入手価格は238円。決して安くはない価格設定だが、 このシリーズはそれに見合うだけの内容がある。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月25日[2]
No.2112: ドラフトワン 中日ドラゴンズ めざせ日本一!缶 / サッポロ
 どらふとわん ちゅうにちどらごんず めざせにっぽんいちかん / さっぽろ
サッポロ ドラフトワン ドラゴンズ缶 サッポロ ドラフトワン ドラゴンズ缶 review
 当サイトの救世主・中京地区代表O氏から以前に頂戴していた、 ドラフトワンの中京地区限定ドラゴンズ缶。私の住む関西では、目にすることのないものである。
 中身は普通のドラフトワンであるが、いちおうレビューする。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。
 泡を立てようと工夫してグラスに注いでも、 あまり盛り上がらないし、すぐに減衰する。
 新ジャンル特有の少し接着剤のような臭みがわずかにあるが、 温度が上がらないうちに飲んでしまえば、それほど気にならない。
 味わいは軽やかでスッキリ。ビール的なコクはないが、 爽快感は抜群であり、妙な甘味などを口中に残さない。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素。
 サッポロは、黒ラベルなどでもよく地域限定缶を出している。 頻繁にやっているということは、そこそこ売上も良いのだろう。野球ファンは、贔屓のチームのデザイン缶なら 無条件で手を伸ばしてしまうところがあるから、こういう商品は大歓迎である。
 私の応援するタイガースは、今年はふがいない状況。なので、心情的には"東の方のチーム"が勝つよりも ドラゴンズに頑張って欲しいと思う。
種別 新ジャンル
2009年7月26日
No.2113: チューハイタイム グレープフルーツ / サンガリア
 ちゅーはいたいむ ぐれーぷふるーつ / さんがりあ
サンガリア チューハイタイム グレープフルーツ サンガリア チューハイタイム グレープフルーツ review
 最近、急増殖しているサンガリアのチューハイタイムだが、 当初(今年3月)に発売されたのが、レモン、ウメとこのグレープフルーツの3種である。 このうち レモン は既にレビュー済。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは比較的おとなしく、一般にグレープフルーツチューハイにありがちなお菓子のような 甘いニュアンスではなく、酸が立った柑橘らしい香り。
 味も甘味が抑えられ、酸が目立って、爽やか。軽やかな飲み応えであり、 後味もスッキリ。口中に酸が残る。アルコール感は強くない。
 アルコール分6%。果汁5%。 原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 缶には、「グレープフルーツ」の文字の横に小さく「地中海産」とある。

 このチューハイを入手したのは、わざわざこのために訪れたイトーヨーカドーだったが、 未だにそれ以外の店では見掛けない。 後から発売された ラムネ については、 ダイエー系スーパー数店で現在も売っているので、何度か買った。 もっとたくさんの店で全種扱ってくれたら、頻繁に買いたいと思うのだけれど。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月27日
No.2114: すらっと すっきり白ぶどう / アサヒ
 すらっと すっきりしろぶどう / あさひ
アサヒ すらっと すっきり白ぶどう アサヒ すらっと すっきり白ぶどう review
 この製品、発売日は9月8日と告知されているのだが、 なぜか今日、コンビニ(セブンイレブン)で発見した。
 個人経営の酒販店ならば、メーカーさんから販促用に配られたものを大幅フライングで 店頭に並べているのに遭遇することはあるのだが、大手コンビニでそんなことをするとは思えない。 おそらく、地域限定、店舗限定等で事前に売れ行きを見るための先行販売みたいなもの かもしれない。缶の左肩に「新発売」の文字があるのもキャンペーンっぽい。 いずれにせよ、こんなに早く入手できるとはありがたい。

 グラスに注いだ液色は白濁し、何か繊維質のものが浮遊している。 まさかぶどうの果肉を砕いたものではないだろうと思い、缶をよく見ると、 レモン果肉入りと書いてある。
 白ぶどうのとても甘い香り。味も相当に甘いのかな?と思わせる。
 ところが、口に含んだ瞬間、予想外に酸が強いことにびっくりする。 レモンの果肉が入っているから当然と言えば当然なのだが、 普通、ぶどう味のチューハイは甘ったるいものが多いので、このシャープさは驚き。
 甘味にコクがないのは、甘味料のせいでもあるのだが、不自然な仕上がりではない。 「すらっと」の名の由来である、すっきりさらっとした味わいとなっている。
 果汁1%。アルコール分3%。糖質70%オフ。 原材料:アルコール、白ワイン、ぶどう果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、 糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 すっきりさらっとした味わいと、みずみずしい果汁感を楽しめるチューハイです。
