2014年5月18日[1]
No.4141: 空模様 流れる雲のヴァイツェン / サッポロ
そらもよう ながれるくものう゛ぁいつぇん / さっぽろ
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4月1日からWEB(サッポロネットショップ)
限定で発売開始されたサッポロ「空模様」。昨日やっと注文していた商品が到着した。
3種のうち、昨日 陽ざしのピルスナー を
飲んだが、今日は2種めとしてこちら「流れる雲のヴァイツェン」を。
グラスに注いだ液色は、ヴァイツェンにしてはかなり深い黄金色。
泡もかすかに黄色っぽい。きめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りはふんわりと甘いが、バイツェンらしいバナナとかトロピカルフルーツの香りは弱く、
むしろ穀物的ニュアンスが強い。
口に含むと、軽快な甘酸っぱさと、それを凌駕するくらいに強い苦味がグッとくる。
その苦味は、飲み続けると慣れるせいか、引っかかりをあまり感じなくなって、
フルーツ的酸の軽快さを楽しめるが、ベースにはやはり凝縮された苦味の塊が居座っているかのよう。
この抑え気味のフルーティさは、(ライトラガーに慣れた)日本人の舌のためのヴァイツェンといった感じ。
アルコール分5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
流れる雲のヴァイツェンは、空の合間を流れる雲のように、ほんのりやさしく、
フルーティーに香ります。日本では珍しい上面発酵を採用。苦味控えめ、すっきりとした味わいです。
那須にあるサッポロビールの小さな工場で、職人たちが手間暇かけてつくったビールシリーズ「空模様」。
空も人も、毎日変わるものだから、きっと飲みたいビールも変わるはず。今日の心模様に合わせて選んでください。
国産でよく売れているヴァイツェンというと、銀河高原ビール があるが、
あちらの濃さ、陽気さに比べると、こちらはだいぶストイックな味わいである。
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ビール
CODE:41777SPNS#47 |
2014年5月18日[2]
No.4142: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー キウイミックス [ヨーグルト味] <初夏限定> / サントリー
かくてるかろり。かくてるすむーじー きういみっくす [よーぐるとあじ] <しょかげんてい> / さんとりー
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5月13日に発売されたカクテルカロリ。カクテルスムージー「キウイミックス」。
なかなかみつけることができないでいたが、今日、LAWSON STORE 100 でやっと遭遇した。
しかし売価は108円というわけではなく、184円の値札がついていた。
グラスに注ごうとすると、非常に固形感が強く、缶の口からなかなか出にくい。
注ぐとドロッとしている。液色は薄黄色で濁っている。
香りはまさにキウイヨーグルト。爽やかで、軽やかな酸味を想像させる。
味は香りの印象どおり甘酸っぱく、キウイらしい少し生臭い感じのフルーツ感。
砕いたりんごが入っていて、これがドロドロ感をつくっている。バナナの甘さも効いている。
また、ぶどうも入っているようで、伸びやかな酸味がプラスされている。
果汁5%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:キウイフルーツ、バナナ、ぶどう、アップル、スピリッツ、
乳清はっ酵液、糖類、乳酸Ca、酸味料、香料、増粘多糖類、
酸化防止剤、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
キウイに青りんご、白ぶどうをミックスし、
ほんのりヨーグルト風味で仕上げた、初夏限定のカクテルスムージーです。カロリー50%オフ。
このシリーズはどれも手が込んでいて、くどいかと思いきや、フルーツの味わいが際立って、
適度な爽やかさがある。今回のキウイは、酸味が生きていて、この季節にぴったりな味に仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41777LSSHS#05 |
2014年5月19日[1]
No.4143: 空模様 月夜のデュンケル / サッポロ
そらもよう つきよのでゅんける / さっぽろ
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4月1日からWEB(サッポロネットショップ)
限定で発売開始されたサッポロ「空模様」。
一昨日注文していた商品が到着したもので、既に 陽ざしのピルスナー と
流れる雲のヴァイツェン をレビュー済。
最後の1本は、「月夜のデュンケル」。
グラスに注いだ液色は、それほど深くはないアンバー。
泡はごく薄いベージュ色で、泡持ちはほどほど。
香りは落ち着いたモルトが優勢で、ロースト香は強くない。もちろん、華やかさもない。
味はほんのりとダークな感じだが、焦げた風味は強くなく、むしろ甘みがある。
しかし、それと寄り添うように凝縮感のある苦味があり、バランスは良い。
ブラインドで飲んだら、ちょっとしっかりめのピルスナーだと思うだろう。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
月夜のデュンケルは、アロマ立つコクと深みが持ち味。
丹念にローストしたカラメル麦芽を使用しています。
心和むダークブラウンの液色と洗練された甘みを、じっくりと楽しんで。
