2011年3月30日
No.2721: 直搾り 山形産ぶどう / 宝酒造
じかしぼり やまがたさんぶどう / たからしゅぞう
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3月15日に全8種リニューアル発売となった、直搾り。
これまでレモン、グレープフルーツ、
うめ、りんご、
ももとレビュー済。
今日は6種めとして、「ぶどう」を。
グラスに注いだ色は、紫というより赤に近い。
香りはかなりしっかりと甘そうなぶどう香。でも、直搾りだから、おそらくそんなに甘くはないだろうと、予想される。
そして実際の味は、やはり、甘さがスパッと切り取られている。
甘くはないのに、不思議にぶどうらしさがちゃんと感じられる。炭酸のピリピリ感も手伝って、爽快な飲み心地。
アルコール分4%。果汁1.2%。
原材料:ぶどう果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素、ぶどう種子抽出物。
手摘みした山形産ぶどうを収穫した産地で、果粒をまるごと搾った"産地直搾り果汁"使用。
産地と果汁の造り方を厳選したぶどうのみずみずしい味わいをお楽しみください。
従来品から、果汁が2割アップしたというのが新シリーズの売りだが、
このぶどうは、高々1.0%から1.2%になったに過ぎない。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年3月31日
No.2722: タカラCANチューハイ レモン 山陽・九州新幹線直通記念缶 / 宝酒造
たからかんちゅーはい れもん さんよう・きゅうしゅうしんかんせんちょくつうきねんかん / たからしゅぞう
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3月12日に九州新幹線が全線開業し、山陽新幹線との直通を果たした。鹿児島と大阪が1本で結ばれたのだ。
時節柄、記念などと言っていられる状況ではないが、こんな時だからこそ、
特に我々西日本の人間は、経済活動を萎縮させることなく、国全体を元気に引っ張ってゆく使命があるだろうと思う。
さて、このタカラCANチューハイは、新しい九州新幹線車両として導入されたN700系が描かれたものである。
鉄道ファンならば、要チェックだ。同じN700系でも東海道・山陽新幹線で既に活躍しているものとは、
デザインが違う。黄色いラインが入っているほか、このイラストではよく分からないが、地の色がかなり青いのが特徴。
当サイトでは、昨年、タカラCANチューハイの近鉄ビスタカー缶を掲載しており、
今回のものも中身は通常品と同じだが、念のためレビューしておく。
グラスに注いだ色は、ほんのりとしたレモン色。
香りは、すっきりとおとなしめのレモン香で、あまり香らない。
味も非常に穏やかで、ともすると素っ気ない印象だが、
アルコール感がしっかりあるので、飲みごたえがある。酒好きの好むキャラクター。
アルコール分8%。果汁3.3%。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、紅花色素。
このようなデザイン缶は大歓迎だから、今後も折に触れ、出して頂けるとうれしい。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月1日
No.2723: おいしいチューハイ パインミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい ぱいんみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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この商品、私は発売を知らなかったのだが、電車待ちをしていた駅ホーム上のコンビニで偶然発見し、
即購入した。
事前にニュースリリース等では告知されていなかったのだが、今サイトを確認してみたら、
3月29日発売となっていた。
実は昨年もこの時期に出ていたのだが、今年とまったく同じように、店頭で偶然発見して知った。
どうもこのおいしいチューハイの期間限定品は、あまり積極的に発売告知をしていないようである。
私としては、非常に困る。
グラスに注いだ色は、やや濁った淡い黄色。
細かい粒、いや、繊維のようなものが、液中に浮遊している。
香りを嗅ぐと、まるでパイン缶詰のようである。ということは、缶詰の汁のような味なのだろうか。
で、実際に味を見ると、パイン缶の汁ほど甘くはない。苦味すら感じる。フルーティでありながら、
非常にストイックな味わいは、実にこのシリーズらしい。
後味もさっぱりとしている。
果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。
原材料:果汁(パイナップル、ぶどう、りんご)、スピリッツ、香料、酸味料。
