2010年8月1日
No.2481: チェリー&ウィート / 北海道麦酒醸造
ちぇりー あんど うぃーと / ほっかいどうびーるじょうぞう
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先日から続けている北海道麦酒醸造の製品。
今度は「チェリー&ウィート」だ。
グラスに注いだ色は、透過性ある暗い赤。静脈血が薄まったような色。
泡は美しいピンク。少し盛り上がって、すぐに減衰。
香りは煮詰めたイチゴジャムのように甘酸っぱい。華やかさには乏しい。ビールの香りは若干引っ込んでしまっている。
口当たりも甘酸っぱい。ウィート(小麦)だから苦味は強くなく、フルーティに仕上がっている。
チェリーを使っているからベルギーのクリークに似たところはあるが、コクには乏しい。
アルコール分5%。原材料:ビール(ウィート)、さくらんぼ、糖類。
製造者:北海道麦酒醸造(株)、
北海道小樽市張碓町427番1。
意欲的な作品ではあるが、リピーターになってくれる人は限られるだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月2日
No.2482: オールフリー / サントリー
おーるふりー / さんとりー
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サントリーから明日8月3日に発売されるビールテイスト飲料「オールフリー」。
なぜオールフリーかといえば、カロリーゼロ、糖質ゼロで、アルコールゼロだからである。
グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。カラメル色素であろう。
泡は当初勢いよく盛り上がるが、密度が低くスカスカで、あっという間に減衰。泡の色はなぜかベージュに近い。
香りは、これまでのノンアルコールビールと系統は同じで、しょうゆのような、紅茶のような感じだが、
他銘柄に良くあるような、変質したビールみたいな変な匂いはわずかであり、セイロンティの茶葉みたいな香りである。
口当たりは、かなりクリア。臭みは弱く、すっきり飲める。苦味はかなりしっかりある。
後味にも酸化臭などは残らない。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。
原材料名:麦芽、ホップ、酸味料、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
粒選り麦芽を天然水で仕込み、一番麦汁だけを贅沢に使った、ビールテイスト飲料です。
一番麦汁だけって・・どこかで聞いたフレーズだが、まあそのあたりは目をつぶろう。
これまでに出たノンアルコール・ビールテイスト飲料の中では、最も臭みの弱い製品ではないか。
同日にアサヒの製品も出ているので、そちらはどうか。追って、比べてみたい。
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ノンアルコール飲料 |
2010年8月3日
No.2483: −196℃ ゼロドライ サイダーショット / サントリー
さいだーしょっと / さんとりー
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昨日に引き続いて他社のノンアルコールビールを、とも思ったが、2日続くのも私的には辛いので、
今日はこれにした。
本日8月3日発売、−196℃ゼロドライ爽快炭酸シリーズから、「サイダーショット」。
グラスに注いだ色は、無色透明。大量の気泡がグラスの中で踊る。
香りを嗅ぐと、まさにサイダー。いや、ラムネに近いかな? いずれにせよ、酒臭さはない。
味も甘味たっぷりのラムネ風。ただ、ゼロドライシリーズに共通の特徴である甘味料の不自然な甘さが、
口中に引っかかる。それも、かなりしつこい。その甘さと、アルコールの甘味が合わさって、いつまでも口中に居座る。
だから、爽やかさはあまりない。
アルコール分5%。
原材料名:レモン、スピリッツ、食物繊維、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
はじける炭酸の爽快な刺激! 爽やかなサイダー味の透明感ある味わいです。
かなりの辛口コメントになってしまったが、このシリーズ特有の甘味料の甘さが気にならないという人も、世の中にはかなりたくさん
いらっしゃるようなので、各自一度試してみてほしい。そもそもサントリーさんは、これが爽やかな味だという認識で、売り出している
に違いないのだから。
でも、私にはやっぱり、このだらだらした甘さは、受け入れがたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月4日
No.2484: ダブルゼロ / アサヒ
だぶるぜろ / あさひ
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アサヒから昨日8月3日発売されたビールテイスト飲料「ダブルゼロ」。
同日に出たサントリー オールフリー は臭みが弱かったのだが、
こちらはどうだろうか。
