2015年8月17日[1]
No.4841: 秋の本熟 <限定製造> / サッポロ
あきのほんじゅく <げんていせいぞう> / さっぽろ
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今週は各社とも秋の新製品が目白押しなのだが、
サッポロからは、新ジャンル「秋の本熟」が登場。
発売日は、8月18日である。
グラスに注いだ液色は、しっかりと深いアンバー(琥珀)。
濃いめのアイスティーくらいの色である。
泡もベージュ色で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、やや甘いロースト香があり、落ち着いている。
力はないので、新ジャンルだとすぐわかる。
口に含むと、まずは強い苦味がグッと押し、同時に深いロースト香と甘味。
香りに感じた適度な軽さに反し、味はかなり充実。
上手に活かされた甘さがロースト香にうまく絡んで、
コクを生み出している。しかし、麦芽自体の力強さというのではなく、
巧妙なバランスによってつくられた飲みごたえという感じ。
アルコール分6%。低温長期熟成製法。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
「熟成とひと手間で辿りついた力強いコク」という文字があり、確かに新ジャンルらしからぬ
パワフルさは感じるものの、それが深みにはつながらず、上滑りしているように感じた。
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新ジャンル
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2015年8月17日[2]
No.4842: −196℃ 秋梨 <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
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昨日、アサヒ果実の瞬間・秋薫る国産和梨 を掲載したが、
今日は同じ梨味チューハイでもサントリー製品を。
8月18日が発売日となっている −196℃秋限定品2種のうち「秋梨」である。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
香りは、アサヒ製品同様、シンプルで自然な感じの梨香。
味も梨らしい穏やかな甘さに、軽い苦味を伴う。炭酸は弱く、アルコール感も弱いので、
刺激は少ないが、アサヒ製品より味わいが少しくっきりしている印象だ。
アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。
原材料名:梨、スピリッツ、ウイスキー、ブランデー、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
栃木県横山果樹園で育てられた幸水を使用。秋の訪れを感じさせる、みずみずしく爽やかなおいしさです。
昨年の製品 と味は変わっていないように感じた
(あくまでも私自身の昨年のコメントとの比較)が、
よく見ると今年は原材料に甘味料が追加されているようだ。糖類も使われているから、ほとんどわからないわけだが。
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チューハイ・カクテル等
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2015年8月18日[1]
No.4843: 果実の瞬間 山梨産完熟ピオーネ <秋限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん やまなしさんかんじゅくぴおーね <あきげんてい> / あさひ
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本日8月18日が発売日となっている、アサヒ果実の瞬間・秋限定品。
2種あるうち、先日既に 秋薫る国産和梨 を掲載した。
今日はもう一方の「山梨産完熟ピオーネ」を。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの淡いピンク。
香りは、甘さの強そうなシンプルなぶどう香。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、軽快な渋味もある。
へたにあっさり仕上げたりしないところがこのシリーズらしく、
昔ながらの甘いチューハイファンにも好まれる味わい。
果汁0.4%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、野菜色素。
昨年の製品 と中身は変わってないようである。
パッケージデザインも基本的に昨年のものを踏襲している。
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チューハイ・カクテル等
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2014年8月18日[2]
No.4844: 秋味 / キリン
あきあじ / きりん
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今年でなんと発売25年を迎えるという、秋の定番ビール、キリン「秋味」。
発売日は、本日8月18日である。
グラスに注いだ液色は、しっかりとした黄金色。純白の泡はやや粗く、
泡持ちはほどほど。
香りは、重たさの中にホップの清々しさがある。
そして、ギッシリと目の詰まったような、モルトの甘さがベースにある。
味はグッとくる苦味が印象的。
華やかさはないが、凝縮感のある旨みが口中に広がり、しっかりとコク深い。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
「秋だけの限定ビール」 麦芽たっぷり1.3本分
毎年暑い時季からこうやって秋限定ビールが登場するわけだが、酷暑だった今年の夏も、
ここ最近は若干だが暑さがマイルドになってきた感があり、グッドタイミングで
こういった製品が店頭を賑わしている。
