2012年5月20日
No.3181: おいしいチューハイ トロピカルミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい とろぴかるみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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5月15日発売、おいしいチューハイ「トロピカルミックス」。
当初コンビニのファミリーマート限定で2008年、
2009年、2010年と、3年連続で発売され、
昨年 から店舗限定が解かれ、全国発売となったもの。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡いレモン色。果実の繊維のようなものがグラスの中を浮遊。
香りは、パイン缶詰のようで、他の果実はよくわからない。
味もパインがメイン。マンゴーやバナナは、言われてみればそうかな?という程度。
すっきりした口当たりは、りんごの効用かもしれない。
このシリーズらしく、豊潤な香りに似合わない軽快な味わい。
果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。原材料:果汁
(パイナップル、りんご、ぶどう、マンゴー、グレープフルーツ、バナナ)、
スピリッツ、香料、酸味料。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
原材料名を見る限り、昨年と中身は一緒のようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月21日[1]
No.3182: 直搾り [日本の農園から] 宮崎産日向夏 <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] みやざきさんひゅうがなつ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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明日5月22日が発売日となっている、直搾り [日本の農園から] シリーズ。
昨年7月に発売されたのと同じ2種(日向夏、南高梅)が出たが、
今日は宮崎産「日向夏」のほうから飲みたい。
グラスに注いだ色は、かすかに白濁。ジュワジュワと大きな音を立て、気泡が踊る。
香りは軽快でフレッシュな柑橘香。緑っぽく、酸味の強そうな香りである。
味は香りの印象どおり、酸味と苦味が強い。
後味も非常にさっぱりとしている。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:日向夏果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
日本各地から産地と品種を厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」
日本の農園からシリーズ。
宮崎産日向夏の果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
果皮の苦味成分ナリンジンが入っているがゆえのシャープな仕上がりなのだろう。日向夏らしさが良く出ていて好感が持てる。
中身自体は、昨年のものとまったく同じようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月21日[2]
No.3183: のどごし生 / キリン
のどごしなま / きりん
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のどごし生が5月上旬製造品から、リニューアルしており、早速出回っているので、
どう変わったのか試してみたい。
グラスに注いだ色は、従来通りしっかりした黄金色。
泡は非常に粗く、泡持ちも悪い。
香りは、従来品からあったボンド(接着剤)のような臭みが特徴的で、
少しも弱まっていないようだ。それに加えて、旧来の発泡酒によくあった
ミルキーな匂いが感じられる。
味も香りの印象どおり、接着剤みたいな不自然な風味があって、爽快感とはほど遠い。
その接着剤のような風味は、口中で酢酸系の酸味となって長く居座り、
後味の悪さをつくる。ただ、苦味が強く、そこを飲み応えだと言えば、言えなくもない。
アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
缶には、「より爽快な味・香りを実現! ゴクゴク飲める、この"のどごし"を
お楽しみください。」とある。
どれだけ「爽快な味・香り」に生まれ変わったのかと期待したが、その期待は見事に裏切られた。
まあ、人気商品だから、大きく変えないという戦略自体は正しい。
ご注意:当サイトで私がこのように辛口評価をしていることに対し、
一部に「K氏の嗜好に合わないようだ」と受け止める方がいらっしゃるようだが、
私は決して自分の好き嫌いで評価しているわけではない。例えば、個人的嗜好としては
甘ったるいチューハイは好みではないが、カルピスサワー等の製品のクオリティは高く評価している。
この製品に対しても、客観的事実として、香りの特異性、雑味の存在から、高く評価できないだけである。
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新ジャンル |