那須にあるサッポロビールの小さな工場で、職人たちが手間暇かけてつくったビールシリーズ「空模様」。
空も人も、毎日変わるものだから、きっと飲みたいビールも変わるはず。今日の心模様に合わせて選んでください。
3種のうち、最初に飲んだピルスナーは国産大手マス商品に比べると、かなりしっかり感が強かったが、
ヴァイツェンは華やかさが抑え気味、デュンケルはロースト風味が抑え気味であった。
日本の多くの消費者が飲み慣れないビアスタイルについては、
個性を抑えて万人受けするように造っているのでは?と思う。
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ビール
CODE:41778SPNS#48 |
2014年5月19日[2]
No.4144: トリスハイボール レモンスカッシュ缶 <限定> / サントリー
とりすはいぼーる れもんすかっしゅかん <げんてい> / さんとりー
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明日5月20日が発売日となっているトリスハイボールの限定「レモンスカッシュ缶」。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄色。とてもウイスキーとは思えない薄さであり、
熟成焼酎のソーダ割りみたいな感じ。
商品名から、相当にレモンがみずみずしく香るのかと思っていたが、意外にもウイスキーの香りが強い。
もちろんレモン香もしっかりとあり、レモン入りである
通常のトリスハイボール 以上にかなりのフレッシュ感がある。
口当たりはキュンと酸っぱく、ジューシー。
レモンチューハイのような、とはいかないまでも、しっかりとレモンの香味がついている。
ウイスキー味もしっかりあって、絶妙なバランス。これなら
ウイスキーになじみのない人にも、従来からのハイボール好きにも受け入れられそう。
アルコール分5%。レモン果汁1%。
原材料名:ウイスキー、レモン、糖類、酸味料、ビタミンC、香料。
トリスハイボールがこうやってどんどん派生商品を出してくれることによって、
ウイスキーが多くの人に飲まれるきっかけになっていると思う。
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チューハイ・カクテル等
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2014年5月20日[1]
No.4145: アクアゼロ / アサヒ
あくあぜろ / あさひ
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本日5月20日が発売日となっているアサヒ「アクアゼロ」。
グラスに注いだ液色は、かなり濃い黄金色。これはきっとカラメル色素だろう。
泡は非常に粗く、すぐに消える。
香りを嗅いだ瞬間、あれっ?どこかで嗅いだことがあるなと思ったのだが、
酢酸系のすえたような匂いの中に、鉄っぽさが混じっており、
キリンのどごし生に近い。いや、もっと近いものがあるなと考えてみたら、
最近すっかり見なくなった、アサヒブルーラベル だ。
そういえば缶もよく似ている。
味は香りの印象どおり、酢酸系の木工用ボンドみたいな臭み(キリンのどごしほどは強くはない
けれども)があるが、苦味がかなり強いので、それで臭みを覆い隠そうとしているかのようだ。
飲み進めるとその強い苦味、渋味が存在感を強め、後味の悪さを残す。甘味料のうにゃっとした甘さも
加わっているから、たちが悪い。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、
酵母エキス、大豆たんぱく、調味料(アミノ酸)硝酸Mg、硝酸Ca、リン酸K、甘味料(アセスルファムK))、
スピリッツ(大麦)。
「3種のミネラル仕込み」というのが売りのようで、原材料に硝酸マグネシウム、硝酸カリウム、
リン酸カルシウムが使われており、なんだか化学の実験みたいである。
現在のところ、アサヒ社のサイトには、まだブルーラベルが載っているけれど、
こちらが売れたらブルーラベル(ミネラル仕込みではない)は静かにフェイドアウトさせるつもりなのだろうか。
新ジャンルで無理に味わいを出そうとする試みを、私は以前から評価していない。
ましてアサヒさんがこういうアプローチをすることは、同社のイメージに対して
マイナスに働くのではないか。申し訳ないが、まったく評価の余地がない。
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新ジャンル
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2014年5月20日[2]
No.4146: カロリ。青りんご <初夏限定> / サントリー
かろり。あおりんご <しょかげんてい> / さんとりー
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本日5月20日に発売となった、カロリ。初夏限定品。
2種あるが、まず今日は「青りんご」を。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、シャキッと酸味の立ったようなりんご香。
非常にスッキリとしている。
口当たりは酸がキュッと強くシンプル。
甘味料の甘さもあるのだが、酸が優勢なので、くどさはない。
飲み込んだ後に、苦味すら残る。
アルコール分3%。果汁1.2%。カロリー50%オフ。
原材料名:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
すっきり爽やかな青りんごの果実感をお楽しみいただける、
初夏限定のチューハイです。しかもうれしいカロリー50%オフ!
