2024年5月13日[1]
No.10681: みるちゅ 長野産シャインマスカット / 北海道麦酒醸造
みるちゅ ながのさんしゃいんますかっと / ほっかいどうびーるじょうぞう
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近所のセブンイレブンのアルコール飲料売場でかなり目立っていた、北海道麦酒醸造の製品。
Milchu(みるちゅ)というブランドで、2種入手した。
検索してみると、セブンイレブン限定で、4月30日発売という情報があった。
2種のうち、先日既に 福岡産あまおう を掲載しているが、
今日はもう一つの「長野産シャインマスカット」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い白色で濁りがある。
勢いよく注ぐと白い泡が立つが、炭酸が特に強いわけではない。
香りは、白ぶどうらしくたっぷりと甘い。一方、ミルク感はあまりない。
味はほぼ香りの印象通り。甘さの強いシャインマスカットの特徴がうまく表現されているが、
かなり人工的な風味ではある。飲み進めると濃厚さが実感され、
飲み込んだ後にもしっかり深い甘みが残る。
果汁3%。アルコール分3%。
原材料名:乳および乳加工品(国内製造)、糖類、ぶどう、スピリッツ/炭酸、香料、酸味料、
安定剤(大豆多糖類、ペクチン)。
ペアで買ったもう1本は福岡産あまおうだったが、こちらは長野産。
いずれも北海道からはだいぶ遠い地方の果物を使ったR.T.D.ということになり、
いかにも北海道麦酒醸造の製品といった感じだ。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月13日[2]
No.10682: ビッくん IPA / 二軒茶屋餅角屋本店
びっくん あい・ぴー・えー / にけんぢゃやもちかどやほんてん
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愛知県発祥で、中京地区を中心に店舗展開している酒販専門店 酒ゃビック のキャラクター・ビッくん が大きくラベルに印刷された
「ビッくん IPA」。つくっているのは、今や全国区となった伊勢角屋麦酒ブランドで有名な二軒茶屋餅角屋本店。
当サイトのご協力者・森康哲さんから寄贈されたものである。
なお、賞味期限がなんと今年1月に切れてしまっており、相当に時間が経過しているが、
度数が高く、ホップをふんだんに使っているIPAであるから、品質は保持しているのではないかと期待しつつ飲む。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのあるオレンジ色。
泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、爽やかかつフルーティなホップ香がしっかりと立ち、ほぼ劣化を感じない。
IPAとして、パワフルな味が想像される。
味はまず苦味が極めて強い。それとともに、ジューシーな中域の伸びが豊かで、
たっぷりとしたコクがある。申し分ないパンチ力。
飲み進めると、苦味とアルコール感の強さが実感され、飲み込んだ後にも重たい苦味の存在感が残る。
アルコール分6.5%。原材料名:大麦麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:有限会社二軒茶屋餅角屋本店 三重県伊勢市神久6-8-25。
製造所:伊勢角屋麦酒 下野工場 三重県伊勢市下野町564-17。
CRAFT BEERとは、大手ビール会社とは異なった、小規模な施設でクラフトマンシップにあふれた職人によって作り出される、
個性豊かなビール。中でもホップを大量に使ったIndia Pale Ale インディアペールエール、
略してIPAアイピーエーとよばれる種類は強い苦みと香り高さが人気です。東海3県最大手イセカドの、鉄板IPAです。
やはり中味はほとんど劣化していなかった。力強い飲みごたえがあり、IPAらしさが堪能できた。
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ビール
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2024年5月14日[1]
No.10683: パーフェクト サントリービール エールビール <限定> / サントリー
ぱーふぇくと さんとりーびーる えーるびーる <げんてい> / さんとりー
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サントリーの糖質ゼロビール・パーフェクトサントリービール(PSB)の限定「エールビール」。
発売日は、5月14日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、
泡持ちも悪くない。
香りは甘くやさしいが、コクを感じないため、新ジャンルではないか?とすら感じる。
薬臭い感じもちょっとある。
味は香りの印象通りふわっと甘い口当たりだが、苦味が非常に強い。
コクがないのに、外側の苦味だけが固い。この特徴は、通年品 PSBと同じ。
そこが糖質ゼロの限界なのだが、パンチ力があるのは救い。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類。
アロマホップをふんだんに使用した、「爽やかな香り立ち」と「フルーティーな香りの余韻」が爽快にたのしめるエールビールです。
エールらしい甘さと、コク不足を補うように付けられた、やや不自然な強い苦味。
バランスは良くないが、糖質ゼロでここまで持ってきているのは評価できる。
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ビール
