2012年12月20日
No.3481: SKYY BLUE 2012 冬デザインボトル / サントリー
すかい ぶるー 2012ふゆでざいんぼとる / さんとりー
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一昨日12月18日に発売された、サントリー SKYY BLUE「2012 冬デザインボトル」。
この製品はこうやって時々デザインボトルが出るのだが、
びんに直接印刷してあるわけではなく、無地のびんに、ただ単にプリントされたフィルムが巻き付けてあるだけという
子供だましみたいな手法。
まあそれでも店頭では華やかに見えるから、それなりに意味はあるだろう。
中身は通常の SKYY BLUE だが、久しぶりなので一応中身をレビューしておこう。
グラスに注いだ色は、無色透明。気泡は少なめ。
香りは、酸味の強そうな柑橘香に、薬草っぽい香りが混じっている。
口当たりもキュンと酸っぱく、シャープ。
口中にやはり薬草のようなややくせのある香味が広がる。
アルコール分4%。原材料名:ウオッカ、スピリッツ、グレープフルーツ、
糖類、酸味料、香料。
アメリカで大人気のスカイウオッカを使った、爽やかで新しい味わいのアルコール飲料です。
この製品、そんなにたくさんの店舗で扱われているわけでもないが、
私が購入したファミリーマートでは、結構たくさん並べられていた。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月21日
No.3482: 前略 好みなんて聞いてないぜSORRY <2012秋冬限定醸造> / ヤッホー・ブルーイング
ぜんりゃく このみなんてきいてないぜそーりー <2012あきふゆげんていじょうぞう> / やっほー・ぶるーいんぐ
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こんなにインパクトの強い商品名もないだろう。
軽井沢高原ビールでおなじみヤッホーブルーイングの製品で、
なんと醗酵に米麹と酒粕を使ったストロングエールだ。
グラスに注いだ外観は、ブロンド(黄金色)とアンバー(琥珀色)の中間くらい。
泡は非常にきめ細かく、力強く、泡持ちも良い。
エールらしい甘いフルーツ香だが、少しひねたような酸のニュアンスをまとっている。
口に含んだ最初のアタックは、丸い甘みと華やかなハーブ香と強い苦味の塊のいわば三重奏。
それが次第に解けて、ぶわーっと華やかな香味が花開き、最後にはじんわり苦味の余韻が残る。
そのプロセスは非常に官能的。度数も強く、少ししびれるような感覚すら伴う。
アルコール分6.6%。麦芽使用比率92%以上。原材料:麦芽・ホップ・米麹・酒粕。
製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
この製品は原料に米麹・酒粕を使用しているため、日本の酒税法上は発泡酒に区分されます。
麦芽使用比率が高いため、税率はビールと同じです。
缶裏には、次のような説明文がある。
I'm sorry. 普通のビールは、造りません。
ビールには、もっといろんな味や個性があっていい。
「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」には、そんな意志をこめた。
既存のビアスタイルやレシピにとらわれない。純粋に、自由に、自分たちが心から飲みたいビールを造るだけだ。
米麹SAKE仕立て ストロングエール
長野県産の酒米仕立ての麹が、吟醸香を思わせるフルーティさ、繊細な甘みを醸し出す。
さらに二次発酵に酒粕を使用することにより濃醇なうまみを引き立て、甘さと苦味の絶妙なバランスの
エールに仕上げた。
この製品、発売は10月11日だったようで、存在は知っていたものの、
ネット以外で売っているのを見たことがなかった。ネットで送料を払ってまで買うのもどうかと思っていたところ、
偶然、店頭でみつけた。JR大阪駅の専門店街 LUCUA に入っている the Patry という高級スーパーだ。
喜び勇んで購入した。
1本315円だったが、こんなに安くていいのか?と言うくらいの出来映え。
なお、法律上は上記のとおり発泡酒に分類されるのだが、
麦芽使用比率が高いため、当サイトではビールとして扱うこととした。
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ビール |
2012年12月22日
No.3483: 直搾り 青森産りんご / 宝酒造
じかしぼり あおもりさんりんご / たからしゅぞう
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今年9月25日に全種リニューアルした直搾り。
今日は、5種目として「青森産りんご」を取り上げる。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。
香りは自然な感じのりんご香が、ほのかに香る。
口当たりは、非常にすっきりと酸が効いている。甘みはとても弱い。
後味もシャープだ。
りんご味チューハイは一般的に甘いものが多いが、さすが直搾りはりんごでさえもシャープな仕上がり。
アルコール分4%。果汁4.2%。
原材料:りんご果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
青森産りんごを収穫した産地で、あらかじめ細かく砕いてから丁寧に搾った"産地直搾り果汁"使用。
産地と果汁の造り方を厳選したりんごのみずみずしい味わいをお楽しみください。
中身は従来品と変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月23日
No.3484: FRUITS FINE チューハイ マンゴー / アシードブリュー
ふるーつふぁいん ちゅーはい まんごー / あしーどぶりゅー