特にこの秋味は、実に四半世紀も消費者に愛され、存続している。
キリンさんの努力に敬意を表したいと思う。今年もこのビールが飲めることに、感謝だ。
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ビール
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2015年8月19日[1]
No.4845: 円熟の秋 <限定醸造> / サントリー
えんじゅくのあき <げんていじょうぞう> / さんとりー
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一昨日、サッポロから発売された新ジャンル「秋の本熟」を掲載したが、
こちらはサントリー「円熟の秋」。発売日は、同じ8月18日であり、
商品名も非常に似ている。
グラスに注いだ液色は、中程度のアンバー(琥珀)。
泡もベージュ色で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、焙煎麦芽のロースト香がほのかにあるが、
その下に新ジャンル特有のアルコール臭さというか、くせのある甘さが横たわっている。
味も香ばしさよりは新ジャンル特有のうにゃっとした甘味が優勢。
だからコクもあまりなく、上滑りした感じの味。
いや、ロースト香を立たせなかったことにより、まろやかな味わいに仕上がっているのだ、
と好意的に解釈することもできるが、
コクがない分、どうしてもアルコール臭さが前に出てきてしまい、大手を振ってまろやかとは言いにくい。
アルコール分6%。贅沢長期熟成。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(小麦)。
原料となる発泡酒において焙煎麦芽を一部使用し、限定醸造・長期熟成しています。
サッポロ製品に比べてコクが弱く、その分臭みが強い。
あまり見るべきところのない製品だが、唯一、パッケージデザインだけは、
芸術的ともいえる美しさであり、店頭で目にした瞬間に思わず手に取ってしまう魅力がある。
同社の人気商品、金麦と同じ濃紺をベースとすることでサントリー製品であることを強く打ち出し、
紅葉の赤、月の金が鮮烈な印象を与える。
実に売り方が上手だと思う。
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新ジャンル
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2015年8月19日[2]
No.4846: −196℃ 秋りんご <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
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一昨日、-196℃ 秋梨 をレビューしたが、今日は同時発売の -196℃「秋りんご」を。
発売日は、8月18日である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
香りは、ツンと酸が立ったりんご香でシンプル。
スッキリとした味わいが想像される。
味は香りの印象どおり、シャキッと酸が立っているのだが、
甘さもそれなりにある。
ジューシーで飲みやすく、アルコール感は弱い。
アルコール分4%。りんご浸漬酒使用。青森産サンつがる使用。
原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
青森県岩木山山麓に広がるりんご園から届いたサンつがるを使用。
秋の訪れを感じさせる、華やかで甘酸っぱい味わいです。
秋梨のところでも同じことを書いたが、
昨年の製品 の原材料にはなかった甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
が、今年は使われている。それでも、味わいの違いなどはほとんど感じない。
上手い甘味料の使い方と言えよう。
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チューハイ・カクテル等
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2015年8月20日
No.4847: クリアアサヒ 秋の琥珀 <限定醸造> / アサヒ
くりああさひ あきのこはく <げんていじょうぞう> / あさひ |
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8月18日にアサヒから発売された、クリアアサヒの限定品「秋の琥珀」。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀)。
泡もかすかにベージュっぽく色づき、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、見た目の印象ほどロースティな感じはなく、
通常のクリアアサヒのような甘いモルト香に、ハーブっぽいニュアンスが乗る。
非常にバランスが良い。新ジャンル特有の臭みはあまり感じない。
味も軽やかな香ばしさと適度なコクがある。
柔らかくまとまっており、最後にギュッと苦味が締める。
飲み込んだ後に甲類焼酎のような甘さが残るのはご愛敬だが。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
4種類の麦芽&7種のホップと缶に書かれており、確かに複層的な味わいがあって、
これからの季節にふさわしい味に仕上がっている。
同日発売のサッポロ製品はやや粗暴、サントリー製品
はコク不足を感じたのに対し、この製品は中道的でバランスが良い。どれも琥珀色の新ジャンルなのに、
三者三様で面白い。
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新ジャンル
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2015年8月21日
No.4848: くらし良好 チューハイ ストロングレモン / 富永貿易(AJS P.B.)
