2016年8月7日[1]
No.5481: Prime One ゆずチューハイ / 合同酒精
ぷらいむわん ゆずちゅーはい / ごうどうしゅせい
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ユニー・イズミヤ・フジの3グループの共同P.B.として展開されているPrime One(プライムワン:Style Oneの上位P.B.)
ブランドから出された「ゆずチューハイ」。
事前に発売情報をつかんでいなかったが、スーパーイズミヤの店頭で偶然発見した。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ゆず特有の緑っぽい感じはあるものの、かなりジューシーで穏やかな感じの柑橘香と言える。
口当たりはほんのり甘くて、かつジューシー。香りの印象どおり、グリーンな風味もあるが、
キュンと甘酸っぱい味わい。アルコール感も弱く、飲みやすい。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:ゆず果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、
甘味料(アセスルファムK)。販売者:合同酒精(株)。製造者:富久娘酒造(株)、兵庫県神戸市灘区新在家南町3丁目2番28号。
Prime One だからたとえばコンビニのサークルKサンクスなどでも扱いがあってよさそうだが、
今のところ売られているのを見たことがない。期間限定とは書かれていないが、そんなにヒットすることもなく、
消えてゆくのだろうか。
なお、つくっているのは販売者合同酒精と同じオエノングループ傘下の富久娘酒造である。
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チューハイ・カクテル等
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2016年8月7日[2]
No.5482: 監獄の黒 / 網走ビール
かんごくのくろ / あばしりびーる
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北海道の網走ビールから出ている「監獄の黒」。
網走という街のイメージを活用した商品と言えるが、べつに刑務所内でつくられているわけではない。
グラスに注いだ液色は、向こう側が見通せない漆黒。
泡は薄茶色でやや粗く、泡持ちはそこそこ。
香りは、コーヒー、たばこなどのスモーキーさに、黒糖の甘さ。やや柔らかく、そんなに重たい印象はない。
味は甘味が穏やかで、コクも適度。スムーズな飲み口。
チョコのような甘さにほんのりスモーキーさがプラス。やはり味わいの深みはそれほどでもない。
名前の印象ほど強烈な内容ではなかった。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。製造者:網走ビール(株)、北海道網走市南2条西4丁目1番2。
網走監獄をイメージして造られた黒ビールが誕生。黒を極めた、その「答え」がここに。
その風味の豊かさとまろやかな口当たりに、あなたは囚われる。
ラベルに ABASHIRI PRISON STOUT とあり、ビアスタイルはスタウトのようだが、
スタウトらしい豊潤さという点では今ひとつであり、日本人向けに柔らかく仕立てられた感じがある。
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ビール
CODE:42589TKHES#UK |
2016年8月8日[1]
No.5483: ぐぐっと生 ホップの香り(韓国産新ジャンル)/ やまや
ぐぐっとなま ほっぷのかおり / やまや
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ぐぐっと生は、宮城県を本拠地とする やまや がオリジナル商品として開発した新ジャンルで、
製造は韓国である。
つい先日、やまやに行った際に、この「ぐぐっと生 ホップの香り」をみつけたのだが、
どうやらこれまで存在していた レギュラーの ぐぐっと生 がリニューアルしたもののようである。
グラスに注いだ色は、中程度の黄金色。泡は非常に粗く、盛り上がるのは当初だけで、すぐに減衰。
香りを嗅ぐと、確かにホップ香が立つものの、そんなに強くはなく、やはり新ジャンル特有の甘く薬臭いような匂いが強い。
味はかなりクリアだが、悪くいうとスカスカ。コクや飲みごたえが乏しい分、
後キレは良い。
アルコール分5.0%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、スターチ)、スピリッツ(大麦、米)、炭酸ガス含有。原産国名:韓国。
輸入者:コルドンヴェール(株)。
従来品と比べて香り高いのか?と思ったが、そんなに改善は見られなかった。まあ、1本100円未満という販売価格を考えれば、
これ以上を求めるのは無理があるだろう。