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フルーツファインチューハイは、宮城県を本拠とする酒類輸入販売会社・やまやグループの
オリジナル商品である。
当サイトではこれまで、レモン、
グレープフルーツ、
ウメ、
グレープ、
シークヮーサー、
レモンストロング、
グレープフルーツストロング と、
計7種レビュー済である。
この「マンゴー」は、数ヶ月前に店頭で偶然発見したもので、
まだ取り上げてなかったので買ってきた。いつ発売されたのかは不明。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いイエロー。ややグリーンがかっているようにも見える(光の関係か)。
シンプルで甘そうなマンゴー香。
味も実際に甘味が強いのだが、それほど濃厚ではなく、甘さの奥に苦味もひそんでいる。
アルコール感は強くない。
アルコール分4%。果汁2%。
原材料:マンゴー果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、ビタミンC、カロチン色素。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
度数4%で、最近の低アルコール指向に合致している。
売価は88円。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月24日
No.3485: コーラハイ / アシードブリュー
こーらはい / あしーどぶりゅー
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昨日飲んだフルーツファインチューハイと同じく、やまやグループのDSスピードでみつけた製品。
アシードブリューがつくる「コーラハイ」だ。缶にも店頭にも何も書いてなかったので、
やまやのPBということではないようだ。真相はわからないが。
グラスに注いだ外観は、ほぼコーラ。液色といい、泡の立ち方といい。
香りはコーラキャンディのように甘いが、わざとらしくはない。
味はやはりかなり甘みが強い。
本物のコーラよりももっとべたつく感じがある。
これはアルコールのゆえというよりも、単純に糖分が多いのだろう。
後味もかなり甘く、コーラらしいパンチや爽快感は今ひとつ。
アルコール分5%。
原材料:醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、カラメル色素、香料、酸味料。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
やはりキリン コーラショック などと比べてしまうと、
本物感は劣る。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月25日
No.3486: サッポロ黒ラベル 第89回箱根駅伝缶 第2弾 / サッポロ
さっぽろくろらべる だい89かいはこねえきでんかん だい2だん / さっぽろ
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今年もこの季節がやってきた。
毎年出ている黒ラベルの「箱根駅伝缶」だが、実はこれは今年度の第2弾
であり、発売日は12月5日。第1弾は9月26日に発売されたようだが、
私は入手しなかった。
毎年この缶が入手できるかどうかは、時の運。というのも、
黒ラベル自体、常に置いている店がそんなに多くない上、箱根駅伝缶を毎回必ず並べてくれるかどうかも
わからない。
ということで、これまでにも偶然出会った時だけレビューしてきたわけだが、
今日近所のセブンイレブンに立ち寄ったところ、バッタリと遭遇した。
中身は普通の黒ラベルだが、いちおうレビューしておこう。
グラスに注いだ外観は、しっかりめの黄金色。泡はきめ細かく、当初盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは地味。サッポロらしい、干し藁のような乾いた香りの中に、抑制の効いたホップ香。
味も質実剛健。クリーンな口当たりながら、後からジンとした苦味がくる。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
箱根駅伝の正式名称は、
東京箱根間往復大学駅伝競走。1月2日、3日に行われる。
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ビール |
2012年12月26日
No.3487: エナジードリンクチューハイ / アシードブリュー
えなじーどりんくちゅーはい / あしーどぶりゅー
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一昨日、やまやグループのDS「スピード」でみつけた コーラハイ をレビューしたが、
こちらも同店で入手した製品。
名前がそのまま中身を表す「エナジードリンクチューハイ」。
グラスに注いだ外観は、梅酒のような深い黄金色。気泡は多くなく、炭酸はそんなに強そうではない。
香りは、まさにエナジードリンク。薬臭い感じが、それっぽい。
味は甘いのか?と思いきや、予想に反してかなり甘さは抑えられている。
キリッと酸味が効いていて、シャープな味わい。
甘くないオロナミンといった感じ。
アルコール分3%。
原材料:醸造アルコール、糖類(砂糖、ぶどう糖)、酸味料、香料、アルギニン、カラメル色素、
カフェイン、イノシトール、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
原材料をみると、元気が出そうな配合物が並んでおり、看板に偽りはない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月27日