くらしりょうこう ちゅーはい すとろんぐれもん / とみながぼうえき(AJS P.B.)
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オール日本スーパーマーケット協会(AJS)のP.B.「くらし良好」のチューハイ。
AJSの中心的メンバーである関西スーパーの店頭で偶然発見したもので、
これまで通常のチューハイレモンや、
カロリーハーフなどはレビュー済だが、
ストロングというのは初めて入手した。コスパが重視される昨今、ストロングは
よく売れるのだろう。
グラスに注いだ液色は、ほぼ透明だが、かすかに白濁しているようにも見える。
香りはスキッと澄み切ったレモン香だが、やや芳香剤的。
口に含んだ瞬間、味はジューシーだが、すぐにアルコールの甘さやホットな感じが広がる。
味わいがシンプルな分だけ、アルコール感が際立っている。
酸味も決して弱くはないのだが、甘さが前に出て、更に苦味も口に残る。
アルコール分8%。果汁2%。
原材料:レモン果汁、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ネオテーム)。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
販売者:富永貿易(株)、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。AJS共同開発商品。
「くらし良好」は、以前は「生活良好」と書いて、"くらしりょうこう" と読ませていたが、
昨年6月から表記を変更したようである。
最近は、このようなP.B.が花盛りだが、大手メーカーのナショナルブランドよりも
低価格(この商品は税込89円で売られていた)であるのに、品質は決して劣っていない。
そして何より、奇をてらわない王道の味(悪く言うと、無難な味)につくられているので、
日々の消費には適している。
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チューハイ・カクテル等
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2015年8月22日
No.4849: 神戸居留地 FINE FREE ジンジャーテイスト / 富永貿易
こうべきょりゅうち ふぁいん・ふりー じんじゃーていすと / とみながぼうえき
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ローソングループの百均店 LAWSON STORE 100 でみつけたノンアルコール。
富永貿易「神戸居留地」ブランドの「FINE FREE ジンジャーテイスト」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡はそこそこきめ細かく、当初はちゃんと盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、生姜がかなり強烈。ビールっぽいモルトの匂いが奥にあるので、
シャンディガフ(ビアカクテル)のような感じだ。
味は意外にもふんわりと甘い。
ショウガ感はちゃんとあるものの、甘味が前面に出ている。
ビールっぽい味わいもあるが、苦味は弱い。
アルコール分0.00%。プリン体0。保存料0。
原材料名:果糖ぶどう糖液糖、食物繊維、麦芽エキス、香料、ビタミンC、安定剤
(アルギン酸エステル)、酸味料、乳化剤。
販売者:富永貿易(株)、
神戸市中央区御幸通5-1-21。
ノンアルコールにありがちな、酸化したビールみたいな臭みは、
ジンジャーの陰に隠れて目立たない。その点はよいのだが、
ここまで甘味を強くした意図がよくわからない。
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ノンアルコール飲料
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2015年8月23日[1]
No.4850: オールフリー / サントリー
おーるふりー / さんとりー
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現在出回っているサントリーオールフリーは、昨年12月下旬製造分からリニューアルした
ものだが、まだ取り上げていなかった。
オールフリーは、昨年1月上旬、
5月下旬、そして12月下旬と、
2014年中になんと3回もリニューアルしているのだ。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
泡は粗いが、当初は力強く盛り上がる。しかし、泡持ちはあまり良くない。
香りは、典型的なノンアルコール。紅茶の茶葉みたいな匂いがする。
味は臭みが弱く、非常にスッキリとした口当たり。
苦味がしっかりとしているので、それなりに飲みごたえもある。
変な甘味などはない。飲み込んだ後にも、しっかりと苦味を残す。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。
原材料名:麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
旧製品と比べると、原材料に苦味料が追加されている。それゆえ、苦味が一層強くなったのだろうか。
そのようにつくられた味であるにせよ、オールフリーは他社製品に比べて非常に優秀であり、
ビール代わりとして十分に楽しめるだろう。
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ノンアルコール飲料
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2015年8月23日[2]
