2024年1月30日
No.10481: ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> 春空エール <限定> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ <じゃぱにーずえーる> はるぞらえーる <げんてい> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> 香るエール の限定派生商品「春空エール」。
発売日は、1月30日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
写真は第一投を終えた直後で、泡が落ち着く前のもの。
香りは、通年品の香るエール譲りのもっちりとした甘さがたっぷり。
いや、通年品よりももっちり感は強いかもしれない。乳酸っぽいニュアンスが一層幅をつくっている。
商品名から、勝手に軽やかなものを想像していたので、少しイメージが違った。
味も通年品と同様かそれ以上に、まろやかな甘味があって、非常に密度の高い味わい。
苦味は穏やかで、滑らかで奥深いコクが特徴。重たすぎないところが、春らしい味わいかもしれない。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
清々しい香り、やわらかな口あたりのホワイトエールです。
「本製品は麦芽由来の成分が多いため、濁り、沈殿物が見られることがありますが、
品質には問題ありません。」という注意書きが缶にあるのだが、
こんなことを書いておかなければならないくらい、日本では濾過した濁りのない、
すっきりとしたビールが市場をいまだ席巻していることを物語っている。
もちろん、スーパードライであったり黒ラベルであったり、
大手各社の素晴らしい製品たちが日本の消費者に支持されているからこそであるが、
エールの素晴らしさを浸透させようとしているサントリーさんのこのような提案が、
多くの消費者の選択肢を広げてくれているという事実を指摘しておきたい。
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ビール
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2024年1月30日[2]
No.10482: 本搾りチューハイ ピンクグレープフルーツ / キリン
ほんしぼりちゅーはい ぴんくぐれーぷふるーつ / きりん
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キリン本搾りチューハイのパッケージが新しくなっている。
どこかにリニューアル告知があったように思うのだが、今探すと情報がみつからない。
でも、目の前にある缶には、はっきりと「NEWデザイン」と書いてあるから、デザインが変わったことは間違いない。
中身は変わっていないと思うが、通年品のうち「ピンクグレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いオレンジ色。
香りは、苦味と酸味がともに強そうで、フルーティ感があるものの、あまり強く香り立たない。
味は柔らかな苦味と甘味。適度なジューシー感。飲み込んだ後にも、酸味、苦味のほか、
ほんのりと甘味も残る。
果汁29%。アルコール分5%。香料・酸味料・糖類 無添加。
原材料名:グレープフルーツ(メキシコ、イスラエル)、ウォッカ/炭酸。
先日飲んだ普通の グレフルと比べ、少し甘味が強いように感じる。
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チューハイ・カクテル等
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2024年1月31日[1]
No.10483: サクラビール <限定醸造> / サッポロ
さくらびーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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1月30日に発売されたサッポロ「サクラビール」。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、ややオレンジがかった感じ。
泡はほぼ白色できめ細かく、勢いよく注ぐとよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、乾いた穀物を感じさせる落ち着いた香り。華やかさはなく、地味。
味はまずビシッと強い苦味が来る。しっかりと凝縮感あるモルトの旨味。
適度に香ばしく、キレも悪くない。飲み込んだ後には、しっかり苦味と、甘やかな余韻。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米。
缶裏に、次の説明文がある。
大正2年より九州初のビール工場※ で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしたビール。
「サクラビール」は大正から昭和初期にかけ愛された歴史あるビールです。
香ばしいコクとスッキリしたのどごしを両立させた、バランスの良い味わいをお楽しみください。
