ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.4881−4900


 
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2015年9月14日[1]
No.4881: 夜のどごし / キリン
 よるのどごし / きりん
キリン 夜のどごし キリン 夜のどごし review
 キリンのどごしから、また期間限定の派生商品が出た。 9月15日発売の「夜のどごし」だ。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡は純白で意外にもきめ細かく、よく盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、最初爽快なホップ香と麦芽の濃密な甘さがあり、通常ののどごしとはだいぶ違う。
 口当たりはふんわり甘いが、若干臭みがある。苦味もわりとしっかりあるが、両者のバランスは悪くない。 渋味はやや粗暴な感じ。
 発泡酒に近い飲みごたえがあるが、最後に通常ののどごしに感じられる接着剤的臭みが少しある。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・大麦スピリッツ。
 春に出た のどごし青空小麦 や、 昨冬出た 冬のどごし と同じように、 麦芽を使った発泡酒ベースの新ジャンルである。 だから、麦芽をまったく使っていない通常ののどごし とは、まったく別物ということになる。
 味わいのバランスは良いとは言えず、粗暴。取り柄をみつけるのが難しい。
種別 新ジャンル
CODE:42261KSES#-01
2015年9月14日[2]
No.4882: ほろよい 白いサワー <マスカット味> / サントリー
 ほろよい しろいさわー <ますかっとあじ> / さんとりー
サントリー ほろよい 白いサワー マスカット味 サントリー ほろよい 白いサワー マスカット味 review
 サントリーほろよい「白いサワー」の期間限定品。 発売日は、9月15日である。
 2種あるうち、昨日既に バナナ味 のほうをレビュー済。 今日はもう一方の「マスカット味」を。

 グラスに注いだ液色は、ごく薄い白。
 香りは、極めて甘味が強そうなマスカット香に乳酸飲料の甘酸っぱさ。
 味も香りの印象どおりたっぷりと甘い。 見た目の薄さに反して、味は結構こってりとしている。 一般的にぶどう味チューハイに求められる豊潤さ、飲みごたえを キッチリ備えていると言える。
 アルコール分3%。果汁0.1%。 原材料名:乳酸菌飲料、ぶどう、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)。
 甘酸っぱい乳性飲料の味わいに、マスカットの華やかな香りが広がる、今だけの限定<白いサワー>です。
 昨日飲んだバナナ味の缶は白地にパステルイエロー。こちらマスカット味は 白地にパステルグリーン。いずれも、ほろよいシリーズの主要ファン層である若者に受けの良さそうな デザイン。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42261KSES#-01
2015年9月15日[1]
No.4883: 麦とホップ 赤 Special <限定醸造> / サッポロ
 むぎとほっぷ あか すぺしゃる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 赤 Special サッポロ 麦とホップ 赤 Special review
 2013年から始まった、麦とホップ 赤 だが、今年は「麦とホップ 赤 Special」として 登場。発売日は、本日9月15日である。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いアンバー。 泡はほんのりベージュ色できめ細かく、泡持ちはかなり良い。
 香りは爽やかなホップのハーブ香に、大人しめの甘いロースト香が良いバランス。 華やかさは今ひとつだが、かなりの深みを感じさせる。
 味は香りの印象どおり、なかなか凝縮感がある。 まろやかな甘味が、力強い苦味と共にぐっと押し寄せる。 ビールほどのコクはないものの、バランスは非常に良い。 飲み込んだ後にも、豊かな甘味と苦味が余韻として長く残る。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 今年の <赤> は上面発酵採用。香りさらに華やかに、コクさらに奥深く。 進化した <赤> をお楽しみください。
 こだわりの素材である「リッチゴールド麦芽」と「ゴールデンアロマホップ」、 「ザ・ゴールド熟成製法」に加え、厳選酵母を使用。今年の <赤> は今だけの スペシャルな限定品です。
 昨年 までの製品も品質は素晴らしかったが、 今年はさらに向上したと思う。
種別 新ジャンル
CODE:42262KSES#00
2015年9月15日[2]
