2016年7月8日[1]
No.5421: 47都道府県の一番搾り 山口づくり (福岡工場製造)/ キリン
47とどうふけんのいちばんしぼり やまぐちづくり / きりん
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大好評を博している47都道府県の一番搾り。
6月7日付で第二陣となる全国16種が登場したのだが、
それらのうち、当サイトでは既に 大阪づくり、
東京づくり、
京都づくり、
千葉づくり、
静岡づくり、
岐阜づくり、
広島づくり、
と、7種取り上げている。
今日飲む「山口づくり」は、昨日飲んだ広島づくりと一緒に、
当サイトの中国地区在住協力者であるT氏から寄贈されたものである。ありがたくいただきたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白でやや粗く、泡持ちはほどほど。
香りは、ハーブのニュアンスをもつ爽やかなホップ香が強く、甘いモルト香が下支え。
口当たりは非常に透明感があり、軽やか。
香りの印象では、もっとジューシー感というか、エキス分の強い味わいを想像したが、
やや肩すかしを食らったように押しが弱く、良く言うと澄みきっている。
甘さが弱く、ややコクの足りない印象だ。飲み込んだ後には、軽快な酸が渋味を伴ってキュンと残る。
福岡工場製造。アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
やると決めたらやる!それが、山口の人。
山口の皆さまと、地元のことを語り合いました。
維新の志を受け継ぐ、山口の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。
熱く語り合いながら、地元の『ぶちうまい』を堪能できる、料理を引き立てるうまさ。
柑橘がほのかに香る、山口だけの一番搾りです。
山口支社長 山岡昌年
パッケージのイメージカラーは「夏みかん色」。缶右肩には、その色で山口県の形状が描かれている。
缶裏には、松下村塾のイラストがある。
上記説明には「柑橘がほのかに香る」とあるが、それは感じなかった。
言われてみれば、ほのかに夏みかんのような尖りは感じられなくもないが、
それ以上にホップのガスっぽさ、ハーブっぽさが際立っている。
福岡工場製造だが、先行販売された 福岡づくり の力強さとは
方向性が正反対だ。肝っ玉母さん的キャラクターの福岡づくりに対して、
山口づくりは草食系男子のような繊細さがある。
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ビール
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2016年7月8日[2]
No.5422: 焼酎ハイボール 梅干割り / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる うめぼしわり / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボール「梅干割り」。
既存品であり、リニューアルでもないが、だいぶ前に「糖質ゼロ」表記になったのにもかかわらず、
取り上げていなかった。それまで糖質80%オフ表記だったのだが、
それはシリーズ共通表記として採用されていたもので、ある時から、フレーバー毎の表記に改めるとして、
変わったのだ。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡い紅色。
注いでいる時、大粒の気泡がジュワジュワと音を立てている。
非常に上品で、軽い紫蘇のような香り。梅干しだと言われなければ、そうは思わないだろう。
味は確かに梅干しらしい尖った酸味があるが、焼酎ハイボールらしく甘さがほとんどないため、
薄いというか、キリッとシャープな口当たり。
さらっとしているのに、強いアルコール感が主張する。
飲み込んだ後には、若干の苦みも残る。
アルコール分7%。梅干エキス使用。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料:焼酎、梅干エキス、酸味料、香料、酸味料、カラメル色素、アントシアニン色素。
人気の焼酎ハイボールシリーズの中では、この梅干割りの売上は、今ひとつなのだろうか。
取扱店舗がそれほど多くないようだ。いや、東京下町の立ち飲みなどに行けば、
人気商品なのかもしれないが。
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チューハイ・カクテル等
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2016年7月9日[1]
No.5423: 47都道府県の一番搾り 信州づくり (名古屋工場製造)/ キリン
47とどうふけんのいちばんしぼり しんしゅうづくり / きりん
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大好評を博している47都道府県の一番搾り。
6月7日付で第二陣となる全国16種が登場したのだが、
それらのうち、当サイトでは既に 大阪づくり、
東京づくり、
京都づくり、
千葉づくり、
静岡づくり、
岐阜づくり、
広島づくり、
山口づくり
と、8種取り上げている。
今日飲む「信州づくり」は、地元の親しい友人からお裾分けとして戴いたものである。
ありがたく味わいたい。
グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濃いめの黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、清澄で穏やかなホップ香が印象的。爽やかだが、華やかではない。
味はまずピリッとした辛みのようなものを感じ、その尖った感じのまま押してくるのか
と思えば、ほろっと甘さが広がる。
コクの分厚さは今ひとつだけれども、最初に感じた辛みとピュアな酸味がしっかりと居座る。
飲み込んだ後には、かなり収斂性のある苦みが舌の両奥に残っている。
名古屋工場製造。アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
何があっても、ずく出してがんばる。それが、長野の人。
長野の皆さまと、地元のことを語り合いました。
まじめで郷土愛が強い、長野の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。
"十州に境連ぬる"信濃の国のみんなで、熱く語らい合いながら楽しめる一杯。
信州の爽やかな森の香りがうれしい一番搾りです。
長野支社長 椎屋直孝
パッケージのイメージカラーは「黄緑色」。缶右肩には、その色で長野県の形状が描かれている。
缶裏には、アルプスのイラストがある。
上記説明に「信州の爽やかな森の香り」とあるが、確かに最初に立つホップ香が杉の木のような
感じだと言えなくもない。名古屋工場製造だが、
先行販売された 名古屋づくり の濃厚さとはまったく違う。
名古屋のいわば臆面もない押しの強さに比べると、こちらはかなり控えめで、それでいて芯の強さ
だけは感じさせる。
実はこの信州づくりを、私はどうしても入手したかった。
その理由は、今回の47種の中で、唯一の例外的な製品だから。
47種のネーミングには基本的なルールがある。キリンの工場所在地
9種についてはそのまま工場名(北海道千歳、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡
/ 但し、北海道千歳工場のみ北海道づくり)がつけられ、
それ以外の製品については、都道府県名がつけられている。
そのルールに従えば、長野県は長野づくりとなるはずなのだ。
しかし、「信州づくり」のネーミングは驚くべきことではない。広い長野県は、そのほぼ全域が旧信濃国ではあるが、
県庁所在地長野市を中心とする「北信」、
松本市を中心とする「中信」、上田市や佐久市のある「東信」、飯田市や諏訪市のある「南信」と大きく
分けられ、それぞれ文化が違う。県都争いを繰り広げた長野市のある北信と、松本市のある中信はライバル意識が
強いといい、東信は首都圏の、南信は中京圏の強い影響下にある。
県内で好んで歌われているという県歌「信濃の国」の歌詞にも「松本、伊那、佐久、善光寺」と、
この4地域が登場する。
このような県内事情から、単に「長野」というと長野市のある北信地区をイメージしてしまうので、
長野県出身者は「信州」という呼称を好んで用いる。
いわばその地元が一体となる呼称を選んだことは、今回の製品コンセプトからして当然であろう。
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ビール
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2016年7月9日[2]
No.5424: セブンプレミアム クリアクーラー シチリア産レモン / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー しちりあさんれもん / あさひ
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セブン&アイグループのP.B.であるセブンプレミアムのチューハイ
「クリアクーラー」の缶が新しくなっている。といっても、新しくなってもうだいぶたつが。
実は定番2種のうち、グレープフルーツの最新版は当サイトで5月に掲載済だが、
その時にはまだレモンのほうは入手できていなかったのだ。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
香りは、やや芳香剤っぽい人工的な感じのあるレモン香。柔らかい感じ。
味は酸がキュンとして強いものの、甘みもしっかりあって、ジューシー。
アルコール感はしっかりめ。
果汁3%。アルコール分6%。原材料:ウオッカ、レモンライムスピリッツ、
レモン果汁、糖類、酸味料、香料。
レモンの風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイHLDGS.グループとアサヒビール(株)の共同開発商品です。
旧製品 との違いはよくわからなかった。
もしかしたら変わっていないのかもしれない。
グレープフルーツのほうは、旧製品との違いを確かに感じたので、レモンも変わっているのかと
思っていたが、真相は不明。今となっては旧製品と直接比べることはできないので。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42560SEST#UK |
2016年7月10日[1]
No.5425: クラフトセレクト セゾン / サントリー
くらふとせれくと せぞん / さんとりー
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サントリー・クラフトセレクトシリーズは、
昨年5月から12月までの間に、計9種がそれぞれ期間限定品として発売され、好評を博した。
その後、今年の3月に ペールエール のみが通年品として発売されることとなり、
