2005年12月6日
No.641: ベストテイストチューハイ 巨峰 / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
べすとていすとちゅーはい きょほう / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおか ぷらいべーとぶらんど)
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SAKE市場マルシェという酒販店を運営する大阪の会社(株)徳岡
がPB商品として開発した缶チューハイ。5種のうち、グレフル、うめに引き続き、3種目は、巨峰。
色は淡い紫というか、青みがかった濃いピンクというか。巨峰にしては薄い感じ。
香りは軽やか。ファンタグレープに似ている。
味は甘味が強くなく、ピリッとした炭酸と相まって、爽やかな飲み口。
ぶどうの渋みが引っかかる感じがある。
果汁1.8%。アルコール分5%。原材料:巨峰果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素。
製造者は広島県の三幸食品工業(株)。販売者は徳岡(株)の関連会社であるセント・ミハエル ワイン アンド スピリッツ(株)。
価格は1本税込79円。こちらもこの価格にしては驚くほどちゃんとした内容。
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チューハイ |
2005年12月7日
No.642: 氷結 早摘みレモン / キリン
ひょうけつ はやづみれもん / きりん
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本日発売、氷結の新フレーバー。
色はほとんど無色だが、光にかざしてみると、ほんのりレモン色というか、微かに濁った感じがある。
グラスに注いでいるときからフレッシュな香りが広がってくるが、グラスに鼻を近づけると、
キュンっとくるような青い、若い、切ないレモン香。たぶん、このチューハイの魅力の大部分は、
この香りだけで語り尽くせてしまいそうな感じだ。
味のほうも、濁りのない、迷いのないグリーンな柑橘フレーバーで、若々しく瑞々しい。
甘味は必要最小限に抑え込まれているから、味わいにコクのようなものはない。
ピリッとした炭酸と、キュッとしたレモンと、ふんわりアルコール感の三重奏。
果汁4.0%。アルコール分4%。原材料:レモン果汁、ウォッカ、糖類、酸味料、香料。糖質50%オフ。
「早摘みレモンの氷結果汁を主に使用。甘さひかえめの爽やかなおいしさ」との説明あり。
Semi Sweetの文字も。
製造者:キリンディスティラリー株式会社、販売者:麒麟麦酒株式会社。
これまでの氷結とはかなり異なるスタイル。甘さひかえめ・糖質オフ、というアプローチは、
サントリー・カロリに似ているし(カロリと違うのは、人工甘味料ではなく、ちゃんと糖類を使っている)
、早摘みというネーミングは、サントリー・−196℃の初ブドウ、初リンゴ
などを彷彿とさせる。猛追するライバルを、これで叩き落としたいという意志の現れか。
これだけ新しいアプローチをしているのに、氷結という名前を使っていることに違和感がなくもないが、
それだけ「氷結」という名は強大なブランドになったということだろうか。
いずれにせよ、「勝ち逃げ」の切り札として、十分な実力を備えたゴールデン・ルーキーだ。あっぱれ。
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チューハイ |
2005年12月8日
No.643: ベストテイストチューハイ レモン / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
べすとていすとちゅーはい れもん / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおか ぷらいべーとぶらんど)
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SAKE市場マルシェという酒販店を運営する大阪の会社(株)徳岡
がPB商品として開発した缶チューハイ。5種のうち、これまでグレフル、うめ、
巨峰と紹介し、これが4種目。
色はかすかに白濁。香りはやや金属的でシンプルなレモン香。特に強調されすぎていないところが好印象。
味もとてもシンプル。キリッとした酸。適度な甘味。口中に変な風味を残さないクリアな味わい。
変に飾り立てたところがない。
果汁1.0%。アルコール分7%。原材料:レモン果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
製造者は広島県の三幸食品工業(株)。販売者は徳岡(株)の関連会社であるセント・ミハエル ワイン アンド スピリッツ(株)。
価格は1本税込79円。こんなにしっかりしたチューハイが、この値段なのはうれしい。
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チューハイ |
2005年12月9日
No.644: ベストテイストチューハイ レモン&ライム / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