どうやら昨年の製品と、中身は同じようである。パインのほか、ぶどうとりんごも入っているから、
このすっきり感が実現できているのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月2日
No.2724: クリアアサヒ SLIM BOTTLE / アサヒ
くりああさひ すりむぼとる / あさひ
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以前からコンビニエンスストア限定で売られているクリアアサヒのスリムボトル缶。
今回、デザインを一新して3月15日に発売となった。従来品は、
Asahi の文字が横書きだったのが、縦書きに変わった点が大きな違いである。
中身は従来品と全く同じであるが、簡単にレビューする。
グラスに注いだ外観は、淡い黄金色。泡は最初盛り上がるが、泡持ちはそんなに良いわけではない。
ちょっと香りを嗅いだだけでは、臭みも弱く、ビールとあまり変わらない。
少し酸味を想起させる匂いがあるところが、キリン一番搾りに似ている。
舌触りがやわらかく、香りに感じた軽快な酸味と、適度なコクがある。
新ジャンル特有の臭みは弱い。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、
スピリッツ(大麦)。
以前も書いたが、この製品、グラスに注いでじっくりと香味を味わうよりも、
ボトルに口をつけてそのまま飲んだほうが、アラが見えない。
元々そういう飲み方が想定されているだろうし、これからの季節、花見などに持参するのにはいい。
(花見はどっかりと腰を据えて、何リットルも飲むんだ!という人には、向かないですけどね)
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新ジャンル |
2011年4月3日
No.2725: 焼酎ハイボール ジンジャー <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる じんじゃー <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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3月8日発売の焼酎ハイボール「ジンジャー」。
メジャーなブランドにもかかわらず、レビューが遅れたのには訳がある。
この製品は、昨年9月に大阪府を中心とした西日本エリア限定で発売された「浪花ジンジャー」
と中身は同じもののようなのだが、当地関西では、多くの販売店でその浪花ジンジャーがまだ売られているのだ。
缶に大阪らしいイラストが入ってご当地感満載の浪花ジンジャーがまだ残っているのに、
全国版の製品を仕入れる必要性を感じないに違いない。
だから、私の住む大阪近郊では、これまでみつけることができなかったのだ。
一昨日、やっとコンビニに入荷しているのを、めでたく発見した。
液色はこのシリーズらしく、ごく淡いシャンパンゴールドで、大粒の気泡が踊っている。
香りは、かなり生っぽい生姜香がする。ジンジャーエールよりももっと強い。
味は甘味がほとんどなく、生姜のシャープさが中心。そんなに辛いわけではないが、
極めてドライな飲み口であり、焼酎ハイボールファンには受けがいいだろう。
アルコール分7%。生姜汁0.3%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、生姜、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
大阪下町の大衆酒場で古くから愛されている味だというが、私はその手の大衆酒場にはそんなに行かないので、
どれだけ流行っているのかはよくわからない。一般的に飲まれているのは、ここまでドライではないのかもしれないが、
飲み飽きしないキャラクターであることは間違いない。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月4日[1]
No.2726: 直搾り 沖縄産シークァーサー / 宝酒造
じかしぼり おきなわさんしーくぁーさー / たからしゅぞう
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3月15日に全8種リニューアル発売となった、直搾り。
これまでレモン、グレープフルーツ、
うめ、りんご、
もも、ぶどうとレビュー済。
今日は7種めとして、「シークァーサー」を。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄緑。やや濁りがある。
香りはシークァーサーの青臭い感じが良く出ていて、フレッシュ。酸味が強そうである。
実際に味は酸味が中心。甘味は抑え込まれており、非常にシャープ。
アルコール分5%。果汁1.2%。
原材料:シークァーサー果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