同月には期間限定で ヴァイツェン と
ゴールデンエール が登場した。
今回、セゾンとビターエールが7月5日に期間限定で発売。
今日はその「セゾン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。薄黄色と言ってもいい。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、マスカットの甘さとグレープフルーツの苦さが混じったような、フルーティで華やかな香り。
缶の説明にはパッションフルーツとあるが、言われてみれば確かにそんな感じもする。
さらに言うなら、ヴィオニエ種を使った白ワインみたいなイメージだ。
味はキュンとした酸を伴いつつも、しっかりと収斂性のある苦みと渋味が
感じられる。セゾンらしく軽やかで、ボディはスリムだが、
ただ軽いだけではない。飲み込んだ後にも苦みが残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
パッションフルーツを思わせる香りと爽快な後口。
クラフトセレクトは世界の多彩なビアスタイルを通じ、個性的な味わいをシリーズで
お届けします。
香りと見た目の印象よりは、押しが強い味。鮮やかな印象が残る1本。
ヤッホーブルーイングとLAWSONの共同開発で生まれた 僕ビール、君ビール。
ほどの柑橘感はないが、その代わりに少しだけ苦みが強い感じ。
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ビール
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2016年7月10日[2]
No.5426: スーパードライ がんばれ広島東洋カープラベル缶 / アサヒ
すーぱーどらい がんばれひろしまとうようかーぷらべるかん / あさひ
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アサヒスーパードライ「がんばれ広島東洋カープラベル」缶。
いちおう販売エリアとしては、広島県を中心とした全国となっているから、全国どこでも手に入りそうなものだが、
我が関西では当然のごとく阪神タイガースデザインの商品が多く、その他の球団のものはまず見かけない。
そんな中、当サイトの中国地区在住協力者T氏から、先日レビューした 一番搾り広島づくり
などと一緒に送って頂いた。
中身は通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
スーパードライのデザイン缶は、控えめなものが多く、この商品も下の方にイラストがあるのみ。
もうちょっと大きくてもいいように思うのだけれど、
あくまでもスーパードライのイメージを壊したくないということか。
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ビール
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2016年7月11日[1]
No.5427: クラフトセレクト ビターエール / サントリー
くらふとせれくと びたーえーる / さんとりー
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サントリー・クラフトセレクトシリーズは、
昨年5月から12月までの間に、計9種がそれぞれ期間限定品として発売され、好評を博した。
その後、今年の3月に ペールエール のみが通年品として発売されることとなり、
同月には期間限定で ヴァイツェン と
ゴールデンエール が登場した。
そして今回7月5日にセゾンとビターエールが発売され、昨日 セゾン をレビューした。
今日はもう一方の「ビターエール」を紹介したい。
グラスに注いだ液色は、かなり深い黄金色。
泡もほんのり黄色っぽく色づき、きめが細かく、力強く盛り上がって持続。
香りは、名前の通りビターで重たいが、清々しさや甘さも湛えている。
口に含むと、まず非常にビリビリとした刺激を感じ、これは強いアルコール感か?と思うと、
舌の奥にググッと強い苦みがきて、同時に舌先から真ん中ではほろっとした甘みを感じる。
甘みは液体が消えると程なくして消えるが、苦みはジーンとしばらく残っている。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
キリッと清々しい香りとキレの良い苦味。
クラフトセレクトは世界の多彩なビアスタイルを通じ、個性的な味わいをシリーズで
お届けします。
パッケージはメタリックで明るい緑色という、およそ缶ビールとは思えない色合いだが、
ホップの効いたビターな味わいを表現するのには適切な色だと思う。
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ビール
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2016年7月11日[2]
No.5428: カクテルパートナー ラムオレンジカーニバル <期間限定> / アサヒ
かくてるぱーとなー らむおれんじかーにばる <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒカクテルパートナーから、期間限定品が2種登場。
発売日は、7月5日。
2種あるうち、今日は「ラムオレンジカーニバル」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、極めて薄い黄色で、ほんのりと濁りがある。