No.4851: 辛口焼酎ハイボール 青みかん <期間限定> / アサヒ
からくちしょうちゅうはいぼーる あおみかん <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ・辛口焼酎ハイボールから期間限定「青みかん」が登場。
発売日は、今週火曜8月25日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。微かに色づいている程度。
香りは、このシリーズ特有の"焼酎臭さ"に、うっすらと柑橘香が乗る。
その柑橘が何なのかは、よくわからない。
みかんと言われたら、そんな気がする程度。
口当たりは非常にシャープ。
ビリビリと強い炭酸、ふわっと甘い焼酎。そこに柑橘の苦味が微かに感じられる。
酸味はあまりない。アルコール感は非常に強い。
アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
2015年8月〜10月までの出荷予定
6月23日に 青ゆず が、
7月22日に 赤ウメ が出て、
そして今回この製品。つまり最近は、1か月間隔で新製品が出ていることになる。
こうやって新顔が登場するたびに思うのだが、このシリーズはクオリティが
上がれば上がるほど、タカラ焼酎ハイボールにどんどん似てくる。つまり、
この分野を突き詰めると、タカラ製品に行き着くのであり、
このキャラクターを貫く限り、本家を超えることは難しいということである。
最近毎回同じことを書いているけれども。
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チューハイ・カクテル等
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2015年8月24日
No.4852: 氷結 山形産ラ・フランス <限定出荷> / キリン
ひょうけつ やまがたさんら・ふらんす <げんていしゅっか> / きりん
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キリン氷結「山形産ラ・フランス」。
発売日は、明日8月25日である。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、混じりけのない洋なし香が、ツンと立ち上る。
自然できれいな感じ。
味はシンプルでスッキリ。洋なし単体だと、普通はもっと
だらっとした感じになりがちだが、あえてわざとらしい酸味をつけることで、
シャープに仕上げている。
つまり、恣意的な味付けによって自然な味を演出している感じなのだ。
アルコール分4%。果汁1.0%。
原材料:西洋なし果汁(ラ・フランス果汁)・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
山形の恵みがギュッとつまった特別な氷結です。
缶裏には、山形県農産物等統一シンボルマーク「ペロリン」
が描かれており、山形県のお墨付きをもらっていることがわかる。
昨年は9月初頭に ラ・フランススパークリング として
発売されていたが、今年はスパークリングの文字が取れて、通常の氷結シリーズとして登場した。
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チューハイ・カクテル等
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2015年8月25日
No.4853: ザ・プレミアム・モルツ 芳醇エール <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ほうじゅんえーる <げんていじょうぞう> / さんとりー
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本日8月25日が発売日となっている、ザ・プレミアム・モルツの限定品「芳醇エール」。
グラスに注いだ液色は、しっかりしたアンバー(琥珀)。泡はベージュ色でやや粗いが、
力強く盛り上がる。泡持ちはほどほど。
香りは、エールらしい華やかな香りをベースに、焙煎麦芽の軽いロースト香が乗っている。
見た目の印象よりはだいぶ軽やか。
味も深い甘味にロースティな香味がアクセントになり、マイルドな苦味へと続いている。
すべての要素の中で頭一つ抜けているのが甘味であり、それが非常に丸いタッチをつくり、
ドリンカビリティの向上につながっている。
飲み込んだ後にもふんわりとした甘さが残り、苦味を包んでいる。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
濃色タイプで香りが特長のエールビールです。
今や量産プレミアムビールの代名詞ともなったプレモルだが、こうやって派生商品をどんどん投入してくる
ところを見ても、売上げは好調のようである。しかもそれぞれの個性が明確なので、
既存品と食い合う恐れも少ない。
同じように限定品を投入しても今ひとつ大きなインパクトを
与えることができていないサッポロさん(ヱビスビール)などは、苦々しく思っているのではないだろうか。
ところで今日私が開けたこの缶は、330ml入りである。
本日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、110ponta ポイントでもらってきた。
プレモルは以前から、コンビニ販売専用として、通常のレギュラー缶(350ml)の代わりに、
ちょっと小ぶりな330ml缶を投入している。LAWSONでの通常販売価格は245円だから、
おそらくスーパー等でレギュラー缶(350ml)を買ったほうが安いとは思う。
それでも、少し値段が高いことを承知で、コンビニでビールを買ってしまうのは、
スーパーやDSなどの広い店内を歩いて目的物をかごに入れ、列ができているかもしれないレジに