沖縄産シークァーサーを収穫した産地で、まるごと贅沢に搾った"産地直搾り果汁"使用。
産地と果汁の造り方を厳選したシークァーサーのみずみずしい味わいをお楽しみください。
果汁分が従来品の1.0%から1.2%へと2割アップ。数字だけ見ると非常に少なく感じるが、そもそもシークァーサーは
酸味が非常に強烈なので、たくさん使うものではない。また、値段もとても高価である。
ところで、原材料の中にある"ナリンジン"は、グレープフルーツの果皮などに含まれている苦味成分。
よく、薬を飲むときにグレープフルーツ果汁を一緒に摂ってはダメと言われるが、
その理由は、ナリンジンが薬の代謝を妨げ、体内で濃度を上げてしまうため危険であるかららしい。
ということは、薬を飲んだ後などに、このチューハイを飲まないほうがいいかもしれない。
もっとも、薬を飲むような体調の人は、そもそもお酒はやめておいたほうがいい。
私のように、どんなに体調が悪くても、毎日ここでレビューしなければならないような人は、そうそういないでしょうし。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月4日[2]
No.2727: スペシャルリザーブ&ウォーター / サントリー
すぺしゃるりざーぶ あんど うぉーたー / さんとりー
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これ、べつに新製品というわけではない。ロングセラーである。
当サイトでは既に取り上げているのだが、その掲載品とデザインが少し違うことに気づき、
購入したのがもう1年以上前。ずっと部屋の冷蔵庫の奥に眠っていたものだが、その冷蔵庫に
入りきらない未レビュー品が増えてきたので、どんどん消費すべく、今日の2本めとして取り上げることにした。
外観はしっかりとした琥珀色。水割り製品にしては、かなり濃い印象。
甘い香り。樽のクリスピーさもしっかりと。
口当たりはやさしく、まろやか。リザーブのキャラクターがよく活かされている。
アルコール分9%。原材料:モルト、グレーン。
スペシャルリザーブの南アルプス天然水割り。
最近は、当のサントリーさんが先導したハイボールブームで、ウイスキー消費が伸びているようだが、
ソーダ割りばかりでなく、たまには水割りも飲みたい。そんなとき、手軽に本格的な味が楽しめる便利な商品である。
なお、以前のリザーブには10年物と12年物があったが、今は同社サイトを見る限り、
この何年物との表記のないスペシャルリザーブ1種のみとなっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月5日[1]
No.2728: 酔わないウメッシュ / チョーヤ
よわないうめっしゅ / ちょーや
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梅酒のソーダ割り「ウメッシュ」で有名なチョーヤから出た、ノンアルコールのウメッシュ。その名も「酔わないウメッシュ」。
発売日は3月15日であった。
グラスに注いだ色は、ごく淡いシャンパンゴールド。
香りは、アルコール入りのウメッシュよりは軽やかで、梅酒らしさはあまりない。
変な表現だが、生っぽい香りだ。
口に含むと、キュンと強い酸味の刺激がある。梅酒的な甘さのコクはない。しかし、
梅の味わいはリアルである。軽やかで酸っぱい梅ソーダ。
この製品のすごいところは、梅と砂糖と炭酸だけでつくっていること。さすがチョーヤさんである。
アルコール分0.00%。果汁10%。国産梅100%使用。酸味料不使用。着色料不使用。香料不使用。
原材料:梅(国産)、砂糖、炭酸。
最近はビールテイスト飲料をはじめとしたノンアルコールが大流行だが、
そんなに車を運転する前に飲みたい人がいるのか?と、少し疑問に思っていた。
ところが、このブームには、もちろんそれ以外の理由もある。これは私自身が経験的にわかったことだが、
ビールやチューハイを飲み終えた後に、まだなんとなく飲み足りなく感じることがある。
そんなとき、もう1本アルコール飲料を開ける代わりに、ノンアルコール飲料にしたほうが、体のためにはいい。
最近我が家では、深夜の「もう1本」のために、サントリーオールフリーや
サッポロプレミアムアルコールフリーを
用意しているくらいである。
健康を考える中年以降の世代を中心に、こういったノンアルコール製品はこれからも支持されてゆくだろう。
もちろん、お酒は苦手だけれど飲む人の相手をしたいという方にもおすすめ。
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ノンアルコール飲料 |
2011年4月5日[2]
No.2729: ザ・サントリーオールド 天然水割り / サントリー
ざ・さんとりーおーるど てんねんすいわり / さんとりー