※1913年(大正2年)、北九州門司地区に竣工。その後サッポロビール(株)が継承し、
2000年まで九州工場としてビールの製造を続けました。現在は"門司赤煉瓦プレイス"としてビール文化や歴史を発信し続けています。
ラベルは1913年頃のラベルをモチーフにしたものです。
中身はもちろん、昨年から変わっていない。
浮ついたところがなく、落ち着いている。悪く言うと地味な、サッポロビールらしいビール。
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ビール
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2024年1月31日[2]
No.10484: NIPPON PREMIUM 静岡県産 緑茶割り / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ しずおかけんさんりょくちゃわり / ごうどうしゅせい
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GODO NIPPON PREMIUM シリーズの「静岡県産 緑茶割り」。
昨年(2023年)9月12日にリニューアル発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深緑色。
無炭酸なので、当然気泡はないが、お茶であるため、注いだ時に少し白い泡が立つ。
香りは、深みのある落ち着いた緑茶香だが、あまり強くは香らない。焼酎の香りが少しある。
味は緑茶の苦味がほとんどで、深みがある。甘味は付けられていないため、
非常にスッキリとした口あたりだが、焼酎のほのかな甘味を感じる。
渋味もそこそこあって、飲み込んだ後には軽い苦味と焼酎のほの甘さが残る。
アルコール分4%。抹茶入り。
原材料名:緑茶(静岡県産緑茶)、焼酎/ビタミンC。
美味しい緑茶が出来ました。
温暖な気候と適度な降雨に恵まれた静岡県は緑茶の名産地。美しい色と旨みが特長の「かぶせ茶」、
コクが特長の「深蒸し茶」を使用。豊かな緑茶の味わいをお楽しみください。
以前は 静岡県産緑茶ハイ という商品名だったが、リニューアルによって「緑茶割り」に変更された。
"ハイ"はチューハイの"ハイ"だから、即ちハイボールのこと。ということは、炭酸割りを意味するので、
炭酸を用いていない本品の名前にはふさわしくなかった。
長年使用していた商品名ではあるが、改めておかしさに気づいて変更したのだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2024年2月1日[1]
No.10485: 焼酎ハイボール 高知産直七割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる こうちさんなおしちわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「高知産直七割り」。
発売日は、1月30日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いレモン色。ややグリーンがかっているかな?
注いでいる時、炭酸が大きな音を立てて踊り、その後もグラスの中を大量の気泡が立ち昇っている。
香りは、落ち着いて苦味の強そうな柑橘香。あまり酸っぱそうではない。焼酎のアルコール臭が強く感じられる。
味は香りの印象通り極めてシャープだが、このシリーズにしてはジューシー感があって、少しだけ柔らかく感じる。
軽い酸味と苦味。アルコール感は強い。キレが良く、飲み込んだ後には、酸味と苦味が口に残る。
アルコール分7%。果汁0.3%。プリン体0。糖質0。甘味料0。
原材料名:焼酎(国内製造)、直七(田熊すだち)果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
缶裏には酒場のイラストと共に、次の説明文がある。
タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「直七」はすだちの仲間で高知県宿毛市が特産です。その希少さから「幻の柑橘」と呼ばれています。
すだちに比べてまろやかな酸味が特長の直七の味わいをこの時期だけの限定生産でお楽しみください。
昨年の製品 からもちろん中身は変わっていないようであった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年2月1日[2]
No.10486: パーフェクト サントリービール / サントリー
ぱーふぇくと さんとりーびーる / さんとりー
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セブンイレブン店頭に並んでいた パーフェクトサントリービール が見慣れない缶だったので、
購入した。
他店では見ないので、おそらく同店独自のパッケージではないかと推測される。
中身は通常品と思われるので、味については 既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類。
上質で深いコクが特長のダイヤモンド麦芽を一部使用し、贅沢に仕込みました。
