2013年12月31日
No.3941: カルピスサワー ぶどう / アサヒ
かるぴすさわー ぶどう / あさひ
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カルピス(株)の人気商品「カルピスサワー」が、アサヒビールから発売されることとなった。
発売日は、12月10日。
これは、昨年10月にカルピスの全株式をそれまで保有していた味の素(株)がアサヒグループHDに売却したことで、
カルピスがアサヒの完全子会社となり、これに伴い、国内飲料事業(ソフトドリンク)をアサヒ飲料に移管。
また、カルピスがアルコール飲料事業を終了し、アサヒビールがこれを引き継ぐことに
なったものである。
カルピスサワー(定番3種)自体は、中身を3月に最新リニューアルしたばかりである。
グラスに注いだ液色は、白の混じった濃いピンク色。ぶどうのイメージよりはだいぶ明るい。
香りは、豊潤なぶどうの甘さが強いが、カルピスの甘酸っぱさがそこに加わる。
味もぶどうの甘味がカルピスの酸に溶け込んでいる。
甘ったるい感じはない。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:ウォッカ、ぶどう果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、野菜色素、
甘味料(アスパルテーム・Lフェニルアラニン化合物、アセスルファムK)。
「カルピスサワー」「CALPIS SOUR」はカルピス(株)の登録商標です。
先日 スタンダードのカルピスサワー をレビューしたが、あちらと同じようにこちらも
原材料表記の順番が 従来品 とは異なっている。ウォッカが4番目から1番目に替わっているのだが、
度数は変わっていないため、他の原材料使用量が相対的に減ったということなのだろうか。
ちなみに、缶の見た目としては、一番上にあったカルピス社のロゴが
なくなったのが顕著な変更点であり、基本的には変わっていない。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月2日
No.3942: カルピスサワー 完熟マンゴー / アサヒ
かるぴすさわー かんじゅくまんごー / あさひ
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カルピスサワーがアサヒビールに移管されて12月10日から発売となっている。
ラインナップは既にレビューした レギュラーのカルピスサワー、
ぶどう、そしてこの「完熟マンゴー」の3種である。
グラスに注いだ液色は、パステルイエロー。
香りはマンゴーらしい深い甘さが特徴で、カルピスの酸っぱそうな香りは強くない。
味は香りの印象どおり甘さがたっぷりとあって、濃い。
カルピスの甘酸っぱさがやはり後ろに隠れてしまっている。
マンゴー好きは気に入るであろう。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:ウォッカ、マンゴー果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、
カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
「カルピスサワー」「CALPIS SOUR」はカルピス(株)の登録商標です。
従来品 との違いは、既にレビューしたぶどうと同じく、原材料表記の順番。
従来品ではウォッカの順番が4番目だったのに、1番目に変わっている。
また、缶の見た目としては、一番上にあったカルピス社のロゴが
なくなったのが顕著な変更点であり、基本的には変わっていない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41641SPOZ#23 |
2014年1月6日
No.3943: 氷結 ストロベリー <期間限定> / キリン
ひょうけつ すとろべりー <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結の期間限定「ストロベリー」。発売日は、明日1月7日である。
昨年のこの時季に初登場し、今回が2度目ということになる。
グラスに注いだ液色は、赤というよりはオレンジ。透明感はあるが、ややくすんだ色。
香りを嗅ぐと、非常に甘いいちご香が強い。氷結らしく、ジューシー感が強調されている。
味もたっぷりと甘いが、酸味も効いているので、そんなにくどくはない。
このあたりのバランスの取り方が、さすがである。
後味も、概ねスッキリしている。
アルコール分4%。果汁2.5%。
原材料:いちご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
ストロベリーの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
果汁含有率が、昨年 の3.2%から下がった。だからというわけでもないのだろうが、