No.3488: おいしいチューハイ ピーチミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい ぴーちみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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もう年末だから新製品も一段落したと思っていたら、これを忘れていた。
12月25日付で、ファミリーマート限定で発売された、おいしいチューハイ「ピーチミックス」。
私の知るかぎり、2009年から毎年この時期に出ていて、今年が4年目である。
11月に通年品がリニューアルしたのに合わせ、こちらも缶デザインを一新している。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。ネクターみたいに少しとろみのある感じ。
香りはナチュラルな白桃香。あまり強くは香らない。
口当たりは甘いが、そんなにねっとり感があるわけでもなく、
べたつく甘さでもない。むしろ苦味すら感じる。
白桃特有の少し生臭い感じの味わいだが、後味はさらっとしている。
果汁50%。糖類不使用。アルコール分3%。
原材料:果汁(ぶどう、白桃、りんご)、スピリッツ、香料、安定剤(ペクチン)、酸味料、
甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンC。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです(白桃果汁13%)。
昨年 と違う点は、度数が1%下がって3%になったことと、
甘味料が使われるようになったこと。
この変化は、おいしいチューハイの通年品と同様の措置なのだが、
度数の変化はともかく、甘味料を使うようになったことについては、評価しかねる。
果汁を50%も使ってナチュラルなところが、このシリーズの売りであるはずなのに、
甘味料を加えることで、そのイメージが損なわれる。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月28日
No.3489: セブンプレミアム チューハイ レモン / アシードブリュー
せぶんぷれみあむ ちゅーはい れもん / あしーどぶりゅー
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セブン&アイグループのPBである「セブンプレミアム」のチューハイ。
当サイトでは2010年に一通りレビューしているが、気づいたらパッケージが一新されていた。
ふだん私はセブンイレブンをよく使うのだが、これは置かれていない(私の利用する店舗だけなのか。
そもそもセブンイレブンでは取扱いがないのか)。普段は行かないイトーヨーカドーにたまたま立ち寄った折に
買ってきた。
グラスに注いだ色は、無色透明。
スッキリ軽やかなレモン香だが、ピュアで、キュンと酸っぱさを想起させる。
口当たりもすっきりとクリア。アルコール感は強くない。
爽やかな酸味が、飲み込んだ後にも残る。
アルコール分6%。果汁2.5%。原材料:レモン果汁、ウォッカ、食塩、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
2年前にレビューした 旧製品 とは、やはり中身が変わっていた。
製造元は同じアシードブリューだが、度数が1%下がって6%となり、果汁は0.5%減って2.5%となった。
より軽快になったと言えるだろう。缶デザインもスッキリ爽やかなイメージになった。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月29日
No.3490: セブンプレミアム チューハイ グレープフルーツ / アシードブリュー
せぶんぷれみあむ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / あしーどぶりゅー
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昨日 レモン を取り上げた、セブン&アイグループのPBである「セブンプレミアム」チューハイ。
イトーヨーカドーで購入したものだ。
今日は同時に入手していた「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。
やや苦そうな印象のグレフル香。
実際、口当たりは苦み走っており、甘みはかなり抑えられている。
酸味もそんなに強くはないので、かなり地味な味わいと言える。アルコール感は弱い。
派手さがないので、毎日飲んでも飲み飽きない。継続的にたくさん売りたいP.B.としてふさわしいキャラクター
と言えよう。
アルコール分6%。果汁4.5%。原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
2年前にレビューした 旧製品 と比べ、
度数がなんと1%上がり、果汁は反対に2.5%も減った。
度数が上がるのは最近の風潮に逆らっているかのようだが、
昨日飲んだレモンが7%から6%へと変わったのに合わせたのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月30日
No.3491: セブンプレミアム チューハイ シークヮーサー / アシードブリュー
せぶんぷれみあむ ちゅーはい しーくゎーさー / あしーどぶりゅー
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レモン、グレープフルーツ と2種取り上げてきた、
セブン&アイグループのPBである「セブンプレミアム」チューハイだが、
今日は3種めとして「シークヮーサー」を。
グラスに注いだ色は、ほんのり黄緑色に濁っている。
