2024年6月24日[1]
No.10741: アシード アスター 沖縄シークヮーサーのチューハイ / アシード
あしーど あすたー おきなわしーくゎーさーのちゅーはい / あしーど
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缶チューハイ等のOEM製造を多く手掛けているアシードブリューのつくるナショナルブランド「アシードアスター」。
その「沖縄シークヮーサーのチューハイ」。
グラスに注いだ色は、濁りのあるレモン色。
濁りのため気泡は見えにくいが、そもそも炭酸はそんなに強くなさそうである。
香りは、青臭い柑橘香で、まさにシークヮーサーだ。
味はまず苦味が強く、酸味も弾けるような感じ。かなりシャープではあるが、
酸味を制するように甘味も結構付けられている。
炭酸は弱く、アルコール感はほどほど。飲み込んだ後にも、シークヮーサーらしい青臭さと、苦味、酸味が口に残る。
果汁5%。アルコール分5%。原材料名:シイクワシャー果汁、ウォッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料。
販売者:アシード株式会社 東京都港区芝1丁目6番10号。製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場
栃木県下野市下石橋561。
南国の海風と燦々とふりそそぐ太陽で育てられた完熟沖縄シークヮーサーのチューハイです。
完熟ストレート果汁を使用した贅沢な味わいをお楽しみください。
ジューシー感と適度な甘味。クラシカルなスタイルの缶チューハイと言える。
なお、冷蔵庫に入れる際に落としてしまい、缶が潰れてしまったのだが、幸い中身に問題はなかった。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月24日[2]
No.10742: −196 ストロングゼロ ビターレモン / サントリー
いちきゅーろく すとろんぐぜろ びたーれもん / さんとりー
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今年(2024年)1月下旬からブランド名を一新した −196(イチキューロク)のストロングゼロシリーズ。
定番6種あるうち、当サイトでは、これまで ダブルレモン、
無糖ドライ、
ダブルグレープフルーツ の3種を掲載しているが、
今回、やっと「ビターレモン」を入手したので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるかな?という程度。
香りは、キリッとシャープなレモン香で、辛口の味が想像される。
味は香りの印象通りシャープで、酸味と苦味が極めて強いのだが、それを制するためか、ほんのりと甘い感じがする。
高アルコールゆえかもしれない。
飲み込んだ後にも、強い苦味と鋭い酸味と強烈なアルコール感が残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモンピール・レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモンピール、レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK)。
ブランド名変更前から続くビターな味は基本的にそのままだが、気のせいか若干レモンのジューシー感や、
飲みやすさが向上したように思える(いや、私が単に慣れてしまっただけだろうか)。
ビターの名を冠するチューハイとしては、必ずしも好ましい変化ではないが、
消費者ニーズに寄り添った変更なら致し方ない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月25日[1]
No.10743: 氷結 無糖 白ブドウスパークリング <期間限定> / キリン
ひょうけつ むとう しろぶどうすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結無糖シリーズの期間限定「白ブドウスパークリング」。
発売日は、6月25日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、同じ氷結シリーズの シャルドネスパークリング と同じ、非常に甘いぶどう香。
これ本当に無糖だろうか?と思うほど甘い。
味は、口に入れた瞬間に肩透かしを食らったみたいに、甘味がない。いや、味がないと言った方がいいくらい。
香りは甘いのに、舌では甘さを感じない。軽い苦味と酸味を伴い、キレが良い。
飲み込んだ後にもほぼ味を残さないが、白ぶどうの甘い香りが残る。
アルコール分7%。果汁2.5%。
原材料名:ぶそう果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
爽やかな白ブドウの果実味と、すっきりとした飲み心地。
甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖白ブドウチューハイです。
このほとんど味がないと言えるくらいにあっさりした仕上がりは、
大手ビールメーカーの出す缶チューハイとしては珍しいが、宝酒造などは昔からやっていた。
時代がやっとそこに追いついたと言えるかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月25日[2]
No.10744: −196 ストロングゼロ ダブル 完熟梅 / サントリー
いちきゅーろく すとろんぐぜろ だぶる かんじゅくうめ / さんとりー
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今年(2024年)1月下旬からブランド名を一新した −196(イチキューロク)のストロングゼロシリーズ。
