ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2581−2560


 
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2010年11月9日
No.2581: 余韻の贅沢 <限定仕込> / サントリー
 よいんのぜいたく <げんていじこみ> / さんとりー
サントリー 余韻の贅沢 サントリー 余韻の贅沢 review
 本日11月9日、サントリーから発売の新ジャンル。

 グラスに注いだ外観は、深いアンバー。濃い紅茶のよう。 泡もほんのりベージュ色。泡持ちはほどほど。
 見た目の印象通り、深いロースト香があるが、アルコールの甘いニュアンスもある。
 口に含むと、ぬーっと甘い。そして苦味も結構ある。この甘さはなんだろう。 ペールエールなどにある甘さとは違う。アルコールの無骨な甘さなのだ。 そして、後味にはギュッと強い苦味が残るから、なんともアンバランス。
 「余韻の贅沢」というほど、余韻に贅沢さはない。くどさばかりが鼻につく。
 アルコール分7%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。 贅沢長期熟成・アロマホップ100%。
 天王山・京都西山の麓、京都ビール工場において数量限定で製造しています。 当社主要新ジャンルと比べ、原材料となる発泡酒の熟成期間の基準を5割長くし、 素材本来の旨みをじっくりと引き出しました。
 これまで"贅沢"シリーズは、琥珀の贅沢絹の贅沢 と出ているが、これは最下位。
種別 新ジャンル
2010年11月10日
No.2582: ショコラカクテル <期間限定> / アサヒ
 しょこらかくてる <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ ショコラカクテル アサヒ ショコラカクテル review
 昨日11月9日に発売のアサヒ・ショコラカクテル。
 前回は今年の年初(1月13日)に発売され、その時は販売期間が約2ヶ月と短かったのだが、 今回はこれから3月までと、少し長くなった。しかも前回はコンビニ限定だったが、今回は販路を限定していない。

 グラスに注いだ色は、ココアのような、ミルクチョコレートを溶かしたような色。液体はどろっと濃い感じ。
 香りも甘く、濃厚。まさにココアの香り。
 口当たりもねっとりとし、甘味が強いが、ラム風味があって、きちんとお酒を感じさせる。
 アルコール分4%。無炭酸。 原材料:ラム、牛乳、ココアパウダー、食物繊維(ポリデキストロース)、 カカオエキス、糖類、セルロース、香料、乳化剤、安定剤(カラギナン)、カゼインNa。
 2010年11月〜2011年3月までの出荷予定。
 前回のものとどうやら中身は同じようだが、パッケージデザインは大きく変わった。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月11日
No.2583: 氷結ストロング 完熟グレープフルーツ 糖類ゼロ / キリン
 ひょうけつすとろんぐ かんじゅくぐれーぷふるーつ とうるいぜろ / きりん
キリン 氷結ストロング 完熟グレープフルーツ 糖類ゼロ キリン 氷結ストロング 完熟グレープフルーツ 糖類ゼロ review
 これまで、キリン氷結のラインナップの中には、アルコール度数8%の「ストロングシリーズ」(レモン、グレープフルーツ)と、 糖類ゼロで度数6%の「ゼロシリーズ」(レモン、グレープフルーツ)がそれぞれ存在していたが、 この製品は、それら2シリーズのハイブリッド型ともいえる。
 そういうと、すばらしい進化形のように聞こえるが、端的に言って、サントリー・ストロングゼロの模倣である。 発売は昨日11月10日。

