ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3241−3260


 
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2012年7月7日[1]
No.3241: 角ハイボール 濃いめ / サントリー
 かくはいぼーる こいめ / さんとりー
角ハイボール 濃いめ 角ハイボール 濃いめ review
 7月3日に登場した「角ハイボール 濃いめ」。度数9%の製品だ。
 実はこの製品、今年の1月にセブンイレブン限定で 角瓶ハイボール 濃いめ として 初登場したもので、今回はセブンイレブン以外のコンビニにも展開する。あくまでもコンビニ限定なので、 酒販店やスーパー等では扱われない。

 グラスに注いだ色は、淡いアンバー(琥珀)。いや、淡いといっても、この手の缶入りハイボール製品の中では、 当然濃い部類。気泡は大粒だが、すぐに静まる。
 角瓶らしいモルトとグレーンがバランスした香り。やや濃いめであることから、土臭い感じが強い。
 口当たりは、炭酸のピリッとした感じと、それ以上にアルコール感が強い。 ウイスキー好きにも満足してもらえるしっかりした味わい。
 アルコール分9%。原材料名:モルト、グレーン。
 昭和時代にサントリーバーで飲まれていた角ハイボールの味わいを再現しました。 アルコール度数9%の濃いめの味わいが特長のハイボールです。
 通常の 角ハイボール はレモン風味がつけられているが、 こちらはそういう添え物はなく、ウイスキーだけの味わいで勝負。
 缶を見ただけですぐに角瓶だとわかり、「濃いめ」の文字で商品特性もすぐわかる。 直感的にファンを魅了する、実にサントリーさんらしい戦略だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月7日[2]
No.3242: アサヒ オリオンリッチスタイル / アサヒ(オリオン)
 あさひ おりおんりっちすたいる / あさひ(おりおん)
アサヒ オリオンリッチスタイル アサヒ オリオンリッチスタイル review
 説明がちょっとややこしくなる。
 オリオンリッチスタイルは、従来あったオリオンリッチ がリニューアルしたもので、発売は昨年の9月であった。オリオン社であるから、当然、販売地域は沖縄県及び奄美群島地区の限定である。
 しかし、業務提携しているアサヒビールが、オリオン社のテリトリーを除く全国にオリオン製品を販売しているため、 以前から アサヒオリオンリッチ という商品が本州等でも売られている。
 本家オリオンリッチが、リッチスタイルに変わったのに合わせて、 アサヒオリオンリッチも、「アサヒオリオンリッチスタイル」にリニューアルされた。 発売日は先月(6月)19日であった。
 中身は本家オリオンリッチスタイルと同じと思われるが、 全国販売されていることをお知らせするために、ここで取り上げる次第。

 グラスに注いだ色は、わりとしっかりした黄金色。泡持ちは悪くない。
 非常にクリアなホップ香がして、新ジャンル特有の臭みは、ほとんど感じない。
 口当たりも非常にクリア。ただ、リッチスタイルというだけあって、それなりにコクがある。 ほんの少しだけ、新ジャンル特有の甘味のようなものを感じるが、それほど気にはならない程度。
 アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、 スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
 缶デザインは、本家リッチスタイルとは違って、守礼門やシーサーなどのイラストがちりばめられ、 一目で沖縄を感じさせる外観に仕上がっている。「沖縄生まれの新ジャンル」の文字もある。
種別 新ジャンル
2012年7月8日[1]
No.3243: すっきり果実のZERO レモン / サッポロ
 すっきりかじつのぜろ れもん / さっぽろ
サッポロ すっきり果実のZERO レモン サッポロ すっきり果実のZERO レモン review
 ノンアルコールのカクテルやチューハイテイスト飲料が人気を集める中、 ついにサッポロも参戦。
 7月4日発売の「すっきり果実のZERO」。2種あるうち、今日は「レモン」を紹介する。

 グラスに注いだ色は、無色透明。気泡がきめ細かく、スパークリングワインのよう。
 香りは、レモンというよりは、コカコーラ社のスプライトを思わせる。 発酵臭のようなものが感じられるが、気のせいだろうか。
 味は甘味が極めて弱く、一口飲んで薄いと感じる。だが、この薄さが持ち味。 酸が効いており、飲んでいるうちに酸っぱさが口中に蓄積される。
