2024年2月29日[1]
No.10541: 焼酎ハイボール 和歌山産はっさく割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる わかやまさんはっさくわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「和歌山産はっさく割り」。
発売日は、2月27日。昨年もこの時季に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモン色。
このシリーズらしく、大きな気泡がグラスの中で踊り、その後もたくさんの気泡が立ち昇っている。
香りは引き締まって苦味の強そうな柑橘香。あまり強くは香らない。焼酎のアルコール臭がかなり目立つ。
味はほとんど甘くない。ジューシー感もほぼない。酸味は穏やかであり、苦味が中心。
炭酸の刺激は、当然のことながら強い。アルコール感も強い。
キレが良く、飲み込んだ後には焼酎の味わいが口に残る。
アルコール分7%。果汁1%。プリン体0。糖質0。甘味料0。
原材料名:焼酎(国内製造)、はっさく果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「はっさく」は旧暦8月1日を指す「はっさく(八朔)」の頃に食べられたことからその名が付いたと言われています。
はっさくならではの爽やかな香りと上品な酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
昨年の製品 と中身は同じだと思うのだが、
私の感覚では、わずかに印象が変わった。
より一層ジューシーさがなくなり、アルコール感が前面に出ているように感じられた。
度数も果汁含有量も変わっていないし、原材料名を見比べても違いはないから、
おそらく私の味覚の問題かと思われるのだが、感じたままを記載した。
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チューハイ・カクテル等
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2024年2月29日[2]
No.10542: 新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ / サッポロ
にいがたげんていびいる ふうみそうかいにして / さっぽろ
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サッポロビールから出ている「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」。
前回取り上げたのが 2017年なので、なんと7年前。パッケージも変わっている。
今回、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたため、
飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
ほぼ賞味期限のため、香りに少し劣化臭を感じるものの、清々しいホップ香が基本。
味は透明感があり、軽快。苦味は穏やかなのだが、しっかり麦芽を感じられる点は、サッポロらしいキャラクターと言える。
キレが良く、飲み込んだ後にも苦味を残さない。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶裏に、次の説明文がある。
サッポロビールの生みの親は、新潟県人だった。
与板町(現・長岡市)出身の中川清兵衛は、日本人で初めて本場ドイツで醸造技術を学んだ後、
明治9年に開業した開拓使麦酒醸造所(サッポロビールの前身)でビールを完成させました。
『風味爽快ニシテ』はその味を表現した当時の広告文。
先人を生んだ新潟へ感謝を込め醸造した、「風味爽快」な飲み口のビールです。
7年前なので当然味は覚えていないが、私自身の記録と照らし合わせても、
中身に変化はないように感じた。
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ビール
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2024年3月1日
No.10543: 本麒麟 / キリン
ほんきりん / きりん
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キリンの新ジャンル「本麒麟」が新しくなっている。本年(2024年)1月製造品から順次切り替えである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、勢いよく注ぐと力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、爽やかな甘さ。そのココロは、ホップが確かに感じられるものの、新ジャンル特有の臭みが若干混じり合う。
味は概ねクリア。まろやかな苦味に、少し薄ら甘さが混じる。トータルバランスは悪くないのだが、
甘さを感じる点に、新ジャンルの限界が見える。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
ニュースリリースでは、中身を次のように説明している。
力強いコク・飲みごたえと飲み飽きない味わいを両立した、完成度の高いうまさを実現
・大麦を増量することで大麦由来の「飲みごたえ」を向上、大麦の持つ味わいを最大限に引き出し、