定番6種あるうち、当サイトでは、これまで ダブルレモン、
無糖ドライ、ダブルグレープフルーツ、
ビターレモン の4種を掲載しているが、今日は「ダブル完熟梅」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールドだが、かすかに濁りがあるようにも見える。
香りは、こってりと甘味の強そうな梅。コクがありそうなので、梅酒が使われていることがわかる。
味は香りの印象どおり甘味が極めて強く、酸味も強い。アルコール感も強烈。
すべての要素がパワフルである。飲み込んだ後にも、梅の強い甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。完熟 梅浸漬酒使用。
原材料名:梅、ウオツカ(国内製造)、梅酒、梅エキス/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
今時こんなに甘味が強くくどい缶チューハイは珍しいが、
思えば昔のストロングチューハイにはこういったタイプが多かった。
このキャラクターでしぶとく生き残っているのは、一定の人気が継続しているということなのだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月26日[1]
No.10745: こだわり酒場のレモンサワー 神すっぱレモン / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー こいうま / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズの限定品「神すっぱレモン」。
発売日は、6月25日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。多量の細かな気泡が、グラスの中を立ち昇っている。
香りは、こだわり酒場シリーズらしい、フレッシュ感あるレモン香だが、気のせいか、
芯が通って非常にシャープな感じがある。
味は甘味が極めて弱く、その代わりに酸の尖りがとても鋭い。
名前に恥じないシャープさ。反面、果汁感というか、生っぽさは今ひとつ。
酸味の部分だけを切り出したかのような、やや不自然なバランスだが、少しだけ塩っぽい旨みのようなものはある。
飲み込んだ後にも、ただただ鋭い酸味が残る。
アルコール分5%。果汁1.8%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎、食塩/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
食塩で味わいに厚みを出しているところがポイント。そうでなければ、ただ酸っぱいだけの薄い味わいになってしまっただろう。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月26日[2]
No.10746: アシード アスター 愛南ゴールドのチューハイ / アシード
あしーど あすたー あいなんごーるどのちゅーはい / あしーど
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缶チューハイ等のOEM製造を多く手掛けているアシードブリューのつくるナショナルブランド「アシードアスター」。
その「愛南ゴールドのチューハイ」。
グラスに注いだ色は、しっかり濁りのあるレモン色。
濁りのため気泡は見えにくいが、そもそも炭酸はそんなに強くなさそうである。
香りは、はっさくのような苦味の強そうな柑橘香。
弾けるフレッシュ感が強い。
味は香りの印象通り、苦味と酸味が強め。ただ、それらを制するように甘味もしっかり付いている。
炭酸は弱く、アルコール感はほどほど。
飲み込んだ後にも、フレッシュ感あふれる甘酸っぱさ、苦さが残る。
果汁6%。アルコール分5%。原材料名:河内晩柑果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
販売者:アシード株式会社 東京都港区芝1丁目6番10号 芝SIAビル2F。製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場
栃木県下野市下石橋561。
愛媛県の最南端、愛南町で穏やかに冬を越え、初夏に旬を迎える稀少な柑橘愛南ゴールドのチューハイです。
和製グレープフルーツと呼ばれる愛南ゴールドのストレート果汁を使用した酸味と甘味のバランスのとれた味わいをお楽しみください。
原材料名に「河内晩柑」と書かれているように、愛南ゴールドと河内晩柑は同じものらしい。
これは知らなかった。
調べてみると、
愛南町の公式ホームページ
に説明があり、元々熊本県河内村で発見されたことから「河内晩柑」という品種名となり、
つくられる産地により様々な名称で呼ばれているが、現在では愛南町の「愛南ゴールド」が生産量日本一ということらしい。
和製グレープフルーツと呼ばれることがあり、苦味が特徴の柑橘。チューハイに向いている味わいだと言える。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月27日
No.10747: ニッポンのシン・レモンサワー 夏の涼しレモン <限定> / サッポロ
にっぽんのしん・れもんさわー なつのすずしれもん <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー の限定「夏の涼しレモン」。
発売日は、6月25日。
グラスに注いだ液色は、やや黄色っぽく濁っている。
多量の細かな気泡がグラスの中に見える。