より一層すっきり感が増した感じだ。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月7日
No.3944: ほろよい 練乳いちごサワー <限定> / サントリー
ほろよい れんにゅういちごさわー <げんてい> / さんとりー
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本日1月7日発売のサントリーほろよい「練乳いちごサワー」。
昨年もこの時期に出ていたもので、今年が2度目となる。
グラスに注いだ液色は、かなり薄いピンクだが、やや濁りがある。
香りは、まさにいちごミルク。練乳のこってりとした甘さを彷彿とさせ、
アルコール飲料とは思えない。
味も練乳らしいしっかりとした甘さが感じられるが、
実際にはどろっとしているわけでもない。さらっとした口当たりなのに、
濃い味がうまく表現されている。
飲み込んだ後にも口中に甘さが残り、後味はすっきりしない。
甘いチューハイが好きな人向け。
アルコール分3%。いちご果汁0.5%。
原材料:いちご、脱脂加糖練乳、スピリッツ、殺菌乳酸菌飲料(乳製品)、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、野菜色素。
練乳といちごの甘酸っぱさが心地良い、やさしい味わいに仕上げました。
原材料をみると、昨年 使われていた乳化剤が今回は使われていない。
まあ、その違いはまったくわからないが。
昨年飲んだ時、これは売れるだろうから翌年も出るだろうと予想した。
そのとおりに帰ってきたくれた。
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チューハイ・カクテル等
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2013年1月8日
No.3945: 一番搾り / キリン
いちばんしぼり / きりん
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一番搾りが久々に新しくなった。12月中旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは麦芽のじんわりと甘い、やや粉っぽいような香りが強い。ホップの華やかさは強くない。
味は中域からやや上のほうの酸味が強く、みずみずしさがあるが、
同時にしっかりとした苦味も感じられる。その酸と苦味がやや分裂気味で、
そのせいで少し暴れたような味わいになっている。
飲み込んだ後にも、ガシッとした苦味と浮ついた酸味が残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文が書いてある。
一番搾り麦汁だけで、ビールをつくったら、うまいに決まってる。
二番搾り麦汁を一切使わない、贅沢な一番搾り製法から生まれたのは、
すっきりしてるのに、うまみも充分なおいしさ。
そして今、さらに磨きをかけ、麦100%のうまみと、ホップの香りを、より実感できる新・一番搾り製法へ。
このビールの特徴をひと言で表現すると「若くて暴れた感じ」。
その特徴が今回のリニューアルでも踏襲されている。
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ビール
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2014年1月9日
No.3946: 澄みきり / キリン
すみきり / きりん
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キリンの新ジャンル「澄みきり」が新しくなっている。
12月上旬製造品からのリニューアルだ。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはわりとしっかりめの黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がる。泡持ちも新ジャンルとは思えないほど良い。
香りは、乾いた米粉のような穀物系の香りが強く、華やかさはあまりない。
味わいは、極めてシャープ。缶の見た目と同じく、
アサヒスーパードライに非常にキャラクターが近く、金属的な味わい。
苦味の強さは、スーパードライ以上かもしれない。そこがキリンらしい。
後味にわずかに甘味が残るが、トータルバランスは悪くない。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・大麦スピリッツ。
どこが変わったか。顕著にはわからなかったが、強いて言えば苦味の押しがさらに強くなったかな?
と思える。さらに飲みごたえが出た感じである。
パッケージデザインは、ニュースリリースの説明によると、新たにシルバーブルーを採用とのことだが、
はっきり言って従来品との違いは一目ではわからない。グラデーションがくっきりしたかな?
