2012年9月8日[1]
No.3341: カルピスサワー 北海道産メロン <北海道限定> / カルピス
かるぴすさわー ほっかいさんどうめろん <ほっかいどうげんてい> / かるぴす
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今週発売の多数の新製品のうち、GODO製品(カクテルタイム)やJINRO製品(桃マッコリ)がみつからないのは
ともかくとして、TaKaRa製品(焼酎ハイボール100周年記念缶)すらいまだに発見できていないため、
引き続き探索を続けている。
そんな中、今朝折り込みチラシを見ていたら、近所のスーパーで北海道物産展のようなものが行われ、
北海道限定品が多数並ぶことを知った。このチューハイもそう。
カルピスサワー「北海道産メロン」は、北海道地区限定商品として、以前から存在していたもののようである。
グラスに注いだ色は、カルピスホワイトに少しだけオレンジ色が混ざった感じ。
赤肉メロン果汁が入っているイメージか。
香りは、メロン特有のツンとしたムスク香が、カルピスのミルキーな匂いの中から立ちのぼってくる。
口当たりは甘くやさしいが、炭酸の刺激がピリピリとしているので、ぼやけた印象はない。
メロンらしいツンとした接着剤(セメダイン)のような風味と、豊かな甘さが口中に残る。
果汁0.5%。アルコール分3%。
原材料名:メロン果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、
糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、カロチン色素、
酸化防止剤(ビタミンC)、アカキャベツ色素。
選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」に北海道産のメロン果汁を加えた味わい豊かなお酒です。
北海道限定販売です。
4年ほど前に、サークルKサンクス限定でカルピスサワー 北海道メロン が
出たことがあるが、生クリームが使われていたりして、もう少し濃厚な味わいだった。
こちらはもうちょっと軽快な仕上がりとなっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月8日[2]
No.3342: アンカー ブレックルズブラウン BRECKLE'S BROWN
あんかー ぶれっくるずぶらうん
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ちょっと前に、スーパー成城石井店頭でみつけて購入しておいたもの。
アメリカ、アンカー社のつくる限定ビール。
グラスに注いだ色は、淡いアンバーでやや透過性あり。泡はベージュ色で、泡持ちは良い。
軽やかなカラメル香。強さはあまり感じない。
味は黒糖のような甘味をわずかに感じるものの、苦味が極めて強いので、引き締まっている。
軽やかな酸味。シャープなキレと適度な豊潤さ。
アルコール分6.0%。原材料:麦芽、ホップ。輸入者:三井食品(株)。
アンカー社設立140周年を祝うべく造られた商品です。ブルワリーに現存する古いレシピにある
オールモルトブラウンエールをヒントに造り上げました。Citra(シトラ)と呼ばれるアメリカ産の新しいホップをドライ
ホッピングすることにより、シトラスを思わせる複雑で豊かな香りに、また、ミュンヘン麦芽とカラメル麦芽を使用することにより、
明るい銅褐色で甘く香ばしい味わいに仕上がっております。
重たさはそれほどなく、軽妙な甘酸っぱさを持ったエール。
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ビール |
2012年9月9日[1]
No.3343: はたちからの ざく切りパインハイ / サンガリア
はたちからの ざくぎりぱいんはい / さんがりあ
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サンガリア「ざく切りパインハイ」は、同社サイトに今年3月12日付けで
新製品として紹介されている。これまでまったく出会えないまま来たが、
今日、ディスカウントストアで偶然発見した。
グラスに注ぐと、パイン果肉が液中に多数浮遊している。液色はやや黄色っぽく濁っている。
液体はどろっとしており、シロップのよう。
香りはまるでパイン缶詰。豊潤で甘味の強そうなパイン香。
味もまさに缶詰シロップのような強い甘さで、くどいと感じるほど。
アルコール感もほんのりとあって、こってりした飲み応え。
アルコール分3%。果汁1%。カッティングパイン果肉使用。
原材料:果粒、パインアップル果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、安定剤(増粘多糖類)香料。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
先月当サイトで取り上げた、同社の ごろごろ果肉パインチューハイ(LAWSONで発見し購入)
に似ている。いや、あちらのほうが後から出たものだから、この製品と同じ内容で、コンビニ販売向けにリメイクしたもの
だったのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月9日[2]
No.3344: TOPVALU バーリアル 糖質50%OFF(韓国産新ジャンル / 輸入:アイク)
とっぷばりゅ ばーりある とうしつ50ぱーせんとおふ
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イオングループのP.B.であるTOPVALU。そのビール系飲料のシリーズが「バーリアル」であるが、
今や新ジャンルだけでなく、本格的なビールまで出ており、ラインナップは充実している。