「本麒麟」が大切にしている「力強いコク」を実現しました。
・1つの釜で徐々に温度を上げながら糖化を進めるインフュージョン糖化法を採用し、麦のうまみがしっかり感じられながら、
雑味が少なく飲み飽きない味わいを実現しました。
上記説明にある力強いコクや飲みごたえという点は、確かに新ジャンルとしてはしっかりコクがあるほうで、
これは従来から変わらない長所であって、今回特にコクが増したとまでは感じなかった。
むしろ、従来品 はかなり"もっさり"した感じで、
その点を当サイトではマイナスポイントとして指摘したのだが、今回それが軽減され、味わいバランスが向上したように思う。
これまでも本麒麟は、くどくなったり軽減されたり、行ったり来たりを繰り返しているようで、
最適バランスを模索し続けているのかもしれない。消費者の意見を受けて常に微調整をしているのなら、
その姿勢は評価すべきであるし、キリンさんがこの製品を大切に育てたいと思っている証のように感じられる。
同じようにしてロングセラーとなっているのが、サントリー金麦や、クリアアサヒである。
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新ジャンル
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2024年3月2日
No.10544: −196 ストロングゼロ ダブル レモン / サントリー
いちきゅうろく すとろんぐぜろ だぶる れもん / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズが新しくなっている。
1月下旬から順次リニューアルである。
これまでは、-196℃(マイナスひゃくきゅうじゅうろくど)というブランド名だったのだが、
今回、-196(イチキューロク)に変更となるようである。
私の行動範囲内では、まだリニューアル後商品はそんなに出回ってはいないのだが、
みつけたものから取り上げることとしたい。
ということで、今日は筆頭商品とも言える「ストロングゼロ ダブルレモン」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。やや黄色っぽいかな?とも感じる。
注いでいる時は炭酸が音を立てており、その後は細かな気泡がグラスの中に多量見える。
香りは、ジューシーで厚みのあるフレッシュなレモン香。
味はキリッと酸味が強く、苦味も強い。アルコール感も強烈。
甘味もあるが、くどくならないような設定となっているため、適度なキレがある。
飲み込んだ後には、強いアルコール感と、シャープな酸味と、甘味料の甘味が残る。
アルコール分9%。レモン果汁3%。レモン浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルについて、次のように説明する。
原料の配合を見直すことで、ご好評いただいている“しっかりとした果実感と飲みごたえ”
を感じられる満足感の高いチューハイを実現しました。
何がどう変わったのか、ハッキリ言ってわからなかったが、以前からの特徴である強いお酒感と、
ジューシーな飲みごたえは不変である。
ところで、最近他社がストロング系を今後やめるという報道がなされ、
世間では高アルコールチューハイの健康上の弊害が次々と叫ばれているが、
ストロング系の盟主とも言うべきサントリーさんはどうするのだろうか。
世論に屈して、やめる方向に舵を切るのだろうか。
当サイトとしては、サントリーさんにはこれまで通り、このストロングゼロシリーズを続けて欲しいと思っている。
他社が撤退すれば益々売れるから、といった短絡的な理由ではない。
そもそも、昨今のストロングチューハイ悪者論には合理性がなく、
言いがかりに近いとすら思っているからだ。
コンビニですぐ買えて、アルコール依存を招くという理由ならば、コンビニでウイスキーや焼酎を売ってはいけない。
私もよく買う いいちこ20度 など、どこのコンビニにも置いてあるが、あれをストレートでガブガブ飲めば、
いとも簡単に酔えるし、習慣化すれば危険である。
いや、缶チューハイは炭酸が入っていてゴクゴク飲めるから危険なのだという指摘もあろうが、
そもそも飲酒には節度が必要なのであり、節度がなければ、飲みやすいとか飲みにくいとかは関係がない。
ストロングチューハイがなくなったとしても、節度のない人は、別の酒を飲むだけである。
結局、アルコールリテラシーの向上をこそ、メーカーさんは推進すべきであって、
臭いものに蓋をする(ストロングチューハイの撤廃)だけで何かをやった振りをすることは、
ずるいやり口だと言わざるを得ない。これは、タバコ業界と同じ話で、
ニコチンが悪いからと言って、低ニコチンのタバコを売っておけばいいというのが茶番であるのと同じである。
過度の飲酒は健康を損なうという事実に向き合い、しかし適度な飲酒はQOL(生活の質)
の向上にもつながるということを訴えていくことしかないのではないか。
ストロングチューハイをやめたから、当社は消費者の健康を考えているなどという浅薄なポーズを、
サントリーさんには取って頂きたくない。当サイトは、そう考えている。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月3日
No.10545: −196 ストロングゼロ 無糖DRY / サントリー
いちきゅうろく すとろんぐぜろ むとうどらい / さんとりー
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昨日、新しく −196(イチキューロク)ブランドとして生まれ変わった