カロリ。青りんごは、2012年4月 に出て以来なので、2年ぶりである。
私自身のレビューを見る限り、
味わいはあまり変わっていないようなのだが、当時は1缶あたり77kcalという縛りがあったのに対し、
今回の製品は、成分表示によると100mlあたり25kcalということなので、1缶350mlでは87.5kcalということになる。
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チューハイ・カクテル等
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2014年5月21日[1]
No.4147: ヱビス ロイヤルセレクション / サッポロ
ゑびす ろいやるせれくしょん / さっぽろ
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昨日5月20日にコンビニエンスストア限定で発売された、ヱビス「ロイヤルセレクション」。
缶には特に"限定"の文字はないが、期間限定販売とのことである。
ヱビスの限定品というと、定期的に出されているように思うが、
コンビニ限定は珍しい。
グラスに注いだ液色は、黄金色よりは濃く、ごく淡い赤銅色程度。
泡もややベージュっぽく色づき、きめ細かい。泡持ちはとても良い。
香りを嗅ぐと、その複雑さ、深さに驚く。
焼きたてパンのような軽快なロースト香に、滋味深い穀物、土など
モルト香が支配的でありながら、その上にハーブのように軽快で清々しいホップ香が、
控えめに寄り添っている。
ビール好きなら、この香りだけで、ご飯が何杯も食べられる。いや、それは冗談だが、
ソーセージが食べたくなる。
口に含むと、懐の深い甘みが、パワフルな苦味の塊とともに口中に展開される。
噛んで味わえるほどの分厚さだ。苦味、渋味が強いのに、とげとげしさはなく、
丸く仕上がっている。非常に贅沢な味わい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
缶に「五種の厳選麦芽の奥深いコク」と書かれており、ニュースリリースによると、
それはミュンヘン麦芽、小麦麦芽、ピルスナー麦芽、カラメル麦芽、クリスタル麦芽
の5種であるという。それでこの複雑さが生まれているわけだ。
こんなに味わい深いビールが、コンビニで300円未満(レギュラー缶)で手に入るなんて、
素晴らしいのひとことだ。
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ビール
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2014年5月21日[2]
No.4148: カロリ。サワーチェリー <初夏限定> / サントリー
かろり。さわーちぇりー <しょかげんてい> / さんとりー
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昨日5月20日に発売となった、カロリ。初夏限定品。
2種のうち、昨日既に 青りんご をレビュー済。
今日はもう一方の「サワーチェリー」だ。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いピンク色。
香りは、甘酸っぱそうなチェリー香が、かなり強く立つ。
味も香りの印象どおり、キュンと酸っぱく、そしてかなり甘い。
シンプルだが、後味に甘味料特有の甘さがあり、口に残る。
それでも、酸がその後味を引き締めてくれるとともに、
若干渋味も残す。
アルコール分3%。果汁0.3%。カロリー50%オフ。
原材料名:チェリー、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
甘酸っぱくて爽やかなサワーチェリーの果実感をお楽しみいただける、
初夏限定のチューハイです。しかもうれしいカロリー50%オフ!