グラスに注いだ色は、オールフリーと同様、しっかりめの黄金色。カラメル色素だろう。
泡の密度の低さや、なぜか色がベージュっぽいのも似ている。
香りは、やっぱりしょうゆっぽい、カンロ飴みたいである。かなり臭みは抑えられてはいるが、
オールフリーほどクリアではない。
口に含むと、香りの印象どおり妙な酸味があって、少ししょうゆっぽい味わい。苦味は結構ある。
飲み込んだあとにも、ビールが酸化したような嫌な風味が少し残る。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。
原材料名:麦芽エキス、食物繊維、香料、酸味料、カラメル色素、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
本製品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
オールフリーと違ってこちらは糖質ゼロではないから、もちろんキャラクターの違いはあるが、
臭みが少しあって、その分飲み応えというか、ガシッとした骨格を感じる。
よって、クリアさを重視する方はサントリーのほうを、少々臭みがあってもガッシリ系がいい方はアサヒのほうを
選ぶと良い。
しかし・・そうまでしてビール的なものを飲みたい人が世の中には多かったという事実に驚愕する。
私などは、ビールもどきを飲むくらいならペリエでも飲んだほうがよっぽどおいしいと考えるのだが。
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ノンアルコール飲料 |
2010年8月5日
No.2485: CALPIS BARTIME ラムトロピカルミックス&カルピス / カルピス
かるぴすばーたいむ らむとろぴかるみっくす あんど かるぴす / かるぴす
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8月2日にカルピスバータイムの新製品2種が出た。そのうちの1つがこれだ。
グラスに注いだ色は、まさにカルピスホワイト。
パインの香りにミルクが混じり、ココナツミルクみたいになっている。こってりした味わいが想像される。
口当たりは甘酸っぱく、しかしそのあとにしっかり甘味が感じられる。
トロピカルな味わいが広がる。アルコール感も芳醇だ。
無炭酸。果汁0.5%。アルコール分4%。
原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、ラム、
乳酸菌飲料、牛乳、脱脂粉乳、パインアップル果汁、糖類、酸味料、
安定剤(大豆多糖類)、香料。
「カルピス」にラム、パインアップル、
「カルピス」から生まれたお酒"ミルクスピリッツ"をブレンドし、ミルクで仕上げ、
ほんのりココナッツ風味を加えたまろやかな仕立てのこだわりの味わいです。
リッチな味わいに仕上げられた、カルピスならではの独創性あふれる作品だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月6日
No.2486: CALPIS BARTIME ウイスキーオレンジ&カルピス / カルピス
かるぴすばーたいむ ういすきーおれんじ あんど かるぴす / かるぴす
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8月2日に出たカルピスバータイムの新製品2種。
昨日 ラムトロピカルミックス&カルピス を飲んだが、今日はもう一方の
「ウイスキーオレンジ&カルピス」。
グラスに注いだ色は、白の混じった薄いオレンジ。まさにオレンジカルピスのようである。
香りもやはりオレンジが中心。そしてカルピスのミルキーな感じと、アルコール臭。
それが何のアルコールなのか、この香りだけからは判然としないが。
口当たりはオレンジ+カルピスの丸い酸がキュート。炭酸がぴりっときいている。
確かにウイスキーの味わいもある。
軽やかでありながら、しっかりカクテルを飲んでいる味わい。
果汁0.5%。アルコール分4%。
原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、ウイスキー、
乳酸菌飲料、脱脂粉乳、オレンジ果汁、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
「カルピス」にウイスキー、オレンジ、
「カルピス」から生まれたお酒"ミルクスピリッツ"をブレンドし、炭酸で仕上げた
爽やかな仕立てのこだわりの味わいをお楽しみください。
これもまた非常に凝った、個性の光るカクテルだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月7日
No.2487: ヱビスビール 商売繁盛!ラッキーヱビス缶 / サッポロ
ゑびすびーる しょうばいはんじょう! らっきーゑびすかん / さっぽろ
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7月28日から数量限定で発売されているヱビスビールの「ラッキーヱビス缶」。
簡単に入手できるだろうと思っていたら、そんなにたくさん流通しているわけでもなく、
