2017年1月23日[1]
No.5821: ヱビス with ジョエル・ロブション 華やぎの時間 <限定醸造> / サッポロ
ゑびす うぃず じょえる・ろぶしょん はなやぎのじかん <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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明日1月24日が発売日となっている「ヱビス with ジョエル・ロブション 華やぎの時間」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、マスカットのような甘いホップ香が強く香り立つが、
その下にギッシリと麦芽の凝縮感が感じられる。
味はほんのりメロンのようなフルーティな甘みがあって、非常に官能的。だが、苦みもガシッと力強くて、そのバランスが良い。
しっかりとコクが深く、余韻も長い。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
厳選された3種のホップの個性をひきだした、口に含んだ瞬間に広がる華やかな薫りとコク、清々しい味わい。
乾杯や食前酒として、料理を華やかにひきたてる、フレンチの巨匠も認めた、限定醸造のヱビスです。
昨年もこの時期に出ていたものだが、中身は変わっていないようである。
今年は、同日に「余韻の時間」も発売されている。昨年は3月に出たものだ。同時に2つ発売することで、
シナジー効果を狙ったのかもしれないが、逆に需要が競合・分散してしまうのではないかと懸念する。
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ビール
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2017年1月23日[2]
No.5822: ほろよい ゆず <限定> / サントリー
ほろよい ゆず <げんてい> / さんとりー
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サントリー ほろよい の期間限定「ゆず」。発売日は、明日1月24日。
当サイトで把握している限り、ほろよいシリーズで ゆず が出るのは、これが初めてである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。シリーズに共通の特徴だが、気泡が少なく、炭酸が弱そう。
香りは、青臭いだけでなく、かなりジューシー感のあるゆず香。だいぶ柔らかな印象だ。
味は香りの印象どおり、ジューシー感が強い。甘酸っぱさが強調されているので、
飲みやすいが、その分、ゆず特有のグリーンな味わいは今ひとつ。甘味の設定がやや強すぎるのではと思う。
アルコール分3%。柚子果汁0.1%。柚子浸漬酒使用。
原材料:柚子、スピリッツ、柚子浸漬酒、はちみつ、糖類、酸味料、香料。
ゆずならではのきゅんとした酸味とやさしい甘さで、冬にほっと心が和むようなやさしい味わいに仕上げました。
ゆずはいかにも冬らしいチョイスではあるが、ほろよいシリーズのキャラクターには、
あまり合わないようにも思う。シャープな柑橘は、もっとアルコール感の強いチューハイやカクテル向きなのではないかと、
個人的には思う。
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チューハイ・カクテル等
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2017年1月24日[1]
No.5823: ヱビス with ジョエル・ロブション 余韻の時間 <限定醸造> / サッポロ
ゑびす うぃず じょえる・ろぶしょん よいんのじかん <げんていじょうぞう> / さんとりー
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本日1月24日発売の「ヱビス with ジョエル・ロブション 余韻の時間」。
昨日飲んだ 華やぎの時間 と同時発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも概ね良い。
香りは、昨日飲んだ 華やぎの時間 と同系統の、マスカットのような甘さ、青さをたたえた鮮烈なホップ香が特徴。
口に入れた瞬間、力強い苦みがググッと押してくるが、
その後、香りに感じた青臭いフレッシュでジューシーな香味が広がる。
分厚いコクだが、苦みの存在感が非常に強いため、冗長にならず引き締まった後味をつくっている。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
熟した果実を思わせる薫りのホップ品種「モザイク」を使用。
口いっぱいに広がる豊熟なコクと薫りの余韻。
食事中や食後のくつろぎに、大人の時間を演出する、フレンチの巨匠も認めた、限定醸造のヱビスです。
昨日飲んだ 華やぎの時間 と比べると、1本強い芯の通った味わい。
華やかさと苦みがともに強いから、こちらのほうが男性的と言えるかもしれない。
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ビール
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2017年1月24日[2]