シークヮーサーらしく、非常に酸っぱそうな香り。
実際の味は、それほど酸味が強烈というわけでもなく、
むしろ苦味が強調されている。
すっきりとグリーンな味わいで、後味も爽やか。アルコール感は強くない。
アルコール分5%。果汁1.5%。原材料:シイクワシャー果汁、ウォッカ、食塩、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
リニューアル前には、シークヮーサーはなかったように思うのだが、私が入手していなかっただけなのだろうか。
とにかく、当サイトでは今回が初登場である。
この内容で100円しないのだから、コストパフォーマンスは最高である。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年12月31日
No.3492: 酔わないグレフルッシュ / チョーヤ
よわないぐれふるっしゅ / ちょーや
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2012年最後の1本はこれ。
梅酒の代名詞とも言えるチョーヤから出た、ノンアルコールのグレープフルーツチューハイテイスト飲料。
その名も「酔わないグレフルッシュ」。
知らない方には、少し説明がいる。
同社製品に梅酒ソーダの「ウメッシュ」があるが、
そのノンアルコール版として、昨年 酔わないウメッシュ というのが出た。
これは、そのグレープフルーツ版といえる。
発売日は、11月27日だったので、もう1ヶ月経ってしまった。
ずっと探していたけれど、みつからなかったのだ。
グラスに注いだ色は、グレープフルーツチューハイのように薄黄色に濁っている。
香りを嗅ぐと、不思議なことに、ほとんど香りがしない。
グレープフルーツを切る前に皮の匂いを嗅いだみたいな、ほんのり苦そうな香りだけがする。
その奥に、黒糖みたいな香りもある。
味は酸味が抑えられたグレープフルーツだが、三温糖のようなくせのある甘みが特徴的。
適度なフレッシュ感もあるが、飲み込んだ後に、苦味と渋味が引っかかる。
アルコール分0.00%。果汁19%。酸味料不使用。着色料不使用。香料不使用。
原材料名:果実(グレープフルーツ、梅<国産>)、砂糖、炭酸。
驚くことに、グレープフルーツだけでなく、梅も使われている。さすがチョーヤさんである。
柑橘っぽくない味わいのコクの正体は、梅だったのか。
面白いが、チューハイ代わりに飲むには、少々くせが強いのではないか。
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2013年もどうぞ当サイトをよろしくお願いいたします。元日から更新致します。
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ノンアルコール飲料 |
2013年1月1日
No.3493: セブンプレミアム ストロングチューハイ レモン / アシードブリュー
せぶんぷれみあむ すとろんぐちゅーはい れもん / あしーどぶりゅー
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明けましておめでとうございます。本年も当サイトをどうぞよろしくお願いいたします。
といっても、新年早々見てくれている人は少ないんだろうなあ・・。
さて、先日から順次取り上げているセブン&アイグループのPBの「セブンプレミアム」チューハイ。
度数8%のストロングが2種出ているのだが、今日はまずレモンのほうを飲みたい。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、度数の低い方のレモンとほぼ変わらず、ピュアで軽やかなレモン香。
口に含んだ瞬間の味の第一印象も、通常版のレモンと同じくキュンと酸っぱいが、
すぐさまとろんとした甘みが広がる。 飲み進めるうちに、胃の中が温かくなってきて、
ストロングを実感。
アルコール分8%。果汁3%。原材料:レモン果汁、ウォッカ、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
度数の低い通常版 では糖類が使われているのに、こちらは糖類ゼロ。
アルコール度数が高いので、その分糖類を使わないでカロリーを抑えようということか。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年1月2日
No.3494: セブンプレミアム ストロングチューハイ グレープフルーツ / アシードブリュー
せぶんぷれみあむ すとろんぐちゅーはい ぐれーぷふるーつ / あしーどぶりゅー
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先日から順次取り上げているセブン&アイグループのPBの「セブンプレミアム」チューハイ。
2種あるストロング(度数8%)のうち、既に レモン を取り上げているので、
今日はもう一方の「グレープフルーツ」。
グラスに注いだ色は、ほんのり黄色っぽく濁りあり。
香りは、やや内にこもった、苦味の強そうなグレフル香。
フレッシュ感をヘタに強調していないところが好印象。
口に含んだ瞬間の味は、やはり苦い。
酸は弱くマイルドだが、アルコール感が強く、甘さを感じる。
だから全体的には濃厚な印象。
飲み進めるほどに、度数の強さを実感。但し、味わいのバランスは非常に良い。
アルコール分8%。果汁4%。原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
こちらもレモンと同じく糖類ゼロ。サントリー -196℃ストロングゼロ
と同じアプローチだが、こちらのほうが粗暴さがないというか、品良くまとまっている。
セブンプレミアムは、侮れないP.B.だと、改めて思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年1月3日