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昨日、冷蔵庫に長らくしまってあったスペシャルリザーブ&ウォーターを取り出してきてレビューしたが、
これも同様に眠っていたもの。
実は現在の製品の一つ前のもののようで、サントリーのサイトに載っているものとは違う。
とりあえず味わってみよう。
グラスに注いだ外観は、淡い琥珀色。炭酸の気泡は細かい。
香りは柔らかいが、甘いニュアンスは弱く、リザーブよりは、少しシャープな印象。
味もスッキリ軽やかだが、樽香がしっかり。薄いのに薄くない、不思議なバランス。
アルコール分9%。原材料:モルト、グレーン。
ザ・サントリーオールドのおいしい<天然水>割りです。よく冷やしてそのままお飲みください。
ザ・サントリーオールドと、頭に"ザ"のつく名前は、2011年の現在は使っていないようである。
この缶も今は売られていないものだと思うが、記録としてここに残しておく。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月6日
No.2730: クリアアサヒ 桜デザイン缶 / アサヒ
くりああさひ さくらでざいんかん / あさひ
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先日、コンビニ限定のクリアアサヒ SLIM BOTTLE を取り上げたが、
こちらはこの時期限定の桜がちりばめられた缶。
これも買ったのはコンビニだったが、べつにコンビニ限定というわけではないようだ。
中身は通常品と全く同じもののため、簡単は割愛するが、
こうやって折に触れ飲んでみると、やはり品質の高さに納得する。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、
スピリッツ(大麦)。
アサヒさんではこの時期、じつにたくさんの桜デザイン缶をリリースしている。
サイト情報によれば、スーパードライ、スタイルフリーのほか、
ノンアルコールのダブルゼロ、ダブルゼロカクテルにもある。
チューハイ果実の瞬間の春限定缶にも桜がちりばめられているし、
変わったところでは焼酎 かのか や 大五郎 でも出している。
消費マインドが冷え込んでいる今だからこそ、被災地外の地域にいる我々が、
消費を先導していこうではないか。
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新ジャンル |
2011年4月7日
No.2731: スーパードライ SLIM BOTTLE / アサヒ
すーぱーどらい すりむぼとる / あさひ
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以前からコンビニエンスストア限定で売られているスーパードライのスリムボトル缶。
3月15日に、クリアアサヒのスリムボトル缶とともに、リニューアル発売となった。
中身は従来品と全く同じであるが、簡単にレビューする。
外観は淡い黄金色。泡のきめは細かいものの、あまり力はなく、泡持ちもほどほど。
ただ、左写真で泡が極端に少ないのは、写真を撮るタイミングを逸して、かなり減衰してからシャッターを切ったため。
香りは非常に大人しいが、さすがに発泡酒や新ジャンルなどとは違い、深みを感じさせる。穀物臭さもない。
すっきりクリアな味わい。さらさらした口当たり、喉越しだが、適度な旨味がある。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
どこにいってもあるのが当然の銘柄であり、何も考えずに手に取れる安心のブランドでもある。
若い人なら、最初に飲んだビールがスーパードライで、それ以来、他の国産ビールは口にしていないという人もいるかもしれない。
このようなキャップつきの製品なら、それこそペットボトル入りのお茶と同じくらい、
ちびちび飲み進めることだってできる。
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ビール |
2011年4月8日
No.2732: 直搾り 高知産ゆず / 宝酒造
じかしぼり こうちさんゆず / たからしゅぞう
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3月15日に全8種リニューアル発売となった、直搾り。
これまでレモン、グレープフルーツ、
うめ、りんご、
もも、ぶどう、
シークァーサーと、既に7種レビュー済。
残るはこの「ゆず」のみとなった。
グラスに注いだ外観は、ほんのり白濁。
香りを嗅ぐと、非常に柔らかなゆず香。酸味も苦味も穏やかそうな印象である。
実際に味もスッキリ軽やか。これでもかというくらいに甘味が抑え込まれているのは、
このシリーズに共通のキャラクター。その結果、酸味がクローズアップされた、
爽やかな味わいとなっている。
アルコール分4%。果汁0.6%。
原材料:ゆず果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