No.5824: 果実の瞬間 国産桃とさくらんぼ <春限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん こくさんももとさくらんぼ <はるげんてい> / あさひ
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本日1月24日が発売日となっている、アサヒ果実の瞬間・春限定缶。
2種あるうち、まず今日は「国産桃とさくらんぼ」のほうから飲みたい。
昨年も出ていたものだ。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと濁りがあるように見える。
香りは、キリッとチェリーの甘酸っぱい雰囲気と、桃の甘い香りが混じる。
まさに春らしい感じだ。
味は香りの印象どおり、キュンと甘酸っぱいチェリーの風味が強く、その下に桃の甘さが。
若々しい味わいだと言える。
果汁0.9%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、もも果汁、さくらんぼ果汁、糖類、酸味料、香料。
昨年 の私自身のコメントを見ると、
もっと桃感が強かったようだが、今年はさくらんぼをより強く感じた。
中身は変わっていないと思われるので、きっと私自身の味覚のブレなのだろう。
今日は桃の甘さをあまり感じなかった。
ところで、この果実の瞬間シリーズは、私の生活圏内ではこれまであまり取扱店舗が多くなく、
探し回ってようやくみつける感じだったのだが、今回は簡単に、しかも複数の店で発見した。
これは邪推だが、人気の もぎたて シリーズとセットでゴリ押ししてるんじゃないかと、
アサヒさんには大変失礼だが、そんなことを思ってしまった。
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チューハイ・カクテル等
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2017年1月25日[1]
No.5825: アサヒ・オリオンいちばん桜 <沖縄発季節限定生ビール> / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおんいちばんざくら <おきなわはつきせつげんていなまびーる> / おりおん(あさひ)
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オリオン「いちばん桜」は、オリオンビールの通常の販売エリア(沖縄県及び奄美地区)で、
既に昨年の11月8日に発売され、当サイトでもレビュー済である。
今日紹介するのは、業務提携先のアサヒビールが全国に向け販売する「アサヒオリオンいちばん桜」。
中身は同じもので、パッケージだけが微妙に違う。缶の隅にひっそりと Asahi の文字がある。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
このビールの特徴は、爽やかかつ穏やかなホップ香と、乾いたモルト香のバランスが良い点。
オリオンビールにしては、かなりしっかり感がある。
口当たりはすっきりクリアだが、苦みは強め。じんわりとまろやかなうまみを感じる。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料:麦芽、ホップ。醸造元:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
なお、缶裏には、次のような説明文がある。
沖縄では正月を過ぎると緋寒桜(ひかんざくら)の鮮やかなピンクの花々が次々と色づき始め、春の訪れを告げます。
そんな華やかな季節にふさわしい
『贅沢なコクと香り』の麦芽100%ビールが、沖縄から届きました。
今年はアサヒ社のニュースリリースでは発売情報を発表しておらず、正式な発売日はわからない。そもそもまだあまり売られてもいない。
たまたま近所のスーパー店頭に少量並んでいたのを発見したから購入できたが、他店ではまだ見たことがない。
どこかに情報がないか色々検索したところ、一部の販売サイトで1月6日発売と書かれているのを発見。だとすると、
もう3週間くらい過ぎたことになる。缶裏記載の製造年月を確認すると、2016年12月上旬となっているから、辻褄は合う。
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ビール
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2017年1月25日[2]
No.5826: 果実の瞬間 愛媛産いよかん <春限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん えひめさんいよかん <はるげんてい> / あさひ
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昨日 国産桃とさくらんぼ を飲んだ、アサヒ果実の瞬間・春限定缶。
今日は、同時発売された「愛媛産いよかん」を飲む。発売日は、昨日1月24日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。
香りは、キュンと酸の立った柑橘香だが、何の柑橘なのかは直ちにはわからない。
いよかんと言われれば、ああそうだなと思う。
味は、香りの印象どおり酸がキリッと強く、適度なジューシー感がある。
糖分の甘さもあるが、酸が効いているのでこってり感はない。