 グラスに注いだ色は、やや白濁。グレフルらしい外観。
 香りは、かなりジューシーである。この揮発成分の多そうな柑橘香は、氷結シリーズに共通。 糖類ゼロではあるが、味わいの濃さが期待できる。
 そして実際に味はしっかりしている。ひりひりするくらいの酸味。甘味は控えめかな?と思いつつ、 アルコール度数が高いのと、甘味料使用のため、だらっとした甘味が口中に残る。もちろん、グレフルらしい苦味もとても強い。
 アルコール分8%。果汁4.0%。原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・食物繊維・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 「完熟」の名の通り、しっかりとジューシーで、フルボディな味わいである。 上記で「サントリーの模倣」と悪口を書いてしまったが(まあ、模倣であることは事実としても)、 氷結らしいキャラクターをしっかりと体現しつつ、 -196℃ストロングゼロのファンをこちらに取り込んでしまおうという、したたかさが見える。
 というか、ストロング系チューハイのヘビーユーザーは、コンビニで似たような製品で 「ストロング」と書いてあったら、変な先入観も抱かずに、後発製品にも手を伸ばしてくれるだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月12日
No.2584: −196℃ ゼロドライ ピンクスカッシュ <限定チューハイ> / サントリー
 まいなす196ど ぜろどらい ぴんくすかっしゅ <げんていちゅーはい> / さんとりー
サントリー -196℃ ゼロドライ ピンクスカッシュ サントリー -196℃ ゼロドライ ピンクスカッシュ review
 11月9日、−196℃「ゼロドライ」爽快炭酸シリーズから季節限定で新顔2種登場。
 既にゴールドスカッシュを飲んだので、今日はもう一方の「ピンクスカッシュ」。

 グラスに注いだ色は、かすかに濁りがある淡いピンク。 香りはレモンが効いた鋭い柑橘香が中心。シンプルである。
 口に含むと、味は甘いが、レモンの酸味が引き締めている。 後味もさっぱり。
 アルコール分5%。レモン浸漬酒使用。 原材料名:レモン、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 野菜色素、紅花色素、ポリグルタミン酸。
 シュワッとはじけるピンクレモネードの、爽やかなおいしさ!
 レモン風味が効いているので、ピンクスカッシュという名には少々違和感もあるが、 爽やかに仕上がっているので、このシリーズらしいといえる。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月13日
No.2585: キャラメルマキアートカクテル <期間限定> / アサヒ
 きゃらめるまきあーとかくてる <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ キャラメルマキアートカクテル アサヒ キャラメルマキアートカクテル review
 既に掲載したアサヒショコラカクテルと一緒に発売された「キャラメルマキアートカクテル」。発売日は11月9日。

 グラスに注いだ色は、カフェオレ色。いや、キャラメル色というべきか。
 コーヒー牛乳に少しキャラメル香がついたような香り。甘そうである。
 実際、味はかなり甘い。キャラメルマキアートと聞いた時点で強い甘味が想像されるので、 そもそも甘いのが苦手な人は買わないだろう。しかし、ラムもほんのりきいているし、 コーヒーの苦味もわずかにあるので、そんなに甘ったるいわけではない。
 アルコール分3%。無炭酸。 原材料:ラム、牛乳、コーヒー、キャラメルペースト、糖類、香料、乳化剤、カゼインNa。
 2010年11月〜2011年3月までの出荷予定。
 キャラメルマキアートのお酒なんて、初めて飲んだが、 期間限定品としては十分に面白い。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月14日
No.2586: 琥珀ヱビス <限定醸造> / サッポロ
 こはくゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
琥珀ヱビス 琥珀ヱビス review
 この前の火曜、水曜と新製品が一気に出たので、なかなか全部のレビューが終わらない。 掲載の順番はなるべく注目度の高いものからと考えているのだが、 毎年出ている製品はどうしても後回しにならざるを得ない。
 今日は、11月10日に発売された「琥珀ヱビス」を取り上げる。もうこの時期の恒例となり、 今年で5年目を迎える。

 グラスに注いだ色は、麦茶程度の琥珀色。泡はきめ細かく力があり、泡持ちも良い。
 香りに華やかさはあまりない。枯れ草や土のようなモルト香。ロースト香はほとんど感じない。
 口に入れると最初柔らかく、ほんのり甘味がある。その後、舌の奥にギュッと苦味が感じられる。 適度なコクと余韻。非常に上品な仕上がり。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 中身はもちろん昨年までと変わっていないと思われる。この時期の限定商品として、 今後もきっと続けて頂けるだろう。
種別 ビール
2010年11月15日
No.2587: カルピスサワー ピーチスパークリング / カルピス
 かるぴすさわー ぴーちすぱーくりんぐ / かるぴす
カルピスサワー ピーチスパークリング カルピスサワー ピーチスパークリング review
 11月9日にコンビニのファミリーマート&ampm限定で発売された、 カルピスサワー「ピーチスパークリング」。