2012年5月22日[1]
No.3184: 直搾り [日本の農園から] 和歌山産南高梅 <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] わかやまさんなんこうばい <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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本日5月22日発売、直搾り [日本の農園から] シリーズ。
2種出たうち、昨日既に 宮崎産日向夏 をレビュー済。今日はもう一方の「和歌山産南高梅」。
グラスに注いだ色は、ほんのり黄色っぽく色づいている。
しっかり梅の香りがして、直搾りにしては濃厚かな?と思わせる。
ところが味はやっぱり軽快。甘味が極度に抑えられ、梅酒が使われている製品としては、
極めてすっきりしている。酸中心のシャープな味だが、口中に梅酒らしい味わいが残る。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:梅果汁、焼酎、梅酒、糖類、酸味料、香料。
日本各地から産地と品種を厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」
日本の農園からシリーズ。
和歌山産南高梅の種を取り除き果肉を裏ごしして搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年の製品は果汁0.5%だったが、今年は1%に倍増。だが、その程度の変化だと、
ハッキリ言って味の違いが明確にわかるわけではない。そもそも、昨年の味を覚えているわけでもない。
私自身の昨年のコメントを見ると、ほとんど今回の感想と変わらないが、
強いて言えば、梅っぽいコクがちょっとだけ増したのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月22日[2]
No.3185: スタイルフリー / アサヒ
すたいるふりー / あさひ
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スタイルフリーが4月製造分から"クオリティアップ"(アサヒさんはよくこの表現を使う)している。
最近だいぶ出回ってきているようで、今回コンビニで発見した。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡は当初勢いがあり(写真の通り)力強く盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りを嗅ぐと、これまでの製品ではあまり感じられなかった、接着剤のような匂いが少しだけある。
キリンのどごし生に少し近いが、あそこまでひどくはない。
口当たりはすっきりとしているが、妙な酸味が少し感じられる。
これも従来品にはなかったものだ。苦味が極めて弱いのは、これまで通り。
後味にも酸味が残り、スッキリ感は今ひとつ。
アルコール分4%。糖質ゼロ。原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、
大豆たんぱく。麦芽使用率25%未満。
ニュースリリースでは、今回の味の変化を次のように説明している。
今回のクオリティアップでは、原料配合を見直し、味のバランスを調整することで、
「飲みごたえ」をさらに向上させおいしさに磨きをかけています。
この手の製品で飲み応えを追求すると、およそろくなことがない。スタイルフリーは、元来、飲み応えを放棄し、
透明感のある味で勝負していたはずである。
私はそこを高く評価していたのだが、だんだんとコクを追求するようになって、雑味が増え、仕上がりが凡庸になってきた。
非常に残念。スタイルフリーは、こちらの方向に来てはいけないと思う。
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発泡酒 |
2012年5月23日[1]
No.3186: プレミアム アルコールフリー ブラック / サッポロ
ぷれみあむ あるこーるふりー ぶらっく / さっぽろ
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ノンアルコールの中では、本格的な飲み応えがあると人気のプレミアムアルコールフリーから姉妹品「ブラック」
が出た。他社に先がけての黒であり、これが成功すると他社も追随するに違いない。
発売は本日5月23日である。
グラスに注いでいると、泡には非常に力があって盛り上がる。泡持ちも上々。
だが、液色はコーラ程度であり、深みがない。
どの程度ロースト香がするのか?と期待して嗅いでみると、
ほとんど普通のノンアルコールと同じような、しょうゆっぽい飴みたいな匂いと、畳表のような匂いが中心。
口当たりも軽く、目をつぶって飲んだらブラックとは思わないだろう。
ただ、苦味は強いので、パンチはある。しかし、舌の奥に酸味が引っかかり、長く居座る。
飲み込んだ後に、強い苦味が残る点は好感が持てる。
アルコール分0.00%。
原材料名:麦芽、水あめ、ホップ、カラメル色素、酸味料、香料、苦味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
なかなか上手に造り込まれている印象だが、所々に残念な点が露呈する。
「よくがんばりました」と言っていいレベルではあるが。
漆黒と金をベースとした缶デザインは非常に高級感があり、
