2011年10月31日
No.2941: レッドロマンス <限定醸造> / サントリー
れっどろまんす <げんていじょうぞう> / さんとりー
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明日11月1日、サントリーから発売される「レッドロマンス」。
カシスを使った新ジャンルである。
グラスに注いだ色は、カシスらしい紅色だが、やや黒っぽい感じ。
泡は美しいピンク色で、当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りを嗅ぐと、フルーツ香は大人しく、むしろビールっぽいホップ香が立っている。
その奥に、いちごかラズベリーみたいな可憐な果実香が隠れている。
それらが折り重なって、いちごジャム的に。
口に含むと、酸味と同時にしっかりとした苦味が感じられる。想像していたよりも、大人しく、渋い。
飲み進めるうちに、酸味が次第に前に出てくる印象だ。
しかし、飲み込んだ後には、モルトの旨味がじんわりと残る。
アルコール分5%。カシス果汁4%使用。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、カシス)、スピリッツ(小麦)。
原材料となる発泡酒において麦芽とカシスを使用し、限定醸造しています。
缶裏にも書いてあるが、この商品は、映画「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」とのタイアップで生まれた製品だそう。
同映画は11月3日公開とのことである。
サラリーマンNEO とは、
NHKで放映されているコメディー(らしい)。らしい、というのは、私はまったく見たことがないからだ。
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新ジャンル |
2011年11月1日
No.2942: すらっと つぶつぶみかん <期間限定> / アサヒ
すらっと つぶつぶみかん <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ「すらっと」から期間限定「つぶつぶみかん」が登場。発売日は本日11月1日である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色。オレンジ果粒(さのう)がたくさん浮いている。
注いでいる時から、酸っぱそうなオレンジ香が立ち上っている。
ジューシーではあるが、少し駄菓子っぽい感じ。
口に含んだ瞬間、ピリピリとした刺激を感じる。炭酸と柑橘の酸が呼応している。
そして味は、コクのない浮ついた感じの酸味が中心。オレンジというよりレモンに近い刺激。
甘味は抑えられ、くどさはない。甘味料特有のどんよりした甘味の後味も、同シリーズの他製品に比べて、かなり抑えられている。
果汁3%。アルコール分3%。
原材料:アルコール、うんしゅうみかん果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類、
酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・Lフェニルアラニン化合物)。
2011年11月〜2012年1月までの出荷予定
本品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
同じアサヒ製のチューハイ「果実の瞬間」シリーズが、全般的にしっかりと甘いのに比べ、すらっとシリーズはいずれも
軽やかな味わいが特徴。この製品は、その特徴が際立った、シャープな味わいが魅力。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月2日
No.2943: CALPIS BARTIME 抹茶ミルク&カルピス / カルピス
かるぴすばーたいむ まっちゃみるく あんど かるぴす / かるぴす
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10月31日発売のカルピスバータイム「抹茶ミルク&カルピス」。
例によってカルピス社の新製品は、他社とは違って月曜日の発売である。
グラスに注いだ色は、抹茶ミルクらしいパステルグリーン。いや、見ただけでは、
メロン(クリームソーダ)のようでもある。
香りを嗅ぐと、深みのある抹茶香。内にこもっていて、あまり華やかではない。
多分甘いのだろうな、と思って飲むと、不思議に甘酸っぱい。
抹茶ミルクなのに酸っぱいというのが、とっても意外というか、斬新だ。
飲み進めると、確かに抹茶の渋さ、苦さはあるが、やはりカルピスの甘酸っぱさが、
やや上滑りしている感じで、味わいの統一感には欠ける印象。
無炭酸。アルコール分4%。
原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、抹茶リキュール、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、牛乳、抹茶、糖類、
安定剤(大豆多糖類)、香料、酸味料、ベニバナ黄色素、クチナシ青色素。
「カルピス」に抹茶リキュールと「カルピス」から生まれたお酒"ミルクスピリッツ"をブレンドし、
ミルクで仕上げました。宇治抹茶を加えたこだわりの味わいです。
甘酸っぱいのに、後味に抹茶の苦味がしっかりある。つまり、異なる味の要素がそれぞれちゃんと主張し、
存在感を示している。これをまとまりのなさと感じるか、多彩な味と感じるかによって、
好みが分かれるだろう。というか、酸っぱい抹茶ミルクを「面白そう」と思うなら試してみる価値はあるけれど、
