ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.4461−4480


 
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2015年1月10日[2]
No.4461: 金麦 / サントリー
 きんむぎ / さんとりー
サントリー 金麦 サントリー 金麦 review
サントリー 金麦
 サントリー金麦が、12月上旬製造分から新しくなっている。
 当サイトで把握している限り、2007年の発売以来、毎年必ずリニューアルを 続け、これが8代目と思われる。

 グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。泡は当初力強く盛り上がるが、 泡持ちはそこそこ。
 香りはクリアで、引き締まっている。ホップ香の裏に、新ジャンルらしい臭みというか、 若干甘いニュアンスはあるが、ほとんど気にならないレベルである。
 口当たりは、ぐっと苦く、力強い。従来品よりも、 アタックが強くなったようだ。新ジャンル特有の甘さが奥に引っ込み、 モルトの凝縮感が前に出て来ている印象。 もちろん、ビールのようなコクや深みはないものの、その分、外側の 苦味を効かせたことで、飲みごたえは出ている。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 今回のリニューアルについて、ニュースリリースでは次のように説明されている。
 今回は、“旨味麦芽”を増量することで、よりいっそう“麦のうまみ”を感じる味わいを実現しました。 リニューアル新発売を機に、パッケージ裏面には、 「金麦」の広告のコピーと連動したメッセージ「金の麦が、うまさを磨く。」を期間限定でデザインします。
 上記説明のとおり、確かに麦らしい味わいの凝縮感は増したように感じた。それ以上に、 前回リニューアル で少し強くなってしまったふわっとした甘み (それ以前のバージョン では、もっと 引き締まった味わいの時期もあった)が、良い形で是正されたように感じた。
種別 新ジャンル
CODE:42014GCKO#RN12U
2015年1月11日[1]
No.4462: 本搾りチューハイ りんご <2015 期間限定> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい りんご <2015 きかんげんてい> / きりん
キリン 本搾りチューハイ りんご キリン 本搾りチューハイ りんご review
 明後日1月13日が発売日となっている本搾りチューハイ「りんご」。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと濁りのある黄色。 見た目はまさにりんごジュースだ。
 香りは、あまり華やかさはなく、落ち着いたりんご香。鉄分が多そうで、 苦味が強そう。
 味は、りんご果汁にさらに甘みが加わったようなこってりさ。 無論、本搾りシリーズだから、甘味料などは添加されていないので、 これは果汁+ウォッカの自然な甘みなのだが、 それでも本搾りらしからぬ甘さに仕上がっている。
 アルコール感はあまりなく、飲み込んだ後に、少し苦味が残る。
 果汁50%。アルコール分4%。原材料:りんご・ウォッカ。 製造者:キリンディスティラリー(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
 昨年 までの製品と中身は変わっていないようである。 度数が4%で、半分が果汁なのだから、お酒らしさがないのは当然。 あまりお酒に強くない人におすすめ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42015KSES#-02
2015年1月11日[2]
No.4463: セブンプレミアム ザ・ブリュー / サントリー
 せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー / さんとりー
セブンプレミアム ザ・ブリュー セブンプレミアム ザ・ブリュー review
 この「ザ・ブリュー」は、セブン&アイグループのP.B.商品で、デビューは2009年。 その後、2011年 にリニューアルしたあと、特にニュースにもなっていなかったのだが、 先日セブンイレブンで売場を見ていたら、どうも缶が従来品とは違うような気がしたため、買ってきた。
 確かめてみると、確かに缶デザインが変わっている。リニューアル告知を私が見逃したのかもしれない。 いちおう味をみてみたい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は力強く盛り上がるが、泡持ちはそこそこ。
 香りは、すっきりとクリアなホップ香がある。新ジャンル特有の臭みはあまり感じない。