果汁1.3%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、いよかん果汁、糖類、酸味料、香料。
昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
昨日取り上げた 国産桃とさくらんぼ もそうだが、今年は缶表記に「春の日本」という接頭辞が商品名の前についている。
桜の花びらも描かれ、春らしさ全開だが、気候はまだ真冬なので、こういう商品を見てもぜんぜん春気分にはなれない。
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チューハイ・カクテル等
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2017年1月26日[1]
No.5827: のどごし生 / キリン
のどごしなま / きりん
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キリン「のどごし生」が新しくなった。12月上旬製造品からのリニューアルである。
これが9回目のリニューアルであり、即ち10代目の製品ということになる。
当サイトでは当然、そのすべてをフォローしている。
(初代、2代目、3代目、
4代目、5代目、
6代目、7代目、
8代目、9代目)
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
泡は粗いが、新ジャンルにしては比較的良く盛り上がる。但し、泡持ちはほどほど。
香りは、同社の発泡酒 淡麗 にも近い、昔の発泡酒みたいな感じで、
微かなホップ香と、アルコールの甘いニュアンスがある。
以前のこの製品にあった接着剤みたいな臭さはだいぶやわらいでいる。
口当たりもかなりクリアになった。コクはもちろんないが、臭みが弱くなったために、
バランスは悪くない。従来品にあった酢酸っぽい酸味がだいぶ弱くなり、
後味も改善された。ただ、飲み込んだ後には、少し酸味が口に残る。
アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
キリン社のニュースリリースでは、今回のリニューアルを次のように説明している。
「キリン のどごし<生>」は発売以来、8回にわたるリニューアルを行い、うまさに磨きをかけ、味覚の向上を目指してきました。
9回目となる今回のリニューアルでは、特許技術「ブラウニング製法」(*)を進化させた
「新ブラウニング製法」(特許出願中)を開発し、コク・キレ・のどごしをさらに高めることに成功しました。
* 大豆たんぱくからアミノ酸や大豆ペプチドを生成し、糖を加えて加熱することで、
深みのある味と香りと黄金色の液色を引き出すキリンビールの特許技術(特許番号:3836117号)。
食品中のアミノ酸と糖を加熱することでうまみやコクを出すという、食品の世界ではよく知られている
「アミノカルボニル反応」を応用したもので、カレーやおでんなどをじっくり煮込むほどおいしくなるのと同じ原理。
当サイトでは、過去この製品がリニューアルするたびに酷評してきた。なぜこのクオリティでありながら売れているのか、
さっぱり理解できないと。
べつに私はキリンビールという会社を嫌いなわけではない。それどころかグランドキリンシリーズはいつも大絶賛しているし、
47都道府県の一番搾りを必死にかき集めたりもしてきたことは、当サイトをいつもご覧くださっている皆さんならよく知って頂いているだろう。
同じく当サイトで公言しているように、当サイトの評価基準は私の好き嫌いなどではなく、品質の客観評価である。
だから、個人的にはまったく好きでない極甘チューハイなども品質が高ければ高評価を与えている。
そのような基準で、この製品をこれまで酷評してきたわけだが、前回のリニューアルあたりから、少しは見るべき所が出てきたかな?
と感じている。今回はさらに改善され、この製品が以前持っていた異常臭(とあえて言わせてもらう)即ち、
木工用ボンドのような匂いと酢酸系のすえた香味が、かなり弱くなった。
それでもまだ、同社の発泡酒・淡麗の足元にも及ばないのは事実であるが。
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新ジャンル
CODE:42761DAKO#RN12U |
2017年1月26日[2]
No.5828: ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル 白桃 / サッポロ
うめかく そーだじたてのうめしゅかくてる はくとう / さっぽろ
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サッポロウメカク・ソーダ仕立ての梅酒カクテル シリーズに新顔「白桃」が登場。
発売日は、1月24日。昨年10月に出た ピンクグレープフルーツ に続く第2弾である。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、桃らしい生臭い匂いがあるが、その背後に梅酒の甘酸っぱい香りが潜む。
味は、香りの印象どおり桃の甘さが目立つが、梅酒らしい酸も強い。
甘味がかなり強いのだが、キリッとした酸のために後味はさっぱり。
良いバランスと言える。
アルコール分3%。果汁1%。原材料:梅・桃・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(ビタミンC)。