「そんなの許せない」という狭量な人にはお勧めしない。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月3日
No.2944: ほろよい 冬みかん <冬限定> / サントリー
ほろよい ふゆみかん <ふゆげんてい> / さんとりー
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11月1日発売のサントリーほろよい「冬みかん」。
一昨年に誕生し、今年が3年目となる。
グラスに注いだ色は、極めて淡いオレンジ色。透明感がある。
香りは、チープな感じのオレンジ香。ブラッドオレンジチューハイによくありがちな香りだ。
味は甘味が目立つ。オレンジ的な酸味やコクは弱い。アルコール感が弱く、炭酸も弱いのでとにかく刺激が少ない。
ふんわりとした味わいが持ち味。
アルコール分3%。みかん果汁2%。和歌山県産温州みかん使用。
原材料:みかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、紅花色素、野菜色素。
温州みかんのやさしい甘味を引き出して、冬にうれしい心和む味わいに仕上げました。
一昨年、昨年との製品と、
中身は変わっていないようであるが、パッケージデザインが、
昨年までのシルバー基調から変わって、今年は青色が入って少し明るい色調になった。
もちろん好みはあるだろうが、昨年までのデザインの方が冬の寒さを連想させる秀逸なデザインであったように思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月4日
No.2945: TOPVALU SELECT 高知県産 ゆずチューハイ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅせれくと こうちけんさん ゆずちゅーはい / ごうどうしゅせい
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先日掲載したサントリー 山形産ラ・フランスチューハイ は、
先週月曜(10月24日)にMaxvalu(イオン系スーパー)でみつけたものだが、
その翌日(25日)、別のイオンに寄ってみたら、これに遭遇。
発売日はどうやらその25日だったようである。
イオンP.B.のTOPVALU SELECT のチューハイ。当サイトではこれまで、
宮崎県産日向夏、
山形県産佐藤錦、和歌山県産温州みかんを
レビューしている。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、ジューシーな感じのゆず香。レモンか何か混ざっているのか?と思いきや、ゆず単体のようである。
口当たりも確かにジューシーなのだが、ゆず特有の緑っぽさがかなり強い。
ここまで緑っぽい味わいのゆず味チューハイは、そんなにない。
酸味も強いので、飲み込んだ後、その酸っぱさが口中に残る。
ゆず果汁1%。アルコール分4%。ストレート果汁使用。
原材料名:醸造用アルコール、ゆず果汁(高知県産ゆず)、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。
製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
高知県産のゆず。
まるごと絞ったストレート果汁を使用しました。
価格は128円。
なかなか見所のあるチューハイだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月5日
No.2946: ほろどけ ラ・フランス / 月桂冠
ほろどけ ら・ふらんす / げっけいかん
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LAWSONで売られている月桂冠「ほろどけ」シリーズに、続々と新顔が登場している。
既にサイト未掲載品を3種入手しているが、その中から今日は山形県産「ラ・フランス」を飲む。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。白ワインのような外観。
内にこもったような、穏やかな洋なし香だが、その奥に確かにアルコール香があり、
やはり白ワインみたいな感じである。ただ、明らかにワインの香りとは違うのだが、清酒が隠れているとは、
香りの段階ではわからない。
飲めば明らかに洋なしの味わいなのだが、少しひねた白ワインのようでもある。
やはり清酒ベースとはわかりにくい。こんな仕上げにするのなら、
何も無理して清酒を使わなくてもいいじゃないかと言いたくなるが、
月桂冠さんが出すのだから、そもそも清酒ベースというところが出発点なのは当然。
アルコール分3%。果汁4%。原材料:清酒、醸造アルコール、ラ・フランス、糖類、酸味料、香料。
京都伏見の日本酒(月桂冠)と山形県産のラ・フランス果汁がとけあったお酒。
ラ・フランスのみずみずしい香りとほどよい甘味が特徴。
老舗の大手清酒メーカーの中でも、このようなスタイリッシュな製品をつくらせたら、
月桂冠さんの右に出る者はないだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月6日
No.2947: チューハイ気分 レモン / サンガリア
ちゅーはいきぶん れもん / さんがりあ
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今年3月に登場したサンガリア「チューハイ気分」シリーズ。
当サイトでは、これまで ラムネ と ウメ はレビュー済だが、
より一般的なフレーバーであるレモンとグレープフルーツが未入手だった。