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新ジャンル
CODE:42590RIMS#UK |
2016年8月8日[2]
No.5484: チューハイレモン / サンガリア
ちゅーはいれもん / さんがりあ
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以前からLAWSONで散発的に売られているサンガリア「チューハイレモン」。
特にブランド名がつけられておらず、複数チャネルで安売り用に開発された商品のようにもみえる。
先日LAWSON店頭で、この"New"表記のついたリニューアル品をみつけたので入手してみた。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ほんのりと甘いレモン香。すっきり透明感があり、酸味が強そうではない。
味は香りの印象どおり、さっぱりすっきりとしているが、適度な甘さ、適度なジューシー感で、
飲み込んだ後には苦味も残る。アルコール感はしっかり。
アルコール分6%。果汁1%。着色料0、糖類0、プリン体0。
原材料:レモン果汁、レモンエキス、ウォッカ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア)、
ビタミンC。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
従来品 にはなかった着色料0とプリン体0の表記があるが、
これは以前表記していなかっただけと思われる。原材料をみるとレモンエキスが追加されたり、結構変わっているので、
中身のリニューアルであることは間違いないが、味はそんなに変わったと思えない。パッケージにも大きな変化はない。
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チューハイ・カクテル等
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2016年8月9日[1]
No.5485: 47都道府県の一番搾り 埼玉づくり (取手工場製造)/ キリン
47とどうふけんのいちばんしぼり さいたまづくり / きりん
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47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、
7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種が登場し、現在までに全38種(38都道府県)が発売されている。
当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち9種
(千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、山口)の合計18種をレビューしたが、
最新の8月2日発売品については、1つも入手できていなかった。
そんな中、昨年春の「地元うまれの一番搾り第1弾」の時からご協力頂いている関東在住のS氏から、
「埼玉づくりと山梨づくりを確保できました」とのご連絡を頂き、今回もありがたく寄贈頂いた。
本当に感謝の念に堪えない。
というわけで、今日は「埼玉づくり」を、ありがたく味わいたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、すうーっと清々しいミントのようなホップ香が立つが、
そのベースにやや甘いモルト香が横たわる。
口当たりはほんのりと甘く、そして苦い。派手さはなく、ほんわかとやさしいようでいて、
ぎゅっと凝縮感のある苦味が後を締めるので、
人間に例えるなら、地味めで人当たりが柔らかいが、芯はしっかり持っていて、ややがんこなタイプ。
飲み進めると、甘味と苦味が口中に双方蓄積されてきて、
強いのか弱いのかよくわからない印象が残る。酸味も弱くはないはずだが、陰に隠れ気味。
取手工場製造。アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
のほほんとしてるようで、気もつかえる。埼玉の人って絶妙。
埼玉の皆さまと、地元のことを語り合いました。
埼玉の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。
やわらかい口当たりと、爽やかな麦の余韻が、絶妙にとけあう一杯。仲間も仲間の仲間も、ゆるやかにつながる、
埼玉の輪にぴったりの一番搾りです。
埼玉支社長 蓮池慎二
パッケージのイメージカラーは「赤」。缶右肩には、赤色で埼玉県の形状が描かれている。
缶裏には、埼玉スタジアムのイラストがある。
埼玉スタジアムで赤色というと、明らかに浦和レッズを暗示しているわけだが、
これは大宮の人たちの反感を買わないのだろうか。部外者ながら、少々心配になる。
わざわざここで蒸し返すなと言われそうだが、知らない方のために解説しておくと、
