2014年8月29日
No.4281: サングリアスパークリング 赤ワイン&オレンジ / サッポロ
さんぐりあすぱーくりんぐ あかわいん あんど おれんじ / さっぽろ
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イオングループ限定商品と思われるサッポロ「サングリアスパークリング」。
当サイトで最初に取り上げたのは昨年夏だが、
その時とは違う缶が売られていたので、入手した。
先日既に 白 のほうを飲んだが、今日はもう一方の「赤」を飲みたい。
グラスに注いだ外観は、いかにもぶどうジュースのような、しっかりした赤紫。
香りは、オレンジの爽やかさと、赤玉スイートワインのような甘そうな赤ワイン。
味は甘酸っぱく、アルコール感は弱い。オレンジジュースのような酸が
強いが、甘味もかなり強い。
ジュースっぽくて、飲みやすい。
アルコール分3%。輸入ぶどう果汁・輸入オレンジ果汁使用、
酸味料、香料、野菜色素。
1
中身は 従来品 から変わっていないようである。
軽やかで飲みやすく、ワインを飲み慣れてない
人にも親しんでもらえそう。
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チューハイ・カクテル等
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2014年8月30日
No.4282: ライフガードチューハイ / チェリオ
らいふがーどちゅーはい / ちぇりお
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チェリオから出ている「ライフガードチューハイ」。
コンビニ(ファミリーマート)で久々に売られているのをみつけ、
以前にレビューしたものとは缶が異なっていたので入手した。
グラスに注いだ液色は、かき氷に掛けるレモン味の蜜に似ている。
非常に毒々しい感じのイエローグリーン。
香りは、甘そうなエナジードリンクそのもの。
アルコール臭はほとんどない。
口当たりは非常に甘く、こってりとしている。香りの印象どおり薬臭く、
甘味料特有の甘さがどんよりと口中に残る。
アルコール分7%。
原材料名:果糖ぶどう糖液糖、はちみつ、醸造用アルコール、酸味料、香料、
V.C、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、
カフェイン、ナイアシン、グルタミン酸Na、パントテン酸Ca、
グリシン、アスパラギン酸Na、アラニン、イソロイシン、
フェニルアラニン、ヘスペリジン、V.B2、V.B6、スレオニン、葉酸、
V.B12、炭酸ガス含有。
アルコール7%のライフガード風味のチューハイ(リキュール)です。
7種のビタミンと7種のアミノ酸を配合しました。
昨年取り上げた製品は、
アルコール度数が5%だったのだが、今回は7%にアップしている。昨今の高アルコールチューハイ人気に
あわせたリニューアルと思われる。原材料も微妙に変わっており、上記説明にあるとおり、
7種のビタミン、7種のアミノ酸が配合されている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41881FMSH#UK |
2014年8月31日[1]
No.4283: 淡麗プラチナダブル / キリン
たんれいぷらちなだぶる / きりん
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サッポロ極ZERO の大成功
(とんだ躓きがあったが)を他社も指をくわえて見ているわけではなく、
同種の製品がこぞって世に送り出されることになった。
各社のお手並み拝見ということで、今日はまずキリン「淡麗プラチナダブル」を試してみる。
発売日は、全社横並びの明後日9月2日となっている。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。カラメル色素によるものだろう。
泡はサイダーみたいにジュワジュワと音を立て、ほとんど盛り上がらない。
見た目もそうだが、香りもノンアルコールみたいに、少し酸化したビールのようで、
紅茶の茶葉みたいな匂いや、白ワインの柑橘香、マスカット香などに近い匂いもある。
まあ、臭いわけではなく、少し甘そうな雰囲気。
味もノンアルコールに似ている。もちろん、5.5%もアルコールが入っているから
その飲みごたえというか、甲類焼酎みたいな甘さがあって、さらにそれを抑え込むように、
粗暴な苦味がぐいぐい押してくる。
既存の 淡麗ダブル で感じるボンドみたいな臭みとか、
酢酸系の酸っぱさは感じない。
後味に甘味料特有のだらっとした甘さと強い渋味が残る。
アルコール分5.5%。麦芽使用率25%未満。プリン体0.00、糖質0。
原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類・カラメル色素・スピリッツ・香料・酸味料・加工デンプン・
甘味料(アセスルファムK)。
淡麗は「うまい」の先へ。
世界初の特許技術で、バランスのいい爽快な飲みごたえを、
「プリン体0.00×糖質0」で実現。おいしさの常識を変えました。
