ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2381〜2400


 
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2010年4月25日
No.2381: クールドラフト / アサヒ
 くーるどらふと / あさひ
アサヒ クールドラフト アサヒ クールドラフト review
 クールドラフトが、いつの間にか新しくなっていた。 事前にリニューアル情報をつかんでおらず、スーパー店頭で発見して気づいた。 中身が変わっているのかどうかもわからない。とにかく飲んでみよう。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡に勢いがあり、泡持ちもとても良い。
 軽快なホップ香を感じ、発泡酒的な臭みは(ないわけではないが)弱い。
 口当たりはすっきりクリア。金属的とも思える味は、スーパードライに通ずるものがある。 苦みというよりはピリッと辛みがある。後味も透明感がある。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。
 もう久しく飲んでいなかったので、前の製品の味を覚えているわけではないが、 私自身のコメントを見る限り、あまり変わっている様子はない。
 最近目にすることが減った製品だが、こんなに優れているのだから、もっと評価されていいと思う。 とんでもなく品質の劣る製品の方がたくさん売れていたりして、理不尽を感じる。
種別 発泡酒
2010年4月26日
No.2382: −196℃ 日向夏 <2010限定> / サントリー
 まいなす196ど ひゅうがなつ <2010げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ 日向夏 サントリー -196℃ 日向夏 review
 イオングループ限定とみられる−196℃の日向夏。
 毎年そうだが、事前告知なく突然登場。私は本日、JUSCO店頭で偶然発見した。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、ほんのわずか濁りがあるように見える。
 香りは、かなり酸味が強そうで、揮発性が高くてフレッシュ感のある柑橘香。
 味も酸味が強く、かつ、苦みも感じられる。柑橘の皮のようなイメージ。 そして、甘味を後から添加したような、やや分裂気味の味わい。 そう書くと、不自然なような感じがするが、最後までフレッシュ感のある味であることは間違いない。
 アルコール分5%。日向夏浸漬酒使用。原材料:日向夏、スピリッツ、糖類、酸味料、 香料。
 宮崎産日向夏をまるごと瞬間凍結。爽やかでみずみずしいおいしさです。
 昨年までと同じく、「宮崎県産」「中邨柑橘園」の文字がある。
 缶デザインは、和のテイストにまとめられていて、印象深い。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年4月27日
No.2383: カクテルパートナー パイナップルのカクテル <初夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぱいなっぷるのかくてる <しょかげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー パイナップルのカクテル アサヒ カクテルパートナー パイナップルのカクテル review
 本日4月27日発売のカクテルパートナー・初夏限定缶2種。
 まず、「パイナップルのカクテル」のほうから飲みたい。

 グラスに注いだ色は、透明感のある淡い黄色。やや人工的な感じ。
 香りは、適度にすっきり感のあるパイン香。パイン飴のようである。
 口当たりは確かに軽やか。パインらしい甘味は出しゃばらず、すっきり酸味がきいている。 グレープフルーツのおかげであろう。後味もさっぱり。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料:ウォッカ、パイナップル果汁、グレープフルーツ果汁、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
 もっと甘いものを想像していたが、意外にも軽やかだった。 アルコール度数も3%と低いので、非常に飲みやすい。 これからの季節にぴったり。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年4月28日
No.2384: CALPIS BARTIME ルビーレッドアマレット&カルピス / カルピス
 かるぴすばーたいむ るびーれっどあまれっと あんど かるぴす / かるぴす
CALPIS BARTIME ルビーレッドアマレット&カルピス CALPIS BARTIME ルビーレッドアマレット&カルピス review
 4月26日発売のカルピスバータイムの新顔。 発売日が月曜というのは、他社にはあまりないカルピス社独特の習慣だ。しかし、 月曜にすぐ入手できることは決して多くなく、今回も昨日(火曜)に発見した。