 果汁10%未満。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:レモン果汁、香料、酸味料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 たとえばサントリー のんある気分 よりも味はシャープなので、 差別化は図れるが、ちょっと地味な感じで、後発組としてインパクトは弱い。 伸び悩みそうな感じだ(いや、もっと正直に言うと、長続きはしなさそうだ)。
 キャラクターとして、国生さゆりサンが起用されるようだから、彼女のインパクトが、 プロモーションでどう活かされるか。見ものである。
種別 ノンアルコール飲料
2012年7月8日[2]
No.3244: アサヒ オリオンサザンスター / アサヒ(オリオン)
 あさひ おりおんさざんすたー / あさひ(おりおん)
アサヒ オリオンサザンスター アサヒ オリオンサザンスター review
 「アサヒオリオンサザンスター」は、昨日紹介したアサヒオリオンリッチスタイルと同様に、 アサヒビールがオリオンビール(販売エリアは沖縄県及び奄美群島地区)と提携し、本家のテリトリー外で販売している新ジャンルである。
 初めて発売されたのが一昨年で、今年は3年目。発売日は、 6月19日であった。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。いや、新ジャンルとしては、しっかりめのほうか。 泡はかなり粗く、泡持ちも悪い。
 香りを嗅ぐと、確かに新ジャンルだなあと感じるけれど、そんなに臭みがあるわけではない。
 味は概ねクリーンで軽やかだが、飲み込んだ後にやや甘味が残る。
 アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、 コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール(株)。 販売元:アサヒビール(株)。
 中身も、パッケージも、昨年の製品と変わっていないようだ。 国産新ジャンルとしては、優秀な部類。
種別 新ジャンル
2012年7月9日[1]
No.3245: スパークス 刺激的ストロングドライ / アサヒ
 すぱーくす しげきてきすとろんぐどらい / あさひ
アサヒ スパークス 刺激的ストロングドライ アサヒ スパークス 刺激的ストロングドライ review
 度数9%で飲み応えのあるチューハイ、アサヒSPARXから「刺激的ストロングドライ」が登場。 発売日は明日7月10日である。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 グラスに鼻を近づけても、ほとんど香りがしない。ウオッカか? それにしても、酒の匂いをほとんど感じない。 ただ、ほのかに柑橘香を感じる。
 口に含むとほんのりアルコールの甘さがある。やはりウオッカだとわかる。そして、緑っぽい柑橘フレーバーが 控えめに広がる。 香りは非常に大人しかったのに、飲めばかなりストロング。ウオッカのソーダ割りに、申し訳程度に 柑橘風味がついている感じだ。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。 原材料:ウオッカ、シークァーサースピリッツ、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 柑橘の正体は、シークァーサースピリッツ。だから緑っぽいわけだ。しかも果汁ではないから、ジューシー感もない。
 最近の子供っぽいチューハイでは満足できない人におすすめ。ジューシー感はいらない、 しっかりアルコール感を感じたい。そういうニーズには合致している。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月9日[2]
No.3246: すっきり果実のZERO グレープフルーツ / サッポロ
 すっきりかじつのぜろ ぐれーぷふるーつ / さっぽろ
サッポロ すっきり果実のZERO グレープフルーツ サッポロ すっきり果実のZERO グレープフルーツ review
 7月4日発売の「すっきり果実のZERO」。2種あるうち、既に昨日 レモン はレビュー済。 今日はもう一方の「グレープフルーツ」。

 グラスに注いだ色は、無色透明。レモンのほうと同じく、気泡がきめ細かく、スパークリングワインのよう。
 香りは、まさにグレフルチューハイに似た、ガムのような甘そうなグレフル香。 それと、かなりしっかりと苦味を感じさせる香り。
 口当たりはレモン同様、すっきりと軽やかで、甘さは弱い。だが、飲んでいるうち、 じんわりと甘さが口中に蓄積される。苦味はかなりしっかりとある。
 果汁10%未満。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:グレープフルーツ果汁、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC。