ノンアルコールに採用するのはもったいないとすら思う。
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ノンアルコール飲料 |
2012年5月23日[2]
No.3187: さらりとした梅酒 (ちょこっと梅酒シリーズ) / チョーヤ
さらりとしたうめしゅ (ちょこっとうめしゅしりーず) / ちょーや
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入手してから多分もう1年半近く、ずっと冷蔵庫に死蔵されていた。梅酒だから中身は大丈夫だとは思うが。
チョーヤ「ちょこっと梅酒」シリーズは、2010年の9月発売で、3種ある(はずである)。
はずであるというのは、私は2種しか入手できていないから。
ほぐれるハーブ梅酒 は、昨年の11月にレビューしている。
100ml入りの小さなボトル缶で、このまま飲むように作られているのだろうが、
液色を見るために、グラスに注いでみた。
液色は淡い黄金色で、濁りがない。
梅らしい甘酸っぱさ満載の香り。ピュアな印象。
味も梅酒らしい甘さのコクと、しっかりした酸味がある。だが、名前の通り梅酒にしてはさらりとした
口当たり、喉越しであり、べたつかない味わい。飲み込んだ後には、苦味も少し残る。
アルコール分10%。国産梅100%使用。酸味料、香料無添加。
原材料名:梅(国産)、砂糖、醸造アルコール、ブランデー。
度数は10度あって飲み応えはあるが、少量なので就寝前に飲むのには適している。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月24日[1]
No.3188: のんある気分 地中海グレープフルーツ / サントリー
のんあるきぶん ちちゆうかいぐれーぷふるーつ / さんとりー
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5月22日発売、のんある気分「地中海グレープフルーツ」。
地中海レモン に続く、チューハイテイストシリーズ2種めである。
グラスに注いだ色は、かすかに白濁。グレフルチューハイによくありがち。
香りもかなりチューハイっぽい。但し、本格的なチューハイというよりは、
ジューシーで甘いタイプのチューハイに近い。適度なフレッシュ感がある。
味をたとえるならば、コカコーラ社のアクエリアスを炭酸水で割った感じ。
薄いグレープフルーツをさらに薄くして、炭酸が加わったよう。但し、
実際にアクエリアスを炭酸水で割ったら、こんなに炭酸の刺激は強くはならないだろうが。
強めの酸味がアクセントになって、後味を引き締めている。
果汁3%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:グレープフルーツ果汁、デキストリン、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
地中海グレープフルーツのみずみずしい果実感が楽しめる、さわやかなおいしさ。
レモンに引き続き、なかなか優秀な出来映え。普通の炭酸飲料よりは甘くないし、
一般的なチューハイと比べても甘さは弱い。ホットドッグなどを食べる時に飲んだら合うと思う。
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ノンアルコール飲料 |
2012年5月24日[2]
No.3189: ライフガードチューハイ / チェリオ
らいふがーどちゅーはい / ちぇりお
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最近、コンビニ店頭で時折見かけるこの変わった缶。
ソフトドリンクメーカー、チェリオが出している"バイオニック飲料"ライフガード のチューハイだ。
実は当サイトで昨年取り上げているのだが、その時と缶デザインが違うので、一応買ってみた。
グラスに注いだ液色は、かなり毒々しい黄色。やや緑がかっているか。
ただ、これは配合されているビタミンのゆえなのだろう。
香りは、ほとんどライフガードそのもの(即ち、オロナミンCにも近い)と言ってよく、お酒らしい感じはしない。
味はかなり甘味が強く、こってり感がある。薬臭い感じで、子供用液体飲み薬みたい。
香りには酒らしい感じはなかったが、飲むと結構アルコール感がある。飲んでいるうちに、甘味が口中にどんどん蓄積されてゆくよう。
アルコール分5%。
原材料名:糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)、はちみつ、醸造用アルコール、香料、酸味料、
V.C、カフェイン、ナイアシン、グルタミン酸Na、グリシン、アスパラギン酸Na、アラニン、イソロイシン、
フェニルアラニン、V.P、V.B2、V.B6、スレオニン。
アルコール5%のライフガード風味のチューハイ(リキュール)です。
原材料を見ると、昨年当サイトで取り上げたライフガードチューハイとは、まったく違うことがわかる。
昨年の製品は、原材料表記が「醸造用アルコール、糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)、はちみつ、酸味料、香料、ベニバナ色素。」
ということであった。今年は本家ライフガードに近いものにしようと、各種成分を配合したのだろう。
度数も6%から5%に下がっている。
ちなみに本家ライフガードの原材料表記は、当サイトで6年前に掲載したもの