 口当たりもスキッとして、臭みは弱い。コクはないが、マイルドな味わい。 後味にふんわりとした甘味が残る。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 この商品はセブン&アイHLDGS.グループとサントリービール(株)の共同開発商品です。
 従来品との味の違いは感じなかった。 パッケージのみの変更だろうか。
種別 新ジャンル
CODE:42015SEST#UK
2015年1月12日[1]
No.4464: バカルディ アップルモヒート <期間限定> / サッポロ
 ばかるでぃ あっぷるもひーと <きかんげんてい> / さっぽろ
サッポロ バカルディ アップルモヒート サッポロ バカルディ アップルモヒート review
 BACARDI モヒート缶シリーズから、期間限定「アップルモヒート」が登場。 発売日は、明後日1月14日である。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色で、やや濁りがある。
 香りは、ミントの青臭さがふわっと香るが、その下にりんご香がある。
 味も香草の青臭い風味に、りんごの味わいがほんのり。 ラムの風味は強くないのだが、アルコール感はそこそこある。
 アルコール分6%。原材料:ラム・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(ローズマリー抽出物)・カラメル色素。
 コウモリをロゴに使用した「バカルディ」は1852年の創立以来、スムーズなフレーバーと高い品質で 多くのバーテンダーから絶大な信頼を集めています。
 実はこの製品が登場するのは初めてではない。2年以上前の 2012年10月 に一度発売されたことがある。その時の私自身のコメントを見る限り、中身はどうやら同じもののようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42016KSES#-02
2015年1月12日[2]
No.4465: モルツ / サントリー
 もるつ / さんとりー
サントリー モルツ サントリー モルツ review
 今やサントリービールと言えば、プレミアムモルツというほど、会社の顔となってしまったが、 言うまでもなくその母体がこの「モルツ」である。
 もう、とっくの昔になくなっていたのでは?と思っている方も少なくないだろうが、 実はちゃんと存続している。
 私もふだんの生活で目にすることはほとんどなくなっていたのだが、 昨日、定期的に立ち寄っているディスカウント店の売場の片隅で、 少量ひっそりと置かれているのを発見。いや、そういえば以前からあったような気もするが、 何となくスルーしていた。
 長らく飲んでいないし、考えてみればちゃんとレビューしていなかったので、 改めて取り上げることにした。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は力強く盛り上がり、泡持ちも上々。
 香りを嗅ぐと、確かにプレミアムモルツと同じ系統の 甘く華やかなホップ香が立ちのぼっているが、押しつけがましくはなく、柔らかい。
 味も柔らか。ふんわりと甘く、適度な苦味とうまくバランスしている。 プレモルを飲み慣れていると、薄いと感じるかもしれないが、非常にキレイにまとまった味わいだ。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。粒選り麦芽100%。天然水仕込。
 プレモルのすべての要素をこぢんまりとさせた感じである。 香りの華やかさも、味わいのコクや甘さも。強い苦味の押しも。それら全部を 優しくすると、こんな感じになる。いや、順番が逆だ。 このモルツの持ち味を、全部強調して、キャラクターを際立たせたのがプレモルだと言ったほうがいい。
 重たすぎないオールモルトのピルスナーを探している人にはお勧め。
種別 ビール
CODE:42016SPOZ#UK
2015年1月13日[1]
No.4466: −196℃ ブラッドオレンジ <2015限定> / サントリー
 まいなす196ど ぶらっどおれんじ <2015げんてい> / さんとりー
-196℃ ブラッドオレンジ -196℃ ブラッドオレンジ review
 イオングループ限定と思われる−196℃「ブラッドオレンジ」。
 正式な発売日はいつなのか情報がないのでわからないが、 私が店頭で実物を発見したのは、今日。 新製品が出ることの多い火曜であるから、もしかしたらちょうど今日が発売日だったのかもしれない。

 グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの淡いサーモンピンク。
 香りは、作り物っぽいチープなオレンジ香。コクがなさそう。
 味は香りの印象どおり軽く、ジューシー感はあまりない。 甘さが抑えられているので、その分、キュッとした酸味が前面に出ている。 後味もさらりとしている。
 アルコール分5%。オレンジ浸漬酒使用。 原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素、紅花色素。