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2024年5月14日[2]
No.10684: 寶クラフト 南房総レモン <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと みなみぼうそうれもん <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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寶クラフト 「南房総レモン」。
当初の発売日は、2018年5月15日。ちょうど6年前だが、
当初地元である千葉県で先行発売となり、その後、東京都と埼玉県でも販売されるようになったものである。
自分で購入したものではなく、当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈頂いたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ白色だが、かすかに黄色っぽく、濁りがある。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、かなりシャープでキリッとしたレモン香。ジューシーさも適度に感じる。
味は甘味が極めて弱く、香りに感じたフレッシュな酸味が強い。
やや薬臭い感じがあるのは、アルコールとレモンの青臭さの相乗効果によるものだろう。
フレッシュでジューシーなのに、甘くない。
飲み進めると、豊かなアルコール感というか酒臭さが実感される。
果汁1.7%。アルコール分8%。
原材料名:レモン(南房総産)、レモンエキス、アルコール(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
南房総の温暖な気候と降り注ぐ太陽光をたっぷり浴びた南房総産「海と太陽のレモン」をまるごと搾ったストレート混濁果汁と、
同じく「海と太陽のレモン」から作ったレモンペースト、厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせた「ひとてま造り」で丁寧に仕込みました。
爽やかな香りとまろやかな酸味、コクのある味わいが楽しめます。
この寶クラフトシリーズを飲んでいつも驚くのは、果汁使用量が少ないのにもかかわらず、
フレッシュ感とかジューシー感がちゃんと表現されているところ。もちろん、果汁だけでなく、
本品で言えばレモンエキスなども使われているから、決して人工的な味づくりということではないのだが、
焼酎との合わせ方も含めて、長年チューハイというものを造り続けてきたタカラさんならではの圧倒的技術力を実感する。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月15日
No.10685: −196 ストロングゼロ 梨ダブル <限定> / サントリー
いちきゅうろく すとろんぐぜろ なしだぶる <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196(イチキューロク)ストロングゼロ の限定「梨ダブル」。
発売日は、5月14日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに白濁しているようにも見える。
非常に細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、いかにも和梨という、繊細さがジューシーさよりも勝っている。甘味はかなりありそう。
味は香りの印象通り、柔らかな口当たりで繊細さもあるが、何よりアルコールが強烈。
甘みは甘味料のためコクがない。そのため、余計にアルコール感が目立つ。
飲み込んだ後には、口中にやさしい甘さが残るとともに、
胃の中がホットなアルコールで満たされる感じがする。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。梨果汁1%。梨浸漬酒使用。
原材料名:梨、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
※洋梨果汁を使用しています。
缶体に書かれたイラストは和梨で、味わいも和梨らしい繊細さがあるのだが、洋梨果汁を使っているという注釈がある。
おそらく梨浸漬酒のほうが、和梨なのではないかと推測する。飲んでいて、洋梨らしさはまったく感じなかった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月16日
No.10686: サッポロラガービール <数量限定> / サッポロ
さっぽろらがーびーる <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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普段は料飲店限定の瓶ビールで、通称「赤星」の名で親しまれている「サッポロラガービール」。
缶入り製品は、近年では概ね年2回のペースで限定販売されている。今回の発売日は、5月14日。
当サイトで把握している限り、これまで
2008年、
2009年、2014年、
2016年7月、同年11月、
2017年6月、同年11月、
2018年7月、同年10月、
2019年7月、同年10月、
2020年7月、同年10月
2021年5月、同年10月、
2022年5月、同年11月、
2023年5月、同年10月
と19回登場し、これがなんと20回目の販売である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
