2017年4月16日[1]
No.5981: 塩ライチサワー <限定出荷> / サッポロ
しおらいちさわー <げんていしゅっか> / さっぽろ
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つい先日から見かけるようになった、サッポロ「塩ライチサワー」。
セブン&アイグループ限定と見られ、これまで 塩レモンサワー、
塩グレープフルーツサワー と2種出ており、これが第3弾となる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ライチの甘さだけでなく、何かが混ざっている感じがしっかりとある。
それは食塩なのだが、混ざることにより、飴のような匂いになっている。
味はかなり塩気が効いていて、ライチの甘さを制している。さっぱりとした飲み口で、
飲み込んだ後にも塩気が口にしっかりと残る。
果汁1%。アルコール分6%。
原材料:ライチ・ウォッカ・食塩・糖類・酸味料・香料。
普通、ライチ味チューハイというのは、かなり甘ったるいものが多いのだが、
この製品に関しては、ここまで塩気を強くする必要があるのか?
と言いたいくらいにしょっぱくした結果、甘ったるい感じのまったくないチューハイに仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月16日[2]
No.5982: みなさまのお墨付き 愛媛産はっさくチューハイ <季節限定> / 西友(製造者:三幸食品工業)
みなさまのおすみつき えひめさんはっさくちゅーはい <きせつげんてい> / せいゆう
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先日から レモン、グレープフルーツ、
ウメ、贅沢果汁50% りんごチューハイ、
贅沢果汁50% パイナップルチューハイ、贅沢果汁50% グレープフルーツチューハイ、
贅沢果汁50% ぶどうチューハイ
と飲み進めているスーパー西友P.B.「みなさまのお墨付き」チューハイだが、
今日は8種めとして季節限定「愛媛産はっさくチューハイ」を飲みたい。
だいぶ以前に、当サイトの特命リサーチャーである ブログ
回転寿司は永遠に不滅です 主宰・お寿司MAX副会長氏
から戴いていたもの。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡い黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、キュンと酸っぱい柑橘香。はっさくらしく、すっきりとしている。アルコール臭は穏やか。
味は香りの印象どおり酸のアタックが強いものの、甘味もしっかりつけられている。さらに、軽快な苦味もある。
アルコール感は適度。飲み込んだ後には、強めの酸味と、はっさくの皮のような苦味が残る。
アルコール分5%。果汁10%。
原材料名:はっさく果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、食塩。添加物:炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK)。
製造者:三幸食品工業株式会社、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
販売者:合同会社西友、東京都北区赤羽2-1-1。
缶に「季節限定」とあるが、いつの限定だったのかは今となっては情報がない。
さっぱりと飲みやすく、度数が5%あるわりには軽快だ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月17日[1]
No.5983: カルピスサワー 手摘み白桃 / アサヒ
かるぴすさわー てづみはくとう / あさひ
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4月11日にカルピスサワーの基幹3種が新しくなった。
これまで、プレーンの カルピスサワー と
手摘みぶどう を掲載したが、今日は「手摘み白桃」を飲む。
グラスに注いだ液色は、プレーンのカルピスサワーと同じく、純白。
桃だからといって、ピンク色をしているわけではない。
香りは、非常に甘い、しかしかなり人工的な感じの桃。カルピスの香りはかなり弱い。
口当たりは香りの印象どおり、甘味がたっぷり。
カルピスらしい味わいははっきり言って弱いが、後味に軽い酸味が感じられ、
炭酸のピリピリ感と相まって、桃の甘さを引き締めている。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:ウォッカ、もも果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、乳化剤。
先日飲んだ ぶどう 同様、中身は従来品から変わっていない。パッケージデザインのみの変更とのことである。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月17日[2]
No.5984: ぐぐっと生 ホップの香り 黒 / やまや
ぐぐっとなま ほっぷのかおり くろ / やまや