大手スーパーなど、数が捌けそうな店くらいしか仕入れてくれていない。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
ラッキーヱビスとは、瓶入りのヱビスビール数百本に1本存在しているといわれるもので、
通常商品では恵比寿様が左腋に1匹の鯛を抱えているイラストなのに対し、
ラッキーヱビスでは魚籠(びく)の中にもう1匹の鯛が入っている。これをみつけると縁起がいいということで、
話題になったものである。
消費者からの「缶でもラッキーヱビスを発売してほしい」
「希望者全員が購入できるようにしてほしい」
「お世話になった方への贈り物としたい」といった意見に応えて、今回、数量限定ではあるが、
ヱビスビール生誕120周年を記念して、発売の運びとなったのである。
今回の発売形態は、専用バッグに入った6本パック(一番右の写真)で、
但し通常缶が4本、ラッキーヱビスは2缶である。この小出しの仕方は、ケチ臭いとも言えるが、購買意欲をかき立てるものだとも言える。
缶裏側(右から2番目の写真)には、説明文もある。
もっと大量(大漁?)に売って欲しい気もするが、たくさん出回りすぎると有り難みが薄れるから、これでいいようにも思える。
売られているのを見かけた人は、たまには奮発して、ヱビスで晩酌してみてはいかがだろうか。
ちょっぴりしあわせな気持ちになれますよ。
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ビール |
2010年8月8日
No.2488: つぶつぶオレンジチューハイ / サンガリア
つぶつぶおれんじちゅーはい / さんがりあ
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サンガリアのサイトで7月12日付で新製品として紹介されている「つぶつぶオレンジチューハイ」。
265ml缶1種のみの発売である。
なかなかみつからなかったのだが、
先日仕事のついでに立ち寄ったスーパーで発見。たまには、いつも行かない店に行ってみるものである。
グラスに注ぐと、液体は透明に近い薄黄色で、その中にオレンジの果粒(さのう)がたくさん浮遊している。
液色はもっと濃いかと思っていたので、不思議な感じ。みかん缶詰の果肉をほぐし、
シロップ中に浮遊させたかのような外観である。
香りは軽やか、爽やかなオレンジ香で、とてもアルコール飲料と思えない。
口に含んでみても、やっぱりジュースのよう。ごくごく飲める。甘味は強い。飲んだあとに、少しだけアルコール感がある。
果汁1%。アルコール分4%。
原材料名:果粒、オレンジ果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料、
塩化Ca、ビタミンC、乳酸Ca。
食感を楽しめる果肉入り ※炭酸は入っておりません。
近所のコンビニにでも売っていたら、かなり頻繁に買うのに。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月9日
No.2489: −196℃ こだわり果樹園 栃木県横山果樹園の 秋梨 <限定> / サントリー
まいなす196ど こだわりかじゅえん とちぎけんよこやまかじゅえんの あきなし <げんてい> / さんとりー
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明日8月10日が発売日となっている -196℃こだわり果樹園シリーズの秋限定品。
2種(秋梨と秋りんご)あるうち、今日はまずは「秋梨」のほうから。
グラスに注いだ色は、無色透明。
とても自然な感じの和梨の香りが広がる。この特徴は、昨年までの製品とまったく同じ。
口あたりはほんのり甘い。上品な味わいである。
適度にフレッシュ感もあって、バランスがよい。
アルコール分5%。梨浸漬酒使用。
原材料:梨、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
栃木県横山果樹園で育てられた幸水を使用。
秋の訪れを感じさせる、みずみずしく爽やかなおいしさです。
昨年の製品
とどうやら中身は同じようである。
それにしても、お盆前に秋限定品が出るとは、ずいぶん早い感じだ。
昨年の発売日は8月18日だったから、8日も早くなった。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月10日
No.2490: −196℃ こだわり果樹園 青森県岩木山山麓りんご園の 秋りんご <限定> / サントリー
まいなす196ど こだわりかじゅえん あおもりけんいわきやまさんろくりんごえんの あきりんご <げんてい> / さんとりー
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本日8月10日が発売日となっている -196℃こだわり果樹園シリーズの秋限定品。
2種(秋梨と秋りんご)あるうち、昨日既に 秋梨 をレビュー済。
今日はもう一方の「秋りんご」。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。