 グラスに注いだ色は、ういろうか、水ようかんみたいな、やや濃いめのパステルピンク。
 香りはずばり、杏仁豆腐。無論これは、アマレットリキュール(アーモンドフレーバー)によるもの。 柑橘の鋭さみたいなものも、そこに加わる。
 味はカルピスのやさしさがベースにはなっているが、やはり杏仁豆腐を食べたような風味。 グレープフルーツの酸味や苦味も効いていて、キュートな味わい。
 無炭酸。果汁0.5%。アルコール分4%。 原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、アマレットリキュール、 乳酸菌飲料、脱脂粉乳、グレープフルーツ果汁(ルビーレッド種80%以上)、糖類、酸味料、 安定剤(大豆多糖類)、香料、アカキャベツ色素、コチニール色素。
 「カルピス」にアマレットリキュール、ルビーレッドグレープフルーツ、 「カルピス」から生まれたお酒"ミルクスピリッツ"をブレンドし、 爽やかな後味に仕上げたこだわりの味わいをお楽しみください。
 あいかわらず、なかなか凝ったつくりであり、他社には真似のできない、 カルピスのキャラクターが活かされた製品。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年4月29日
No.2385: カクテルパートナー マンゴーのカクテル <初夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー まんごーのかくてる <しょかげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー マンゴーのカクテル アサヒ カクテルパートナー マンゴーのカクテル review
 4月27日発売のカクテルパートナー・初夏限定缶2種。
 既にパイナップルのカクテルはレビュー済。 今日は残る「マンゴーのカクテル」を。

 グラスに注いだ色は、やや濁った感じの淡い黄色。
 香りは、マンゴーにしては軽やかで、すっきりとした酸を伴っている。
 口当たりも軽やかで、甘酸っぱい。どこか柑橘のような感じがあるが、この酸味はヨーグルトであろう。 後味もさっぱりしている。
 果汁0.1%。アルコール分3%。原材料:ヨーグルトリキュール(ウォッカ、はっ酵乳、 糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類))、マンゴー果汁、糖類、酸味料、香料、乳化剤、ベニバナ色素。
 今回の2品種は、違うフレーバーを使いつつも味わいに統一感があり、これから暑くなる季節にぴったりの仕上がりと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年4月30日[1]
No.2386: スーパードライ SLIM BOTTLE / アサヒ
 すーぱーどらい すりむぼとる / あさひ
アサヒ スーパードライ SLIM BOTTLE アサヒ スーパードライ SLIM BOTTLE review
 コンビニ限定商品のスーパードライ・スリムボトルが新しくなった。 発売日は4月27日である。
 中身はもちろん、通常のスーパードライあり、 その意味では新製品ではない。だが、たとえ容器が変わっただけでも、 紹介せずにはいられないのが、当サイトである(旧製品は、こちら)。

 中身のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 スクリューキャップがついているというのは、意外と便利なものである。いろんなシチュエーションで 飲むことができるから。
 ピクニックなどに持って行き、屋外で飲むのにはぴったり。 スーパードライはシャープな刺激が特徴のビールだから、 缶に口をつけてそのまま飲んでもいい。余ったら、ふたをきつく閉めておけば、 炭酸も抜けない。
 お弁当やサンドイッチに、この1本が加われば、楽しい時間が過ごせそうだ。 いや、私は決してアサヒビールの回し者ではありません・・。
種別 ビール
2010年4月30日[2]
No.2387: 黒糖ウメッシュゼリー / チョーヤ
 こくとううめっしゅぜりー / ちょーや
チョーヤ 黒糖ウメッシュゼリー チョーヤ 黒糖ウメッシュゼリー review
 4月20日、チョーヤ・ウメッシュゼリーの新顔「黒糖ウメッシュゼリー」が出た。
 缶も黒色がベースで、インパクトがある。
 指示通り10回程度振ってから缶を開け、ショートカクテルグラスに入れてみた。

 琥珀色の固形物(ゼリー)がドロッと、ゴロッと出てきて、液体が少ない。 大きな気泡が、ゼリーの中に見える。
 梅酒の甘酸っぱい香りが凝縮されており、甘味が強そう。 味もその香りの印象通り、しっかりコクがあって甘酸っぱい。炭酸のビリビリした感じが舌先を刺激。 煮こごりでも食べているかのような食感。
 アルコール分5%。浸漬酒。 原材料名:黒糖蜜、梅(国産)、醸造アルコール、黒ラム酒、 砂糖、梅肉エキス、黒酢、ゲル化剤(増粘多糖類)、リン酸K、乳酸Ca、クエン酸Na。
 実は黒糖ではない普通の「ウメッシュゼリー」もリニューアルしていて、同日の発売。 追って紹介したい。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月1日
No.2388: ウメッシュゼリー / チョーヤ
 うめっしゅぜりー / ちょーや
チョーヤ ウメッシュゼリー チョーヤ ウメッシュゼリー review
 昨日掲載した黒糖ウメッシュゼリーと同じ4月20日発売。 こちらは以前からある本家「ウメッシュゼリー」のリニューアルだ。
 指示通り10回程度振ってから缶を開け、ショートカクテルグラスに注いだ。