を引用すると、「糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、はちみつ、酸味料、香料、V.C、カフェイン、ナイアシン、グルタミン酸Na、
グリシン、アスパラギン酸Na、アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、V.P、V.B2、スレオニン、V.E、V.A。」
となっており、今回の製品はかなり近いことがわかる。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月25日
No.3190: オリオン復刻ビール ゴールド / オリオン
おりおんふっこくびーる ごーるど / おりおん
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オリオンビールが創立55周年を迎え、その記念として、第1号ビールであるゴールドラベルが復刻された。
発売日は、4月24日。発売エリアは通常商品と同じく沖縄県及び奄美群島地区である。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡にはそれほど力はなく、持ちはほどほど。
香りはクラシカルな印象で、大人しいホップ香の背後に、副原料由来と思われる穀物系の香りが広がる。
口当たりも柔らかだが、現在のオリオンドラフトと比べると、だいぶしっかりした苦味を感じる。
オリオンドラフトが陽気で明るいキャラクターだとすると、こちらは地味で大人しい。
ただ、その苦味もグッとくるようなものではなく、じんわりと口中に残る程度。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽、ホップ、米。製造者:オリオンビール(株)、
沖縄県浦添市字城間1985-1。
オリオン社サイトの説明文は、次のとおり。
オリオン創業時の歴史あるビールを、最新の技術で美味しく造りました。
1959年発売。記念すべき第1号ゴールドラベル。オリオンビールの第1号商品は、
633mlの瓶。まぶしく輝くゴールドのラベルに、オリオンビールの象徴である「赤の三つ星」
が誇らしく配置されました。オリオンビールの歴史はこのラベルから始まりました。
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ビール |
2012年5月26日
No.3191: リッチスタイル / オリオン
りっちすたいる / おりおん
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以前あった オリオンリッチ が昨年9月13日に新しくなり、
「リッチスタイル」と名を変えた。販売地域は沖縄県及び奄美群島地区である。
随分と遅くなってしまったが、入手できたのでレビューしたい。
グラスに注いだ色は、わりとしっかりめの黄金色。泡には力があり、泡持ちも悪くない。
香りを嗅ぐと、とても新ジャンルとは思えない。
クラシカルな国産ラガービールのようで、大人しいホップの香りがある。
口当たりは非常にクリアだが、新ジャンルにしてはしっかりめの味わい。
変な甘味や酸味などはなく、引き締まった苦味が印象的。ただ、
従来品(リッチ)と比べると、ややボディの厚みがなくなってしまったか?と思う。
アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
従来品はアルコール分5%以上6%未満という表記だったので、若干下がったことになる。
スリムな印象になったのは、そのあたりの関係か。
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新ジャンル |
2012年5月27日[1]
No.3192: ちょっぴりレモン / サンガリア
ちょっぴりれもん / さんがりあ
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サンガリア社のサイトで4月16日付けで新製品として紹介されている「ちょっぴり」シリーズ。
185mlの小缶入り製品。
見つけ出すことができないのではないか?と心配していたが、
1週間ほど前、関西発祥の酒ディスカウント、スピードにて発見した。
全4種あるうち、まず「レモン」を紹介したい。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、軽やかで大人しいレモン香。適度なジューシー感。
味わいも穏やかで酸味中心。アルコール感も弱く、ソフトドリンクのような飲みやすさ。後味もすっきり。
アルコール分3%。果汁3%。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
小容量で、お酒にあまり強くない女性も手に取りやすいし、就寝前にちょっとだけ飲みたいといった時に重宝しそう。
惜しむらくは、ほとんど売られているのを見ないこと。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月27日[2]
No.3193: 麦職人 / オリオン
むぎしょくにん / おりおん
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オリオンの発泡酒「麦職人」が、本年2月下旬出荷分からリニューアルしている。
販売エリアは、同社の他製品と同じく、沖縄県及び奄美群島地区である。