香りは、ジューシー感があり、さらにすっきりとした感じもあるレモン香。
通年品にあるような、乳酸的な発酵臭のような匂いもあるが、幾分か爽やかだ。
味は鋭い酸味と強い苦味が中心。甘味はかなり控えめ。
味に分厚さはなく、軽快ですっきりしている。飲み込んだ後にも、しっかり酸味と苦味が口に残る。
果汁6%。アルコール分5%。
原材料名:レモン果汁、リーフエキス、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
暑い季節にぴったりな「夏の涼しレモン」が新登場!爽やかな風味のレモンのリーフエキス使用。
レモンのプロ、ポッカサッポロと協働開発。
レモンのリーフエキスが使われているのは、原材料を見るまで気づかなかったが、
確かに言われてみればハーブっぽい風味(グリーンな感じ)がある。
レモン果汁の鋭さを軽減することに役立っているようだ。
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チューハイ・カクテル等
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2024年6月28日
No.10748: ウィズビア ホワイトエール <限定> / サッポロ
うぃずびあ ほわいとえーる <げんてい> / さっぽろ
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6月25日にサッポロから発売された限定ビール「ウィズビア ホワイトエール」(WITH BEER WHITE ALE)。
なんかコンビニ限定品みたいな風貌をしているが、販路限定なく全国発売である。
グラスに注いだ液色は、輝きのある淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、甘酸っぱくフルーティ。ホワイトエールらしく、乳酸っぽさの中にコリアンダーの香りが混じる。
味は香りの印象通りに軽快で甘酸っぱい。苦味は非常にマイルド。
少し青く可憐な酸が爽やか。飲み込んだ後にも、重たい苦味などは残さない。
アルコール分4.5%。
原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、コリアンダーシード、
オレンジピール。
缶に書かれている「かろやかで、ここち良い」というキャッチフレーズそのままの味。
また、缶裏にある「じぶんらしく一歩ずつ。成長って、そういうことかも。やるじゃん、じぶん。」
というメッセージからは、
まだ仕事に慣れていない若い世代に、このビールを飲んでホッと一息、自分を労って欲しいという思いが伝わる。
こうして見てくると、ここまで明確にターゲットをしぼっているなら、ますますコンビニ限定で良かったのではないかと思えてくる。
だが、ホワイトエールというビアスタイル自体に馴染みのない方は、まだとても多いので、
全年代の方に少しでも多く手に取ってもらえるよう、全国発売したのだろう。
これからの暑い時期に、少し邪道かもしれないが、お昼ご飯に冷やし中華を食べるときに一緒に飲んでみたい。
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ビール
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2024年6月29日[1]
No.10749: 一番搾り 糖質0 / キリン
いちばんしぼり とうしつぜろ / きりん
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キリン「一番搾り 糖質0」が新しくなっている。
今年4月製造品から順次切り替えとのことである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で思ったよりもきめ細かく、これまでの製品と比べて泡に勢いもあるように見える。
香りは、やや甘く発泡酒のような感じがありながら、軽快なホップ香も確かに感じられる。
口当たりは軽快でクリアながら、苦味が結構感じられる。
もちろんコクのようなものはないが、新ジャンルのような臭みがないだけマシ。
飲み込んだ後にも雑味のようなものを残さず、すっきりとキレが良い。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類。
相変わらず飲み応えがないのは糖質ゼロとして致し方ないところだが、
雑味が軽減され、クリアさが向上したのに、苦味のパンチはある。
確実に進化していることが実感できた。
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ビール
CODE:45472DAKO#RN04 |
2024年6月29日[2]
No.10750: こだわり酒場のレモンサワー トリレモ缶 / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー とりれもかん / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズが、最近新たなキャンペーンを始めている。
「焼き鳥にはレモンサワー!」ということで、略して「トリレモ」。
それを前面に出した広告を展開するだけでなく、缶にまで「トリレモ」と書いた商品を売り始めた。
今回、定番のレモンサワー と 追い足しレモン の2種を入手したので、
まずは 定番のレモンサワー を取り上げたい。
中身は通常商品のため、味についてのレビューは割愛。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
缶裏に、「ヤキトリレモンサワー」「焼き鳥にはレモンサワー!」