ストロングゼロ ダブルレモン を飲んだが、今日は同シリーズの「ストロングゼロ 無糖ドライ」を飲みたい。
1月下旬から順次リニューアルとのこと。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、混じりけのないピュアアルコール臭で、消毒液のようでもある。
以前の製品は、もっとレモンのような香りが強かったように思うのだが、それがちょっと後退したようにも感じる。
私が慣れてしまったせいであろうか。
味は、まったく甘くない。ピュアでアルコール感が非常に強く、
キリッとして後キレも良い。飲み込んだ後には、甘味などを残さない。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:レモン、グレープフルーツ、ライム、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸、酸味料、香料。
従来品と同様、柑橘3種(レモン、グレフル、ライム)が使われている。
しかしそれが出しゃばらないように、控えめに使われているようだ。
*****
昨日、こういった高アルコールチューハイ悪玉論が世間で起こっていることに対し、
私が感じている違和感を述べ、サントリーさんには頑張って販売を続けて欲しい旨書いたが、
その後、なぜストロングチューハイが問題なのかという記事を読み、少し私も考えるところがあった。
最近、ごく一部の若者の間の話ではあるが、いわゆるオーバードーズが社会問題化している。
ドラッグストアなどで売られている一般の市販薬を、自らあえて大量摂取することにより、
違法薬物を摂取した時のような効果を得るもので、それが心身に深刻なダメージを与えるというもの。
その際、ストロングチューハイを同時に飲むことがあるらしい。
元々アルコール飲料が得意ではないのに、ただ酔うことだけを目的として、あるいは薬が回るようにという目的で、
比較的口当たりの良い、飲みやすいストロングチューハイが選ばれているらしい。
私が想定していたのは、アルコール中毒の大人が、高アルコール製品を飲むことが止められなくなり、
健康を害するような行動だったが、そうではなく、酒が飲めないのに、
無理矢理飲むために飲みやすいチューハイを選ぶ人がいるということにまで、想像が及ばなかった。
だとすると、深刻である。
だが、昨今ニュースになっている新宿のトー横、大阪ミナミのグリ下などに集まる若者たちは、
基本的に20歳未満が多い。彼らがアルコールを購入できること自体が問題なのであり、
コンビニを含めた販売店が、彼らに絶対に売らない体制を取ることができていれば、問題は起こらない。
仮に20歳以上の人が、不得手なストロングチューハイをあおり、薬の過剰摂取をするならば、
それは本人の大人としての自由意志による行動であって、法的にそれを禁ずることはできない。
覚醒剤や麻薬がいけないのとは違う。日本という国が20歳以上に飲酒を許している以上、
そういった問題は必ず起こる。
ただ、口当たりの良いストロングチューハイが、大人の自傷行為を助長している事実があるのであれば、
販売を禁ずる意味は確かにあるのかもしれない。
20度以上の焼酎、40度以上のウイスキーなどは飲みにくいが、9度で炭酸入りのチューハイなら飲みやすいので、
それを排除するというのは、一つの選択肢としてあり得る。
5%のチューハイを何十本も飲んだらどうする?という反論もなくはないが、
9%なら少ない本数で早くに酔うので、危険度が高いのは事実である。
モノを無くせば摂取できなくなるから危険が軽減されると考えるのか、
いや、無くなったら別のモノを探すだけだからムダであり、そもそも教育や啓蒙が大事と考えるのか。
私は後者の考え方を取る人間なので、メーカーさんにはストロングチューハイをやめただけで仕事をした気になって欲しくはない。
例えばアサヒさんの提唱するスマドリ(スマートドリンキング)みたいなキャンペーンをもっと推進して頂きたいし、
販売の現場では年齢確認を徹底する対応を、より一層進めて頂きたいと思う。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月4日
No.10546: −196 無糖 ダブル グレープフルーツ / サントリー
いちきゅうろく むとう だぶる ぐれーぷふるーつ / さんとりー
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一昨日から、新しくなった サントリー -196(イチキューロク)ブランド を取り上げているが、
今日は「無糖 ダブルグレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。気泡は細かく、そんなに多くはない。
香りは、甘苦そうなグレフル香で、ジューシー感がある。甘味もありそう。
味は香りの印象に反して甘くない。確かにジューシーな口当たりではあるものの、
甘味だけをスパッと取り去ったかのような味。酸味はそれほど強烈ではなく、苦味が効いている。
キレが良く、飲み込んだ後には苦味と軽い酸味と、ほんのり甘いニュアンスも残る。
味に甘味があるわけではないのに、不思議な感じだ。
アルコール分6%。グレープフルーツ果汁3%。グレープフルーツ浸漬酒使用。
原材料名:グレープフルーツ、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルについて、次のように説明する。
ご好評いただいている、甘くないのに果実本来の味わいが感じられる中味をさらに進化させるべく、浸漬酒だけでなく、