No.4884: 焼酎ハイボール いよかん割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる いよかんわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール いよかん割り タカラ 焼酎ハイボール いよかん割り review
タカラ 焼酎ハイボール いよかん割り
 タカラ焼酎ハイボールの限定「いよかん割り」。発売日は、本日9月15日である。 いよかんを題材とするのは、シリーズ初である。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡い黄色。焼酎ハイボールらしく、炭酸がジュワジュワと音を立て、 大きな気泡が踊る。
 香りは、焼酎ハイボールシリーズにしては珍しく、かなり甘味が強そうで、 ジューシーな柑橘香。いよかんなのだから甘味が強くて当然なのだが、このシリーズらしからぬ特徴と言える。 アルコール臭をほとんど感じないのも特徴。
 味はもちろん、香りの印象ほど甘くはなく、シャープな口当たり。 いよかんらしい甘酸っぱい味でありながら、その甘さは極力抑え込まれ、 焼酎らしいアルコール感がキッチリとある。甘ったるかったらどうしよう、という懸念は、 ここで見事に払拭される。
 アルコール分7%。果汁0.4%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、いよかん果汁、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
 缶裏にはイラストと共に、次のような説明文がある。
限定生産【いよかん割り】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「いよかん」は日本が原産とされる果実で、栽培が広まった伊予の国の地名にちなんで「伊予柑」と名付けられたと 言われています。「いよかん」の爽やかな風味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 焼酎ハイボールは、実に様々な柑橘類を素材にしており、限定缶を昨冬から追ってみると、 ゆず黄みかんはっさくかぼすすだち と5種もある。 もちろん、通年商品として販売されている レモンシークヮーサーライムグレープフルーツ も柑橘である。 この本格的な焼酎感が持ち味の缶チューハイには、柑橘が打ってつけなのだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42262KSES#00
2015年9月16日
No.4885: スーパードライ エクストラ シャープ <限定第二弾> / アサヒ
 すーぱーどらい えくすとら しゃーぷ <げんていだいにだん> / あさひ
アサヒ スーパードライ エクストラシャープ アサヒ スーパードライ エクストラシャープ review
 アサヒスーパードライの限定「エクストラシャープ」。
 このビールが最初に登場したのは、今年の3月31日。限定販売だったため、 短期間で姿を消していったが、大きな反響と共に、ぜひ再発売をとの声が高まり、 このたび第2弾として、9月15日に発売された。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
 香りは軽く爽快なホップ香とモルトの穀物っぽさがともに控えめにバランスしており、 香り自体に華やかさはない。この強く香らないところが、まさにスーパードライらしい。
 口当たりはピリッと辛く、通常のスーパードライよりも鮮烈である。 辛さの中に甘さというか伸びがあり、じんわりと乾いた麦のような旨みが続く。 第1弾の時はもっと辛さが際立っていたようにも思うが、口の中に広がるボリューム感が、 今回は少し豊かになったように感じる。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 氷点下でろ過するエクストラコールドろ過製法
 冷凍庫に入れないでください。凍結する場合があります。
 第1弾発売の時、私は日々の晩酌のためにこのビールを相当飲んだから、 この味に慣れてしまったところもあるのかもしれないが、今回は前回ほどのインパクトを感じなかった。 もちろん、ズバッと切り込む鋭さは健在なのだが、その後の伸びやふくらみが向上した結果、 トータルの味わいが少し厚みを増し、その反対効果として、 辛みのインパクトが目立たなくなってしまったように感じた。
 そうは言っても、変化はごくわずかなので、キャラクターそのものが変質してしまったわけではない。 ドライを極めた味わいは健在で、繊細な和食の味を邪魔しないビールだと言える。
種別 ビール
CODE:42263KSES#01
2015年9月17日
No.4886: スーパードライ ドライプレミアム / アサヒ
 すーぱーどらい どらいぷれみあむ / あさひ
アサヒ スーパードライ ドライプレミアム アサヒ スーパードライ ドライプレミアム review
アサヒ スーパードライ ドライプレミアム
新旧飲み比べ
 アサヒ・スーパードライ「ドライプレミアム」が新しくなった。 発売日は、9月15日。