 シチリア産のブラッドオレンジを使用。 爽やかな甘酸っぱさと、すっきりとした後味が特徴です。
 イオンでは年に数回、こうやって-196℃の限定品が出る。事前情報がないので、 店に足繁く通って、発見するしかない。
 このブラッドオレンジは、昨年1月 にも出ており、 中身はどうやら同じもののようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42017GCKO#UK
2015年1月13日[2]
No.4467: 角ハイボール 贅沢レモン <限定> / サントリー
 かくはいぼーる ぜいたくれもん <げんてい> / さんとりー
角ハイボール 贅沢レモン 角ハイボール 贅沢レモン review
 サントリー角ハイボール「贅沢レモン」。
 この商品は、昨年6月に、夏限定品として売られたものである。 一定期間で売り切り、終了となったはずなのに、季節が変わってもしばらく店頭に 存在し続けていた。
 その缶をよく見ると、6月発売品にあった「夏限定」の文字が、単に「限定」 となっている。サントリーさんから再発売の発表もなかったので、おそらく好評を博したことにより、 夏だけで終わらせる予定を延長し、その際、缶の表記が「夏限定」ではおかしいので、夏の文字を外して 売り続けることにしたのではないか。
 私がこれを入手したのは、確か12月の初旬くらいだった。売られていたスーパーでは、 大量入荷したかのように、限定品としてたくさん陳列していた。
 中身はおそらく 6月発売品 と同じだと思われるが、念のため味を見てみよう。
 後日記:この製品は11月に改めて限定品として発売されたもののようである。6月からずっと売られ続けていたわけでは ないようだ。
 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色。気泡は非常に細かい。
 香りは、しっかりとウイスキーを感じさせながら、レモンの爽やかさがある。
 味も酸が強く、爽快な口当たり。ただ、ウイスキーらしい飲みごたえが ちゃんとあって、酒好きを満足させる仕上がりとなっている。
 アルコール分5%。果汁2%。原材料名:ウイスキー、レモン、食物繊維、香料、酸味料、苦味料。
 レモンを贅沢に搾ったスッキリ爽やかな角ハイボールを再現した角ハイボール <贅沢レモン>。 キンキンに冷やしてお召し上がりください。
 やはり内容は変わっていないようであった。中身は変わらずとも、パッケージがちょっと変わり、 存続していたという事実を伝えることも、当サイトの使命と考える。
 もういっそのこと、限定の文字も外して通年販売しませんか → サントリーさん。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42017GCES#UK
2015年1月14日[1]
No.4468: オフホワイト / キリン
 おふほわいと / きりん
キリン オフホワイト キリン オフホワイト review
 通販サイト LOHACO で昨年9月24日から先行販売されている キリン「オフホワイト」。
 LOHACO は、法人向け大手通販 ASUKL(アスクル)が運営している個人向けサイトだが、 キリンは、従来のマーケティング手法だけでは得られない新たな情報収集経路を確立し、 販路拡大することを目的として、アスクルの協力のもと ネット通販による消費者の購買行動などの情報を活用するための新たなプラットフォームの構築に乗り出した。 その足がかりとして、 このオフホワイトという商品をプロデュースしたということらしい。
 平たく言うと、食品などのメーカーさんというのは、通常の流通経路を通じて、 小売店の店頭で売ってもらって、初めてエンドユーザーの手元に商品が届けられるわけだが、 その従来型の経路のみだと、人々の嗜好の変化などをリアルタイムに捉えきれないため、 「なぜこんなに良いビールが売れないの?」という答えをすぐに得ることができない。 そこで、いわゆる B to C でダイレクトに消費者とつながることができれば、 もっと売上を伸ばすことができるかも、という下心があるわけである。
 ただ、この下心は、間にいる問屋さんをすっ飛ばすという暴挙に出ることで実現する ために、普通はそういうことを考えたとしても、実行は難しい。 これまでにも、直販サイトを開設して販売するようなことは行われているけれども、 扱う商品はごく一部に限定するという、とても神経を使ったやり方しかできていない。
 しかしもう、そんなことも言っていられない、というのが本音なのだろう。 そのくらい、若者を中心としたアルコール離れが深刻であり、 ついにパンドラの箱を開けてしまったと言えるのかもしれない。
 さて、長い前置きはこのくらいにして、本題に行こう。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色だが、やや黄色みが強い。
 泡は純白でやや粗く、泡持ちはあまり良くない。