缶裏に、次のような説明があるのも、通常缶との違いである。
麦芽のうまみを手間暇かけて引き出す「贅沢仕込」
糖質がゼロになるまでじっくり醗酵させる「贅沢醗酵」
缶表に大きく"新"の文字があるから新発売なんだと認識されるわけだが、
ずっとそのまま売っていると、いったいいつの新製品なのだかわからなくなる。
ひどい場合には、新たなリニューアルが行われる頃まで"新"の文字がついたままとなり、
どっちが本当に新しいのかわからないというケースだって出てくる。
もちろん、その店舗の回転が遅い(売れ行きが悪い)ことが主因と思われるが、
"新"を付けて売る期間の設定というのは、なかなか難しい問題である。
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ビール
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2024年2月2日[1]
No.10487: スーパードライ 春限定スペシャルパッケージ / アサヒ
すーぱーどらい はるげんていすぺしゃるぱっけーじ / あさひ
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アサヒスーパードライ「春限定スペシャルパッケージ」。
発売日は、1月30日。
中身は通常のアサヒスーパードライのため、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶全体がピンク色ベースとなっていて、この時季の特別な缶であることが一目で分かる。
当サイトの記録によると、この「春限定スペシャルパッケージ」が初めて登場したのは
2015年。今から9年前。つまり、今年で10年目ということになる。
さらに記録を遡ると、通常のスーパードライと同じシルバーベースの缶に桜をあしらったデザインのものは、
当サイトで 2010年から掲載している。
もっと前から存在していたのかもしれないが、少なくともこの15年くらい毎年発売されている。
その間、2020年から新型コロナの流行があり、花見などの自粛要請で、缶ビールの出番も相当減っていたはずだが、
今年(2024年)はもう制限なく花見が出来るはずなので、こういったビールが大活躍しそうである。
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ビール
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2023年2月2日[2]
No.10488: WIZ ウイスキーハイボール / カインズ
うぃず ういすきーはいぼーる / かいんず
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ホームセンター・カインズ(CAINZ)で売られている「WIZ ウイスキーハイボール」。
私の通常行動範囲内に同店がないこともあり、存在を知らなかったのだが、
当サイトのご協力者・森康哲さんから寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ビールにも近い濃いめの黄金色。
ウイスキーらしい琥珀とは、ちょっと違うような。細かな気泡が多量グラスの中に見える。
香りはしっかり強く、ウイスキーだ、と思う反面、これホントにウイスキーか?とも感じる不自然さ。
香料で強調された香りなのだろう。
味はほんのり甘く、アルコール感がしっかり。安物ハイボールによくあるゴムっぽい香味。
うまくつくられてはいるが、芳醇さは感じない。上っ面だけの味だと感じる。
飲み込んだ後にも、そのゴムっぽい味わいと、甘さが残る。
アルコール分7%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、スピリッツ、食塩、糖類/炭酸、香料、酸味料。
販売者:株式会社カインズ 〒367-0030埼玉県本庄市早稲田の杜1-2-1。
製造場:アシードブリュー株式会社宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
アルコール7%あって、それなりに飲みごたえもあるからP.B.品としてはこんなものだろうと思う一方で、
これがウイスキーソーダだと思われてしまうのはちょっと違うかな。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45324PRST#UK |
2024年2月3日[1]
No.10489: スーパードライ 生ジョッキ缶 春限定スペシャルパッケージ / アサヒ
すーぱーどらい なまじょっきかん はるげんていすぺしゃるぱっけーじ / あさひ
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昨日、アサヒスーパードライ 春限定スペシャルパッケージ を掲載したが、
こちらは同じドライでも生ジョッキ缶の「春限定スペシャルパッケージ」。
発売日も同じく1月30日。
中身は通年品と同じため、味のレビューは割愛する。既掲載記事 を参照頂きたい。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
改めて解説すると、生ジョッキ缶は、フルオープンの缶のため、開缶してしばらくすると泡が盛り上がり、