という程度。真ん中に縦書きされた製品名「澄みきり」の右に、
「アルコール分5%」と書かれているが、従来品 は
「アルコール分4.5%以上5.5%未満」だったので、ここが顕著な違いである。
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新ジャンル
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2014年1月10日
No.3947: 美泡スパークリング ストロベリー&ブルーベリー / 合同酒精
びあわすぱーくりんぐ すとろべりー あんど ぶるーべりー / ごうどうしゅせい
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イオン店頭で発見した製品。
製造者GODOのサイトにもイオンのサイトにもまったく情報はないので、いつ出たものなのかもわからない。
2種あるのだが、最初に発見した店舗ではこの「ストロベリー&ブルーベリー」だけが店頭に並んでいた。
もう一つの「マスカット」は全部売り切れているようだった。それで、別のイオンに探しにいったところ、
めでたく入手できた。
ということで、今日はまず「ストロベリー&ブルーベリー」のほうから飲む。
グラスに注いだ液色は、ごく薄い赤。たとえて言えば、かき氷のいちご味シロップをすごく薄めた感じ。
香りは、ブルーベリーの甘さ満載。コクがありそうな印象。
実際の味は、やはり甘味が強い。ブルーベリーのほうがキャラクター的に勝ってしまうが、
ストロベリーの味わいもしっかりある。
美泡という商品名ほど泡は立たず、やさしい口当たりである。まあ、微炭酸ということである。
アルコール分3%。果汁0.5%。原材料:ストロベリー果汁、ブルーベリー果汁、
ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、アントシアニン色素、
甘味料(アセスルファムK)、カラメル色素。
最初、美泡という商品名を見て、「びほう」かと思ったが、「びあわ」と読む。
いわゆる重箱読み(*)だ。
* 重箱(じゅうばこ)読みとは、皆さんご存知とは思うが、「重箱」のように音読み+訓読みとなる読み方のこと。
役場(やくば)とか台所(だいどころ)とか美肌(びはだ)もそうだ。反対に訓読み+音読みとなるものを湯桶(ゆとう)読みといい、
手帳(てちょう)とか見本(みほん)がそれに当たる。
GODOさんの製品というのは、P.B.も多いし、N.B.(ナショナルブランド)として出したものでも、
百均などで投げ売りされているものが少なくない。非常に不遇な製品が多く、
こうして出会えること自体が、とても貴重に思える。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月11日
No.3948: 美泡スパークリング マスカット / 合同酒精
びあわすぱーくりんぐ ますかっと / ごうどうしゅせい
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昨日の ストロベリー&ブルーベリー に引き続き、イオン店頭で発見したGODOの缶カクテル
「美泡スパークリング」。
今日はもう一方の「マスカット」を。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。
泡は細かく、スパークリングワインのような外観。
香りは、マスカットのたっぷりとした甘さがいっぱいで、非常にシンプル。
味は香りの印象どおり、甘味がかなり強い。
シンプルかつフルーティ。
後味に、やや化粧品っぽいというか、作り物っぽいぶどうの香味が残る。
アルコール分3%。果汁1%。原材料:ぶどう果汁(マスカット)、
ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、
甘味料(アセスルファムK)、カラメル色素。
最近の製品には珍しく、ややべたつく甘さなので、好みは分かれそう。
ただ、味はシンプルで、こってり感はない。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月12日
No.3949: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろマンゴーピーチ / サントリー
かくてるかろり。かくてるすむーじー とろとろまんごーぴーち / さんとりー
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カクテルカロリ。カクテルスムージー がリニューアル。
発売日は明後日1月14日なのだが、いち早く入手。本当は、同時発売の新製品を
探しに行ったのだが、まだ店頭にはなく、その代わりに、新しくなった定番2種を発見したのだ。
というわけで、「とろとろマンゴーピーチ」を取り上げる。
缶に「とろとろ食感アップ」と書かれているのだが、グラスに注ぐ瞬間からそれは実感される。
とろとろというより、むしろドロドロのゲル状に近い感じ。
液色は、ややくすんだ感じの黄色。繊維質がたくさん入っている。
香りは、マンゴーの濃厚さが目立っており、桃は弱い。
口当たりはどろっとしており、かなり固形に近い食感。
味はむしろマンゴーより桃が優勢で、やさしい甘さ。
意外にもくどさはない。無炭酸なので、ピリッとした感じは当然ないが。