高知産ゆずを収穫した産地で、まるごと贅沢に搾った"産地直搾り果汁"使用。
産地と果汁の造り方を厳選したゆずのみずみずしい味わいをお楽しみください。
果汁分が従来品から2割アップというのが売りだが、
0.5%から0.6%へと変わったに過ぎない。まあ、ゆず果汁など少しで風味はしっかり出るので、
これで十分だろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月9日
No.2733: ライフガードチューハイ <ライフガード発売25周年企画商品> / チェリオ
らいふがーどちゅーはい <らいふがーどはつばい25しゅうねんきかくしょうひん> / ちぇりお
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発売をまったく知らなかったのだが、先日、コンビニのミニストップに立ち寄ったとき、偶然発見。
ライフガードというのはチェリオコーポレーションがつくる
「バイオニック飲料」と銘打たれた炭酸飲料で、
他社製品でいうと、オロナミンCとか、もっと安価なものだとデカビタC、ドデカミンみたいな健康飲料。
チェリオ製品は田舎の街角の自販機で売られていることが多く、しかも全部100円均一だったりする。
そういった場末な雰囲気の漂うメーカー(失礼!)だが、そのライフガードをチューハイにしてしまったのがこれ。
実は当サイトでは、5年前に「ライフガード・パワード・バイ・ウォッカ」
という製品を取り上げていて、今回のものはその類似製品ともいえる。
グラスに注いだ外観は、透明感があるが、かなり毒々しい黄色。いかにもビタミンCなんかが入ってますよという色。
香りを嗅ぐと、期待通りかなり薬臭い印象。これぞ健康飲料である。かなり甘そうでもある。
ライフガードを飲んだことが無い人は、オロナミンCを思い浮かべて欲しい。
味もその印象通り。ただ、アルコール感がわりときっちりあるので、確かに酔う感じがする。
アルコール分6%。
原材料名:醸造用アルコール、糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)、はちみつ、酸味料、香料、ベニバナ色素。
ライフガード風味のチューハイ(リキュール)です。アルコール度数は6%。
ドライタイプに仕上げました。
ドライタイプとはいうけれど、かなり甘味がある。はちみつも使われているし、当然といえば当然。
ライフガード発売25周年記念とのことで、そういえば、5年前にパワード・バイ・ウォッカという商品を取り上げたときは、
20周年といっていた。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月10日
No.2734: サザンスター / オリオン
さざんすたー / おりおん
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沖縄のオリオンビールから出ている新ジャンル「サザンスター」が新しくなった。
同社サイトでは3月25日付で告知されている。
オリオン社製品は基本的に販売エリアが沖縄県及び奄美群島地区で、私の住む関西では売られていない。
今回、近所のスーパーでたまたま九州・沖縄物産を揃えたセールのようなものが行われ、
昨日偶然チラシをみて発見。急いで買いに行ってきた。
オリオン製品は、アサヒビールと提携を結んでから、オリオンドラフトが全国で通年販売されたり、
新ジャンルのオリオンリッチや、
このサザンスターも昨年、Asahiブランドを冠して全国発売されたことがある。
そのように、どんどん沖縄の外に広がりを見せている。
ただ今年はまだ、この製品に関しては、全国発売される予定はないようである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は当初よく盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、新ジャンルと分かるアルコールの甘さみたいなものが若干あるが、
それでも臭みは弱い方。
口に含むと、スッキリときれいな口当たりで、苦味はほどほど。
穀物臭さや、変な甘味などは極力抑え込まれているのだが、
後味にかすかに甘味が残る。
アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、
コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
サイト情報によると、
『オリオンサザンスターの"すっきり軽快"な飲み口に加え、新しい醸造技術(高濃度醸造)を採用することで、
"飲みやすさ"が向上し、キレ味爽やかな味わいに仕上がりました。』とのこと。
従来品のことをちゃんと覚えているわけではないから正確な比較はできないが、
私自身の以前のコメントと見比べてみても、あまり変わったという印象はない。