 グラスに注いだ液色は、ごく深い黄金色。オレンジ色に近い。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、基本的にスーパードライの特徴である乾いた穀物のニュアンスが強く、落ち着いている。 ホップ香はひっそり上品に香っている。
 口に含んだ瞬間、ぐっと強い苦味と渋みが押し寄せる。ただ、重たさはなく、カラッとしている。 表向きの刺激が強いだけで、その後の押しが続かないので、ドライさは失っていない。 飲み込んだ後に、強い渋味と苦味が残る。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 醸造家だけが知る、貯酒タンクに眠る原酒ならではの「力強いコクと旨み」を目指して作った、 いわば、原酒仕立てのプレミアムビールです。華やかに香るコクとキレが楽しめます。
 今回のリニューアルでどのように変わったのか確かめるため、旧製品と飲み比べてみた。
 香りは少しだけ華やかさを増した感じがある。従来品は、モルトのニュアンスのほうが強かった。 味は少し丸みが出て、若干ふくよかさが増した感じ。ドライらしさを残しつつ、幅の広がった、 良いリニューアルだと思う。
種別 ビール
CODE:42264GCKO#02
2015年9月18日[1]
No.4887: 氷結ストロング イタリアンマスカット <期間限定> / キリン
 ひょうけつすとろんぐ いたりあんますかっと <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結ストロング イタリアンマスカット キリン 氷結ストロング イタリアンマスカット review
 キリン氷結ストロングシリーズから、期間限定「イタリアンマスカット」が登場。 発売日は、9月15日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りはたっぷりと甘いマスカット香。シンプルだが、わざとらしいくらいに強く香るのが、 いかにも氷結らしい。

 口当たりも、香りの印象どおりだらっと甘い。 そして、強いアルコール感が同時に来る。 マスカットで度数が高いのだから飲む前から想像がつくが、 この甘味の強さは潔いほど。但し、酸味も同時に効かせてあるのが 氷結の特徴なので、後味はそんなにくどくない。
 アルコール分9%。果汁1.3%。原材料:ブドウ果汁(マスカット果汁)・ウォッカ・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 イタリア産マスカットの氷結ストレート果汁を使用した、 爽やかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
 氷結ストロングシリーズで、マスカットは初登場である。 昨年9月に イタリアングレープ が発売されたが、あちらは赤ぶどうであった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42265GCKO#03
2015年9月18日[2]
No.4888: FRUIT BREWING LEMON LAGER / 北海道麦酒醸造
 ふるーつぶるーいんぐ れもんらがー / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道麦酒 フルーツブルーイング レモンラガー 北海道麦酒 フルーツブルーイング レモンラガー review
 北海道麦酒醸造の「フルーツブルーイング」。
 以前に LAWSON でびん入り製品をみつけてレビューしているが、 今回は缶入り。スーパー成城石井で買ったものだ。

 グラスに注いだ液色は、濃いめの黄色で濁りがある。 泡はほとんど立たず、すぐに消える。
 香りはレモネードのように酸っぱい感じ。そこに、はちみつのような甘いニュアンスが加わる。
 味も香りの印象どおり甘酸っぱいが、ビールっぽさがあり、飲み込んだ後味に モルトの甘さのようなものが、強い酸味と共に感じられる。
 発泡酒(麦芽使用比率25%未満、果汁15%)。アルコール分5%。 広島瀬戸田産レモン使用。 原材料:麦芽、レモン、糖類、ホップ、スピリッツ、香料。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市高島1丁目8-16。
 すっきりとしたラガー(下面発酵)ビールをベースに瀬戸内産のレモンを加えた 爽やかなフルーツビールです。
 以前に飲んだ びん入り製品 と中身は同じと思い、 飲んでみたらやはり味に違いは感じなかったのだが、 原材料をよく見ると、記載順が違う。びん入り製品は麦芽の次にホップが来ていたが、 缶入りのほうは、ホップは4番目。レシピを微妙に変えて、味を調えたのだろうか。
種別 発泡酒
CODE:42265SIHS#UK
2015年9月19日
No.4889: スターセレクト ストロングチューハイ ピンク&ホワイトグレープフルーツ / アシードブリュー
 すたーせれくと すとろんぐちゅーはい ぴんくあんどほわいとぐれーぷふるーつ / あしーどぶりゅー
スターセレクト ストロングチューハイグレープフルーツ スターセレクト ストロングチューハイグレープフルーツ review
 スーパーの ライフコーポレーションヤオコー による P.B.「スターセレクトチューハイ」のリニューアル品。
