2010年10月20日
No.2561: TOPVALU チューハイ グレープフルーツ / 合同酒精
とっぷばりゅ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
|
|
先日レモンを掲載したが、今年の6月くらいから缶デザインが新しくなっているTOPVALUチューハイ。
今日はグレープフルーツを飲んでみる。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。
ガムのように甘そうで、少し苦そうなグレープフルーツ香。典型的なグレフルチューハイの香りである。
味は香りの印象ほど甘くはなく、かなり抑えめ。スッキリと飲みやすく、
一方、アルコール感はしっかりある。
アルコール分6%。グレープフルーツ果汁2.5%。
原材料:醸造用アルコール、グレープフルーツ果汁、
果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料。製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
レモンと同じく、こちらも以前の度数は7%だったから、1度下がったことになる。それがより一層スッキリ感を生んだのか。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月21日
No.2562: 焼酎ハイボール 壜詰 ドライ / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる びんづめ どらい / たからしゅぞう
|
|
焼酎ハイボールの壜詰。昨年の9月に発売されたものだが、これまでずっと入手できないでいた。
半ばあきらめていたところ、また新たな救世主が現れ、贈って頂けるということなので、
ありがたく頂戴することにした。Hさん、ありがとうございます。
さて、中身だが、缶入りの焼酎ハイボールとどう違うのだろう。
また、以前あった「宝チューハイ壜詰」とどう違うのだろう。
液色はごく淡く、シャンパンゴールドに色づいている。大粒の気泡が立ちのぼる様は、まさに焼酎ハイボール。
香りは、缶入り製品よりもちょっと穏やかかな?と思う。ウイスキーソーダのような引き締まった、
反面、アルコール感のしっかりある香り。
味は極めてシャープでストイック。甘味はわずか。炭酸の刺激が強く、後味もドライ。
アルコール分7%。無果汁。
原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TaKaRa「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
びん入りにする理由としては、一般的にガス圧を高めるため(アルミ缶入りでは限界があるので)と考えられるが、
焼酎ハイボールは、缶入り製品でもかなり炭酸が強いので、ほとんど差異はわからない。
あるいは、このびん入り製品も、缶入り製品と変わらないのかもしれない。グラスに鼻を近づけて香りを嗅いだとき、
炭酸がはじけて鼻先にかかるが、これは缶入り製品でも同じこと。
いやむしろ、この壜詰のほうが、舌先で受けるピリピリ感がマイルドのような感じがした。
おそらくそれは、缶入り製品のほうが、缶特有の金属臭みたいなものがあるから、それがびんにはない分だけ、
ニュートラルな風味となっているのかもしれない。
ところで、「焼酎ハイボール倶楽部」のサイトには、
それぞれの製品の参考価格が書かれているのだが、
この壜詰(280ml入り)は189円。缶入りの350mlが141円、同500ml入りが191円なので、
明らかに壜詰は高い。売る気がないのか?とも思えるが、
生産及び流通コストなどで致し方ない面もあるのだろう。
少々高くとも、下町の大衆酒場のイメージにぴったりなのは、缶よりもびんである。
「寶」の文字もまさにぴったり合っている。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月22日
No.2563: 焼酎ハイボール 壜詰 レモン / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる びんづめ れもん / たからしゅぞう
|
|
昨日、ドライを飲んだ「焼酎ハイボール壜詰」。昨年9月発売のものであった。
今日飲むのは「レモン」だが、こちらの発売は今年の9月7日。これまで入手できないでいたが、
一緒に新・救世主から寄贈して頂いたものである。
液色はごく淡いレモンイエロー。缶入り製品と同じような外観。大粒の気泡が踊るのも同様。
香りは、あれっ?やっぱり、アルコール臭が弱いかな。レモン香が爽やかである。