果汁やその他の原料酒を組み合わせることで、“しっかりとした果実感”を感じられる無糖チューハイに仕上げました。
確かに無糖だからといって味気ないのではなく、果実らしいジューシー感がありながら、
不思議に甘くない仕上がり。ニュータイプの無糖チューハイの登場だ。
なお、現在のところ入手できている 新-196シリーズ は今のところこれ以上はないので、
また今後入手次第取り上げたい。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月5日
No.10547: サッポロ黒ラベル エクストラブリュー <限定醸造> / サッポロ
さっぽろくろらべる えくすとらぶりゅー <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロ黒ラベルの期間限定「エクストラブリュー」。発売日は、3月5日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、基本的に通年品の黒ラベルと同じキャラクター。華やかさがなく、落ち着いている。
穀物っぽいモルト香主体で、ホップ香はあまり強くない。
味は通年品黒ラベルよりはすっきり。口に入れた瞬間、苦味の押しがそれほど強くない。
滑らかに入ってきて、その後は軽快な酸味と苦味。ほんのりと甘味。
但し、飲み込んだ後にはしっかりとモルトを感じさせる力強い旨みが残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
この エクストラブリュー が出るのは、当サイトで記録している限り、
2020年3月以来、4年ぶりである。
その間、エクストラモルト や、
エクストラドラフト といった別商品が限定品として投入されていた。
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ビール
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2024年3月6日
No.10548: 一番搾り 超芳醇 <限定醸造> / キリン
いちばんしぼり ちょうほうじゅん <げんていじょうぞう> / きりん
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キリン一番搾りの期間限定派生商品「超芳醇」。発売日は、3月5日。
グラスに注いだ液色は、極めて濃い黄金色。
泡はかすかに黄色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、しっかり重たく凝縮感のあるモルト香が主体で、華やかさとか爽やかさはない。
口に含んだ時、香りの印象ほど重たくないなと思う。意外にもスムーズに入ってきて、
滑らかな舌触り。但し、コクは深く、飲み進めているうちに、やはり苦味や渋味が強いことが分かる。
キレは当然良くないが、飲み込んだ後に残る余韻は決して粗暴ではなく、
滑らかにまとまった苦味と渋味が残る。
アルコール分6%。高濃度一番搾り麦汁使用。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
お、濃いのにすっきり。たっぷりの麦と一番搾り製法だからできた、特別な味わい。
前回発売は、昨年6月 だったので、約9か月ぶりの登場であるが、中身は変わっていないようである。
缶に「濃いのにすっきり」と書かれているが、すっきりというのは少し言い過ぎのような気もする。
濃いのにまとまりが良く、苦味や渋味が粗暴ではないから、穏やかな飲み口である。
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ビール
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2024年3月7日[1]
No.10549: ほろよい 苺さくらんぼ <期間限定> / サントリー
ほろよい いちごさくらんぼ <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー ほろよい の期間限定「苺さくらんぼ」。発売日は3月5日。
グラスに注いだ液色は、透過性のあるやや濃いめのピンク色。
細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは甘酸っぱく、青臭い。最初、ほとんどさくらんぼだなと思うのだが、
この青臭さの正体が苺なのだとすぐに気づく。
相当な甘さを予想して口に運ぶと、以外にもすっきりとした口当たり。
可憐な酸味が前面に出ているので、くどい感じはない。でも、飲み進めるとやはり甘味が結構あることがわかる。
香りに感じた青臭い味も結構強い。飲み込んだ後にも、その青臭さと甘味が口に残る。
アルコール分3%。果汁0.1%。さくらんぼ浸漬酒使用。
原材料名:いちご、スピリッツ、ワイン、さくらんぼ浸漬酒、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、野菜色素。
「きゅん」と甘ずっぱい、ふたつの果実。この春だけの味わいです。
昨年の今頃は、さくらんぼロゼ という商品が出ていた。
今年は苺も加わり、より春らしくなった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月7日[2]
No.10550: トリスハイボール缶 / サントリー
とりすはいぼーるかん / さんとりー