No.3495: 麦とホップ / サッポロ
むぎとほっぷ / さっぽろ
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麦とホップが12月中旬製造分から新しくなっている。今日初めてスーパーで発見し、購入した。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
アロマホップがしっかりと香り、なかなか深みがある。
味は苦味がしっかりしているのだが、重たい感じではない。
それ以外の要素がクリアであり、甘味や酸味がほどほどだから、軽妙で透明感がある。
新ジャンル特有の臭みなどは感じない。
飲み込んだ後には、引き締まった苦味が口中に残る。
アルコール分5%。協働契約栽培100%。長期熟成製法。
原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
サッポロ社のサイトには、今回のリニューアルを
「味覚評価が高い「麦とホップ」の基本スペックは継続しつつ、
発酵条件の更なる最適化を図ることで、ますますビールと間違えるほどのうまさを実現しました。」
と説明しているのだが、この説明では味わいがどのように変わったのかはわからない。
私が感じたところでは、
以前の製品にあったクリーミーな甘さ、特に後味に残るミルクのようなバニラのような不自然な甘さが
大幅にカットされ、非常にクリアになった。それから、苦味がまとわりつかなくなった。
これらにより、口に含んでいる時の自然な香味と、後味のスッキリ感が増した。
非常に良い方向でのリニューアルとなったと思う。
私の知るかぎりこの製品のリニューアルはこれで6回目(即ち7代目製品)だが、
今回の微調整で、歴代最高水準に到達したと思う。
ただ、クリアさが増したことで、味わいの厚みが削がれたと受け取るファンもいるかもしれない。
そのあたりはまさに好みなので、えぐみなどを少々許容しても味の厚みにこだわるメーカー(キリンさんなどはそう)
もあるし、クリアさを大切にするメーカー(アサヒさんなどはそう)もある。
サッポロさんのアプローチは元来、前者だと思うのだが、
新ジャンルに関して言えば、味わいの厚みを追究してもだいたいロクなことはないので、
透明感を追求したほうが良い結果につながる。この製品には元々ぶ厚さがあるので、
今回のアプローチは正解なのである。
なお、缶の目印は、左肩に円形緑地に白抜き文字で New と書かれているところだ。
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新ジャンル |
2012年1月4日
No.3496: FRUITS FINE チューハイ レモン 糖類ゼロ / アシードブリュー(やまやP.B.)
ふるーつふぁいん ちゅーはい れもん とうるいぜろ / あしーどぶりゅー(やまやP.B.)
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仙台に本拠を置くやまやグループのPBである「フルーツファインチューハイ」。
これまでにもたくさん取り上げてきた。
ところが、気づかないうちに糖類ゼロのシリーズが登場していた。
2種あるが、今日はまず「レモン」から。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。
香りは、揮発成分の多そうなフレッシュなレモン香だが、
香水やガラスクリーナーみたいな、ちょっと薬品っぽい感じ。
味は酸味がシャープだが、甘みもしっかりある。アルコール感も強い。
糖類ゼロなのに甘みが強いのは、もちろん甘味料によるもの。
飲み込んだ後に、甘味料特有のだらっとした甘みが口中に残るのは致し方ないところか。
アルコール分8%。果汁3%。
原材料:レモン果汁、ウォッカ、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
なんと度数が8%もあり、単なる糖類ゼロチューハイというよりは、ストロングの部類であり、
飲み応えは十分。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年1月5日
No.3497: 麦とホップ 黒 / サッポロ
むぎとほっぷ くろ / さっぽろ
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一昨日、12月中旬製造分からリニューアルした「麦とホップ」をレビューしたが、実は黒のほうも新しくなっている。
こちらは12月上旬製造分からのリニューアルである。
どうやらパッケージだけの更新のようなのだが、
一応中身をレビューしておく。
グラスに注いだ液色は、しっかりと深い漆黒。泡はベージュ色で力強く盛り上がり、
泡持ちも悪くない。
香りは軽快なロースト香があり、適度な深みを感じさせる。
スモーキーな味わいだが苦味と甘味はやや軽い。
全体的にスリムな印象だが、飲み込んだ後にしっかりと苦味が残るので、
引き締まった後味が楽しめる。
アルコール分5%。長期熟成製法。協働契約栽培100%。
原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
新ジャンルの弱点(コクがなかったり、独特の雑穀臭があったりする)
をロースト麦芽でうまくカバーしているだけでなく、
ビールほどの重たさがないことを逆に長所に変え、万人受けするキャラクターに仕立てているこのテクニックは、
絶妙である。
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新ジャンル |
2012年1月6日
No.3498: FRUITS FINE チューハイ グレープフルーツ 糖類ゼロ / アシードブリュー(やまやP.B.)