 グラスに注いだ色は、典型的なカルピスホワイトで、桃らしい色ではない。
 一方、香りは非常に自然な感じのピーチ香が、缶を開けた瞬間から漂う。 グラスに鼻を近づけて、やっとカルピスの香りも感じられる。
 味は、甘味が強い。ピーチの芳醇な甘さ。 そこにカルピスの甘酸っぱさがプラスされている。 こってり系の味わい。
 果汁1%。アルコール分3%。
 原材料名:果汁(もも、ぶどう)、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、 糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
 カルピスサワーはこのように時々特定のコンビニ限定(ファミマが多いが)で発売されるものがあるが、 パッケージデザインを見ても限定品とはわからないし、そもそも大々的に宣伝されるわけでもないから、 私のように発売情報を収集していなければ、見落としてしまう。本当に売る気があるんだろうか。
 とまあ、私がここでボランティアで宣伝してあげている次第。大した宣伝にはならないけど。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月16日
No.2588: 直搾り ゴールドキウイ <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ごーるどきうい <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ゴールドキウイ タカラ 直搾り ゴールドキウイ review
 本日11月16日、直搾りの期間限定品2種が登場。 ブルーベリーと、このゴールドキウイである。
(実はタカラさんの最近の新製品のうち、先週出た「焼酎ハイボール はっさく」のレビューが終わっていないが、 ついこちらを優先してしまった)。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、ほんのり黄色っぽく濁りがある。
 酸味と甘味がうまくバランスしたようなジューシーなキウイ香が立ち上る。かなりリアルである。
 口当たりはシャープで、香りの印象ほど甘味を感じない。直搾りらしく、 薄いと言えるほどスッキリした味わい。後味にかなり酸っぱさが残る。
 アルコール分5%。果汁1%。 原材料:キウイ果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 ニュージーランド産ゴールドキウイをまるごと裏ごしして搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選したゴールドキウイのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 この製品、一昨年昨年 と出ているが、原材料をみると、昨年まで"スピリッツ"だったものが、今年は"焼酎"になっている。 それによる味の変化ははっきり言ってわからなかった。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月17日
No.2589: 直搾り ブルーベリー <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ぶるーべりー <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ブルーベリー タカラ 直搾り ブルーベリー review
 昨日11月16日発売、直搾りの期間限定2種。
 既にゴールドキウイのほうは昨日レビュー済。今日はもう一方の「ブルーベリー」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い紫。ブルーベリーを使ったチューハイの中には、 グラスの向こうが全く見えないくらいに、どぎつい色のものがあるので、これは極めて薄い部類。
 香りは、軽快でありながら、甘さをしっかり想像させる。アイスキャンディのよう。
 ところが、やっぱり直搾りは甘くない。酸が効いて軽快な口当たり。 スッキリとした喉越し。飲み込んだ後、口中には甘ったるさなどを一切残さない。 潔い味の引き方。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ブルーベリー果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素。
 手摘みしたカナダ産ブルーベリーをまるごと裏ごしして搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選したブルーベリーのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 ブルーベリーはこれまでにも出たことがあったかと勘違いしていたが、 直搾りとしてはこれが初めてのようである。タカラさんでは、以前「果実きわだつチューハイ」 というシリーズがあって、 そのときブルーベリー単品が存在した。ぶどうと混ぜた製品なら、 2年前に「おいしいチューハイ」のシリーズで出されている。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月18日
No.2590: I.W.ハーパー ハイボール / キリン
 あい.だぶりゅ.はーぱー はいぼーる / きりん
I.W.ハーパー ハイボール I.W.ハーパー ハイボール review
 昨日11月17日にキリンからコンビニ限定でハイボール製品が2種登場。
 I.W.HARPER と FOUR ROSES といういずれもバーボンの有名銘柄で、注目度は抜群。 今日はまず前者を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いイエロー。バーボンウイスキーは色の淡いものが多いとはいえ、 これはかなり薄い感じ。気泡が多く、いつまでも持続。
 バーボン特有のフラワリーな芳香と、樽のスモーキーさがある。 味は軽快で、かなり酸味が感じられる。炭酸も強く、これまでのハイボール製品に比べて、 かなりスリムでシャープな印象。
 悪く言うと、意図的にコクを削がれたような、違和感がある。後味に変な酸味が残るのだ。
 アルコール分7%。原材料:ウイスキー・スピリッツ・糖類・香料・酸味料。
 製造者:ジャパンフーズ(株)、千葉県長生郡長柄町皿木203-1。販売者:麒麟麦酒(株)。
 上記原材料をみるとわかるとおり、ウイスキーと炭酸だけでつくっているわけではない。 ウイスキー以外のアルコールと、香料や酸味料も加えられている。 そのため、妙に違和感のある味わいになっている(特に酸味)。 但し、キリンさんの名誉のために付け加えておくと、他社のハイボール製品もだいたい香料や酸味料が添加 されているから、それ自体が問題というわけではない。
 格好いい缶デザインで、コンビニ店頭で目を引く。 ハーパーファンならば、一度は手に取るだろう。この商品企画力は評価に値するが、 ファンが一度口にすると、あれっ?と思ってしまうのではないか。 酸味を添加するなら、レモン風味とかにすればいいのに。
 「世界のハイボール」シリーズで、事実上しくじってしまったキリンさんによる 起死回生の作品と思われたが、ファンを納得させられる内容にはなっていないのが残念である。
 まあ、リピートはしてくれなくても、 多くの人が「おっ!」と思って一度手に取ってくれればいい、という戦略か。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月19日
No.2591: 焼酎ハイボール はっさく <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる はっさく <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール はっさく タカラ 焼酎ハイボール はっさく review
 タカラ焼酎ハイボールの期間限定「はっさく」。発売日は先週火曜の11月9日であった。
 あまりにも新製品が重なってしまったため、目新しいものを優先するあまり、後回しになってしまった。
 毎年出ていたような気がしていたが、当サイトの記録によると、 2007年に出たのが最初で、2度目が昨年。 これが3度目であった。