香りは落ち着いて、華やかさはない。モルトの重み、穀物っぽい香りが主体。
味も苦味がズシッと重い。しかし、外側の殻が固い感じであり、ボリューム感はほどほど。
軽快な酸味を伴い、じんわりとした旨み。キレも良い。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
中味は何ら変わっていないし、変えてはいけない製品。
国産ビール界のレジェンドと言える存在であり、コンビニ等での販売を通じ、
今の若者にもこの魅力を広く知ってもらいたいと思う。
近年、サッポロ黒ラベルを「格好いい」とファンになった若い人たちに、
赤星を知っていたらもっと格好いいよと、伝えたい。
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ビール
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2024年5月17日
No.10687: ホップサワー / アサヒ
ほっぷさわー / あさひ
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アサヒから5月14日に発売された「ホップサワー」。
ドン.キホーテやユニー等を傘下に持つパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)
の酒類取扱店限定の商品である。
グラスに注いだ液色は、まるで白ワインのような淡い麦わら色。
注いでいる時、純白の泡がサイダーのように立っているが、程なくして減衰。
香りは、商品名の通りホップのフルーティーな甘さが立っており、白ぶどうのような甘酸っぱいニュアンスがある。
イメージとしては、やや甘味のあるスパークリングワインに似ており、発酵臭のような酸っぱい香りが特徴である。
味も香りの印象通り、やや甘酸っぱい感じ。苦味は弱く、さらっとした口当たり。
アルコール感も優しい。およそビールのようなコクとか飲みごたえはなく、
最後まで爽やかな味わい。
アルコール分5%。
原材料名:麦芽エキス、ホップ、糖類(国内製造)、イソマルトオリゴ糖。麦芽使用率25%未満。
缶に「ホップのフルーティーな香り。すっきり上質な味わい。」とあるように、
香りと軽快な飲み心地が特徴の製品である。発泡酒なのに、ワインカクテルみたいな風味で、
これを心地よいと感じる人がどれだけいるか。そこが勝負であろう。
私は、もう既に古い感覚の人間であることを自覚した上で言えば、この製品の狙いというものが、よくわからない。
ビールでもチューハイでもない、いわば第3の選択肢を狙っているのだろうが、
どちらのヘビーユーザーからも支持されない中途半端な仕上がりと言わざるを得ない。
無論、従来からの酒好きではなく、最近の特にビールに馴染みのない若者に対するアプローチなのかもしれないが、
だったらサントリーほろよい みたいな低アルコールチューハイか、
アサヒ贅沢搾り みたいなフルーティー感を強調したチューハイのほうが飲みやすい。
ただ、当サイトでサントリー生ビール のヒットを私が予想できなかったように、
上記のような私の見解は、もう古いのかもしれない。
新しくて面白くて飲み易ければ、若者に刺さるかもしれない。
まるで実証実験みたいなこの製品の行方を、厳しい目で見守りたいと思う。
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発泡酒
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2024年5月18日
No.10688: 焼酎ハイボール 山口産夏みかん割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる やまぐちさんなつみかんわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「山口産夏みかん割り」。
発売日は、5月14日。昨年もこの時季に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモン色。ほんのりと濁りがあるように見える。
多量の気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、ややジューシー感のあるシャープな柑橘香。苦そうだが、少し甘そうなニュアンスもある。
味はキリッとシャープ。いかにも焼酎ハイボールというストイックな味わいだが、ほんのりと甘さも。
酸味と軽い苦味もあり、キレは抜群。飲み込んだ後には、かすかに甘酸っぱさが残る。
アルコール分7%。果汁0.5%。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、夏みかん果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「夏みかん」は、山口県が原産といわれる果実で、春から初夏にかけて旬を迎えます。
夏みかんの爽やかな香りと酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
中身は 昨年のもの と変わりはないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月19日
No.10689: 山崎蒸溜所貯蔵 梅酒ブレンド ソーダ割り / サントリー
やまざきじょうりゅうじょちょぞう うめしゅぶれんど そーだわり / さんとりー
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4月23日にファミリーマート限定で発売された サントリー「山崎蒸溜所貯蔵 梅酒ブレンド ソーダ割り」。
瓶入りで発売されている梅酒