県庁所在地さいたま市では、合併前の旧浦和市と旧大宮市とはあまり仲がよろしくないとされており、
時折バラエティ番組などで面白おかしく取り上げられたりもしている。
どうせなら赤とオレンジ色(大宮アルディージャの色)を混ぜて朱色にするとかすればよかったのに。
というのは、それこそ大きなお世話か。
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ビール
CODE:42591PRST#07 |
2016年8月9日[2]
No.5486: チューハイグレープフルーツ / サンガリア
ちゅーはいぐれーぷふるーつ / さんがりあ
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昨日、LAWSON店頭でみつけたサンガリア チューハイレモン を飲んだが、
今日はセットで売られていた「チューハイグレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと濁りがある。
香りは、ガムのように甘そうなグレフル香。
いかにも作られた感じ。
味は香りの印象どおり甘味が強い。アルコール感も強く、こってりとしている。
甘味料特有のどんよりした甘さとグレフル果皮のような苦味が口に残る。
アルコール分6%。果汁1%。
原材料:グレープフルーツ果汁、グレープフルーツエキス、
ウォッカ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
昨日飲んだ レモン と同じく、従来品 にはなかった着色料0とプリン体0の表記があるが、
これは以前表記していなかっただけと思われる。また、原材料には従来なかったグレープフルーツエキスが追加されており、
中身は変わっているが、味の変化はそんなに感じられなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42591LSEE#UK |
2016年8月10日[1]
No.5487: 47都道府県の一番搾り 山梨づくり (横浜工場製造)/ キリン
47とどうふけんのいちばんしぼり やまなしづくり / きりん
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47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、
7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種が登場し、現在までに全38種(38都道府県)が発売されている。
当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち9種
(千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、山口)と、
8月2日発売分のうち、埼玉づくり を昨日レビューした。
今日取り上げる「山梨づくり」は、同じく8月2日発売のものであり、
昨日取り上げた埼玉づくりと一緒に、関東在住のご協力者S氏から頂戴したものである。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い、淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、白い花のようなフラワリーで繊細なニュアンスと、マスカットのような甘さを湛えており、
非常に爽やか。白ワインにも通じる優美さがある。
口当たりは、とても柔らかい。苦味のアタックは弱く、ダージリンティーのような風味をまとったやさしい甘酸っぱさ
が穏やかに広がる。適度な渋味、甲州種ワインに似たミネラリーな滋味がそこに加わり、バランスは良い。
飲み込んだ後には、やはりマスカットのような甘味と酸味と強めの渋味が残る。
横浜工場製造。アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
無尽の絆って、かなり深いですよ。山梨では。
山梨の皆さまと、地元のことを語り合いました。
山梨の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。
日本一の山に見守られ、無尽の仲間と夢を熱く語り合いながら酌み交わす、
骨太な飲みごたえの一杯。濃厚な郷土の味に合う、山梨らしい一番搾りです。
山梨支社長 田村伸夫
パッケージのイメージカラーは「紫色」。缶右肩には、紫色で山梨県の形状が描かれている。
缶裏には、「富士山と富士五湖」のイラストがある。
山梨と言えばぶどうということで、イメージカラーに異論はないだろう。
このビールには、マスカットのような芳香があり、まさに山梨だなあと実感。
この製品を紹介するキリン社のサイトには、そんな説明はまったくなかったが、私は確かにマスカットを感じた。
一方、缶裏の説明にあるような、"骨太な飲みごたえ"とか、"濃厚な郷土の味に合う"というのは、ちょっと違うかな?