べすとていすとちゅーはい れもん あんど らいむ / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおか ぷらいべーとぶらんど)
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SAKE市場マルシェという酒販店を運営する大阪の会社(株)徳岡
がPB商品として開発した缶チューハイ。これまでグレフル、うめ、
巨峰、レモンと紹介し、これが最後。
色は一点の濁りもない無色透明。ライムのグリーンな香りが際立って、とてもシャープな印象。
この香り、何かに似ていると思ったのだが、考えてみれば、食器洗い用洗剤にありがちな香りだ。
味も直球勝負。キリッとしたライムフレーバーが心地よく、チューハイというよりも、
喉の渇きをいやす清涼飲料水といった感じだ。もう少しライムの風味が弱ければ、スプライト(コカコーラ社の清涼飲料)
にとても近くなる。後味も、微かにライムっぽさを残すのみで、スキッと消えてゆく。ライムだけでなく、レモンも使っていることで、
コクのある酸味を表現できている。
果汁2.0%。アルコール分7%。原材料:レモン果汁、ライム果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
製造者は広島県の三幸食品工業(株)。販売者は徳岡(株)の関連会社であるセント・ミハエル ワイン アンド スピリッツ(株)。
価格は1本税込79円。地味ではあるけれども、誰も気づかなかったアプローチをしているという点で、
大きな存在意義のあるチューハイだと思う。
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チューハイ |
2005年12月10日
No.645: 旬果搾り WINTER SELECTION ブラッドオレンジ <冬限定> / アサヒ
しゅんかしぼり ういんたーせれくしょん ぶらっどおれんじ <ふゆげんてい> / あさひ
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いつも発売日に入手できるかどうかは時の運。今回の旬果搾りの新作(冬限定第2弾)は、7日の発売なのだが、
例によって発売前夜から色んなお店を探し歩いても、これまで出会えなかった。今日、
ようやく近所のスーパーに入荷しているのを見つけて、買ってきた。
色はトマトジュースを塩水で5倍くらいに希釈したような色合い。赤とオレンジの中間で、濁りがある。
香りは結構酸っぱそうで、ルビーグレープフルーツと言われてもそうかと思う。背後にアルコール感がしっかりある。
味は甘味が強く、ジューシーな飲み口。さすが旬果搾りという感じだ。
しかし、炭酸がきいているので、甘ったるい感じではない。軽やかに、すいすい飲める。
果汁10%。アルコール分4%。原材料:アルコール、オレンジスピリッツ、ブラッドオレンジ果汁、糖類、酸味料、香料、野菜色素。
シシリー島産ブラッドオレンジ果汁使用。
すっきり感を強調するスタイルのチューハイが多い中、少々甘くても果汁感を大切にするというスタンス
に落ち着いた旬果搾りは、それなりの存在意義があると思う。氷結vs−196℃の戦いの陰で、
しっかりと異彩を放ち続けて欲しい製品だ。今回の新作も、その路線をしっかり踏襲している。
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チューハイ |
2005年12月11日
No.646: 果実きわだつチューハイ マスカット / 宝酒造
かじつきわだつちゅーはい ますかっと / たからしゅぞう
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やっと手に入りました。
11月24日が発売日で、もちろんその前日から私の行動範囲内にあるスーパーやコンビニを探し回った。
しかし、どこにも見あたらない。そのうち入るだろうと思い、それからも事あるごとに色んな店を覗いたが、
みつからなかった。なんでどこも仕入れないんだろう? 本当にこんな製品出ているのか? とすら思った。
そして今日、家から少し遠いスーパーの店頭で、やっと出会うことができた。
色は無色透明。香りは素直に甘いマスカット香。
味は香りの印象よりもかなりシャープ。ピリッと、キリッとしている。かなり酢酸っぽさを感じ、
「果実酢」を実感。この酸っぱさは、好みが分かれるかも。
果汁5%。アルコール分5%。白ぶどう酢入り。
原材料:マスカット果汁、ぶどう酢、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
なぜ仕入れない店が多いのかは不明だが、結構ファンがつきそうな商品だと思う。
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チューハイ |
2005年12月12日
No.647: Cocktail Bar Frozen モカグラニータ (コーヒー+ウイスキー)/ サントリー
かくてるばー・ふろーずん もかぐらにーた (こーひー+ういすきー)/ さんとりー
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[当サイトの連続更新記録が、本日で555日めとなりました。ご愛顧ありがとうございます]
寒い冬の夜、暖かい部屋の中で、無性にアイスクリームが食べたくなることって、ありませんか?