 香りは、非常にやさしい。ベルジャンホワイトということで、 もっと甘く、もっと鋭く柑橘とコリアンダーが香るものを想像していたが、 極めて穏やかで、ふんわりとした感じ。
 口当たりも軽快でやさしく、コクは乏しい。このスカスカ加減が、 むしろ清々しく、ビールが苦手な人にも非常に飲みやすい味わいに仕上がっている。 サッポロ ホワイトベルグ みたいな強烈さというか、押しの強さがないので、 スタイルは近いのに、まったく印象の違う製品だ。
 アルコール分3.5%。 原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・大麦・糖類・食物繊維・オレンジ香料 ・コリアンダー香料・甘味料(アセスルファムK)。 麦芽使用率25%以上50%未満。
 発売前にニュースリリースで発表されていたので、存在は知っていたが、 ネットでわざわざ購入しなくても、と思っていた。そして、いつの間にか 忘れていたのだが、 つい先日、当サイトと相互リンクしてくださっている Liqour Encounter* Blog さんで 紹介されており、それをきっかけに LOHACO を覗いてみたら、 なんとアンケートに答えるだけで無料サンプルがいただけるということだったので、 さっそく応募したもの。 しかも、写真の専用グラスまでついていた。 送料350円だけはかかったが、たまっている T-Point で支払ったので、完全無料でゲットした。
 女性が開発した商品らしいが、まさに女性向けの柔らかな味わいで、 一般販売してもかなり人気を博するのではないだろうか。
種別 新ジャンル
CODE:42018LOHC#112
2015年1月14日[2]
No.4469: ハローキティ COCKTAIL FLAVOR カシスオレンジテイスト <ダイエー限定販売> / ドウシシャ
 はろーきてぃ かくてるふれーう゛ぁー かしすおれんじていすと <だいえーげんていはんばい> / どうししゃ
ハローキティ COCKTAIL FLAVOR カシスオレンジテイスト ダイエー限定販売 ハローキティ COCKTAIL FLAVOR カシスオレンジテイスト ダイエー限定販売 review
 昨年末頃、近所のダイエー系スーパーに、突如として現れた、ドウシシャのカクテルフレーバー <ダイエー限定販売> シリーズ。
 カシスオレンジテイストと、梅酒テイストの2種で、缶にははっきりダイエー限定販売と書かれており、 ダイエー"木曜の市"キャラクター「モッくん」のイラストが、キティちゃんと一緒に描かれている。 非常に派手な缶であり、売場でも目立っていた。
 今日は、カシスオレンジテイストのほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある濃いめのピンク。
 漂ってくる香りは、はっきりと強いカシスで、 かなりカクテルっぽい。
 口当たりは甘酸っぱく、だからといって甘ったるいこともなく、 まさに缶入りカクテルという雰囲気である。 アルコール感がないのが不思議なくらい。
 アルコール分0.00%。果汁10%未満。原材料:果糖ぶどう糖液糖、オレンジ果汁、 グレープフルーツ果汁、醸造酢、食塩、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、カラメル色素、赤色40号、苦味料。
 ダイエーはイオンの子会社となり、近い将来店舗名が消滅する予定である。 経常赤字を続けており、いわば瀕死の状態なのだが、そんな中でもこういった商品企画をして頑張っているのを見ると、 悲しくなってくる。つい先日も、買い物をしていた年配のご婦人が、 「ダイエーオリジナルの商品が減って悲しい。TOPVALUが増えても嬉しくない」と、店員さんに訴えているのを見た。 「ダイエーの商品は完全になくなってしまうの?」という質問に対して、店員さんは、「自分たちにもよくわからないんですよ」 と応じていた。
 べつにイオンさんに何の恨みもないけれど、日本全国どこでもイオンという状況は、好ましいことではない。 セブン&アイだって頑張っている、と言われるかもしれないが、この2大グループばかりが市場を占拠する ことは、日本の小売業の衰退を意味しているように、個人的には感じる。
 多様性を維持し、育むために、我々消費者にできることはないだろうか。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:42018GCES#UK
2015年1月15日
No.4470: いちばん桜 / オリオン
 いちばんざくら / おりおん
オリオン いちばん桜 オリオン いちばん桜 review
 昨年11月11日に、オリオンビールの通常販売エリア(沖縄県及び奄美群島地区)で発売となった「いちばん桜」。 毎年この時季に出ているものだ。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡はきめ細かく、泡持ちもそこそこ。
 香りは、やや抑えめではあるがクリーンなホップ香に、モルトの甘いニュアンスが加わる。