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トリスハイボール缶が新しくなっている。1月下旬から順次リニューアルとのこと。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる当初は、多量の気泡がグラスの中で踊っている。
香りは、すっきり透明感のあるウイスキーに、ほんのりレモン。
従来品に比べ、かなりすっきりした印象だ。
味も基本的にクリアで、酒臭さがほとんどない。爽やかな風味。それでいてレモンが必要以上に強調されてはいない。
つまり、アルコールが深すぎず、甘味が強すぎず、酸味の尖りもない。絶妙なバランスである。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルを次のように説明している。
中味は、自然なレモンの香味でウイスキーらしさが引き立ち、より食事に合う味わいを目指しました。
昔のこの製品にはもっと甘さがあり、ともするとくどい印象もあって、それでいてウイスキーらしいかというと、
そうでもなかったのだが、今回はかなりすっきりとし、ウイスキーの自然な味わいが活かされている。
トリス自体がそんなにクオリティの高いウイスキーではないのだけれど、それでもそのポテンシャルをうまく引き出している。
安価なハイボール缶のお手本とも言える内容になり、とても良いリニューアルだと感じた。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月8日[1]
No.10551: 氷結 無糖ウメ <期間限定> / キリン
ひょうけつ むとううめ <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結無糖シリーズの期間限定「ウメ」。
発売日は、3月5日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、かなりしっかり甘酸っぱく梅が香っており、
これが無糖だとするとどんな味なのか、ちょっと想像が難しい。
口に含んだ瞬間、素直に思うのは「想像以上に酸っぱい」ということ。
甘さはほぼなく、梅の酸味だけが強調されたように、鋭い酸が切り込んでくる。そして苦味も伴う。
言ってしまえば味気ないのに、口の中で梅らしい香味がしっかり広がる。
鼻から息を抜くと確かに梅というか梅ジュースみたいな香りなのに、舌では甘さを全然感じない。
だから非常にキレが良く、飲み込んだ後には味らしい味を残さない。
アルコール感はかなり豊か。
アルコール分7%。果汁0.5%。
原材料名:うめ果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
爽やかなウメの香りと飲み心地。甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖ウメチューハイです。
梅味チューハイというと、よくあるものは梅酒ベースでしっかりと梅酒由来の甘さのコクがあり、
ともするとべたつくような味わいに仕上がったりしているものだが、本品はまったく異なる。
ただただ酸っぱ苦い。そしてアルコール7%の強さもある。
梅酒好きの人からすれば、「何これ?味がない。おいしくない。飲みにくい。」といった感想かもしれないが、
こんなシャープな梅味チューハイは画期的であり、無糖チューハイ好きからみれば、
新たな選択肢が与えられたと感じるに違いない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45359DAKO#03 |
2024年3月8日[2]
No.10552: トリスハイボール缶 美味しい濃いめ / サントリー
とりすはいぼーるかん おいしいこいめ / さんとりー
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トリスハイボール缶が新しくなっている。1月下旬から順次リニューアルとのこと。
昨日、通常版のトリスハイボール缶を取り上げたが、今日は「美味しい濃いめ」のほうを。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
香りは非常に穏やか。ウイスキーのアルコール深さが主体だが、あまり強くは香らない。
さらに、従来品ではレモンがもっと目立っていたように思うのだが、それも引っ込んだ。
味も落ち着いている。しっかり深いアルコール感があるが、それほど強烈には感じない。
レモンのキュンとした酸味がアクセントにはなっているが、こちらも酸っぱいというほど強調はされていない。
炭酸の刺激も相まって、非常にシャープ。飲みやすいのですいすい入っていくが、
気づいたら結構酔っているという感じ。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。果汁0.2%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料。
原材料を見て腑に落ちたのだが、以前は使われていた香料が、今回の製品にはない。
つまり、人工的な香りづけをしていないということ。これがとても良い効果を生んでいる。
べつに私は香料を悪いものと考えているわけではないのだが、この製品に関して言うと、
香りづけをしない方が仕上がりが良いと感じた。
今回のリニューアルで、通常版のトリスハイボール缶も、こちら濃いめも、
非常に上品でウイスキーらしさを前面に出した味わいに生まれ変わったと思う。