 既に レモングレープフルーツストロングレモン を取り上げているが、 今日は4種めとして「ストロング グレープフルーツ」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
 香りは、グレフルチューハイによくありがちな、ガムのように甘いグレフル香だが、 とても奥ゆかしく、あまり強くは香らない。
 だが、口に含むと印象は一変。甘味と苦味がともに強く、アルコール感も強い。 意外とこってり感はないものの、しっかりした飲み応えで、 チューハイというよりはカクテルっぽい。飲み込んだ後にもしっかりとアルコール感が残る。
 アルコール分8%。果汁2%。原材料名:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、 スクラロース)。
 これまで飲んだ3種同様、こちらも 従来品 と中身は同じようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42266LISI#UK
2015年9月20日[1]
No.4890: バカルディ モヒート / バカルディジャパン(サッポロ)
 ばかるでぃ もひーと / ばかるでぃじゃぱん(さっぽろ)
サッポロ バカルディ モヒート サッポロ バカルディ モヒート review
サッポロ バカルディ モヒート
新旧対比
 BACARDI MOJITO(バカルディ・モヒート)が新しくなった。 発売日は、9月15日。
 どう変わったのか。早速飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、濁りのあるイエローグリーン。
 香りは、ミントのすぅーっとした感じが中心。かなり青臭く、 薬臭い感じだ。
 味も香りの印象どおりハーブっぽいが、柑橘の酸がキュンと効いている。 アルコール感は適度。
 アルコール分6%。果汁0.2%。 原材料:ラム・糖類・ライム果汁・酸味料・香料・酸化防止剤(ローズマリー抽出物)。
 製造者:三幸食品工業(株)、販売者:バカルディジャパン(株)。
 従来品との大きな違いは、果汁が0.2%ではあるが、入ったこと。実際、味がどう変わったのか、飲み比べてみた。
 新製品は既に書いたように、非常にミント感が強いだけでなく、柑橘(ライム)のキュンとした刺激が強いのに対し、 従来品は香りの青臭さが若干弱く、味わいも酸が少しマイルドであった。 今回のリニューアルによって、香りと味わいのインパクトが強くなり、より本格的な味わいに生まれ変わったと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42267YMOZ#05
2015年9月20日[2]
No.4891: K price プロースト / カクヤス(韓国産新ジャンル)
 けーぷらいす ぷろーすと / かくやす
K price プロースト K price プロースト review
 ビール1本から無料で配達してくれる「なんでも酒や カクヤス」というディスカウント店が 独自に開発した新ジャンル「proost(プロースト)」。K price(ケープライス) というブランド名もつけられている。韓国産で、商社の丸紅が輸入している。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちはかなり良い。
 香りはふんわり甘く、いかにも新ジャンル。だが、ホップの清冽な香りも少しある。
 味は苦味がしっかりとし、透明感がある。香りに感じた甘さはそんなに目立たず、 クリアな飲み口。もちろん、ビールのようなコクは今ひとつなのだが、 雑味のない味わいで、後キレも良い。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)・スピリッツ。
 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:丸紅(株)、東京都千代田区大手町1丁目4番2号。 販売者:(株)カクヤス、東京都北区豊島2丁目4番4。
 香りを嗅いだ瞬間は、かなり凡庸な新ジャンルかと思ったが、飲んでみたらスッキリ感があり、 飲みやすく、飲み飽きない内容であった。
種別 新ジャンル
CODE:42267KYES#UK
2015年9月21日
No.4892: バカルディ ピニャコラーダフィズ / バカルディジャパン(サッポロ)
 ばかるでぃ ぴにゃこらーだふぃず / ばかるでぃじゃぱん(さっぽろ)
サッポロ バカルディ ピニャコラーダフィズ サッポロ バカルディ ピニャコラーダフィズ review
サッポロ バカルディ ピニャコラーダフィズ
新旧対比
 9月15日にリニューアルした、バカルディのボトル入りRTDシリーズ。
 昨日、モヒート をレビューしたが、今日は同時発売の「ピニャコラーダ フィズ」を。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。
 香りを嗅いだ瞬間、驚くほどココナツ満載。ラムらしいアルコール臭もあるにはあるが、かすかである。