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宮城県を本拠地とする やまや がオリジナル商品として開発した新ジャンル。
昨年、ぐぐっと生 ホップの香り と 糖質70%オフ
をレビューしたが、同シリーズの黒も出ているのを発見。
そもそもこの商品の以前には、ググッと生 黒 という商品が出ており、
こちらはそのリニューアル品なのだ。
グラスに注いだ色は漆黒と言っていいほど深い黒。
泡はベージュ色できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、かなりロースティな焦げ臭が強いが、あまり重みは感じず、軽やかな印象。
味は、やや軽い酸を伴いながらも、ロースティな味わいがある。タッチは優しく、なめらかな口当たり。
新ジャンル特有の臭みなどはまったく感じず、飲み込んだ青tにも、適度に焦げた感じの余韻が残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、スターチ)、スピリッツ(大麦、米)、炭酸ガス含有。
原産国名:韓国。輸入者:コルドンヴェール(株)。
以前に飲んだ、ぐぐっと生 黒 とは少しキャラクターが違うように感じた。より一層コクが出て、
ビールに近い味わいになったように思う。
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発泡酒
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2017年4月18日[1]
No.5985: のどごし スペシャルタイム / キリン
のどごし すぺしゃるたいむ / きりん
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本日4月18日が発売日となっている、キリン「のどごしスペシャルタイム」。
限定品ではなく、これから通年販売されるようである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白でかなりきめ細かく、とても新ジャンルとは思えないくらいにクリーミーに盛り上がって、泡持ちも良い。
香りを嗅いだ瞬間に思うのは、「え?これって、のどごし生じゃないよね」。
ややミルキーで甘いニュアンスをまといながらも、清澄なホップ香が立つ。
少し金属的な匂いはあるが、サントリー金麦やクリアアサヒに近いのではないだろうか。
味もかなり透明感がある。クリアでありながら、麦芽の旨みもしっかりと感じられ、バランスは良い。
新ジャンル特有の雑味はそんなに強くなく、後キレも悪くないが、少しクリームっぽい甘さは残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・大麦スピリッツ。
当サイトの ビール・発泡酒・新ジャンルの定義 ページで解説しているとおり、
ビール系飲料のいわゆる「新ジャンル」には2系統あり、
本家のどごし生 や サッポロドラフトワン のように、
麦芽をまったく用いないもの(以前、第3のビールと呼ばれていた商品群)と、
クリアアサヒ、サッポロ麦とホップ、
サントリー金麦 のように、麦芽を用いて醸造した発泡酒にスピリッツ等を混ぜたもの
(当初、第4のビールと称された商品群)とに分かれる。
この製品は後者であるから、金麦やクリアアサヒに風味が似ているのも宜(むべ)なるかな。
つまり、本家のどごし生とは似ても似つかない製品であり、同じブランド名で出していること自体、
一種の騙しではないかと言いたくなる。
本家のどごし生の原材料は、ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキスとなっており、当然のことながら、麦の文字はまったくない。
ともあれ、「のどごし」のブランド名でこれまで出された製品の中では、これは最高の品質である。
実はこれまでにも、「のどごし」の名で麦芽を使った期間限定品は何度も出されており、
本家のどごし生の製法では品質的に限界があることを、製造者自ら認めてしまっている格好だ。
それならいっそのこと、本家のどごし生など潔くやめて、こちらに置き換えてしまえばいいのに。
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新ジャンル
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2017年4月18日[2]
No.5986: ほろよい ラムネサワー <限定> / サントリー
ほろよい らむねさわー <げんてい> / さんとりー
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本日4月18日発売、サントリーほろよいの季節限定品。
2種あるうち、まず今日は「ラムネサワー」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。ラムネにしては気泡が少なく、
炭酸は弱そう。
香りは、アイスキャンディのようなラムネ香。甘味が強そう。
味も香りの印象どおり甘味が強く、さらに炭酸の刺激は穏やかなので、爽快感は今ひとつ。
ただ、それがほろよいらしい飲みやすさをつくっている。
アルコール分3%。原材料名:スピリッツ、りんご、糖類、酸味料、香料。