口当たりは引き締まっている。甘味はほとんど感じず、ほんのりとした柑橘風味のあと、
豊かなアルコール感がある。スッキリとした味わいで、食事の邪魔をしない。
アルコール分7%。果汁1.5%。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TaKaRa「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
こちらもイメージ通りの出来映え。びんの佇まいも、いかにもレトロで、異彩を放っている。
ところで、当サイトはこれまで、このように多くの方々に助けられ、ラインナップを充実させてきた。ありがたいことである。
皆さん、当サイトを過大評価してくださっているのか、
私がイケメンでお金持ちだと、バレてしまったのか
・・・ウソデス。本当なら、こんなにちまちましたサイトに情熱を傾けていたりしないでしょう。
私は冴えない庶民かつオタクのオヤジです・・・。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月23日
No.2564: Schöfferhofer GRAPEFRUIT
シェッファーホッファー・グレープフルーツ
|
|
偶然こんなものをみつけて、面白そうだったので買ってみた。
ドイツのヴァイスビア(ヴァイツェン)と果汁を混ぜた、いわばビアカクテル。
ビールとは言い難いため、当サイトではカクテルに分類することとする。
グラスに注ぐと、ビールのように泡が盛り上がるが、泡持ちは良くない。すぐに減衰。
液色は少し濁りのあるくすんだオレンジ。濁りの正体は、ビールの酵母らしい。
香りはオレンジとグレープフルーツが混じり合ったようなコクを感じさせる柑橘香。爽やかだ。
味は酸味のマイルドな柑橘風味の後ろに、ビールっぽい味わいがある。だがそれはぶつかり合っているのではなく、
非常に良く調和している。このハーモニーは特筆もの。
どこまでも爽やかでジューシーだが、後味にはビールのかすかな苦味。
ただ、ヴァイツェン自体にフルーティな風味があるので、果汁との相性はバッチリである。
アルコール分2.5%。麦芽使用率25%以上50%未満。
原材料:麦芽、ホップ、グレープフルーツジュース、砂糖、レモンジュース、オレンジジュース、クエン酸、
酸化防止剤、香料、天然色素、安定剤。輸入者及び引取先:Jena Ltd. 東京都千代田区九段南4-6-1-603。
ドイツの若い人々に大人気!フレッシュなヴァイスビールとグレープフルーツジュースのハーモニーをお楽しみ下さい。
国産のビアカクテルで、ここまでフルーティーでバランスの良いものに出会ったことがないので、
この品質には驚いた。もっと大がかりに輸入しても、受けそうな感じである。
ただ、入手価格は399円であった。ちょっと高いか。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月24日
No.2565: 箕面ビール ダークラガー / エイ.ジェイ.アイ.ビア
みのおびーる だーくらがー / えい.じぇい.あい.びあ
|
|
先日、ピルスナーを紹介した箕面ビールだが、
今日は「ダークラガー」を。
グラスに注いだ色は、深いダークブラウン(焦げ茶)。濁りがある。泡もほんのり茶色。
香りは、コーヒーのようなロースト香に、ホップ、モルトが混じり合い、なぜかヨーグルトのように感じられる。
酸を想起させ、悪く言うと生ゴミをも連想させる。じっくり嗅いでいると、エスプレッソみたいな深みがあるのだが。
味もやはりロースティで苦味も強いが、乳酸系の酸味がある。
飲み込んだあとに、ズシッと重い苦味が残るが、干しぶどう的な味わいもある。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、酵母。
製造者:エイ.ジェイ.アイ.ビア(有) 箕面ブリュワリー、大阪府箕面市牧落3-19-11。
正直言って味わいのバランスがあまりよくない。もしかすると、少し劣化しているのだろうか。
賞味期限の表記が「2010.12.01」とあり、製造日から60日となっているから、つまり製造は10月初めということになる。
まだ2週間ほどしかたってない。販売店ではもちろん冷蔵ショーケースに入っていたが、
それ以前の保管あるいは流通過程での状態はわからない。どこかで日光浴でもしてしまったのか。
|
ビール |
2010年10月25日
No.2566: 焼酎ハイボール 壜詰 グレープフルーツ / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる びんづめ ぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