と感じた。むしろ、繊細な華やかさが魅力であり、濃厚な料理にはやや負けそうな感じもする。
郷土料理の"ほうとう"とか、B級グルメで一躍有名になった"鶏もつ煮"などにはむしろ合わせない方がいいのではないか。
キリンさんに反旗を翻すようで申し訳ないが、このビールのもつ繊細さ、可憐さを私は高く評価するがゆえに、
あえてそう申し上げたい。
なお、"骨太"の云々、という表現は、一昔前に政治家が使い始めた言葉(骨太の方針といった言い方)で、
今や市民権を得ているのかもしれないが、日本語としては違和感がある。
骨格がしっかりしたとか、頑丈なとか、たくましいとか、そういった意味合いなのだろうが、
このビールはそこまで男性的ではない。
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ビール
CODE:42592PRST#08 |
2016年8月10日[2]
No.5488: ブランド果実のおいしいチューハイ アルフォンソマンゴーミックス <期間限定> / 宝酒造
ぶらんどかじつのおいしいちゅーはい あるふぉんそまんごーみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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タカラおいしいチューハイの派生商品、
ブランド果実のおいしいチューハイ「アルフォンソマンゴーミックス」。
発売日は、8月2日。
発売された週に探し回っても、まったく見つからなかったのだが、
昨日9日から LAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、90ponta ポイント(LAWSON ID利用者は60ponta)
にてゲットできるようになっている。
グラスに注いだ液色は、深い山吹色。炭酸は強くなさそうだが、細かい気泡がたくさん見える。
香りは、たっぷりと甘そうなマンゴー香。こってりした味わいが想像される。
味は、香りの印象ほどこってり感はなく、滑らかな口当たり&喉越し。
確かに甘味は強いものの、上品さがあって、くどくはない。アルコール感もほとんど感じない。
果汁62%。アルコール分3%。希少糖使用。原材料:りんご、ぶどう、マンゴー、
スピリッツ、希少糖含有シロップ、酸味料、香料、増粘剤(ペクチン)。
マンゴーの王様と言われる「アルフォンソマンゴー」を使用した贅沢なチューハイです。
(アルフォンソマンゴー6.7%)
タカラおいしいチューハイは、現在は通年商品がなく、すべて期間限定品で展開されている。
今回は「ブランド果実の」という枕詞がついており、ちょっと異質。そういえば、
5年ほど前に一度だけ「とってもおいしいチューハイ」という商品がリリースされたが、
シリーズ展開されることもなく、一度限りで終わってしまった。
正直言って、戦略がよくわからない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42592LSEE#08 |
2016年8月11日[1]
No.5489: 氷結ストロング ミックスパンチ <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ みっくすぱんち <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングシリーズから期間限定・コンビニエンスストア限定の
「Mix Punch(ミックスパンチ)」が出た。発売日は、8月9日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いピンク色。ほとんど無色に近いと言ってもいいくらいに薄い。
香りは、一瞬嗅いだだけではよくわからないごちゃまぜで、缶のイラストを見て、
ああ洋梨か、ぶどうか、桃かとわかる。その順番で、私には感じられた。
味は氷結ストロングらしく甘味がたっぷりとしていて、強いアルコール感がある。
香りでは洋梨を結構はっきり感じたのに、味は桃とぶどうに負けている。
最初、こってりしているかな?と思ったが、意外とさらっとしているのは、
果汁が少ないからだろう。桃の甘さをあまり前面に出していないから、くどくないのだろう。
アルコール分9%。果汁1.8%。原材料:果汁(もも・ブドウ・西洋なし)・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
数種の氷結ストレート果汁を絶妙なバランスでブレンドした、フルーティな果汁感としっかりした飲みごたえ。
確かに味わいのバランスが絶妙で、飲む前に想像していたよりもあっさりと飲みやすい。
なお、当商品はコンビニ限定販売ということで、缶裏にはコンビニ限定キャンペーンの告知文が書かれている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42593LSEE#02 |
2016年8月11日[2]
No.5490: 長浜ヴァイツェンスペシャル / 長浜浪漫ビール
ながはまう゛ぁいつぇんすぺしゃる / ながはまろまんびーる
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滋賀県のクラフトブルワリー・長浜浪漫ビールから出ている「長浜ヴァイツェンスペシャル」。
存在を知らなかったのだが、スーパー成城石井で売られているのを発見。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白で当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ヴァイツェン特有の甘いバナナやヨーグルトなどを感じるが、控えめである。
味もかなり大人しい。ヨーグルトっぽい酸があるが、甘味のコクは乏しく、
かなり軽快。もちろん苦味も控えめなので、かなりインパクトに欠ける。