この「バーリアル糖質50%オフ」は、昨年6月に新登場したものだが、
今年の8月1日にリニューアルしている。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。
泡には当初ほどほどに力があるが、泡持ちは良くない。
香りはかなりピュアで臭みは弱いが、草創期の発泡酒みたいな雑穀臭がある。
口当たりは概ねクリア。もちろん、味わいにコクのようなものはないが、
適度な苦味があり、軽快に飲み進められる。
既存品で感じた、酸化したビールのような臭みは軽減されている。
アルコール分4%。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)、スピリッツ。
原産国名:韓国。輸入者:アイク(株)。販売者:イオントップバリュ(株)。
さて、ここに書くべきことかどうか迷ったが、イオン社のTOPVALU製品を紹介するサイトには、
消費者が商品レビューを直接書き込める機能があり、様々な感想が寄せられている。
その中に、バーリアルが韓国産であるという事実をあげつらい、罵倒するようなコメントがあった。
イオン社がそういったコメントを放置していることをどう評価すべきか迷うが、
少なくとも書き込んだ人間の程度の低さだけが露呈されているということはできる。
あえて言うことですらないが、どこの国で造られたということと、品質とはまったく関係がない。
製品は内容の良し悪しだけで判断すべきである。
もちろん、言論の自由は保障されなくてはならないから、何を書き込むかは各人の自由だが、
特定の国(殆どの場合、アジア諸国に限定されるようであるが)の製品を目の敵にするような、
偏狭な意見を聞くと悲しくなるし、これが同じ国の人間かと思うと情けなくなる。
製品レビューに際しては、どこの国で造られたかということは、評価にまったく関係ない。
これが当サイトのスタンスであり、差別的発言に対しては、断固反対の声を上げてゆきたい。
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新ジャンル |
2012年9月10日[1]
No.3345: ほろよい レモンジンジャー / サントリー
ほろよい れもんじんじゃー / さんとりー
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度数3%の低アルコールチューハイシリーズであるサントリー「ほろよい」から新顔登場。
明日9月11日発売の「レモンジンジャー」だ。季節限定品などではなく、
定番品(通年商品)のようである。
グラスに注いだ色は、しっかり濃いゴールド。ジンジャーエールの色。
香りもまさにジンジャーエール。生姜っぽさが結構強いが、そこにレモンの鋭い香りが加わっている。
香りのシャープな印象に対して、味はかなりしっかり甘味がついている。
但し、レモンの酸も効いているので、甘ったるくはなく爽やかだ。
アルコール感はほとんど感じない。
レモン果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:レモン、スピリッツ、レモンスピリッツ、生姜、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
レモンとジンジャーのさわやかですっきりとした味わいに仕上げました。
ジンジャーエール好きには、自然に受け入れられる味わいだと思う。まさにこのシリーズがメインターゲットとする若者向け
といえる。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月10日[2]
No.3346: サワータイム ホワイトサワー / 合同酒精
さわーたいむ ほわいとさわー / ごうどうしゅせい
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「サワータイム」は、スギ薬局を中核企業とするスギグループが合同酒精と共同開発したチューハイ。
同グループの一員で関西に本拠を持つディスカウントストア・ジャパンで、かなり以前に入手したもの。
我が家の冷蔵庫にずっと入れたままだったのだが、そろそろ飲もうということで。
グラスに注いだ色は、かすかに白く濁っている程度で、灰色に近いと言ってもいい。
香りは、飲むヨーグルトのよう。それも、かなり甘味が強いもの。
味もヨーグルトっぽい。キュンと甘酸っぱいが、甘ったるさはなく、軽快。
アルコール感は弱い。
アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料:乳清ミネラル(乳由来)、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、
乳酸、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。
合同酒精(株)とスギグループの共同開発商品です。
販売価格は88円。100円未満でこの出来映えなら、何も言うことはない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月11日[1]
No.3347: 泡立つウメッシュ / チョーヤ
あわだつうめっしゅ / ちょーや
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本日9月11日発売、チョーヤ「泡立つウメッシュ」。
泡立つということから、ビール用のタンブラーに注いでみた。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡い黄金色。
勢いよく泡が立ち、そこそこ持続する。香りを嗅がないと、ビールと間違えそうだ。
香りは、梅というよりもっと鋭い。梅にアセロラあるいはクランベリーあたりを混ぜ、