 レモンよりもこちらのほうがより一層チューハイっぽいかもしれない。 名前の通りすっきり飲みやすく、イヤミがない。ただ、レモンのほうでも感じた、 発酵臭のようなものが、後味に微かに残る。
種別 ノンアルコール飲料
2012年7月10日[1]
No.3247: 北海道PREMIUM / サッポロ
 ほっかいどうぷれみあむ / さっぽろ
サッポロ 北海道PREMIUM サッポロ 北海道PREMIUM review
サッポロ 北海道PREMIUM
 明日7月11日発売のサッポロ「北海道PREMIUM」。 名前もパッケージも本格的だが、ビールではなく新ジャンルだ。
 実はこれを入手したのは8日の日曜。スーパーの酒売場で「見本缶」をいただいたのだ。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は当初よく盛り上がるがやや粗く、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅ぐと、清々しいホップ香があり、新ジャンル特有の臭みは弱い (時間が経つと、臭みが若干出てくる)。
 口当たりはスッキリ。澄んだ味わいと、強い苦味が特長。新ジャンル特有のスピリッツの甘さもあるが、 強い苦味が前に出てきて、それを隠す。かなりバランスはよい。 ただ、飲み続けると、口中にまるで甘味料のような甘さが残るようになる。 この点だけは残念。
 アルコール分5%。麦芽のうち北海道産大麦麦芽を50%以上使用。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 北海道産大麦麦芽使用。希少な富良野ホップ一部使用。
 北海道プレミアムという名前だけで、すぐサッポロさんの製品だということがわかるし、 事実上、サッポロさん以外には許されない名前であると思う (いや、べつに他社が製品名に"北海道"を入れても法的には何ら問題はないが・・)。
種別 新ジャンル
2012年7月10日[2]
No.3248: エチゴビール インディアペールエール(IPA) / エチゴビール
 えちごびーる いんでぃあぺーるえーる / えちごびーる
エチゴビール IPA エチゴビール IPA review
 コンビニのサンクスで先週偶然発見したものだが、調べてみると5月くらいから扱われているらしい。 これまで見落としていた。
 サークルKサンクスの店舗では、これまでにもエチゴビールの製品はたくさん扱っているので、 当然の流れであるし、もっと気に掛けておけば良かった。
 何はともあれ、レビューしたい。

 グラスに注いだ外観は、やや淡いアンバー。ベージュがかった泡には非常に力があり、泡持ちも良い。
 香りは意外と引き締まっており、フルーティさはあまりない。ざらめのような甘さが若干あるが、大人しい。
 味は香りの印象よりは甘さが強いが、そんなに豊潤ではない。反面、苦味は極めて強い。 フルーティさ、甘さが抑制されている分、後キレが良い。 IPAというと、もっと濃厚なスタイルのものが多いと思うが、このビールは非常にストイックな印象だ。
 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:エチゴビール(株)、新潟市西蒲区松山2。
 圧倒的な苦味+豊潤さを期待して飲むと、あれっ?と思うかもしれない。 一方、IPA初体験の人が、IPAってこういうものかと思ってしまうのもちょっと困る。 これは日本的に昇華させた、繊細なIPAであると思う。
種別 ビール
2012年7月11日
No.3249: カルピスで楽しむワインスパークリング 爽やか白ワイン / カルピス
 かるぴすでたのしむわいんすぱーくりんぐ さわやかしろわいん / かるぴす
カルピスで楽しむワインスパークリング カルピスで楽しむワインスパークリング review
 今週月曜の7月9日が発売日だった、カルピスで楽しむワインスパークリング。
 カルピスで楽しむ○○ という製品は、今年の5月14日に出た カルピスで楽しむハイボール に続いて2種めであるが、カルピスソーダの派生変わり種商品としては、それ以前にも 2010年の カルピスとマッコリのお酒、2011年の カルピスと梅酒のソーダ割り がある。

 グラスに注いだ色は、普通のカルピスホワイト。
 香りは、カルピスよりも何かの鋭い柑橘香が目立つ。何の柑橘かわからないが、考えてみたらこれは 柑橘果汁などではなく、白ワインなのだ。シャープな白ワインが持つレモンやライムのような香りだ。
 口当たりはかなり酸味が強い。カルピス特有の丸っこい乳酸風味ではなく、もちろん乳酸風味は皆無ではないが、 それ以上に柑橘的な(=鋭角な)酸味が勝っている。確かに白ワインにカルピスと炭酸を混ぜたらこんな感じになるだろうな、 という味わい。