サントリー梅酒 山崎蒸溜所貯蔵梅酒ブレンド
をソーダで割って缶入りRTDに仕上げたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色で、やや濁りがある。
非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りはどっしり落ち着いた梅酒香で、派手さはなく、深みがある。
酸っぱそうな感じは弱い。
味も香りの印象通り、深いコクがある。酸味はほどほど。
熟成感があるのは、樽貯蔵梅酒がブレンドされているからだろう。
軽い渋味を伴い。キレが良い。飲み込んだ後にも妙な甘さを残さず、軽い酸味が残る。
アルコール分5%。原材料名:梅(国産)、スピリッツ、ブランデー、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料。
山崎蒸溜所で、ウイスキー古樽に貯蔵した梅酒を絶妙なバランスでブレンドした、大人のための梅酒のソーダ割りです。
樽由来の味わい深い余韻と、梅酒ならではの柔らかな甘みが特長です。
瓶では、ストレートやロックでもお楽しみいただけます。
当サイトで前回 およそ1年前 に取り上げているが、
中味は変わっていないようであった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月20日
No.10690: J-CRAFT TRIP じゃばらサワー / 三菱食品
じぇい・くらふと・とりっぷ じゃばらさわー / みつびししょくひん
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三菱食品から販売されている J-CRAFT TRIP シリーズの「じゃばらサワー」。
発売日は、3月26日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁っているようにも見える。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、とても青臭い柑橘香。すだちに似ている。
酸味が強そうである。
味は香りの印象通りキリッと酸味が強く、非常にシャープな口当たり。
甘さは極めて抑制的。この味わいのため、アルコール3%なのに、強く感じる。
飲み込んだ後にも、非常に強い酸味と軽い苦味が口に残る。
アルコール分3%。果汁0.5%。原材料名:じゃばら果汁、ウオッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/酸味料、炭酸、香料。
販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。
製造場:オエノンプロダクトサポート(株) 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
「ことりっぷ」は旅する人に小さなしあわせを届ける旅メディアブランドです。
「ことりっぷ」は株式会社昭文社ホールディングスの登録商標です。
また缶には、次のような記載もある。
ことりっぷ の旅メモ
大自然を楽しめる和歌山。なかでも、和歌山、三重、奈良にまたがる特別名勝の渓谷「瀞峡」の美しさは格別です。
「じゃばら」は(株)じゃばらいず北山が保有する登録商標または商標です。
こういうチューハイは、ふつう万人受けを狙って結構甘く仕上げることが多いと思うのだが、
本品は驚くほど酸味が強く、甘さがほぼなく、酒好きに受けそうな仕上がりである。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月21日
No.10691: ジムビームハイボール缶 ピーチハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん ぴーちはいぼーる / さんとりー
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サントリー ジムビームハイボール缶 の限定派生商品「ピーチハイボール」。発売日は、5月21日。
前回発売が昨年(2023年)12月5日だったので、半年弱での再登場である。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールドで、微かに濁りがあるように見える。
細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは基本的に甘い桃の香りが立っているが、良く嗅いでみると、
ジムビームらしい土臭いようなワイルドな香りがベースにある。
味は香りの印象どおり、最初に桃のジューシーな甘さが来て、飲みやすい。
しかし、飲み進めるうちに、バーボンらしい香味もさりげなく寄り添っているのがわかる。
さらっとした飲み口で、くどさや強さはない。飲み込んだ後にも優しい桃風味が残る。
アルコール分5%。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、桃、糖類/炭酸、酸味料、香料。
世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
中味は 前回のものから変わっていないようであった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月22日
No.10692: ほろよい 台湾ライチ <限定> / サントリー
ほろよい たいわんらいち <げんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいの限定「台湾ライチ」。発売日は、5月21日。
グラスに注いだ液色は、微かに白濁。非常に細かな気泡がグラスの中央を多量立ち昇っている。