 グラスに注いだ色は、淡いレモン色。大粒の気泡が立ちのぼる様は、このシリーズに共通。
 香りはかなりジューシー。明らかに、ゆずやかぼすに比べるとマイルドだ。但し、強く香るわけではない。奥ゆかしい。
 口に含むと、強い炭酸の刺激はあるが、酸味は柔らかい。はっさくらしいさっぱりした味わい。まあ、 はっさくなのか、甘夏なのか、飲んだだけで判別はできないのだが。
 アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、はっさく果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 昨年の私自身のコメントを見る限り、中身は変わっていないようである。いつも書いていることだが、 焼酎ハイボールは既に高いレベルの完成度に到達しており、これ以上手を加える余地はないように思える。
 もっとも、タカラさんが他社のようにもうちょっと商売上手なら、 アルコール度数を9%位にして「焼酎ストロングハイボール」などと、ブームに迎合することだってできそうなのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月20日
No.2592: オーガニック プレミアム / アサヒ
 おーがにっく ぷれみあむ / あさひ
アサヒ オーガニックプレミアム アサヒ オーガニックプレミアム review
 この製品は、店頭での販売はされていない。
 ネット限定で9月27日から注文を受け付け、11月8日から順次発送という手順で販売された。 10本セットで3,000円、24本セットで7,200円(いずれも消費税込、送料無料)。
 私は9月27日の夜に10本セットをアサヒさん直営の asahishopで申し込み、 11月5日に発送したとのメールを受け取り、商品は予定通り8日に到着した。 それから既に10日以上経過。他の新製品のレビューを優先し続けた結果、 やっと順番が巡ってきた。
 ちなみに本日現在、既に asahi shop では販売を終了しているが、 イオンのオンラインショッピング では、残っているもよう。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い黄金色。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちもとても良い。
 澄み切ってナチュラルなホップ香。じんわりときれいなモルトのニュアンス。 口の中でしっかり旨みが広がり、意外にも強めの苦味が下支え。
 とてもバランスが良く、アサヒ製品らしいきれいな味わい。
 アルコール分6%。原材料:有機麦芽、有機ホップ。
 有機栽培(オーガニック)の麦芽とホップを厳選して使った麦芽100%生ビールです。 農場では土壌を豊かに保つために、栽培する作物の組み合わせや順序を工夫し、 農薬を使わず、生態系を守りその恩恵を享受しようという、 生産者のこだわりがあります。
 ECOCERT(エコサート)による有機認証取得の当社名古屋工場で丁寧に醸造し、 深い味わいと芳醇な香りを実現しました。
 ECOCERT(エコサート)はEUにおける最大のオーガニック認証機関です。 このビールはECOCERTの日本支社であるECOCERT-QAI JAPANの認定を受けています。
 私は、有機農法でつくったということだけで高く評価するつもりはなく、 出来上がった製品のクオリティを冷静に見ることを旨としている。
 この製品は非常にピュアな味わいに仕上がっており、しかもアサヒらしいキャラクターもあるので、 高く評価したい。今後もまたぜひ販売して欲しい。