なかなか見所のある製品。度数が低いので、お酒に弱い人も手に取りやすい。
私自身は好みではないのでもう買うことはないと思うが、女性受けの良い製品であると思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42761KSES#02 |
2017年1月27日[1]
No.5829: ABASHIRI ホワイトエール / 網走ビール
あばしり ほわいとえーる / あばしりびーる
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北海道の網走ビールから出ている「ABASHIRI ホワイトエール」。
私はこの製品の発売を事前に知っていたわけではなく、東京八重洲の 北海道フーディスト に立ち寄った時に、
偶然遭遇したもの。いつ発売されたのかもわからない。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるくすんだ黄金色。はっきり言って色味はあまりよくない。
泡は純白でとてもきめ細かく、よく盛り上がって、泡持ちも良い。
香りを嗅ぐと、はっきりコリアンダーが香り、柔らかなバナナ香、ヨーグルト、やや尖り気味のオレンジなど、
確かにベルジャンホワイトエールに近い印象。但し、あまり凝縮感を感じない。
口に含むと、あれれっというくらいに軽い。控えめな甘酸っぱさと、そのために相対的に前に出ている苦味。
悪く言えばボディ感がなく、良く言えば軽やかな味わい。だから、非常に飲みやすい。
アルコール分4.5%。麦芽使用比率:25%以上50%未満。網走産秋小麦「きたほなみ」使用。
原材料:麦芽、小麦、ホップ、オレンジピール、コリアンダーシード。
製造者:網走ビール(株)、
北海道網走市南2条西4丁目1番2。
オレンジピールやコリアンダーを使用するホワイトエールは、日本の酒税法では麦芽使用比率にかかわらず「発泡酒」扱いとなってしまうのだが、
この製品の麦芽使用比率は25%以上50%未満ということで、正真正銘の発泡酒(変な言い方だが、麦芽が3分の2未満という意味で)なのだ。
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発泡酒
CODE:42762HDFY#UK |
2017年1月27日[2]
No.5830: 本搾りチューハイ レモン / キリン
ほんしぼりちゅーはい れもん / きりん
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キリン本搾りチューハイが新しくなっている。12月中旬製造分からのリニューアルである。
新しくなった定番2種のうち、今のところ入手できているのはこの「レモン」のみ。
グレープフルーツは未入手。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いイエロー。
香りは、フレッシュだが、やや抑制的なレモン香。苦味が強そう。
派手に香らないところが自然であり、香料を使わないこの製品の魅力だ。
味は香りの印象どおり非常に苦い。酸は穏やか。甘味は当然ながらほとんどない。
そのわりに、適度なジューシー感はある。
果汁12%。アルコール分6%。原材料:レモン・ウォッカ・レモンリキュール。
大きなことを発見した。
これまで、本搾りと言えば、"果汁とウォッカだけ" でつくられた缶チューハイのはずだったが、
新たにレモンリキュールが使われている。これはとんでもない変更である。
確かに「果汁とお酒だけ」という看板に偽りはないが、旧メルシャン時代から連綿と続いてきた伝統を、
いともあっさりと捨ててしまったことになる。
どうしてキリンさんはいつもこういうとんでもないことをしでかすのだろう。嘘はついていないからいいだろうという、
開き直りみたいなことを。これは本搾りの破壊だと思うが、言い過ぎだろうか。
フルーティ感を増したり、飲みやすくしたりする必要など微塵もない。本搾りは無骨だから本搾りなのだ。
それを放棄してしまったら、もう本搾りの看板を下ろしたほうがいい。
旧メルシャン時代から残っている社員の皆さんは、この製品をどういう思いで送り出し、どんな感想を抱いているのだろう。
率直なところを、聞いてみたい。これが今の答えなんだと、言ってくださるのなら、少しは救われるけれども。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42762DAKO#RN12M |
2017年1月28日[1]
No.5831: 麦旨 GOLD (韓国産新ジャンル / 輸入:神戸物産フーズ)
むぎうま ごーるど
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だいぶ前に当サイトのご協力者のお一人・森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から戴いたもの。
業務スーパーで売られていたという新ジャンル「麦旨 GOLD」。
輸入者が確かに業務スーパーを運営する神戸物産の関連会社だ。
業務スーパーなら我が家の近くにもあるので、わざわざ贈って頂くこともなかった。申し訳ない。
ただ、近所にあってもほとんど足を踏み入れることがないため、この製品の存在はまったく知らなかった。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。泡は純白できめ細かく、とても良く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、かなり爽やかで清冽なホップ香が立つ。臭みがなく、国産新ジャンルと比べても、かなり優秀だ。