特に甘味のしっかりした、こってりしたタイプのものを。そんな時、単なるアイスではなく、
こういったアルコール入りのものを味わうのも、大人の楽しみじゃないだろうか。
12月6日発売(全国のセブンイレブンで先行発売)。
サントリー・カクテルバー・フローズンの新ラインナップは、寒い季節を待っていたかのような製品だ。
パウチに口を近づけると、しっかりとしたコーヒーフレーバーが香る。
口に入れると適度にシャリシャリした感じとともに、深みのある甘味が広がる。
まさにコーヒーアイスを食べている感覚。
ウイスキーを使っているらしいが、あまりアルコール感を感じない。スルッと飲み込んだ後に、微かにわかる程度だ。
この味、どこかで味わったことがあると思って考えてみたら、
スターバックスのコーヒーフラペチーノに似ている。そうか、この類の味って、夏よりも冬に味わう方が、
じっくり深みを感じられるのだな、と気づく。
アルコール分4%。エチオピア産モカコーヒー4.2%使用。原材料:コーヒー、ウオツカ、ウイスキー、乳製品、植物油脂、卵黄、ココアパウダー、
糖類、香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類、セルロース)、原材料の一部に大豆を含む。
製造者:株式会社ロッテ。発売元:サントリー株式会社。
「香り高くコクのあるエチオピア産モカコーヒーと芳醇でまろやかなウイスキーを組み合わせた大人の味わいの
フローズンカクテルです(ウイスキー3.0%使用)」との説明文あり。
いわゆる酒飲みには選ばれない商品かもしれないが、お酒も甘いものも両方好き!という人には、
おすすめする。真冬の夜、熱いお風呂から上がった後、お気に入りのDVDなんか見ながら、
というシチュエーションにぴったり。
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チューハイ・カクテル等 |
2005年12月13日
No.648: トップバリュ チューハイ カロリー1/2 レモン / メルシャン(イオングループP.B.)
とっぷばりゅ ちゅーはい かろりー2ぶんの1 れもん / めるしゃん(いおんぐるーぷ ぷらいべーとぶらんど)
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イオングループのP.B.である"topvalu"ブランドのチューハイ。以前に通常製品を紹介したが、
今日はカロリー1/2を紹介することにしよう。
色はやや白濁していてレモンらしい。ところが香りがレモンなのか何なのかよくわからない。
確かに柑橘香ではあるものの、グレープフルーツに似ている。つまり、通常のレモン香より
酸っぱそうではなく、その代わりにかなり苦そう。
飲んでみても、やっぱりレモンらしさは薄い。酸味も甘味も削られた感じ。
人工甘味料の薄ら甘さが気になる点は、サントリーカロリに似ている。
アルコール分4%。果汁3.6%。原材料:醸造用アルコール、レモン果汁、糖類(果糖ぶどう糖液糖)、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。製造者:メルシャン株式会社。販売者:イオン株式会社。
カロリー半分、味わいも半分ってとこだろうか。
健康のためにカロリー1/2に変えました。だから今日は奮発して2本飲んじゃいましょう・・
って、おい!それじゃあ一緒だよ。味噌汁の塩分が濃くて体に悪いからお湯で薄めて、結局全部飲んじゃった
ってのと同じですから。
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チューハイ |
2005年12月14日
No.649: トップバリュ チューハイ カロリー1/2 グレープフルーツ / メルシャン(イオングループP.B.)
とっぷばりゅ ちゅーはい かろりー2ぶんの1 ぐれーぷふるーつ / めるしゃん(いおんぐるーぷ ぷらいべーとぶらんど)
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イオングループのP.B.である"topvalu"ブランドのチューハイ。昨日レモンを紹介したカロリー1/2だが、
今日はグレープフルーツ。
色はやや白濁している。香りは確かにグレフルだが、軽やかな印象。ロッテガム・グレープフルーツみたいだ。
口当たりもすっきり軽やか。甘味は適度に抑え込まれている。苦味も適度。炭酸のピリピリ感と相まって、
シャープな飲み応え。人工甘味料の不自然な甘さは、レモンほど気にならない。
アルコール分4%。果汁3.5%。原材料:醸造用アルコール、グレープフルーツ果汁、糖類(果糖ぶどう糖液糖)、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。製造者:メルシャン株式会社。販売者:イオン株式会社。
なんだか味わいがないなあと感じたレモンに比べれば、こちらのほうが自然な感じで好感が持てる。
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チューハイ |
2005年12月15日
No.650: サッポロクラシック / サッポロ
さっぽろくらしっく / さっぽろ
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新製品のない今、間隙をぬって原点回帰といきましょう。
このビール、もうかなり歴史があり、私自身も今まで当然飲んだことはある。だが、
基本的に北海道限定ということで、本州では普段簡単に入手できるものではない。
今回たまたま見つけ、当サイトにまだ取り上げていなかったので、改めて紹介する次第。
北海道の皆さん、「何を今ごろ」と笑わないでくださいね。
まず外観は淡い黄金色で、特に濃い印象はない。泡には力がある。
香りは華やかなタイプではなく、ひっそりとホップが香る。ヱビスに近いか?