 味はココナツ風味だけでなく、パインの甘酸っぱさも結構効いている。 かなり酸味が強いのだが、飲み進めるうちに、やっぱりココナツが強烈な存在感を主張する。
 アルコール分6%。無果汁。原材料:ラム・糖類・酸味料・香料。
 製造者:三幸食品工業(株)、販売者:バカルディジャパン(株)。
 昨日同様、従来品との飲み比べを実施した。
 香りのココナツの強さ、飲んでからのパインの伸びなど、すべて非常に似ており、どう変わったのか正直わかりにくい。 気のせいか、ココナツ風味が従来よりも一層強くなったかな?と思う程度。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42268YMOZ#06
2015年9月22日
No.4893: バカルディ ダイキリフィズ / バカルディジャパン(サッポロ)
 ばかるでぃ だいきりふぃず / ばかるでぃじゃぱん(さっぽろ)
サッポロ バカルディ ダイキリフィズ ボトル サッポロ バカルディ ダイキリフィズ ボトル review
 一昨日、昨日と、バカルディの モヒートピニャコラーダフィズ を相次いで取り上げたが、 いずれも通年品のリニューアル製品であった。
 今日紹介するのは、通年商品ではなく、昨年12月に期間限定で出された 「ダイキリフィズ」の再販売。発売日は、同じく9月15日。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと濁りのある白。
 香りは、爽やかであまり青臭くないライム香。その下にふんわりラムの香り。
 味は香りの印象以上にライムの味わいが強く、そして甘味も強い。 アルコール感もしっかりあって、かなり濃厚な味わい。 一般的な缶チューハイなどの軽やかさとは一線を画す強い飲み応え。
 果汁0.2%。アルコール分6%。 原材料:ラム・糖類・ライム果汁・酸味料・香料。 製造者:三幸食品工業(株)。販売者:バカルディジャパン(株)。
 昨年出たときの私自身のコメントと見比べてみても、どうやら中身は同じもののようである。 度数は6%だが、もっと強いのでは?と感じてしまうほど、しっかりカクテルっぽい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42269YMOZ#07
2015年9月23日[1]
No.4894: STILL WATER ARTISANAL CLASSIQUE
 すてぃるうぉーたー・あーてぃざなる くらしっく
STILL WATER ARTISANAL CLASSIQUE STILL WATER ARTISANAL CLASSIQUE review
 初めて見る缶だが、その奇抜なパッケージに惹かれデパートの店頭で手に取ったところ、 強力に勧められて購入。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、 そーっとゆっくり注いでももくもくと盛り上がる。泡持ちも恐ろしく良い。
 ホップ香が、澄んでいて軽快かつ非常に甘い。フルーティ。鮮烈なのに優しさもある。
 口に含むと、すぅーっと優しく、軽快な酸と甘味が口中に広がる。 苦味は柔らか。喉越し滑らか。
 アルコール分4.5%。原材料:麦芽、米、コーン、ホップ、ビール酵母。
 原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:(株)AQベボリューション、栃木県宇都宮市末広2-11-9。
 入手価格は355ml缶にして712円。
 確かに非凡なキャラクターで価値大だが、この値段を出してまた買うか?と言ったら、微妙。 輸送費用や税金を考えたら仕方ないのかもしれないが、それにしても値段設定が強気すぎ。
 当サイトでは私の個人的味覚による感想は極力避け、客観評価を心がけており、その意味では 素晴らしい内容のビールであることは間違いないが、同時に、 コストパフォーマンス面をシビアに見ると、 同じ位の値段を出すならグランドキリンを3本買ったほうがお得だと思う。
種別 ビール
CODE:42270HSDP#UK
2015年9月23日[2]
No.4895: FRUIT BREWING PEACH WHEAT / 北海道麦酒醸造
 ふるーつぶるーいんぐ ぴーちうぃーと / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道麦酒 フルーツブルーイング ピーチウィート 北海道麦酒 フルーツブルーイング ピーチウィート review
 先日、LEMON LAGER を飲んだ、北海道麦酒醸造の「フルーツブルーイング」だが、 今日は同時購入した「ピーチウィート」を。
 こちらも先日のレモンラガー同様、当サイトでは以前にびん入りをレビューしている。 つまり2度目なのだが、中身が同じかどうか、確かめてみたい。

 グラスに注いだ液色は、くすみのあるピンク色で、濁りがある。 泡はほとんど立たず、すぐに減衰。
 香りは、甘く生臭い感じの桃。ビールらしさはおろか、 アルコールの匂いもほとんどしない。
 味は桃らしい甘味が強いが、香りには感じなかったビールっぽい味わいがかなりちゃんとある。 苦味も適度にある。ウィート(小麦)を使ったビールベースだからそもそも柔らかいのだが、 その柔らかさが桃の優しさにマッチしている。ただ、甘さと苦さのバランスは悪い。