|
|
既にドライとレモンを飲んだ「焼酎ハイボール壜詰」。
ドライの発売は昨年であったが、レモンとこのグレープフルーツは、今年9月7日の発売。
当サイトの新・救世主から寄贈して頂いたものである。ありがたく味わおう。
液色はごく淡いレモンイエロー。缶入り同様、大粒の気泡が踊る。
香りはかなり甘さがありそうな、フルーティなグレフル香。これも缶入り製品と一緒。
味は、香りの印象とは打って変わって、ほとんど甘くない。
柑橘のジューシー感をまといながら、非常にスッキリとクリアな味わいだ。
アルコール感もしっかりある。
アルコール分7%。果汁1.5%。
原材料:焼酎、グレープフルーツ果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TaKaRa「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
ドライ、レモン同様、こちらも缶入り製品との違いはわからなかった。
もちろん、非常にストイックな、大人のチューハイであることは間違いない。
下町の大衆酒場で飲みたい味。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月26日
No.2567: 銀座ライオン プレミアム <数量限定> / サッポロ
ぎんざらいおん ぷれみあむ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
|
|
明日10月27日、コンビニ限定発売の「銀座ライオン プレミアム」。
発売前日である26日、コンビニ店頭には既にたくさん並んでいた。
グラスに注いだ液色は、かなり深い黄金色。淡いアンバーと言ってもいい色。
泡は非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、長く持続。泡もかすかに薄茶色。ロースト麦芽を使っているのであろう。
非常に目の詰まったような深みのある香り。ハーブ系の芳しさ、少し煎ったような香ばしさ。
味は苦味がズシッと強く、重みがある。まるで、噛んで味わえるような充実度。
濃いめの味付けの料理にも負けない力強さがある。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
明治32年、東京・銀座に日本で初めてのビヤホールが誕生。
創業111年を迎える銀座ライオンが生ビールのこだわりと歴史と伝統をこの限定プレミアムビールにこめました。
ほのかな香ばしさと深みのある味わいをお楽しみください。
銀座ライオン(サッポロビール直営)といえば、東京だけでなく、全国に系列店があるので、ご存知の方も多いはず。
銀座7丁目にあるお店にも、私は何度か行ったことがある。
軽々しい居酒屋などとは一線を画した、格式のあるビアホールである。
その銀座ライオンが考案したというこの製品も、居住まいを正して飲みたいビールである。
まさにサッポロならではの味わい深い作品に仕上がっている。サッポロビールファンには、
ぜひとも味わって頂きたい。
|
ビール |
2010年10月27日
No.2568: カロリ。太陽のオレンジ <限定出荷> / サントリー
かろり。たいようのおれんじ <げんていしゅっか> / さんとりー
|
|
昨日10月26日が発売日だったサントリーカロリ。限定品。
「太陽のオレンジ」と「大地のりんご」の2種が出たが、
今日はまず前者から。
太陽のオレンジという名前から、完熟オレンジ果汁を想像し、液体もオレンジ色か?と勝手に思っていたら、
なんとほぼ無色。かすかに色があるかな?という程度。
香りは、よくブラッドオレンジチューハイにあるような、粉末オレンジドリンクみたいな、ややチープで人工的なオレンジ香。
味は適度に甘く、酸が効いている。全体的に味わいは弱い。そこが健康的な感じでもあるのだが。
甘味料特有の引っかかる甘さはなく、後味も概ねスッキリしている。
アルコール分3%。果汁1.9%。
原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
オーガニックオレンジ果汁を使用。果実のみずみずしいおいしさを純水で仕上げた
フルーティ&スッキリのチューハイです。カロリー50%オフ・糖質80%オフ。
オーガニック果汁使用と大げさに書かれてはいるが、果汁含有率はたったの1.9%。
パッケージに描かれたオレンジがとても甘そうで、太陽のオレンジという名前も好印象で、
店頭で思わず手に取ってしまう。実にサントリーらしい、巧妙な売り方。
液色を見て、香りを嗅いで、少しがっかりしてしまったが、それでもトータルで見れば、
とてもよくできている。持ち上げて、一旦落として、もう一回持ち上げるような戦略か?