以前のトリスハイボールは、ともするとウイスキー初心者向けのただ飲みやすいだけの製品だったが、
より大人向けの味わいになったようだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45359DAEE#RN01L |
2024年3月9日[1]
No.10553: 茉莉花 JJ缶 / サントリー
まつりか JJかん / さんとりー
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3月5日にサントリーから発売された「茉莉花(まつりか)JJ缶」。
同社から出ているジャスミン焼酎・茉莉花 をジャスミン茶で割ったもので、
JJ とは、ジャスミン(jasmine)焼酎のジャスミン(jasmine)茶割り だから頭文字を取ったものである。
グラスに注いだ液色は、透明感のある濃いゴールド。かなり黄色みが強く、パイン水のようでもある。
無炭酸なので、当然気泡はない。
香りは、すっきり混じりけのないジャスミン茶そのものだが、ほんのり甘いニュアンスも感じる。
味はほとんど甘くなく、香りのとおりジャスミン茶そのもの。苦味や渋味は弱い。
ほんのり甘さがあるように感じるのは、焼酎自体の甘味だろう。
キレが良く、飲み込んだ後に残るのは、ジャスミンの香りのみ。
アルコール分4%。無炭酸。原材料名:焼酎甲類乙類混和(国内製造)、ジャスミン茶/香料、ビタミンC。
私は普段自宅で緑茶の代わりにジャスミン茶を飲んだりすることもあるから、
この風味は非常に馴染みがあるが、ジャスミン茶を飲んだことがないという人だと、ちょっと戸惑うかもしれない。
緑茶やウーロン茶などとは違い、香りが華やかだから日本食には合わせづらい(但し、山椒を使った料理なら大丈夫そう)が、
中華には良いと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45360DAEE#04 |
2024年3月9日[2]
No.10554: コーヒースタウト / ベアレン
こーひーすたうと / べあれん
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岩手のベアレン醸造所がつくる「コーヒースタウト」。
缶に「チョコレートに合うビール」と書かれており、バレンタインに向けての商品だったように思うので、
もう時期外れである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ漆黒で、向こう側が見えない。泡は濃いブラウンで非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りを嗅ぐと、確かにコーヒー。軽い焙煎香があり、これ自体は焙煎麦芽からもたらされるものに近いとも言えるが、
コーヒー独特の香ばしいロースト香であり、重たさはそれほどない。
味は甘味が弱く、強い苦味に軽快な酸が寄り添っている。
焦げ感はなかなかだが、コーヒーそのものの味がするわけではない。
飲み込んだ後にも収斂性のある苦味と渋味が残り、この引き締まった感じが甘いチョコに確かに合いそうだ。
アルコール分6.5%。原材料名:麦芽(イギリス製造)、コーヒー豆、麦、ホップ。
製造者:(株)ベアレン醸造所 岩手県盛岡市北山1丁目3番31号。
製造所:ベアレン醸造所雫石工場 岩手県岩手郡雫石町沼返19番53。
岩手・盛岡を代表する食のブランドがタッグを組んだ「チョコレートに合うビール」。
英国産麦芽の優しい甘みと、厳選されたエチオピア産の深煎りコーヒー豆由来の焙煎香・コクと奥深さが感じられるエールビールです。
また、コラボした珈琲店についての説明文がある。
Nagasawa COFFEE
コーヒー生豆の仕入れ、焙煎、抽出、提供までを一貫して手掛ける盛岡のロースターカフェ。
地元岩手出身の店主・長澤一浩さんは、2019年、世界的なコーヒーメディアSPRUDGE(スプラッジ)が選出する
「コーヒーの仕事を通じて世界を変えている20人」に選ばれた。
世界的にも老舗のドイツProbat社が60年代に製造したヴィンテージロースター(焙煎機)を駆使し、
コーヒーを通じて世の中に貢献するという信念を貫く。
このビールだけを飲んでいると口の中が苦く、渋くなってくるので、
チョコに限らず甘いものを食べながら飲むとちょうどいい感じ。
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ビール
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2024年3月10日[1]
No.10555: ゼロサワー ピーチ <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー ぴーち <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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ローソン限定商品のサンガリア ゼロサワーシリーズの「ピーチ」。
先日、店頭で発見して購入した。昨年もこの時期に出ていたものである。
正式な発売情報を探したがなく、私の発見時期から、3月5日の発売ではないかと推測されるが、
真偽は分からない。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。注いでいる時、炭酸が勢いよく踊っているが、程なくして静まる。
香りは、これぞ桃という、人工的に作られた香り。