 アルコール分3%。原材料名:脱脂粉乳、ワイン、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アセスルファムカリウム)。
 皆で集まるホームパーティーや食事時などのゆったり楽しい時間にぴったりのお酒です。
 選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」の甘酸っぱさと白ワインのハーモニーがシュワシュワ広がる爽やかなお酒です。
 なかなか楽しい商品で、女性受けは良いだろう。
 今回「爽やか白ワイン」というサブタイトルのようなものがついているが、今後、"芳醇赤ワイン"なんて商品も出たりするんだろうか。 いや、その前に、"華やかロゼワイン"あたりだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月12日
No.3250: 氷結 やさしい果実の3% マンゴー <期間限定> / キリン
 ひょうけつ やさしいかじつの3ぱーせんと まんごー <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 やさしい果実の3% マンゴー キリン 氷結 やさしい果実の3% マンゴー review
 昨日7月11日発売、氷結やさしい果実の3%・期間限定「マンゴー」。
 今週も新製品が多いので、これ以外にもまだまだ未掲載品が何種か残っているのだが、 注目度の高いと思われるものを優先している。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い黄色。
 マンゴーの甘い香りが強く、深みを感じさせる。氷結らしいみずみずしさもある。
 味は香りの印象以上に甘味が強く、こってり感すらある。 シンプルであるがゆえに、インパクトは強い。 本来氷結シリーズは、適度なジューシー感を持ちながら、スッキリした飲み口が特長なのだが、 これはかなりスッキリ感を犠牲にした感じ。 しかし、マンゴー好きは、たっぷりした甘さが好きなのだと思うので、 この方向性はアリだろう。
 あえて氷結らしさを少し犠牲にしても、この甘さを活かしたのは、巧妙な戦術だと思う。
 アルコール分3%。果汁2.0%。 原材料:マンゴー果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 マンゴーの氷結ストレート果汁を使用した、華やかな香りとみずみずしい果汁感のある味わい。
 味わいのバランスは良いとは言えないが、あえて崩してきているのだとすると、 さすがである。度数が低く、甘いチューハイが好きな人にはおすすめ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月13日
No.3251: ほろよい 冷やしあんず <夏限定> / サントリー
 ほろよい ひやしあんず <なつげんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 冷やしあんず サントリー ほろよい 冷やしあんず review
 7月10日に発売されたサントリーほろよい夏限定「冷やしあんず」。
 一昨年のこの時期に発売されたものの再登場である。

 グラスに注いだ色は、淡いオレンジというか、ゴールド。
 香りはシンプルなあんず香。適度に甘そう。
 味もシンプル。キュンと酸っぱいので、あまりくどさはない。 アルコール感は弱く、後味もスッキリ。
 あんず果汁2%。アルコール分3%。 原材料名:あんず、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 あんずの甘酸っぱさが心地いい、夏にぴったりの味わいです。 ぜひ冷やしてお楽しみください。
 2年前の私自身のコメントを見る限り、中身はまったく変わっていないようである。 甘酸っぱい味わいといい、冷やしあんずという名前といい、これからの季節にぴったりの製品。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月14日
No.3252: トリスハイボール 2012 だんじり祭限定デザイン / サントリー
 とりすはいぼーる 2012 だんじりまつりげんていでざいん / さんとりー
トリスハイボール だんじり祭限定デザイン缶2012 トリスハイボール だんじり祭限定デザイン缶2012 review
 昨夏にも出たトリスハイボール「だんじり祭限定デザイン」缶が、 今年も発売となった。昨年同様、近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)限定で、 発売日は7月10日であった。
 中身は通常のトリスハイボールだが、一応レビューしておきたい。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い琥珀色。いや、黄金色と言ってもいい。 タカラ焼酎ハイボールに近い色。