そのまま口をつけて飲むことでジョッキの味わいが楽しめる設計となっているから、
グラスに注いで飲むことは想定されていない。
当サイトでわざわざグラスに注いでいるのは、液色などを見る目的であって、この飲み方がベストだという意味ではないので、
誤解しないで頂きたい。
なお、グラスに注いで飲んだ時の印象は、必要以上に舌触りが柔らかくなり、
スーパードライらしさが少し削がれているような印象も受けるが、
非常に飲みやすいビールになったとも言える。
とはいえ、本来の飲み方である直接缶に口をつけて飲んだ場合でも、豊かな泡のお陰で滑らかな口当たりが感じられ、
それでいてドライ特有のキレ味も楽しめる製品である。
以前当サイトで、生ジョッキ缶の春限定スペシャルパッケージを出してくれれば、お花見シーズンにピッタリ
だと書いたことがあり、今回それが実現したので、非常に喜ばしい。
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ビール
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2024年2月3日[2]
No.10490: ももっとパイン -HAZY IPA- / DHC
ももっとぱいん / でぃーえいちしー
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DHCビールの「ももっとパイン」。
商品名のとおり桃とパインが用いられたビールなのだが、ビアスタイルは、
缶に書かれているとおり HAZY IPA。濁りのあるIPA(インディアペールエール)である。
こんな商品の存在を知らなかったのだが、
当サイトのご協力者・森康哲さんから寄贈され、
飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。泡は純白で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、言ってみれば普通のIPA。とても甘くトロピカルな香りだが、商品名を知らなければ、
果汁が使われているとは思わない。ただ、アルコールのパンチは少し弱い気がする。
味も基本的には普通のIPAなのだが、やはりアルコール感があまりなく、柔らかい口当たり。
甘いコクが深く、ジューシーな飲み口。飲み進めると、アルコールもしっかり感じられる。
苦味は非常に弱い。飲み込んだ後に、確かにビールだけではないジューシーで伸びやかな甘さが残り、
ここで初めて果実をしっかり感じる。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)(外国製造)、ホップ、オーツ麦、桃果汁、パイナップル果汁。
製造者:株式会社ディーエイチシー 東京都港区南麻布2-7-1。
製造所:静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
トロピカルジュースのような濃厚な飲み口。桃とパイン果汁、
トロピカルフルーツを思わせるホップの香りが愉しいフルーティで爽やかでジューシーなIPA。
おそらく、果汁を使って飲みやすくしようとか、ビアカクテルのような発想ではまったくなくて、
IPAというビアスタイル自体が、桃やトロピカルフルーツのような甘い香味を持っているものであり、
そこにインスパイアされて、だったら実際に桃やパインの果汁を使ってみたらどうか?というアイディアが生まれたのではないかと推察される。
但し、本来IPAというスタイルは、長期間輸送にも耐えられるようにホップをふんだんに使い、
その結果しっかりした苦味をもつものが多いのだが、本品は苦味は弱く、アルコール感もマイルドになっており、
ふだんIPAを飲み慣れない人でも飲みやすいという間口の広い製品となっている。
パッケージはかわいいが、決してジュースのような味ではなく、ちゃんとしたビールだということは強調しておきたい。
酒税法上の制約からと思われるが、カテゴリー上はビールではなく発泡酒扱いとなっている。
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ビール
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2024年2月4日[1]
No.10491: ファミマル 隼天ハイボール / 南アルプスワインアンドビバレッジ
ふぁみまる はやてはいぼーる / みなみあるぷすわいんあんどびばれっじ
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1月30日発売。コンビニ・ファミリーマートのP.B.商品「ファミマル 隼天(はやて)ハイボール」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。あえてウイスキーっぽい着色などはせず、
素直にウイスキーをソーダで割ったのがよくわかる。
多量の細かな気泡がグラスの真ん中を立ち昇っている。
香りは、深みはないものの樽を感じる甘さがふんわりとある。
わずかにピーティーな香りもある。
味は柔らかな甘み主体だが、この度数設定ではどうしてもウイスキー量が多くないことからコクが不足し、
その分、酸味料で若干味の補強をされている感じもなくはない。