さらにビールのホップ香が混じったような香り。とても不思議だ。実際、果汁などは使われていないのだが。
口当たりは酸が非常に鋭く、固い小梅を口にしたかのよう。
渋味も強く、ややまとわりつく感じ。飲み込んだ後にも、強い酸味が口中に残る。
果汁10%未満。アルコール分0.4%。国産梅100%使用。酸味料・香料・着色料無添加。
原材料名:梅果汁(国産)、砂糖、梅酒〔梅(国産)、砂糖、醸造アルコール〕、
ガラナ抽出物、ホップ抽出物。
香りに感じたように、ホップ抽出物が原材料として使われていることで、ビールのような泡立ちを実現しているようだ。
梅の酸っぱいところだけをギュッと凝縮したかのような味だから、甘味の強い梅酒を好む人には、あまり支持されないかもしれない。
チョーヤさんも最近、色々と新製品を投入してくるが、梅酒のプチブームに乗じて、
少々勇み足のようにも思える。"プチアルコール"と称し、0.4%という極めて低い度数設定なのだが、
この製品が爆発的に受けるとは思えない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月11日[2]
No.3348: BT-プライスチューハイ もも / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
BT ぷらいすちゅーはい もも / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおかP.B.)
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先日からぼちぼちと紹介している「BTプライスチューハイ」。
関西を中心にSAKE市場グランマルシェ、ボン・ルパなどの
酒販店を展開する 徳岡(株) の
P.B.商品である。
これまで レモン、グレープフルーツ、
ぶどうと3種掲載してきたが、今日は4本目として「もも」。
グラスに注いだ色は、わずかに黄色っぽく濁りあり。
穏やかな白桃香。桃特有の生臭い感じも良く出ている。
口当たりはふんわりと甘い。炭酸の刺激が弱いので、余計にやさしい口当たり。
ただ、甘さは果汁の甘さというより、バリバリ甘味料という感じ。
後味にややこってり感がある。
アルコール分4%。果汁1.5%。原材料:ピーチ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、
食塩、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
販売元:セントミハエルワインアンドスピリッツ(株)、大阪市中央区南船場3-5-26。
厳選したもも果汁を使用し、爽快感あふれるチューハイに仕上げました。
これだけ甘いならもっと果汁感が強い方がいいし、果汁が少ないならもっと甘さを抑えた方がいいのでは。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月12日[1]
No.3349: カルピスサワー マスカット <期間限定> / カルピス
かすぴすさわー ますかっと <きかんげんてい> / かるぴす
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今週月曜9月10日発売のカルピスサワー期間限定「マスカット」。
もちろん今回が初登場というわけではなく、これまでにもマスカットは幾度となく発売されているのだが。
グラスに注いだ色は、通常のカルピスサワーと同様の純白。
豊かなマスカット香が強く香り、とても甘そう。
実際の味はもちろん甘味が強いのだが、炭酸のピリピリとした口当たりがある程度引き締めてくれる。
後味も濃厚で甘酸っぱい。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:ぶどう果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、
糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」とマスカット・オブ・アレキサンドリア果汁の
風味豊かなお酒です。
やはりぶどう果汁とカルピスは非常に相性がいい。お互いの良さを引き立て合い、
絶妙なバランスをつくっている。期間限定といわず、定番化すればいいのに。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月12日[2]
No.3350: 焼酎ハイボール ドライ 宝焼酎100周年記念缶 / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる どらい たからしょうちゅう100しゅうねんきねんかん / たからしゅぞう
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先週9月4日発売の焼酎ハイボールの記念缶をようやく入手した。
正式に言うと、「焼酎ハイボール 宝焼酎100周年記念缶」。つまり100周年なのは「宝焼酎」
なのであって、焼酎ハイボールが100周年なのではない(当たり前だが・・)点にご注意を。
発売されたのはドライとレモンの2種。今日はまず「ドライ」のほうを紹介したい。
しかし、中身は通常の焼酎ハイボールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分7%。無果汁。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
写真は実は缶の裏側であって、表側は通常商品と何ら変わらない。だから、店頭に並んでいるのを
くるっと180度回転させてみないと、この記念缶かどうかはわからない。
缶には、次の説明文が書かれている。