並んで会計をする、その手間を考えたら、たとえ数十円高くてもコンビニでサッと買い物を済ませたい。
そういうニーズが確かに存在している(私自身がそうである)からなのだ。
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ビール
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2015年8月26日
No.4854: トリスハイボール缶 9% キリッと濃いめ / サントリー
とりすはいぼーるかん 9ぱーせんと きりっとこいめ / さんとりー
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トリスハイボール缶 9%「キリッと濃いめ」は、今年1月に数量限定で発売され、
好評を博したもの。当サイトでも当然取り上げているのだが、
今回、復活を望む声に応えて、ついに通年商品として帰ってきた。
グラスに注いだ液色は、琥珀というよりはゴールド。
缶入りハイボール製品というのは、一般的にどれも薄いものが多いので、
その中にあってこの色は、かなりしっかりしており、濃さを物語っている。
香りは、パッと爽やかなレモンが立つ。
ウイスキー臭はしっかりとあるものの、そんなに強くはない。
味は香りの印象よりは強く、濃いめのウイスキーの味わいに、
レモンの爽やかさがいいアクセントになっている。
確かにアルコール感が強いのだが、レモンも強く効かせており、
爽やかさが保たれている。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。果汁0.2%。
原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、酸味料、香料。
中身は、限定販売の時と変わっていないが、パッケージデザインは、ゴールド基調に変更された。
高級感があり、売場でも目立っている。
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チューハイ・カクテル等
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2015年8月27日
No.4855: のんある気分 ファジーネーブルテイスト / サントリー
のんあるきぶん ふぁじーねーぶるていすと / さんとりー
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サントリーのんある気分から「ファジーネーブルテイスト」が登場。
発売日は、8月25日。期間限定等の文字がないので、通年商品のようである。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるごく淡い黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、まず桃の甘い香りが立つ。
オレンジは穏やかで、基本的に甘味が強そう。
口当たりは、炭酸のピリッとした感じがあって、思いのほかシャープだが、
やはり桃風味の甘さが強く、さらには甘味料特有のだらっとした甘さが口に残るので、
あまり爽やかではない。
確かにカクテルのファジーネーブルに近い味わいだが、
単に甘いフルーツソーダですよと言われれば、そうだなと思う。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。果汁3%。
原材料名:オレンジ果汁、もも果汁、シャルドネワインエキス(ノンアルコール)、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、カラメル色素。
ピーチとオレンジのフルーティーな味わいが楽しめる、ファジーネーブルテイスト。
ファジーネーブルが出ると聞いたとき、え?まだ出てなかったのか?と思ったくらい、
非常にポピュラーなテイストだ。
あまりカクテルっぽいとは思わないが、口当たりの良い、やさしい味わいに仕上がっている。
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ノンアルコール飲料
CODE:42243GCKO#02 |
2015年8月28日
No.4856: 前略 好みなんて聞いてないぜSORRY セッション柚子エール 〜あら塩仕立て〜 / ヤッホー・ブルーイング
ぜんりゃく このみなんてきいてないぜそーりー せっしょんゆずえーる 〜あらじおじたて〜 / やっほー・ぶるーいんぐ
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軽井沢のヤッホーブルーイングがつくる個性派ビール「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」。
その第4弾「セッション柚子エール」。
私が入手したのは最近だが、発売は今年の5月7日だったようである。
グラスに注いだ外観は、かすかに濁りのあるゴールド。泡はやや粗く、あまり盛り上がらず、泡持ちも良くない。
香りを嗅ぐと、まさに「ゆず」。ふんわりとグリーンな柚子香が立ち上ったかと思えば、
その下にしっかりビールのモルト香が潜む。そのハーモニーは絶妙。
味は、かなり塩気が効いており、はっきりと「塩っぱい」。
ビール自体は甘味をたたえた品の良いエールだが、そこにゆず特有のジューシーな苦味がプラスされている。
セッションエールなので、基本的にアルコール感は弱く(度数4%)、柔らかい飲み心地。
アルコール分4.0%。原材料:大麦麦芽・・小麦麦芽・ゆず果皮・ゆず果汁・ホップ・食塩。
製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
この製品は原料に柚子を使用しているため、
日本の酒税法上は発泡酒に区分されます。税率はビールと同じです。