キリッとした酸と、適度な甘さを感じさせるりんご香。
口当たりはやはりバランスがよく、ほどほどに酸っぱく、ほどほどに甘い。
炭酸の刺激も手伝って、後味はスッキリ。磨かれた味わいである。
アルコール分5%。りんご浸漬酒使用。
原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
青森県岩木山のふもとに広がるりんご園で育てられたサンつがるを使用。
秋の訪れを感じさせる、華やかで甘酸っぱい味わいです。
昨日の秋梨と同様、こちらも 昨年の製品 と
変わらないようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月11日
No.2491: 果実の瞬間 幸水なし <秋限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん こうすいなし <あきげんてい> / あさひ
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昨日8月10日発売、アサヒ・果実の瞬間の秋限定品。
一昨日、昨日と連続してサントリーの秋限定チューハイ2種をレビューしたが、
アサヒからも同日発売で2種が出たわけだ。
グラスに注いだ外観は、かすかに白濁。梨果汁のイメージ。
甘く優しい梨の香り。あまり強く香らないが、だからこそ自然な感じ。
口当たりも優しくみずみずしい。甘さは適度であり、口中でべたつかない。
後味も柔らか。
果汁1.6%。アルコール分4%。福島産果汁使用。
原材料:アルコール、日本なし果汁、糖類、酸味料、香料。
この果実の瞬間は、今年3月に登場した新ブランドだが、季節限定品も夏、秋と既に2季目。
旬果搾りブランドはこのままフェイドアウトと思われ、その代わりに果実の瞬間を育ててゆこうという戦略のようだ。
だが、こうやって季節限定品を次々打ち出してゆくのなら、旬果搾りの戦術と何ら変わりない。
ならば、伝統のブランド名を大切にして、「新・旬果搾り」のような名前でやって欲しかったと思うのは、
私だけであろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月12日
No.2492: 果実の瞬間 ピオーネ <秋限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん ぴおーね <あきげんてい> / あさひ
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8月10日発売、アサヒ・果実の瞬間の秋限定品。
2種あるうち、昨日既に幸水なしをレビュー済。
今日はもう一方の「ピオーネ」。
グラスに注いだ外観は、透明感ある淡いピンク。いや、肌色か。
あまり押しの強くないブドウ香。ほんのり香る感じ。
口に含むと、香りの印象を覆すような甘みがある。
やや冗長な感じは否めないが、適度な渋みが引き締める。
果汁0.5%。アルコール分4%。山梨産果汁使用。
原材料:アルコール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、野菜色素。
果汁感が弱いのに、甘みが強いので、かなり人工的な感じがする。
もう少し味わいにコクが欲しい。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月13日
No.2493: つぶ入り白ぶどうチューハイ / サンガリア
つぶいりしろぶどうちゅーはい / さんがりあ
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先日紹介した つぶつぶオレンジチューハイ と一緒に、
サンガリアのサイトで7月12日付で新製品として紹介されている「つぶ入り白ぶどうチューハイ」。
265ml缶1種のみの発売である。
グラスに注ぐと、液体はほぼ透明で、ぶどうのつぶがいくつも浮遊している。
比重の思いものは沈み、軽いものは浮いている。
甘く優しいぶどう香。アルコール臭などほとんどない。
味も甘味がたっぷり。ぶどう果汁の優しい味わい。ぶどうのつぶを食べると、まさに缶詰を食べているかのようである。
飲み進めると、少しだけアルコール感がある。
果汁20%。アルコール分4%。
原材料名:ぶどう果汁、果粒、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料、
ビタミンC、塩化Ca。
ぶどうのつぶみ ごろんごろん ※炭酸は入っておりません。
こちらもすばらしい出来映え。もっとたくさん流通してくれればいいのに。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月14日
No.2494: マスカットサワー / 合同酒精
ますかっとさわー / ごうどうしゅせい
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LAWSONで、毎夏に出ているラムネサワーをみつけ、ああ今年も出たのか、と思ったのもつかの間、
その隣にこれがあった。今までみたことのない「マスカットサワー」である。