果汁12%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:マンゴー、ピーチ、スピリッツ、糖類、乳酸Ca、香料、酸味料、増粘多糖類、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
果実をすりつぶした"果実ピューレ"を使用した、マンゴーとピーチのとろみのあるフルーツの味わいを
お楽しみいただける新感覚のカクテルです。カロリー50%オフ。
宣伝文句どおり 従来品 よりも一層とろみが強くなり、
製品の特徴がより際立った感じだ。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月13日
No.3950: クリスタルゴールド <限定製造> / アサヒ
くりすたるごーるど <げんていせいぞう> / あさひ
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明後日1月15日が発売日となっているアサヒの新ジャンル「クリスタルゴールド」。
ソチオリンピック日本代表応援商品ということで、缶には五輪マークもついている。
話題性のある新商品のため、今日既に複数の店舗で大量に並べられているのを見た。
グラスに注いだ液色は、かなりしっかりめの黄金色。泡のきめはやや粗く、泡持ちもほどほど。
香りを嗅ぐと、いかにも新ジャンルという感じの甘い匂いや雑穀臭がある。
口に含むと、うにゃっとした甘さとともに、かなり強い苦味と渋味が感じられる。
全部の要素が力強く、ややまとまりに欠ける。
コクを狙った新ジャンルではよくありがちな仕上がり。
飲み込んだ後、甘さが口中に残る。
アルコール分5%。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、米、コーン、スターチ、糖類、酵母エキス、
海藻エキス)、スピリッツ(大麦)。
3種の麦芽&ファインアロマホップ一部使用
華やかで力強い味わい
2012年には、ロンドンオリンピックの関連商品として ジャパンゴールド という新ジャンルが発売された。
あちらはかなりビールに近いまとまりがあったのだが、今回の製品は、品質的にはやや劣る。
気合いが入りすぎて、粗い製品になってしまっている感じ。
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新ジャンル
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2014年1月14日[1]
No.3951: 本搾りチューハイ りんご <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい りんご <きかんげんてい> / きりん
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本日1月14日が発売日となっている本搾りチューハイ「りんご」。
あまり多くは出回っていないようで、何店舗か巡回した中でわずかにスーパー1店でのみ売られていた。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濁りのある黄色。
混濁タイプのりんごジュースのよう。
香りは、本搾り特有の内にこもったような、大人しいりんご香。
香料が使われていないから当然だ。
味は本搾りにしては相当に甘い。
まさにりんごジュースを飲んでいるかのような柔らかさ、甘さ。
アルコール感はあまりない。
飲み込んだ後に、少し苦味が残る。
果汁50%。アルコール分4%。原材料:りんご・ウォッカ。
製造者:キリンディスティラリー(株)。
昨年は、国産りんご という商品名だったが、今年は「国産」がとれた。
輸入果汁も使っているのだろうか。
本搾りの売上が伸びているようで、キリンさんの姿勢も積極的になってきたように思う。
果汁とウォッカだけでつくった貴重なチューハイなので、シリーズの更なる発展を願うばかりだ。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月14日[2]
No.3952: スーパードライ ソチオリンピック日本代表応援缶 [第2弾] / アサヒ
すーぱーどらい そちおりんぴっくにっぽんだいひょうおうえんかん [だい2だん] / あさひ
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JOCゴールドパートナーとして、アサヒが出しているソチオリンピック日本代表応援デザイン商品。
7ブランド18品種での展開とのことであるが、
当サイトではそのすべてを掲載する予定はない。たまたまみつけた場合には購入しようという姿勢なので、
昨年11月に第1弾商品群が出た時には、何一つ入手しなかった。
今回、第2弾が1月15日発売ということで、今日たまたまスーパーでこれを発見した。
描かれているのは、高橋大輔選手である。
中身は当然、普通のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
洗練されたクリアな味、辛口。
さらりとした口あたり。シャープなのどごし。キレ味さえる、いわば辛口ビールです。
スーパードライのほか、スタイルフリー、クリアアサヒ、同プライムリッチ、アサヒオフ、
ドライゼロ、オリオンドラフトという計7ブランドで採用されている。今後また偶然遭遇するようなことがあれば、
購入したいと思う。
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ビール
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2014年1月15日