しゅわしゅわとした炭酸が心地よい、すっきりとしたラムネ味を楽しめる、
初夏限定のチューハイです。
昨年同時期に出ていた製品 と、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月18日[3]
No.5987: チューハイ 糖類ゼロ レモン / 富永貿易(製造者:チェリオ中部)
ちゅーはい とうるいぜろ れもん / とみながぼうえき
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当サイトの特命リサーチャーである ブログ
回転寿司は永遠に不滅です 主宰・お寿司MAX副会長氏
から戴いていたもの。
富永貿易といえば、「神戸居留地」ブランドで有名なメーカーだが、この缶チューハイにはブランド名が書かれていない。
缶デザイン自体は、まさに神戸居留地にそっくりなのだが、ノーブランド。
寄贈者によると、東海地方が拠点のスーパーマーケットバローで入手したものとのことであるが、
特にP.B.とかでもなさそう。
戴いたのはレモンとグレフルの2種。今日は「レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は、注いでいる時はかなり強く、その後も断続的に立ち昇る。
香りは、化粧品的なレモン香。アルコール臭もしっかり感じられる。
口当たりは、しっかりと甘く、そして酸も鋭い。いかにもストロングという第一印象で、
飲み進めるうちに、どんどんアルコール感が蓄積されてくる感じ。
果汁3%。アルコール分8%。
原材料:レモン果汁、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社チェリオ中部、愛知県小牧市大字河内屋新田字岩倉杁510番の1。
販売者:富永貿易株式会社、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
缶にストロングの文字はないが、度数8%でしっかり強い。甘さもしっかりあって、わりとこってりした飲みごこちだ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月19日[1]
No.5988: グランドキリン ひこうき雲と私 <限定醸造> / キリン
ぐらんどきりん ひこうきぐもとわたし <げんていじょうぞう> / きりん
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我が家の近所のいくつかのコンビニでは、以前はグランドキリンを常に置いてあったのに、
最近はまったく見なくなった。先月末通年品がリニューアル発売となった後も同様で、
仕方がないから少し足を伸ばして大きなディスカウント酒店まで定番2種を買いに行き、既にレビューした。
このグランドキリン「ひこうき雲と私」の発売は、4月18日。
通年品と同様、近所で入手できないであろうことが推測されたので、
発売2日前である日曜に前回と同じ店まで出向き、既に店頭に並んでいるのを発見した。
グラスに注いだ液色は、わずかに濁りの見える黄金色。泡は純白できめ細かく、当初は非常に強く盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りを嗅いだ瞬間、ヴァイツェンかと思うほど、バナナのような甘さや、オレンジのようなやや丸い柑橘香が、
非常に強く感じられる。
口に含むと、香りほどのパワーはないものの、トロピカルな甘さが広がり、
それ以上に強い苦味が押してきて、浮ついた感じを一掃。
アルコール感は強くなく、さらっとした喉越し。なめらかで澄んでいるのに、深く甘やかな余韻がある。
ビアスタイルはセゾンとのことだが、相当にふくよかな仕上がりだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
「セゾンビール」とは、ベルギーやフランスの一部で、冬に仕込み夏の農作業の合間に飲まれていたビール。
澄み切った空に浮かぶ薄雲の様な少し濁りのある黄金色と、爽やかな柑橘の香りが楽しめるCLOUD SAISONスタイルです。
クラウドセゾンとは聞いたことのないスタイルだが、おそらく無濾過で濁りがあるセゾンだからCLOUD(雲)なのだろう。
そして商品名は、CLOUDからの連想だろうが、単に雲でなく「ひこうき雲」としたところに抜群のセンスを感じる。
どこか遠くへ向かう飛行機が飛び去った後に大空に残される「ひこうき雲」。
そしてそれを地上から見上げる「私」。ただ「ひこうき雲」だけだと描写に留まってしまうが、
「私」という主体を明示することで、大空を見上げ、遠い地に想いを馳せる姿が想像される。
ラベルの一番下の真ん中に、「私」の影が小さく映っている。「にごっている。澄みきっている。」とのコピーがあり、
濁りのある液体ながら、スキッと透明感のある味わいが表現されているのだが、
もやもやを抱えている「私」が、大空を見上げて自分の小ささに気づき、悩んでいても仕方ないと、
カラッとした気持ちになる。そんな心象風景をも表現しているかのようだ。
ずっと眺めていても飽きない芸術的なラベルで、グランドキリン史上最高傑作だと私は思う。
いえ、べつに今私は心を病んでいるわけではないですけど。
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ビール