私の買った店では特にLAWSON限定などとは書かれていなかったが、今のところ他店では見かけない。
グラスに注いだ色は、無色透明。気泡はそれほど多くない。
香りは、まるでキャンディのように甘く優しいマスカット香。
口当たりも、極めて優しい。かなり人工的な感じのある味わいだが、それもご愛敬。
このチープ感が、むしろ懐かしささえ感じさせる。
アルコール感はほとんどなく、まさにジュースのようである。後味はかなり甘い。
アルコール分3%。原材料:マスカット果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na。
マスカットオブアレキサンドリア果汁の爽やかな香りと味わいが心地よいサワーです。
最近の若者は、強い酒を好まない人が多いから、こういった製品をコンビニ限定で出す戦術は、正しい。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月15日
No.2495: おいしいチューハイ トロピカルミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい とろぴかるみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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一昨年、昨年と続けて
コンビニのファミリーマート限定商品として期間限定で発売された
おいしいチューハイの「トロピカルミックス」。今年もまた出た。
ファミマのサイトによれば、今年は8月10日が発売日だったようである。
中身は変わっていないと思われるが、一応レビューしておきたい。
グラスに注いだ色は、淡いレモン色。繊維質のようなものが少し浮遊しているのが見える。
香りはパインが強く、バナナとマンゴーの甘さが若干。それ以外はあまり感じられない。
口に含むと、穏やかな酸と甘み。色々なフルーツが入って果汁50%であるのにもかかわらず、
くどさはなく、スッキリ。このシリーズの特徴が良く出た、リッチな味わいである。
果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。原材料:果汁
(パイナップル、ぶどう、りんご、オレンジ、マンゴー、バナナ、パッションフルーツ)、
パイナップル果粒、スピリッツ、香料、酸味料。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
おいしいチューハイの店舗限定品は、缶上部に垂れ幕のような、カフェカーテンのような帯があって、
そこに「期間限定」と書いてあるのが目印である。
ファミマは大手であるとはいえ、出店していない地域も少なくないはず。
ここでこのように紹介しても、容易に入手できない人もいると思うと、残念である。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月16日
No.2496: ラムネサワー / 合同酒精
らむねさわー / ごうどうしゅせい
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2007年からこの時期に、LAWSONで売られているGODOのラムネサワー。
今年もまた発見。事前告知は特になかった。
グラスに注いだ色は、無色透明。気泡は多くないので、炭酸は弱そうに見える。
香りは、ラムネかな?サイダーかな?といった感じ。まあ、両者に際立った違いなどないのかもしれないが、
ちょっと三ツ矢サイダーっぽい匂いがするのだ。
口当たりは、炭酸が弱いこともあって、ちょっと拍子抜け。甘みは強いが、柔らかい。
夏向けとしては、もうちょっと爽快感が欲しい。
アルコール分5%。原材料:醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na。
爽やかなラムネの味が心地よいサワーです。
2007年、2008年、
2009年と、ずっと中身は変わっていないようである。
コンビニでこれを手に取る人の多くが20代だとすると、
このパンチ力のなさ(悪く言えば、へなへなな感じ)でちょうどいいのだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月17日
No.2497: 梅酒ハイボール / 黄桜
うめしゅはいぼーる / きざくら
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4ヶ月ほど前に、同じ黄桜から出ている 日本酒ハイボール をレビューした。
但し、掲載ページは「日本酒の小部屋」のほうである。チューハイとはいえないからである。
この「梅酒ハイボール」は、日本酒ハイボールと一緒にCMで紹介されていたものだが、
サイト情報によれば、6月22日の発売だったようである。で、こちらは梅酒ベースということなので、
当サイトではチューハイと同列に扱うこととし、当ページに収録する。
グラスに注いだ色は、淡い麦わら色。スパークリングワインのようである。