これを入手したスーパーでは、大量に山積みされて売られていたが、
短期間でさばくためにどうしたらいいか、考え抜かれて開発されていると思う。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月28日
No.2569: カロリ。大地のりんご <限定出荷> / サントリー
かろり。だいちのりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
|
|
10月26日発売、サントリーカロリ。限定品。
2種出たうち、昨日「太陽のオレンジ」を取り上げた。今日はもう一方の「大地のりんご」。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色に近いが、ほんのりと黄色っぽい。
香りは、シャキッと酸の強そうな爽やかなりんご香。スッキリ味が想像される。
味は実際に甘味が抑えられ、スッキリとした口当たり。酸が効いており、味はかなり薄い。
その分、後味もシャープである。昨日のオレンジ同様、甘味料の不自然な甘さなどは残らない。
アルコール分3%。果汁3.6%。
原材料名:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
オーガニックりんご果汁を使用。果実のみずみずしいおいしさを純水で仕上げた
フルーティ&スッキリのチューハイです。カロリー50%オフ・糖質80%オフ。
太陽のオレンジといい、大地のりんごといい、イメージ重視のネーミングで、まさにサントリーらしい。
べつにりんごは地中にできるわけではないが、大地にしっかり根を張ったりんごの木ということか。
もっとも、大地のりんごというと、フランス語では「じゃがいも」(pomme de terre:ポム・ド・テール)のことである
・・pomme de terre は英訳すれば、apple of the earth。
知っていてつけたのだろうか? まさか気づかなかったとか。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月29日
No.2570: 果実の瞬間 青森産 王林りんご <期間限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん あおもりさん おうりんりんご <きかんげんてい> / あさひ
|
|
今週火曜10月26日、コンビニのファミリーマート限定で発売された、アサヒ果実の瞬間「青森産王林りんご」。
以前のブランド「旬果搾り」でも、ファミマ限定で様々なフレーバーが出されていたから、
まったくそのやり方が踏襲された形だ。
グラスに注いだ外観は、ほんのりと白濁。りんご果汁のイメージ。
香りは、王林らしく柔らかで緑っぽいりんご香。スッキリ味が想像される。
味は、その香りの印象通り、酸味が効いている。だが、甘味もしっかりあり、
フルーティ。絶妙なバランスに仕立てられている。
果汁1%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、りんご果汁、糖類、酸味料、香料。
2010年10月〜2011年3月までの出荷予定。
青森産王林りんごは、2年前の旬果搾りで出されていたが、
あのときは果汁5%であった。今回はぐっと果汁が少なくなり、その分、シャープな味わいになった。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年10月30日
No.2571: サッポロクラシック '10富良野VINTAGE <数量限定> / サッポロ
さっぽろくらしっく '10ふらのう゛ぃんてーじ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
|
|
10月26日、北海道地区限定で発売されたサッポロクラシックの数量限定品。
一昨年、昨年と
連続で購入し、今年も当然のごとく注文。北海道限定とはいえ、
ネットで北海道の店舗から取り寄せることができるのだ。到着したのは28日であった。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
非常にフレッシュで清々しいアロマホップの香りが特徴。缶に「2010年摘みたて生ホップ使用」とある。
味も若々しく、なめらかに口中に入り、喉を過ぎる。とても軽やかなのだが、
じんわりとした旨みがあり、苦味も実は弱くない。
非常にピュアで一点の濁りもない、美しいビールだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
昨年までの製品と、味は変わっていない。まったく不足のない出来映え。
購入したのは、一昨年、昨年に引き続き Yahoo! Shopping
内に出店している
いわみざわ農協直営ショップ わくわく情熱市場
というお店。