 口当たりは軽快でクリア。しかし、苦味もしっかりとあるので、 実はそんなに軽い味ではない。じんわりと深い旨みが余韻として残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 毎年中身は変わらないようである。冬の定番品として、すっかり定着している製品だ。
 なお、全国向けには、業務提携しているアサヒビールを通じて、 「アサヒオリオンいちばん桜」が2月3日に発売予定となっている。
種別 ビール
CODE:42019WAKB#65
2015年1月16日[1]
No.4471: 麦の雫 / オリオン
 むぎのしずく / おりおん
オリオン 麦の雫 オリオン 麦の雫 review
 オリオンの新ジャンル「麦の雫」が新しくなっている。
 発売日は昨年の10月7日だったようで、もうだいぶ経ってしまったが、 やっと入手したので飲んでみたい。販売地域は、沖縄県及び奄美群島地区である。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 純白の泡はきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、概ねクリアで臭みがない。 清冽なホップ香が、新ジャンル特有の少し甘いニュアンスの間から顔を出す。
 口当たりもとてもクリア。すっきりと軽快な導入部だが、実は苦味がちゃんとあって、 しかも旨みの余韻がしっかり残る。ひっかかるような渋みも少し感じられる。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
 缶左上の赤い帯に「泡もちUP!」と書いてあるが、 ビールと比べてそんなに良いわけではない。あくまでも新ジャンルにしては・・ということであろう。
 味は適度なふくらみを持ちつつ、すっきり感もあって、 オリオンらしさをちゃんと感じさせる。
 従来品 との違いはあまりわからなかった(そもそもそんなに飲んでいないから、 味の記憶があるわけではなく、あくまでも当時のコメントとの比較による)が、 麦芽の使用率を高めたらしいので、それで苦味や渋みが少しだけ強くなったのかもしれない。
種別 新ジャンル
CODE:42020WAKB#101
2015年1月16日[2]
No.4472: ハローキティ COCKTAIL FLAVOR 梅酒テイスト <ダイエー限定販売> / ドウシシャ
 はろーきてぃ かくてるふれーう゛ぁー うめしゅていすと <だいえーげんていはんばい> / どうししゃ
ハローキティ COCKTAIL FLAVOR 梅酒テイスト ダイエー限定販売 ハローキティ COCKTAIL FLAVOR 梅酒テイスト ダイエー限定販売 review
 先日、カシスオレンジテイスト のほうを取り上げた、 ドウシシャのカクテルフレーバー <ダイエー限定販売> シリーズ。
 今日は、同時購入したもう一方の「梅酒テイスト」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、やや深みのある黄金色。
 香りを嗅いだ印象では、嫌みのない爽やかな梅ソーダ。 梅酒特有のべたつくような甘さはあまり感じさせない(無論、梅酒ではないから)軽快さがある。
 味も軽い酸と軽い甘味。ナチュラルな梅酒ソーダっぽい味わいで、 後味はさらっとしている。他社の製品では、 梅酒らしさを演出するために、ともすると甘味のくどさが前面に出てしまうような味づくりを しがちなのだが、この製品はそんなことはなく、後キレもとても良い。
 アルコール分0.00%。果汁2%。原材料:果糖ぶどう糖液糖、梅果汁、 食塩、酸味料、香料、増粘剤(ペクチン)、甘味料(アセスルファムK)、カラメル色素。
 2種飲んでみて、ドウシシャのこのシリーズは非常に優秀であることがわかった。 パッケージの軟弱さに比べ、中身は浮ついたところがなく、きちっとした味わいである。
 缶の見た目は非常に可愛らしいので、子供が欲しがりそうである。 アルコールが入っていないから法的には子供が飲んでも差し支えないが、 各社がよく注意書きしているように、あくまでも「成人の飲用を想定した」商品 であるから、やはりこれは大人の女性に飲んでいただこう。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:42020GCES#UK
2015年1月17日[1]
No.4473: 麦とホップ The gold / サッポロ
 むぎとほっぷ ざ・ごーるど / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ The gold サッポロ 麦とホップ The gold review
 麦とホップ The gold が新しくなった。
 ニュースリリースでは、2015年2月にリニューアル発売とされているが、 もう既にこのリニューアル版が多くの店に現れ始めている。

 グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。泡はきめ細かく、力もあり、泡持ちは悪くない。