 ウイスキーの香りは大人しく、代わりにレモン香が爽やか。
 口当たりも軽やかで、アルコール感はそんなに強くない。爽やかな柑橘風味のため、 暑い季節にも飲みやすい。
 アルコール分7%。原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料。
 サントリーウイスキートリス<エクストラ>にレモンスピリッツを加えた、 爽やかな柑橘系の味わいが心地よいハイボールです。 氷たっぷりのグラスに注いでも美味しく楽しんでいただけます。
 缶デザインは基本的に 昨年 のものを踏襲(青が入っているのが目立った変更点)。 キャラクターのアンクルトリスがねじり鉢巻、はっぴ姿で、だんじりの上に乗っている。
 だんじり祭の勇壮で男臭いイメージと、ウイスキーはよく似合う。 大阪の企業であるサントリーさんだからこその地域密着商品。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月15日[1]
No.3253: Wゼロカクテル ワイルドモヒートテイスト <期間限定> / アサヒ
 だぶるぜろかくてる わいるどもひーとていすと <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ Wゼロカクテル ワイルドモヒートテイスト アサヒ Wゼロカクテル ワイルドモヒートテイスト review
 ノンアルコールのアサヒWゼロカクテルから、期間限定「ワイルドモヒートテイスト」が登場。 発売日は7月10日であった。ノンアルコール製品も、実にバリエーションが増えてきたものだ。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、レモン、ライム、あるいはグレープフルーツ、ミントなど。 モヒートって、レモンとかグレフルを使っていただろうか。いや、これはそういった香りづけなのではなく、 ジューシーな感じを出したら、レモンやグレフルっぽくなってしまったのだろうか。
 口当たりはかなりシャープ。レモンの皮のような苦味があり、 口中でミントのクールな風味が広がる。甘さは極力抑え込まれている。
 無果汁、炭酸飲料。アルコール0.00%。 原材料:食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 かなりお酒っぽい味わいに仕上がっている。 氷を入れて飲んだら、暑い季節にぴったりだろう。
 あまりにお酒っぽいので、いっそのことラムを入れてみたら本物のモヒートらしく なるかもしれない。ちなみに我が家にはラムの買い置きがなく、ウォッカやジンもないので、 クセの弱い甲類焼酎を入れて飲んでみたら、結構いけた。
種別 ノンアルコール飲料
2012年7月15日[2]
No.3254: ふらのビール weizen / 北海道麦酒醸造
 ふらのびーる ヴァイツェン / ほっかいどうびーるじょうぞう
ふらのビール ヴァイツェン ふらのビール ヴァイツェン review
 今やビールのみならずチューハイ各種も全国に出回っている、北海道麦酒醸造のつくる 正統派ヴァイツェンを入手した。過去にレビューしたかと思っていたが、未掲載であったため、 取り上げることにした。

 グラスに注いだ液色はかなり黄色みが強く、濁っている。この濁りは、もちろん酵母の残存によるものである。 泡は純白で非常にきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 バナナやりんごのような甘い香り(いわゆるエステル香)がやさしく広がり、フレッシュ感がある。
 キュッと甘酸っぱい口当たり。ボディの厚みはそれほどでもない。 軽快で飲みやすく、軽い苦味が後味を締める。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・小麦(富良野産)・ホップ。製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市高島1丁目8-16。
 330ml入りで、入手価格は378円だが、十分見合っている。500円取ってもいいのに、このあたりの絶妙な値付けが、 拡販戦略としてうまいところ。
種別 ビール
2012年7月16日[1]
No.3255: SKYY BLUE サマーデザインボトル / サントリー
 すかい ぶるー さまーでざいんぼとる / さんとりー
SKYY BLUE サマーデザインボトル SKYY BLUE サマーデザインボトル review
 サントリー SKYY BLUE のデザインボトルは時々出ているようだが、当サイトでは昨冬 スノーデザイン を取り上げている。
 今回の花火があしらわれた「サマーデザイン」ボトルの発売日は、明日7月17日ということになっているが、 私が入手したのは7月1日。LAWSON店頭に普通に並んでいた。