購入価格は350ml缶1ケース(24本)で税込5,480円。1本あたり約228円である。
送料が630円で合計6,110円だったが、Yahoo!のポイントを1,110p使い、ジャスト5,000円で入手した。
いつもどおり、ポイントサイト Gポイント から
Yahoo! Shopping に入り、決済は モバイルSuica で。
恒例のポイント3重取り。
|
ビール |
2010年10月31日
No.2572: みかんチューハイ / JUICY (JA熊本果実連)
みかんちゅーはい / じゅーしー (JAくまもとかじつれん)
|
|
まったくこんなものが出ているのは知らなかったが、スーパー店頭で偶然発見。
JA熊本果実連のブランド「JUICY」から出たチューハイである。
グラスに注いだ色は、浅い山吹色。まさに温州みかん色。
香りに華々しさはなく、少し内にこもったようなみかん香だが、それだけにリアルさがある。
味もまさにみかんジュースを飲んでいるような感じ。アルコール感は弱い。酸味が強く、
炭酸も効いているので、爽快な味。甘さはほんのり。
アルコール分4%。果汁20%。
原材料:温州みかん果汁、果糖ぶどう糖液糖、醸造用アルコール、酸味料、香料。
製造者:熊本県果実農業協同組合連合会 熊本工場、熊本市小山町1846番地。
農協が出しているだけあって、非常にフルーティで、リアルな味わい。
これはなかなか素晴らしい製品である。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年11月1日
No.2573: デコポンチューハイ / JUICY (JA熊本果実連)
でこぽんちゅーはい / じゅーしー (JAくまもとかじつれん)
|
|
昨日の「みかん」に引き続き、JA熊本果実連のブランド「JUICY」から出たチューハイ。
今度は「デコポン」である。
グラスに注いだ色は、浅いレモン色。みかんよりは薄い。
香りは、少し尖った柑橘香で、みかんよりはシャープな印象である。
ジューシーさも少し弱い感じ。柑橘香とアルコール臭が混じり合い、白ワインみたいな
匂いがする。
味も香りの印象どおり、酸が効いていて、キリッとした口当たり。
甘味はほのかで、後味もシャープである。果汁含有率が10%あるが、
昨日のみかんが20%だったのに比べると、どうしてもジューシー感は劣る。
ブラインドで飲んだら、これがデコポンであるとはわからないに違いない。
アルコール分4%。果汁10%。
原材料:デコポン果汁、果糖ぶどう糖液糖、醸造用アルコール、酸味料、香料。
製造者:熊本県果実農業協同組合連合会 熊本工場、熊本市小山町1846番地。
上記で少々否定的に書いてしまったが、フレッシュ感あふれる稀有なチューハイであることは間違いない。
もっと大々的に売って欲しい。
ところで、明日発売の新製品を、今日は何一つ入手できなかった
(当サイトの常連訪問者には説明の必要もないが、初訪問の方のために書いておくと、
新製品というのは、通常、発売日の1日前にスーパーやコンビニ店頭に並ぶものなのである。
当サイトでは、1日前に入手するのを常としている)。
明日(発売当日)は大丈夫だと思うが。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年11月2日
No.2574: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2010 / キリン
いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2010 / きりん
|
|
毎年恒例のキリン一番搾り・とれたてホップ生ビール。
今年は、今日11月2日の発売である。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。やや黄色みが強いか。
泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
ホップ香が爽やかだが、穏やかに香る。サントリーやサッポロみたいな強調の仕方ではない。
控えめなところがキリンの特徴なのだが、それでも今年は、昨年までと比べると、
だいぶ華やかさがアップしたようだ。人気のプレモル(サントリープレミアムモルツ)
を意識してのことだろうか。
口当たりは非常になめらか。強い苦味を伴いながらも、みずみずしさがあり、
酸や甘味が感じられる。今年は特に、甘味が強いようだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。岩手県遠野産ホップ使用。
昨年の私自身のコメントと比べると、
今年は液色が少し明るいようである。また、昨年よりも酸味がマイルドで、その分甘味というか、
旨みが深い感じがする。
こうやって、毎年微妙に内容が変わるのがこの製品の特徴。非常に微妙な違いだが、
その年々のキャラクターを楽しめて、面白い。まあ、こんなこと、私のように毎年コメントを残している人間にしか、
