2013年8月16日
No.3781: ノンアルタイム レモンチューハイテイスト / 合同酒精
のんあるたいむ れもんちゅーはいていすと / ごうどうしゅせい
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GODOのノンアルコールシリーズ「ノンアルタイム」。
発売は7月2日で、全4種。
いつもながら同社の製品は、私の行動範囲ではほとんど見ることがなく、
ちゃんと入手できることのほうが少ない。
今回も4種出ているはずのうち、大きなショッピングセンター(イオンモール)で偶然この
「レモンチューハイテイスト」のみが売られているのに遭遇し、入手した。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。生レモンサワーのような外観。
香りは、非常に引き締まった、酸っぱそうなレモン香。当然のことながら、アルコール臭は皆無なので、
レモンスカッシュのよう。
口当たりは香りの印象どおりシャープ。ジューシーだが、甘さは最小限に抑え込まれ、強い酸味が特徴。
これなら食事にも合わせやすそう。
原材料名:レモン果汁、食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、香料、クエン酸Na、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
最近はこのようなノンアルコール製品もたくさん出回るようになったが、
この製品はかなり優秀な部類であることは間違いない。
シリーズには当製品のほかビールテイスト、カシスオレンジテイスト、梅酒ソーダテイストの3種が存在しているらしいが、
今のところ発見できていない。引き続き探索を続けたい。
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ノンアルコール飲料 |
2013年8月17日[1]
No.3782: 金麦 花火デザイン缶 / サントリー
きんむぎ はなびでざいんかん / さんとりー
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もう季節ごとの恒例となっている金麦のデザイン缶。いつも季節感あふれるデザインが魅力的だが、
この時季は、夏らしい花火である。
昨年 の缶とは違うデザインとなっている。
なお、中身は通常の金麦なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
今年も昨年に引き続き、「全国の人気花火大会 金麦特等席プレゼント」キャンペーンが行われており、
その告知のためのデザイン缶となっている。
詳細は、サントリー金麦のサイト を
ご覧いただきたいが、取り上げるのが遅かったため、もう応募期間は終わっているようである。
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新ジャンル |
2013年8月17日[2]
No.3783: 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ レモン / 富永貿易(製造者:大東乳業)
こうべきょりゅうちちゅーはい とうるいぜろ れもん / とみながぼうえき
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神戸居留地チューハイ・糖類ゼロ レモンは、
これまで2度取り上げており、これが3度目である。
なぜかというと、製造者(OEM供給元)が順次変わっているからである。
当サイトで最初に取り上げた時は、三幸食品工業、
次にアシードブリュー。
そして今回のは大東乳業というところの製造。
中身は変わっているのか、いないのか。試してみたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ透明だが、わずかに黄色っぽく濁りがある。
香りは刺激が弱く、芳香剤的なレモン香。
口当たりは軽快で、酸はやはりマイルド。甘味も抑えられている。
スッキリとした味わいで、飲み飽きない。甘味料特有の甘さも、そんなに口には残らない。
果汁1.0%。アルコール分7%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)
、ビタミンC。
製造者:大東乳業(株)、
岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
販売者:富永貿易(株)、
神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
原材料を比べると、前々回、前回レビュー時にはなかったビタミンCが添加されている。
酸化防止、変色防止等の意味合いであろうから、味には影響がないのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月18日
No.3784: 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ グレープフルーツ / 富永貿易(製造者:大東乳業)
こうべきょりゅうちちゅーはい とうるいぜろ ぐれーぷふるーつ / とみながぼうえき
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昨日 レモン を飲んだ神戸居留地チューハイ・糖類ゼロだが、今日は同シリーズの「グレープフルーツ」