ノドに、カラダに、プラチナ級。さあ!大人にうれしい"ゼロ&ゼロ"を、淡麗品質で。
苦味、渋味を強めることによって飲みごたえらしきものを演出するのは、
ひとつの有効な方法ではあろうが、ビールのコクとはまったく違う。なんだか粗暴なだけの
飲み物になってしまっている。
本家サッポロ極ZEROも褒められた仕上がりではないが、
こちらはさらにまとまりがない感じだ。
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発泡酒
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2014年8月31日[2]
No.4284: 東京 WaiWai ピクニック / ヤッホー・ブルーイング
とうきょう わいわいぴくにっく / やっほー・ぶるーいんぐ
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昨年12月に、首都圏のイオンリカーで発売された、軽井沢のヤッホーブルーイング
がつくる「東京 WaiWai ピクニック」。
おそらく入手はできないだろうと諦めていたのだが、
先日偶然、首都圏からは遠く離れた大阪のイオンで売られているのに遭遇。
早速購入した。但し、処分品扱いで、1本100円であった。
当初の販売価格は298円だったらしいので、6割以上のディスカウントになる。
グラスに注いだ外観は、濁りのある淡い黄金色。泡はやや粗く、泡持ちはほどほど。
香りは、ホワイトエールらしくヨーグルトのような甘酸っぱさ、コリアンダーのほか、
オレンジやトロピカルフルーツなどのエステル香が強いが、モルトの主張も強い。
味は非常に軽妙。コクがややない分だけ、軽やかさが際立ち、
はっきりと酸っぱい味わいになっている。
これを飲みごたえのなさと捉えるか、ピクニックというイメージに合わせて
あえて仕立てた軽快さと捉えるかは飲み手次第。
アルコール分4.5%。品名:発泡酒(麦芽使用比率99%以上)。
原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・オレンジピール・コリアンダーシード。
製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
週末のわくわく気分をいつまでも。
待ちに待った週末。旅行に行けなくたって、家族と、仲間と、
ピクニック気分で街に出てみれば、いつもと違うお出かけになる。
そんな楽しい日を彩りたい。青リンゴを思わせる香りとオレンジの皮の爽やかな香り。
フルーティさ引き立つベルギースタイルの白ビールです。
原材料の関係で、酒税法上、発泡酒の扱いになっているが、麦芽使用比率が高いので、
当サイトではビールに分類する。
ヤッホーブルーイングからは2年前、軽井沢高原ビール ベルジャン・ホワイト
という製品が発売されたが、あれほどの重みはなかった。
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ビール
CODE:41882AEIT#UK |
2014年9月1日
No.4285: おいしいZERO / サントリー
おいしいぜろ / さんとりー
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明日9月2日が発売日となっているサントリー「おいしいZERO」。
今週、各社からこぞって発売となる"プリン体ゼロ&糖質ゼロ" 発泡酒の
うちの1本である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
昨日飲んだキリン社の製品と比べて薄く、色素での色づけは抑えめにしている印象だ。
泡は当初だけよく盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、ノンアルコールに似て、紅茶の茶葉みたいな匂いと、
甘そうな匂いがする。
味も香りの印象と同じく、ノンアルコールビールに似ている。
コクはなく、ふんわりと甘い。少しわざとらしい感じの苦味がつけてある。
後味にもその甘さと苦味が口中にどんより残る。
アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。プリン体0.00、糖質0。
原材料:麦芽、ホップ、糖類、醸造アルコール、香料、酸味料、カラメル色素、
苦味料、甘味料(アセスルファムK)、クエン酸K。
昨日飲んだ キリン淡麗プラチナダブル に
比べ、若干雑味が少ない分、甘さが前面に出ている印象だ。味の系統は一緒だが。
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発泡酒
CODE:41883GCES#-01 |
2014年9月2日
No.4286: SUPER ZERO / アサヒ
すーぱー ぜろ / あさひ
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本日9月2日が発売日となっているアサヒ「SUPER ZERO」。
サッポロ極ZERO に対抗する"プリン体ゼロ&糖質ゼロ"発泡酒として、
キリン淡麗プラチナダブル、サントリーおいしいZERO の