宝焼酎、100周年
「宝焼酎」の誕生は大正元年。甲類焼酎の原型と言われる新式焼酎に「寶」のブランドを冠したことに始まります。
焼酎を炭酸で割った焼酎ハイボールは昭和20年代に東京下町の大衆酒場で生まれたと言われます。
タカラ焼酎ハイボールは元祖焼酎ハイボールの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「寶」の文字は、それを見ただけで焼酎であることがすぐにわかるほど、なじみ深い。
大切な伝統を守りつつ、常に新しいことを提案し続けるブランドであって欲しいと願う。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月13日[1]
No.3351: カクテルパートナー フワリッチ はちみつレモネード / アサヒ
かくてるぱーとなー ふわりっち はちみつれもねーど / あさひ
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アサヒカクテルパートナーから新定番(通年販売)「はちみつレモネード」が登場。
発売日は、9月11日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ透明だが、やや濁りあり。細かい果粒(グレープフルーツ果肉)が申し訳程度に踊っている。
香りは、まさにはちみつレモン。レモンの酸っぱそうな香りの上に、はちみつのしっかりした甘さが乗っている。
味もほぼ想像通りだが、かなり酸が効いているので、こってり感はない。
後味も爽快。
果汁1%、アルコール分3%。原材料名:ウォッカ、レモン果汁、グレープフルーツパルプ、
はちみつ、糖類、酸味料、香料。
果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
はちみつを0.1%使用しています。
はちみつレモンフレーバーは、ともすると甘さが鼻につく仕上がりになることがあるが、
これは適度なジューシー感を持っているので、飲み飽きしない。定番品にふさわしいキャラクター。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月13日[2]
No.3352: 焼酎ハイボール レモン 宝焼酎100周年記念缶 / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる れもん たからしょうちゅう100しゅうねんきねんかん / たからしゅぞう
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昨日の ドライ に引き続き、
9月4日発売の「焼酎ハイボール 宝焼酎100周年記念缶」。今日はもう一方の「レモン」を。
こちらも中身は通常の焼酎ハイボールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分7%。果汁1.5%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
ドライ同様、缶には、次の説明文が書かれている。
宝焼酎、100周年
「宝焼酎」の誕生は大正元年。甲類焼酎の原型と言われる新式焼酎に「寶」のブランドを冠したことに始まります。
焼酎を炭酸で割った焼酎ハイボールは昭和20年代に東京下町の大衆酒場で生まれたと言われます。
タカラ焼酎ハイボールは元祖焼酎ハイボールの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
私が色々な店を巡回した限りでは、今のところドライだけこの缶に切り替わっている店舗、
レモンだけの店舗、まったく置いていない店舗と、様々である。数量限定のようなので、
入荷せずじまいの店舗もきっとあるのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月14日[1]
No.3353: 直搾り くちどけ スイートパイン / 宝酒造
じかしぼり くちどけ すいーとぱいん / たからしゅぞう
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タカラ直搾り「くちどけ」シリーズから新顔が2種登場。発売日は11日。
今日はまず「スイートパイン」を飲みたい。
グラスに注いだ色は、ほんのりと濁りのある黄色。
香りを嗅ぐと、実にフルーティで甘そうなパイン香。パイン好きはまずここで魅了されるだろう。
味も確かに甘味が強い。果汁含有量が低い(2%)にもかかわらず、非常に果汁っぽく仕上がっている。
アルコール感は弱い。
アルコール分3%。果汁2%。
原材料:パイナップル果汁、焼酎、デキストリン、糖類、酸味料、香料。
果実のみずみずしいおいしさを、やさしい甘さで仕上げました。口あたりなめらかな味わいをお楽しみください。
甘い、甘いと書いたが、それは「直搾り」にしてはという意味であり、
それが商品名「スイートパイン」にも表れているのだが、他社の一般的なパインチューハイなら、このくらい甘味があるのは
当たり前。むしろこの程度の甘味で「スイート」と言ってしまうところに、
「直搾り」らしさが出ていると言える。
ジューシーなパインチューハイが好きな人にはお勧めだが、「直搾り」通常ラインのあっさり感が好きな人には、
向かないかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月14日[2]
No.3354: BT-プライスチューハイ ゆず / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
BT ぷらいすちゅーはい ゆず / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおかP.B.)