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2017年4月19日[2]
No.5989: ほろよい 甘夏サワー <限定> / サントリー
ほろよい あまなつさわー <げんてい> / さんとりー
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4月18日発売、サントリーほろよいの季節限定品。
2種あるうち、昨日 ラムネサワー を飲んだが、今日はもう一方の「甘夏サワー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、キュンと酸っぱく、苦味が強そうな柑橘香。確かに甘夏を感じる。
味は香りの印象ほどライトではなく、まずしっかりとした甘味が感じられる。
それに追随するように、柑橘の皮の苦さと、穏やかな酸っぱさを感じる。
アルコール感は弱い。
アルコール分3%。原材料名:甘夏、オレンジ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
甘夏のさわやかな香りとみずみずしい果実感が楽しめる、初夏にぴったりの味わいです。
やはり、ほろよいシリーズは刺激が弱く、ほんのり甘い味わいを基本としているのだろう。
柑橘のシャープさは若干犠牲になっている。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月19日[3]
No.5990: チューハイ 糖類ゼロ グレープフルーツ / 富永貿易(製造者:チェリオ中部)
ちゅーはい とうるいぜろ ぐれーぷふるーつ / とみながぼうえき
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当サイトの特命リサーチャーである ブログ
回転寿司は永遠に不滅です 主宰・お寿司MAX副会長氏
から戴いていたもの。
富永貿易といえば、「神戸居留地」ブランドで有名なメーカーだが、この缶チューハイにはブランド名が書かれていない。
缶デザイン自体は、まさに神戸居留地にそっくりなのだが、ノーブランド。
寄贈者によると、東海地方が拠点のスーパーマーケットバローで入手したものとのことであるが、
特にP.B.とかでもなさそう。
昨日 レモン を掲載したので、今日は「グレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁っている。気泡は、少なく、炭酸は弱そう。
香りは、化粧品的なレモン香。アルコール臭もしっかり感じられる。
口当たりは、苦味の強そうなグレフル香。あまり甘くはなさそう。
味は香りの印象どおり、すっきりとした口当たりで、苦味が前面に。
口にした瞬間は、アルコール感がかなり弱く感じるのだが、飲み進めていくと、
胃の中が温かくなってくる。7%だから当然だろう。
果汁3%。アルコール分7%。
原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ネオテーム)。
製造者:株式会社チェリオ中部、愛知県小牧市大字河内屋新田字岩倉杁510番の1。
販売者:富永貿易株式会社、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
レモン同様、こちらもストロングなどの表記はないが、7%といえば缶チューハイとしては強いほうである。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月20日[1]
No.5991: 本搾りチューハイ スウィーティー <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい すうぃーてぃー <きかんげんてい> / きりん
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本搾りチューハイの期間限定「スウィーティー」。発売日は、4月18日。
シリーズでスウィーティーが出るのは、メルシャン時代も含めて初めてのことと思う。
グラスに注いだ液色は、深く濁った黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは大人しく、苦味の強そうな柑橘香。何も説明がなければ、グレープフルーツだと思う
(注:スウィーティーはグレープフルーツと文旦(ザボン)の交配種とされる)。
いや、実際にグレープフルーツも入っているのだが。
ただ、刺激は穏やかであり、甘さも感じさせる。
口当たりはわりとソフトなタッチで、酸味が穏やか。苦味もそんなに強烈ではない。
非常に良くバランスが取られているのは、りんごが入っているからだろう。
飲み込んだ後にも、ほんのり甘さが残る。
果汁27%。アルコール分5%。原材料:スウィーティー・グレープフルーツ・りんご・ウォッカ。
本搾りファンからすると、もっと無骨で飲みにくい感じに仕上げて欲しいという意見もありそうだ。
こんなにきれいにまとめられてしまうと、万人受けを狙う八方美人のように見えて、他人行儀な感じがする。
もっと荒削りで人を寄せ付けないようなキャラクターのほうが、本搾りらしいのではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月20日[2]