No.3953: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろチョコバナナ <2014限定> / サントリー
かくてるかろり。かくてるすむーじー とろとろちょこばなな <2014げんてい> / さんとりー
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昨日1月14日発売のカクテルカロリ。カクテルスムージー「とろとろチョコバナナ」。
グラスに注いだ液色は、薄いキャラメル色。
液体はどろっととろみがある。
香りを嗅ぐと、バナナの甘い香りがするが、その底にしっかりチョコの香りもある。
口当たりは見た目のとおりとろっとしており、味はまさにチョコバナナ。
しっかりと甘く、フルーティさもある。
無炭酸でもあるため、爽やかさとは無縁である。
果汁10%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:バナナ、カカオ、スピリッツ、増粘多糖類、酸味料、香料、
カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
チョコの甘くやさしい味わいに、バナナピューレの豊かなとろみが広がる今だけの
限定カクテルスムージーです。カロリー50%オフ。
昨年のちょうど今ごろも出ていたが、とろとろバナナ[ショコラ仕立て] という商品名であった。
つまり前回はあくまでもバナナが主役といった感じだったのだが、
今回は明確に「チョコバナナ」になっているから、チョコがより前面に出て来ている感じだ。
いや、味自体はそんなに変わっていないのかもしれないが。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月16日
No.3954: スーパードライ / アサヒ
すーぱーどらい / あさひ
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従来品 |
一昨日、ソチオリンピック柄のスーパードライを掲載したが、
その際、中身は普通のスーパードライだからと、味のレビューは割愛した。
実は大事なことを忘れていた。
スーパードライは1987年にデビューし、その後、圧倒的トップブランドとしての地位を確立したのだが、
2013年まで足掛け27年もの間、一度も中身を変えずにきた。
しかしこの度、「S−3」という新技術を導入し、12月下旬製造分から「進化」している
(あえてリニューアルという言葉は使われていない。変わったと思われたくないのだろう)。
本日改めて、新しくなったスーパードライをレビューしたいと思う。
「進化」を厳しく見極めるため、12月中旬製造の従来品と飲み比べてみた(
レギュラー缶2本ではヘビーなため、従来品は小さいものを買った)。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。これは従来品との違いは見受けられない。
しかし、泡に若干の違いがあった。
新製品はかなりきめが細かくなり、泡持ちも向上したように見受けられる。
その結果、口当たりの柔らかさとなって現れる。
香りは、乾いた穀物のニュアンスで、派手さはない。この点は従来品と一緒。
口当たりは、従来品ではズシッと苦味の重さが第一波でやってきたのだが、
新製品では少し角が取れ、丸くやさしくなったようだ。
味わいもトゲが取れた印象。従来品はともするとケンケン、ツンツンした力強さと渋みを持っていたが、
わずかながら、ふんわりと肉感的なジューシーさが出たように思う。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
洗練されたクリアな味、辛口。
辛口のうまさはそのままに、次世代スーパードライへ進化。
スーパードライのDNAである「318号酵母」。
その中でも、特に発酵力と香味特性に優れた優良酵母を厳選し、さらにキレ味さえる
シャープなのどごし、きめ細かな泡を実現。
上記説明にもあるとおり、泡のきめ細かさが向上したのは確かに実感した。ただ、
さらにキレ味が増したか?というと、私はそうは思わなかった。むしろ、これまで
キレッキレだったものが、すこし削られたような印象も受けた。ただそれは、
若さゆえの粗暴さからの脱却みたいな感じで、角が取れたことによって雑味が少なくなり、
ぐっと押す強い苦味が丸くなったことで、後味がきれいになったのだと思う。
そういう意味では確かに進化だが、スーパードライを鋭角的、荒削り、
直球勝負だから好きだと思っていたファンは、「大人になってしまったなあ」
という寂しさを感じるかもしれない。
なお、新製品の見分け方は、缶中央部、Asahiロゴの下に「洗練されたクリアな味、辛口。」
と書かれている所である。
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ビール
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2014年1月17日
No.3955: 金麦 / サントリー
きんむぎ / さんとりー
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サントリー金麦が、12月中旬製造分から新しくなっている。
当サイトで把握している限り、2007年の発売以来、毎年必ずリニューアルを