 中身はどうせ通常品なので、後回しにしていたら、結局、発売前夜の今日取り上げることと相成った。
 味を簡単にレビューする。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは鋭い柑橘香+薬草のような強い香り。
 味も柑橘系の酸が強く、シャープ。ややくせがあるので、好みは分かれよう。
 アルコール分4%。原材料名:ウオッカ、スピリッツ、グレープフルーツ、 糖類、酸味料、香料。
 アメリカで大人気のスカイウオッカを使った、爽やかで新しい味わいのアルコール飲料です。
 昨冬のスノーデザインの時も批判したが、デザインボトルと言っても、無地のボトルの上にイラストのプリントされたフィルムが 張ってあるだけ。これなら色んなデザインボトルが簡単に出せる。まあ、びん自体が瑠璃色でキレイだから成り立っているが、 随分お手軽な新製品である。 でも期間限定新製品である以上、私は自腹で購入し、こうやって皆さんに紹介する。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月16日[2]
No.3256: すらっと シークァーサー&オレンジサワー &つぶつぶオレンジ <数量限定> / アサヒ
 すらっと しーくぁーさー あんど おれんじさわー あんど つぶつぶおれんじ <すうりょうげんてい> / あさひ
アサヒ すらっと シークァーサー&オレンジサワー&つぶつぶオレンジ アサヒ すらっと シークァーサー&オレンジサワー&つぶつぶオレンジ review
 こんな製品が出るという情報を、事前につかんでいなかった。セブンイレブン店頭で今日偶然発見したのだが、 同店のサイトにもアサヒビールのサイトにも情報は載っていない。色々検索してみたが、結局わからず、 現在のところ謎のままである。
 とにかく現物がここにあるので、レビューしておきたい。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄色で濁りがある。何かよくわからないが、柑橘の果粒が浮いている。
 香りは、すっきりしたみかんが中心だが、緑っぽい感じもあり、シークァーサーなのかもしれない。
 飲んでみると、酸味に鋭さがあり、はっきりシークァーサーを感じる。若干の苦味は、グレープフルーツかもしれない。 ただ、やはりオレンジが強いので、全体としてはだいぶマイルドな感じに仕上がってはいる。
 果汁10%。アルコール分3%。 原材料:シークァーサースピリッツ、グレープフルーツ果汁、オレンジ果汁、果粒、 シークァーサー果汁、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 シークァーサースピリッツに3種類の柑橘果汁をミックスし、オレンジのつぶつぶ果肉を加えた、 甘酸っぱくてさわやかな味わいです。 果肉が沈殿しておりますので一度缶を逆さにしてから開栓いただくと、よりおいしくお飲みいただけます。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
 フルーティかつ爽やかに仕上がっており、暑い季節にぴったり。 数量限定などと言わず、もっと大々的に売ってくれればいいのに。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月17日
No.3257: ザ・ロイヤル・ビター <限定醸造> / サントリー
 ざ・ろいやる・びたー <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・ロイヤル・ビター サントリー ザ・ロイヤル・ビター review
 本日7月17日、コンビニエンスストア限定で発売となったサントリー「ザ・ロイヤル・ビター」。
 実は 今年の2月 にも同様にコンビニ限定で出ている。5ヶ月ほどで再発売となったわけだ。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
 香りはホップの芳しさ以上に、モルトの土臭い、穀物的な香りが目立って、質実剛健。
 味は香りの印象以上に重厚で、強烈な苦味が押し寄せる。舌の真ん中にズシッと来て、 口中全体に甘味、旨みが広がる。飲み込んだ後、舌根に強い苦味、渋味が残る。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
 ただ苦いだけではなく、しっかりした旨みが存在感を主張するので、不思議にバランスが取れている。 食事と共にというよりは、ビールそのものの味わいをじっくり楽しみたい。
種別 ビール
2012年7月18日
No.3258: CJ おいしいマッコリ マンゴー / サッポロ
 CJ おいしいまっこり まんごー / さっぽろ
