2024年3月13日[1]
No.10561: 焼酎ハイボール 5% 特製コーラ割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる 5ぱーせんと とくせいこーらわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールのアルコール5%シリーズに投入された限定品「特製コーラ割り」。
発売日は、3月12日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い茶色。あるいは濃いゴールド。
コーラ割りからは想像できない薄い色であり、麦茶よりも相当薄い。
この液色を見て、コーラ割りだとはまず思わないだろう。
注いでいる時は炭酸が踊っており、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、まさにクラフトコーラのような薬草っぽい香りがしっかりと感じられる。
見た目とのギャップがかなり大きい。
味はまったく甘くない。香りに感じたクラフトコーラの風味はあるが、
甘くないので不思議な感覚。焼酎の味わいもしっかりある。
飲み進めても、非常にシャープな舌触りでキレも良く、飲み飽きない。
アルコール分5%。無果汁。特製スパイスエキス使用。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、スパイスエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
缶裏には、次の説明がある。
辛口の【コーラ割り】
タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
コーラは今も昔も定番の飲み物で、大衆酒場では、甲類焼酎を、どこか懐かしさを感じる"瓶入りコーラ"で割った飲み方が人気です。
そのコーラ割りをイメージし、「焼酎ハイボール」ならではの辛口な味わいに仕上げました。
今しか飲めない<特製コーラ割り>をお楽しみください。
これまでの、というか、今も世に出回るコーラ味のチューハイといえば、ほぼ例外なくべたっと甘い仕上がりである。
そういうイメージで本品を開けると、まずその液色の薄さに驚き、でも香りを嗅いでみるとしっかりコーラで、
どんな味なのだろうと思いながら飲むと、まったく甘くない。
いわば驚きの連続なのだが、タカラ焼酎ハイボールのラインナップとして見れば、当然の仕上がりと言えるだろう。
缶説明にあるような、甲類焼酎を普通の瓶入りコーラで割ってみても、絶対にこんな味には仕上がらない。
コーラ自体に強烈な甘味があるからだ。
缶入りチューハイの多くは、自ら似た味を作ろうと思えば、できないこともないのだが、
この製品の味わいを一般消費者が再現することは難しい。
甘味のないクラフトコーラをもし入手できれば可能かもしれない。でも味わいバランスは難しい。
こんな製品をリリースできるのは、タカラさんしかない。大手ビールメーカーが、こんな缶チューハイで勝負できるとは思えないからだ。
タカラさんは、この焼酎ハイボールシリーズに限らず、焼酎を前面に出した酒呑み指向のR.T.D.をずっと造り続けている実績があるし、
何より宝酒造というブランドが、こういった製品のクオリティが間違いないことを保証している。
この製品は、万人受けはしない。お酒を飲み始めの若い人たちに受けるとは決して思えない。
でも、そんなことはどうでもいいのだ。というか、そんなことは蹴散らして、
ひたすらタカラらしさにこだわった、唯一無二の「コーラ割り」。
感動すら覚える製品である。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月13日[2]
No.10562: 食彩 / アサヒ
しょくさい / あさひ
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これまで、コンビニエンスストア業態のみで取り扱われていた アサヒ「食彩」が、
ついに全業態に拡大された。発売日は、3月5日。
スーパードライ生ジョッキ缶と同じく、天面飲み口が全開口する缶に入った製品で、
直接口をつけて飲むことが出来るものである。
中身の詳細については、前回レビューを参照されたい。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
実は、私の当初の予想が、良い方に裏切られた。
当初私が思っていたのは、この製品の売りである、缶を開けたら泡が盛り上がるというエンタメ性は、
スーパードライ生ジョッキ缶で既に経験している方も多いと思われ、価格の高い食彩が一体どこまで伸びるのか。
価格がネックとなって、次第に伸び悩むのではないかというふうに予想していたのだが、
どうやら好調を維持しているようである。
アサヒビールの強さというものを、改めて実感したところであり、
アサヒさんに対して失礼な予想をしてしまったことを謝罪したい気分である。
コンビニLAWSONでお試し引換券対象商品となった時も、券は確保できたのに店舗で品切れということが少なくなく、
何店舗もローソン行脚をしたことがある(私の住む街には、普通に歩き回るだけで6〜7店くらいローソンがあり、
自転車で回れるくらいの範囲内には、優に10店以上存在する)。
そのくらい人気商品ということである。
言うまでもなく、スーパードライとは味わいの傾向が異なるので、
単に見た目のエンタメ性ということだけでなく、缶を開けたら広がる香りを楽しみながら、
ゆっくり味わうことができるのが、この製品の良い所である。
いっそのこと、この食彩にも桜柄のスペシャルパッケージを投入してみたら良いのではないか。
その時のキャッチフレーズは、「ワンランク上のお花見」。
スーパーでちょっと贅沢なお惣菜の隣に置いたら、飛ぶように売れると思うのだけれど。
もう今からこんな提案をしても遅いと思うので、来年の春にいかがでしょうか?アサヒさん。
あるいは、秋のお月見シーズンに、月夜柄の秋限定スペシャルパッケージなんていうのは?