アルコール感は豊かで、後味は概ね自然である。但し、余韻は短い。
アルコール分8%。
原材料名:原材料名:ウイスキー(国内製造)、ポリデキストロース/炭酸、酸味料。
販売者:南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社 山梨県笛吹市一宮町上矢作191番地1。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
この製品は、以前は 留型商品として、違うパッケージでファミマで売られていたが、
今回は「ファミマル」の名を冠して登場した。つまり、留型からP.B.への昇格(あるいは降格?)というか、
コンビニに取り込まれたというか。
昨今何かと話題のタレントさんで言うところのエージェント契約から専属契約に切り替わったみたいな感じである。
品質は悪くないので、コンビニ側としては、優秀な専属タレントを一人確保したような感じではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2024年2月4日[2]
No.10492: サンエール / アサヒ
さんえーる / あさひ
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アサヒビールが立ち上げた新商品のテスト販売サイト ASAHI Happy Project で、
昨年7月3日から数量限定で発売された「アサヒ サンエール」。
ビアスタイルは、サワーエールとのこと。
実は、発売を知っていたものの、あまり興味をそそられなかったので、申し込んでいなかったのだが、
当サイトのご協力者・森康哲さんから寄贈され、
飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で概ねきめ細かく、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、乳酸と柑橘が入り交じったような、軽快で甘酸っぱい香りなので、
普通のホワイトエールかな?といった感じ。
味は、口に含んだ瞬間に驚くくらい、まず最初に酸味が来る。
まるではっさくか何かの果汁が相当量入っているのでは?と感じるくらいに酸っぱく、
反面甘味は弱いので、シャープな飲み口。あえて重たさを出さずに、軽快に仕上げている。
アルコール3.5%設定も、軽快さに一役買っている。
飲み込んだ後にもジューシーな甘酸っぱさが口中に残る。
アルコール分3.5%。原材料名:麦芽(カナダ製造)、ホップ、小麦。
製造所:軽井沢ブルワリー株式会社 長野県佐久市長土呂64-3。
“まあいっか”それは魔法の言葉。
いろいろあるけど、気持ちよく晴れた日は空を見上げて、「まあいっか」と前向きになれる。
厳選した酵母と柑橘香るホップを使用したすっきりとした酸味と爽快な味わいの“サワーエール”スタイルをお楽しみください。
同じエールでも苦味の強いIPAなどが苦手という人には向いているが、
酸味系が苦手という人にはお勧めしない。ジュースで割った軽快なビアカクテルという感覚で飲むといい。
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ビール
CODE:45326PRST#216 |
2024年2月5日[1]
No.10493: 全農 宮崎県産 日向夏サワー / 全国農協食品
ぜんのう みやざきけんさん ひゅうがなつさわー / ぜんこくのうきょうしょくひん
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近所のセブンイレブン店頭でみつけた「全農 宮崎県産 日向夏サワー」。
調べてみると、セブンイレブンの九州エリア約2,400店舗で12月12日から先行販売し、
12月26日から関西エリア約2,900店舗にて販売。また、全国のイトーヨーカドー、
ヨークでも1月15日から順次販売とのこと。つまり、現在では基本的に全国で手に入るようになっている。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
グラス上部に白い泡が立つ。
香りは、非常に大人しい柑橘香で、あまり強くは香らない。
苦味中心の味が予想される。
味は酸が穏やかで、かなり甘味がしっかりと付いている。苦味は強い。
甘くて飲みやすいのか思いながら飲み進めると、結構酸味も後から来る感じで、
飲み込んだ後にも、しっかり苦味と甘味、そして酸味も残る。
日向夏果汁10%。アルコール分4%。原材料名:日向夏果汁(日向夏(宮崎県産))、ウォッカ(国内製造)、
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料。
販売者:全国農協食品株式会社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-10。
製造所:宝積飲料株式会社 広島県東広島市志和町別府2061-3。
この商品は、全農グループと国分グループ本社株式会社が共同開発した商品です。
ひとつひとつ大切に収穫された日向夏。爽やかな香りとやさしい甘さが口いっぱいに広がります。
2年ほど前に、同じくセブンイレブンでこの 宮崎県産日向夏サワーが売られていたことがあるが、
その時は400mlのボトル缶入りであった。味は非常に似ているというか、まったく同じだと感じたのだが、