No.5992: 有機農法ビール Organic beer / 日本ビール
ゆうきのうほうびーる / にっぽんびーる
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缶に大きく "Organic beer" とあり、カタカナで"オーガニックビール"とも書かれているから、
それが商品名なのかと思いきや、原材料表記と同じところに、小さく「商品名:有機農法ビール」と書いてある。
日本ビールの「有機農法ビール」は、当サイトでも既に取り上げているが、今回この缶をスーパーでみつけた。
商品名まで変わったのかと思い購入したのだが、変わっていなかったみたいだ。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、甘いホップ香が控えめに立つが、蒸した餅米のような、土臭さとやや酸っぱい匂いを伴う穀物っぽいモルト香がある。
味は非常に苦味が強く、ワイルドな口当たり。香りに感じた土臭い感じがあり、
さらに浮ついたように酸味がそこに加わる。
飲み応えという意味ではなかなか良いが、後キレは良くない。
アルコール分5%。原材料:有機麦芽、有機ホップ。製造者:日本ビール醸造(株)、静岡県沼津市下香貫下障子3140番5。
販売者:日本ビール(株)、東京都目黒区上目黒1丁目8番10号。
有機栽培された大麦100% 有機栽培されたホップ100%
ドイツ産オーガニック原料のみ使用し日本国内で醸造いたしました。飲む人の体にも環境にも優しいビールです。
以前に飲んだ製品と中身はたぶん同じであろうと思われる。苦味が強くてやや暴れたようなキャラクターは一緒。
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ビール
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2017年4月21日[1]
No.5993: 焼酎ハイボール 黄金柑割り <限定生産> / キリン
しょうちゅうはいぼーる おうごんかんわり <げんていせいさん> / きりん
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タカラ焼酎ハイボールの限定品「黄金柑割り」。発売日は、4月18日。
昨年まで 黄みかん割り の名で出されていたものだが、今回から黄金柑割りに変わった。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いイエロー。気泡は大きく、ジュワジュワと音を立て、グラスの中を立ち昇る。
香りは、爽やか軽やかで、ジューシーな柑橘香。そこに焼酎のアルコール臭が加わる。
味も香りの印象どおり、非常に爽やかで、酸が強め。ただ、やはり度数が強いので、
すぐにしっかりとアルコール感が感じられる。甘くないがゆえに、どんどん強さが実感されてくる。
スパッとシャープな切れ味ながら、適度なジューシー感もある。
アルコール分7%。果汁0.5%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、黄金柑果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
なお、缶裏にはイラストと、下記の説明文がある。
限定生産【黄金柑割り】
タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「黄金柑」はゴールデンオレンジとも呼ばれる黄色の果皮が印象的な果実です。「黄金柑」
ならではの爽やかな酸味とすっきりした後口をこの時期だけの限定生産でお楽しみください。
焼酎ハイボールシリーズはガス圧が高い(高炭酸)ので、缶を開けるときの音から違う。
普通の缶チューハイが「カパッ」だとすると、焼酎ハイボールは「ブファッ」とたくさん息が漏れるような音がする。
注ぐ時も「ジュワジュワジュワ」。この音を聞くだけで、爽快感ある味わいが想像される。
まさに飲んべえのためのチューハイと言える。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月21日[2]
No.5994: アサヒオリオン 琉球マイルド / オリオン
あさひおりおん りゅうきゅうまいるど / おりおん
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オリオンクラフトシリーズの第4弾である 琉球マイルド は、
オリオンビールから今年1月に発売され、当サイトでも既に掲載した。
今日紹介する「アサヒオリオン琉球マイルド」は、名前の通り、業務提携先であるアサヒビールを通じて、
通常のオリオンビールの販売エリア(沖縄県及び奄美群島地区)以外の全国に向けた商品である。
実は私は、事前にこの商品の販売情報をつかんでいなかったのだが、
たまたま先日現物をスーパー(イオン系)で見つけたので、購入した。
中身は既掲載のオリオン社オリジナル商品と同じものと思われるが、改めて簡単にレビューしておこう。
グラスに注いだ液色は、淡い褐色で、少し濁りあり。