だが、そこがこのビールの持ち味なのかもしれない。
アルコール分5%。原材料:麦芽・小麦麦芽・ホップ・糖類。
製造者:長浜浪漫ビール(株)、滋賀県長浜市朝日町14の1。
ヴァイツェンとしてはだいぶ食い足りない感じはあるが、酸味が活かされ、
軽快で爽やかなので、暑い季節にも飲みやすいキャラクターだ。
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ビール
CODE:42593SIUM#UK |
2016年8月12日[1]
No.5491: はちみつ&レモンスカッ酒 / 北海道麦酒醸造
はちみつ あんど れもんすかっしゅ / ほっかいどうびーるじょうぞう
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今や数々の商品がコンビニなどでも扱われるようになり、本州でもすっかりメジャーとなった
北海道麦酒醸造のつくるチューハイ。
今日紹介するのは、つい先日、たまたまスーパー成城石井でみつけたもの。
「はちみつ&レモンスカッ酒」という商品。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの薄黄色。当初少し泡が立ち、液中にも大粒の気泡が見える。
香りは、はちみつのねっとりと甘い感じが強く、レモンの鋭さがそこに加わる。
一般的に想像するはちみつレモンの甘酸っぱい感じとはやや違い、
甘さと酸がややケンカしているのではないかと思える、少し鼻につく匂いだ。
味はやはりはちみつの濃い甘さがベースにあるが、レモンのキュッと鋭い酸味が目立ち、分裂気味。
炭酸が効いていることにより、爽快な印象を与えているが、甘さはねっとりという感じである。
アルコール分3%。果汁7%。はちみつ10%。
原材料:はちみつ/北海道産、レモン/広島県瀬戸田産、スピリッツ。
缶表面を見ると、透明フィルムが貼ってあり、そこに文字やイラストが印刷されている。
缶自体は白無地だ。
同社の製品は、他にもこのように缶に直接印刷しないでシール状のものを貼るなど、
簡易なパッケージのものが時々見受けられる。多品種少量生産のため、コストカット手段なのだろうが、
この手づくり感覚を好ましく思う人と、そうでない人がいるだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42594SIHS#UK |
2016年8月12日[2]
No.5492: 長浜IPAスペシャル / 長浜浪漫ビール
ながはまあいぴーえーすぺしゃる / ながはまろまんびーる
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昨日、滋賀県のクラフトブルワリー・長浜浪漫ビールから出ている 長浜ヴァイツェンスペシャル を
飲んだが、今日は同社の「長浜IPAスペシャル」(インディア・ペールエール)を。
グラスに注いだ液色は、オレンジに近い、極めて深い黄金色。
泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、メロンのような甘さの奥に、深いアルコール感がある。いかにもIPAという、
どっしりとした凝縮感。
口に含んだ瞬間、極めて強く野太い苦味が押し寄せる。かなりのボリューム感。そして苦味の奥に、
マスカットのような甘さ。ゆっくりと時間をかけて飲んで、
温度が少し上がってきたくらいが飲み頃。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
製造者:長浜浪漫ビール(株)、滋賀県長浜市朝日町14の1。
昨日飲んだ ヴァイツェン が少し食い足りない感じだったのに対し、こちらIPAはしっかり本格的。
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ビール
CODE:42594SIUM#UK |
2016年8月13日[1]
No.5493: NIPPON PREMIUM 長野県産巨峰のチューハイ / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ ながのけんさんきょほうのちゅーはい / ごうどうしゅせい
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合同酒精 NIPPON PREMIUM は、私の行動範囲内では、ほとんど売られているのを見ない。
だから、新製品が登場しても、入手は最初から諦めている。
この「長野県産巨峰のチューハイ」は、今年3月8日の発売。
当然まったくみつけることができないでいたが、今回も
当サイトの特命リサーチャー blog 回転寿司は永遠に不滅です
主宰・お寿司MAX副会長氏に確保して頂き、寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの薄赤紫。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、巨峰のわりにそんなにコクを感じず、やや軽快な感じのぶどう香。少しリンゴっぽい匂いもする。
口当たりは軽快。甘さに深みはなく、非常に飲みやすい。度数は低いのだが、
なぜかしっかりアルコール風味があるのは、ブランデーが使われていることによるのだろう。
後味は、あっさりとしている。
アルコール分3%。果汁3%。原材料:巨峰果汁(長野県産巨峰)、ウォッカ、ブランデー、果糖ぶどう糖液糖、
蜂蜜/酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
ぶどうの王様とも言われる長野県産の巨峰。果汁の芳醇な香りとジューシーな味わいを、
ギュッと閉じ込めました。
果汁含有量が少なく、また、香料使用も控えめと思われるので、こってりとした甘さなどはない。