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当サイトの連続無欠勤更新記録が、本日で2500日となりました。いつもご覧くださる皆さまに感謝です。
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新ジャンル |
2011年4月11日
No.2735: そのまま飲める 焼酎 黒田苑 / 田苑酒造
そのままのめる しょうちゅう くろでんえん / でんえんしゅぞう
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冷蔵庫の奥に眠っていたもの。どこで買ったのか、すっかり忘れてしまった。
鹿児島の芋焼酎だけど、最近九州には行っていないし、おそらく大阪の酒DSで入手したものだろう。
300ml広口ボトル缶に入った芋焼酎の水割り製品で、
同じ田苑酒造の
紅苑という製品を当サイトでは、2007年にレビューしている。
グラスに注いだ色は、当然無色透明。
ふんわりと甘い芋の香りが漂う。優しそうな印象。
実際、味もやわらかく、刺激は弱い。
ふくよかで甘い飲み口。後味はスッキリ。
アルコール分12%。原材料:さつまいも、米麹。
12度で300ml入りだから、結構気持ちよく酔える。手軽に本格的な味わいが楽しめる製品。
同社サイトを確認してみたところ、この製品は載っていない。
既に終売となってしまったのか。後継品と思われる、似たようなパッケージのものはあるが。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月12日
No.2736: スーパードライ 桜デザイン缶 / アサヒ
すーぱーどらい さくらでざいんかん / あさひ
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当地関西ではもう桜の時期も終わりそうだが、まだ取り上げていなかったので、今日はこれ。
スーパードライの桜デザイン缶。もちろんこの時期の限定品で、実は昨年も掲載している。
今年の缶には「春限定デザイン」という文字も入っていて、これは昨年と違う点。
中身は通常製品と同じ。今さらスーパードライの解説は不必要と思うので、味のレビューは割愛する。
ここ数年、各社とも春限定デザインのこうした製品を、良く出している。
当サイトではなるべくこういったものも取り上げるようにはしているが、
入手できるかどうかは時の運。
特に今年のように、お花見でさえ自粛ムードが広がっているときには、
このような華々しい商品は、表立って売りにくいのかもしれない。
こんな時だからこそ、気分を明るくする商品は貴重である。
東北地方もいよいよ桜の季節だろう。
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ビール |
2011年4月13日
No.2737: カクテルパートナー フワリッチ ソルティードッグ / アサヒ
かくてるぱーとなー ふわりっち そるてぃーどっぐ / あさひ
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1月製造品からリニューアル発売ということになっていた、カクテルパートナー。
新ラインナップは「フワリッチ」シリーズと名付けられているのだが、現在、
震災の影響で一時休売らしい。
これは、先月半ばに購入してあったもので、他の新製品を優先していたため、掲載が後回しになっていた。
全種を入手できたわけではなく、その後も探し続けていたが、まったくみつからないので、
アサヒ社のサイトで確認してみたところ、一時休売だとわかった。
グラスに注いだ色は、ほんのり濁った白色。細かな果肉が踊っている。
香りは、フレッシュな感じのグレープフルーツ香。チューハイのようである。
味もグレープフルーツの酸味、苦味が前面に出ている。ヒリヒリするくらいである。
アルコール感は弱く、非常にジューシーな味わい。
果汁2.5%。アルコール分4%。原材料名:ウォッカ、グレープフルーツ果汁、
グレープフルーツパルプ、糖類、酸味料、香料。
まるごと搾った果汁にグレープフルーツパルプを加えることにより
フルーティーなジューシーカクテルに仕上げました。
従来品と比べ、
かなりジューシー感が増した。果汁分は5%から半減したのに、
やはりパルプ入りというのが効いているんだろうか。
魅力ある製品なので、早いうちに販売再開されることを期待している。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年4月14日
No.2738: PIPELINE PORTER / KONA BREWERY
パイプライン・ポーター / コナ・ブルワリー
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いつも立ち寄っているスーパー成城石井でみつけたもの。
ハワイのコナ・ブルワリーというところのポーター(濃色エール)。