 意外性のある味わいで、カロリーオフを感じさせない充実感がある。 既に「すらっと」の名は浸透していると思うので、この新製品もかなりの人気を博するのではないだろうか。 相当に期待できる。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年7月28日
No.2115: 道産素材 <北海道限定> / サッポロ
 どうさんそざい <ほっかいどうげんてい> / さっぽろ
サッポロ 道産素材 サッポロ 道産素材 review
 この製品、サッポロから4月21日に北海道限定で売り出された発泡酒である。
 同社の道内限定品は、サッポロクラシックなどをはじめ全国各地の北海道物産展等で 扱われることも多く、本州在住者にも入手の機会は皆無ではない。 待っていればそのうちどこかで出会えるだろう。そう考え待っていたのだが、 一向に出会うことが出来なかった。
 そこで、ネットで購入できる店を探し、取り寄せることにした。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡の密度はなかなかのもので、 泡持ちも良い。
 香りは非常に奥ゆかしい。余り目立たぬ軽やかなホップ香。 それは決して悪いことではなく、裏を返して言えば、発泡酒独特の臭みも弱いということ。
 口当たりはとても澄んでいる。 コクのなさからくるアルコールの甘味が少し気になるものの、 苦味がしっかり強く、何よりサッポロらしいキャラクターである 麦の旨みがきちんと感じられる。
 雑味がなく、後キレも良い。例えばオリオンドラフトやアサヒスーパードライ等の ライトなビールとブラインドで飲み比べたら、区別は難しいかもしれない。
 アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。 原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類。
 道産素材をふんだんに使用しました。
 ビールでも国産の軽やかなピルスナースタイルばかりを飲んでいる人なら、 何の違和感もなくビールの代替品として飲めるのではないか。 発泡酒の技術もここまで向上したのかと、実感できる1本。
種別 発泡酒
2009年7月29日
No.2116: TOPVALU 麦の薫り / サントリー
 とっぷばりゅ むぎのかおり / さんとりー
TOPVALU 麦の薫り TOPVALU 麦の薫り review
 世間でちょっとした話題となっているイオンの100円新ジャンル。
 同社のニュースリリースでは7月末発売となっているのだが、 実際には7月24日に出たようである。
 ということで、お待ちかねの方も多い中、ちょっと遅くなってしまったが、 飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡にはそこそこ力があり、泡持ちも悪くはない。
 香りを嗅いだ瞬間、ビールではないことがすぐにわかるが、 それでも臭みは強くない。
 味は、苦味にパンチ力があって、コクのなさをうまくカバーしてくれている。 初期の発泡酒のような、枯れ草やムシロみたいな独特の香りが少しあり、 また新ジャンルによくあるボンドのような臭みが、時間と共に少し出てくる。 特に、飲み込んだ後、鼻から息を抜くと、臭みが顕著に感じられる。 だが、それら負の要素は概して強くはなく、存在感のある苦味が大半を覆い隠してもいる。
 パッケージは、「あっ、サントリーだな」とわかるデザインになっている。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。 製造者:サントリー酒類(株)、販売者:イオントップバリュ(株)。
 麦芽を原料とし、天然水で仕込んだ発泡酒に小麦スピリッツを加えた「リキュール(発泡性)@」
 100円という価格を前提に考えれば、良くできていると思う。 普段、ビールの代用品として発泡酒や新ジャンルを飲んでいる人たちには、 これだけ味の骨格がしっかりしていて、妙な甘さも残らない点は好意的に受け止められるであろう。
 注意点としては、しっかり冷やして、生ぬるくならないうちに飲みきることである。
種別 新ジャンル
2009年7月30日
No.2117: セブンプレミアム ザ・ブリュー / サントリー
 せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー / さんとりー
セブンプレミアム ザ・ブリュー セブンプレミアム ザ・ブリュー review
 昨日、イオングループから発売の100円新ジャンル「麦の薫り」を飲んだが、 今日は、その対抗馬と目されるセブン&アイから発売の新ジャンル「ザ・ブリュー」を飲んでみる。 発売は同じく7月24日だったようである。
 セブンイレブンで購入し、価格は123円だった。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はきめ細かく、なかなか力があり、泡持ちも悪くはない。
 ホップの軽やかな香りがあり、臭みは強くない。
 口に含んだ最初の印象は、滑らか。 酸がやや鼻につく感じはあるものの、ふっくらとしたモルトの旨みが感じられる。 苦味も適度にあり、全体としてのバランスは良い。