香りは、甘いオレンジ香。コクはなさそう。アルコール臭がほんのりと。
味は香りの印象どおりコクのないオレンジで、そこに甘味料の強い甘味が乗っているので、非常に人工的。
度数5%なのにもかかわらず、アルコール感がしっかりとある。
甘みは甘味料だけでなく、ラムの甘さも混じっているからだろうか。
果汁1%。アルコール分5%。
原材料:ラム、オレンジ果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
ベニバナ色素。
ラムらしさがほんのりと漂い、アルコール感がしっかりあるかと思えば、実際に飲み進めると、やはり
それほど強くはない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42562YMOZ#06 |
2016年7月12日[1]
No.5429: カクテルパートナー ラムカイピリーニャ <期間限定> / アサヒ
かくてるぱーとなー らむかいぴりーにゃ <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒカクテルパートナーから、期間限定品が2種登場。
発売日は、7月5日。
2種あるうち、昨日既に ラムオレンジカーニバル のほうは飲んだ。
今日はもう一方の「ラムカイピリーニャ」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
気泡が大きく、炭酸が強そう。
香りは、ライムの爽やかさが中心。そこにおそらくラムであろうアルコール臭が乗っている。
酒臭いというよりは、柑橘の酸っぱそうな雰囲気が勝っている。
味は非常に甘酸っぱく、ライムらしいグリーンな感じの柑橘風味が強い。
炭酸がピリッと効いていて、爽やか。
アルコール感はそれほど強くない。
果汁1%。アルコール分5%。
原材料:ラム、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨日飲んだ ラムオレンジカーニバル と同様、こちらもラムの風味が活かされ、カクテルらしい味わいがありながら、
実はそんなに強くない。夏にぴったりの製品と言えよう。
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チューハイ・カクテル等
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2016年7月12日[2]
No.5430: クリアアサヒ がんばれ広島東洋カープラベル缶 / アサヒ
くりああさひ がんばれひろしまとうようかーぷらべるかん / あさひ
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クリアアサヒの「がんばれ広島東洋カープラベル」缶。
一昨日、スーパードライの同じデザイン缶 をとりあげたが、こちらも中国地区在住協力者の
T氏からご提供頂いたものである。
中身は通常のクリアアサヒなので、味のレビューは割愛する。
既掲載の通年版 クリアアサヒ の記事をご参照いただきたい。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
一昨日取り上げた スーパードライ と同じく、こちらもデザイン缶といいながら、
缶下の方にわりと控えめにイラストがあるのみで、あまり目立たない。
ファンに向けたデザイン缶ならもっと大きくすべきとも思うのだが、人気商品クリアアサヒのブランドイメージを
大切にしているのだろう。
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新ジャンル
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2016年7月13日[1]
No.5431: 辛口焼酎ハイボール ドライ夏みかん <限定出荷> / アサヒ
からくちしょうちゅうはいぼーる どらいなつみかん <げんていしゅっか> / あさひ
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アサヒ辛口焼酎ハイボールから期間限定「ドライ夏みかん」が登場。
発売日は、7月5日。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡が大きく、炭酸が強そう。
香りは、尖った柑橘香があるものの、そんなに強くなく、
その代わりに焼酎の香りのほうが目立っている。
味は香りの印象どおり焼酎の味わいが強く、しっかりとしたアルコール感。
夏みかんらしい酸っぱさがあるものの、ほんのりと穏やか。
さっぱり夏らしい味わいと言いたいところだが、焼酎の甘さと甘味料の甘さが
ダブルパンチのように効いてくる。
アルコール分9%。炭酸強め。糖質0。プリン体0.0。
原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
2016年7月〜9月までの限定出荷。
タカラ社の元祖焼酎ハイボールにかなり似せた味わいになっているが、
甘味料の甘さが目立つ点で劣っており、酒好きにアピールするためには、
もっともっとシャープに仕上げる必要があるだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2016年7月13日[2]
No.5432: SKYY BLUE / サントリー
すかい ぶるー / さんとりー
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サントリー SKYY BLUE が新しくなっている。