 色は淡いシャンパンゴールド。心なしか昨日の黒糖ウメッシュゼリーより、 固形分が少なく、液体が多いようにも感じたが、缶の振り方の問題だろうか。 大きな気泡が封じ込められていて、それがきらきら光る感じで美しい。
 さすがチョーヤだけあってしっかりした梅酒香だが、やや軽やかでフルーティ。
 口に含むとピリッと炭酸の刺激があり、味は適度なコク、爽やかな酸味。
 アルコール分5%。浸漬酒。原材料名:梅(国産)、砂糖、醸造アルコール、リン酸K、 クエン酸Na、ゲル化剤(増粘多糖類)、乳酸Ca。
 発売から10日くらい私はこれをみつけられなくて、 ようやくスーパーで発見した時も、なんとこれが最後の1本だった。黒糖のほうはまだたくさん残っていたけれど。
 そもそもたくさん仕入れないのか。店頭に並べたらすぐ出てしまうのか。 話題性があって面白い商品ではあるが・・。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月2日
No.2389: 博多の華 三年貯蔵ハイボール / 福徳長酒類(合同酒精)
 はかたのはな さんねんちょぞうはいぼーる / ふくとくちょうしゅるい(ごうどうしゅせい)
博多の華 3年貯蔵ハイボール 博多の華 3年貯蔵ハイボール review
 オエノングループの福徳長酒類から、3月16日に「博多の華 三年貯蔵ハイボール」が発売された。 同社の有名銘柄「博多の華」ブランドの麦焼酎のソーダ割りだ。
 これまでずっと探してきて、なかなか見つからなかったのだが、先日やっと発見することができた。 しかし、それ以来、まだ他店ではまったく見ないので、流通量は相当に少ないものと思われる。

 色はごく淡いゴールドというか、もう少しくすんだ感じの麦わら色。大粒の気泡が、グラスの中で踊る。
 香りを嗅ぐと、なぜかグレーンウイスキーのような香りがする。焼酎の熟成香のなせる技だろう。 軽やかで、適度なクリスピーさが特徴。
 味はピリッと辛く、鼻から抜ける軽快な樽香が心地よい。甘さはない。玄人好みの味わいといえる。
 焼酎乙類(炭酸ガス含有)。アルコール分8%。原材料:麦・麦麹。 製造者:合同酒精(株)、販売者:福徳長酒類(株)。
 これ、駅の売店に置くと良い商品ではないだろうか。新幹線で出張することの多い私のような人間なら、 ビール以外にもう1本というとき、こういったものがあるとうれしい(現在のところ、私はTaKaRa CAN チューハイか、 TaKaRa 焼酎ハイボールか、ハイリキ(アサヒ)を飲むことが多いのだけれど・・)。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月3日
No.2390: 直搾り シークァーサー / 宝酒造
 じかしぼり しーくぁーさー / たからしゅぞう
タカラ 直搾り シークァーサー タカラ 直搾り シークァーサー review
 3月23日発売の新しい直搾り、全8種。
 レモングレープフルーツももウメりんごぶどうゆずと7種までレビュー済。
 ずいぶん間が開いてしまったが、最後の1つ、シークァーサーをレビューしよう。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡いグリーン。
 香りはまさに、シークァーサー。グリーンな雰囲気に満ちた柑橘香。 とてもシャープで、実にタカラらしい。
 味も非常にストイックで、甘さはほとんどない。苦味と酸味が中心。 このドライ加減は、同社の焼酎ハイボールに近いが、 こちらはそれほどアルコール感が強くない。
 アルコール分5%。果汁1%。 原材料:シークァーサー果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
 沖縄産シークァーサーをあら切りにしてから、贅沢に搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選したシークァーサーのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 今回のリニューアル品は、どれも味わいがシャープであり、すっきりしたチューハイを求める人にはぴったり。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月4日
No.2391: そのままのめる 藍苺酒 / 永昌源
 そのままのめる らんめいちゅう / えいしょうげん
永昌源 そのままのめる 藍苺酒 永昌源 そのままのめる 藍苺酒 review
 2月17日にキリングループの(株)永昌源から出た、「そのままのめる」シリーズ。 度数を抑え、そのまま飲めるように小さな(95ml)グラスに入っている。
 全3種のうち、既に杏露酒林檎酒はレビュー済。 今日は3つめの「藍苺酒」。らんめいちゅうと読み、ブルーベリー酒のことである。