気づかないことかもしれないが。
|
ビール |
2010年11月3日
No.2575: 竹鶴ピュアモルトハイボール / アサヒ(ニッカウヰスキー)
たけつるぴゅあもるとはいぼーる / あさひ(にっかうゐすきー)
|
|
昨日11月2日、アサヒからコンビニエンスストア限定で発売された、
ニッカ竹鶴ピュアモルトのハイボール缶。
グラスに注いだ色は、この手のハイボール製品にしては、やや濃いめ。
香りは、地味な印象。もちろん、ピュアモルトということから、
グレーンの入ったブレンデッドウイスキーと比べて華やかさがないのは当たり前。
どっしりとした風格を漂わせる。
度数が8%に設定されていることから、口に入れた瞬間、あまり濃さは感じない。
落ち着いたモルトの重厚感を持ちながら、適度な軽やかさに仕上げられている。
玄人受けしそうな味わい。
アルコール分8%。原材料:モルト。製造者:ニッカウヰスキー(株)、販売者:アサヒビール(株)。
ウイスキー製造法を習得するため単身スコットランドに渡り、
日本にウイスキーづくりを初めて伝えた「日本のウイスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキー
創業者:竹鶴政孝。その「竹鶴」の名を冠した「竹鶴ピュアモルト」
の12年以上熟成したモルトウイスキーを炭酸水のみで仕上げた、ウイスキー本来のおいしさが楽しめる、
ピュアモルトハイボールです。
詳しくない方のために解説しておくと、「ピュアモルト」とは大麦麦芽を原料としたモルトウイスキー原酒だけを用いた
製品に付けられる呼称。穀物を原料とするグレーンウイスキーと混ぜることを「ブレンド」といい、
複数のモルト原酒を混ぜることを「ヴァッティング」という
(なお、ヴァッティングせず単一のモルトだけのものを、特に「シングルモルト」と呼ぶ)。
サイト情報によれば、竹鶴ピュアモルトは、北海道・余市と仙台・宮城峡のそれぞれの蒸留所で熟成された
モルトをヴァッティングしたものらしい。
缶デザインも非常に重厚感があり、コンビニ店頭で特異な存在感を示している。
まるで、ハイボールブームで増殖した、にわかウイスキーファンには飲んで頂かなくて結構といわんばかりである
(この製品自体がハイボールブームに便乗しているという事実は置くとして)。私は個人的に大好きなデザインである。
今年5月に出たブラックニッカクリアハイボールとは、
製品コンセプトも、味わいもまるでベクトルが異なるので、共存は可能である。
今月は、キリンビールからも新たなハイボール製品がもうすぐ投入されるので、
ますます熱くなるハイボール戦争から目が離せない。サントリーさんの胸中は穏やかでないことだろう。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年11月4日
No.2576: −196℃ 巨峰ヌーヴォー <2010収穫> / サントリー
まいなす196ど きょほうぬーう゛ぉー <2010しゅうかく> / さんとりー
|
|
昨年も出ていた-196℃巨峰ヌーヴォー。
今年発見したのは、今週火曜11月2日にLAWSONにて。昨年同様、コンビニ限定と書かれていた。
グラスに注いだ色は、淡いピンク。ぶどうと知っているから紫色にも見えてくるが、
実際は、ほんのり色づいている程度である。
色は薄いが、香りはしっかりしている。甘いキャンディのようなぶどう香。
味も甘味がしっかり感じられるが、コクがそれほどないので、
後味もくどくない。
アルコール分5%。巨峰浸漬酒使用。
原材料:巨峰、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
山梨県古屋農園で2010年に収穫された巨峰を使用。フルーティーでみずみずしいおいしさです。
昨年の私自身のコメントを見ても、ほぼ内容は変わっていないようである。
この味が、既に多くの人に受けているのだろう。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年11月5日
No.2577: Wゼロカクテル カシスオレンジテイスト / アサヒ
だぶるぜろかくてる かしすおれんじていすと / あさひ
|
|
11月2日発売のアサヒWゼロカクテル「カシスオレンジテイスト」。
9月に出た ジントニックテイスト に続く第2弾である。
グラスに注いだ色は、やや濁った感じの濃いピンク。
缶を開けた瞬間からカシスの香りが漂ってきている。チューハイやカクテルと何ら変わらない印象。
味も軽やかなカシスの風味で、オレンジはあまり強くない。軽やかである。
飲み込んだあとに、甘味料特有のどんよりした甘さが少し気になる。
果汁3%、炭酸飲料。アルコール0.00%。
原材料:オレンジ果汁、食物繊維(ポリデキストロース)、カシス果汁、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、アントシアニン色素、カラメル色素。