本製品は、旨み、コクを大切にしています。まれに旨み成分による褐色の沈殿物が生じることがありますが、
品質には問題ありません。本来の風味を楽しんでいただくため冷暗所に保存しお早めにご賞味ください。
本製品は一部小麦麦芽を使用しています。
缶裏には、次のような説明文がある。
I'm sorry. 普通のビールは、造りません。
ビールには、もっといろんな味や個性があっていい。
「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」には、そんな意志を込めた。
既存のビアスタイルやレシピにとらわれない。純粋に、自由に、自分たちが心から飲みたいビールを、
季節ごとに味を変え造りあげる。
セッション柚子エール 〜あら塩仕立て〜
古くから親しまれてきた「柚子」の爽やかな香りを、豊かな海の「あら塩」で引き出す。
その名も「香味しぼり・あら塩仕立て製法」。果皮の鮮烈な香りと果汁の瑞々しさがあふれ出す、
和の感性から生まれたセッションエール。
これまで、2012年に 米麹SAKE仕立てストロングエール、
2013年に うま味一番だしアロマ仕立て ホワイトIPA、
黒五インペリアルポーター と、3種出ているが、
今回、間が2年近く開いての登場となった。
これは基本的に単体で味を楽しむべきビールだとは思うが、グレープフルーツなどの柑橘を使ったタルトやムース
を食べながらでも合うかもしれない。反対にぐっと渋く、あぶったエイヒレとか、スルメでも
いいかもしれない。もちろん、アーモンドなどナッツにも。
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ビール
CODE:42244SIUM#113 |
2015年8月29日
No.4857: ヱビス プレミアムブラック / サッポロ
ゑびす ぷれみあむぶらっく / さっぽろ
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ヱビス プレミアムブラック が新しくなっている。
7月中旬製造品からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、微かにグラスの向こうが見える程度の黒。
泡は濃いカフェオレ色、コーヒーアイス程度の色でやや粗く、泡持ちはほどほど。
香りはエスプレッソのような軽い焦げ臭があるが、甘さは感じさせず、重たさもない。
このあたりは、従来品と変わらない。
味は苦味が中心で大人しく、香りの印象どおり甘さは弱い。
スモーキーさもそんなに強烈ではないので、後味が意外にさらっとしている。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
正直なところ、従来品との違いをほとんど感じなかった。ニュースリリースでは、次のように説明されている。
今回のリニューアルでは、従来通りプレミアムロースト麦芽(注)を一部使用しながら、
ホップを2分割添加し、後半の添加量を従来より増量することで、芳醇なコクの余韻を楽しめ、
ゆっくり飲んでも続くおいしさに磨きをかけました。
(注)備長炭により炭焼きされた、この商品のための特別な黒麦芽。
下面発酵であるため、元々スタウトのような分厚さはないのだが、ホップの添加の仕方によって、
余韻を長くしたようである。
これからの季節、サンマの塩焼きなどに合わせたいビールだ。
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ビール
CODE:42245YMOZ#RN07M |
2015年8月30日
No.4858: 本搾りチューハイ 秋柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい あきかん <きかんげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの期間限定「秋柑」。
発売日は、9月1日である。
グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。
香りは、青臭い柑橘香が強く、これはシークヮーサーだろう。
その下には、レモンの鋭い香りがある。
味は本搾りらしく甘みが極めて弱く、酸味が鋭い。
シークヮーサーらしいグリーンな味わいが中心。
飲み込んだ後にも鋭い酸味と苦味が口に残る。
果汁10%。アルコール分5%。糖類無添加。
原材料:シークヮーサー・レモン・オレンジ・ウオッカ。
製造者:キリンディスティラリー(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
7月28日に 夏柑 が出てからわずか1ヶ月あまりでこの
「秋柑」の登場となった。しかもこの秋柑は今年初登場であり、昨年まではなかった。
昨年、冬季限定 冬柑 は10月下旬に発売されたので、
今年もあと1ヶ月ちょっとするとまた出るのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42246KSES#-02 |
2015年8月31日
No.4859: タカラCANチューハイ すりおろし和梨 <限定出荷> / 宝酒造
たからかんちゅーはい すりおろしわなし <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラCANチューハイ すりおろしシリーズから限定品「和梨」が登場。
発売日は、9月1日である。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。梨果汁のイメージ。
香りは、フレッシュでシンプルな和梨。ほんのり甘く、上品に香っている。
この香りの印象では、他社の梨味チューハイと大きく違わないが、
この製品も他社製品と同じように、甘味が強いのだろうか?