 ところで、ECOCERTをエコサートと読むのには、ちょっと違和感がある。 もちろん、ECOCERT-QAI JAPANは、 「エコサート・キュー・エー・アイ・ジャパン」が正式名称らしいから、 何ら間違いはないのだが、 ECOCERTの本拠地フランスでは、当然のごとく仏語読みで「エコセール」と発音されている。 だから、英語読みすると、ちょっと変な感じがしてしまうのだ。
種別 ビール
2010年11月21日
No.2593: −196℃ アップルヌーヴォー <2010収穫> / サントリー
 まいなす196ど あっぷるぬーう゛ぉー <2010しゅうかく> / さんとりー
サントリー -196℃ アップルヌーヴォー サントリー -196℃ アップルヌーヴォー review
 イオングループ限定の「−196℃ アップルヌーヴォー」。
 ジャスコで発見し、入手したのが今月10日。既に10日以上経過してしまった。 昨日あたりも書いたが、他に優先すべき新製品が非常に多かったためである。 事前に発売情報をつかんでいなかったので、正確な発売開始日は、わからない。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いシャンパンゴールド。
 ツンと甘酸っぱそうなフレッシュなりんご香。
 口当たりはほんのり甘く、適度に酸味がある。酸味がやや優勢か。 後味もキリッとしている。
 アルコール分5%。りんご浸漬酒使用。青森県産りんご使用。 原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 2010年に収穫した、青森県産のサンつがるを使用。華やかで甘酸っぱいおいしさです。
 昨年の製品には、缶に Premium の文字があったが、今年はない。 全体的なデザインはほとんど変わっていないのだけれど。
 この季節らしい製品であり、店舗限定ではなく全国販売すれば、もっと売れると思うのに。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月22日
No.2594: フォアローゼズ ハイボール / キリン
 ふぉあろーぜず はいぼーる / きりん
FOUR ROSES ハイボール FOUR ROSES ハイボール review
 11月17日にキリンからコンビニ限定でハイボール製品が2種登場。
 既に I.W.HARPER ハイボール のほうはレビュー済。 今日はもう一方の FOUR ROSES ハイボールを。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いイエロー。大きめの気泡がグラスの中で踊る。
 香りはバーボンらしいフラワリーな芳香が中心で、軽やか。 口に含むと、まず炭酸のピリピリ感が感じられる。味も軽快で、酸味が強い。
 先日飲んだハーパーハイボールよりも、一層スリムな感じの味わい。 後味に変な酸味が残るところは一緒。
 アルコール分7%。原材料:ウイスキー・スピリッツ・糖類・香料・酸味料。
 製造者:ジャパンフーズ(株)、千葉県長生郡長柄町皿木203-1。販売者:麒麟麦酒(株)。
 2種飲み比べてみると、こちらのほうがバランスが良いように感じた。 それはウイスキーが元来持つ個性の違いという感じではなく、 他の原材料も含めたトータルの味づくりの結果として、 味わいバランスの善し悪しとなって現れているような気がする。
 I.W.ハーパーハイボール同様、こちらも格好いい缶デザインで、コンビニ店頭では目を引く。 赤いバラのイラストが印象的なので、バーボンを飲み慣れない女性にも、手にとってもらえそうだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月23日
No.2595: カクテルパートナー いちごのカクテル <冬限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー いちごのかくてる <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー いちごのカクテル アサヒ カクテルパートナー いちごのカクテル review
 明日11月24日が発売日となっているカクテルパートナー冬限定2種。
 今日はまず、「いちごのカクテル」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、透明感のある、極めて淡いピンク。
 香りは、ツンと酸味が立ったようないちご香が中心。 ピーチも入っているようなのだが、桃らしい香りはあまりしない。
 味もいちごの甘酸っぱさ満載。軽快な味わいである。 普通、桃味をきかせるとどうしても甘味が強くなってしまうが、 このように隠し味的に使えば、スッキリ仕上がる。
 糖類(甘味料ではなく)をきちっと使っているところも、妙な甘味が口中に残らない理由の一つである。
 果汁0.3%。アルコール分4%。 原材料:ピーチリキュール、いちご果汁、もも果汁、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
 みんなで乾杯!楽しい気分を盛り上げる冬限定カクテルです。
 いちごのカクテルというと、女性向け商品のように思われるかもしれないが、 このスッキリした味わいなら、男性にも飲んでもらえそうだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月24日
No.2596: COCKTAILカロリ。ベリーミックススペシャル <冬限定> / サントリー
 かくてるかろり。べりーみっくすすぺしゃる <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ベリーミックススペシャル サントリー COCKTAILカロリ。ベリーミックススペシャル review
 本日11月24日発売のカクテルカロリ。冬限定2種。
 今日はまず「ベリーミックススペシャル」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、透明感のある淡いピンク。使われているベリー類を念頭に置けば、 想像通りの色。
 香りはいちごが強いが、いちごだけではない鋭さがある。もっと酸味の強いものが入っていることがわかる。
 口に含むと、その香りの印象以上に酸が強く、シャープな口当たり。 甘ったるさはみじんもなく、ひたすらスッキリしている。このシリーズに特有であるはずの 甘味料の不自然な甘さはほとんど感じない。
 果汁0.5%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:ストロベリー、ラズベリー、クランベリー、スピリッツ、 糖類、酸味料、香料、野菜色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
 ストロベリー&ラズベリー&クランベリーをミックスした、ベリーの甘酸っぱい味わいが楽しめる カロリー50%オフのフルーティなカクテルです。
 缶の上部と下部に金色の帯があり、また缶全体にモミの木、雪の結晶、星など、 クリスマスを連想させるイラストがちりばめられていて、かわいらしい。 若い女性に好まれそうなパッケージデザインだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月25日
No.2597: カクテルパートナー 白ぶどうのカクテル <冬限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー しろぶどうのかくてる <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー 白ぶどうのカクテル アサヒ カクテルパートナー 白ぶどうのカクテル review
 昨日11月24日発売日のカクテルパートナー冬限定2種。
 既に一昨日「いちごのカクテル」を掲載済。今日は、もう一方の「白ぶどうのカクテル」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 注いでいるときから、甘そうなぶどうの香りが漂ってくる。但し、きつくはなく、上品な香りだ。
 口当たりは、甘くやさしいが、柑橘の鋭さが若干混じっている。レモンかな?と思いきや、グレープフルーツであるらしい。 ともあれ、ぶどうだけだと甘ったるくなりがちなところを、 グレープフルーツの酸と苦味で、テンションを高めている。エレガントな味わいだ。
 果汁1%。アルコール分4%。 原材料:グレープフルーツリキュール、ぶどう果汁、グレープフルーツ果汁、 糖類、酸味料、香料。
 みんなで乾杯!楽しい気分を盛り上げる冬限定カクテルです。
 甘味自体は結構強いのに、酸と拮抗させることによって、くどさを排している。 絶妙な仕上がり。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月26日
No.2598: CALPIS BARTIME ハニーアップル&カルピス / カルピス
 かるぴすばーたいむ はにーあっぷる あんど かるぴす / かるぴす
CALPIS BARTIME ハニーアップル&カルピス CALPIS BARTIME ハニーアップル&カルピス review
 今週の月曜11月22日に発売された、カルピスバータイム「ハニーアップル&カルピス」。
 いつもながら、置いている店が多くなくて、特定のコンビニくらいでしか目にしない。