登場から半年以上経って、ようやく入手したので、順次取り上げて行きたい。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、スキッとした感じのレモン香。やや化粧品的。
ジューシーさは適度である。
味わいもスッキリ系。甘味は抑えられ、さりとて酸味が鋭いわけでもない。中道的な味わい。
糖類ゼロだから甘味料を使っているわけだが、特有のどんよりした甘さはほとんど感じない。
度数のわりに、アルコール感もそれほど強くない。
果汁1%。アルコール分6%。糖類ゼロ。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
今回入手したのはスーパーだったが、他店では今のところ見たことがない。
サンガリアさんは地元大阪の企業なので、もっと応援したいのだが、いかんせん流通量が少なすぎる。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月7日
No.2948: 焼酎ハイボール はっさく <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる はっさく <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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明日11月8日が発売日となっている、焼酎ハイボールの期間限定「はっさく」。もうこの時期の恒例商品となっている。
当サイトの記録によると、2007年に出たのが最初で、
2度目が2009年、
3度目が昨年。今年が4度目である。
グラスに注いだ色は、淡いレモン色。大粒の気泡がグラスの中を立ちのぼる。
香りを嗅ぐと、明らかに焼酎ハイボールシリーズの中では、際立ったジューシー感。
揮発成分の多い、酸っぱそうな柑橘香。ただ、一般的な柑橘系チューハイに比べれば、
かなり香りは弱い部類である。
口当たりは、香りの印象以上に柔らかい。酸味はそんなに強くないし、甘さも勿論抑え込まれている。
炭酸のぴりぴりした刺激と、焼酎の強いアルコール感。まさに大人のチューハイ。
アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、はっさく果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
シリーズの中では確かにジューシー感の強いほうだが、一般的には「味気ない」と言われてしまう
焼酎ハイボールらしいキャラクターが生きている。まあ、これを「味気ない」と思う人は、
他社の甘ったるいチューハイでも飲んでおけばよい。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月8日
No.2949: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2011 / キリン
いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2011 / きりん
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11月9日発売、キリン一番搾り・とれたてホップ生ビール。毎年恒例の商品である。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はクリーミーで、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
爽快なホップ香が、非常にみずみずしい印象を与える。
口当たりもクリアでみずみずしいが、ギュッと凝縮感のある苦味が特徴的で、
そこがとてもキリンらしい。ほのかに甘く、麦らしい旨みの余韻が口中に長く留まる。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
この製品は、毎年岩手県遠野産のホップを用いて作られているが、今年は特別な意味合いを持っている。
缶にも次のような文章が書かれている。
岩手県遠野のホップ農家が東北の大地で心をこめてつくったホップです。
この商品の1本につき1円が、東北の農業の震災復興支援に活用されます。
皆さんもお店でこのビールをみつけたら、ぜひ購入して、復興のお手伝いをしてほしい。
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ビール |
2011年11月9日
No.2950: 冬物語 (2011〜2012 Limited Edition)/ サッポロ
ふゆものがたり / さっぽろ
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本日11月9日発売のサッポロ「冬物語」。昨年は10月中旬だったから、1ヶ月弱遅くなった。
今年の出来はどうなのか。早速試してみたい。
グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちがとても良い。
香りはサッポロらしく落ち着いていて、若干穀物というか、悪い言い方だが、飼料的な匂いがする。
いや、決して不快なわけではない。華やかではなく、穏やかなタイプ。
口に含むと、かなり凝縮された苦味が押してくるが、
それも強く感じるのは一口目だけで、飲み進めるうち、軽妙なホップの苦味、
じんわりとした旨みが優勢となる。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
昨年の製品は、「炭焼き麦芽仕込み」と銘打たれ、炭でローストした麦芽が使用されていた。
そのため、かなり深い色をして、濃いめの飲み口だった。その前年までの製品とは別系統になってしまった感があったが、