6月上旬出荷分から順次リニューアルとのこと。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、悪く言うと薬臭いとも言える、薬草っぽさを伴う鋭い柑橘香。
酸味も強そう。
味は香りの印象どおり酸味が強く、キュンと酸っぱいだけでなく、
薬草っぽい風味もかなり強い。
この味わいは、ちゃんと冷やして、できれば氷を入れて飲んだほうが、より爽やかさが際立つのではと思う。
アルコール分4%。グレープフルーツ果汁1.5%。
原材料名:ウオツカ、スピリッツ、グレープフルーツ、
糖類、酸味料、香料。
アメリカで人気のプレミアムウオツカ「スカイウオツカ」を使った、すっきり爽快な
味わいの炭酸入りオリジナルカクテルです。
実は今回のリニューアルはパッケージのみである。中身は従来品から変わっていない。
この製品は爆発的に売れているようには見えないが、コンビニなどでは常に置いてある店も多く、
固定ファンがついているようだ。飲食店でもたまに見ることがある。
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チューハイ・カクテル等
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2016年7月14日
No.5433: サッポロラガービール 2016 / サッポロ
さっぽろらがーびーる 2016 / さっぽろ
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サッポロラガービールは、「赤星」の愛称で親しまれるロングセラーであるが、
通年商品として出回っているのはびん入りのみである。出回っているといっても、
酒販店というよりは料飲店で扱われていることが多く、目にすることはあまり多くない。
それを缶入りにしたのが今回の商品であるが、これまで
2008年、2009年、
2014年 と3回発売されている。
今回、約1年半ぶりに復活したことになる。発売日は、7月12日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちはほどほど。
香りは、じんわりと滋味深く、落ち着いたモルト香が主体。華やかさはなく、落ち着いている。
味も香りの印象どおり、派手さはない。苦味が非常に強く、凝縮感のある旨みがじんわりと広がる。
透明感があって、後キレは良いのだが、引き締まった苦味が余韻として長く残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
缶裏に、次のような説明文がある。
サッポロビールの歴史は、今から140年前、1876年、北海道の開拓使麦酒醸造所からはじまりました。
翌年に生まれた「札幌ビール」(サッポロラガービール)のラベルに掲げられた赤い星は、
開拓使のシンボルである北極星です。その後、ラベルの赤い星から、「赤星」という愛称で呼ばれ、
日本で最も歴史のあるビールブランドとして、長く愛され続けています。
長い歴史を持ちながらも、古くさくなるどころか、今も新鮮な感動を与えてくれるビールだ。
この缶入りを通年販売して欲しいと考える人は、私以外にもたくさんいるはずだ。
前回までコンビニ限定だったものが、今回から他のチャネルにも拡大したことは前進と言えるが。
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ビール
CODE:42565KSES#02 |
2016年7月14日[2]
No.5434: タカラCANチューハイ すりおろしさくらんぼ <限定出荷> / 宝酒造
たからかんちゅーはい すりおろしさくらんぼ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラCANチューハイ すりおろしシリーズから限定品「さくらんぼ」が出た。
発売日は、7月5日。昨年も7月に出ていたから、およそ1年ぶりということになる。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いピンク。やや濁りがある。
香りは、極めて穏やかなさくらんぼ香だが、
さくらんぼというよりは、桜の花びらみたいな青臭さがある。
ふんわりと甘そうなニュアンスもある。
味は香りの印象に反して、かなりシャープ。キュンと酸味が立っている。
果汁がたった1%とは思えないくらい、ジューシー感がある。
アルコール感は弱い。
アルコール分3%。果汁1%。山形産佐藤錦使用。
原材料:さくらんぼ(ピューレ、果汁)、アルコール、糖類、酸味料、香料、
増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、甘味料(ネオテーム)、カロチン色素、ヘスペリジン。
さくらんぼを"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42565YMOZ#09 |
2016年7月15日[1]
No.5435: 氷結ストロング パイナップル <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ ぱいなっぷる <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングシリーズから期間限定「パイナップル」が登場。
発売日は、7月12日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、甘酸っぱいパイン香が、力強く香っている。