自然体のさらっとした味わいであり、好感が持てる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42595PRST#158 |
2016年8月13日[2]
No.5494: TOPVALU ストロングチューハイ レモン / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ すとろんぐちゅーはい れもん / ごうどうしゅせい
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イオンP.B.であるTOPVALUブランドのストロングチューハイが新しくなっている。
数ヶ月前から切り替えられているようではあるが、遅まきながら取り上げたい。
通年品として3種あるうち、今日は「レモン」を飲む。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。濁りはない。
香りは、キュンと鋭いが、芳香剤のように人工的なレモン香。
味も酸が非常に鋭い。さらに強いアルコール感があって、飲みごたえがある。
従来品はもっと甘さがあったように思うが、かなりシャープな味わいになったようだ。
アルコール分9%。レモン果汁3%。
原材料名:ウォッカ、スピリッツ、レモン果汁、酸味料、香料、クエン酸Na、
甘味料(アセスルファムK)。
製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
従来品 との大きな違いは、
アルコール度数が8%から9%に高められている点だが、
レモン果汁も増量(1%から3%へ)され、味わいが鋭くなったお陰で、ストロングにありがちなくどさが軽減されている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42595DAKO#UK |
2016年8月14日[1]
No.5495: 直搾り [日本の農園から] 大分産 日田梨 <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] おおいたさん ひたなし <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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8月9日に、タカラ直搾りの期間限定品が2種登場。
そのうち、今日は「大分産 日田梨」を飲む。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、フレッシュ感があり、非常にナチュラルな和梨香。甘味が強そうだ。
実際の味は、やはりタカラ製品らしく、甘味は抑えられている。
梨らしいジューシー感があるのに、そんなに甘くないので、
非常にさらっとした味わい。
アルコール分4%。果汁1%。原材料:果汁(梨、りんご)、焼酎、
糖類、酸味料、香料、ビタミンC。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
大分産日田梨の果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
これまでにも出ていたような気がするが、"日本の農園から"シリーズで和梨が出るのは初めて。
他社の和梨味チューハイは、ともすると甘味が強くべたっとした製品も少なくないが、
これは実にタカラらしいすっきりした味。非常に親しみやすいキャラクターだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42596DAKO#05 |
2016年8月14日[2]
No.5496: TOPVALU ストロングチューハイ グレープフルーツ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ すとろんぐちゅーはい ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
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イオンP.B.であるTOPVALUブランドのストロングチューハイが新しくなっている。
通年品として3種あるうち、昨日既に レモン を掲載した。
今日は2種めとして「グレープフルーツ」を取り上げたい。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。
香りは、苦味と甘味が強そうなグレフル香。私がよくグレフルチューハイを評して良く言う「ガムのような匂い」だ。
こってり感はそんなにないが。
味は柑橘の皮のような苦味と甘味、アルコール感が皆強い。
いかにもストロングな、しっかりした飲みごたえ。
グレープフルーツ果汁4.2%。アルコール分9%。
原材料名:ウォッカ、スピリッツ、グレープフルーツ果汁、酸味料、香料、クエン酸Na、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
レモンに引き続き、こちらも 従来品 とは中身が変わっている。
大きな変更は、度数が8%から9%へと高められたことだが、果汁使用量も3%から4.2%へと4割増だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42596DAKO#UK |
2016年8月15日[1]
No.5497: クリアアサヒ 秋の琥珀 <限定醸造> / アサヒ
くりああさひ あきのこはく <げんていじょうぞう> / あさひ |
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クリアアサヒの限定品「秋の琥珀」。発売日は、8月16日。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀)。