続け、これが7代目と思われる。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。泡は当初力強く盛り上がるが、泡持ちはそこそこ。
香りは、まず新ジャンルらしい甘いニュアンスがあるが、軽やかなホップ香がある。
口当たりは、最初ほろっと甘く、その後に苦味がしっかりくる。
これまでのイメージだと、もっと苦味が前面に出ていたように思うのだが、
少し丸くというか、ふんわりした味わいになった感じ。
実は金麦は発売当初、もっと甘いイメージがあったので、
今回少し昔に戻ったみたいだ。ただ、口に残る甘さというよりは、余韻には
しっかりした旨みを感じる。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
今回のリニューアルについて、ニュースリリースでは次のように説明されている。
今回は、ご好評いただいている「金麦」ならではの"麦のうまみ"はそのままに、
醸造工程の工夫により、いっそう口当たりが良く飲み飽きない味わいを実現しました。
パッケージは、「天然水仕込」の表記を強調し、
同ブランドの特長をよりストレートに伝えるデザインに仕上げました。
一般的に人気商品というのは、変えないことによってファンを裏切らず、より強大なブランドに
育て上げる戦略をとるものである。キリンラガーやアサヒスーパードライがめったにリニューアルせず、
する時には相当に気を遣って行っていることを見れば、それは明らか。
しかし、サントリーの戦略は、変えながら人気を喚起するというやり方のようだ。
特に新ジャンルの場合、必ずしも味で支持を集めているわけでもないから、
常に話題を提供し続けることが大切だと考えているのかもしれない。
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新ジャンル
CODE:41656GCKO#RN12M |
2014年1月18日
No.3956: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろピーチベリー / サントリー
かくてるかろり。かくてるすむーじー とろとろぴーちべりー / さんとりー
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1月14日にリニューアル発売されたカクテルカロリ。カクテルスムージーシリーズ。
定番2種のうち、既に とろとろマンゴーピーチ はレビュー済。
今日はもう一方の「とろとろピーチベリー」を。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだピンク。あるいはごく薄い紫色。
液体は非常にどろっとしている。
香りは、まず桃が目立つ。そして、ほんのりとブルーベリー。
口当たりはとろっとというか、どろっとしている。
味は香りの印象どおり桃の甘さがまず感じられる。ブルーベリーはやはり弱い。
原材料をみるとりんごも入っているようだが、確かにりんごが良いつなぎの役割をしているよう。
全体的には爽やかにまとめられているので、口当たりのどろっと感に比べると、
味わいにくどさはない。
果汁11%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:ピーチ、アップル、ブルーベリー、スピリッツ、糖類、乳酸Ca、酸味料、増粘多糖類、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
果実をすりつぶした"果実ピューレ"を使用した、ピーチを中心に3種のフルーツの豊かな味わいを
お楽しみいただける新感覚のカクテルです。カロリー50%オフ。
従来品 に比べ、粘性が高まったのは確かだが、
味のほうはベリーが後退した感じがあって、その分軽くなった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41657GCES#-02 |
2014年1月19日
No.3957: サン・ベルナール ST. BERNARD
さん・べるなーる
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先日、スーパー(イオン)で偶然みつけたビール。
Abbey Beer(アビィ・ビール)と大書きされているが、その源流であるベルギー産ではなく、
なんとドイツ産である。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濃いめの黄金色で、やや濁りがある。
泡は当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、やや鮮度が落ちていそうな感じで、粉っぽい、少し古びた感じのモルト香がじんわりと。
味はぐっと強い苦味が前面に出て、甘さがその奥に隠れているが、
おそらくフレッシュだった頃は、甘いニュアンスがもっと前面に出ていたのでは?と想像される。
それでもほろっとした旨みの余韻がしばらく続く。
アルコール分6.2%。原材料:麦芽、ホップ、カラメル色素。原産国名:ドイツ。
輸入者及び引取先:富永貿易(株)。
アビィビールとは、修道院に古くから伝わるレシピで作られたビールのことです。
サン・ベルナールのアビィビールは、大麦麦芽を使用し、
輝く黄金色と、コクのある味わい、香ばしい風味が特徴です。
入手価格は198円。破格に安いと思ったが、内容もそれなりであった。
輸入者の富永貿易は、神戸居留地シリーズのチューハイなどで有名である。
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ビール