ちょっと遅くなってしまったが、入手できたのでレビューしたい。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。泡にはそこそこ力があり、泡持ちも良い。
清々しいホップ香で、引き締まった印象。発泡酒にありがちな甘そうなニュアンスなどはない。
澄み切っている。
味も概ねクリア。苦味もしっかりめで、ボディに厚みがある。
だが、ふんわりと甘味が感じられる点は、やはり発泡酒。
その点を除けば、かなり優秀な製品である。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類。
各社とも新ジャンルのラインナップは増やしているが、発泡酒は減る一方。
オリオン社でも、発泡酒は現在この1銘柄のみである。
良い意味で質実剛健さを残した製品だ。
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発泡酒 |
2012年5月28日
No.3194: ダイレクトショット / アサヒ
だいれくとしょっと / あさひ
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アサヒから29日発売の新ジャンル「ダイレクトショット」。
この製品の特徴は、大きさ1.3倍の「メガ飲み口」。だから本当は缶のまま飲むべきなのだろうが、
まずはグラスに注いで飲んでみる。
色はわりとしっかりめの黄金色。泡はきめが粗く、ジュワジュワといった感じで盛り上がるが、
泡持ちは悪い。
香りは臭みが弱いが、新ジャンル特有の甘いアルコール臭が少しする。
口当たりはクリア。炭酸の刺激とともに苦味が結構効いている。
甘味はそんなに残らない。
さて、次に缶に口をつけて直接飲んでみると、香りがあまり鼻に入ってこない分、
よりシャープに感じる。夏の暑い時期なら、キンキンに冷やして缶のまま飲むと爽快だろう。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、糖類、酵母エキス、香料)、スピリッツ(大麦)。
※飲み口面積が約1.3倍の缶ぶたを使用(クリアアサヒ比)。こぼれに注意してお飲みください。
缶のまま飲むことを前提としている商品だから、ターゲットは男性(それもあまり味にこだわらないような人)
ということになろう。駅売店とかコンビニで展開すれば、それなりにファンはつきそうだ。大ヒットまでは行かなくても。
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新ジャンル |
2012年5月29日
No.3195: スパークス 刺激的ゴールドパンチ <期間限定> / アサヒ
すぱーくす しげきてきごーるどぱんち <きかんげんてい> / あさひ
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アルコール度数9%でガツンと飲み応えのあるアサヒSPARXシリーズから、
「刺激的ゴールドパンチ」が出た。発売日は本日5月29日。
グラスに注いだ色は、かなり濃いゴールド。黄色みが強い。
香りは、ガラナ? オロナミンCみたいなもん? ビタミン入り栄養ドリンク風の少し薬臭くて、
味が濃そうな印象。
味は確かに濃くてオロナミン的。香りの印象どおりだ。
アルコール感と炭酸も強く、ガツンとくる。急いで飲んだら、むせてしまいそう。甘味も結構強い。
アルコール分9%。糖質70%オフ。
原材料:ウオッカ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2012年5月〜7月までの出荷予定
このシリーズが出てきた時、私は、あまり長続きしないのではないかと思ったが、
それなりに支持を得ているようだ。度数が高くて味が濃いという、わかりやすいお得感が受けているのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月30日
No.3196: おいしいチューハイ ライチミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい らいちみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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昨日5月29日、ファミリーマート限定で発売されたおいしいチューハイ「ライチミックス」。
ライチを使ったものとしては、2008年に ライチ&ピーチ が出て以来。
どんな仕上がりなのか楽しみだ。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡い黄色。
ナチュラルなライチ香で、大人しく香る様は、このシリーズならでは。但し、
ある程度甘い味が想像される。
実際の味は、香りの印象ほどは甘くないものの、おいしいチューハイの中ではかなり甘味が強いほう。
しかし、ぶどうの伸びやかな甘さ、りんごの穏やかな酸などが、甘ったるくなるのを防いでいる。
なかなか絶妙なバランスの取り方。
果汁50%。糖類不使用。アルコール分3%。原材料:果汁
(ぶどう、りんご、ライチ、グレープフルーツ)、スピリッツ、香料、酸味料。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです(ライチ果汁7%)。
非常に女性受けの良さそうな味。度数が3%に抑えられているのも好印象。