口当たりも概ねクリア。新ジャンル特有の甘さもほとんどなく、かわりに苦味がしっかりと感じられる。
ただもちろん、ビールらしいコクなどはない。飲み込んだ後に、新ジャンル特有のエタノールみたいな、薬品みたいな香味が若干だが残る。
アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ、炭酸ガス含有。
原産国名:韓国。輸入者および引取先:有限会社神戸物産フーズ、神奈川県横浜市神奈川区台町1番地1仁保ビル4階。
こういうディスカウンターの開発商品には、なかなか優秀なものが少なくない。食事を邪魔しないあっさりしたキャラクターで、
好感が持てる。
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新ジャンル
CODE:42763PRST#UK |
2017年1月28日[2]
No.5832: 男梅サワー / サッポロ
おとこうめさわー / さっぽろ
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缶裏面 |
サッポロとノーベル製菓のコラボによる「男梅サワー」
が新しくなった。12月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、透過性はあるが、くすんだ紅色。グレナデンシロップをすごく薄めたような色。
香りは、梅しそ。かなり渋いというか、ゆかり(しそふりかけ)を掛けたごはんの匂いを嗅いでいるみたい。
味は非常にシャープ。梅干しの酸っぱさというか、しょっぱさがうまく再現され、甘さは抑え込まれている。
しそっぽい風味と、芯のある酸っぱさがしっかりと口に残る
アルコール分5%。原材料:梅・梅肉エキス・スピリッツ・糖類・酸味料・香料・果実色素・ビタミンC・カラメル色素。
缶に「梅肉エキス増量」と書かれているとおり、今回のリニューアルで、梅肉エキスを1.5倍に増量したとのこと。
梅肉エキスを使うようになったのは前回のリニューアル(2016年1月)からであるから、
比較的短期間で大きく変貌を遂げたことになる。
売上が好調ということで、さらに攻める姿勢に転じたのだろう。臆病なサッポロさんにしては、良い決断だ。
ここまでコンセプトが明快で徹底した製品は素晴らしいし、小気味良い。
私自身は好きではないので、レビュー目的以外では決して買わないが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42763KSES#RN12 |
2017年1月29日[1]
No.5833: 麦のひかり(ベトナム産新ジャンル / 輸入:ゲンキー)
むぎのひかり
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昨日に引き続き、当サイトのご協力者のお一人・森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から戴いたものを今日も飲む。
福井県が本拠のドラッグストア・ゲンキーで売られているという新ジャンル「麦のひかり」。
私はこれまでまったく見たことがない。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。泡は純白で比較的きめ細かいが、当初良く盛り上がるものの、泡持ちは良くない。
香りはかなり清冽。新ジャンル特有の臭みはほとんど感じず、透明感がある。
口当たりも概ねクリア。苦味が効いていて、甘さはほとんどない。
ただ、ビールらしいコクなどはないから、後口も非常に軽快。バランスは良い。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、米、糖類、ホップ、カラメル色素)、スピリッツ(大麦)。
原産国名:ベトナム。輸入者:ゲンキー(株)、福井県坂井市丸岡町下久米田38-33。
毒にも薬にもならないような、味気ない新ジャンルだが、潔いほどシンプルで臭みもないので、
すいすい飲める。
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新ジャンル
CODE:42764PRST#UK |
2017年1月29日[2]
No.5834: こくしぼり グレープフルーツ / サントリー
こくしぼり ぐれーぷふるーつ / さんとりー
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サントリー「こくしぼり」の定番4種が昨秋から新しくなっているのに、まだ取り上げていなかった。
9月6日にリニューアルしたものである。
定番4種のうち、まず今日は「グレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、薄黄色に濁っている。炭酸の気泡はわずか。
香りは、ジューシー感あふれるグレフル香。
但し、自然な香りではなく、いかにも香料でバランスが取られた感じだ。
口に入れると、まず非常に強い苦味を感じるが、その後、やはり強い酸味を感じる。
甘さはあまりない。ストイックな味わいである。
適度なジューシー感が後味として残る。