 グラスに注いだ色は、くすんだ感じの紫色。まさにブルーベリー。
 香りに華やかさはなく、とても濃く、渋みを想像させるブルーベリー香。芳香剤か化粧品的である。
 味はかなり甘味が強く、濃い。ソーダで割って飲みたい感じだ。
 アルコール分8%。 原材料:ブルーベリー・ブルーベリー果汁・スピリッツ・ハチミツ・糖類・酸味料・香料・アントシアニン色素・クチナシ色素。 製造者:プラム食品(株)、和歌山県西牟婁郡上富田町生馬1474-1。
 容量95mlにして、価格は198円。やはり原価が高いのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月5日
No.2392: TOPVALUチューハイ メロン / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅちゅーはい めろん / ごうどうしゅせい
TOPVALUチューハイ メロン TOPVALUチューハイ メロン review
 もう3週間ほど前になるが、イオングループのPBであるTOPVALUチューハイの新製品、マンゴー をレビューした。実は同時に出ていたのが、このメロンである。ずいぶん間が開いてしまったが、飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 クリームソーダのような香り。甘そうなメロン香である。
 味は、香りの印象ほど甘くはない。適度な酸味を伴って、軽快な味わい。 一応果汁は入っているようだが、かなり人工的な感じがする。 後味も軽やかで、メロンにしてはすっきりしている。
 果汁1%。アルコール分5%。 原材料名:醸造用アルコール、メロン果汁、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 価格は88円。これだけ安ければ、文句はない。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月7日
No.2393: サワータイム7 グレープフルーツ / 合同酒精
 さわーたいむ7 ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
GODO サワータイム7 グレープフルーツ GODO サワータイム7 グレープフルーツ review
 スギ薬局を中核企業とするスギグループが合同酒精と共同開発したチューハイ「サワータイム7」。 同グループの一員で関西に本拠を持つディスカウントストア・ジャパンで入手した。
 レモンとグレープフルーツの2種があり、実はレモンのほうをレビューしたのが 今年の3月6日。こんなに間が開いてしまったのは、優先して掲載したい他の製品が次から次へとやってきたため。 2ヶ月ぶりに、2種目の掲載となった。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りはレモンと同じく非常に奥ゆかしく、甘さ控えめを想像させるグレープフルーツ香。
 口当たりも軽やかで、非常にすっきり。 グレフル味チューハイによくある、ガムのような風味だが、くどさはなく、薄いと感じるほど。 名前の通り度数7%なのだが、アルコール感はそれほど強くはない。飲み込んだ後に、若干の苦味が口中に残る。
 アルコール分7%。果汁5%。原材料:グレープフルーツ果汁、 醸造アルコール、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 くどくないから毎日飲んでも飲み飽きない。 アルコール度やや高めでお得感もある。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月8日
No.2394: オフの贅沢 / サッポロ
 おふのぜいたく / さっぽろ
サッポロ オフの贅沢 サッポロ オフの贅沢 review
 サッポロ「オフの贅沢」が、新しくなっている。 2月中旬製造分からのリニューアルで、既にたくさん出回っているようだ。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。 泡は当初盛り上がるが、きめが粗く、すぐに減衰。
 香りは、昔の発泡酒みたいな臭みが若干あるが、 それと同時に、サッポロラガーのようなビールっぽい麦の香がある。
 口当たりは、クリア。 苦味も強く、糖質オフなのに飲み応えがある。焙煎麦芽が一部使われていることにより、 適度な香ばしさがある。
 アルコール分4%。糖質70%オフ。焙煎麦芽一部使用。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類・水溶性食物繊維・エンドウたんぱく)・ スピリッツ(大麦)。
 臭みを極力抑え、飲み応えも実現している。
 従来品から、既に改善すべき部分が見あたらないくらいに完成度が高かったので、 今回のリニューアルでどこがどう変わったか、よくわからない。