ジントニックテイストよりも、こちらのほうがなお一層カクテルっぽい。良くできていると思う。
同社のカクテルパートナーを飲んでいるような気分。ちょっと薄いけれど。
|
ノンアルコール飲料 |
2010年11月6日
No.2578: 幕末のビール 復刻版 幸民麦酒
ばくまつのびーる ふっこくばん こうみんばくしゅ
|
|
当サイトの連続無欠勤更新記録が本日で2345日となった。
べつに記念するようなキリの良い数字でもないが、
2222日を達成したときに、
「次は2345日」みたいに書いてしまったため、自分の中で一応の目標になっていた。
だから気分的に一区切りつけるために、何か特別なものを飲みたかった。
これは、幕末に日本で初めてビール醸造に成功したときの製法を復元した製品だという。
と聞くと、品質的にはそんなに高くはないだろうなと想像されたが、それを承知の上で、
単に面白いから購入した。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるアンバー。ほんのりベージュの泡にはあまり力がなく、持続もしない。
ややロースティで、地味な香り。あまり芳しくは香らない。一部ロースト麦芽が使われているのだろうか。
口当たりは思いのほか軽やか。スッと入ってくる。
麦茶のような軽い香ばしさがある。飲み込んだあとに、舌の付け根に軽い苦味が残る。
アルコール分4.5度。原材料:麦芽、ホップ。製造所:小西酒造(株)長寿蔵。
幸民麦酒は、幕末に黒船が来航した1853年、
日本で初めてビール醸造に成功した蘭学者川本幸民の製法を復元したビールです。
川本幸民は摂津三田藩、現在の兵庫県三田市出身で「日本近代化学の祖」と呼ばれています。
この日本最古のビール試飲会には幕末のそうそうたる面々が参加したと伝えられています。
名前は「こうみんビール」ではなく、「こうみんばくしゅ」と、わざわざルビが振ってある。
330mlびん入りで、入手価格は630円。最初の製法を復元したという点に意味があり、その値段だろう。貴重な経験ができたことは良かった。
|
ビール |
2010年11月7日
No.2579: 宝焼酎のやわらかほうじ茶割り <季節限定> / 宝酒造
たからしょうちゅうのやわらかほうじちゃわり <きせつげんてい> / たからしゅぞう
|
|
この製品が発売されたのは、昨年の9月29日。それからずっと入手できないでいたが、
今回また新・救世主のお陰でここにレビューできることになった。
ほんとうに私などのためにご協力くださる方が、複数いてくださるのは奇蹟のようなこと。
心より感謝申し上げます。
グラスに注いだ色は、ぱっと見てウーロン茶のよう。いや、ジャスミン茶程度か。
もちろん、ほうじ茶と焼酎を合わせているから、ほうじ茶の一般的な水色(すいしょく)よりも薄いのだろう。
穏やかな焙煎香があり、よく嗅ぐと煎じ薬みたいでもある。
口に入れるとアルコールがふんわりと甘く、同時に適度な香ばしさが広がる。非常に飲みやすい。
度数が4%なのに、わりとしっかりアルコール感が口中に残る。
アルコール分4%。香料、着色料不使用。糖質ゼロ。
原材料:焼酎、ほうじ茶、ビタミンC。
宇治ほうじ茶の香ばしい味わいが楽しめる焼酎のほうじ茶割りです。
お食事に、またお風呂上がりに、お手軽にお楽しみいただけます。
地味な反面、飲み飽きない。中高年を中心に、多くの人に受け入れられる味わいだと思う。
|
チューハイ・カクテル等 |
2010年11月8日
No.2580: −196℃ ゼロドライ ゴールドスカッシュ <限定チューハイ> / サントリー
まいなす196ど ぜろどらい ごーるどすかっしゅ <げんていちゅーはい> / さんとりー
|
|
明日11月9日、−196℃「ゼロドライ」爽快炭酸シリーズから季節限定で新顔2種登場。
今日はまず「ゴールドスカッシュ」(ジンジャーエール×ライム)をレビューする。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いゴールド。まさにジンジャーエール。
香りも軽やかに生姜が香るジンジャーエールそのもの。それほど辛そうではない。
口に含むと、このシリーズに特有の強い炭酸が感じられ、刺激的。
ジンジャーエールの適度な甘味に、ライムの爽やかさ。度数は5%ながら、わりとしっかりアルコール感もある。
甘味料特有の甘さは、ほんのり口中に残る程度。
アルコール分5%。ライム浸漬酒使用。
原材料名:ライム、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
ライムがきいたジンジャーエールのはじけるおいしさ!
今年4月に出た−196℃ ジンジャーゴールド
と中身は同じか?と、最初は思ったが、あちらはライムではなくレモンであった。
ライムに変わったことにより、より一層味わいがシャープになった気がする。
|
チューハイ・カクテル等 |