アルコール分5%。果汁28%。グレープフルーツ浸漬酒使用。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ、グレープフルーツ浸漬酒、糖類、酸味料、香料。
果皮を漬け込んだお酒にたっぷりの果汁を合わせ、グレープフルーツ本来の旨味と苦味を引き出しました。
ひと手間のこだわりによる、風味豊かな"こく"をお楽しみください。
サントリーお得意の浸漬酒を使ったチューハイだが、ナチュラルさというよりは、
慎重にナチュラルっぽく味を調えた感じの仕上がりだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42764KSES#145 |
2017年1月30日[1]
No.5835: スーパードライ 春限定スペシャルパッケージ / アサヒ
すーぱーどらい はるげんていすぺしゃるぱっけーじ / あさひ
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今年で3年目となるアサヒスーパードライの春限定「スペシャルパッケージ」。
今年の発売日は、明日1月31日である。
アサヒビールでは、一昨年春
を皮切りに、同年の秋限定、冬限定、
昨年の 春限定 とスーパードライのスペシャルパッケージをリリースしてきたが、
それ以後はストップしていた。今回、約1年のブランクを経て、復活したことになる。
なお、中身は通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶デザインを 昨春のもの と比べてみると、
全体的にピンク色で桜の花びらがちりばめられ、SPECIAL PACKAGE という表記部分が、
緑地に白抜き文字である点など、ことごとく一緒だが、よく見ると微妙に違う部分がある。
どこがどう違うのかは、あえて書かないでおこう。暇な人は写真を見比べて、探してみてほしい。
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ビール
CODE:42765DAEE#-01 |
2017年1月30日[2]
No.5836: こくしぼり レモン&ライム / サントリー
こくしぼり れもん あんど らいむ / さんとりー
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サントリーこくしぼりの定番4種が昨秋に新しくなっていたのに、取り上げていなかった。
ということで、昨日ようやく グレープフルーツ を掲載したのだが、
今日は2種めとして「レモン&ライム」を飲みたい。昨年9月6日のリニューアル発売である。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
香りは、レモンの尖った感じにライムの青臭さが加わり、芳香剤みたいな人工的な香りのようになっている。
シャープで酸が強そうだということはわかる。
口当たりは予想以上に酸が鋭く、はっきりと「酸っぱい」味わい。
香りは人工的な感じがしたのに、味はナチュラル感がある。
酸だけでなく、苦味も極めて強い。
アルコール分6%。果汁11%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ライム、スピリッツ、レモン浸漬酒、糖類、酸味料、香料。
レモンを皮ごと漬け込んだお酒にレモンとライムの果汁をあわせ、果実本来の酸味と苦味を引き出しました。
ひと手間のこだわりによる、風味豊かな"こく"をお楽しみください。
アルコール度数は6%だから、ストロング系チューハイに比べれば強くはないが、
味わいが非常にストイックであることから、度数以上にアルコール感があり、酒飲み向けの商品と感じる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42765KSES#146 |
2017年1月31日[1]
No.5837: クリアアサヒ 桜の宴 <春限定> / アサヒ
くりああさひ さくらのうたげ <はるげんてい> / あさひ
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昨春にも出ていたクリアアサヒ「桜の宴」が今年も出た。発売日は、本日1月31日である。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
ここまでの見た目は、ビールと変わらない。
香りは、軽やかで爽やかなホップ香と、凝縮感のあるモルト香がともに感じられ、
スーパードライのキャラクターに近い。いや、スーパードライから金属的な尖りをとり、
少し丸くなった印象だ。
口当たりはすっきりクリア。苦味が強めでシャープな飲み口ながら、
じんわりとした旨みがある。新ジャンル特有の臭みとか、妙な甘味などもほぼなく、
コクのやや足りないビールといった味わい。
余韻はないが、後キレが良い。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
シトラ&カスケードホップ一部使用
昨年飲んだ時、非常に優秀な製品で驚いた。昨年はロースト麦芽を一部使用したものだったが、
あまり焙煎香なども強くなく、非常にバランスが良かった。今年はロースト麦芽を使っていないようだが、
味わいにパンチがあり、飲みごたえがある。昨年に負けず劣らず素晴らしい内容である。
通年品のクリアアサヒよりも、クオリティはこちらのほうが上だと思うので、
こちらを定番品にしてしまえばいいのにと、個人的には思う。
でもまあ、原材料が安定的に調達できないのかもしれないから、無責任なことは言えないけれど。