香りは、たっぷり甘いライチ。シンプルだが力強い香り。
味は香りの印象通り甘味が強い。ライチ味はこうあって欲しいというそのままの味。
しっかりと濃い。
但し、まとわりつくような甘さではなく、飲み込んだ後にはほんのりやさしい甘味が残る。
ライチ・ぶどう果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:ライチ、ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
ライチだけでなくぶどうも使われているとはまったくわからなかったが、
味わいに分厚さを出すためのテクニックなのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月23日
No.10693: パインアメサワー <限定> / 三菱食品(製造者:オエノンプロダクトサポート)
ぱいんあめさわー <げんてい> / みつびししょくひん
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三菱食品「パインアメサワー」。
2019年から毎年この時季に限定品として出されているもので、今年で6年目となる。
今年の正式な発売日はわからないが、立ち寄ったLAWSON店頭に大量に並んでいた。
なお、パインアメ とは、
大阪市に本社を置く パイン株式会社 がつくる
パイナップルの輪切り型をしたキャンディである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに黄色っぽい。
細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、キュンと甘酸っぱそうなパイン香。
実際のパインアメのイメージよりは、シャープな感じ。
味も酸味が効き、甘さは抑えめ。さらっとした口当たりで、味が薄いと感じるくらい。
パインアメと聞いてべたっとした甘さだったらどうしようと、不安に思っているなら、心配する必要はない。
キリッと酸が立っていて、適度にキレもある。
飲み込んだ後には、甘酸っぱさだけでなく、軽い苦味も残る。
果汁2%。アルコール分4%。
原材料名:パインアップル果汁、醸造アルコール(国内製造)、梅酒、果糖、砂糖、オリゴ糖/炭酸、酸味料、香料。
販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。
製造場:オエノンプロダクトサポート(株) 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
昨年 から中身は変わっていないようである。
阪神タイガースの岡田監督がパインアメを好んで食べているということで、
昨年の日本一達成以降、爆発的にパインアメが売れ、一時は品薄にすらなっていた。
この製品はそれ以前から存在していたものだが、パインアメ人気はありがたいに違いない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月24日
No.10694: 秋田杉 GIN ハイボール / 秋田県醗酵工業(製造:合同酒精)
あきたすぎ じん はいぼーる / あきたけんはっこうこうぎょう
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オエノングループの秋田県醗酵工業から発売されている「秋田杉 GIN ハイボール」。
製造は同グループの代表企業ともいえる合同酒精。調べてみると、発売は、2022年11月10日だったようである。
全国販売の商品ではあるが、私はこれまでまったく見たことがなく、
同グループの商品は私の行動範囲内では絶望的に流通量が少ないため、入手は完全に諦めていた。
ところが、当サイトのご協力者・森康哲さん
から寄贈され、めでたく飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、無色透明。非常に細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、まさにジンらしいジュニパーベリーが中心だが、
本品は秋田杉の葉が用いられているということで、どこか材木っぽい香りもある。
青臭いが、ウッディでもある。
味はまったく甘くない。ジン固有の風味だけで非常にシャープなのだが、
アルコール設定が5%ということで、強烈さはない。さらっとした飲み心地。
何口飲んでも甘くないので、飲み飽きない。
アルコール分5%。原材料名:ジン(国内製造)/炭酸ガス。
販売者:秋田県醗酵工業株式会社 秋田県湯沢市深堀字中川原120-8。
製造所:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250。
これは酒呑みに絶賛される仕上がりだ。最近はジンベースの缶入りR.T.D.が増えているとはいえ、
ここまでストイックな味わいのものは多くない。身近に売られていれば、たまに買ってもいいのにと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45436PRST#UK |
2024年5月25日
No.10695: 福岡キウイサワー / ふくれん
ふくおかきういさわー / ふくれん
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存在を知らなかったのだが、偶然遭遇して入手した、ふくれん「福岡キウイサワー」。
調べてみると今年(2024年)2月1日の発売で、博多あまおうサワーとともに2種同時発売されたもの。
グラスに注いだ液色は、やや濁りの見られる淡いゴールド。非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、しっかり濃厚で甘味の強そうなキウイ香。