泡はベージュ色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ざらめのような穏やかなロースト香があり、名前の通りマイルドな印象。
そこに、やや鋭い柑橘香のような香りが加わる。
味は香りの印象どおり、マイルド。ふわっと甘い口当たり。適度にロースティな味わい。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、糖類。醸造元:オリオンビール(株)。販売元:アサヒビール(株)。
香ばしい風味とやさしい甘味が特長の「イングリッシュスタイル・マイルドエール」
を沖縄の気候風土にあわせてアレンジして仕込みました。
肉料理に合う"イングリッシュスタイル・マイルドエール"
英国産麦芽「マリスオッター」を使用した香ばしい風味とさらりとした後味の濃色ビールです。
特に肉料理との相性抜群の味わいです。
本家オリオン商品と缶デザインはほぼ同じだが、缶左肩の「沖縄醸造」の文字と、
右下の「Asahi」の表記があるのが相違点である。
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ビール
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2017年4月22日[1]
No.5995: トリスハイボール缶 コーラハイ <限定> / サントリー
とりすはいぼーるかん こーらはい <げんてい> / さんとりー
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トリスハイボール缶の期間限定「コーラハイ」。発売日は、4月18日。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、少し薄めのコーラ色。グラスの向こう側が透けて見える。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘いコーラキャンディのよう。アルコール臭は強くないが、ほんのりウイスキーの香りがする。
味は香りの印象どおり甘味が強く、しっかりとコーラ味。
弱いながらも、ウイスキー味がちゃんとする。
アルコール分6%。原材料名:ウイスキー、レモン浸漬酒、糖類、カラメル色素、香料、酸味料。
中身は、昨年の製品 と同じもののようである。缶デザインは、若干変わっているが。
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チューハイ・カクテル等
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2017年4月22日[2]
No.5996: 多摩の恵 ボトルコンディションビール / 石川酒造
たまのめぐみ ぼとるこんでぃしょんびーる / いしかわしゅぞう
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東京都福生市にある清酒メーカー石川酒造によるクラフトビール「多摩の恵 ボトルコンディションビール」。
以前から当サイトにご協力頂いている、関東在住S氏から寄贈されたもの。
私の住む関西では手に入らない貴重なものなので、じっくりと味わいたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いブラウン。あるいは深いオレンジ色。
濁りは酵母が残存しているため。泡はベージュ色できめ細かく、よく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ふっくらと甘く、モルトの凝縮感を感じるだけでなく、軽快で爽やかな柑橘様のホップ香が立つ。
深みと軽やかさの共演。
口に含むと、最初果実のような甘酸っぱさを感じるが、その後、強い苦味がグッと押してくる。
ジューシーさと黒糖のような甘味が絶妙なバランスを保ち、深い余韻につながる。
飲み込んだ後には、やや粗暴な渋みが残る。
キャラクター的には、ヤッホーブルーイングの人気商品 よなよなエール に似ていて、
ビアスタイルとしてはペールエールに分類されるのだろうが、一筋縄ではいかない複雑さがある。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。製造者:石川酒造(株)、東京都福生市熊川1番地。
シャンパンと同様に瓶内二次醗酵を行ったビールです。二次醗酵により長期熟成が可能となり、瓶詰後、
数ヶ月はホップのきいた爽やかさが、その後は徐々に香味に複雑性が増し、熟した果実の様な味わいが楽しめます。
wine好きにとって、瓶内二次醗酵の文字は魅惑的である。
瓶内に酵母が残存していて出荷後も熟成が進むことが期待されるものだが、
そうすると、いったいいつ飲むべきか、とても迷う。
若いうちに飲めば、フレッシュ感を楽しめる一方で、熟成が進んだ後の複雑さを知ることができない。
熟成させてから飲むと、反対に当初のフレッシュ感を体験できない。
戴いたボトルは製造年月が2016年11月となっていることから、もう既に適度に熟成が進んでいるのだろうと予想して開けたが、
まだかなり若さが残っていた。いや、ボトリング当初はもっと華やかな味だったのかもしれない。
5か月でここまでバランスが良くなかったのかもしれない。とすると、今の状態を人間で言うと二十歳台前半くらいなのかな?