 ともあれ、満足度の高い新ジャンルである。
種別 新ジャンル
2010年5月9日
No.2395: 氷結ZERO レモン / キリン
 ひょうけつぜろ れもん / きりん
キリン 氷結ZERO レモン キリン 氷結ZERO レモン review
 キリン「氷結ZERO」が新しくなっている。3月製造品からのリニューアルである。
 かなり以前に入手してあったのだが、ようやく飲む順番が回ってきた。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、少しだけ濁っているか?という程度。
 香りは、非常に軽やかなレモン香。みずみずしい感じ。
 口に含んだ瞬間、「味が薄いな」と思ってしまうほど、甘味が弱い。 レモンの皮のような苦味がある。淡泊なので「酸っぱい」というほどではないが、 ヒリヒリとした感覚はある。
 アルコール分6%。果汁4.0%。糖類ゼロ。 原材料名:レモン果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
 従来品との違いはよくわからなかったが、私自身のコメントを見る限り、 味がより薄く(よく言えばより軽やかに)なったようである。
 アルコール度数が7%から6%へと下がったので、そう感じるのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月10日
No.2396: ほろよい 青空りんご <初夏限定> / サントリー
 ほろよい あおぞらりんご <しょかげんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 青空りんご サントリー ほろよい 青空りんご review
 明日5月11日が発売日となっている、サントリーほろよいの期間限定「青空りんご」。

 グラスに注いだ色は、ほんのりと淡い黄色。りんご果汁のためか。
 香りは、ツンと酸味が立ったような青りんご香。しかしそれほど強く香るわけではなく、控えめ。
 味は酸が効いているものの、甘味もしっかりある。ただ、全体的にくどさはなく、軽やかである。 すっきりとしていて、この時期にぴったり。
 りんご果汁2%。アルコール分3%。 原材料名:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
 青りんごのみずみずしい甘さと華やかな香りをいかして、 初夏にうれしい爽やかな味わいに仕上げました。
 シリーズに共通のアルコール分3%で、お酒に強くない最近の若者向けのつくりだ。

 あいかわらず抜群のセンスには、感心する。「青空りんご」という、 何でもないようでいて、ひとひねりしたネーミング。缶デザインも、青空に白い雲。そこに浮かぶ青りんご。 小憎らしいくらいに計算されている。
 たかが缶チューハイだから、中身は二の次でいい、なんて言うつもりはない。もちろん味も大事だが、 しょせん100円ちょっとの製品だから、店頭でパッと目を引き、名前にもインパクトがあれば、 「買ってみようかな」と思ってもらえる。安い商品を短期間でたくさん出すための、王道的売り方。 さすが、心得ていらっしゃる。
 パッケージもCMも冴えなくて、チューハイではなかなかヒットを飛ばせないA社などは見習った方がいい (いや、がんばってるシリーズもありますよと、さらっと反論されるかもしれませんな)。
 もちろん、職人気質で品質的に他の追随を許さないT社とか、どこにでも売っていて、中身もだいたい合格最低点はクリアした 製品をつくるK社とか、それぞれ独自のスタンスがあっていい。 楽しい、かわいい、おしゃれな製品をつくらせたら、やはりサントリーさんということになる。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月11日
No.2397: サッポロファイブスター / サッポロ
 さっぽろふぁいぶすたー / さっぽろ
サッポロ ファイブスター サッポロ ファイブスター review
 明日5月12日発売の「サッポロファイブスター」。
 北海道のサッポロビール園でしか飲めなかったというプレミアムビールが、 期間限定ながら、全国発売(但し、コンビニエンスストア限定)となったのだ。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。 泡にはそこそこ力があり、泡持ちも悪くない。
 香りは華やかすぎず、サッポロ製品らしい土や藁のような匂いがして、深みがある。
 口に含むと、まず充実した甘味と酸味が感じられ、コクは十分。 その後ズッシリした苦味が舌の上に残る。 飲むというより、噛んで味わうような充実感。 後味にもしっかり苦味が。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 1967年、当時珍しかった「プレミアムビール」として発売され、ドイツ風の本格的なコクのある 味わいで人気を博しました。現在では、北海道のサッポロビール園だけでしか飲めない 幻のプレミアムビールです。
 発売日前夜である今日11日夜、コンビニではもうズラッとたくさん並べられ、 大々的に売られていた。販売店側の期待度も大きいようである。
 プレミア感を強調する売り方は、新しい物好きの若者が多いコンビニにはぴったりの戦略で、 しかもちゃんと内容(品質)が伴っているから、バッチリである。
種別 ビール
2010年5月12日
No.2398: ブラックニッカ クリアハイボール / アサヒ(ニッカウヰスキー)
 ぶらっくにっか くりあはいぼーる / あさひ(にっかうゐすきー)
ブラックニッカ クリアハイボール ブラックニッカ クリアハイボール review
 昨日5月11日、コンビニエンスストア先行発売となった「ブラックニッカ クリアハイボール」。