原材料を見比べると、微妙に違う。製造者も違う。
今回、普通の缶入りにして容量も減らして再販売となった。
全農がからんだこのスタイルのR.T.D.は、セブン&アイグループで継続して取り扱われているので、
今後も要チェックである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45327SEST#41 |
2024年2月5日[2]
No.10494: ザ・プレミアム・モルツ 2024年干支デザイン <辰年> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ 2024えとでざいん <たつどし> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツの干支デザイン缶 2024年「辰年」。
基本的にギフト限定商品なのだが、たまたま成城石井でバラ売りされているのに遭遇し、入手した。
中身は通常のプレモルなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ。
鮮やかに広がる華やかな香りと、深いコクをお楽しみください。
香るエールの干支デザイン缶もセットで出ているのだが、みつからず。
というか、本来バラでは売られていないものなので、致し方ない。
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ビール
CODE:45327SIH3#UK |
2024年2月6日[1]
No.10495: −196 春の白桃チューハイ <期間限定> / サントリー
いちきゅうろく はるのはくとうちゅーはい <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー -196シリーズの春限定品が2種出た。発売日は、2月6日。
2種のうち、今日は「春の白桃チューハイ」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、薄く白濁。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、優しく甘さにあふれた白桃。明らかに香料だが、これぞ桃という、どこかで嗅いだことのある香りである。
味は香りの印象通り甘味が強い。コクがないので、そんなにくどくも感じないが、
酸は穏やかで尖りがない。飲み込んだ後には、軽い苦味も残るが、やはり甘味優勢。
アルコール分5%。もも浸漬酒使用。原材料名:もも、スピリッツ、もも浸漬酒、ブランデー、糖類(国内製造)
/炭酸、酸味料、香料。
心はずむ春の気分にぴったりの華やかな香りと心地よい余韻の白桃チューハイです。どうぞお愉しみください。
「春」の文字が一番大きく書かれ、ピンク色主体の缶。明らかにこの季節の限定品だとすぐわかる。
強くない、甘い缶チューハイが好きな人にはお勧め。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45328DAKO#00 |
2024年2月6日[2]
No.10496: HOPPIN' FRIENDS ニューオールドマン / わくわく手づくりファーム川北
ほっぴんふれんず にゅーおーるどまん / わくわくてづくりふぁーむかわきた
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サッポロビールがオンライン限定で展開している HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)において、
全国有数のブルワリーとの協業で新たな製品を送り出すプロジェクト「ホッピンフレンズ」が、2023年2月からスタートした。
今日飲む「ニューオールドマン」は、2023年6月12日に発売されたセットのうちの1本。
同セットは、Soup Stock Tokyo などを立ち上げた事業家で、アーティストでもある遠山正道氏を主人公に、
4つのブルワリーがそれぞれ異なるビールを生み出したものである。
私が自分で購入したものではなく、当サイトのご協力者
・森康哲さんから寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、柑橘とトロピカルフルーツの混じったような清々しいホップ香が非常に強い。
この香りを嗅いだ段階では、I.P.A.かな?と思う。
口あたりはかなり柔らかく、苦味がマイルドなので、I.P.A.ではないなと感じる。
香りに感じたグレープフルーツ的な柑橘の香味が爽やかに広がる。
もっと重たく押してくるのかと想像していたのに、肩透かしを食らったみたいに大人しい。
但し、飲み込んだ後にしっかり渋味は残る。もちろん、フルーティさも。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(国内製造)、米、ホップ。
製造者:(有)わくわく手づくりファーム川北 石川県能美郡川北町橘新イ54番地。
製造所:石川県能美郡川北町橘新ロ49番地1。
酵母由来の甘さとホップ由来の苦み、フルーティーな香りとボディの軽さが心地よい、
カクテルのような新しい時代の大人のビール
ビアスタイルは、セッションペールエールとのこと。