を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、うっすらと黄色っぽく濁っている。
香りは苦味が強そうなグレフル香で、ひっそりとしており、あまり強くは香らない。
口当たりは、柔らかい苦味と、軽快な酸味。甘さはかなり抑えられており、あっさりとした飲み口。
後味に甘味料特有の甘さが若干残るが、それほど気にならない程度。
果汁3.0%。アルコール分6%。原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:大東乳業(株)、
岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
販売者:富永貿易(株)、
神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
昨日飲んだレモンは、製造者が 三幸食品工業、
アシードブリュー、大東乳業 と
変遷していたが、こちらグレープフルーツのほうは、
当サイトではこれまで 三幸食品工業 のものしか取り上げていない。
おそらく間にあったアシードブリュー製を取りこぼしているのではないかと思われる。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月19日[1]
No.3785: 旨味香ばし 秋楽 <限定醸造> / サントリー
うまみこうばし あきらく <げんていじょうぞう> / さんとりー
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今週は秋限定ビール系飲料の発売が目白押しである。
まだ毎日暑いが、こういった製品群が、秋の到来が近いことを知らせてくれる。
明日8月20日にサントリー「旨み香ばし秋楽」、アサヒ「秋宵」の新ジャンル2種と、
キリンのビール「秋味」が発売。21日にはサッポロの新ジャンル「富良野の秋」が登場。
お盆休み明けの久々の新製品ラッシュということで、これらの全商品を、今日スーパーで発見することができた。
今日はまず、サントリー「旨み香ばし秋楽」を試したい。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。
泡はベージュ色でややきめが粗く、泡持ちはほどほど。
軽快なロースト香で、少し甘そうな感じ。新ジャンル特有の臭みは感じない。
味はざらめのような甘さがあり、昔の発泡酒みたいな臭みがある。香りにはあまり感じなかったのに。
苦味は強めなので、臭みをなんとかマスクしてくれるが、
コクや重みは今ひとつ。飲み込んだ後にじんわり甘さが残る。
アルコール分6%。ロースト麦芽使用、全麦芽の20%以上。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
原材料となる発泡酒においてロースト麦芽を使用し、限定醸造しています。
昨年 までは、「旨みたっぷり秋楽」
という商品名であった。今年から名前が変わったわけだが、
中身の違いは感じられなかった。私自身の昨年のレビューとの比較において。
ロースト麦芽を使用することで、新ジャンル特有の臭みを隠す手法は、各社で採用されており、
かなり定着してきた。
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新ジャンル |
2013年8月19日[2]
No.3786: 果実の瞬間 国産和梨 <秋限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん こくさんわなし <あきげんてい> / あさひ
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今週はビール系飲料だけでなく、チューハイも秋限定品が出る。
アサヒとサントリーから2種ずつの発売だが、
まずはアサヒ果実の瞬間「国産和梨」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、わずかに白濁。
香りは、穏やかで甘い、いかにも和梨。非常につつましやかである。
口当たりも非常にやさしく、ナチュラル。但し、果実の瞬間シリーズらしく、甘味はわりとしっかりめ。
炭酸も弱く、全体的に大人しい仕上がりになっている。
果汁1.5%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、日本なし果汁、糖類、酸味料、香料。
梨というのは、香料で表現しやすいのだろうか。アサヒ製品に限らず、他社の梨味チューハイも、
嫌みのない仕上がりのものが多い。そして何より、この味に接すると、そろそろ夏も終盤かと
気づかされる。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月20日[1]
No.3787: 富良野の秋 <限定出荷> / サッポロ
ふらののあき <げんていしゅっか> / さっぽろ
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明日8月21日が発売日となっている、サッポロ「富良野の秋」。
ビールのような商品名だが、新ジャンルである。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
泡はやや粗く、泡持ちもほどほど。
香りを嗅いで、小さな衝撃が。非常に芳しいホップ香で、この香りだけだと、
ビールと区別が付かない。新ジャンル特有の臭みは感じられない。