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新ジャンル
CODE:42766GCES#00 |
2017年1月31日[2]
No.5838: こくしぼりプレミアム 贅沢レモン / サントリー
こくしぼりぷれみあむ ぜいたくれもん / さんとりー
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サントリーこくしぼりプレミアムシリーズに、新定番「贅沢レモン」が仲間入り。
発売日は、本日1月31日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。レモン果汁がしっかり入ってます!という色。
香りは、意外にも抑制されたようなレモン香。香料の使い方が控えめ。
味は極めて酸味が強いが、相当なジューシー感がある。
レモン果汁だけでは酸っぱくなりすぎるところを、浸漬酒を使うことで、丸みを出している感じ。
度数が7%なだけあって、アルコール感は強い。飲み込んだ後には、強い酸味と軽い苦味が口に残る。
アルコール分7%。果汁14%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ、焼酎、レモン蒸留酒、レモンピール浸漬酒、糖類、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
レモン果皮を漬け込んでつくった「レモンピール浸漬酒」に、レモンの「果汁」をたっぷり合わせました。
さらに「レモン蒸留酒」と「本格焼酎」を隠し味に、爽やかな酸味と香りの織り成す「こく」をお愉しみください。
こくしぼりの通年品には、これまでレモン&ライムはあったが、レモン単品はなかった。
遅れてきた中心選手といった存在感のある製品だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42766DAEE#00 |
2017年2月1日[1]
No.5839: こくしぼり オレンジ / サントリー
こくしぼり おれんじ / さんとりー
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昨秋新しくなったサントリー・こくしぼりの定番品。9月6日のリニューアル発売。
これまで グレープフルーツ、レモン&ライム と2種掲載したが、
今日は「オレンジ」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いオレンジ色。まさにオレンジジュースだが、やや薄めた感じ。
香りは、酸の立ったシャープなオレンジ香。
味は香りの印象どおりキリッと強いが、酸以上に苦味が際立っている。甘味は抑制的。
果汁が多いのに、べたつくところはない。
アルコール分4%。果汁37%。オレンジ浸漬酒使用。
原材料名:オレンジ、スピリッツ、オレンジ浸漬酒、糖類、酸味料、香料。
果皮を漬け込んだお酒にたっぷりの果汁をあわせ、オレンジ本来の旨みと甘味を引き出しました。
ひと手間のこだわりによる、風味豊かな"こく"をお楽しみください。
オレンジ味チューハイは、一般的には甘味の強いものが多いが、これは高果汁でありながらあっさりしているので、
酒好きにも嫌われないキャラクターだ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年2月1日[2]
No.5840: ジェントプラス (韓国産新ジャンル / 輸入:シジシージャパン)
じぇんとぷらす
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全国200社を超える中堅・中小スーパーマーケットが加盟するCGC(シジシー)グループで扱われている新ジャンル
「ジェントプラス」。
私の生活圏内には同グループのお店はないため、見たことがなかったのだが、当サイトのご協力者のお一人・森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)が贈ってくださったものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白でわりときめ細かく、当初は良く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、一般的な新ジャンルと同様、ほのかに甘いニュアンスを含むが、ほのかにホップ香があり、
それほど臭みが強いわけではない。
味も透明感があって、すっきり。もちろん、ビールのようなコクはないが、苦味が強めであり、
香りに感じた甘さもそんなに気にならない。
アルコール分5.5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ)、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有。
原産国名:大韓民国。輸入者および引取先:株式会社シジシージャパン、東京都新宿区大久保2-1-1。
欠点が少ない代わりに特徴も乏しく、記憶には残りにくい味だが、その分、
毎日飲んでも飲み飽きないと言えるだろう。
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新ジャンル
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