の文字がある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45472DAKO#UK |
2024年6月30日[1]
No.10751: ゼロサワー アセロラ <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー あせろら <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSON 限定商品とみられるサンガリアのチューハイ ゼロサワーシリーズ の「アセロラ」。
つい先日みつけて購入したものだが、調べてみると発売日は6月25日だったらしい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、細かな気泡が踊っているが、程なくして静まる。
香りは、シンプルで酸っぱそうなアセロラ。但し、あまり強くは香らない。
味は香りの印象通り酸味が強いのだが、それを制するように甘味もしっかり付けられている。
甘味料特有のだらっとした甘さであり、あまりすっきりはしない。
アルコール感は(5%にもかかわらず)しっかり。
飲み進めると、どんどん酸っぱさが蓄積される感じだ。
果汁0.3%。アルコール分5%。糖類0。プリン体0。
原材料名:アセロラ果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
昨年も出ていたものであるが、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45473LSEK#UK |
2024年6月30日[2]
No.10752: サッポロ黒ラベル 「丸くなるな、星になれ。」デザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる 「まるくなるな、ほしになれ。」でざいんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル「丸くなるな、星になれ。」デザイン缶。
当サイトで最初に取り上げたのは、昨年(2023年)3月。
2度目が、昨年(2023年)10月。
あれからおよそ8か月強。途中もしかしたら取りこぼしがあったかもしれないが、
今回の発売は6月18日であった。
もちろん中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶デザインは、街の灯りが流れる画。
都会で働く人が、車窓の風景を眺めながら帰路につく。
そんな大人の日常を表現することで、頑張る人を応援したい。
この缶を手に取って、ホッとしたり、勇気をもらったり、もしかしたら涙する人もいるかもしれない。
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ビール
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2024年7月1日[1]
No.10753: のどごし<生> / キリン
のどごし<なま> / きりん
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キリン「のどごし生」が、今年(2024年)4月製造品から新しくなっている。
当サイトで把握している限り、これが16代目の製品であり、
過去の製品は、すべてフォローしている。
(初代、2代目、
3代目、4代目、
5代目、6代目、
7代目、8代目、
9代目、10代目、
11代目、12代目、
13代目、14代目、
15代目)
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。泡はかすかに黄色できめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、基本的に従来品と同じ接着剤(木工用ボンド)みたいな匂いがあるが、かなり弱くなっている。
その代わりに、ホップ香らしきものが感じられる。
味も少しは爽やかになったのかな?と期待して飲むと、やはり接着剤のような風味や金属的な味わいがする。
渋味、苦味が強いのは従来品と同じ。そのため、新ジャンル特有の甘さは目立たない。
飲み込んだ後には、やはりケミカルで不自然な香味が、強い渋味、苦味、酸味とともに残る。
アルコール分5%。原材料名:ホップ、糖類(国内製造)、大豆たんぱく、酵母エキス。
ニュースリリースにおけるリニューアルに関する説明は、以下の通り。
今回のリニューアルでは、ホップの使用比率変更により「トップの飲みごたえ」と「後半の後キレ」を強化し、
「爽快なうまさ」を進化させました。
今年で発売20年目ということだが、確かに進化は感じられるものの、
味わいの基本路線は変わっていない。
これを飲んで「十分にビールの代わりになる」と感じる人がそんなに多いのだろうか。私には到底信じられない。
同社には 本麒麟 という素晴らしい新ジャンルがあるというのに、これが存続しているということは、
多くの固定ファンが付いているということだろう。
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新ジャンル
CODE:45474DAKO#RN04 |
2024年7月1日[2]
No.10754: −196 ストロングゼロ ダブル シークヮーサー / サントリー
いちきゅーろく すとろんぐぜろ だぶる しーくゎーさー / さんとりー
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今年(2024年)1月下旬からブランド名を一新した −196(イチキューロク)のストロングゼロシリーズ。
定番6種あるうち、当サイトでは、これまで ダブルレモン、