香りは、想像していたもの(梅の甘酸っぱい感じ)とはだいぶ違い、ひからびた梅みたいな、
少しひねた感じがある。
口当たりも甘酸っぱさは弱く、枯れ気味の味わい。なぜだろうと思ったら、
実は梅酒は梅酒でも、日本酒で仕込んだ梅酒らしい。つまり、梅を日本酒に漬け込んだものだから、
日本酒らしい米の風味があるのだ。甘味も酸味も弱く、飲み込んだ後に、軽い苦みが残る。
アルコール分4%。原材料名:清酒・梅(国産)・糖類・炭酸ガス。
日本酒で仕込んだ梅酒のハイボールです。爽やかな酸味とすっきりとした甘さ、梅と日本酒の香りがやさしく香る
新感覚のお酒です。香料・酸味料無添加、京都青谷産梅100%使用。
黄桜からなぜ梅酒?と不思議に思ったが、日本酒で仕込んでいるとはさすがである。
それなら必然性がある。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月18日
No.2498: 銀座ハイボール 柚子 / 福徳長酒類(合同酒精)
ぎんざはいぼーる ゆず / ふくとくちょうしゅるい(ごうどうしゅせい)
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7月14日が発売日だった「銀座ハイボール・柚子」。
オエノングループの合同酒精が製造し、福徳長酒類が販売。
既にレビュー済の 銀座ハイボール (3月16日発売)の姉妹品である。
入手できないのではないか?と思っていたが、
世のハイボールブームに乗って、出回ってきたようだ。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いレモンイエロー。炭酸の気泡は多くない。
香りを嗅ぐと、ウイスキーにレモンを搾ったかのよう。いや、良く嗅げば、ちゃんと柚子だ。
レビュー済の銀座ハイボールと同じく、麦焼酎ベースなのにモルトウイスキーっぽい匂いがするのは、おもしろい。
口当たりは柔らかく、炭酸の刺激も弱めで、飲みやすい。
ほのかに柚子の風味があって、後味もサッパリ。
アルコール分8%。
原材料:麦焼酎、スピリッツ(ゆず蒸留酒)、果糖ぶどう糖液糖。
製造者:合同酒精(株)、販売者:福徳長酒類(株)。
まだそんなにたくさんの店で扱われているわけではないけれど、
もっと出回れば、それなりに売れるだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月19日
No.2499: リフレタイム チューハイ レモン / 合同酒精
りふれたいむ ちゅーはい れもん / ごうどうしゅせい
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先日、おいしいチューハイのファミマ限定品を買いに行ったら、隣にこれが並んでいた。
他店では見ないので、おそらくこれもファミマ限定品なのだろう。
「リフレタイム」と名付けられた、GODO製のチューハイ。レモンとグレープフルーツの2種あったが、
今日はまずレモンのほうを。
グラスに注いだ色は、無色透明。気泡はそれほど多くない。
柔らかなレモン香。少し化粧品っぽい、人工的な香りだが、控えめである。
口当たりも柔らかく、ジューシー。ただ、GODOのチューハイらしく、アルコール感はきっちりとあって、
度数の高さが伺える。かすかに苦みもある。パッケージデザインから受ける軽い印象に反して、
中身はなかなかに硬派。
アルコール分6%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na。
GODOさんはナショナルブランドでは他社に勝てないから、こうやってコンビニ各社とも連携して、
売り上げを確保しているのであろう。べつに品質が劣る訳ではないのに、なんだか哀れである。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年8月20日
No.2500: リフレタイム チューハイ グレープフルーツ / 合同酒精
りふれたいむ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
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リフレタイムと名付けられたGODOのチューハイ。既にレモンをアップ済である。
ファミマで発見したものだが、他店では今のところ見ないので、
おそらくファミマ限定ではないかと思われる。今日はもう一方のグレープフルーツを飲む。
グラスに注いだ色は、無色透明。気泡はそれほど多くない。
他社のグレフルチューハイにもよくある、ガムのような甘そうなグレフル香。少し苦そうでもある。
口当たりは控えめ。パンチは弱い。
適度な甘さ。適度なジューシー感。苦みが少々。
ただ、アルコール感だけはきっちりとある。
アルコール分6%。原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na。
レモンの方はかなり硬派な印象を受けたが、こちらはマイルドである。
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チューハイ・カクテル等 |