だから適度なジューシー感が楽しめたのかな?などと、ビールを口に含みながら、様々な思いが駆け巡る。
栓を抜いてから小一時間、そんなことを考えながら、豊かな時間が過ごせた。
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ビール
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2017年4月23日[1]
No.5997: 47都道府県の一番搾り 神戸づくり <神戸工場限定醸造> / キリン
47とどうふけんのいちばんしぼり こうべづくり <こうべこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
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今年も「47都道府県の一番搾り」プロジェクトが始まった。
既に4月4日に第1陣として、9県(長野、新潟、山梨、三重、岐阜、静岡、長崎、佐賀、大分)
が登場しているのだが、基本的に各県内が販売エリアとなっているため、そこに行かなければ入手できない。
当サイトでは、ご協力者からの寄贈により 新潟に乾杯 のみ取り上げることができたが、
その他は未掲載。
そんな中、第2陣として4月25日にキリンビールの工場所在県9種(北海道、宮城、茨城、神奈川、愛知、滋賀、兵庫、
岡山、福岡)が登場。これらの販売エリアは各県内に留まらず、周辺県にまで流通するため、
私の住む関西一円では、兵庫県の「神戸づくり」が売られる。
発売2日前ではあるが、入手したので早速レビューしたい。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。
泡は純白できめ細かいが、サワサワという音を立て、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、清々しくやや甘いホップ香が立つが、ベースに穀物っぽさがある。副原料によるものであろう。
味は香りの印象どおり透明感があり、すっきりした口当たりだが、
軽やかな苦味や渋みがアクセントとなって、引き締める。ボディの厚みがなく、悪く言うと薄い感じだが、
ただ軽いだけのビールではなく、飲み込んだ後にはしっかりと麦芽のうまみを感じる。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
缶裏には、次のような説明文がある。
神戸らしい、香り華やぐ上品な一杯。
地元のことを、兵庫の皆さまと語り合って生まれた一杯です。兵庫県産山田錦の、すっきりとしたうまみと、
フルーティで華やかな香りを、一番搾り製法でていねいに引き出した上品な味わい。
新しいものを上手に取り入れる神戸の人に楽しんでほしい、特別な一番搾りです。
神戸工場醸造長 萱場英樹
パッケージのイメージカラーは、神戸港の海をイメージした青。
昨年の製品同様、地元が誇る酒造好適米である山田錦を今年も使っている。
そのため、繊細ですっきりした味わいに仕上がっている。
なお、同じ4月25日に「甲信越・東海・北部九州詰め合わせセット」が全国発売される。既に入手しているので、
明日以降、順次取り上げる予定。
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ビール
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2017年4月23日[2]
No.5998: 多摩の恵 明治復刻地ビール / 石川酒造
たまのめぐみ めいじふっこくじびーる / いしかわしゅぞう
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東京都福生市にある清酒メーカー石川酒造によるクラフトビール「多摩の恵 明治復刻地ビール」。
昨日飲んだ ボトルコンディションビール と一緒に、当サイトのご協力者・関東在住S氏から寄贈されたもの。
グラスに注いだ液色は、アンバー(琥珀)とブロンド(黄金色)の中間的な色。
泡はベージュ色で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ややロースティなニュアンスをまとい、ふっくらフルーティで甘い。モルトの凝縮感がしっかりと感じられる。
味は苦味のアタックが非常に強く、香りに感じた甘さは引っ込んでおり、軽い酸を感じる。
大人しいけれどもじんわりと深く、ロースティな余韻が長く残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。製造者:石川酒造(株)、東京都福生市熊川1番地。
明治時代、日本に地ビールがブームが起こり、各地にビールメーカーが生まれました。
その数は、150社とも200社とも言われています。石川酒造も「JAPAN BEER」の名でビールを醸造していました(明治20年)。
ここに、当時石川酒造が使用していたラベルを復刻し、明治時代主流であったエールビールを瓶詰し、明治復刻地ビールとしました。
ビアスタイルは、昨日飲んだ ボトルコンディションビール と同じペールエールと推測されるが、
こちらは酵母が残存していないので、澄んでいる。
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ビール