単調だが深い香り。
味は香りの印象とはやや異なり、そんなに甘味は強くない。むしろしっかりと酸味が効き、
爽やかな口当たり。軽い苦味すら感じる。アルコール感は弱いので、スイスイ飲み進められる。
飲み込んだ後にも、強めの酸っぱさが口に残る。
キウイ果汁15%。アルコール分3%。九州産果実使用。
原材料名:キウイフルーツ(福岡県産)、アルコール、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料。
製造者:株式会社ふくれん 甘木工場 福岡県朝倉市柿原223番地。
製造者の(株)ふくれんは、全国農業協同組合連合会福岡県本部(JA全農ふくれん)の子会社で、
福岡県産や国産原料を主体とした加工事業(飲料・食品加工)を行っている(同社サイトより)。
本品も福岡県産のキウイ果汁をなんと15%も使っており、キウイの持つみずみずしい甘酸っぱさが上手に活かされている。
なお、同時発売の博多あまおうサワーも入手しているので、追って取り上げる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45437DAKO#114 |
2024年5月26日
No.10696: 博多あまおうサワー / ふくれん
はかたあまおうさわー / ふくれん
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存在を知らなかったのだが、偶然遭遇して入手した、ふくれん「博多あまおうサワー」。
昨日飲んだ 福岡キウイサワー と一緒に入手したものだが、
発売日は2種とも2月1日であった。
グラスに注いだ液色は、オレンジに近い朱色と言えるような色で、あまりいちごっぽくはない。
透過性があり、ざくろサワーみたいな見た目。非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りはかなり濃厚で、いちごジャムみたいな煮詰めたような感じがある。
甘味がかなり強そうである。
味は香りの印象とはやや異なり、そんなに甘味は強くない。
昨日飲んだキウイ同様、しっかりと酸味が効き、爽やかな口当たり。アルコール感は弱い。
飲み込んだ後にも、甘酸っぱさが口に残る。
果汁10%。アルコール分3%。九州産果実使用。
原材料名:いちご(福岡県産あまおう)、アルコール、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料。
製造者:株式会社ふくれん 甘木工場 福岡県朝倉市柿原223番地。
いちご味チューハイで、果汁を10%も使っているものは珍しい。
JAなので、規格外の果実の入手が容易という事情があるのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45438DAKO#115 |
2024年5月27日[1]
No.10697: サッポロ生ビール ナナマル / サッポロ
さっぽろなまびーる ななまる / さっぽろ
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サッポロの糖質・プリン体70%オフのビール「ナナマル」が新しくなった。
5月21日のリニューアル発売である。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、当初は盛り上がるものの、
泡持ちはあまり良くない。
香りは、軽やかなホップ香が立つものの、昔の発泡酒みたいな雑穀臭が少し感じられる。味にコクがないであろうことが想像される。
味は香りの印象通りコクがない。但し、苦味は強めなので、外側ばかりが固い印象。
これが糖質オフ製品の限界なのか。こういう形で飲みごたえを出すしかないようだ。
飲み込んだ後の余韻には、以前の製品ほど発泡酒的臭みは残らない感じ。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類。
従来品 と比べて、残念ながらコクの向上は見られなかったが、
臭みの軽減は成し遂げているように感じた。
しかし、これで売上が爆発的に伸びるか?というと、厳しいように思う。
糖質オフ発泡酒や新ジャンルとの大きな違いを感じないからだ。
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ビール
CODE:45439DAKO#06 |
2024年5月27日[2]
No.10698: 寶 FARMER'S STORY 千葉のめぐ実 南房総みかん <数量限定> / 宝酒造
たから・ふぁーまーず・すとーりー ちばのめぐみ みなみぼうそうみかん <すうりょうげんてい> / たからしゅぞう
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宝酒造から出ている「寶 FARMER'S STORY 千葉のめぐ実 南房総みかん」。発売日は、昨年(2023年)4月18日。
販売地域は千葉県を中心とした関東エリアということで、入手できるとは思っていなかったが、
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたため、飲むに至った。
いつもいつも感謝である。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いオレンジ色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、非常に奥ゆかしい柑橘香と、それに拮抗するくらいのアルコール臭。
不必要なジューシー感を出していないところが、好印象である。
味は香りの印象以上に甘味が強い。濃くてしっかりみかんの味で、アルコール感もしっかり。