タカラ製品だから、ぐっと甘みが抑えられているのだろうか?
そんなことを考えながら口に運んでみる。
すると、味は意外にもしっかりと甘い。梨果汁のイメージ通りだが、
口中でふんわり甘さが広がったかと思うと、苦味が引き締める。
他社製品によくある、甘味料のだらっとした甘みが残ることはない。
アルコール分3%。果汁3%。二十世紀梨果肉使用。
原材料:梨果汁、梨果肉、アルコール、糖類、酸味料、香料、ビタミンC、
増粘剤(キサンタンガム)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
和梨を"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
果汁はたった3%だが、果肉を使っていることでジューシー感を演出しているのだろうか。
甘みが口に残らないのは、使われている甘味料がアスパルテームのみだからかもしれない。
梨らしいやさしい甘みを大切にしながら、タカラ製品らしい後キレを実現した、絶妙な味のコントロール
と言えよう。
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チューハイ・カクテル等
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2015年9月1日
No.4860: グランドキリン 十六夜の月 <限定醸造> / キリン
ぐらんどきりん いざよいのつき <げんていじょうぞう> / きりん
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コンビニ限定グランドキリンシリーズから期間限定「十六夜の月」
が登場。発売日は、9月1日である。
グラスに注いだ液色は、オレンジがかった濃いめのゴールド。泡はやや粗いが、力強く盛り上がる。
泡持ちはほどほど。
香りは、オレンジやマスカットなどフルーティさを湛え、ギッシリと濃密なホップ香が特徴的。
口に含むと、香りに感じたマスカットなどの甘さが広がって優しくふくよかな味わいだが、
ベースには強い苦味がある。その苦味のレベルはかなりのものだが、
圧倒的なジューシー感のために、軽やかにすら感じる。
飲み込んだ後には、軽い渋味が残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
希少な「ネルソンソーヴィンホップ」を使用した、フルーティな香りと上質な苦味
ビアスタイルは、KIWI IPA と書いてある。聞き慣れない名前だが、
調べてみると KIWI とはニュージーランド産という程度の意味で、
ニュージーランド産ホップを使用したIPA(インディアペールエール)とのこと。
ネルソンソーヴィン種特有のマスカット香が特徴で、
何口飲んでもその鮮烈な香味が続く。製品名のとおり、秋の夜長に月でも眺めながら、
ゆっくりと味わいたいビール。
十六夜(いざよい)というのは、満月(15日目)の次の夜、つまり月が欠け始めている
日のことであり、物悲しさを湛えた言葉である。
その昔、ユーミン(松任谷由実)が、『つぎの夜から欠ける満月より 14番目の月がいちばん好き』
(14番目の月/荒井由実/1976年)と歌っていたが、事ほど左様に、月というのは日本人にとって、
感情を刺激するアイテムなのである。昔の話で恐縮だが。
なお、本日よりLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、
120ponta ポイントで入手してきた。
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ビール
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