 グラスに注ぐと、ジュワジュワと音を立て、大粒の気泡が踊る。 液色は琥珀というよりは、淡いレモン色。とても薄そうに見える。
 香りは、あのブラックニッカらしく軽やかで爽快だが、レモンが加わっていることにより、 一層爽やかさが増している。
 口に含むと、強めの炭酸がビリビリきて、グレーンの華やかな香味とともに、 レモンのフレッシュなアクセントが効いている。 名前の通り非常にクリアな味わいで、アルコール感も柔らかい。
 果汁0.1%。アルコール分7%。 原材料:ウイスキー、食物繊維、レモン果汁、香料、酸味料、カラメル色素。
 缶に「高炭酸&きれいな爽快感」と書かれているが、まさにその通りの味わい。 ベースとなっているのは、ウイスキーを飲み慣れない人にも飲みやすい「ブラックニッカクリアブレンド」。 だからこの爽快感が実現したと言える。

 今のハイボールブームを作ったのは、言うまでもなく国産ウイスキーの雄、サントリーだが、 コンビニでは今も「角ハイボール」が人気。 あちらもレモン風味がつけられているのだが、私は同製品を当サイトでレビューしたとき、 "「爽やかレモン風味」とか「レモンを一搾りした」などの接頭辞をつけるべきではないだろうか" と書いた。
 今回、このクリアハイボールの缶を見ると、「レモンを搾った」という文字がある。 まさか私のコメントをアサヒさんが見てくれていたとも思えないが、 こうやって書いてくれると、味の想像がつきやすいので、とても良いと思う。
 この製品自体が、サントリーさんの物まねでは?という疑念は、この際、目をつぶっておこう。
 もうちょっと味のパンチが欲しければ、「角ハイボール」を、限りなく優しい味わいを望む人には、こちら 「ブラックニッカクリアハイボール」を、それぞれお勧めする。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月13日
No.2399: 梅酒にしませんか ソーダ割り / サントリー
 うめしゅにしませんか そーだわり / さんとりー
サントリー 梅酒にしませんか ソーダ割り サントリー 梅酒にしませんか ソーダ割り review
 入手したのは4月26日。もう2週間以上たっている。場所はJUSCO。 イオングループ限定商品と思われる。

 グラスに注いだ色は、かなりしっかりした黄金色。ややくすんだ感じ。
 香りにコクがあり、梅酒らしい。味わいにも深みがある。
 甘味が強いようだが、甘ったるいわけではない。炭酸の刺激があって、度数も低いので、爽快な味わいである。
 アルコール分3%。梅浸漬酒。 原材料名:梅(国産)、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 元々「梅酒にしませんか」という梅酒(紙パック入り)が全国発売されていた。これはそのソーダ割りである。 こちらも店舗限定でなく、全国発売すればいいのに。いや、でもやっぱり、チョーヤさんに勝てないことは、 ちゃんとわきまえていらっしゃるということか。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年5月14日
No.2400: TOPVALU 焼酎の緑茶割り / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅ しょうちゅうのりょくちゃわり / ごうどうしゅせい
TOPVALU  焼酎の緑茶割り TOPVALU  焼酎の緑茶割り review
 昨日もイオングループ限定商品だったが、今日もイオンPBのTOPVALUを取り上げる。
 最近、私のよく立ち寄る近所のスーパー(ダイエー系=即ち、イオン傘下)でも、 チューハイと並んでたくさん売られている、焼酎の緑茶割りだ。

 グラスに注いだ色は、しっかりと深く、ややくすんだ感じの黄緑。
 香りを嗅ぐと、なんだかほとんど香っていないような、奥ゆかしい緑茶香。 湯飲みに注いだまま時間のたったお茶のような感じ。いや、アルコールと混じるから、 こんな酸化したような匂いになるのか。
 だが味も、やはり茶葉が鮮度を失ったような、あるいは出がらしの緑茶みたいな感じ。 焼酎の甘みのせいなのだろうか。 ただ、渋みがしっかりと、パンチを効かせているから、ずっしりと、飲み応えはある。
 アルコール分4%。原材料名:焼酎、緑茶(国産)、酸化防止剤(ビタミンC)。
 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 ずいぶんけなすような書き方になってしまったが、販売価格98円ということを考えれば、 これで十分である。
種別 チューハイ・カクテル等

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