甘さも、酸っぱさも強そうである。
味は香りの印象どおり非常に甘酸っぱいが、
アルコール感が極めて強く、余計に甘く感じる。
飲み進めるほどに、酒臭い感じがどんどん口中に蓄積されてくる。
アルコール分9%。果汁1.8%。原材料:パインアップル果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
パイナップルの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
当サイトで把握している限り、氷結のストロングシリーズでパインは初めてである。
通常の氷結ならば何度も発売されているのだが、昨今の高アルコールブームで、
ついにストロングのラインナップにもパインを加えたということか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42566KSES#03 |
2016年7月15日[2]
No.5436: 果汁贅沢なお酒 ピンクグレープフルーツ / 宝酒造
かじゅうぜいたくなおさけ ぴんくぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
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LAWSON限定と思われる、タカラ「果汁贅沢なお酒」。
果汁を90%も使った缶チューハイシリーズだ。
これまで マスカット、
マンゴーミックス、
グレープフルーツ、
パインミックス、
白桃ミックス、
オレンジ
と6種取り上げており、
この「ピンクグレープフルーツ」で7種めとなる。
今回もいつが発売日だったのかわからず、つい先日店頭で偶然遭遇した。
グラスに注いだ液色は、毒々しいくらいに深い朱色。
ねっとりと濃い果汁が想像される。
香りは、大人しくナチュラルな感じのグレフル香。
背後に少しだけアルコール臭さがある。
味は酸味が極めて強く、確かにグレープフルーツだ!と感じる。
甘みも結構付けられているので飲みにくくはないが、
ほぼ果汁を飲んでいるような濃さ。炭酸は弱く、アルコール感も弱い。
飲み込んだ後にも、強い酸味と苦味が残る。
アルコール分3%。果汁90%超。
原材料:グレープフルーツ果汁、アルコール、糖類、
酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、チャ抽出物)。
ピンクグレープフルーツ果汁をたっぷり90%以上使用した贅沢なお酒です。
このシリーズはほとんどお酒という感じがないので、アルコールに弱い人にも勧められる。
一方、酒好きならウォッカでも足して飲みたいところ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42566LSEE#UK |
2016年7月16日[1]
No.5437: カルピスサワー 濃い贅沢 / アサヒ
かるぴすさわー こいぜいたく / あさひ
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カルピスサワーの期間限定「濃い贅沢」。
発売日は、7月12日。
グラスに注いだ液色は、絵の具のように深い白。まさにカルピスの色。
香りも深いカルピス香。いや、カルピスよりももっと濃い感じ。
酸よりも甘味が強そう。
味はまさに濃厚。甘みがたっぷりと強いだけでなく、カルピスを原液に近い濃さで飲んでしまった
かのような味。アルコール感もしっかりある。
濃すぎて、ゴクゴク飲めない感じだ。
アルコール分5%。原材料名:ウォッカ、脱脂粉乳、食物繊維、乳酸菌飲料、乳清ミネラル、
糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
乳化剤。
「カルピスサワー」「CALPIS SOUR」はアサヒ飲料(株)の登録商標です。
この製品が最初に登場したのは、昨年10月。
今回が2度目であるが、中身は変わっていないようである。
なお、カルピス(株)が本年1月にアサヒ飲料(株)の100%子会社になったのに伴い、
「カルピス」の商標もアサヒ飲料に移管されたとのこと。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42567LSEE#04 |
2016年7月16日[2]
No.5438: −196℃ ストロングゼロ ビターレモン / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ びたーれもん / さんとりー
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本年2月に限定販売し、好評を博した「-196℃ ストロングゼロ ビターレモン」
が通年品として再登場。発売日は、7月12日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、あまり強くはないが、キュンと酸の立ったレモン香。
口当たりも香りの印象どおり非常にシャープ。酸が強い反面、
甘さはほとんどない。アルコール感は極めて強い。
製品名のとおり、飲み込んだ後に苦味が残る。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。レモンピール・レモン浸漬酒使用。
原材料:レモンピール、レモン、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
レモン果皮のほろ苦いおいしさと、ストロングな飲みごたえが食事によく合う、
甘くないビターなレモン!