味は苦味がしっかりとしながらも、それほどぐいぐい押してくるタイプではない。
じんわり麦の甘味を感じ、ほっと落ち着くような味わい。
ことさら何かを強調するわけでもないので、うっかりするとすいすい飲んでしまうが、
じっくり味わえば、何とも言えない滋味が楽しめる。毎日の晩酌にももちろんだが、
冬の夜更け、ゆったりした気分で自分一人だけのために愉しむとっておきの1本。そんなビールだ。
アルコール分約5%。原材料:麦芽、ホップ。
缶には、「ホッホクルツ製法でうまい。」とあり、「高温短時間仕込により麦芽本来の旨味を生かしたドイツ古来の醸造法です」
と説明している。
酒の百科事典を標榜する当サイトとしては、これからもこういった未掲載の定番品を含め、
入手できる限り、様々なビール、発泡酒、チューハイ類を取り上げてゆきたい。
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ビール |
2005年12月16日
No.651: つややかチューハイ レモン / 宝酒造(やまや共同開発)
つややかちゅーはい れもん / たからしゅぞう(やまやきょうどうかいはつ)
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酒販店やまやと宝酒造の共同開発によるオリジナルチューハイ。「やまや」
といえば、関東以北のワイン愛好家には有名なようで、
当サイトとお付き合いくださっているいくつかの個人サイトでも、しばしば登場する名前である。
私の在住する関西では数えるほどしか出店していないのだが、先日、やまやOCAT店(大阪ミナミ)を初めて訪ね、
そこでこれをみつけてきた。以前から出ている商品のようだが。
色は無色透明。香りはすっきりとジューシーなレモン香。あまり派手さはない。
口に含むと炭酸がピリピリと強く、すっきりしたレモンフレーバーが心地よい。
直球勝負なのに押しは強くなく、スッと切れの良い味。缶にもそのようなことが書かれているが、
これなら食事と一緒に飲んでも邪魔をしないだろう。
果汁1.4%。アルコール分6%。原材料:レモン果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料、ビタミンC。
「すっきりと爽快なレモンの風味が特徴です。料理との相性も良く、気軽にたっぷりと楽しめるチューハイです。」との説明あり。
1本税込88円。とってもお得感がある。
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チューハイ |
2005年12月17日
No.652: つややかチューハイ 巨峰 / 宝酒造(やまや共同開発)
つややかちゅーはい きょほう / たからしゅぞう(やまやきょうどうかいはつ)
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酒販店やまやと宝酒造の共同開発によるオリジナルチューハイ。
昨日のレモンに引き続き、今度は巨峰。
色はピンクにも近い、淡いパープル。この色のイメージに反して、
香りは結構強い。かなり甘そうで、しっかりとしたぶどうの香り。巨峰味のグミキャンディみたいな感じ。
味はすっきりしているのかと思いきや、やっぱり結構甘い。でも、変な甘味ではなく、
巨峰らしさを十分出すためには、これだけ必要だったというような、必然性を感じさせる甘さだ。
口に含んでいる間はずっと甘いフレーバーが漂うが、炭酸が強いのと、ぶどうのタンニン分のおかげで、
後味はくどくない。
果汁1.5%。アルコール分6%。原材料:ぶどう果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
「厳選した国内産巨峰果汁を使用。上品な甘さをいかした、すっきり、さわやかな味わいのチューハイです。」との説明あり。
こちらも税込88円にしては、充実感がある。
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チューハイ |
2005年12月18日
No.653: つややかチューハイ ウメ / 宝酒造(やまや共同開発)
つややかちゅーはい うめ / たからしゅぞう(やまやきょうどうかいはつ)
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酒販店やまやと宝酒造の共同開発によるオリジナルチューハイ。
レモン、巨峰に引き続き、今度はウメ。
色は美しいシャンパンゴールド。
香りはしっかり梅酒。コクと甘味の強そうな香りだ。
味は香りの印象ほど甘くはない。このシリーズに共通の強めの炭酸がシャープな口当たりをつくる。
甘味は抑えられ、その代わりに酸が結構強い。梅酒フレーバーでこんなに酸っぱいのも珍しいだろう。