なお、缶上部に垂れ幕というか、カフェカーテンみたいな色の帯があるのが、
ファミマ限定おいしいチューハイの目印である。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年5月31日
No.3197: ちょっぴりグレープフルーツ / サンガリア
ちょっぴりぐれーぷふるーつ / さんがりあ
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先日、レモン をレビューした、サンガリア「ちょっぴり」シリーズ。
185mlの小缶入りで、全4種ある。
今日は2種めとして、「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ色は、黄色っぽく濁りあり。レモン果汁のよう。
香りは、ジューシーで軽快なグレフル香。苦味が強そうである。
味は確かにグレープフルーツの皮のような苦さがあり、酸味と甘味は強くない。
だから軽快な味わい。度数が低いのに、この苦味のせいで、なぜかアルコール感が強いように思える。
アルコール分3%。果汁5%。
原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
果汁5%といえば、今では多い部類かもしれない。それもあって、人工的な感じは弱い。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月1日
No.3198: ちょっぴりウメ / サンガリア
ちょっぴりうめ / さんがりあ
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185ml小缶入りのサンガリア「ちょっぴり」シリーズ。
既に レモン と グレープフルーツ をレビュー済。
今日は3種めとして、「ウメ」を。
グラスに注いだ色は、透明だがほんのりと黄色っぽい。
ジューシーな梅の香り。甘そうな感じは弱いので、梅酒ベースではないことがわかる。
味は軽快で甘酸っぱい。甘味にコクはなく、さらっとした飲み口だから、飲み飽きない。
このシリーズに共通した特徴とも言える。
アルコール感は極めて弱い。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料:うめ果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
少しだけお酒の入った梅ソーダといったキャラクター。就寝前に飲んでもくどくないから良い。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月2日
No.3199: バドワイザー
ばどわいざー
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米国ビールの代表とも言える、バドワイザーのパッケージデザインが新しくなっている。
日本国内では、現在キリンビールがライセンス生産を行っているのだが、
5月中旬製造分からのリニューアルだそうである。またこの缶デザイン変更は、
全世界共通の措置らしい。
中身は変わっていないし、多くの人に馴染みのビールだが、
改めてレビューしたい。
液色は極めて淡い黄金色。泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
清々しく軽妙なホップ香。ふんわりあっさりした印象。
口当たりは非常にクリアで、澄み切っている。苦味は弱く、酸味もほどほど。
突出した要素がないのだが、だからといって薄いわけではない。
ビールとしての旨みがちゃんとあるし、そもそもバドワイザーだって、軽いだけのビールじゃない。
今回、スーパーで購入したのだが、180円だった。とってもお買い得である。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
バドワイザーがあまりにも偉大なので、「アメリカのビールは軽い」というイメージが定着してしまっている
ようだが、「アメリカのコーヒーは軽い」という以上に、いい加減な認識と言わなければならない。
アメリカにも様々なスタイルのビールを造るbreweryがある。
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ビール |
2012年6月3日
No.3200: ちょっぴりラムネ / サンガリア
ちょっぴりらむね / さんがりあ
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185ml小缶入りのサンガリア「ちょっぴり」シリーズ。
既にこれまで レモン、グレープフルーツ、
をレビュー済。
ウメ とレビュー済。
最後の1本は「ラムネ」である。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、かなりリアルな感じのラムネ香で、甘味が強そう。
味もお酒っぽくなく、まさにラムネの味わい。
甘味は強いけれども、炭酸の刺激がピリッとしているため、
そんなに甘ったるくは感じない。
アルコール分3%。原材料:醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
全4種飲んでみて、どれもなかなか優秀であることがわかった。もっとたくさん出回ればいいのに。
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チューハイ・カクテル等 |