 香りの系統は、従来品から同じ。清澄なホップ香が目立つが、同時に甘くミルキーな雰囲気が若干ある。
 味は苦味が強く、男性的。骨格がくっきりとしているので荒っぽい印象もあるが、 酸味がかなり前面に出てきて、適度なジューシー感がある。 シリーズの発売当初にあったクリームのような甘味はだいぶ奥に引っ込み、 サッポロ社特有の土っぽいモルトの旨みが強化された感じだ。
 アルコール分5%。協働契約栽培100%。ザ・ゴールド熟成製法。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 従来品 との大きな差は感じなかったが、しっかりとした飲みごたえが増したのは確かだろう。
種別 新ジャンル
CODE:42021SEST#RN02
2015年1月17日[2]
No.4474: のんある気分 いよかんフィズテイスト <限定> / サントリー
 のんあるきぶん いよかんふぃずていすと <げんてい> / さんとりー
サントリー のんある気分 いよかんフィズテイスト サントリー のんある気分 いよかんフィズテイスト review
 1月14日に発売された、サントリーのんある気分「いよかんフィズテイスト」。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく色づいている。
 香りは、揮発成分の多そうな、キュンと酸の立った柑橘香。 かなり伊予柑らしさが出ている。
 味は香りの印象どおり、フレッシュでやや尖り気味の酸が特徴的で、 甘さはかなり抑えられている。コクがないので、上澄みっぽい味だということもできるが、 軽快で嫌みのない味わいに仕上がっている。甘味料特有の甘さが若干残る感じはあるが、 柑橘の苦味がうまく引き締めている。
 アルコール分0.00%。果汁1%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:いよかん果汁、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 いよかんを使用した華やかで甘酸っぱいカクテルテイスト
 爽やかでさっぱりしているので、日中に喉が渇いたときにもゴクゴク飲める感じだ。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:42021GCKO#04
2015年1月18日
No.4475: −196℃ ストロングゼロ 桃ダブル / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ ももだぶる / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 桃ダブル -196℃ ストロングゼロ 桃ダブル review
 明後日1月20日が発売日となっている−196℃ストロングゼロの「桃ダブル」。
 一昨年からこの時期に限定品として出ているものだが、今後通年販売になるようだ。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるようにも見える。
 香りは、かなり甘味の強そうな白桃香。いかにも香料。
 味は、香りの印象どおり甘みが強い。 単一の味わいなので、ともすると飲み飽きする味だが、 アルコール感が強いので、パンチが効いていて、緊張感がある。 ただ、飲み込んだ後に、甘味料特有のだらっとした甘味が残る。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。桃果汁1%。桃浸漬酒使用。 原材料:桃、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 白桃浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
 昨年の製品 と中身は同じようである。 強いチューハイを好む人に、この甘さは受けるのかどうかわからないが、 続いてきたということは、それなりに売れているのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42022KSES#-02
2015年1月19日
No.4476: 焼酎ハイボール 黄みかん割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる きみかんわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 黄みかん割り タカラ 焼酎ハイボール 黄みかん割り review
タカラ 焼酎ハイボール 黄みかん割り
 明日1/20発売の焼酎ハイボール限定品「黄みかん割り」。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある淡いレモン色。 焼酎ハイボールらしく、大粒の気泡がジュワジュワと音を立てて踊る。