梅酒使用。アルコール分6%。原材料:梅酒、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
「ウメならではの、ふくらみのある香りと味わい。すっきり、さわやかな甘さが楽しめるチューハイです。」との説明あり。
梅味チューハイには、この製品のように梅酒を使っているものと、そうでないものとの2種類があるが、
梅酒使用でありながらここまでシャープに仕上げているものは多くない。
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チューハイ |
2005年12月19日
No.654: オーガニックビール 信州燦燦 SUN SUN / ヤッホー・ブルーイング
おーがにっくびーる しんしゅうさんさん / やっほー・ぶるーいんぐ
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軽井沢の地ビール。よなよなエールでおなじみヤッホー・ブルーイングが造る有機栽培麦酒。
色は透明感のあるブロンド。泡は純白だが、勢いはあまりない。
香りに華やかさは乏しく、おとなしい印象。
味も極めてクリアで、スッキリした飲み口。苦味はそこそこあるのだが、雑味がないので、
すいすい飲める。
アルコール分約4.5%。原材料:オーガニック麦芽、ホップ。
「モルトはOCIA認定の有機栽培麦芽、ホップはBioland認定の有機栽培ホップを100%使用しています。
浅間山麓の醸造所は2002年5月にアファス認証センターにより有機農産物加工酒製造業者としての認定を受けました」
製造者:株式会社ヤッホー・ブルーイング
(長野県軽井沢町長倉2148 / TEL:0267-66-1211)。
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ビール |
2005年12月20日
No.655: エチゴビール ビアブロンド / エチゴビール
えちごびーる びあぶろんど / えちごびーる
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新潟の地ビール。以前にピルスナー、こしひかり越後ビール
を取り上げたので、これが3種目の紹介となる。
色は名前のとおり、透明感のあるブロンド。泡は純白だが、勢いはあまりない。
香りは軽やかだが、あまり爽やかさはない。おとなしいモルト香が中心。
味も極めてクリア。苦味も弱く、スッキリした飲み口。
アルコール分約5%。原材料:麦芽、ホップ。
「ビアブロンドは、ゴールデンエールタイプ(北米発祥)のビールです。アロマホップの香りとエール酵母のフルーティな味わいとが
調和した、口あたりの爽快なビールです。」との説明あり。
製造者:エチゴビール株式会社
(新潟県西蒲原郡巻町松山新田2)。
説明文を見るまでエールだとは思わなかった。正直言って、フルーティさはあまり感じなかった。
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ビール |
2005年12月21日
No.656: ジンロカン JINRO CAN レモン / 眞露ジャパン
じんろかん れもん / じんろじゃぱん
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コンビニの片隅でひっそりとこんなものが売られていた。
日本では、韓国焼酎といえば眞露というくらいに有名なブランド。その缶入りチューハイだ。
外観はほとんど透明だが、かすかに白濁。香りは、内にこもったようなおとなしいレモン香。これぞ元祖チューハイというような、
深みがあって奥ゆかしい香りだ。
炭酸が強く、口に含むとまずビリビリとする。レモンの酸もキリッとしていて、シャープな飲み口。
アルコール感も強く、ほんのりと甘い。
アルコール分7%。リキュール類(炭酸ガス含有)、香料、酸味料。販売者:明利酒類株式会社。総販売元:眞露ジャパン株式会社。
こんなにクラシカルで素朴なチューハイは最近少ない。そういう原点を見せてもらった感じがする。
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チューハイ |
2005年12月22日
No.657: 白泡楽園 Red Label (韓国産第3のビール)
はっぽうらくえん れっどらべる
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「やまや」の扱っている第3のビールで、Y's Selectionという表記がある。先日やまやに行ったときにも当然売られていたが、
私が買ったのはジャスコである。イオングループにも卸しているということだ。
グラスに注ぐと、写真のとおり泡が盛り上がるが、比較的早く減衰する。