ところが口に含んだ瞬間、落胆する。
苦味はしっかりあるものの、ほんのりとした甘味もあって、やはり新ジャンルなのだと気づかされる。
香りの印象が鮮烈だっただけに、がっかり感も大きい。
臭みはほとんどないので、爽快な口当たりではあるが、それだけに残念。
後味にもほんのり甘さが残ってしまう。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
〜今しか飲めない、幻の美味しさ体験〜
世界でたった1軒の生産者により、上富良野で栽培されている幻のホップ品種「フラノベータ」を使用。
さらに、じっくりと熟成。今しか飲めない、まろやかリッチな美味しさです。
そんなに貴重なホップならば、新ジャンルなどにしないで、ビールをつくってほしかった。
サッポロさんは最近、新ジャンルへの入れ込み方がすごいが、ちょっと頑張る方向性が違うのではないかと思う。
ビールをたくさん出すと、シェアを食い合うだけでコスト回収もままならないとの判断で、
低価格品に逃げているのではないか。
そうだとすればあまりにも後ろ向きだ。
ヱビスとはまた違ったキャラクターのプレミアムビールを世に問えば、
新たな世界が拓けるように思うのだが。そういう冒険を求めるのは酷なのだろうか。
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新ジャンル |
2013年8月20日[2]
No.3788: −196℃ 秋梨 <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
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本日8月20日発売の−196℃秋限定2種。そのうち、今日は「秋梨」を飲んでみよう。
昨日飲んだアサヒ・果実の瞬間「国産和梨」と比較するためである。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りはやや青みの強そうな梨。非常にナチュラルだが、ツンと香り立っている。
口当たりはすっきり甘く、みずみずしい。酸味も適度に効いていて、後味はスッキリ。
香りの強さほど、味わいは強くない。
アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。
原材料名:梨、スピリッツ、ウイスキー、ブランデー、糖類、酸味料、香料。
栃木県横山果樹園で育てられた幸水を使用。秋の訪れを感じさせる、みずみずしく爽やかなおいしさです。
昨年 の製品と中身は変わっていないようである。
なぜかウイスキーやブランデーが使われているのだが、ほんのりとした甘味や深みあるアルコール感を出すのに
貢献しているのだろうか。
甘い雰囲気はアサヒ製品と非常に近いが、こちらは適度に酸味も感じられ、輪郭がはっきりしている。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月21日[1]
No.3789: 秋宵 <秋だけの限定醸造> / アサヒ
あきよい <あきだけのげんていじょうぞう> / あさひ
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昨日8月20日に発売された、アサヒの新ジャンル「秋宵」。
昨年も出ていたものだ。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はかなり粗く、当初は盛り上がるものの、泡持ちはほどほど。
香りは、初期の発泡酒のような、雑穀臭が感じられる。ホップの清々しさは弱い。
口当たりはふわっと甘く、いかにも新ジャンルらしいが、その後に結構しっかりした苦味がある。
その苦味が、後味を引き締めてくれている。
アルコール分6%。煎りたて国産麦芽一部使用。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
深みのあるコク、芳醇な味わい。
昨日飲んだサッポロの新製品ほどのインパクトはないが、この美しいパッケージデザインは、
売場で圧倒的に目立つ。昨年 のものと比べると、
今年は商品名と Asahi の文字が大きく真ん中に書かれており、
商業デザイン的にはこれが正解なのだろうが、昨年のイラストと文字配列のほうが奥ゆかしさがあって、私は好きだった。
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新ジャンル |
2013年8月21日[2]
No.3790: −196℃ 秋りんご <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
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昨日8月20日に発売された−196℃の秋限定品。
2種あるうち、昨日既に 秋梨 をレビュー済。
今日はもう一方の「秋りんご」を。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。
香りは酸がツンと立ったフレッシュなりんご香。
味も酸のアタックが強いが、適度な甘さを伴う。
最後までキリッとしており、後味もスッキリ。
アルコール分4%。りんご浸漬酒使用。青森産サンつがる使用。
原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
青森県岩木山山麓に広がるりんご園から届いたサンつがるを使用。
秋の訪れを感じさせる、華やかで甘酸っぱい味わいです。