カロリ。はこれまでも、様々な製品を送り出してきているが、
サワーチェリーというのは初めてと思われる。そもそもサワーチェリー味のチューハイ自体が少ない。
昨年夏に、キリン 氷結ストロング・サワーチェリー が出ていたが、
他ではほとんど見ない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41780KSES#01 |
2014年5月22日[1]
No.4149: 素材逸品 <限定醸造> / サッポロ
そざいいっぴん <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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5月20日にイオングループ限定で発売されたサッポロ「素材逸品」。
新ジャンルだ。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。新ジャンルにしては濃い部類。
泡はきめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、落ち着いたモルト香に、やや鉄っぽい雰囲気。
凝縮感があって、苦味の強そうな印象。
口に含むと、苦味がグッと強く、香りの印象どおり目の詰まった味わい。
ここまでは新ジャンルのレベルを超えており、非常にビールに近い。
ところが、最前線の苦味は固く強いものの、その後に続くコクが乏しく、
いかにも新ジャンル的な甘みがその後を追いかけてきてしまう。
後味にも若干穀物臭い感じが残り、期待はがっかり感に変わってしまう。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
かなり否定的な書き方をしてしまったが、導入部の印象が非常に良いだけに、
尻すぼみで終わるのが残念だったから。しかし、トータルで見れば、非常によく造られた
新ジャンルで、ビールっぽい充実感を求める人には勧められる。
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新ジャンル
CODE:41781DATS#02 |
2014年5月22日[2]
No.4150: カリブーン トロピカルパンチ <期間限定> / キリン
かりぶーん とろぴかるぱんち <きかんげんてい> / きりん
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キリンカリブーンの期間限定「トロピカルパンチ」。
発売日は5月20日であった。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いが、くすんだ感じの黄色。
かすかに濁りもある。
香りは、名前の通りトロピカルな雰囲気満載。
マンゴーやパッションフルーツが、ラム風味の上に乗っている。
口当たりは甘いが、軽快でありしつこさはない。
マンゴーはコクを取り払ったかのように軽く、後味はすっきり。
ラムらしい風味も強くないから、ジュースっぽい。
果汁0.4%。アルコール分4%。
原材料:ラム・マンゴー果汁・パッションフルーツ果汁・糖類・酸味料・香料・カラメル色素。
甘味料を使っていないから、甘さも自然だ。このトロピカルな風味は、
これからの暑い季節にピッタリといえるだろう。
カリブーンシリーズは、アルコール度数こそ低いものの、
ラム特有の風味があって、意外にしっかりカクテルらしいものが多い。
しかし今回のこの製品は、かなりフルーツ感が強いので、お酒らしいクセは弱い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41781KSES#02 |
2014年5月23日[1]
No.4151: 夏いちばん <夏季限定醸造> / オリオン
なついちばん <かきげんていじょうぞう> / おりおん
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昨年6月 に夏季限定として初めて発売され、今年が2年目となるオリオン「夏いちばん」。
今年の発売は、4月15日であった。
遅くなったが、入手したので飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、かなりしっかりめの黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、持続する。
香りは、穀物臭いモルトのニュアンスが強く、アロマホップの軽快な香りが寄り添う。
味は滋味深くもあり、シャープな切れ味もある。
適度な重みもあるが、最後に苦味が引き締める。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、米。
言うまでもなくオリオン製品の販売エリアは、沖縄県及び奄美群島地区であるが、
通年商品のいくつかは、業務提携しているアサヒビールが全国に向けて販売している。
この製品も、ついに今年からアサヒを通じて売られることとなり、発売日は5月27日と
設定されている。従って、もうすぐ全国の皆さんも手に取ることができるようになる。
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ビール
CODE:41782WAGZ#38 |
2014年5月23日[2]
No.4152: 万代選品 ストロングチューハイ レモン / 三幸食品工業(万代P.B.)
まんだいせんぴん すとろんぐちゅーはい れもん / さんこうしょくひんこうぎょう(まんだいP.B.)