香りは清々しく、臭みはほとんどない(但し、泡が切れた後に嗅ぐと、かなり薬品っぽいアルコール臭を感じる)。
口当たりはキリッとしており、爽やか。弱いが、麦の旨味も感じられる。後に変な甘味などは残らず、
後キレも良い。なかなか優秀じゃないかと思って原材料を見たら、ビールと焼酎が使われている。
アルコール分4.7%。リキュール類。原材料:ビール、焼酎(米、麦)。原産国:韓国。
輸入者:株式会社やまや。「スカッと爽やか 天然水仕込み」「韓国・洪川100%天然水」の表記あり。
ビールと焼酎のブレンドといえば、以前、サントリーに麦風という商品があった。
あちらはもう少し焼酎臭いというか、最後に甘味があったのだが、これはほとんど甘味を感じない。
その点でかなり優秀である。しかも値段は税込たったの98円。味を求めず、手軽に爽やかさを求めるのなら、
かなりお買得である。
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第3のビール |
2005年12月23日
No.658: 自然志向 (韓国産ビール)
しぜんしこう
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(株)徳岡の展開する「SAKE市場グランマルシェ」というお店で入手したビール。
韓国産である。
グラスに注ぐと、写真のとおり泡が盛り上がり、ある程度持続する。
ホップの香りは軽やかで清々しい。
口当たりはシャープで、軽いニュアンスだが、麦の甘味が感じられる。予想以上にしっかりしている。
苦味は適度。後キレも良い。全体的にドライな仕上がり。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽、ホップ。原産国:韓国。
輸入者:セントミハエル ワイン アンド スピリッツ(株)。
パッケージデザインがちょっとキリンっぽいので、胡散臭い感じもなくはないが、
なんと税込129円でこの内容である。何も文句はない。
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ビール |
2005年12月24日
No.659: 芳醇物語 ドイツ職人仕立 (ドイツ産ビール)
ほうじゅんものがたり どいつしょくにんじたて
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(株)徳岡の展開する「SAKE市場グランマルシェ」というお店で入手したビール。
昨日は韓国産だったが、こちらは本家ドイツ産である。
グラスに注ぐと、写真のとおり泡が盛り上がり、かなり長く持続する。
清々しくふくよかにアロマホップが香る。
口に含むと、ずしっと苦味がくる。とても凝縮感のある味わい。それとともに、ミルキーなフレーバーが香る。
芳醇という名にふさわしい飲み応え。
アルコール分4.9%。原材料:麦芽、ホップ。原産国:ドイツ。
輸入者:セントミハエル ワイン アンド スピリッツ(株)。
缶には、EKU PILS PREMIUM BEERとある。EKUってのが造り手なのだろうか?と思いきや、
そのすぐ下にはKULMBACHER BRAUTRADITIONとも書かれている。サイトを調べてみたところ、
クルンバッハ醸造所というのが、造り手のようである。
(株)徳岡がそこに造らせ、輸入している(上記輸入者は徳岡の関連会社)ということだ。
入手価格は、驚きの税込\149。へたをすれば国産のプレミアム発泡酒よりも安いのに、
内容はとてもしっかりしたビール。ちょっとした掘り出し物である。
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ビール |
2005年12月25日
No.660: HOLSTEN PREMIUM
ほるすてん ぷれみあむ
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久しぶりに、ドイツのビールを開けよう。
まず外観だが、正直言って、これがドイツビールか?と一瞬疑ってしまう。
泡はそれほど力がなく、液色は淡いブロンド。かなり軽そうな感じだ。
しかし、香りにはしっかり感がある。じんわりと深みがあり、ほのかに甘い香り。
味わいも軽めではあるが、芯はしっかりつまっている感じ。麦芽100%でありながら、
軽やかさを追究しました、といった仕上がり。日本のビールですよと言われたら、信じてしまいそうだ。
そのくらい、日本人にはおなじみのスタイルだ。
アルコール分約5.0%。原材料:麦芽、ホップ。原産国:ドイツ。
輸入者:(株)明治屋。
輸出仕様の缶ということで、BIER、BEER、BIERE、BIRRA、CERVEZA・・などと、各国の言葉が綴られている。
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ビール |