かすかにベージュっぽい泡はかなり粗く、当初はよく盛り上がるが、程なく減衰。
香りは、通常のクリアアサヒ同様、新ジャンルらしい甘い匂いに、軽いロースト香が加わる。
臭みが上手くカバーされている。
口に含むと、まずはふんわりとした甘さが感じられるが、
適度な苦味とロースティな香味がある。
全体的にふんわりと甘く、飲み込んだ後にもその甘さが口に残る。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
缶に、「麦芽1.5倍で贅沢な味わい」と書かれており、確かに一般的な新ジャンルよりも飲みごたえはあるが、
ビールらしいコクというのには、一歩足りない。
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新ジャンル
CODE:42597KSES#-01 |
2016年8月15日[2]
No.5498: 直搾り [日本の農園から] 小笠原パッションフルーツ <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] おがさわらぱっしょんふるーつ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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8月9日に発売された、タカラ直搾り [日本の農園から]シリーズの期間限定2種。
昨日、大分産日田梨 を飲んだが、
今日はもう一方の「小笠原パッションフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。細かい繊維質のようなものが液中にたくさん浮遊している。
香りは、疑いようのない、直球ど真ん中のパッションフルーツ。甘酸っぱい雰囲気である。
味はまず鋭い酸が感じられる。パッションフルーツ特有のトロピカルな味わいだが、
非常に酸のテンションが高い。ただ、タカラ製品にしてはしっかり甘味がついている印象。
アルコール感は弱い。飲み込んだ後にも強い酸味が口中に残る。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:果汁(パッションフルーツ、レモン)、焼酎、糖類、酸味料、香料、
カロチン色素、アントシアニン色素。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
東京都小笠原産パッションフルーツの果肉をまるごと搾った
ストレート混濁果汁を使用。
昨年もこの時期に出ており、1年ぶりの再発売ということになるが、
中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42597DAKO#06 |
2016年8月16日[1]
No.5499: −196℃ 秋梨 <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
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8月16日に -196℃の秋限定品が2種発売された。
今日はそのうち「秋梨」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、シンプルだが非常に自然な感じの和梨香。
味も実に本物っぽい。穏やかな甘さで嫌みがなく、軽い苦味も伴う。
アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。
原材料名:梨、スピリッツ、ウイスキー、ブランデー、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
栃木県横山果樹園で育てられた幸水を使用。秋の訪れを感じさせる、みずみずしく爽やかなおいしさです。
昨年の製品 と原材料がまったく同じであるし、
味の違いも感じなかったので、中身は同じもののようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42598KSES#00 |
2016年8月16日[2]
No.5500: 一番搾り プレミアム / キリン
いちばんしぼり ぷれみあむ / きりん
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もう最近のことではないのかもしれないが、キリンのギフト限定商品「一番搾りプレミアム」のびんが
新しくなっている。この夏のギフト向けに変わったのかもしれない。
また、ギフト限定といいながら、かなりの店でバラ売りされている。
この商品も、近所のスーパーで1本だけ購入したもの。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かいが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、爽やかでややマスカットのような甘さを湛えた、上品なホップ香が立つ。
味はクリアで品の良い甘さを感じるが、一番搾り特有の酸味も強い。
苦味はそんなに強くはない。まとまりが良く、きれいな味わい。
後キレも良い。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
ブラウマイスター責任監修
極上の一番搾り麦汁と特別な素材でつくった一番搾り。
東北産ホップ「かいこがね」の第一等品を贅沢に使用。
従来品 から中身は変わっていないようである。
キリン社のサイトには、特にリニューアルということは書かれておらず、どうやらパッケージのみの変更のようである。
びん形状はスリムで背の高いものから、ややずんぐりしたシェイプに変わった。
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ビール
CODE:42598DAEE#UK |