ストロング系チューハイは、基本的に甘味が強くてこってりしたものが多いのだが、
こういうシャープなストロングに対するニーズは相当に強いと思われ、
その消費者の声に応える形で、今回の通年化につながった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42567KSES#04 |
2016年7月17日[1]
No.5439: 氷結ストロング グレープフルーツ / キリン
ひょうけつすとろんぐ ぐれーぷふるーつ / きりん
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キリン氷結ストロングシリーズの定番3種が、新しくなっている。
レモンとグレープフルーツは4月製造分から、ライムは5月製造分からのリニューアルである。
それらのうち、今日は「グレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと濁りがある。
香りは、ガムのように甘そうな、そして苦味も強そうなグレフル香。
味も香りの印象どおり、甘味と苦味が極めて強い。
アルコール感ももちろん強い。強烈と言っていいかもしれない。
喉にピリッと刺激を感じ、飲み込んだ後にはアルコール臭さが
口に残る。とてもパワフルだ。
アルコール分9%。果汁4.1%。原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
ホワイトと、ルビーのグレープフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、
みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
原材料名を見る限り、従来品と変わっていないし、
何より飲んでみて、違いを感じなかった。
ニュースリリースによると、今回のリニューアルについて、
「アルコール9%の飲みごたえはそのままに、"果汁感を引き出す"
独自製法でみずみずしい果汁感とスッキリとした飲み口をさらに際立たせました。」とある。
そもそも度数9%ではスッキリとした味にするには限界があり、無理にスッキリ感を出そうとしなくても、
こってりストロングでいいじゃないか、と思うのだが。
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チューハイ・カクテル等
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2016年7月17日[2]
No.5440: のんある気分 ホワイトサワーテイスト <限定> / サントリー
のんあるきぶん ほわいとさわーていすと <げんてい> / さんとりー
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サントリーのんある気分の期間限定「ホワイトサワーテイスト」。
発売日は6月14日。
発売からもう1ヶ月経ってしまったわけだが、例によって、どうしてもノンアルコールは後回しになってしまうのだ。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いホワイト。グラスの向こうが見通せるくらい。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、いかにも乳性飲料。甘酸っぱい味が想像される。
味は、香りの印象どおり甘酸っぱいが、乳性飲料としてはかなり薄くつくられている感じで、
カルピスのような濃さはない。
炭酸も弱く、刺激は少ない。反面、飲み込んだ後に甘味料の甘さがどんよりと口に残るため、
爽快感はあまりない。
アルコール分0.00%。炭酸飲料。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:乳製品乳酸菌飲料(殺菌)、デキストリン、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、安定剤(大豆多糖類)。
乳性サワーを思わせる、やさしい甘酸っぱさとすっきり爽やかなおいしさ。
嬉しいカロリーゼロ&糖類ゼロ。
原材料名表記に「殺菌」とあるから、乳酸菌が生きているわけではない。
だから、飲むヨーグルトのように健康にいいというわけではなさそうだが、
アルコール感覚で昼間から飲めるのはいい。
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ノンアルコール飲料
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