いや、しかし、そこまでやるとブランドを毀損する恐れがあるかな。
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ビール
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2024年3月14日[1]
No.10563: ヱビスビール / サッポロ
ゑびすびーる / さっぽろ
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「ヱビスビール」が新しくなっている。2月製造分からのリニューアルで、
なんと8年ぶりのリニューアルとなるようである。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、静かな落ち着きがあり、華やかさや浮ついたところがない。
味は強い苦味がググッと来た後、ほろっと甘いコクが感じられるが、クリアな飲み口。
適度なキレとしっかりした渋味。締まりの良い味わいだが、パワフルな苦味が余韻として残る。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
100年以上磨き続けた、旨みあふれる、ふくよかなコク。ヱビスビール。
それは、唯一無二のビールです。
こういった定番商品のリニューアルというのは、非常に分かりづらいものだが、
今回のヱビスは、本当に違いが分からない。決して飲む頻度が低いから味を覚えていないということではない。
ヱビスは、これまで数え切れないほど飲んできたし、そんなに何ヶ月も間が空くこともない。
それなのに、今回のリニューアルは、いったいどこがどう変わったのか、
私にはまったくわからなかった。
ニュースリリースにおける説明文を引用する。
ホップの最適な使用方法を追求することで、麦の旨味を際立たせ、洗練された味わいへ進化。
新旧並べて交互に飲み比べてみたら、もしかしたら分かるのかもしれないが、
上記ニュースリリースの説明を読んでもよく分からないように、微妙な味調整なのだと思う。
しかしそれは、悪いことでは決してない。もし大きくキャラクターを変えてしまったら、
それは大問題となる。
ファンが飲んだ時、「やっぱりヱビス」と満足してくれる。リニューアルといっても、気づかないほどの進化。
それこそが、この大ブランドがここまで続いている理由だろう。
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ビール
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2024年3月14日[2]
No.10564: ジムビームハイボール缶 レモネードハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん れもねーどはいぼーる / さんとりー
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サントリー ジムビームハイボール缶 の派生商品「レモネードハイボール」。
発売日は、3月5日。前回発売が昨年(2023年)9月12日だったので、およそ半年ぶりの登場である。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。注いでいる時は、炭酸が音を立てているが、すぐに静まる。
香りは、酸っぱそうなレモン香が強く、ウイスキーの香りがむしろ奥に引っ込んでいるようにも感じる。
だが、それは最初のインパクトだけで、実はしっかりバーボンらしい樽香のようなものが感じられる。
味はレモネードらしいジューシーな甘酸っぱさと、バーボンの風味が調和。
5%にしてはアルコール感もしっかり感じられ、飲みごたえがある。
飲み込んだ後には、キュンとしたレモン風味がバーボンの土っぽさとともに残る。
アルコール分5%。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
昨年の春、 秋、
そして今回と、半年タームで投入されているのは、きっとよく売れているからだろう。
ふだんバーボンウイスキーを飲み慣れていない人にも、これなら非常に取っつきやすい。
アルコール5%というのも、若い人に受けそうな設定である。
やはり、サントリーさんのウイスキーの売り方には、一日の長がある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45365LSUHCH#09 |
2022年12月23日[1]
No.9781: 果実の瞬間 いよかんチューハイ <数量限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん いよかんちゅーはい <すうりょうげんてい> / あさひ
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イオングループ限定商品とみられる アサヒ 果実の瞬間「いよかんチューハイ」。
正確な発売日はわからないが、店頭で発見した時期から、3月12日の発売ではないかと推測される。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、あまり派手に香らず、果皮の苦さのようなものを感じさせる柑橘香。
ジューシー感やフルーティさは乏しい。
味は香りの印象どおり、キリッと苦味が効いているが、甘味もちゃんと付けられている。
やはりジューシー感は弱く、低果汁でさらっとした飲み心地。軽い苦味も伴う。アルコール感は弱い。