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先日からぼちぼちと紹介している「BTプライスチューハイ」。
関西を中心にSAKE市場グランマルシェ、ボン・ルパなどの
酒販店を展開する 徳岡(株) の
P.B.商品である。
これまで レモン、グレープフルーツ、
ぶどう、ももと4種掲載してきたが、
今日は5本目として「ゆず」。
グラスに注いだ色は、黄色っぽく濁っている。
苦そうでありながら、かなりジューシーな柚子香。甘味も強そうである。
実際、甘味がちゃんとあって、飲みやすいのだが、
ゆず特有の緑っぽい風味もしっかりある。全体的にバランスが良い。
アルコール分4%。果汁0.5%。原材料:ゆず果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、
食塩、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
販売元:セントミハエルワインアンドスピリッツ(株)、大阪市中央区南船場3-5-26。
厳選したゆず果汁を使用し、爽快感あふれるチューハイに仕上げました。
甘さをもうちょっと抑えたほうが良いようにも思うが、最近のトレンドとしては、
柑橘系でもこのくらい甘くないと万人受けしないのだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月15日[1]
No.3355: 直搾り くちどけ スイートストロベリー / 宝酒造
じかしぼり くちどけ すいーとすとろべりー / たからしゅぞう
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9月11日に発売された、タカラ直搾り「くちどけ」シリーズの新顔2種。
昨日 スイートパイン を取り上げたが、今日はもう一方の「スイートストロベリー」。
グラスに注いだ色は、透明感のある淡い紅色。
香りは、缶を開けた時から甘いいちご香が漂っている。強いが、非常にシンプルな香り。
味は香りの印象どおり甘いが、コクがそれほどないため甘ったるさが残ることはない。
後味は意外とすっきりしている。いちごだけのシンプルなチューハイというのは、ありそうであまりない。
アルコール分3%。果汁2%。
原材料:ストロベリー果汁、焼酎、デキストリン、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素、ビタミンC。
果実のみずみずしいおいしさを、やさしい甘さで仕上げました。口あたりなめらかな味わいをお楽しみください。
商品名も、缶デザインから来るイメージもすべてやさしく、女性向け製品といえるが、
アルコールにあまり強くない最近の若い男性にもおすすめである。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月15日[2]
No.3356: Chou Chou まっこり / 日本酒類販売(輸入)
しゅしゅまっこり / にほんしゅるいはんばい(ゆにゅう)
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スーパーで偶然発見した、缶入りマッコリ。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡いアイボリー。
香りはマッコリらしい米っぽい香りがしっかりある。缶にはまろやかな味わいとあるのに、
わりとしっかりめなのか?と思う。
だが味はやはり軽やか。口当たりを軽快にするために、コクをスパッと取り除いた感じ。
そのため、少し舌先で上滑りする感じの味わいで、後キレがよい。
アルコール分6%。原材料:米、米麹、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:日本酒類販売(株)。
本場韓国産だが、ふだんマッコリを飲み慣れない人にも飲みやすい仕上がりになっている。
パッケージデザインはかわいらしく、若い女性に受けそうである。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月16日
No.3357: トリスハイボール / サントリー
とりすはいぼーる / さんとりー
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サントリーの人気商品トリスハイボールがリニューアル。
8月下旬から順次更新ということで、少しずつ出回ってきている。
グラスに注いだ色は、極めて淡い黄金色。従来品とおそらく変わらない。
香りは軽快で、レモン香がかなりしっかりと感じられる。ウイスキーらしさは控えめ。
口当たりも軽快。レモンが効いて甘酸っぱく、ウイスキーの風味はそんなに前面に出てこない。
後味も爽快。
アルコール分7%。果汁0.1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料。
サントリーウイスキートリス<エクストラ>にレモンスピリッツを加えた、
爽やかな柑橘系の味わいが心地よいハイボールです。
氷たっぷりのグラスに注いでも美味しく楽しんでいただけます。
どこが変わったのか、正直言ってよくわからなかったが、おそらくより軽快に、爽やかな方向に
少しだけ変わったものと思われる。
今回、通常のハイボール缶だけでなく、ジンジャー缶も新しくなっているということである。
まだ発見していないが、入手次第取り上げたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月17日[1]
No.3358: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろマンゴーピーチ / サントリー