今年はまた以前の路線に戻ったようである。
毎年恒例の濃紺を基調に金色を配したパッケージで、今年は白い雪の結晶がちりばめられている。
一目で冬限定ビールとわかる缶デザイン(そもそも製品名が冬物語という時点で明確だが)。
売場でも目を引く。
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ビール |
2011年11月10日
No.2951: 氷結 アップルヌーヴォー <期間限定> / キリン
ひょうけつ あっぷるぬーう゛ぉー <きかんげんてい> / きりん
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昨日11月9日発売のキリン氷結「アップルヌーヴォー」。
今年は「2011東北産リンゴ」と明記されている。
グラスに注いだ色は、かすかにゴールドっぽく色づいている程度。
香りは、キリッとしたりんご香。あまりにキレイなので、不自然に感じてしまう。
口当たりも酸がキリッとし、スッキリした味わい。酸と甘味のバランスが良く、万人受けする仕上がり。
アルコール分5%。果汁2.5%。
原材料:りんご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(ビタミンC)。
この製品、毎年出ているように感じていたが、昨年、一昨年と、
林檎&シードルという名で、シードル(りんごの醸造酒)を使っていた。アップルヌーヴォーとしては、
2008年以来、3年ぶりの再登場ということになる。
今年は、一番搾りとれたてホップ生ビールとともに、被災地を応援する商品として、
CMも放映されている。この製品の缶にも、次のような文章が綴られている。
東北地方のリンゴ農家が心をこめてつくったリンゴのストレート氷結果汁を使用しています。
この商品の1本につき1円が、東北の農業の震災復興支援に活用されます。
1本あたり1円なんて、微々たるものと思うかもしれない。だが、
くつろぎのひとときにおいしく飲んで、同時に被災地の方々のことに少しでも思いをはせることができるなら、
1円以上の価値がある。
少しでも多くの人が、東北の産品を毛嫌いせず、積極的に購入する契機となれば、このようなプロモーションにも
絶大な価値があるというものである。
当サイトをご覧の皆さんには、ぜひこの製品を購入し、楽しんで頂きたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月11日
No.2952: 竹鶴プレミアムハイボール / アサヒ(ニッカウヰスキー)
たけつるぷれみあむはいぼーる / あさひ(にっかうゐすきー)
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11月8日、アサヒからコンビニエンスストア限定で発売された、
ニッカ「竹鶴プレミアムハイボール」。
先行商品として、「竹鶴ピュアモルトハイボール」があるが、
あちらとどう違うのだろう。
グラスに注いだ色は、かなりしっかりした琥珀色。無論、ソーダ割りだから
ウイスキーそのものの琥珀ではないが、一般的なハイボール製品と比べると、かなり濃い。
香りもしっかりとしたモルトウイスキーの香りがする。適度な華やかさを持ちつつ、重厚。
口当たりは、香りの印象と比べ、かなり軽快。
小気味よい酸のアクセントが効いていて、テンションは高い。
しっかりと飲みごたえがありながら、後味が非常にクリア。
本格的味わいと爽快感という、いわば二律背反をうまく昇華させてしまった感がある。
ウイスキー好きにも納得の品質。
アルコール分8%。原材料:モルト。製造者:ニッカウヰスキー(株)、販売者:アサヒビール(株)。
ウイスキー製造法を習得するため単身スコットランドに渡り、
日本にウイスキーづくりを初めて伝えた「日本のウイスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキー
創業者:竹鶴政孝。その「竹鶴」の名を冠した「竹鶴ピュアモルト」
のモルトウイスキーを炭酸水のみで仕上げた、ウイスキー本来のおいしさが楽しめる、
ピュアモルトハイボールです。
さて、先行発売の 竹鶴ピュアモルトハイボール とどう違うかという点だが、
飲んでみた感じでは、こちらのほうがやや軽妙な味のような気がした。
製品情報を見ても、違いはよくわからないのだが、先行商品のほうには「12年」の文字があることから、
あちらは12年ものであり、こちらはもうちょっと若いモルトウイスキーを使っているのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月12日
No.2953: チューハイ気分 グレープフルーツ / サンガリア
ちゅーはいきぶん ぐれーぷふるーつ / さんがりあ
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今年3月に登場したサンガリア「チューハイ気分」シリーズ。
当サイトでは、ラムネ と ウメ を
先行して入手していたのだが、
レモン とこのグレープフルーツは、入手が遅くなってしまった。
ともあれ、現時点でこのシリーズはコンプリートである。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、甘そうで、苦さも強調されたグレフル香。
実際、味は甘味が強く、ややぼけた印象。レモンよりは甘味料がきつい感じで、
アルコール感もしっかりと感じられる。全体的に粗暴。
果汁1%。アルコール分6%。糖類ゼロ。
原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