化粧品的ではあるが、嫌みがない。
味は香りの印象ほど甘くはなく、口当たりすっきり。
ただ、甘味料特有の甘味が結構感じられる。アルコール感はほどほど。
飲み込んだ後に、フルーティさなどは残らず、どんよりした甘味料の甘味が舌奥に残る。
果汁1%。アルコール分5%。糖類0、プリン体0。
原材料名:もも果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
中身は昨年 から変わっていないようであった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月10日[2]
No.10556: 東浦リボンビール / 安城デンビール
ひがしうらりぼんびーる / あんじょうでんびーる
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愛知県の安城デンビールによる「東浦リボンビール」。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
かなり以前に頂いていて、飲む機会がなく、賞味期限を超過してしまった。
グラスに注いだ液色は、オレンジに近い濁った深い黄金色。
泡も黄色っぽい色。概ねきめ細かいが、勢いよく注ぐとようやく盛り上がる程度で、泡持ちもほどほど。
これは鮮度が落ちているからかもしれない。
香りには劣化を感じない。爽やかなホップ香の中に、オレンジのような甘酸っぱさが混じり合っている。
てっきり柑橘かと思ったその正体は、なんとぶどうである。原材料名を見なければわからない。
味は適度なジューシー感を伴いつつも、しっかり強い苦味がベースにあるため、甘酸っぱさは目立たない。
奥深い味わいで、飲み込んだ後にも果汁由来と思われるジューシーなコクが、苦味と共にしっかりと残っている。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(イギリス製造)、ブドウ果汁、ホップ、酵母。
製造者:安城デンビール 愛知県安城市赤松町梶1番地。
液色の濁りは酵母が残存しているからで、瓶内で熟成が進み、
さらに時間が経つと劣化が進んでいても仕方ないところだったが、その懸念は良い意味で裏切られた。
劣化はほとんど感じず、本来持つ魅力を十分感じ取ることが出来た。
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ビール
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2024年3月11日[1]
No.10557: −196 無糖 ダブル レモン / サントリー
いちきゅうろく むとう だぶる れもん / さんとりー
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1月下旬からリニューアルで順次投入されている サントリー −196(イチキューロク)シリーズ。
既に ストロングゼロ ダブルレモン、ストロングゼロ 無糖ドライ、
無糖 ダブルグレープフルーツ の3種を取り上げているが、
今日は「無糖 ダブルレモン」を。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。気泡は細かく、そんなに多くはない。
香りは、弾けるようなフレッシュ感あるシャープなレモン香。
かなり苦そうで、酸っぱそうである。
味はまったく甘くなく、最初に感じるのは強い苦味。酸味ももちろん強いのだが、
酸っぱすぎて飲みにくいというほどではない。しかし、飲み進めると、酸味がどんどん蓄積され、
苦味もしっかりと口に残っている。
アルコール分6%。レモン果汁1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルについて、次のように説明する。
ご好評いただいている、甘くないのに果実本来の味わいが感じられる中味をさらに進化させるべく、浸漬酒だけでなく、
果汁やその他の原料酒を組み合わせることで、“しっかりとした果実感”を感じられる無糖チューハイに仕上げました。
グレフルの時にも書いたが、無糖だからといって味気ないのではなく、
こちらレモンも甘くないのにジューシー感がある絶妙な仕上がり。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月11日[2]
No.10558: 寶クラフト 南房総夏みかん <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと みなみぼうそうなつみかん <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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寶クラフト シリーズの「南房総夏みかん」。
当初の発売は、なんと2019年11月19日ということで、4年以上が経っている。
販売エリアは千葉県限定であるため、私の生活圏内では入手不可能なのだが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈され、飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、苦味の強そうな柑橘香。甘味は弱そうだが、夏みかんだから当然か。
味は香りの印象通り苦味が主体。甘味は抑えられている。
フレッシュなジューシー感があるものの、酸味はそれほど強烈ではない。