 香りは、やや甘そうな柑橘香で、柔らかな印象。もちろん、 焼酎の香りがしっかりと同居しているが。
 味は香りの印象とは打って変わって、甘味は最低限に抑え込まれ、 非常にシャープ。炭酸とアルコール感が強く、その点でも硬派なチューハイだが、 焼酎ハイボールにしては、しっかりジューシー感がある点が異色。
 アルコール分7%。果汁0.5%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、黄金柑(黄みかん)果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 なお、缶裏にはイラストと、下記の説明文がある。
限定生産【黄みかん割り】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「黄みかん」は別名「黄金柑」とも呼ばれる、見た目の黄色が印象的な果物です。焼酎ハイボールにぴったりな「黄みかん」 ならではの爽やかな酸味とすっきりした後口を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 この黄みかんが最初に登場したのは 2012年11月。 2度目が 2013年11月。 それから1年2ヶ月が経って、今回が3度目となる。
 以前の製品と違うところは、今回、黄金柑果汁だけでなく、レモン果汁も追加されたこと。 よりシャープさを増すことに貢献しているのであろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42023KSES#-01
2015年1月20日
No.4477: ザ・プレミアムモルツ 初仕込 / サントリー
 ざ・ぷれみあむもるつ はつじこみ / さんとりー
サントリー ザ・プレミアムモルツ 初仕込 サントリー ザ・プレミアムモルツ 初仕込 review
 本日1月20日発売のサントリー ザ・プレミアムモルツ「初仕込」。
 缶デザインにあまり特徴がなく、通常商品と間違えてしまいそうである。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、通常のプレモルと同じ、甘いホップ香が強いが、 しっかりとした苦味を思わせる凝縮度の高いモルト香が拮抗している。 若々しさがありつつ、どっしりとした落ち着きもある不思議なバランス。
 口に含むと、ギュッと強い苦味の塊が押し寄せ、収斂性ある渋みがまとわりつく。 荒々しさを感じる口当たりだが、みずみずしい甘さが広がり、若さも感じる。 まとまりにはやや欠け、ワイルドな味わいが最後まで貫かれている。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。天然水100%仕込。
 空輸で届いたダイヤモンド麦芽の恵み。今しか飲めない特別なプレモルをお楽しみ下さい。
 昨年11月に出た、初摘みホップ が軽快で女性的な味わいだったのに対し、 今回の製品は粗暴で男性的な味わいと言える。
 なお、グラスは昨年末頃にプレモルを買った時についていた景品だが、 香りが良く開くような形状に作られている。最近、缶チューハイ等をレビューする時にも これを使うことにした。
種別 ビール
CODE:42024KSES#00
2015年1月21日
No.4478: 欧州四大セレクション ミュンヒナーデュンケル / サッポロ
 おうしゅうよんだいせれくしょん みゅんひなーでゅんける / さっぽろ
サッポロ 欧州四大セレクション ミュンヒナーデュンケル サッポロ 欧州四大セレクション ミュンヒナーデュンケル review
 昨日1月20日にセブン&アイ限定で発売された、サッポロ 欧州四大セレクション「ミュンヒナーデュンケル」。
 四大セレクションというからには、これを皮切りに今後全4種がリリースされるのかと 思いきや、サッポロ社のニュースリリースを読む限り、今後の予定は書かれていない。 『「欧州四大ビール」と言われる欧州の伝統的なビール(ミュンヒナー・ドルトムンダー・ウィンナー・ピルスナー) のうち、ミュンヒナータイプのビールを開発しました。』とあり、この後は続かないようにも読める。 もしかすると、今回の売れ行き次第で、今後の展開を考えるのかもしれない。

 グラスに注いだ液色は、オレンジの色味が強い深いアンバー。濃いめに入れたアイスティー程度。 泡はベージュとアイボリーの間くらいで、きめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りは、黒糖の甘さ+麦茶のようなロースト香。適度な凝縮感。
 味は軽い苦味にふわっとやさしい甘さ。酸も穏やか。味の要素がどれも突出せず、 非常にバランスが良い。アルコール感は豊か。
 後味には柔らかな苦味、甘味、香ばしさのほか、若干の渋みも残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。ドイツ産麦芽使用。