 昨日の麦の薫りがそうであったように、こちらもサントリーだな、と思わせるパッケージ (ジョッキ生に少し似ている)である。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。 製造者:サントリー酒類(株)。
 この商品は、セブン&アイHLDGS.グループとサントリー酒類(株)の共同開発商品です。
 味わいのトータルバランスとしては、イオンの「麦の薫り」よりも、こちら「ザ・ブリュー」のほうが良いと感じた。 つまり私は、品質的にはこちらに軍配を上げる。
 ただ、パンチ力ある苦味や、少々粗暴でもいいからガツンとくるタイプを求める人には、 「麦の薫り」のほうがいいかもしれない。
 他社製品を引き合いに出して言うと、キリン・のどごし生を飲み慣れている人には「麦の薫り」を、 クリアアサヒを飲み慣れている人には「ザ・ブリュー」をお奨めする。いずれにせよ、お手頃価格の商品だから、 各自で飲み比べて、選んでいただきたい。
種別 新ジャンル
2009年7月31日
No.2118: ぐぐっと生 糖質オフ(韓国産新ジャンル)/ やまや
 ぐぐっとなま とうしつおふ / やまや
ぐぐっと生 糖質オフ ぐぐっと生 糖質オフ review
 宮城県を本拠地とする やまや がオリジナル商品として開発した新ジャンル。 韓国で製造されたものである。
 これまで ぐぐっと生ぐぐっと生 黒 と出ているのだが、今回は近年流行りの糖質オフである。
 発売は6月20日だったのだが、掲載が遅くなってしまった。 一昨日、昨日と、最近話題の低価格新ジャンルを掲載したので、良いタイミングと思って今日飲むことにした。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。新ジャンルとしてごく普通。
 香りに華やかさはないながらも、しっかりモルトのニュアンスが感じられる。 臭みはほとんどない。
 口当たりはスッキリ。かなり酸が強いが、概ね雑味はなく、すうっと入ってゆく。 糖質オフ製品にしては、適度な飲み応えがあり、なかなかの出来映えだと思う。
 アルコール分4.2%。糖質50%オフ。原材料名:発泡酒、スピリッツ、炭酸ガス含有。原産国名:韓国。 輸入者:コルドンヴェール(株)。
 これまでのぐぐっと生と同じく、原材料名に「炭酸ガス含有」と書いてある。 缶チューハイなどでは当たり前の表記だが、ビール系飲料でこれが書いてあるというのは、 アルコール発酵で発生した炭酸ガス以外に、後からも添加しているということではないか。
 入手価格は85円。酒ディスカウントのスピード(民事再生法申請後、一部店舗をやまやが承継した) にて購入。
種別 新ジャンル
2009年8月1日
No.2119: チューハイタイム ウメ / サンガリア
 ちゅーはいたいむ うめ / さんがりあ
サンガリア チューハイタイム ウメ サンガリア チューハイタイム ウメ review
 チューハイタイムのシリーズが初めて登場したとき、 ラインナップはレモン、グレープフルーツとこのウメの3種だった。そのうち レモングレープフルーツ については既にレビュー済であり、このウメのみが残っていた。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、ほんのり黄色っぽく色づいているようにも見える。
 軽やかな梅香。梅酒のようなコクのある香りではなく、もっとフルーティ。梅果汁を使っているからだろう。
 味も軽やか。甘酸っぱい口当たりで、くどさはない。 梅味のガムを噛んだような味わい。アルコール感は強くなく、後味もサッパリ。
 アルコール分5%。果汁1%。 原材料:うめ果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 缶には、「ウメ」の文字の横に小さく「紀州産」とある。

 梅酒ソーダとは基本的に別物で、コクを求める人には向かない。 氷を入れてゴクゴク飲んでも良いかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年8月2日
No.2120: ドラフトワン / サッポロ
 どらふとわん / さっぽろ
サッポロ ドラフトワン サッポロ ドラフトワン review
 6月中旬製造品からリニューアルされているドラフトワン。 取り上げるのが少々遅くなったが、飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。 泡の密度は粗く、力がなく、あまり盛り上がらないし、 すぐに減衰する。
 香りらしい香りはあまりなく、 新ジャンル特有のボンドのような臭みがわずかにある。 だが、それほど気になるレベルではない。
 口当たりは、シャープでクリア。 ビール的な飲み応えは皆無だが、変な甘味などはなく、 爽快な飲み心地。苦味は強くない。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素。
 どこが変わったのだろう?と思い、サッポロのサイトをよく見てみると、 今回はパッケージのみの変更で、中身は変わってないらしい。
種別 新ジャンル

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