3種が本日一斉に発売となり、4者そろい踏みということになる。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
サッポロ社、キリン社の製品に近い。泡に勢いはなく、泡持ちは悪い。
香りは、他社製品と同様、ノンアルコールビールに特徴的な
紅茶の茶葉みたいな匂いがする。ただ、
この製品が若干他社製品と違うのは、そこに柑橘香が乗っていて、
オレンジティーみたいな感じがあること。つまり、若干酸っぱそうな匂いである。
味もその香りの印象どおり、ノンアルコールに特有の甘くないカンロ飴みたいな
味わいだが、そこに柑橘様の酸味がついている。甘くない、とはいえ、
糖の甘さがないだけであり、甘味料特有の人工的なだらっとした甘さは口に残る。
アルコール分5.5%。麦芽使用率25%未満。プリン体0、糖質0。
原材料:麦芽エキス、ホップ、カラメル色素、アルコール、食物繊維、
米乳酸発酵液、酸味料、香料、乳化剤、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK)。
全社の製品を飲んでみて感じたことは、基本的な味の系統がすべて一緒だということ。
但し微妙に違っていて、キリン製品は苦味が強く、えぐみも強い。サントリー製品は、
マイルドなタッチである分だけ、甘味料の甘さが鼻につく。今日飲んだアサヒ製品は、
苦味よりも酸味が前に出てきて、緩慢な甘さを隠そうとしている感じだ。
そして本家サッポロ製品が、一番バランスが良く、各要素が突出していないように思う。
私の感じたところを、表にまとめておこう。
| 苦味 | 甘味 | 酸味 |
えぐみ | 飲みごたえ | バランス |
サッポロ極ZERO | 中庸 | 中庸 | 中庸 | 少ない | ある | 良い |
キリン淡麗プラチナダブル | 強い | 弱い | 中庸 | 強い | ある | 悪い |
サントリーおいしいZERO | 弱い | 強い | 弱い | 弱い | ない | 悪い |
アサヒSUPER ZERO | 中庸 | 強い | 強い | 中庸 | ない | 悪い |
同時にテイスティングしたわけではなく、別の日に飲んだ感想なので、
若干のぶれはあるかもしれないが、私一人の味覚における比較である。
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発泡酒
CODE:41884GCES#00 |
2014年9月3日
No.4287: ほろよい グレフル ソルティ / サントリー
ほろよい ぐれふる そるてぃ / さんとりー
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昨日9月2日に発売となった、ほろよい「グレフルソルティ」。
既にCMも投入されているようである。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、グレフルチューハイによくある、ガムのように甘そうな雰囲気なのだが、
苦味がそれほど強そうではなく、全体的に押しが弱い。とても柔らかな印象。
口に含んで味を見た瞬間、あるものがすぐに思い浮かぶ。ポカリスエットだ。
グレープフルーツの苦味を抑え、柔らかいタッチにして、少し塩味をきかせると、まさに
ポカリスエットになる。
アルコール感は非常に弱い。
飲み込んだ後に、非常に柔らかな苦味と、酸のヒリヒリ感が口中に残って、それまでの
甘い味わいをリセットしてくれる感じだ。
グレープフルーツ果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ、はちみつ、海藻エキス、食塩、糖類、酸味料、香料、
クエン酸K。
グレープフルーツとソルティの組み合わせで、爽やかですっきりとした
味わいに仕上げました。
味わい的には夏向き商品のように思えるが、缶に限定の文字はなく、通年商品のようである。
とても弱いソルティドッグのような味わいだが、ポカリスエットに少しだけウォッカか何かを
入れると、こんな感じでおいしく飲めるだろう・・ということを気づかせてくれた。
これは大きな発見だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41885KSES#01 |
2014年9月4日
No.4288: 氷結 ピーチスパークリング <期間限定> / キリン
ひょうけつ ぴーちすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
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一昨日9月2日に、氷結の期間限定品が2種出た。
今日はそのうち「ピーチスパークリング」を飲む。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのり黄色っぽく色づいているようにも見える。
香りは、澄んでやさしい白桃香。つくられたようなピュアさは、いかにも氷結らしい。
味はほんのりと甘いが、酸も適度に効いていて、すっきり感がある。
桃味チューハイは、ともするとこってりした味わいに仕立てられているものが多いが、
これは透明感がある。