コナといえばコーヒーで有名だが、このビールには、そのハワイコナ・コーヒーが使われているのだ。
期間限定品とのことであるし、ビール好き&コーヒー好きの私としては、買わずにはいられない。
グラスに注いだ色は、当然のことながら漆黒。泡はベージュで当初良く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
エスプレッソのような焦げ臭と、チョコの甘いニュアンス。コーヒー液のイメージではない。
口に含むと、力強い苦味、豊潤なスモーキーさ、大人しい甘さ。ボディの厚み、重みはそれほどでもなく、
スルスル飲める。
飲み込んだ後に、タバコのような後味が(といいつつ私はタバコを吸わないので、
あくまでスモーキーだといいたいための比喩である)残る。
アルコール分4.3%。麦芽使用率50%以上。原材料名:麦芽、ホップ、コーヒー抽出液。
原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:(株)友和貿易。
コーヒーを飲んだような香味があるわけではない。あくまでもエスプレッソ的焦げ臭が漂うだけだが、
そもそも通常のポーターもそういうキャラクターが特徴のビールである。あ、でも、
ややマイルドで優しく感じられるところは、コーヒーの効用だろうか。
コーヒーを使っている云々は関係なく、普通のポーターとして考えて、
確かな内容を持った製品。こんなビール、毎日飲めたら幸せだけれど、価格は400円超であった。
コーヒーを使っているため、酒税法上、発泡酒に分類されるが、当サイトではビールに入れる。
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ビール |
2011年4月15日
No.2739: BIG WAVE GOLDEN ALE / KONA BREWERY
ビッグ・ウエイヴ ゴールデン・エール / コナ・ブルワリー
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ハワイはコナ・ブルワリーの製品。昨日、PIPE LINEという名のポーターを掲載した。
今度は、BIG WAVEという名のゴールデン・エールである。
グラスに注いだ色は、やや濃いめのゴールド。濁りはかすかにあるか?という程度。
純白の泡は力強く盛り上がり、泡持ちも上々。
香りを嗅ぐと、甘いフルーツ香がするが、控えめである。
口当たりもマイルド。ほんのり甘く、適度に苦味がある。いや、飲み込んだ後に舌の奥に残る苦味は、
なかなかしっかりと強い。
ボディの厚みはそれほどでもないので、エールをあまり飲み慣れない人にも、取っつきやすいのではないか。
アルコール分5.0%。原材料名:麦芽、ホップ。
原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:(株)友和貿易。
入手価格は399円。毎日飲むのには少々お高いが、たまにじっくり味わうビールとしては、手頃である。
ラベルはきれいなオーシャンブルーを基調とした、いかにもハワイらしいイラスト。
王冠まで同じ色である。店頭でパッと見ただけで、購買意欲をそそる商品だと思う。
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ビール |
2011年4月16日
No.2740: 宮崎県 中邨柑橘園 日向夏チューハイ <2011限定> / サントリー
みやざきけん なかむらかんきつえん ひゅうがなつちゅーはい <2011げんてい> / さんとりー
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昨年も春に出ていたサントリー −196℃日向夏 だが、
今年は商品名から−196℃が消えているようである。ただ、缶には「−196℃製法」の文字があり、
缶デザインもあまり変わっていないので、密かに変えたという印象ではある。
事前告知がなく、私がみつけたのはコンビニのミニストップだったから、
例年通りイオングループ限定販売とみられる。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、若干濁りがある。
香りは、シャープな柑橘香。酸味が強そうである。
口に含むと、やはり最初に強い酸味が感じられる。同時に苦味も。
甘さはかなり抑え込まれているのだが、少し上滑りしている感も。
アルコール分5%。日向夏浸漬酒使用。原材料:日向夏、スピリッツ、糖類、酸味料、
香料。
日向夏の産地として有名な宮崎県・中邨柑橘園で、丹精込めて育てられました。
すっきりとした甘味と爽やかな酸味が特徴です。
缶の色は昨年まではもっと黄色かった。今年のはオレンジというか、銅色のようである。
中邨柑橘園というのが、かなりクローズアップされている。こうやって継続的に宣伝してあげることで、
果実を安く売ってもらっているんだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |