2012年6月4日
No.3201: トリスハイボール 沖縄シークヮーサー <夏限定ご当地缶> / サントリー
とりすはいぼーる おきなわしーくゎーさー <なつげんていごとうちかん> / さんとりー
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勢力拡大がめざましいトリスハイボールだが、ご当地ハイボール缶シリーズというのが立ち上がったらしい。
その第1弾が、この「沖縄シークヮーサー缶」。6月5日発売である。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄色。もう、見ただけでは決してウイスキーであると気づかないほど。
香りも、ウイスキー臭さより、柑橘香が勝っている。どこかで嗅いだことがあると思ったのだが、
タカラ焼酎ハイボールの柑橘系フレーバー(すだちとか、かぼすなど)に似ている。
よく嗅いでみると、奥の方に感じられるアルコール臭が、確かにウイスキーのものである。
味は口当たりが非常に軽やかで、爽やか。結構鋭い酸味がきいている。度数が5%である分、
焼酎ハイボールよりもむしろ飲みやすいかもしれない。後味も非常にさっぱり。
アルコール分5%。原材料名:ウイスキー、シークヮーサー浸漬酒、シークヮーサー、糖類、酸味料、香料。
沖縄県の飲食店で人気の、シークヮーサーハイボールを、トリスハイボールご当地シリーズとして新発売。
シークヮーサー果実の爽やかな香りと酸味をきかせた、夏季限定のハイボールです。
ふだんウイスキーを飲み慣れない若い女性などにも、これなら受けそうだ。ウイスキー好きのお父さんなら、
トリスウイスキーを別に用意して、足して飲んでも面白いかもしれない(って、私が今度やってみようと思っているのだが)。
沖縄の飲食店で人気とのことだが、この味わいは全国で人気が出るんじゃないだろうか。
さて、手前味噌ですが、明日はいよいよ当サイトの連続無欠勤更新記録が、満8年に到達します。
誰も祝ってくれないから、自分で祝うけど。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月5日
No.3202: カルピスサワー 完熟マンゴー <期間限定> / カルピス
かるぴすさわー かんじゅくまんごー <きかんげんてい> / かるぴす
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昨日6月4日発売のカルピスサワー「完熟マンゴー」。期間限定品だ。
カルピスサワーは、コンビニ等の特定の店舗限定で出すときと、全国発売するときとで、
パッケージデザインに特に違いはなく、どこに行ったら売っているのかよくわからないことがあるが、
今回のは店舗限定ではなく、全国発売である。
グラスに注いだ色は、カルピスにマンゴーが合わさった、想像通りのパステルイエロー。
香りを嗅ぐと、マンゴーの甘く豊潤な香りが、カルピスによってマイルドになっている。
しかし味は香りほど大人しくはなく、一口めからとても強い甘味が感じられる。
マンゴー好きにはもってこいの濃厚な甘さ。当然、後味もこってりとしている。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:マンゴー果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、
カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」に、
完熟マンゴー果汁を加えた、期間限定の味わい豊かなお酒です。
単一果汁だからシンプルでわかりやすい味わい。フルーツカルピスの王道を行くような、
豊潤でこってりとした仕上がり。
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さて、本日をもって当サイトの連続無欠勤更新記録が、2004年6月6日から数えて満8年となりました。
ここまで頑張ってこられたのも、忘れた頃にどなたかがぽつんとくださる「いつも見ています」
というメールのお陰ですが、最近はまったくどなたからもいただいておりません。
そうやってだんだん反応が少なくなってくれれば、こんなサイトなどいつでも心置きなく辞められるかな、
などと考えております。そのほうが楽だし・・。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月6日
No.3203: 日本の彩 PREMIUM 夏の香り <限定醸造> / サッポロ
にっぽんのいろどり ぷれみあむ なつのかおり <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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本日6月6日、コンビニエンスストア限定で発売されたサッポロ「日本の彩 PREMIUM 夏の香り」。
最近は新製品と言えば新ジャンルがほとんどなのだが、これはれっきとしたビールである。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
非常に清澄なホップ香が特徴で、夏の香りという商品名にふさわしい。
しっかりとしているのに、重さはない。
口に入れると軽やかなタッチで、苦味は強くないのだが、しっかりジューシーな旨みが感じられる。
何口飲んでも爽やかで軽やかなのに、飲み込んだ後、口中にやわらかな苦味の塊が残り、
鼻から抜く息にはしっかり麦の香味が。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
なお、缶裏には、次のような文章が書かれている。
華やかな香り、凝縮したうまみ
日本には、四季折々の素材を楽しむ文化がある。日本の食を彩るビールをお届けしたい、私たちはそう思いました。
厳選した国産の麦芽・ホップ。そしてこだわりの米から生まれる、夏らしい爽やかな香りと、
凝縮したうまみを堪能頂けます。
家族や仲間と囲む毎日の食卓に笑顔と彩りを添える、日本の良さをぎゅっと詰め込んだ、
本格プレミアムビールです。
まさにこの商品説明のとおりの出来映えで、繊細な和食にぴったりと寄り添い、食に喜びを与えてくれる、
そんな存在感をもったビールだ。
久しぶりに、感動的な新製品に出会った。
ここで個人的なことをちょっと書くが、私は、ふだんの晩酌では、プレミアムモルツ、ヱビスザホップ、スーパードライ
などのほか、新ジャンルの金麦、麦とホップなどを、その日の食事に合わせてチョイスしているのだが、
これからしばらくは、このビールを夕食時の基本としたい。そのくらい、魅せられてしまった。
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ところで、昨日私が少々弱気なことを書いたばかりに、早速、数人の方からメールをいただきました。
いつも楽しみにしている、毎日見ているのでこれからも続けて欲しい・・など、
とてもうれしいお言葉の数々。個別にお返事はしていますが、ここで改めて、お礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございます。皆さまの応援に、勇気づけられます。
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ビール |
2012年6月7日
No.3204: 氷結 ゴールデンパイナップル <期間限定> / キリン
ひょうけつ ごーるでんぱいなっぷる <きかんげんてい> / きりん
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昨日6月6日に発売された氷結の期間限定「ゴールデンパイナップル」。
夏向け商品として、昨年は7月に発売されたものだが、今年は約1ヶ月繰り上がった。
グラスに注いだ外観は、ほぼ無色透明だが、ほんのり黄色っぽいか。
みずみずしく、ツンと香り立つパイン香。甘味が強そう。
氷結らしく、ややお化粧が過ぎる感じの香りだ。
味は甘酸っぱく、豊潤。ただ、酸味が強めなので、甘ったるくはない。
バランスが非常に良い。
果汁3.0%。アルコール分5%。原材料:パインアップル果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
ゴールデンパイナップルの氷結ストレート果汁を使用した、華やかな香りのみずみずしいおいしさ。
どうやら 昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。
缶デザインのほうも、文字の配列などが若干変わってはいるが、全体的なイメージはほとんど変わらない。
氷結だということが、一目でわかる。
このジューシーでフルーティーな味わいは、特に女性に受けるだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月8日
No.3205: スノーブロンシュ / 小西酒造
すのーぶろんしゅ / こにししゅぞう
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清酒白雪でおなじみ兵庫県伊丹の蔵元・小西酒造がつくるビール。
大手清酒メーカーといえども、ビールの品質にも定評があり、経営している地ビールレストランも、
地元では非常に好評だ。
今回入手したのは、スノーブロンシュ(SNOW BLANCHE)と名付けられた小麦ベースのホワイトエール。
BLANCHE は仏語で「白」のことである。
この造り手のビールをよく扱ってくれるスーパー成城石井さん店頭で発見した。
グラスに注ぐと、非常にきめ細かく、雪のように純白の泡が静かに盛り上がる。
泡持ちは非常に良い。液色は極めて淡いブロンドで、やや濁りがある。
小麦ビール特有のフルーティさ。
そこにオレンジピールとコリアンダーのスパイシーさが加わるが、あくまでも大人しい。
全体としてなぜかソフトクリームみたいな、ふんわりした香りになっている。
味は甘酸っぱく、繊細。どこか凜とした美しさというか、気品が漂う。
アルコール分4.5度。原材料:麦芽、小麦、ホップ、オレンジピール、コリアンダー。
麦芽使用率67%以上。製造所:小西酒造(株) 長寿蔵、
兵庫県伊丹市中央3丁目4番15号。
小麦を原料としたベルギータイプの上面発酵発泡酒です。
ハーブのコリアンダーとオレンジピールが醸しだす爽やかな酸味と香りをお楽しみください。
本場ベルギーのヒューガルテンなどと比べると、
ハーブの使い方が非常に奥ゆかしく、そこが日本的。素晴らしい技術力である。
なお、日本の酒税法上、ビールの副原料として認められないハーブが使われているので、
「発泡酒」の扱いとなるが、麦芽使用率は67%以上であるし、当サイトではビールに分類した。
入手価格は480円。内容のすばらしさを考えると、安いくらいだ。
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ビール |
2012年6月9日
No.3206: 焼酎ハイボール ゆず <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる ゆず <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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6月5日発売の焼酎ハイボール「ゆず」。昨年は7月5日だったから、1ヶ月早くなったわけだ。
この商品は、当サイトで把握している限り、2007年に初登場し、
今年で6年目となる。
グラスに注いだ色は、淡いレモン色で、微かに濁りがある。
大きな気泡がジュワジュワ音を立てるのは、このシリーズに共通の特徴。
香りは、すぐに柚子とはわからないが、青っぽく鋭い柑橘香である。
口当たりは非常にシャープ。甘さは抑え込まれ、
強い酸味と炭酸が特徴。柑橘らしいジューシー感もある。
アルコール分7%。果汁0.5%。糖質80%オフ。甘味料不使用。
原材料:焼酎、ゆず果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
昨年 と中身は変わっていないようである。
柚子のシャープさは、焼酎ハイボールのキャラクターに良く合う。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月10日
No.3207: JINRO マンゴマッコリ / 眞露
じんろ まんごまっこり / じんろ
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6月4日、ジンロマッコリからアレンジ製品が2種出た。
マンゴマッコリと、ヨーグルトマッコリだ。
実はまだヨーグルトマッコリのほうは発見できていない。
とりあえずこの「マンゴマッコリ」をレビューしよう。
液体にはとろみがあり、マッコリらしい。
液色はやや暗い黄色で、もちろん濁りあり。
香りはマッコリの甘酸っぱさをベースに、マンゴーの甘さが混じっている。
味はマンゴーの豊潤な甘さを、マッコリの酸が引き締めている。非常に良いバランス。
フルーティで飲みやすい。濃厚と濃厚がぶつかり合っているのに、そのバランスが絶妙で、後味は爽やか。
アルコール分6%。原材料:マッコリ(小麦を含む)、糖類、スピリッツ、マンゴ果汁、食塩、香料、
リンゴ酸、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
原産国:大韓民国。輸入者及引取先:眞露(株)。
さすが本場仕込みの製品。味わい深さと爽やかさが共存している。
ちなみに、以前は眞露ジャパン(株)という社名だったのだが、
今年の5月から眞露(株)に変更されている。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月11日
No.3208: ホップの香り カロリーゼロ / サンガリア
ほっぷのかおり かろりーぜろ / さんがりあ
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サンガリアのノンアルコールビールテイスト飲料「ホップの香り」には、
通常商品のほか、カロリーゼロが存在する。発売は2010年10月。
今さらの感はあるが、未掲載だったためレビューしたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡には意外にも力があり、泡持ちもそこそこ。
香りは、ノンアルコールビールにありがちな、酸化したビールのような香り。
口当たりは、かなりすっきりしており、ノンアルコールにしては優秀。苦味もしっかりと感じられるが、
カロリーゼロだけに、コクはない。だが、そのコクのなさゆえに、
臭みも弱いというプラス面がある。
飲み込んだ後味に、甘味料のふんわりした甘味が残る。
この甘味は、当初は大した欠点ではないと感じたが、飲み進めるうちに、口中にうにゃっとした甘味がどんどん蓄積されてゆく。
アルコール分0.00%。
原材料名:麦芽エキス、水溶性食物繊維、ホップ、
酵母エキス、酸味料、香料、調味料(アミノ酸)、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK)、ビタミンB2。
甘味が残る点を除けば、かなり良くできている。カロリーゼロで、しかも何か味をつけようと思ったら、
甘味料の使用は仕方ないのだろうか。
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ノンアルコール飲料 |
2012年6月12日
No.3209: COCKTAILカロリ。トロピカル フロート <夏限定カクテル> / サントリー
かくてるかろり。とろぴかる ふろーと <なつげんていかくてる> / さんとりー
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本日6月12日発売のカクテルカロリ。夏限定品。
2種出たうち、今日はまず「トロピカルフロート」を。
グラスに注いだ液色は、かすかに黄色っぽく濁っている。
香りはマンゴーの甘さが際立ち、そこにオレンジがプラスされている。
味はマンゴーの甘味中心だが、オレンジの酸味も効いていて爽やか。
少しミルキーな感じがあると思ったら、バニラ浸漬酒が使われている。
だから後味には少し甘ったるさがある。
果汁1.0%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:オレンジ、マンゴー、スピリッツ、バニラ浸漬酒、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ色素、野菜色素。
マンゴーとオレンジにほんのりとバニラが香る夏限定の華やかなトロピカルカクテル。
カロリー50%オフ!
缶デザインはどこから見ても真夏のイメージで、完成度が高い。売り方のうまいサントリー流。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月13日
No.3210: アサヒレッドアイ / アサヒ
あさひれっどあい / あさひ
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今週はまた新製品がたくさん出ている。こういうときは、どの順番で掲載すべきか迷うが、
昨日取り上げたような人気シリーズの季節限定品もさることながら、
単発であっても話題性のあるものは、やはり後回しにはできない。ということで、
今日はこれにした。
アサヒから昨日6月12日にコンビニエンスストア限定で発売された「レッドアイ」。
トマト果汁を使用した発泡酒だ。
グラスに注いだ液色は、トマトジュースを薄めたような、濁りのある淡い朱色。
泡はほんのりピンク色。泡持ちはそんなに良くない。
香りを嗅ぐと、トマトジュースのフレッシュでやや生臭い香りの奥に、
ビールっぽい麦のニュアンスがある。どちらかと言えばトマトが勝っているが。
味はトマトジュースの上澄みみたい。豊潤さはなく、ビールの中に何割かトマトジュースを入れた感じ。
でも、不思議なことに味は分裂していない。ちょうどいい塩梅に、トマトが酒に浸かっているようなイメージ。
爽やかでありながら、お酒感もそれなりにある。不思議なバランス。
トマトジュースに抵抗のない人なら、飲みやすいと思う。
アルコール分3.5%。トマト果汁20%。
原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、トマト果汁、レモン果汁、
酵母エキス、大豆タンパク、香料、野菜色素、酸味料。
コンビニ限定 2012年6月〜8月までの出荷予定
そもそもレッドアイとは、ビールベースでトマトジュースを加えたカクテルの名称。
この製品も背の高いタンブラーに氷を入れ、レモンスライスを添えて飲んでみても面白いだろう。
そういえば、ちょっと前に、アサヒ&カゴメの共同研究として、トマトの成分がアルコールの分解を高めるだけでなく、
抗酸化作用でガンを抑制する効果があるといった研究結果が新聞等で報道されていた。
私はそれを読んで、「レッドアイ発売の前振りだな」と思ったものだが、考えてみれば、
今回同様アサヒ&カゴメのコラボで2007年に「トマーテ」が発売されたときにも、
同様の研究成果が大々的に報告されていたと記憶している。
いや、べつにそれ自体を批判するつもりなどないけれど、お酒を飲んで健康を考えるということが、
私はあまり腑に落ちないもので。
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発泡酒 |
2012年6月14日
No.3211: すらっと ひんやり つぶつぶみかんサワー <期間限定> / アサヒ
すらっと ひんやり つぶつぶみかんさわー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒすらっとの期間限定「ひんやり つぶつぶみかんサワー」。
発売日は6月12日。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄色。微かに濁りがあり、
みかんの果粒が浮いている。
香りは、粉末オレンジドリンクのようなチープな感じのオレンジ香。スッキリ系。
味も軽やか。炭酸がピリッと強く、甘さはそんなに弱いわけではないのに、
引き締まった印象。氷を入れて飲みたい味。
果汁3%。アルコール分3%。
原材料:アルコール、うんしゅうみかん果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類、
酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)
みかん果汁にみかんのつぶつぶ果肉を加えた、甘酸っぱくてさわやかな味わいです。
果肉が沈殿しておりますので一度缶を逆さにしてから開栓いただくと、よりおいしくお飲みいただけます。
糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
すらっとには通年商品として、つぶつぶオレンジサワー があるが、
今回は温州みかんということで、すっきりとした味わいが特徴となっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月15日
No.3212: COCKTAILカロリ。メロンフロート <夏限定カクテル> / サントリー
かくてるかろり。めろんふろーと <なつげんていかくてる> / さんとりー
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6月12日発売のカクテルカロリ。夏限定品。
2種出たうち、既に トロピカルフロート はレビュー済。
今日はもう一方の「メロンフロート」を。
グラスに注いだ液色は、グリーンと言うよりは、くすんだ水色。
名前からわかるように、単なるメロンソーダではなく、アイスクリームが溶け込んだメロンソーダの色をイメージしているのだろう。
香りのほうも、メロンだけではなく、クリームの混じったようなまろやかさを感じさせる香り。
ガリガリ君ソーダ味をも思わせる。
味は甘味が結構強く、やはり「フロート」のイメージ。とてもアルコール飲料とは思えない口当たりだが、
ゴクッと飲み込んだとき、ほのかにアルコール臭のようなものが鼻の奥に漂う。しかしそれも極めて弱いのだが。
果汁0.1%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:メロン、スピリッツ、バニラ浸漬酒、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、クチナシ色素。
メロンソーダにバニラの甘い味わいが広がる夏限定のオリジナルカクテル。
カロリー50%オフ!
上記で甘味が強いと書いたが、甘ったるいわけではなく、全体的には軽やかな味わいである。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月16日
No.3213: セブンプレミアム クリアクーラー レモン / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー れもん / あさひ
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セブンプレミアムは、セブン&アイグループ
(コンビニのセブンイレブン、スーパーのイトーヨーカドー等を擁する巨大流通グループ)の
プライベートブランド(PB)である。
6月12日に発売となったセブンプレミアム「クリアクーラー」だが、
今回はとりあえずセブンイレブン限定発売とのこと。セブン&アイグループとアサヒビールとの初の共同開発商品である。
2種出たうち、まずは「レモン」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、微かに濁りがある。
香りは軽やかでフレッシュなレモン香。あまり強くは香らない。
味も非常に控えめ。悪く言うと、薄い。酸味、甘味、炭酸の刺激も弱く、
全体的に押しが弱い。フレッシュな香気成分は感じるので、
過分な香料で後押ししなかったということなのだろう。
一方、アルコール感だけはしっかりあるから、
導入部は穏やかなのに、飲んでいるうちに「しっかりお酒だ」と思わせてくれる。
果汁3%。アルコール分6%。原材料:ウオッカ、レモンライムスピリッツ、
レモン果汁、糖類、酸味料、香料。
レモンの風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイHLDGSグループとアサヒビール(株)の共同開発商品です。
最近のチューハイトレンドは、度数が弱くて軽快なものか、度数が高くてガツンとくるタイプに大きく2分されている印象があるが、
この製品は隙間を突いてきた感じ。味は軽妙なのに、度数はちゃんと6%ある。
まあ、そもそもこれが往年のチューハイの王道タイプなのだけれど。
セブンイレブンで、350ml入りなら118円。500ml入りは168円。気軽に買えるので、
まだの方は、試してみる価値あり。
今後はグループ各社に拡大の予定があるとのことで、ヨーカドー等にお目見えするのも時間の問題か。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月17日
No.3214: セブンプレミアム クリアクーラー グレープフルーツ / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー ぐれーぷふるーつ / あさひ
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6月12日にセブンイレブン限定で発売されたセブンプレミアム「クリアクーラー」。
セブン&アイグループとアサヒビールの共同開発商品である。
2種出たうち、昨日既に レモン をレビュー済。今日はもう一方の「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
香りは、グレフルチューハイによくありがちな、ガムのように甘そうなグレフル香だが、
苦そうでもあり、そんなに派手には香らない。
味もやはり大人しめ。甘味は抑えられ、適度な酸味と苦味が感じられる。
ほどほどのジューシー感で、飲みやすい。
但し、アルコール感はしっかりある。
果汁5%。アルコール分6%。原材料:ウオッカ、グレープフルーツスピリッツ、
グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料。
グレープフルーツの風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイHLDGSグループとアサヒビール(株)の共同開発商品です。
昨日レビューしたレモン同様、コンビニで118円で入手できるものとしては、良くできている。
飲み飽きない味に仕上がっていて、好感が持てる。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年6月18日
No.3215: ストーンズバー ローリングホップ / サントリー
すとーんずばー ろーりんぐほっぷ / さんとりー
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サントリーからロックバンド THE ROLING STONES(ローリングストーンズ)をテーマにした
酒類カテゴリー横断型ブランド「ストーンズバー」が登場。
同バンドのアイコン "Lips & Tongue"(缶中央上部に描かれている赤い唇から舌を出している画)を
デザインした商品群である。
その第一弾として、今回、ローリングホップ、ローリングゴールド、シトラスハイボールの3種が出た。
発売日は6月19日。
今日はまず、ビール系飲料である「ローリングホップ」を紹介したい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はきめが粗く、当初は盛り上がるもののすぐに減衰。
香りは軽快。ライト系の新ジャンルらしく、臭みは弱い。
口当たりも非常に軽快。柑橘系の香味があり、やや酸が目立つ印象なのだが、
新ジャンル特有の臭みも弱く、後味はスッキリ。苦味は弱い。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
ローリングホップは、柑橘系の爽やかな香りと、苦味を抑えたスッキリした味わいが楽しめる新ジャンルです。
この柑橘系の香味は、どうやらホップの特長らしい。まるで香料でも使われているかのような感じだが、
なかなか軽妙で自然な味わいだ。
このシリーズは、店頭売りよりも、むしろ飲食店向きなのではないだろうか。それをサントリーさんも意識しているからこそ、
この缶入り製品のほかに、飲食店限定としてびん入り製品も投入している。
ある程度のファンはつくだろうが、これを長く売り続けるのは少々難しいような気が・・。
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新ジャンル |
2012年6月19日
No.3216: グランドキリン / キリン
ぐらんどきりん / きりん
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今週発売の新製品の中で、個人的に一番楽しみにしていたのがこれ。
キリンビールとセブン&アイが共同開発したビール。本日6月19日から
セブンイレブンで先行発売となった。
昨日近所のセブンイレブンに寄った時にはまだ並んでいなかったので、
今日改めて買いに行ってきた。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。
泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは複雑。まず尖った柑橘やスパイシーなハーブ香があり、
タクシーに近づいたら漂ってくるLPガスのような匂いとか、新しいタンスあるいは木の皮みたいな香りも奥にある。
香りを嗅いだだけで、かなり満足度が高い。
口に含むと、肩すかしを食らったかのように軽い。いや、
苦味の塊がぐっと押してくるのだが、グレープフルーツみたいな酸っぱ苦い香味がとても爽やか。
ただどうしても、酸と苦味の両極が離れていて、真ん中が空いているような印象がある。
間を埋めるコクがやや乏しい。この点は好みが分かれるだろう。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
豊潤なコクと、深く香る余韻。1本で満足できる、スペシャリティ・プレミアムビール。
ひと手間掛けたアロマホップを発酵中に漬け込み、複雑な香味を引き出すキリンビール独自の「ディップホップ製法」を採用。
330mlびん入りで、238円。最近の風潮に反旗を翻すような製品だが、値段以上の価値はある。
大手だから実現できた価格ともいえる。弱小ブルワリーならば、500円くらいつけないと合わない製品だろう。
私の個人的嗜好としては、香りの華やかさに見合うだけの味わいの力強さがもっと欲しいところだが、
アンチファンが出ることは承知、いや出てもいい、それくらいでないといけない、好きになってくれないならそれでいい・・
くらいの意気込みで開発したのだろうと思う。その姿勢はあっぱれである。
いつの間にかこの国の消費者は、安いということに最大の価値を置き、それに何の疑問も抱かないほど愚かになってしまった。
安くないことに価値がある。安くないからといって、万人受けなど狙わない。
気に入ってくれた人だけ買ってくれればいい。営業部ではなく開発部の、セールスマンではなく技術者の
たまった鬱憤を晴らすカタルシスのような製品。
たぶん、爆発的ヒットはしないと思うけれど、それでいい。
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ビール |
2012年6月20日[1]
No.3217: アイスラガーセブン <限定醸造> / サッポロ
あいすらがーせぶん <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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一昨年 にサッポロ「アイスラガー」として登場し、
昨年 も夏期限定品として同じ名前で出ていたのだが、
今年は「アイスラガーセブン」と名を変えた。発売日は本日6月20日。
グラスに注いだ色は、わりとしっかりした黄金色。泡には意外にも力があり、持続する。
香りは、サッポロ社のビールに共通のツンと清々しいホップ香がある。臭みはほとんどない。
味も非常にクリア。ピリッとした辛みがまずあるが、味わいに透明感があり、適度な苦味、旨みがある。
ただ、後味にふんわり甘味が残る。度数が高いからだろうか。
でもその点を除けば、概ねスッキリしている。優秀な新ジャンルである。
アルコール分7%。
原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
昨年までと大きく違うところは、度数が5%から7%に一気に上がったところ。だから「セブン」なのだが。
元々この製品のターゲットは、ガツンとくる強い飲み心地を求める年代ということなのだろう。
度数を上げたことは正解だが、CMキャラクターにプリンセスプリンセス(プリプリ)を起用したのはどうだろう。
年代的には40代以上に照準を合わせたのだろうが、プリプリは男性より女性ファンが多い。
アラフォーミセスがCMを見て、スーパーで夕食のお買い物と一緒に買ってみたら、アルコールが強すぎて飲みにくかった、
なんてことになるのではないか。
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新ジャンル |
2012年6月20日[2]
No.3218: 銀座のすずめ 淡麗 / 八鹿酒造
ぎんざのすずめ たんれい / やつしかしゅぞう
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これ、確かDS(ディスカウント)で買った物だと思うのだが、
随分前のことなので、はっきり覚えていない。
大分の八鹿酒造というところがつくる麦焼酎「銀座のすずめ」の水割り製品。
300mlのボトル缶入りで、そのまま飲めるように度数12%に仕上げてある。
我が家の冷蔵庫の在庫整理の意味もあり、今日飲むことにした。
グラスに注いだ色は、当然無色透明。
香りはスッキリ。ただのエタノールのよう。
味わいもスッキリながら、麦焼酎の旨みはちゃんとある。水割りといってもやはり12%もあるわけで、
しっかりと飲み応えはある。
アルコール分12%。原材料:麦、麦こうじ。
風味豊かな麦焼酎のおいしさを、そのまま飲んでいただくためにアルコール分を12%にしたスッキリタイプの低アルコール焼酎です。
厳選した丸麦を苦味・渋味の元となる筋と表皮を取り除いた米粒麦にして使用。麦本来の香りと本格焼酎由来の
味です。仕込水は九州最高峰の九重連山の伏流水を使用。あらかじめ割り水し、まろやかな味わいに仕上げました。
軽くて持ち運びやすいうえクールでもホットでも簡単にお好みのまま、スクリューキャップだから何度でもお楽しみいただけます。
気軽に飲めて、本格的。絶妙なバランスに仕上がっている。
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2012年6月21日
No.3219: ストーンズバー シトラスハイボール / サントリー
すとーんずばー しとらすはいぼーる / さんとりー
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サントリーから出た新シリーズ「ストーンズバー」。発売日は6月19日。
既に先日、ビール系飲料 ローリングホップ を取り上げているが、
今日は同時発売された「シトラスハイボール」をレビューする。ハイボールの名のとおり、
ウイスキーベースの商品。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
ハイボールにしては、かなり薄い印象。
香りを嗅ぐと、柑橘香は非常におとなしい。もっと酸っぱそうな匂いがするのかと思っていたが、
ほんのりオレンジのような香りがする。ウイスキー香の方が強い。
実はオレンジではなく、ライムとレモンらしいのだが、
ウイスキー香と混じることにより、丸っこい香りになっているようだ。
口当たりは非常に爽やか。
香りの印象よりももっと酸味が強く、柑橘を感じさせてくれる。
ウイスキーの味もしっかりするのに、アルコール感は不思議に強くない。
軽快な飲み口。
アルコール分4%。ライム・レモン浸漬酒使用。
原材料名:ウイスキー、ライム浸漬酒、レモン浸漬酒、糖類、酸味料、香料。
シトラスハイボールは、レモンとライムの爽やかな香りと軽快な飲み口が心地よいハイボールです。
氷たっぷりのグラスに注いでも美味しく楽しんでいただけます。
ハイボールブームで多くの人がウイスキーの味わいに慣れてきていると思うので、
この製品も若者に抵抗感なく受け入れられるだろう。
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2012年6月22日
No.3220: CALPIS BARTIME TASTY カルピス&ソルティドッグ / カルピス
かるぴすばーたいむ ていすてぃー かるぴす あんど そるてぃどっぐ / かるぴす
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カルピスバータイムから新シリーズ「テイスティ」が登場。280mlのボトル缶入り。
これが今後シリーズ化するのかどうかもわからないのだが。
6月18日発売「カルピス&ソルティドッグ」である。
グラスに注いだ色は、カルピスホワイトにほんのりレモン色が混じっている感じ。
香りは、グレープフルーツの苦さがカルピスに溶け込んでいる。
パンチの強い味を想像して飲むと、非常にやさしい口当たりに驚く。
無炭酸だから刺激は弱く、グレフルの酸っぱさや苦さもマイルド。
アルコール感も弱く、非常に飲みやすい。但し、飲み進めると、実は酸味が相当強いことにも気づく。
無炭酸。果汁20%。アルコール分3%。
原材料名:グレープフルーツ果汁、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、食塩、ウォッカ、ミルクスピリッツ、
糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
ソルティドッグの中に無理矢理カルピスを入れてしまったような味。それでも味のバランスは非常にとれており、
ミルキーでありながら、カクテルっぽい味もちゃんとする不思議な製品。
名前を聞いただけでは、どんな味がするのか想像つかなかったが、
飲んでみて納得。いや、納得以上の感心。高度な技術で実現した味わいのバランスだと思う。
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