ふるーつふぁいん ちゅーはい ぐれーぷふるーつ とうるいぜろ / あしーどぶりゅー(やまやP.B.)
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仙台に本拠を置くやまやグループのPBである「フルーツファインチューハイ」
の糖類ゼロシリーズ。
2種あるうち、既に レモン はレビュー済。
今日はもう一方の「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ色は、グレフルらしくしっかりと白濁。
香りは、レモンと同じく揮発成分の多そうなフレッシュなグレフル香だが、
やや奥にこもった感じ。
味は苦味が強く、酸味はマイルド。アルコール感が強く、甘味料のだらっとした
甘みがやや気になる。
飲み込んだ後にもアルコール感と甘さが残り、スッキリしない。
アルコール分8%。果汁4%。
原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
こちらもレモン同様、アルコール度数が8%もあり、ストロングな味わい。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年1月7日
No.3499: TOPVALU バーリアル 3つのフリー / イオン
とっぷばりゅ ばーりある 3つのふりー / いおん
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イオンP.B.のTOPVALU「バーリアル3つのフリー」。
以前からあるノンアルコールのビールテイスト飲料だが、昨年夏頃から新しくなっている。
もう入手して半年近く経ってしまった。
グラスに注いだ色は、かなりしっかりした黄金色。もちろんカラメル色素であろう。
泡は、ほとんど盛り上がらず、すぐに消える。
香りはビールテイスト飲料にありがちな酸化したビールのような匂いが少し感じられるものの、
そんなに強くはない。穏やかな部類である。
味は非常に軽快。というか、ほとんど味がない。
臭みが弱いからぐいぐい飲める。反面、飲み応えのようなものはない。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。
原材料名:食物繊維(ポリデキストロース)、麦芽エキス、ホップ、香料、カラメル色素、酸味料、
酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
販売者:イオン(株)。
製品名の「3つのフリー」とは、アルコール分とカロリーと糖質がすべてゼロであることを表している。
同種の製品の中でもかなり臭みの弱い部類であり、非常に軽快に飲み進められる。
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ノンアルコール飲料 |
2013年1月8日
No.3500: ほろよい 練乳いちごサワー <2013限定> / サントリー
ほろよい れんにゅういちごさわー <2013げんてい> / さんとりー
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本日1月8日発売のサントリーほろよい「練乳いちごサワー」。
今日購入したコンビニでは、たくさん売れると踏んだのか、大量に入荷していた。
商品名からかなり濃厚なものを想像していたが、グラスに注いだ外観は、
かなり薄いピンクで、やや濁っている。上澄みみたいな感じ。
ところが、香りを嗅ぐと、確かに練乳をかけたいちごっぽい。非常によく似せている。
口当たりも練乳の甘さがうまく再現されている。それでいて特にくどいわけではなく、
酸味と合わせて軽快な口当たりになっている。
口中にいちごミルクの風味が広がる。
後味はスッキリしないが、これで正解であろう。
アルコール分3%。いちご果汁0.5%。
原材料:いちご、脱脂加糖練乳、スピリッツ、殺菌乳酸菌飲料(乳製品)、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、野菜色素、乳化剤。
練乳といちごの甘酸っぱさが心地良い、やさしい味わいに仕上げました。
「2013限定」とあるが、今年限りという意図ではないだろう。仮にそのつもりだとしても、
今回好評を博せば、来年も出すことを検討するだろう。たぶん、売れ行きは伸びるであろうから。
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チューハイ・カクテル等 |