果汁3.1%。アルコール分5%。原材料:白桃果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
白桃の氷結ストレート果汁を使用した、芳醇な香りとフルーティーでみずみずしい味わい。
昨年は、スパークリングの文字がつかない ピーチ の名で
出され、度数は4%、果汁含有率は4%だった。味の系統はまったく一緒だが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41886GCES#02 |
2014年9月5日[1]
No.4289: カクテルパートナー ジントニック / アサヒ
かくてるぱーとなー じんとにっく / あさひ
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カクテルパートナーが今年1月製造分から新しくなっているが、
これまで取り上げてこなかった。
というのも、取扱店が極めて限られているのと、あったとしても全種を取りそろえてくれている
ところはまずなく、日々色々な店を巡回する中で、こつこつと買い集めるしかないからだ。
全部が揃ったらレビューしようと考えるうち、どんどん時間だけが流れてしまった。
まだ全部入手できているわけではないが、少しずつ紹介してゆくことにした。
ということで、今日は「ジントニック」を。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りを嗅ぐと、ジンらしさがちゃんとあるが、ライムの爽やかさが際立っており、
軽快。
口当たりも爽やかで、アルコール感は強くない。にもかかわらず、
ジンの効用なのか、しっかりカクテルっぽい味がする。
フレッシュ感と適度な苦味があって飲みやすい。
果汁1.2%。アルコール分5%。原材料:ジン、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
実は昨年(2013年)1月にも一度リニューアルしており、その時の製品もレビューが済んでいない。
長らく冷蔵庫に保管してあるので、明日にでも飲みたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41887SPOZ#RN01 |
2014年9月5日[2]
No.4290: ザ・プレミアムモルツ 東海道新幹線開業50周年記念デザイン缶(第2弾)/ サントリー
ざ・ぷれみあむもるつ とうかいどうしんかんせんかいぎょう50しゅうねんきねんでざいんかん(だい2だん)/ さんとりー
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東海道新幹線開業50周年記念として発売された、プレミアムモルツのデザイン缶。
第1弾(富士山デザイン)を先月取り上げたのだが、
その第2弾をこの度入手したので、掲載する。今回は名古屋城がデザインされている。
ちなみに、販売スケジュールは次のようになっている。
第1弾:6月中旬〜8月上旬 富士山デザイン
第2弾:8月中旬〜9月中旬 名古屋城デザイン
第3弾:9月下旬〜10月中旬 東寺デザイン
中身は通常のプレモルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。天然水100%仕込。
実際は名古屋城の真下を新幹線は通っていないから、このイラストはフィクションだ。
今回も、新幹線での出張時に駅売店で購入したが、第3弾の時期には
新幹線に乗車予定がないので、どうしようか考えている。もしかしたら入手できないかも。
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ビール
CODE:41887DSSYZC#08M |
2014年9月6日[1]
No.4291: 琥珀ヱビス <限定醸造> / サッポロ
こはくゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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当サイトで把握している限り、2006年のデビューから今年で9年目を迎える「琥珀ヱビス」。
発売日は、今週火曜の9月2日であった。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。泡はほんのりベージュ色で、きめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、軽いロースト香がまずあるが、モルトの穀物っぽい雰囲気が強い。
味は適度に甘く、ジューシーで官能的。苦味は決して弱くはないのだが、
それをあまり感じさせないくらいにバランスが良く、軽快に喉を通る。
ただ、飲み込んだ後にしっかりと苦味が残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
缶デザインは、昨年の製品に比べるとかなりシンプル。
缶に書かれている下記説明文章も、昨年 のものとは若干変わった。
The beautiful amber color and the rich taste will offer you a satisfying beer experience.
発売時期も、昨年は10月だったものが、1ヶ月ほど前倒しになった。
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ビール
CODE:41888KSES#04 |
2014年9月6日[2]
No.4292: カクテルパートナー ジントニック(2013年1月リニューアル品)/ アサヒ
かくてるぱーとなー じんとにっく / あさひ
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昨日、カクテルパートナー ジントニック の現行商品をレビューしたが、
実は昨年(2013年)にも一度リニューアルしており、それをまだ取り上げていない旨述べた。
その2013年バージョンが、これである。
2013年1月製造分からのリニューアルであったが、
2014年1月に次のリニューアルが行われるまでつくられていたものなので、
まだ賞味期限を迎えてはいない。
中身の方をレビューしよう。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、しっかりとジンらしさがあり、そこにライム香が加わる。
味はアルコール感が弱いのにもかかわらず、ジン風味のせいで本格的なカクテルっぽい味わい。
軽やかで爽快。飲みやすい。炭酸は弱め。
果汁1.2%。アルコール分5%。原材料:ジン、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
結局、味はまったく一緒のようである。つまり、缶デザインだけの変更。
あえて取り上げる必要もなかったのかもしれないが、缶の変遷を追うことも当サイトの責務。
カクパーは全種入手が困難なのだが、みつけたら必ず購入するようにしている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41888SPOZ#RN01 |
2014年9月7日[1]
No.4293: 氷結 ラ・フランス スパークリング <期間限定> / キリン
ひょうけつ ら・ふらんす すぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
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9月2日に発売された氷結「ラ・フランススパークリング」。
先日既にレビューした、ピーチスパークリング との同時発売である。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは非常に上品で、自然な感じの洋なし香。氷結らしく、きれいな香り。
口当たりはすっきりとして、ピュアな印象。
洋なし単体なので、変化のつけようもないところだが、
甘さを適度に抑え、酸味をうまく使っている。
アルコール分5%。果汁1.9%。
原材料:西洋なし果汁(ラ・フランス果汁)・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
山形産ラ・フランスの氷結ストレート果汁を使用した、上品で豊かな香りと、
フルーティでみずみずしい味わい。
当サイトで把握している限り、昨年はこの製品は出ておらず、
2012年 から2年ぶりの発売のようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41889GCES#05 |
2014年9月7日[2]
No.4294: 麦の深旨 <限定醸造> / サントリー
むぎのふかうま <げんていじょうぞう> / さんとりー
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8月26日に、ニチリウグループ限定で発売された、サントリー「麦の深旨」。
同グループに属すスーパーライフ(ライフコーポレーション)で入手した。
グラスに注いだ液色は、ブロンド(黄金色)とアンバー(琥珀色)の中間くらい。
一部焙煎麦芽を使っているためである。
香りは、見た目ほどヘビーではない。清澄で軽やかなホップ香が特徴。
口に含んだ瞬間、苦味がグッとくるが、不思議に重たさはない。
酸がやや強めにアクセントとして効いているからかもしれない。
更に、じんわりと落ち着いた旨味が広がる。適度にジューシーであり、バランスが良い。
軽快な仕上がりかと思いきや、後味にもう一度グッとくる苦味がある。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
缶には「豊かに重なる旨味」との文字があり、
確かにそういった印象だ。軽いのか重いのか、わからないような複雑さがある。
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ビール
CODE:41889LISI#12 |
2014年9月8日[1]
No.4295: スーパードライ ドライブラック バースタイル オレンジ <数量限定> / アサヒ
すーぱーどらい どらいぶらっく ばーすたいる おれんじ <すうりょうげんてい> / あさひ
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アサヒスーパードライ ドライブラック「バースタイル」の第2弾。
第1弾は今年の4月に発売されたライム。
約半年経った今回も同じ柑橘系で今度はオレンジ。発売日は、明日9月9日である。
グラスに注いだ液色は、通常のドライブラックと同じ、濃いコーヒー程度の黒。かすかにグラスの向こうが見える。
泡は淡いカフェオレ色で、泡持ちは良い。
香りは、フレッシュなオレンジ香が強い。ロースト香は非常に弱い。
口当たりは軽快で、苦味が弱い。オレンジの甘酸っぱさがかなり活かされているというか、
かなり強調されている。爽やかな飲み口だが、
ビールらしい旨味がちゃんとあるところが、この製品の長所である。
ちゃんとしたビールであるドライブラックをベースにつくられているからこその
飲みごたえと言える。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ、香料。
缶裏に、次のような説明がある。
@氷を入れたグラスのふちに缶をつけ、ゆっくり注ぐ。
Aバースタイルの出来上がり。
オレンジをさして仕上げにミントを添えるとより本格的。
香料を使用しているため、酒税法上の分類では発泡酒となるが、
ちゃんとしたビールがベースであることから、当サイトではビールに分類する。
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ビール
CODE:41890KSES#-01 |
2014年9月8日[2]
No.4296: サッポロ黒ラベル 東海道新幹線開業50周年記念デザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる とうかいどうしんかんせんかいぎょう50しゅうねんきねんでざいんかん / さっぽろ
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先日、サントリー ザ・プレミアムモルツ 東海道新幹線開業50周年記念デザイン缶 を取り上げたが、
同時に購入しておいたのがこれ。
おなじみサッポロ黒ラベルだが、大きく新幹線のイラストがある。
JR東海の文字もある。7月上旬から東海道新幹線車内、JR東海駅構内売店などで取り扱われているものだ。
中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
麦芽・ホップ協働契約栽培100%。
各社から50周年記念のデザイン缶が出されているが、
最も新幹線が強調されたデザインなのは、この製品かもしれない。
プレモルのような沿線風景が描かれているわけではないが、
新幹線のイラストが中央にドンと大きく描かれている。
売場でも目立つので、私のように収集のために買っている人間だけでなく、
普通の人にも「なんだろうこれは」と、手にとってもらえる可能性は高くなるだろう。
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ビール
CODE:41890DSSYZC#07U |
2014年9月9日[1]
No.4297: アサヒビアスプリッツァー <限定出荷> / アサヒ
あさひびあすぷりっつぁー <げんていしゅっか> / あさひ
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本日9月9日が発売日となっている「アサヒ ビアスプリッツァー」。
白ワインとビールを合わせたカクテルである。
グラスに注いだ液色は、非常に淡い黄金色。白ワインが混ざっているので薄いのは当然。
泡は純白で、注いだ当初は盛り上がるが、すぐに減衰。
香りを嗅ぐと、まず白ぶどうの甘い香りが立ち、その下にビールの重たさがある。
味は非常に甘酸っぱい。白ワインといっても、
おそらく甘味のしっかりした味わいのもので、そのために優しい口当たりになっている。
ただ、飲み進めるとビールらしい苦味が口中に蓄積されてくる。
その味の変遷が、適度な緊張感を与えている。
果汁1%。アルコール分3.5%。麦芽使用比率25%未満。
原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、白ワイン、ぶどう果汁、
酵母エキス、大豆タンパク、酸味料、香料。
2014年9月〜2015年3月までの出荷予定。
麦芽使用比率が25%未満とされているが、これは白ワインが混ざった結果、そういう表記になるのか、
それとも元々ベースがビールではなく発泡酒なのか、正体は定かではない。
ビアスプリッツァーは家庭でも簡単につくれるので、
好きなビールと白ワインを用意してつくってみるのも面白いかもしれない。但し、
好きなもの同士を混ぜたからといって、自分の好きな味が完成するとは限らない。
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発泡酒
CODE:41891KSES#00 |
2014年9月9日[2]
No.4298: 果莉那 −Carina− いちご / 宝酒造
かりな いちご / たからしゅぞう
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ジュレのお酒・果莉那(かりな)から「いちご」が登場。
発売日は、9月2日であった。
ところがあまり出回っていないようで、これを買った店(スーパー)
以外のところでまだ見たことがない。買った店でも、
もう売り切ってしまったのか、既に店頭にはない。
果莉那はこれまで、
マンゴー、もも、
梅酒、
マスカット、
カシス と5種発売されているから、
これが6種めということになる。