つまり、淡い色調(ペール)のエールで、度数低め(セッション)のもの。
香りの押しは強いのに、飲んでみるとやさしい。でも決してヤワじゃない。
色んな表情を見せる不思議なビール。
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ビール
CODE:45328PRST#UK |
2024年2月7日[1]
No.10497: −196 春の白ぶどうチューハイ <期間限定> / サントリー
いちきゅうろく はるのしろぶどうちゅーはい <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー -196シリーズの春限定品が2種出た。発売日は、2月6日。
2種のうち、昨日 春の白桃チューハイ を飲んだので、今日はもう一方の「春の白ぶどうチューハイ」を。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘く優しくふくよかなぶどう。もう甘さ以外の要素はないんじゃないかというくらいに、甘い。
味はその香りの印象通り甘味が強い。但し、濃度設定が絶妙で、くどくないばかりか、適度に酸味も効いている。
だからキレがあり、飲み込んだ後には軽い苦味も残るが、やはり甘味の余韻の方が優勢。
アルコール分5%。白ぶどう浸漬酒使用。原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
春の陽気にぴったりのみずみずしい果実感と爽やかな味わいの白ぶどうチューハイです。どうぞお愉しみください。
昨日飲んだ白桃と同様、「春」の文字が一番大きく書かれている。
こちらの缶は、緑色主体の缶。新芽のイメージなのか、桜が散った後の葉桜のイメージか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45329DAKO#01 |
2024年2月8日[2]
No.10498: HOPPIN' FRIENDS 山羊とピクニック / ヘリオス酒造 沢内醸造所
ほっぴんふれんず やぎとぴくにっく / へりおすしゅぞう さわうちじょうぞうしょ
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サッポロビールがオンライン限定で展開している HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)において、
全国有数のブルワリーとの協業で新たな製品を送り出すプロジェクト「ホッピンフレンズ」が、2023年2月からスタートした。
今日飲む「山羊とピクニック」は、2023年6月12日に発売されたセットのうちの1本。
同セットは、Soup Stock Tokyo などを立ち上げた事業家で、アーティストでもある遠山正道氏を主人公に、
4つのブルワリーがそれぞれ異なるビールを生み出したものである。
私が自分で購入したものではなく、当サイトのご協力者
・森康哲さんから寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁りがあり、少し透過性のある濃いめのブラウン。
泡はベージュ色で概ねきめ細かく、当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、酸っぱさを内包したロースト香。適度に落ち着き、適度に華やか。
味も香りの印象通り、最初に酸のアタックが来て、軽快かな?と思う間もなく苦味がくる。
ロースティでほの甘く、穏やかな苦味も感じる。ボディに厚みはそれほどないので、軽やかに飲み進められる。
飲み込んだ後にも、少し焦げたような香味が口中に残る。
アルコール分7%。原材料名:麦芽(ドイツ製造(大麦麦芽、小麦麦芽))、ホップ。
製造者:ヘリオス酒造株式会社 製造所:沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。
山羊とピクニック [ヴァイツェンボック]
ヴァイツェンボックは、厳選した小麦麦芽をふんだんに使用した、芳醇かつ濃厚なビールです。
フルーティーで、まったりとしたアロマと甘味が優雅な余韻を導きます。冷やし過ぎずグラスに注いでお楽しみください。
Master Brewer Masaru Kikuchi
「Soup Stock Tokyo」、giraffe、PASS THE BATON等を展開する株式会社スマイルズ代表
・遠山正道さんのアーティストとしても活動する自由で柔軟な発想にインスピレーションを受けた「山羊とピクニック」。
力強いボック(牡山羊)ビールによって飲む者も自由を自覚する精神世界へのピクニックへと誘う…のかも。
なぜ山羊?という疑問に対しては、上記缶の説明を読むとわかる。
もともとボックというビアスタイル名は、アルコール度数が高くて、
飲むとまるで牡山羊(ボック)に蹴られたように一発でやられる(酔う)とか、
牡山羊のように元気になるというような意味から付けられたとされている。
このビールも、柔らかい導入部を持ちながら、気づけばかなり酔わされている。
実際にピクニックで飲んだら、帰りが大変になりそうなビールだ。
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ビール