 グラスに注いだ色は、白の混じった薄黄色。ハニー(はちみつ)のイメージか。
 甘酸っぱそうなりんご香が香ってくるが、グラスに鼻を近づけると、 ほのかにはちみつの香りもする。ハニーアップルの名のとおりだ。
 そして口に含むと、もっとはっきり、はちみつの味わいがある。甘味が強いが、 カルピスとりんごの酸味がきいているので、くどくはない。 使われている素材の味わいがすべて活かされている感じだ。
 無炭酸。果汁0.5%。アルコール分4%。 原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、アップルリキュール、はちみつ、 乳酸菌飲料、脱脂粉乳、りんご果汁、糖類、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
 「カルピス」にアップルリキュール、 「カルピス」から生まれたお酒"ミルクスピリッツ"をブレンドし、ハチミツを加えやさしい甘さに仕上げました。 アクセントにラズベリー風味を利かせたこだわりの味わいをお楽しみください。
 上記説明に、ラズベリー風味とあるが、そう言われればそんな酸味があるようにも感じる。 あくまでも、聞いてから味わえば、そんな気がするという程度。
 いずれにせよ、非常に凝った造りのカクテルであることは間違いない。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月27日
No.2599: COCKTAILカロリ。ウインターフルーツパーティー <冬限定> / サントリー
 かくてるかろり。ういんたーふるーつぱーてぃー <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ウインターフルーツパーティー サントリー COCKTAILカロリ。ウインターフルーツパーティー review
 11月24日発売のカクテルカロリ。冬限定品。
 2種出たうち、既に「ベリーミックススペシャル」はレビュー済。 今日は、もう一方の「ウインターフルーツパーティー」を。