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当サイトの常連ご訪問者T.Uさまから情報提供いただき、
初めてその存在を知った製品。
"万代"というのは、
大阪発祥で関西地区に店舗展開する地場のSM(スーパ−チェーン)
なのだが、大阪在住であるにもかかわらず、私の生活圏内には1店もなく、
こんなP.B.がつくられていることも知らなかった。
"万代選品"というのが、P.B.名である。
情報を知り、仕事の途中にわざわざ店舗に出向き、やっと入手できた。
レモンとグレープフルーツの2種があるが、今日はまず「レモン」を。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。レモンでここまで濁っているのは珍しく、
味が濃そうである。
香りは、ガラスクリーナーのような、つくられた感じのレモン香。
香料とアルコール臭が渾然一体となった匂いなのだろう。
口に含むと、ホットなアルコール感で、非常に甘く感じる。
酸も強く、アルコールの刺激と相まって押しが強い。
味わいにおよそ洗練されたところはなく、泥臭くて飲みごたえがたっぷり。
飲めば飲むほど、アルコールの強さが実感される。
アルコール分8%。果汁3.0%。糖類ゼロ。
原材料:レモン果汁、ウォッカ、食塩、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK)。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
販売者:(株)万代、大阪府東大阪市渋川町3丁目9-25。
こういうP.B.の造り手は、おそらくアシードブリューか三幸食品工業あたりだろうと思っていたら、
やはり三幸食品工業であった。
入手価格は1本税別84円。つまり税込では84×1.08=90円となるはずだが、
2本同時に買ったために、84×2×1.08=181円になってしまった。
なんだか損した気分。いや、べつにいいのだけれど。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41782MDAN#UK |
2014年5月24日[1]
No.4153: まるごと国産 <数量限定> / サッポロ
まるごとこくさん <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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4月22日に首都圏限定(東京・神奈川・埼玉・千葉・山梨・茨城・栃木・群馬)で
発売されたサッポロ「まるごと国産」。
埼玉県産大麦「彩の星」と富良野産ホップ「リトルスター」からつくったビールである。
国産原料のみを用い、社員が種から育てた世界で唯一の製品ということで、
大々的に発売された。地域限定販売となったのは、生産できる数量が限られているからであろう。
関西在住の私は、半ば入手はあきらめていたのだが・・。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、泡持ちも上々。
香りは、ホップの華やかさは抑え気味で、モルトの穀物的ニュアンスとバランスを保っている。
この「土」を感じさせ、地味とも言える香りは、実にサッポロらしい。
味も地味め。グッと強い苦味が最初に押してきて、
甘さの要素は弱く、苦味の奥にじんわりと旨みが広がる。
飲み込んだ後にも強い苦味と渋味が余韻として残る。
最初は荒々しいと感じた味も、飲み進めるうちにナチュラルな丸みが
実感されるようになってくる。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
種から、社員がつくりました。
原料づくりにこだわるあまり、社員自ら種をまき、育て、麦とホップの品種を開発しました。
それらを用い、国内の畑で、収穫する試みから生まれた「まるごと国産」。
この新しいおいしさを、ビールを愛する皆様へ数量限定でお届けします。
実は発売に先立って、サッポロネットショップで先行予約を受け付けていたが、
12本入りのみということで、注文しなかった。
先日、東京出張に行った際に買ってきたのだ。
派手さのないビールだから、強く印象には残りにくいが、非常に丁寧に造られた
ビールであることはよくわかる。缶デザインの地味さも、製品特性をよく表しているようだ。
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ビール
CODE:41783DMDTK#32 |
2014年5月24日[2]
No.4154: 万代選品 ストロングチューハイ グレープフルーツ / 三幸食品工業(万代P.B.)
まんだいせんぴん すとろんぐちゅーはい ぐれーぷふるーつ / さんこうしょくひんこうぎょう(まんだいP.B.)
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昨日 に引き続き、関西地場のスーパー万代
で扱われているP.B.「万代選品」のチューハイ。当サイトの常連ご訪問者T.Uさまから情報提供いただき、
初めてその存在を知った製品だ。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。やや黄色っぽいかな?