 発泡酒(麦芽使用比率25%未満、果汁15%)。アルコール分5%。 原材料:麦芽、もも、レモン、糖類、ホップ、スピリッツ、香料。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市高島1丁目8-16。
 小麦のビールをベースに山梨産のももを加えて熟成させました。桃の香り漂う甘酸っぱいフルーツビールです。
 以前に飲んだ びん入り製品 は、桃とレモンのほかにラズベリーも使っていたが、 こちら缶入りは使っていない。中身は別であることが分かった。
種別 発泡酒
CODE:42270SIHS#UK
2015年9月24日
No.4896: −196℃ ストロングゼロ しょっぱい梅干し <コンビニ限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ しょっぱいうめぼし <こんびにげんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ しょっぱい梅干し -196℃ ストロングゼロ しょっぱい梅干し review
 -196℃ストロングゼロのコンビニ限定品「しょっぱい梅干し」。発売日は、9月22日。
 入手が2日ほど遅れてしまったのは、コンビニ限定ということを忘れていて、 スーパー等で探していたから。今日、遅ればせながらLAWSONに立ち寄って入手した。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク。
 香りは、まさに梅干し。名前の通り、しょっぱそうである。
 味はしそ梅の酸っぱさをかなり薄めた感じで、確かに塩味がきいているのだが、 そんなに強烈ではない。甘さも抑えられているので、かなり抑制的。 しそっぽい青臭さが目立つ。 度数のわりにアルコール感はそんなに強くない。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。梅干し浸漬酒使用。 原材料:梅、梅干し、ウオツカ、酸味料、香料、野菜色素、紅花色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 梅干しをまるごと使用した梅干し浸漬酒を使用。 梅干しのしょっぱさとうまさが食事に合う!
 缶裏に通常の-196℃シリーズ同様、製法の説明がある。紀州産南高梅干しを-196℃で丸ごと瞬間凍結し、 パウダー状に粉砕し浸漬と書かれている。
 梅干し浸漬酒というのが実に斬新で、サントリーさんのこだわりを感じさせる。 梅といえば サッポロ×ノーベル 男梅サワー を思い出すが、 あちらは度数5%。こちらは9%だから、強さがまるで違う。
 なお、今週火曜から LAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、 60ponta ポイントでgetしてきた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42271LSEE#02
2015年9月25日
No.4897: −196℃ ストロングゼロ ドライ / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ どらい / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ドライ サントリー -196℃ ストロングゼロ ドライ review
 −196℃ストロングゼロ「ドライ」がリニューアル。
 発売日は、いちおう9月29日ということになっているが、 私がこれを発見したのは、コンビニで今月の7日であった。 目を疑ったが、度数が旧製品の8%ではなく、9%になっているため、 確かに新製品である。あまり早くにレビューするのもどうかと思い、 これまで掲載を見送っていた。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは、かすかにレモンのような柑橘香があるが、非常におとなしい。 サントリー SKYY BLUE に少し似ている。
 味はすっきりとドライで、甘さは極めて弱い。 強いアルコールに伴うほんのりとした甘さが感じられるのみであり、 それ以外に味らしき味はほとんどない。 飲み込んだ後に、若干柑橘的な酸味が感じられる。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。ライム浸漬酒使用。 原材料:レモン、グレープフルーツ、ライム、ウオツカ、スピリッツ、香料、酸味料。
 これは 従来品 からそうであったが、 原材料にレモン、グレフル、ライムと柑橘が3種も使われているのにもかかわらず、 ジューシー感がなく、非常に抑制的な味わいである。今回度数が8%から9%へとアップして、 より強烈になったので、甘く飲みやすいチューハイが好きな人は飲まないほうがいい。 とにかく強いチューハイが欲しいという人向け。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42272LSEE#-04
2015年9月26日