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2017年4月24日[1]
No.5999: 47都道府県の一番搾り 長崎に乾杯 (福岡工場製造)/ キリン
47とどうふけんのいちばんしぼり ながさきにかんぱい (ふくおかこうじょうせいぞう)/ きりん
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2015年に始まった一番搾りの地元うまれシリーズ。
初年度はキリンビールの9工場から9種のビールを5月(第1弾)と12月(第2弾)に発売。
各工場の通常の出荷エリアでの販売であったが、当サイトではご協力者のお陰で、2回とも全種を制覇することができた。
2016年は 47都道府県の一番搾り と銘打ち、47種が登場。工場名を付けた9種以外の38種は各県内のみでの販売であったが、
こちらも多くの方のご協力により、41種を集めることができた(入手できなかったのは山形、鳥取、佐賀、長崎、大分、鹿児島)。
そして2017年版 47都道府県の一番搾り プロジェクトがついに始動。
今年はなんと全国どこにいても全種が入手できるように、詰め合わせセットが5回に分けて発売される。
まず4月25日に「甲信越・東海・北部九州セット」が全国発売。今日はその中から「長崎に乾杯」を飲む。
先日、先行して掲載した 新潟に乾杯 に次ぐ2本目である。
グラスに注いだ液色は、やや赤みの差す深い黄金色。泡は微かに黄色っぽく、きめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちも良い。
香りは、爽やかさよりも甘さが強く、落ち着いているが深い旨みを想像させる。
口当たりはふわっとした甘さと、それを引き締める渋みが同時に感じられる。
最初のインパクトよりも、その後の伸びというか、苦味やコクがじわじわ広がってきて、
とても充実感がある。だから後キレはあまりよくない。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
長崎の和華蘭料理に合う、香りとうまみのバランス。
地元のことを、長崎の皆さまと語り合って生まれた味わいです。
九州産麦芽をふんだんに使い、一番搾り製法で、おだやかな香りと、たっぷりのうまみを引き出しました。
長崎が育んできた豊かな食と合う、美しい夕日の色をイメージした、きれいな一番搾りです。
長崎支社長 江田雄太
和華蘭料理(わからんりょうり)とは、日本・中国・オランダ(を初めとする西洋)の文化が
ミックスされた、長崎独自の食文化を表すことば
(→ 参考:長崎市ウェブ・サイト)。
多彩な味が集結した独自の食に負けない、味わい深いビールに仕上がっている。
パッケージのイメージカラーは、長崎の夕日をイメージしたオレンジ。缶裏にはグラバー園のイラストがある。
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ビール
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2017年4月24日[2]
No.6000: はたちからの みっくちゅじゅーちゅ メロンさわー / サンガリア
はたちからの みっくちゅじゅーちゅ めろんさわー / さんがりあ
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当コーナー通算6,000本目である。350ml×6000本とすると、2,100リットルにもなり、
それだけの量の液体が一人の人間の体を通り過ぎていったことになる。
2,100リットルは、水の重さにすると2.1トン。そう考えると、恐ろしい。
記念すべき6,000本目に何を飲むか。しかし、もう今さら特別感のある商品など思いつかない。
ということで、たまたま選んだのがこれ。
サンガリア社のサイトで4月3日付で新発売とされている「みっくちゅじゅーちゅ メロンさわー」だ。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるパステルグリーン。注いでいる時泡が立ち、しばらく残存。
香りは、クリームソーダのようにたっぷりと甘く、メロンとクリームが混ざったよう。
だが、メロン以外のフルーツのお陰で、かなり多彩な匂いがする。少し酸が立った感じがあるのは、
おそらくオレンジやパインだろう。
味はやはり甘さが極めて強い。香りの印象ほど酸は目立たず、ややぼやけた味。
クリームソーダのやさしさというか、だらっとした甘味が特徴。
アルコール分3%。果汁1%。原材料名:果汁(メロン、オレンジ、りんご、パインアップル、もも、バナナ)、
ウォッカ、乳製品、糖類/炭酸、香料、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、クチナシ色素、ビタミンB2。
みっくちゅじゅーちゅさわー の派生商品としては、いちごさわー、
まんごーさわー、はちみつりんごさわー に次ぐ4種め。
べたっとした甘さなので、みっくちゅじゅーちゅらしさが少し削がれている感じもする。
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チューハイ・カクテル等
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