アルコールは当初弱いように感じられるが、すぐに結構強いことに気づく。
8%だから当然ではあるが。
飲み込んだ後にも、しっかりと苦味、酸味、そして少し青臭いような、柑橘の皮のような風味も残る。
果汁2%。アルコール分8%。
原材料名:なつみかん、なつみかんペースト、なつみかんスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
温暖な南房総の日差しを浴びて育った夏みかん果汁、ペーストと、厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせた「ひとてま造り」
で丁寧に仕込みました。夏みかんの爽やかな果汁感とピール感が楽しめます。
果汁はたった2%であるものの、なつみかんペーストとなつみかんスピリッツを使っているため、
しっかり果実が主役。それでいてジュースっぽいわけではなく、しっかりお酒。
このシリーズらしい魅力にあふれた製品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月12日[1]
No.10559: こだわり酒場のお茶サワー / サントリー
こだわりさかばのおちゃさわー / さんとりー
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今週の新製品の中で、一番の注目株だと私が思うのが、これ。
サントリー「こだわり酒場のお茶サワー」。本日3月12日の発売である。
缶に「京都福寿園 伊右衛門」の文字があり、緑茶「伊右衛門」の関連商品であることをアピールしている。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いイエローグリーン。
微炭酸のため、注いでいる時少し気泡が踊り、その後はグラスの中に少量気泡が立ち昇るのが見える。
香りは、抹茶の甘く香ばしい香りが主体。それほど渋さはなく、お茶の濃さも感じない。
酒臭さもあまりない。だから基本的には爽やかである。
口に含むと、まずピリッと炭酸の軽い刺激があり、次いでお茶の香ばしい風味。
甘味はほぼないので、キレが良い。飲み込んだ後には、抹茶らしい少し甘いニュアンスのある風味が残る。
味は甘くないのに、である。
アルコール分5%。玉露浸漬酒使用。微炭酸。無糖。
原材料名:緑茶、スピリッツ(国内製造)、玉露焼酎、食物繊維/炭酸、香料、カラメル色素、酸味料。
先日、アルコール飲料メーカーは、
グループ会社のソフトドリンク等の有力ブランドを積極的に利用して商品開発すべきであるという
私の考えを述べたが、この製品はそれを実行してくれている。
ペットボトル入り緑茶「伊右衛門」は、今や一大ブランドに育ち、知名度は抜群。
その「伊右衛門」緑茶を用いたお酒というだけで、アピール力も抜群である。
さすが、こういう売り方をさせたらサントリーさんは一流である。他社も見習ったほうがいい。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月12日[2]
No.10560: 寶クラフト 埼玉越生うめ <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと さいたまおごせうめ <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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寶クラフト シリーズの「埼玉越生うめ」。
当初の発売日は、2020年6月9日。もう既に3年以上が経っている。
販売エリアは埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県ということで、私の住む関西では入手できないものだが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈して頂き飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールドで、微かに濁りがある。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、引き締まった梅。酸味が強そうだが、あまり強くは香らない。
味は酸味が抑制され、苦味が前面に。しっかり果実感があるのにもかかわらず、
落ち着いた味。アルコール感はそこそこ強い。
飲み込んだ後にも、穏やかな酸味と苦味が口に残る。
果汁2%。アルコール分8%。
原材料名:うめ(越生町産)、うめスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。
関東三大梅林のひとつとも言われる越生梅林。越生町産うめの果汁とピューレ、独自のうめスピリッツ、
厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせた「ひとてま造り」で丁寧に仕込みました。
うめの爽やかな香りと風味が広がります。
同じ埼玉県越生町(おごせまち)産の果実を使ったものとしては、
2018年に発売された 埼玉越生ゆず がある。
また、梅味は結構出ており、群馬白加賀うめ、京都うめ、
京都青谷の梅 をこれまで当サイトで取り上げている。
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チューハイ・カクテル等
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