入手価格は100円だったから、この内容で特に不足はないが、
レモンと比べると、こちらは少し完成度が低い気がした。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月13日[1]
No.2954: ほろどけ 巨峰 / 月桂冠
ほろどけ きょほう / げっけいかん
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LAWSONで売られている月桂冠「ほろどけ」シリーズ。
今日は長野県産「巨峰」を飲む。
グラスに注いだ色は、ややどす黒い感じの赤紫。
香りはころっと丸っこく、甘そうな巨峰。清酒らしさはない。
味もぶどうの甘味が中心。炭酸は弱く、やさしい。やはり清酒らしい味はしない。
後味も一般的な巨峰チューハイのようである。
アルコール分3%。果汁7%。原材料:清酒、醸造アルコール、巨峰、糖類、酸味料、ぶどう果汁色素、香料。
京都伏見の日本酒(月桂冠)と長野県産の巨峰果汁がとけあったお酒。
巨峰のジューシーな甘味と酸味が特徴。
度数が低く、一方で果汁が7%と、一般的なチューハイよりも多いので、説明の通りかなりジューシーな味わい。
清酒の味わいを探してみたが、強いていえば、巨峰のふくよかな甘味の陰に、アルコールのコクのようなものが
隠れているようにも感じた。そんな気がする程度ではあるが。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月13日[2]
No.2955: バーゲンブロー・ノイヴェルト(韓国産新ジャンル)/ 丸紅(輸入)
ばーげんぶろー・のいう゛ぇると(かんこくさんしんじゃんる)/ まるべに(ゆにゅう)
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ダイエーグループ限定の新ジャンルだが、これは恐らく終売品。だいぶ前に入手してあったものだ。
後継品は単に「ノイヴェルト」という名前になっている。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡にはそこそこ力があり、泡持ちも意外と良い。
軽快なホップ香がして、臭みなどはあまり感じない。
味はスキッとクリアで、軽快。適度な苦味。後味もスッキリ。
新ジャンル特有の臭みはほとんどない。なかなか優秀。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)、スピリッツ。
原産国名:韓国。輸入者及び引取先:丸紅(株)。
実は最初に出たのが2006年で、その時のものとはパッケージが異なる。
この缶がいつから存在していたのか、今となってはわからない。
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新ジャンル |
2011年11月14日
No.2956: ウリスル スパークリング米マッコリ
うりする すぱーくりんぐこめまっこり
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ちょっと前になるが、スーパー成城石井の店頭に並んでいるのを発見し、
購入したもの。本場韓国でつくられ、輸入された缶入りマッコリである。
グラスに注いだ液色は、ややベージュがかった乳白色。深みがある。
マッコリらしい、米のとぎ汁に乳酸飲料が混ざったような香り。見た目同様、香りにも深みがある。
口に含んだ瞬間、甘酸っぱさが広がるが、非常に爽やかであり、飲み込んだ後にくどさなどは残さない。
深みがあるのにキレがある。
アルコール分6%。原材料名:米、米麹、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・Lフェニルアラニン化合物)、
炭酸ガス含有。
原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:ウリスル・ジャパン(株)。
最近、日本ではちょっとしたマッコリブームであり、スーパーやコンビニ店頭などでも、
手軽に飲める缶入り製品をよく見かける。ブームに乗って、本場でつくられたこのような製品も
どんどん国内に入ってくるようになったのだろう。
味覚の幅が広がることは、酒好きとして大いに歓迎したい。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月15日
No.2957: 札幌開拓使麦酒 PREMIUM <限定醸造> / サッポロ
さっぽろかいたくしびーる ぷれみあむ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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明日11月16日、コンビニエンスストア限定発売の「札幌開拓使麦酒 PREMIUM」。
いつものようにコンビニ店頭では、発売前夜に堂々と売られていた。
グラスに注いだ色は、かなりしっかりとした黄金色。むしろ琥珀に近い。
泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
香りは非常に落ち着いている。穀物や土など、実にサッポロらしい、力のある香り。
地味で落ち着いているが、ホップのキャラクターがしっかりと立っている。
味は苦味が非常に強く、重たいのだが、爽やかな香味と、飲み込んだ後に残る芳醇な旨みは圧巻。
噛んで味わえるかのような凝縮感は、サッポロならでは。
基本的にクラシカルなスタイルながら、近年、国産大手でこういったビールは少ないことから、
むしろ斬新さすら感じる。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