 ミュンヒナー、ドルトムンダー、ウィンナー、ピルスナー。 欧州四大ビールとして親しまれる伝統的なビールシリーズです。
 美しい色合いを眺めながら、ゆっくりと時間をかけて味わいたいビール。温度が上がった方が、 むしろ表情が豊かになってくる。
種別 ビール
CODE:42025SEST#01
2015年1月22日
No.4479: −196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる かんじゅくうめ / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 -196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 review
 先日、-196℃ストロングゼロ 桃ダブル を取り上げたが、 こちらは同じ20日にリニューアル発売された「ダブル完熟梅」。 実はこれを入手したのは、ディスカウント店で、昨年末だった。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いイエロー。 白ワインのようで、ゴールドと言ってもいい。
 香りは、かなり甘味と酸味が強そうな梅。 ただ、梅酒のような濃さではなく、香料や甘味料の押しの強さだ。

 味は香りの印象どおり非常に甘酸っぱいのだが、やはりコクには乏しい。若干の苦味も残る。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。完熟 梅浸漬酒使用。 原材料:梅、ウオツカ、梅酒、梅エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 -196℃製法の完熟梅浸漬酒と完熟梅を漬け込んだ梅酒をダブルで使用したストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
 今回、パッケージのみの変更ということであり、中身は 従来品 と同じであるようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42026RIMS#02
2015年1月23日
No.4480: スーパードライ / アサヒ
 すーぱーどらい / あさひ
アサヒ スーパードライ アサヒ スーパードライ review
アサヒ スーパードライ
 2014年12月下旬製造品から、スーパードライがさらなる進化を遂げた。
 リニューアルではなく、アサヒさんお得意のクオリティアップという言葉でもなく、 「進化」であると説明されているので、当サイトでも敬意を表して同じ言葉を使わせていただく。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、 当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りに華やかさはなく、乾いた穀物という表現がぴったりくる地味さ。 ここまでの印象では、従来品との大きな違いは感じない。
 これではどう進化したかなどわからないかもしれないと思いつつ、口に運んでみると、 あれっ、苦味の押しがこんなに強かったかな? いやいや、苦味の感じ方など、 自分の体調によって変わるだろう。その程度のものだろう。そう思った。
 飲み進めると、スーパードライらしいケンケンした苦味が舌の奥に残り、 甘さはなく、ふくらみもなく、金属的に切れる。 そして、ジーンとした苦味、渋み、麦の旨みを後に残す。 いかにもスーパードライのキャラクターだ。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 洗練されたクリアな味、辛口。
 ビールのうまさは、酵母で決まる。
 味の決め手は辛口、キレ、そしてできたてのうまさの追求。
 活性度を高めた厳選優良ドライ酵母で、できたてのうまさを追求。
 さらに、時間経過による味の変化を抑え、飲みごたえ、キレを高めることに成功。
 缶に書かれている上記説明のとおり、キレが高まったのは確かだろう。飲みごたえという意味では、 とげとげした感じが増したようには思った。
 そもそも、スーパードライの魅力は、その名のとおりドライな味わいとキレにあるわけだが、 前回 2013年12月 に「進化」した時、アサヒさんの説明では 「さらにキレ味さえるシャープなのどごし」 と歌われていたけれども、泡の豊かさ、口当たりの丸さが若干増したことによって、 少しだけファットで肉感的になったように、私は感じた。この方向でいいのだろうか? とも、その時思った。だから、今回のリニューアルは、元に戻す方向というか、 元祖ドライよりももっとドライな方向に持って行ったように感じる。
 以上はすべて私の勝手な感想であるから、皆さんが各自で試して頂くしかないが、 ファンを裏切っていないことだけは確かだと思う。
種別 ビール
CODE:42027DATS#RN12L

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