No.4898: 銀河高原ビール アメリカンペールエール / 銀河高原ビール
 ぎんがこうげんびーる あめりかんぺーるえーる / ぎんがこうげんびーる
銀河高原ビール アメリカンペールエール 銀河高原ビール アメリカンペールエール review
 全国のダイエー272店舗限定で8月8日から数量限定で売り出された 銀河高原「アメリカンペールエール 300mlボトル」。
 銀河高原社のサイトチェックを私が怠っていたため、入手がここまで遅れてしまったのだが、 そもそも我が家の近くにあるダイエー系スーパー店頭で初めてこれをみつけたのは、 つい最近のことであった。

 グラスに注いだ外観は、にごりのある淡いアンバー。泡は淡いベージュ色で非常にきめ細かく、 泡持ちも極めて良い。
 注いでいる時、清々しいホップ香が漂ってくるが、グラスに鼻を近づけると、 甘いカラメル香がしっかり感じられる。さらにオレンジのような柑橘香、 紅茶の茶葉みたいな香りもある。
 味は甘さよりも苦味やロースティな香ばしさが目立ち、しっかりと落ち着きがある。 オレンジ的な酸がアクセントになり、 余韻には苦味、渋味が長く後を引く。
 アルコール分5%。原材料:麦芽100%・ホップ。製造者:(株)銀河高原ビール、岩手県和賀郡西和賀町沢内貝沢3-647-1。
 このビール、初めてではないと思ったら、 4年ほど前に缶入り製品がコンビニのサークルKサンクス限定で 発売されており、当サイトでもレビューしている。
 その記録によると、度数が5.5%となっているから、今回のほうが0.5%ほど低い。 だが、味わいはほぼ同じであるようだ。私自身のコメント比較によると。
 実に銀河高原らしい丁寧なつくり。深みがありつつ繊細さも持ち合わせている。 変な言い方だが、ジャパニーズ・アメリカンペールエールと呼びたい。
種別 ビール
CODE:42273GCKO#49
2015年9月27日
No.4899: 冬の乾杯 <冬限定> / アサヒ
 ふゆのかんぱい <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 冬の乾杯 アサヒ 冬の乾杯 review
 今週火曜9月29日が発売日となっているアサヒ「冬の乾杯」。 冬限定の新ジャンルだ。

 グラスに注いだ液色は、ブロンド(黄金色)とアンバー(琥珀色)の中間。ややブロンド寄りか。 泡はかすかにベージュっぽく、当初はよく盛り上がり、泡持ちはほどほど。
 香りは、アサヒらしい金属的なホップ香がパッと立つが、カラメルっぽい甘さ、 白ワインのような華やかさ(ヴィオニエ種的な白い花の香り)に包まれており、なかなか複雑。
 口当たりはほんのりと甘い。ここで、新ジャンルらしさを感じてしまうのだが、 それでも力強い苦味が下支えしているため、かなりの飲み応えがある。 やや押しが強すぎるかな?とも思えるが、揚げ物などを食べながら飲むとちょうどいいかもしれない。
 アルコール分6%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 パッケージデザインはかなりごちゃごちゃしていて、あまりアサヒビールらしくない。 むしろサッポロビールっぽい。そういえば味もアサヒらしくないから、 中身と缶は合っているかもしれない。
種別 新ジャンル
CODE:42274GCES#-02
2015年9月28日
No.4900: 冬の薫り <限定製造> / サントリー
 ふゆのかおり <げんていせいぞう> / さんとりー
サントリー 冬の薫り サントリー 冬の薫り review
 昨日、アサヒの冬限定新ジャンルを飲んだが、今日はサントリー。
 9月29日が発売日となっているサントリー「冬の薫り」。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
 香りを嗅いで、驚いた。非常に清々しく、濃密なホップ香。 知らされていなかったら、新ジャンルとは思わない。かなりしっかりしたビールだと思う。 そのくらい深みがある。
 しかし、多分裏切られるのだろうな・・と思いながら口に運ぶと、 やっぱり裏切られた。渋味、苦味は強いが、コクは弱い。 いかにも新ジャンルな、うにゃっとした甘味と穀物的な雑味が広がる。 香りのインパクトが強かっただけに、落胆も大きい。 まあ、ひと昔前の新ジャンルに比べれば、臭みはそんなに強くはないのだが。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。

 華やかな香りと上質なコク
 香りが豊かなアロマホップのみを使用。3種類のこだわりのアロマホップをバランスよく組み合わせることにより、 複雑で華やかな香りをお楽しみ頂けます。この冬だけの限定醸造です。
 謳い文句どおり、香りは確かにすばらしい。だが、それだけの製品だと言っても過言ではない。 そう言うと営業妨害のように聞こえるかもしれないが、日頃新ジャンルを飲み慣れている人にとっては、 ちょうどいい味わいだとも思う。香りがいい。飲んだら味は重すぎない。 ビールは荷が重いと思っている人ならば、このくらいがいいのかも。
種別 新ジャンル
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