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2024年2月8日[1]
No.10499: 本搾りチューハイ オレンジ / キリン
ほんしぼりちゅーはい おれんじ / きりん
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キリン本搾りチューハイのパッケージが新しくなっている。
どこかにリニューアル告知があったように思うのだが、今探すと情報がみつからない。
でも、目の前にある缶には、はっきりと「NEWデザイン」と書いてあるから、デザインが変わったことは間違いない。
中身は変わっていないとは思うが、これまで グレープフルーツ、
レモン、ピンクグレープフルーツ と通年3種を掲載しているので、
今日は残る1つ「オレンジ」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのあるみかん色。
見た目だけだと、輸入オレンジというよりは温州みかんっぽい。
果汁が多いので、勢いよく注ぐと白い泡が立つ。一方、濃いので炭酸の気泡はあまり見えない。
香りは、苦味の強そうなオレンジ香で、落ち着いている。
味は確かに苦味中心で、酸味は穏やか。甘味は当然ながら自然。もちろん、レモンやグレフル系よりは、飲みやすい。
果汁45%。アルコール分5%。香料・酸味料・糖類 無添加。
原材料名:オレンジ(ブラジル、イスラエル)、ウォッカ/炭酸。
果汁45%は圧巻。だから自然だし、お酒というよりは、果汁に少しアルコールを入れてみましたという仕上がり。
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チューハイ・カクテル等
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2024年2月9日[2]
No.10500: HOPPIN' GARAGE 婚姻のグレジュビール / サッポロ
ほっぴんがれーじ こんいんのぐれじゅびーる / さっぽろ
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サッポロビールがオンライン限定で展開している HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)において、
全国有数のブルワリーとの協業で新たな製品を送り出すプロジェクト「ホッピンフレンズ」が、2023年2月からスタートした。
今日飲む「婚姻のグレジュビール」は、2023年6月12日に発売されたセットのうちの1本。
同セットは、Soup Stock Tokyo などを立ち上げた事業家で、アーティストでもある遠山正道氏を主人公に、
4つのブルワリーがそれぞれ異なるビールを生み出したものである。
基本的にクラフトブルワリーが製造担当する friendsシリーズではあるが、その中でこの1本はサッポロビールが自ら醸造している。
私が自分で購入したものではなく、当サイトのご協力者
・森康哲さんから寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いレモンイエロー。
泡は白色で概ねきめ細かく、当初力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、苦酸っぱそうな柑橘香と、モルトの穀物香が混じり合う。
味も香りの印象通り、最初にキュンとした酸味が来て、軽快かな?と思うと、
しっかり苦味とコクがある。香りでも、一口めでも、グレフル的な柑橘を感じるのだが、
実はグレープフルーツが実際に使われている。知らずに飲むと、単にホップの個性かな?という気がするくらいに、
自然な味わいだ。酸味は柑橘系のみならず、乳酸っぽさもある。
飲み込んだ後には、やや尖った酸味と苦味と若干渋味が口に残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、
グレープフルーツ、グレープフルーツピール。製造者:サッポロビール株式会社
GRAJU(グレジュ)って何だろう?と思ったら、どうやらそんな単語はないらしい。
缶にも、次のように書かれている。
グレジュの意味は誰も知らない。それは、あなたが定め喧伝する。
遠山正道
HOPPIN' GARAGEの商品紹介ページを見ると、「商品に込めた想い」として、
『架空の中世貴族「シトラス家」と「モルトファミリー」の婚姻の儀式になぞらえて語られる、グレジュ誕生のストーリー。
遠山さんの美意識を感じられる一作です。』とある。
このビールの香りから味わいを通じて一貫して感じられる柑橘(シトラス)と麦芽(モルト)のちょうどいいバランスを、
婚姻という言葉で表現しているわけだ。
繰り返しになるが、ホップの使い方でグレフル的な香味が出ているのかな?と思うくらい、
柑橘がしっかり馴染んだ、爽やかなのに飲みごたえのあるビールである。
グレープフルーツ(GRApefruit)のジューシーさ(JUicy)を、GRAJU という造語で表現しているのかと思われる。
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ビール
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