CODE:41658AEND#UK |
2014年1月20日
No.3958: 薫り華やぐヱビス <限定醸造> / サッポロ
かおりはなやぐゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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昨年2月に初登場し、人気を博した「薫り華やぐヱビス」が帰ってきた。
今年の発売日は、明後日1月22日である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちもとても良い。
香りは、甘いマスカット香が特徴で、ダージリンティーのようでもある。
これは、使用されているホップ「ネルソンソーヴィン」に特徴的な香りである。
味は極めてジューシーで官能的。しかしながら、ヱビスらしいガシッとした男性的な苦味が
脇を固めているので、ぼやけた感じはまったくなく、柔らかさと力強さの
美しい二重奏が実現している。パワフルなのに艶っぽい、複雑な味わいだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
シャンパーニュ地方産麦芽を使用。厳選したネルソンソーヴィン種と数種のホップ
が奏でるフルーティな薫り。
世界中で幾多の星を獲得しているフレンチの巨匠ジョエル・ロブションも認めた、
華やかな薫りの余韻が清々しいヱビスです。
このビールは、私の周りの友人たちの間ではすこぶる評判がいい。
これぞプレミアムビールという気品が感じられ、
それでいて飲み疲れするほどのヘビーさはない。そういったバランスの良さがあるからだろう。
ふだん、ヱビスは苦味が強くて少し飲みにくいと感じている人たちにも、
この製品は取っつきやすいのではないか。
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ビール
CODE:41659KSES#-02 |
2014年1月21日
No.3959: バカルディ ラズベリーモヒート "Limited Edition" / サッポロ
ばかるでぃ らずべりーもひーと / さっぽろ
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明日1月22日が発売日となっている、バカルディ・モヒートシリーズから限定品「ラズベリーモヒート」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いピンク色で、かなり濁りがある。
香りは、はっきりと強いラズベリー香が、注いでいる時から香ってきている。
さらにそこにミント香が乗っている。
グラスを口に持ってくると、ミントの緑っぽい、草っぽい香りが際立ち、
ラズベリーの甘酸っぱさは脇役的に引っ込んでしまっている。
ラムのアルコール感との相乗効果で、缶入りとは思えない本格的で、
ややクセのある味わいだ、
アルコール分6%。無果汁。
原材料:ラム・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(ローズマリー抽出物)・カラメル色素
・赤色40号。
海外で人気のラズベリーモヒート。今の季節だけの限定発売です。
度数が6%というのも、最近の缶入りカクテルやチューハイの中では珍しくなってしまった。
3〜4%の低アルコール系と、8〜9%のストロング系との二極化が進行しているからだ。
そういう意味でも、クラシカルなスタイルを残した正統派だと言える。
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チューハイ・カクテル等
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2014年1月22日
No.3960: のんある気分 あんず酒サワーテイスト <限定> / サントリー
のんあるきぶん あんずしゅさわーていすと <げんてい> / さんとりー
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昨日1月21日に発売された、のんある気分「あんず酒サワーテイスト」。限定品だ。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いシャンパンゴールド。
香りは、しっかりと、"あんず"。独特の甘酸っぱい香りが満載。
味は軽やか。あんずらしい甘酸っぱさは重たくなく、
すっきりと仕上げられている。あんず味のチューハイは、
かなり甘ったるいものもあるようだが、それに比べるとこの製品は
非常にあっさりしている。
果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:あんず果汁、デキストリン、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
あんず酒を思わせるほのかな甘味と深みのある味わい。
ノンアルコールカクテルもその存在が定着し、定期的に新製品が出るようになり、
かなり技術レベルも上がってきた。アルコール飲料の代用品としてはもちろんのこと、
甘ったるくない清涼飲料として、日中から気軽に飲める点もいい。
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ノンアルコール飲料
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