果汁1.3%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、いよかん果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
いまや果実の瞬間は、イオン限定(留型)商品のブランドになってしまった。
以前はナショナルブランドとして、定番品のみならず、季節限定品を積極的に投入するなど、
様々な商品展開があった。それを考えると寂しい限りだが、
日本一多くの顧客を抱えたGMSの力を借りる戦略をとるのは、決して悪いことではない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45366DAEE#UK |
2024年3月15日[2]
No.10566: サッポロ黒ラベル 祝!新幹線誕生60年 新幹線新旧オールスターコレクション缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる しゅく!しんかんせんたんじょう60ねん しんかんせんしんきゅうおーるすたーこれくしょんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル「祝!新幹線誕生60年 新幹線新旧オールスターコレクション」缶。
イオンとサッポロビールの共同企画であり、イオングループ限定商品である。
正確な発売日情報がみつからなかったが、キャンペーン(コースターが当たる)の応募期間が
2月22日からとなっていることから、その日が発売日ではないかと推測される。
中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
新旧オールスターということだが、この黒ラベルの缶に描かれているのは最新の車両即ち「新」のほうである。
東北新幹線/北海道新幹線E5系、東海道新幹線/山陽新幹線N700S、東海道新幹線/山陽新幹線923形ドクターイエロー(T4)
の3種が描かれており、当然のことながらJR東日本、JR東海、JR西日本の許諾済であることが明記されている。
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ビール
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2024年3月16日[1]
No.10567: 北海道いちごサワー / KALDI COFFEE FARM
ほっかいどういちごさわー / かるでぃこーひーふぁーむ
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昨年も出ていた KALDI COFFEE FARM の「北海道いちごサワー」を今年もみつけたので買ってみた。
グラスに注いだ液色は、透過性の高い暗赤色。グレナデンシロップのような見た目。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、いちごジャムのような、かなりしっかり深いいちご香で、華やかさもあり、甘味が強そうである。
味は香りの印象通り甘味が強いが、酸味も効いている。さらっとした口当たり。
香りに感じたいちごジャムのような濃厚さではないものの、しっかり甘酸っぱくいちごらしい。
アルコール分5%。果汁8%。
原材料名:いちご(国産)、糖類、スピリッツ/炭酸、香料、酸味料、野菜色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
販売者:株式会社キャメル珈琲 東京都世田谷区代田2-31-8。
製造所:北海道麦酒醸造株式会社 北海道小樽市高島1-8-16。
缶裏に、次の説明文がある。
北海道の日高地方は「競走馬」「名馬」の産地として知られ、
美しい牧場の近隣で夏いちごの「すずあかね」が栽培されています。
北海道の冷涼な気候のもと育まれる「すずあかね」は、しまった実と、香りの高さが特徴です。
北の大地のいちご果汁を贅沢に使い、甘酸っぱく爽やかに仕上げました。
まさにいちごそのもの大人テイストです。
いちご果汁8% ※いちご果汁の内、北海道産いちご55%使用
中身は 昨年と変わらないようであったが、缶デザインが若干違う。
昨年は缶上部が空色(牧場風景の空なので)だったが、今年はいちごらしくピンク色で塗られている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45367KDES#UK |
2024年3月16日[2]
No.10568: ヱビスビール 祝!新幹線誕生60年 新幹線新旧オールスターコレクション缶 / サッポロ
ゑびすびーる しゅく!しんかんせんたんじょう60ねん しんかんせんしんきゅうおーるすたーこれくしょんかん / さっぽろ
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昨日、サッポロ黒ラベル「祝!新幹線誕生60年 新幹線新旧オールスターコレクション」缶を取り上げたが、
今日は同時発売されているヱビスビールの同じデザイン缶を。
イオンとサッポロビールの共同企画であり、イオングループ限定商品である。
正確な発売日情報がみつからなかったが、キャンペーン(コースターが当たる)の応募期間が
2月22日からとなっていることから、その日が発売日ではないかと推測される。
中身は通常のヱビスなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
新旧オールスターということだが、このヱビスの缶に描かれているのは伝説の車両即ち「旧」のほうである。