果汁含有率はたった2%なのに、ここまで濃いのは、みかんペーストを使っているからだろうか。
飲み込んだ後にも、強めの甘味がしっかり残る。
果汁2%。アルコール分7%。原材料名:みかん(南房総産)、アルコール(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料、
カロチン色素。
FARMER'S STORY というブランドを当サイトで扱うのは初めてだが、以前から存在している。
この手の瓶入りというと、寶CRAFT シリーズがたくさん出ており、当サイトでもかなり取り上げているのだが、
パッケージは非常に似ている。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月28日[1]
No.10699: 甘くない檸檬堂 無糖レモン 5% / コカ・コーラ
あまくないれもんどう むとうれもん 5ぱーせんと / こか・こーら
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コカ・コーラ「檸檬堂」ブランドから、新たに「甘くない檸檬堂」が誕生。
無糖レモン5%と7%の2種で、発売日は5月27日。
2種のうち、まずは「無糖レモン5%」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり白く濁っている。その濁りの中に、多めの細かな気泡がはっきり見えるため、
炭酸はかなり強めであることがわかる。
香りは、レモンの皮のような苦さの中に、ちゃんと芯のあるジューシーなレモン香。
無糖レモンというと、ジューシー感が犠牲になっている製品が多い中、この製品はレモンをしっかり感じさせる。
味も香りの印象通り、キュッと引き締まった味の中心に適度なジューシー感。
いかにも揮発成分が多そうな、搾りたてのレモンのような味わいなのに、甘さはまったくない。
いや、微かに甘いと言ったほうがよいのかも?という程度の味。
飲み込んだ後には、鋭い酸味と強い苦味が残る。
果汁4%。アルコール分5%。原材料名:レモン、レモンエキス、スピリッツ(国内製造)、食塩/炭酸、香料、
酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
原材料名を見て納得。微かに甘いと感じた正体は、食塩だったのか。絶妙なブレンド具合である。
ただ無糖というだけでなく、フレッシュ感やレモンらしい味わいもちゃんと活かされている。
この技量はなかなかである。
コカ・コーラさんは、檸檬堂ブランド自体の誕生の時からそうだが、
後発組であることのメリットを十二分に活かし、市場である程度出来上がっている評価を踏まえた上で、
そのストライクゾーンにただぶつけてくるだけでなく、
これまでに足りていない要素を少し加えることで、消費者ニーズをこじ開けるということを上手にやってのける。
それが、レッドオーシャンである日本のソフトドリンク市場を牽引してきたリーディングカンパニーとしての実力なのだろう。
群雄割拠の無糖チューハイ市場に、新勢力が割って入る余地がまだあるのか?と、
外野から見れば思ってしまうが、この製品には他社のシェアを奪うだけの魅力がしっかり備わっている。
特にキリン氷結無糖シリーズや、サントリータコハイなどのライバルは、心して迎えたほうがいい。
ただ手をこまねいていては、あっという間にかなりのシェアを食われてしまうであろう。
甘くないチューハイ市場のパイは限られていて、しかも消費者はわりと移り気であるかもしれないからだ。
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チューハイ・カクテル等
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2024年5月28日[2]
No.10700: 100%カジューハイ 洋梨 / 富永貿易
100ぱーせんとかじゅーはい ようなし / とみながぼうえき
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神戸居留地ブランドで知られている富永貿易から出ている 100%カジューハイ シリーズ。
これまで、りんご、白ぶどう、
ピンクグレープフルーツ の3種を取り上げているが、
今日は「洋梨」を。
調べてみると、発売日は2023年11月14日だったようである。
グラスに注いだ液色は、しっかり深いゴールドというか、薄茶色に近い。やや濁りが見られる。
非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、派手さはなくフルーティさもなく落ち着いた洋梨香なのだが、
芯があってガツンと深みを感じさせる力強い香り。洋梨でこんなに強烈なのは、珍しい。
味は酸味が鋭く、甘味も極めて強く、洋梨らしい妖艶な風味もしっかりあり、強烈の一言。
ハッキリ言って、くどい。洋梨をかじった時に口に広がる風味を濃縮した感じ。
飲み込んだ後にも、強い甘味がしっかり残る。
アルコール分3%。果汁100%(濃縮還元)。原材料名:西洋なし果汁(外国製造)、スピリッツ/炭酸、酸味料、香料。
販売者:富永貿易株式会社 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
製造場:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
洋梨好きでも、この圧倒的濃さはちょっと躊躇するかもしれない。
他では見たことがない、唯一無二の100%洋梨果汁チューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
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