 グラスに注いだ色は、極めて薄い黄緑。
 使われているのはメロン&洋なし&オレンジとのことだが、 メロンの香りが目立ち、オレンジは言われれば、そうかなあ、という程度。 洋なしは気づかない。
 味もメロンが中心だが、酸味があるので、オレンジの存在が確認できる。洋なしはやはりわからない。 口当たりも、後味もスッキリ。甘味料特有の不自然な甘さは、ほとんど感じない。
 果汁1%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:オレンジ、洋なし、メロン、スピリッツ、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
 オレンジ、洋なし果汁にメロンの味わいを効かせて華やかに仕上げた カロリー50%オフのフルーティなカクテルです。
 「ベリーミックススペシャル」のほうと同じく、こちらも 缶の上部と下部に金色の帯があり、また缶全体にモミの木、雪の結晶、星など のイラストがちりばめられている。 クリスマスムードを盛り上げるカクテルだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年11月28日
No.2600: GODO ハイボール ウメ / 合同酒精
 ごうどう はいぼーる うめ / ごうどうしゅせい
GODO ハイボール ウメ GODO ハイボール ウメ review
 10月26日が発売日だった、GODOハイボール「ウメ」。 既にレビュー済の GODOハイボール の姉妹品である。
 GODOさんの製品は、結局最後までみつからないものも多く、 この製品にも永遠に出会えないのではないか?と思っていたら、つい先日、 まったく期待していなかったスーパーで偶然遭遇。同時に発売された GODOハイボール「シトラス」とともに、揃って入手した。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色で、まさに梅酒ソーダ。細かな気泡が立ち上る。
 香りも梅酒らしいコクを感じるが、それほど強くは香らない。
 口に含むと甘酸っぱく、しっかりした飲みごたえだが、 このしっかり感の裏には、梅酒だけではないコクがある。実は、ウイスキーも入っているのだ。 飲み込んだ後味に、確かにウイスキーっぽい味わいを感じる。
 飲む前は、ハイボールのウメなんて言っても、結局梅酒ソーダじゃないかと考えていたが、 ウイスキーを使っているからこそのハイボールだったのだ。
 アルコール分7%。 原材料:醸造アルコール、梅酒、ウイスキー、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、 クエン酸Na、香料、カラメル色素。
 ハイボールとして邪道だが、こんなにバランス良く仕上がっているとは驚いた。 梅酒とウイスキーの魅力が両方楽しめる不思議なお酒。 ほとんど売られていないのが、残念である。
種別 チューハイ・カクテル等

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