東北新幹線/上越新幹線200系、東海道新幹線/山陽新幹線0系、東海道新幹線/山陽新幹線922形ドクターイエロー(T2)
の3種が描かれており、当然のことながらJR東日本、JR東海の許諾済であることが明記されている。
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ビール
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2024年3月17日[1]
No.10569: スプリングバレー 豊潤 496 / キリン
すぷりんぐばれー ほうじゅん 496 / きりん
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キリン「スプリングバレー 豊潤 496」がリニューアルされ、3月12日に発売となった。
LAWSONの「お試し引換券」対象商品となった時に、ポイントで交換した。
グラスに注いだ液色は、極めて深い黄金色。オレンジがかっており、琥珀色に近い。
泡はややベージュで非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、甘く深い。ホップの華やかさもあるが、ややカラメルのようなロースティな感じも伴い、
麦芽の力強さをはっきりと感じる。
口当たりはわりとスムーズ。苦味は強いのだが、丸っこい感じで、刺激は強くない。
滑らかなコクが広がる。飲み込んだ後には苦味が残るが、従来品よりも少し軽くなったのかな?と感じる。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
1から31を足した数、496。ひと月飲んでも飲み飽きない完全な味わいを追求したい、
そんな願いと探究心を商品名に込めています。
今回のリニューアルに関し、ニュースリリースでは次のように説明している。
ホップの添加タイミングを複数回に分けることで、各々のホップが持つ豊かな香り・質の良い苦味を最大限に引き出しました。
豊潤さを維持しながらも飲みやすさをさらに高め、最後まで心地よく飲める味わいに進化しました。
香りはそんなに豊かになったとは感じなかったが、飲みやすさが高まったのは実感した。
より間口の広い味わいになったと言えるだろう。
さて、上記缶説明にもある商品名に込められた意味だが、
「1+2+・・・+31=496」つまり、31日毎日飲んでほしいということ。
さらに、毎度書いていることであるが、この496のような数字のことを「完全数」という。
完全数とは、自身を除くすべての約数を合計したものに等しくなる自然数で、
最小の完全数は6(=3+2+1)。次は28(=14+7+4+2+1)。そして3番目の完全数が496(=248+124+62+31+16+8+4+2+1)
である。
完全数を商品名にしたことで、味わいの完全なる調和を表現したという。
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ビール
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2024年3月17日[2]
No.10570: ゆずハイボール / ジェイエイフーズおおいた
ゆずはいぼーる / じぇいえいふーずおおいた
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JAフーズおおいた による「ゆずハイボール」。
当サイトで以前に取り上げている かぼすハイボール、
やさしいかぼすハイボール の姉妹品と思われる。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ゆずらしく青臭い柑橘香。苦そうで、かなり酸っぱそう。
アルコール臭は弱い。
味は甘味がほとんどなく、酸味と苦味が強い。ジューシー感があり、アルコール感は弱い。
飲み込んだ後にも、かなり刺激の強い酸味が口に残っている。
ゆず果汁4%。アルコール分4%。
原材料名:ゆず果汁(ゆず(大分県産))、アルコール、水溶性食物繊維/炭酸、香料、酸味料。
販売者:株式会社ジェイエイフーズおおいた 大分県杵築市大字本荘1453番地の1。
製造所:株式会社ふくれん 福岡県朝倉市柿原223番地。
以前取り上げた同じアルコール4%の やさしいかぼすハイボール は、甘味料を使っていて味もしっかり甘味があったようなのだが、
こちらは甘味料不使用なので、ほぼ甘さはない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月18日[1]
No.10571: スプリングバレー シルクエール <白> / キリン
すぷりんぐばれー しるくえーる <しろ> / きりん
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昨日、リニューアルした キリン スプリングバレー 豊潤 496 を取り上げたが、
3月12日同時リニューアル発売の「スプリングバレー シルクエール <白>」を紹介。
但し、こちらはパッケージのみの変更であり、中身は変わっていないため、
味については 既掲載記事を参照されたい。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、コーン。
きめ細かなふわとろの泡と白ワインのような華やかな香り、
小麦麦芽由来のまろやかな口当たりが特長の"ホワイトエール"です。
リニューアルで SPRING VALLEY の文字が大きくなり、とても目立つようになったので、良いと思う。
こちらも昨日飲んだ 豊潤 496 と同じく、LAWSONで「お試し引換券」対象商品となっていた時に、