ジュレ、つまりゼリー状なので、固まっているから、
注ぐ前によくびんを振る必要がある。
そして注ぐと、びん口からどろっと出てくる。
色はいちごらしい鮮やかな赤。
香りは、甘く豊潤ないちご香で、非常に味が濃そうである。
実際、香りの印象どおりに濃厚な味わい。
こってりと甘く、いちごジャムを口に含んだかのよう。
但し、ジャムのように煮詰めているわけではないから、
いちごらしい酸味が生きている。
果汁2%。アルコール分5%。
原材料:いちご果汁、アルコール、糖類、酸味料、香料、ゲル化剤(増粘多糖類)、
アントシアニン色素、カラメル色素、ビタミンC。
いちごはこのシリーズに相応しいフレーバーだと思う。なぜ今までなかったのか不思議なくらいだ。
期間限定等の文字もないので、これから通年品として存続していくのだろう。
取扱店が多くないのが残念ではあるが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41891KSES#07 |
2014年9月10日[1]
No.4299: タカラCANチューハイ すりおろしキウイ / 宝酒造
たからかんちゅーはい すりおろしきうい / たからしゅぞう
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昨日9月9日に発売された、タカラCANチューハイ すりおろし「キウイ」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いグリーンで、やや濁りがある。
メロン味チューハイに似た外観。
このシリーズに特有の、微細な繊維質が液中に浮遊している。
香りは、キウイのおいしいところだけを取り出したような、ピュアな香りだが、
かなり香料をうまく使っているのだろう。
なぜか緑茶みたいな匂いがあって、生臭い感じを抑えている。
味は、香りの印象どおり、キウイそのもの。但し、甘さはそれほど強くなく、
酸味と苦味が強い。同社の直搾りシリーズほどのストイックさはなく、
適度にフルーティだ。
アルコール分3%。果汁3%。
原材料:キウイフルーツ(ピューレ、果汁)、アルコール、糖類、酸味料、香料、
着色料(紅花色素、クチナシ色素)、増粘剤(キサンタンガム)、
甘味料(スクラロース、アセスルファムK)。
キウイを"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
限定等の文字がないので、定番品(通年商品)の新ラインナップのようである。
キウイのすりおろしというのは珍しく、興味をそそるが、そんなに爆発的人気を博するとも思えない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41892KSES#01 |
2014年9月10日[2]
No.4300: ヱビス 夏のコク / サッポロ
ゑびす なつのこく / さっぽろ
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今年の5月に、夏季のギフト専用商品として売り出された「ヱビス 夏のコク」。
こういう商品は、お中元用として百貨店などで売られているものを
わざわざ購入することもよくあったのだが、大量に買わないといけないので、
多種をレビューしなくてはならない当サイトとしては、持てあますことも多々あった。
それで、今回はあえてお中元シーズンには購入せず、
きっとそのうち売れ残りをバラ売りしてくれるだろうと予測し、待っていた。
そしてついに先日、具体的にどことは言わないが、
6本セットで売っている店を発見。即、購入した。こまめに探し続けた甲斐があった。
グラスに注いだ液色は、しっかりしたアンバー。泡は濃いベージュできめ細かく、
泡持ちはとても良い。
香りは、ふんわりと甘いロースト香があり、ざらめのような雰囲気。
このこってりとした感じは、I.P.A(インディアペールエール)に似ている。
口に入れると苦味がかなり強く、高いアルコール度数と相まって、
しびれるような口当たりをつくる。
甘味にコクと奥行きがあり、噛んで味わいたくなるほど。
ジューシーな甘さが長く口中に残るのだが、
しっかりと苦味が主張しており、そこにヱビスらしさを感じる。
後味にも強い苦味がしっかり残る。
アルコール分7%。原材料:麦芽・ホップ。
夏の贅沢な時間を満喫できるヱビス。
100年以上続くプレミアムブランド「ヱビス」に、
新たにギフト限定の味わいが誕生。
濃厚かつアルコール7%で、ヱビスならではの深いコクが際立ちます。
夏らしく氷を入れたオンザロックもおすすめです。
ロックで飲む場合のおすすめの飲み方
@グラスに先に氷を入れる。
Aグラスをやや傾けて、ビールをできるだけ氷に直接当てないようにゆっくりと注ぐ。
上記のように氷を入れて飲むことをすすめているが、あまり感心しない。
このコクは、むしろ冷やしすぎないでじっくりと味わうべきではないだろうか。
ビアスタイルについての説明がどこにもなく、最初の香りの印象ではペールエール?
とも思ったが、味わってみると華やかさよりもグッとくる苦味が際立っており、
ヱビスブランドということも考え合わせると、下面発酵のデュンケル、あるいはボック
にカテゴライズされるだろうか。
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ビール
CODE:41892SPOZ#05U |