秋梨同様、こちらも昨年の製品と中身は同じようである。完成度が高く、手を入れるべきところがないということ
だろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月22日[1]
No.3791: 秋味 / キリン
あきあじ / きりん
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今年でなんと発売23年目を迎えるキリン「秋味」。
毎年8月下旬に出ているものだが、今年の発売日は、8月20日。
グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。
泡はやや粗く、泡持ちもほどほど。
香りは、清々しいホップ香があるが、いかにも苦味が強そうで、
ぎっしり凝縮感のある味わいを想像させる。
味は香りの印象どおり苦味がずしっと強く、重たく、落ち着き払っている。
コク深いが、華やかさはなく、渋味を伴う質実剛健な味わいである。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
「秋だけの限定醸造」 麦芽たっぷり1.3本分
今年の缶デザインは、昨年と同じ。過去、2〜3年ごとにデザインを変えてきているようだが、
毎年紅葉を配したいかにも秋らしいデザインであることは変わっていない。
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ビール |
2013年8月22日[2]
No.3792: 果実の瞬間 山梨産 ピオーネ <秋限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん やまなしさん ぴおーね <あきげんてい> / あさひ
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8月20発売の「果実の瞬間」秋限定2種。
既に 国産和梨 はレビュー済なので、
今日はもう一方の「山梨産 ピオーネ」を。
グラスに注いだ色は、ややくすんだ感じの淡いピンク。
香りは深みのあるぶどう香だが、ふんわりとやさしく香っている。
飲むと、香りの印象以上に甘味がしっかりとある。
適度な渋味も伴っている。
果汁0.4%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、野菜色素。
昨年は 国産ピオーネ だったが、
今年は「山梨産」となっている。実は、一昨年 は山梨産だった
ので、元に戻ったわけだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月23日
No.3793: Style ONE シャイン・モルト 糖質50%オフ / 眞露
すたいるわん しゃいん・もると とうしつ50ぱーせんとおふ / じんろ
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Style ONE(スタイルワン)は、愛知県に本拠を置くユニーグループが中心となって展開しているP.B。
同ブランドから シャイン・モルト という新ジャンルが登場したのが、昨年春。
そして今回、この「糖質50%オフ」が発売された。
プレスリリースによると、同グループのコンビニである(株)サークルKサンクスと(株)99イチバでは8月20日から、
スーパーのアピタ、ピアゴなどを運営するユニー(株)では8月22日からの発売となっている。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は粗く、当初は盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、意外にも(といっては失礼だが)芳しいホップ香がする。
しかし、その下に麦茶のような匂いがして、やっぱりビールとは違うんだと気づく。
口当たりは、こちらも意外だがキリッとした苦味のインパクトがあって、
糖質オフながら、そんなに間延びはしていない。もちろん、
味わいのコクはないのだが、かなり渋味も伴うので、後味が引き締まっている。
中身に力がない分、外側を鎧で武装しました、という感じ。
アルコール分4.5%。原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)。
原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:眞露(株)。
つくっているのは、韓国最大の酒類メーカーであるハイトジンロ(株)で、
輸入者がその日本法人である眞露(株)だ。
販売価格は、350mlレギュラー缶は88円。500mlロング缶が125円。
スーパーが扱うP.B.としては、今や珍しくない価格なのだが、
驚くのはコンビニのサークルKサンクスでも同価格で提供していること。
実はこれまでシャインモルト(レギュラー缶)はスーパーでは88円、コンビニでは110円という二重価格設定だったのだが、
この製品の登場を機に、コンビニでも88円に値下げを断行している。
「デフレ脱却が進行している」と、昨今ニュース等でかまびすしいが、このような低価格品に関しては、
依然として「安い」ということが何よりの武器になる。庶民の一番近いところにいる食品小売業は、
足元の景気実態をよくわかっているのだ。
スーパーに行ってわざわざ長いレジに並ばなくても、コンビニで88円で買えるのならば、
その価値はかなり大きい。