見るからに、味が濃そうである。
香りは、たっぷり感のあるグレープフルーツ。
苦味が非常に強そう。
味はその香りの印象どおり、濃い。苦味だけでなく、酸味、甘味、アルコール感もしっかりとあり、
全方位的にストロング。
ストロングブームに合致した製品だと言えよう。
アルコール分8%。果汁5.0%。糖類ゼロ。
原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、食塩、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK)。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
販売者:(株)万代、大阪府東大阪市渋川町3丁目9-25。
私は大阪出身ではないため、大阪に来るまで万代というお店は知らなかったのだが、
関西で年配者に聞くと、昔は万代百貨店と言っていたとのこと。
べつにデパートだったわけではないのだが、平成になるまで社名には百貨店がついていたらしい
(Wikipedia情報)。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41783MDAN#UK |
2014年5月25日[1]
No.4155: ザ・プレミアムモルツ 香るプレミアム <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむもるつ かおるぷれみあむ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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明後日5月27日が発売日となっているプレミアムモルツ「香るプレミアム」。
発売の2日前に当たる本日25日、近所のスーパーでは既にビール売場のかなりの面積を占拠していた。
サントリーさん今回はいつにも増して頑張ってるな・・と感じた。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、非常に泡持ちがよい。
まず香りを嗅いである意味びっくりしたのは、
通常のプレモル と香りの基本が一緒だということ。
甘く、丸く、華やかで芳しい。
使われているアロマホップが同じザーツ産ということから、当然とも言えるが、
このビールはエール(上面発酵)であるから、もっと軽快なのでは?
と想像していたのに、意外にも重たいのだ。
いや、通常のプレモルのアロマホップの使い方が、
国産ピルスナーの中では非常識なほど強く、華やかすぎるのであろう。
口当たりは甘く、ギュッと凝縮されたコクが極めてジューシーだが、
苦味の押しは強くない。そう、通常のプレモルなら、
ここで苦味の塊がググッと押してくるのだが、
このビールはその押しが弱く、女性的である。
アタックが柔らかな分、引いてゆく時も穏やか。軽い酸と苦味が
じんわりと残る。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。天然水100%仕込。
エールビール<上面発酵>の爽やかな香りをお楽しみください。
プレモルらしい深みを持ちつつ、柔らかなタッチに仕上げた上品なビール。
これを機に、これまで圧倒的にラガー(下面発酵)優勢だった国産大手ビールの世界に、
少しでも風穴が空くといい。そしてもし好評を博したならば、サントリーさんにはぜひ通年販売
に踏み切って頂きたいと思う。
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ビール
CODE:41784GCKO#-02 |
2014年5月25日[2]
No.4156: ゼロハイ 氷零 シチリア産レモン / キリン
ぜろはい ひょうれい しちりあさんれもん / きりん
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キリンのノンアルコールチューハイテイスト飲料 ZERO-HI(ゼロハイ)が
「ZERO-HI 氷零」として生まれ変わった。発売日は5月20日。
2種あるうち、まずは「シチリア産レモン」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのりと濁りがある。
香りは、キュンと鋭いレモン香。揮発成分が多そうで、爽やかではあるが、どこか芳香剤っぽい。
口当たりも香りの印象どおり、キュンと酸っぱい。
飲み進めてみると、そんなに不自然な味わいではなく、
酸と苦味が非常にシャープなため、飲み飽きない。
果汁2%。アルコール分0.00%。
原材料名:レモン果汁、食物繊維、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、苦味料。
従来品 は、糖類を使っていたが、
リニューアルを機に甘味料を使うようになった。
甘味料は一般的に後味の悪さを残すことが多いのだが、
この製品は強烈な酸味に対して甘味料の使用量がおそらく少なく、いやな後味を残さないところが
好印象である。お酒っぽさも向上し、良いリニューアルだったと思う。
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ノンアルコール飲料
CODE:41784LSEE#05 |
2014年5月26日[1]
No.4157: 金麦 糖質75%オフ / サントリー
きんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
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金麦の"OFF"が新しくなった。
4月下旬製造分からのリニューアルだが、一番大きな変更点は、
糖質70%オフから75%オフになった点であろう。
私が見回った限り、もう大部分の販売店でこのリニューアル品に切り替わっているようだった。
グラスに注いだ液色は、ややしっかりめの黄金色。
こんなにしっかりしていたかな?と、一瞬思う。
泡はとても粗く、最初だけ盛り上がり、泡持ちは悪い。
香りは非常にクリア。新ジャンル特有の臭みは極めて弱いが、芳しさももちろんない。
味も香りの印象どおりにクリア。苦味はわりとしっかりしているが、
およそ味わいらしきものはない。