ポイントでゲットしてきたものである。
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ビール
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2024年3月17日[2]
No.10572: はっさくサワー / ジェイエイフーズおおいた
はっさくさわー / じぇいえいふーずおおいた
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JAフーズおおいた による「はっさくサワー」。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。非常に細かな気泡がグラスの中に見える。
香りは、ジューシーでフレッシュ感あふれる柑橘香であるが、苦味がやや強そう。
アルコール臭は弱い。
味は酸味が強く、非常にシャープ。甘味は極めて抑制的。柑橘の皮のような苦味が強い。
香りに感じたほどのジューシーさはない。アルコール感がほのかに感じられ、飲み込んだ後には、鋭い酸と苦味が残る。
はっさく果汁10%。アルコール分4%。
原材料名:はっさく果汁(はっさく(大分県産))、きよみ果汁(きよみ(大分県産))、アルコール、糖類/酸味料、
トレハロース、炭酸ガス、香料。
販売者:株式会社ジェイエイフーズおおいた 大分県杵築市大字本荘1453番地の1。
製造所:株式会社ふくれん 福岡県朝倉市柿原223番地。
このJAフーズおおいたによる大分県産果汁を使ったシリーズは、昨日飲んだ ゆずハイボールのほか、
これまで何種か飲んできているが、どれも柑橘のシャープな味わいを活かした仕上がり。
この製品も、なんと果汁10%も使いながら、
あまりジューシー感を前面に出さない、いわば大人な味わいとなっている。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月19日[1]
No.10573: 上々 焼酎ソーダ 梅 / キリン
じょうじょう しょうちゅうそーだ うめ / きりん
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キリン 上々 焼酎ソーダ の派生商品「梅」が登場。発売日は、3月18日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、梅というよりは、梅干し。しっかりと酸っぱそうな、尖った香りである。
味は甘味がなく、極めてすっきり。香りに感じた梅干しフレーバーが広がるが、
実際に酸っぱいわけではない。梅干しっぽい風味だけ。飲み続けてもすっきり感は変わらず。
キレは抜群で、飲み込んだ後にも酸っぱそうな香りだけが残る。
アルコール分6%。
原材料名:連続式蒸留焼酎(国内製造)、本格麦焼酎、梅干し浸漬酒、米麹抽出物、食塩、オリゴ糖含有シラップ/炭酸、香料、酸味料。
商品名の缶表記「梅」の下にひっそり Umeboshi と書かれているので、缶をよく見れば、梅干し味であることはわかる。
昔から居酒屋などで焼酎を飲む際のお供として梅干しは定番なので、懐かしい味わいでもある。
サッポロ男梅サワーが受けているのも、そういうレトロ感ゆえであろう。
この製品は男梅サワーのような強烈な味わいではないので、毎日飲んでも飲み飽きないキャラクターである。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月19日[2]
No.10574: スプリングバレー ジャパンエール <香> / キリン
すぷりんぐばれー じゃぱんえーる <かおり> / きりん
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一昨日から、リニューアルした キリン スプリングバレー 豊潤 496、
同派生商品の シルクエール<白> と続けてを取り上げてきたが、
今日は3月12日同時リニューアル発売の「スプリングバレー ジャパンエール <香>」を。
但し、パッケージのみの変更であり、中身は変わっていないため、
味については 既掲載記事を参照されたい。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
日本産ホップを一部組み合わせることで実現した、繊細で爽やかな香りが特長。
心地よい苦味にすっきりとした後味が感じられる、飲みやすい"ペールエール"です。
こちらも先行2種と同じく、LAWSONで「お試し引換券」対象商品となっていた時に、
ポイントでゲットしてきたものである。
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ビール
CODE:45370DAEE#07 |
2024年3月20日[1]
No.10575: オリオン ザ・ドラフト / オリオン
おりおん ざ・どらふと / おりおん
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オリオン「ザ・ドラフト」が新しくなっている。
1月以降製造分から順次リニューアルとのことである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で概ねきめ細かく、泡持ちも概ね良い。
香りは、落ち着いたモルト香が強く、さらに副原料と思われる粉っぽい穀物香のようなものが感じられ、華やかさはない。
味はキリッと、すっきりした口当たりで、雑味を感じない。甘さがなく、クリアな飲み心地。軽妙な苦味。
キレが良く、苦味を残さない。