サッポロ CJおいしいマッコリ マンゴー サッポロ CJおいしいマッコリ マンゴー review
 サッポロビールと韓国の最大手食品会社・CJ第一製糖が共同開発した「CJおいしいマッコリ」。
 今年1月に グレープフルーツ が初登場したが、 今回第2弾として、この「マンゴー」が投入された。発売日は本日7月18日である。

 グラスに注いだ色は、ややくすんだ感じのイエロー。フルーツ牛乳を少し黒っぽくした感じだ。
 香りは、マッコリの乳酸香とマンゴーが混じり合い、非常に濃厚。ややくどそう。
 味は甘味が強いが、フルーティさは今ひとつ。どうやら マンゴー風味を乳酸風味が打ち消してしまっている感じ。予想以上に地味。 たとえばマッコリを飲み慣れない人が、これならフルーティで飲みやすいだろうと思って飲むと、 結構飲みにくいのではないか。後味の爽やかさも今ひとつ。
 アルコール分3%。果汁3%。 原材料:マンゴー・米・米麹・小麦麹・糖類。
 原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:CJジャパン(株)。発売元:サッポロビール(株)。
 缶デザインは、前回のグレープフルーツと色合いが似通っていて、店頭で区別がつきにくい。 例えば地の色をクリーム色にするとか、工夫が欲しかった。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月19日
No.3259: ゼロハイ シチリア産レモン / キリン
 ぜろはい しちりあさんれもん / きりん
キリン ゼロハイ シチリア産レモン キリン ゼロハイ シチリア産レモン review
 先日、サッポロから出たノンアルコールチューハイを紹介したが、 今度はキリンから出た。
 その名も「ゼロハイ」。発売日は昨日7月18日で、まずは「シチリア産レモン」1種の投入である。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色と言ってもいいくらいだが、ほんのり黄色っぽい。
 香りは、鋭いが芳香剤っぽいレモン香。かなり人工的な感じがする。
 味は酸が極めて強く、口にした瞬間思わず「酸っぱい」と言ってしまうほど。 ほとんど甘くないからジュースっぽくはない。夏の暑い時期に、氷を入れて飲むのにちょうどいい。 ただ、なぜこんなに薬臭い、人工的な香味に仕上げたのだろう。 ジューシーにしてしまうと、チューハイっぽくなくなると考えたからだろうか。
 果汁2%。アルコール分0.00%。 原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖、グルコオリゴ糖)、レモン果汁、酸味料、香料、苦味料。
 サッポロ スッキリ果実のZERO よりもくせが強く、好みは分かれそう。 だが、何と言っても缶が非常に印象的であり、後発組なのに最初からあったような大きな顔をしている。 同社のチューハイ氷結にとても似ている。
 そういえば、アサヒ ドライゼロ の缶デザインが発表された時、ビールと間違えそうだといって率先して批判していたのは キリンさんだったと思うが、それならウチもと考えたのか、吹っ切れてしまったのか、氷結同様のダイヤカット缶まで採用した この徹底ぶりはすごい。ここまで気合いが入っていれば売れるんだろうな、という気はする。
種別 ノンアルコール飲料
2012年7月20日
No.3260: 焼酎ハイボール かぼす <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる かぼす <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール かぼす タカラ 焼酎ハイボール かぼす review
 毎年出ている焼酎ハイボールの期間限定「かぼす」。
 例年と違うのは、これまで毎年9月に発売されていたのに、今年は一昨日7月17日であったことだ。

 グラスに注いだ色は、ほんのりとしたイエローグリーン。このシリーズに共通の、大きめの気泡が踊る。
 香りは緑っぽい柑橘香。あまり強くは香らない。シャープさほどほど、ジューシーさほどほどの香りだ。
 口当たりは非常にシャープ。甘味は抑え込まれ、反面、酸味は鋭い。 アルコール感もしっかり。
 アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、かぼす果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 昨年 までの製品と、中身は変わっていないようである。
 焼酎ハイボールの限定品としては、このかぼすのほか、 ゆず、はっさく、すだちなど、シャープな柑橘が並ぶ。酒好きのためのチョイスと言える。
種別 チューハイ・カクテル等

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