飲み込んだ後に、新ジャンル特有の甘味と、穀物臭が若干残るのだが、
非常に弱い。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
缶デザインは 従来品 から基本的に変わっていないが、
70%が75%になったのと、左肩に赤地に白抜き字で「新しい!糖質オフ75%」と書かれている点が特徴。
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新ジャンル
CODE:41785DATS#RN04L |
2014年5月26日[2]
No.4158: 贅沢果汁のお酒 グレープフルーツ / サッポロ
ぜいたくかじゅうのおさけ ぐれーぷふるーつ / さっぽろ
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先日から突如としてLAWSON店頭に出現した「贅沢果汁のお酒」というチューハイ。
つくっているのはサッポロ社である。
どんな製品なのかよく確認もせず、目新しいのでみつけた瞬間に購入していたのだが、
なんと果汁が90%超だという。
グラスに注いだ液色は、非常に濃く、しっかり濁った黄色。
グレープフルーツ果汁そのものよりも濃いように見える。まるでみかんが混じっているかのよう
(実際は混じっていないが)。
香りは、あまり華やかさはなく、内にこもったようなグレフル香。
フレッシュ感があり、苦そうである。
味は実際に濃く、グレフル特有の苦味が強いが、
甘味もかなり加えられているから、飲みにくくはない。炭酸もいちおう入っているが、
申し訳程度の微炭酸で、ピリピリ感は弱い。
飲み進めると、強い酸と苦味が口中に蓄積されてくる。
アルコール分4%。果汁90%超。
原材料:グレープフルーツ・ウォッカ・糖類・酸味料・ビタミンC。
これは他店では見ないので、共同開発商品なのだろうか。ほぼ果汁そのものといってもいい内容で、
原価は高そうだ。なぜ今こういう商品を世に問おうとしたのか、よくわからないが、
お酒が苦手な若い女性には受けそうな感じではある。
買った後に気づいたのだが、20日からLAWSONの「お試し引換券」の対象商品(70 Pontaポイント)
になっていた。通常売価が198円だから、何と64.6%引きだ。
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チューハイ・カクテル等
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2014年5月27日[1]
No.4159: 氷結ストロング 宮崎産日向夏 <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ みやざきさんひゅうがなつ <きかんげんてい> / きりん
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氷結ストロングシリーズから、期間限定「宮崎産日向夏」が出た。
発売日は、本日5月27日である。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
香りは、柑橘にしてはすっきり感が強いものの、氷結らしくややジューシーさが強調されている。
その柑橘香の下に、しっかりとアルコール臭がある。
味は柔らかな酸と強めの甘味。この甘さは、アルコールと甘味料が醸し出しているようだ。
さすがに度数が強いだけあって、飲み込むとホットなアルコール感がある。
適度な苦味が、後味を引き締めている。
アルコール分9%。果汁1.0%。原材料:日向夏果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
宮崎産日向夏の氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな酸味としっかりした飲みごたえ。
缶にはみやざきブランド推進本部による「宮崎県認証」マークがついている。
日向夏といえば、最近はこのように加工品に使われることも多く、旧国名が入っていることから、
宮崎の産品であるという認知度は高いものと思われる。
日向夏特有の爽やかな酸味は実にチューハイ向きであるが、
その特徴が人為的にやや誇張されたような味わいとなっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41786KSES#00 |
2014年5月27日[2]
No.4160: サザンスター 慶良間諸島国立公園指定記念缶 / オリオン
さざんすたー けらましょとうこくりつこうえんしていきねんかん / おりおん
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こんなものが出ているのを知らなかったのだが、沖縄県物産公社が運営する わしたショップ で
偶然遭遇。調べてみると、今年の3月5日に慶良間諸島が国立公園に指定されたことを記念して、
3月上旬から7月下旬製造分のオリオンサザンスターがこの記念缶に切り替えられているらしい。
当然のことながら、発売地域は沖縄県及び奄美群島地区である。
元々サザンスターは青色の缶であり、海のイメージにぴったりであることから、
同社の製品の中でもこれに白羽の矢が立ったのだろう。
中身は通常製品だが、簡単にレビューしておこう。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は比較的よく盛り上がり、泡持ちはほどほど。
香りに臭みは弱い。若干の雑穀臭はあるが。
味はすっきりとクリア。苦味が適度。新ジャンル特有の甘味は若干あるが、弱い。
アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、
コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
写真では分かりづらいが、缶にはクジラ、イルカ、マンタ、ウミガメなどの泳ぐ姿が描かれ、非常に美しい。
まさに沖縄を思わせる。
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新ジャンル
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