アルコール分5%。沖縄県産大麦使用 やんばるの水仕込み。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-42。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
沖縄で生まれたビールだからこそ、沖縄の"おいしい"を形に。今日もおうちで、楽しい時間を。
以前の オリオンドラフト から
オリオン ザ・ドラフト に生まれ変わったのが2020年6月。
その後、2021年2月にもリニューアルを行っているが、
ザ・ドラフトになった頃から、やや苦味が強調され、しっかりとした味わいに変化していたように思う。
今回、ニュースリリースでは、次のようにリニューアルポイントが説明されている。
今回のリニューアルでは、これまで以上に調査を重ね、より沖縄県民の嗜好にあわせた改良を行いました。
具体的には、やんばるの水で仕込み、余計な雑味を取り除く新たなろ過製法を採用することで、よりスッキリ、
より飲みやすい味わいを実現しています。
私の推測では、ザ・ドラフトになってから、やや力強い味わいとなり、その評判があまり芳しくなかったのではないか。
それで、沖縄県民がこの製品に対して求めるすっきり感をもう一度大切にし、軽やかな味わいに戻したのではないかと思う。
今やオリオン社は、75ビールのようなしっかりとした飲みごたえのあるクラフト系も多数リリースし、
商品の幅を大きく広げているが、同社の代表銘柄である本品については、今こそ原点回帰させるべきだと判断したのかもしれない。
だとすれば、それは好ましい判断であろう。
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ビール
CODE:45371WALIUM#RN01 |
2024年3月20日[2]
No.10576: タカラcanチューハイ レモン 40周年記念缶 / 宝酒造
たからかんちゅーはい れもん 40しゅうねんきねんかん / たからしゅぞう
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1984年1月24日に誕生したタカラcanチューハイが、今年めでたく40周年。
それを記念して、タカラcanチューハイ「40周年記念缶」が投入されている。
今年(2024年)1月中旬から順次切り替えということだが、私の周りではまだそれほど見かけない。
ロングセラーではあっても、そもそも爆発的に売れている商品でもないので、切替が進んでいないようだ。
缶容量は250ml、350ml、500mlの3種があるが、350mlを入手した。
なお、中身は通常の タカラcanチューハイ レモン なので、
味のレビューは割愛する。
アルコール分8%。果汁3.3%。
原材料名:焼酎(国内製造)、レモン、糖類/炭酸、香料、紅花色素。
プレミアムの理由
・11種類の樽貯蔵熟成酒 ・シチリア産手摘みレモン ・クリアな炭ろ過水
記念缶といっても、缶右肩に「40th ANNIVERSARY 皆さまに愛されて40周年」と書かれた記念ロゴがプリントされているだけである。
どうせなら、もっと目立つデザインにしても良かったのではないかとも思うが、
長く定着している定番品なので、イメージを崩すこともできず、そのあたりは難しいのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45371DAEE#UK |
2024年3月21日[1]
No.10577: すご 焼酎ハイボール 絶妙ブレンド / 合同酒精
すご しょうちゅうはいぼーる ぜつみょうぶれんど / ごうどうしゅせい
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3月19日に発売された 合同酒精「すご 焼酎ハイボール 絶妙ブレンド」。
「すご」というのは、同社から出ている甲類乙類混和焼酎「すごむぎ」、「すごいも」などの商品名に由来する。
GODO製品がこんなに早く入手できるのは、本当に珍しい。私の生活圏内では、
同社の商品は本当に見ることが少なく、新商品の発売情報などを知っていても、どうせ見つからないから、
いつも諦めていた。
しかし今回は、普段立ち寄る近所のスーパーに、どういうわけか大量入荷していた。
営業さんが頑張ってくれたのだろうか。販売店側も、これは売れると判断したのだろうか。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りを嗅ぐと、ほとんど香りを感じない。ピュアアルコールのような、悪く言うと消毒液のような匂いがするのだが、
それもごくわずか。
味も非常にすっきり。ほんのりとある甘味は、焼酎由来のもので、後から付けられたものではないから、
奥ゆかしい。甲類焼酎が基本となっているゆえのピュアさなのだが、
少しだけ乙類焼酎(麦、芋)がブレンドされており(全体の9%)、わずかにその風味はある。それが味わいを生んでいる。
但し、芋焼酎特有の深い甘さまでは感じない。飲み込んだ後の余韻に、少しだけ芋焼酎っぽい香味が残るだけ。
アルコール分7%。無糖・プリン体ゼロ。
原材料名:焼酎甲類(国内製造)91%、焼酎乙類9%(麦、麦麹、さつまいも、米麹(ベトナム産米、タイ産米)/炭酸ガス。
すっきりした味わいゆえ、飲み飽きない。アルコール設定7%も、しっかり飲みごたえがありつつ強すぎない。
まさに絶妙な仕上がりである。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月21日[2]
No.10578: 味しぼりレモンサワー / サンガリア
あじしぼりれもんさわー / さんがりあ