かくてるかろり。かくてるすむーじー とろとろまんごーぴーち / さんとりー
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今週はまた新製品ラッシュなので、どんどん紹介してゆかなければならない。
まずは明日9月18日にサントリーから発売されるカクテルカロリ。の「カクテルスムージー」シリーズ。
2種あるうち、まず「とろとろマンゴーピーチ」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、すこし黒ずんだ感じの黄色。繊維質がたくさん入っており、どろっとしている。
香りを嗅ぐと、マンゴーの濃厚な香りが強く、そこに桃の生臭い感じの香りが混じる。
味も香りの印象どおり濃厚。どろっとした食感。飲み込む時、喉に果肉の繊維質を感じる。
甘ったるいのか?と思いきや、それほどしつこい味わいではない。
果汁12%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:マンゴー、ピーチ、スピリッツ、糖類、乳酸Ca、増粘多糖類、香料、酸味料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
果実をすりつぶした"果実ピューレ"を使用した、マンゴーとピーチのとろみあるフルーツの味わいを
お楽しみいただける新感覚のカクテルです。カロリー50%オフ。
キャラクターとしては、ネクターサワーに似ているが、あちらは炭酸入り、こちらは無炭酸なので、
より一層濃厚でねっとりとしているし、果実感もこちらのほうが強い。にもかかわらず、カロリー50%オフというのはすごい。
最近、チューハイ系の新製品で斬新なものというのは少ないが、久々新しいキャラクターの製品が出て来た感じだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月17日[2]
No.3359: カルピスで楽しむワインスパークリング まろやか赤ワイン / カルピス
かるぴすでたのしむわいんすぱーくりんぐ まろやかあかわいん / かるぴす
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今日2本目に取り上げるのは、明日9月18日発売、カルピスで楽しむワインスパークリング「まろやか赤ワイン」。
これは、今年の7月に登場した カルピスで楽しむワインスパークリング 爽やか白ワイン
の姉妹品である。
グラスに注いだ色は、カルピスの白が混じった淡い紫。濃いパステルピンクと言ってもいい。
香りを嗅ぐと、まず芯の通った赤ワインの香りがあり、その後、カルピスのミルキーな香りがやってくる。
なかなか複雑であり、カルピスバータイムのシリーズでこんなのがあってもおかしくない。
味は赤ワイン特有の酸味があり、カルピスの甘さが下支えしている。
適度に爽やかで、適度な飲み応えがある。後味にもキュッとした酸味と、まろやかさが残る。
アルコール分3%。無果汁。原材料名:ワイン、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
皆で集まるホームパーティーや食事時などのゆったり楽しい時間にぴったりのお酒です。
選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」の甘酸っぱさと赤ワインのまろやかなハーモニーがシュワシュワと広がるお酒です。
赤ワインとカルピスなんて、イメージ的には合わないような組み合わせなのだが、
お互いの良さがうまく引き出されていて、不思議な相性の良さを見せている。
それはまるで、性格が180度違うのにうまく行っている夫婦のよう。
想像以上の仕上がりになっているといえる。
ところで、7月に白ワインのほうが出た時、次は芳醇赤ワインかな?それとも華やかロゼワインかな?
などと私は予想したのだが、"芳醇" ではなく "まろやか" 赤ワインであった。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月18日[1]
No.3360: ティーズハイ アールグレイ&オレンジ / サッポロ
てぃーずはい あーるぐれい あんど おれんじ / さっぽろ
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明日9月19日にサッポロから発売となる「ティーズハイ」。紅茶をベースにした缶カクテルだ。
2種あるうち、今日はまず「アールグレイ&オレンジ」を取り上げる。
グラスに注いだ色は、やや黄色みの勝った淡い琥珀。インスタントのレモンティみたいな色。
注いでいる時から紅茶らしい香りが漂ってくるが、グラスに鼻を近づけると、
オレンジの酸っぱそうな香りと、その下にアールグレイらしいベルガモットの香りがある。
柑橘香を強く出したことにより、爽やかさが強調されている。
味は甘味が抑えこまれ、オレンジのキュンとした酸味が目立つ。鼻から息を抜くと、
ベルガモット風味がしっかり広がる。飲み込んだ後にも、じんわり紅茶の香りが残っている。
アルコール分3%。果汁0.3%。
原材料:オレンジ・紅茶エキス・ウォッカ・糖類・香料・酸味料・ビタミンC。
地味な製品だが、競合品の少ない独自のスタイルを確立していると思う。もちろん、紅茶カクテルはこれまでにも
各社から出ているが、子供っぽい仕上がりのものが多く、それに対してこの製品は、
大人のアイスティーソーダといった風情である。
本日の2本目に続く。
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チューハイ・カクテル等 |