サークルKサンクスにとって、競合他店(コンビニビッグ3)に対する有力な武器となり得る商品だ。
この捨て身の挑戦には、大きな拍手を贈りたい。
・・・日頃過度な価格競争に関して否定的なコメントが多いのに、今日は珍しいことを言っていると
お感じの方も少なくないであろうが、市場シェアで劣位に置かれているコンビニの思い切った頑張りに対しては、
素直に応援したいと思うのだ。
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新ジャンル |
2013年8月24日
No.3794: ステラ・アルトワ STELLA ARTOIS
すてら・あるとわ
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実はベルギーのビールが結構好きで、専門店のようなところにもたまに行くのだが、
最初に注文することが多いのがこれ。
すっきりとしたピルスナーで、一口めには最適なのだ。
有名なヒューガルテンなどのヴァイスの後だと、ラガーであるピルスナーは線が細くて苦いだけといった印象になってしまうので、
飲む順番は重要。と、わざとビアスタイルや商品名のカタカナを連発したわけだが、
わからない人は検索してほしい。
さて、外で飲むことが多い銘柄なのに、サイトには未掲載だったため、今回買ってきて改めて飲むことにした。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
やや甘いニュアンスをまとったホップ香があり、繊細でありながらも深みを感じる。
味は甘酸っぱさすら感じさせるやわらかな口当たりで、非常に女性的。苦味はマイルド。
やさしいのに、筋が一本通っている味わい。
アルコール分5%。麦芽使用率50%以上。原材料:麦芽、コーン、ホップ。
輸入者及び引取先:(有)ウイック。
麦芽使用率がおそらく66%には達していないことから日本の酒税法上は発泡酒の扱いとなるが、
世界的に立派なビールの銘柄であるため、当サイトでもビールに分類する。
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ビール |
2013年8月25日
No.3795: ストロングチューハイタイム ゼロ ドライラムネ / サンガリア
すとろんぐちゅーはいたいむ ぜろ どらいらむね / さんがりあ
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サンガリア製品はなかなかみつからない。ここ地元大阪でもそうなのだから、
おそらく他地方ではその存在すら知られていないのかもしれない。
この製品は、同社サイトで3月11日付で新発売とされており、まったくみつからないのであきらめていたが、
今日偶然、百均店(LAWSON STORE 100)で発見。やはり日々色んな店を巡回すべきである。
入手価格は、もちろん105円であった。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡はそんなに多いわけでなく、わりと静か。
香りはラムネらしい豊かな甘さを湛えている。ほんとにドライなんだろうか。
口に含んでみると、確かに香りの印象ほどは甘くない。
いや、ラムネ味で、しかも度数9%ということを前提にしての話だから、
一般的にドライと言われるレベルのドライさではなく、やはり甘いものは甘い。
頑張って甘さを抑えめにした片鱗はある、といった感じ。
ラムネらしいチープな味わいながら、さすがに高アルコールのため、胃の中が温かくなってくる。
短絡的な言い方をすれば、安くて飲みやすいのに、すぐに酔えるチューハイだ。
アルコール分9%。
原材料:醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
このストロングチューハイタイムゼロのシリーズは、既存品であるレモンとグレフルも昨年新しくなっているようなのだが、
未だに見つけ出せていない。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月26日
No.3796: カロリ。洋なし <2013限定> / サントリー
かろり。ようなし <2013げんてい> / さんとりー
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明日8月27日が発売日となっているカロリ。秋限定「洋なし」。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
香りは、非常に本物っぽい洋なし香。苦味を伴い、ややざらざらとした甘味を彷彿とさせる。
洋なしの特徴的な香りは、香料で真似しやすいのだろうか。
味も香りの印象どおり非常にナチュラル。甘味がやや強すぎる感じだが、
炭酸のピリピリ感が適度に引き締めてくれる。
ただ、飲み込んだ後、甘味料特有のだらっとした甘さが
かなり長い間口中に居座る。
アルコール分3%。果汁0.5%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。
原材料名:洋なし、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ふわっと広がる華やかな香りと甘く芳醇な果実感を楽しめる、この秋だけの<洋なし>です。
缶には大きく「秋のカロリ。」と書かれているが、製品名は通常どおり「カロリ。」である。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月27日