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ペットボトル入り商品 サンガリア「味しぼりレモンサワー」。
以前から存在しているものだが、まったく見たことがなかった。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、
飲むに至ったものだが、頂いてから相当な時間が経ってしまい、賞味期限をもう何か月も経過してしまった。
消費期限ではないため、飲んでも支障はないと思うが、品質は保持されていないことを承知で、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのある白色。気泡は見えないが、多分炭酸が相当抜けてしまっているためだろう。
香りは、キュッと酸っぱいレモン香。ペットボトル製品ゆえ、ボトルの匂いが少しする。
味は酸がシャープで、よくある芳香剤っぽい風味だが、少し甘味も感じられる。
炭酸は、やはり少し弱くなっている。飲み込んだ後には、苦味も残る。
果汁1%。アルコール分7%。
原材料名:レモン果汁、レモンエキス、ウォッカ(国内製造)、難消化性デキストリン(食物繊維)/炭酸、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア)、ビタミンC。
飲んで支障があるほど劣化はしていなかったが、味はやはり本来のものではなかったようだ。
パッケージに「すっきりとキレのある甘くないレモンサワー!」との表記があるが、
それほどシャープさはなく、間延びした感じがした。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月22日[1]
No.10579: ハブ監修 ジントニック / 南アルプスワインアンドビバレッジ
はぶかんしゅう じんとにっく / みなみあるぷすわいんあんどびばれっじ
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英国風パブ HUB を展開する(株)ハブ が監修した「ジントニック」が、セブンイレブン(首都圏・関西・甲信地方の一部店舗)
限定で販売されている。発売日は3月11日だが、復活販売だという。
残念ながら私は見落としていたのだが、昨年9月に販売し、好評を得たことで再販売に至ったものだとのこと。
もしかしたら、私の生活圏内では販売はなかったのかもしれない。
グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、まさに正統派のジントニック。軽妙にライムが効いた中に、はっきりジンの香りがする。
味はシャープで、ほんのりグリーンな柑橘の香味とジンが良いバランス。
甘味は強くなく、キリッとした飲み口。アルコール感は強くない。
飲み込んだ後にも、ジンの香味がしっかり残る。
アルコール分5%。無果汁。
原材料名:ジン(イギリス製造)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料。
販売者:南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社 山梨県笛吹市一宮町上矢作191番地1。
製造所:アシードブリュー株式会社宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
残念だと思うのは、アルコール度数が5%設定であること。しっかりカクテルらしい味わいとするなら、
もう少し高めのほうが良かったのではないか。缶入りジントニックで、ここまで本物っぽい風味のものは、
なかなかないのに、もったいない。
しかし、昨今の高アルコールR.T.D.悪玉論が広がる世情を考えれば、致し方ないのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年3月22日[2]
No.10580: アサヒ・オリオン ザ・ドラフト / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおん ざ・どらふと / おりおん(あさひ)
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先日、新しくなった オリオン ザ・ドラフト を取り上げた。
1月以降製造分からのリニューアルとのことだったが、
同社との提携により沖縄以外の全国に向けてアサヒビールが販売している「アサヒ オリオン ザ・ドラフト」
も当然ながら新しくなっている。こちらは、2月下旬出荷分から順次切り替えとのことである。
中身は、先日レビューした オリオン社オリジナル商品 と同じものなので、
味についてはそちらの記事を参照されたい。
アルコール分5%。沖縄県産大麦使用・やんばるの水仕込み。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社、沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
販売元:アサヒビール株式会社、東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
オリオン社オリジナル商品レビュー時にも書いたが、今回のリニューアルで、
クリアさが向上し、昔の オリオンドラフト に近いキャラクターに戻ったようだ。
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ビール
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