本製品は、サッポロビール千葉工場で製造しています。
缶裏に、次の説明文がある。
明治9年(1876年)にビール製造が始まった、サッポロビールの発祥の地である北海道 札幌。
その地で、日本のビール草創期において先駆の気概をもって発足した「開拓使麦酒醸造所」。
以降、ビール造りの想いと魂は130年以上にわたって受け継がれてきました。
そんな先陣への敬意を表してつくった、麦芽100%の豊潤な味わいの本格プレミアムビールです。
普段私は、新製品はとりあえずレビューのために1本ずつ買ってくるのだが、
今日このビールは3本買ってきた。どうせ明日以降も続けて飲みたくなるだろうから。
その私の判断は、正しかった。
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ビール |
2011年11月16日
No.2958: おいしいチューハイ 洋なしミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい ようなしみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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昨日11月15日が発売日だった、おいしいチューハイの期間限定「洋なしミックス」。
昨年に引き続いて、同じ11月に発売となった。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄色。少し濁りがある。
香りを嗅ぐと、洋なしだけではないことがすぐわかる。もちろん、このシリーズは、
どれもあまり強く香らないのだが、この製品は洋なし以外に、りんごの香りが混じっていることがよくわかる。
ぶどうも何となくわかる。
なお、原材料を見るとグレープフルーツやマンゴーも入っているが、そこまで私は気づかなかった。
味は甘味が穏やかで、適度な酸と、軽い苦味も伴っている。後味は非常にスッキリしている。
果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:果汁(洋なし、りんご、ぶどう、
グレープフルーツ、マンゴー)、スピリッツ、香料、酸味料。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。(洋なし果汁17%)
昨年の製品と、中身は変わっていないようである。いつもながら、
果汁を50%も使いながら、これだけスッキリした仕上がりになっているのは、さすがである。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月17日
No.2959: 青森産 津軽りんごチューハイ / サントリー
あおもりさん つがるりんごちゅーはい / さんとりー
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今日、偶然スーパー(イオン系)店頭でこれを発見した。イオングループ限定商品と思われる。
事前に情報を得ていなかったのだが、その理由は、イオンのサイトにも、サントリーのサイトにも情報がないからだ。
先月も 山形産ラ・フランスチューハイ を突然発見し、レビューしたところだが、
これはそのシリーズと思われる。
グラスに注いだ色は、無色透明。
ツンと酸の立ったりんご香。スッキリしている。
口当たりもスッキリ。サントリー社製だから甘味はちゃんとあるのだが、
うまく酸味が使われて、あっさりした味わいになっている。適度なジューシー感。
アルコール分5%。りんご浸漬酒使用。原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、
香料、カラメル色素。
青森県岩木山のふもとに広がるりんご園で育てられたサンつがるを使用。華やかな香りと甘酸っぱい味わいが特長です。
缶に「東北産シリーズ」の文字がある点は、先行のラ・フランスチューハイと同じ。缶デザインも基本的に一緒。
東北地方の産品を消費することで被災地の方々を応援しようという企画。
大手が率先してこのような商品を市場に供給することは、私は良いことだと思う。
積極的に、買いましょう。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年11月18日
No.2960: −196℃ 巨峰ヌーヴォー <2011収穫> / サントリー
まいなす196ど きょほうぬーう゛ぉー <2011しゅうかく> / さんとりー
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毎年この時期に出ている-196℃巨峰ヌーヴォー。
例によって、事前に発売情報などは一切得ていなかったのだが、今週月曜(14日)にセブンイレブンにて偶然発見。
その日以降、他のコンビニ店頭にも並んでいる。今年もまたコンビニ限定発売のようである。
グラスに注いだ色は、ごく淡い紫。いや、ピンクか。
香りは、ころんと甘くふくよか。ぶどうキャンディのようである。
味わいもしっかりと甘いのだが、爽やかな酸味を伴い、バランスが良い。
後味も比較的スッキリ。
アルコール分5%。巨峰浸漬酒使用。
原材料:巨峰、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
山梨県古屋農園で2011年に収穫された巨峰を使用。フルーティーでみずみずしいおいしさです。
昨年と中身は変わっていないようである。缶デザインもあまり変わっていない。
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チューハイ・カクテル等 |