No.3797: バカルディ アップルジンジャーモヒート "Limited Edition" / サッポロ
ばかるでぃ あっぷるじんじゃーもひーと / さっぽろ
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バカルディ・モヒートシリーズから新顔「アップルジンジャーモヒート」が登場。
発売日は、先週水曜の8月21日。発売前夜から色々探し回っていたが運悪く巡り会えず、
昨日ようやくスーパーで発見したのだ。
グラスに注いだ色は、やや黄色っぽく濁っている。りんご果汁のよう。
香りは、ジンジャー(しょうが)が強く、次いでミント。りんごはほんのり香る程度。
味もジンジャーの刺激に、ミントの青臭さが加わっている。りんご味は確かにベースにあるものの、
前には出てこない。ほのかに甘いが、苦味もある。酒好きのためのカクテルという感じだ。
アルコール分6%。
原材料:ラム・糖類・香料・酸味料・酸化防止剤(ローズマリー抽出物)・カラメル色素。
クラブやバーで人気のモヒート。今の季節だけの新フレーバーです。
昨年10月に、アップルモヒート が発売されたが、缶デザインが酷似しており、
あまり新製品という感じがしない。もっとも、あちらも限定品として短期間で消えていったから
現在店頭で2つ並んではいないのだが、紛らわしいことには違いない。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月28日
No.3798: カクテルパートナー ディアピンク シャンディスパークル / アサヒ
かくてるぱーとなー でぃあぴんく しゃんでぃすぱーくる / あさひ
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今年3月に3種揃って(マンゴー&ヨーグルトリキュール、
とろりんピーチ&ワイン、香るカシス&ティー)
で登場したカクテルパートナー「ディアピンク」シリーズ。
今回、4種めとなる新顔「シャンディスパークル」が、昨日8月27日に発売となった。
グラスに注いだ液色は、淡いシャンパンゴールド。
香りは、ジンジャーエールが目立つが、薄まった感じで、どこか柑橘の雰囲気がある。
味は軽快なシャンディガフ(ビール+ジンジャーエール)といった感じ。
ビール風味が弱く、生姜風味も弱く、炭酸もマイルドで、すべてが柔らかい。
度数も低い。それゆえ非常に飲みやすい。
アルコール分3%。原材料:ウォッカ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、
スクラロース)。
ビアテイストフレーバーとジンジャーエールにウオッカを組み合わせた、ほどよく甘くてさわやかな味わいが楽しめる
カクテルです。
通常のカクテルパートナーのシリーズは、甘味が強かったり、味わいのはっきりしたものが多いが、
このディアピンクシリーズは、どれも丁寧に作り込まれた感じと繊細さがあり、
独自の世界観をつくっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月29日
No.3799: チューハイグレープ ナイン / サンガリア
ちゅーはいぐれーぷ ないん / さんがりあ
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百均店 LAWSON STORE 100 で発見したサンガリアのチューハイ。
同シリーズの レモンナイン は今年の春にレビュー済なので、
これは2種め。
グラスに注いだ色は、ごく淡いピンク。
香りは、非常に深みのある甘そうなぶどう香。
味は香りの印象どおり甘味にコクがある。
度数が高いので、そのアルコール感の深みが加わって、
非常にヘビーな飲みごこち。
果汁3%。アルコール分9%。
原材料:ぶどう果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
百均店で購入したものの、価格は118円。やはり原価との関係で105円ではあまり利益が出ないのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年8月30日
No.3800: すっきり果実のZERO レモン / サッポロ
すっきりかじつのぜろ れもん / さっぽろ
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サッポロから出ているノンアルコールチューハイテイスト飲料「すっきり果実のZERO」
が新しくなっている。
調べてみたら、パッケージのみの変更で、今年2月下旬から順次リニューアル
しているとのこと。
中身は 従来品 と同じわけだが、改めてレビューしたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、鋭いレモン香で、すっきりとした味わいが想像される。
味は香りの印象どおりシャープ。甘味は抑えられ、キリッとした味わい。
暑い季節に喉の渇きをいやすのにも最適。
果汁10%未満。アルコール分0.00%。糖類ゼロ。カロリーゼロ。
原材料名:レモン果汁、香料、酸味料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
今や各社からこのようなノンアルコールが出ているが、一番すっきりと嫌みのない製品である。
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ノンアルコール飲料 |