無糖ドライ、ダブルグレープフルーツ、
ビターレモン、ダブル完熟梅
の5種を掲載しているが、今日は「ダブルシークヮーサー」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに白濁しているように見える。
細かな気泡が少量立ち昇っている。
香りはいかにもシークヮーサーという、青臭い柑橘香。さらにジューシー感もある。
味は鋭い酸味と、それを制するような甘味。
アルコール感は強烈。飲み込んだ後には強い酸味、苦味と、弱い甘味も残る。
アルコール分9%。シークヮーサー果汁0.2%。シークヮーサー浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:シークヮーサー、ウオツカ(国内製造)、泡盛/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
リニューアルしたそうだが、中身の変化を感じなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45474DQES#RN01L |
2024年7月2日[1]
No.10755: 季節の檸檬堂 ひと夏の甘酸っぱレモン <期間限定> / コカ・コーラ
きせつのれもんどう ひとなつのあまずっぱれもん <きかんげんてい> / こか・こーら
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コカ・コーラ 檸檬堂 シリーズから期間限定・季節の檸檬堂「ひと夏の甘酸っぱレモン」が登場。
発売日は、7月1日。
グラスに注いだ液色は、檸檬堂らしくしっかり濁った薄黄色。
ガス圧は高そうだが、この濁りのゆえに、気泡は見えにくい。
香りも、基本的に通常の檸檬堂と同様に、フレッシュでコクもありそうなレモン香。
味は商品名の通り、甘酸っぱさが強調され、果汁のコクはあえて抑えている感じ。
シャープな酸が切り込んできて、爽やかでジューシー。
アルコール感は穏やか。飲み込んだ後にも、強めのヒリつくような酸味が口に残る。
果汁14%。アルコール分4%。原材料名:レモン(輸入)、ジュニパーベリーエキス、スピリッツ、
食塩、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
販売者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株)、東京都港区赤坂9-7-1。
原材料で目を引いたのが、ジュニパーベリーエキス。ジンの主要原料であるジュニパーベリーを用いることで、
幾分かシャープで、ボタニカルな印象を与える。
サントリー 翠ジンソーダ や、最近ではアサヒ GINON など、ジンベースR.T.D.がすっかり定番化しているが、
ジンを真正面から使うのではなく、こうしてこっそりジンのエッセンスを取り入れるやり方は非常に巧妙で、
後発の利をしっかり取るコカ・コーラさんらしい賢さといえる。
この点にスポットを当てる分析家は少ないかもしれないが、
消費者が慣れ親しんだ味に密かに寄せていくやり方は、食品業界にも通ずる高等テクニックであると、私は思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45475DAKO#01 |
2024年7月2日[2]
No.10756: BUCKSKIN MUNICH HELLES 柏克金 黄金拉格啤酒 / KING CAR(輸入:日本サルベージサービス)
バックスキン ミュンヘンヘレス / キング・カー
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台湾製ビール バックスキンの「ミュンヘン・ヘレス」。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は白色でやや荒く、当初はよく盛り上がるが、すぐに減衰。
これはおそらく鮮度が落ちているためだろう。
香りは、やはり劣化臭が感じられるものの、基本的にクリアで軽快。
味は爽やかな飲み口と適度なコク、苦味。
軽快であるだけに、鮮度が落ちていることがわかりやすい。
健全ならば、ドリンカビリティの優れたビールであることがわかる。
飲み込んだ後には、軽い苦味と穏やかな旨みの余韻。
アルコール分4.9%。原材料:大麦麦芽・ホップ・酵母。
原産国:台湾。輸入者及び引取先:株式会社日本サルベージサービス 大阪府大阪市西区靱本町1-9-15近畿富山会館801号、903号。
ヘレスらしい特徴は感じ取れた。基本的にライトピルスナーばかり飲んでいる日本人にも受け入れやすいキャラクターである。
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ビール
CODE:45475PRST#UK |
2024年7月3日[1]
No.10757: ほろよい ハワイアンサワー [Summer 2024] / サントリー
ほろよい あわいあんさわー / さんとりー
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サントリー ほろよい から夏の限定品「ハワイアンサワー」が登場。
発売日は、7月2日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
香りは、パインとマンゴーがちょうど良いバランスで混じり合ったような甘さ。
まさにトロピカルだ。
味は香りの印象通りマンゴーの豊かな甘さをパインの甘酸っぱさで引き締めているような感じ。
この両者が強いので、実は桃も使われていることには気づかない。
アルコール感は弱い。飲み込んだ後にも、しっかりトロピカルな甘酸っぱさが残る。
果汁1%。アルコール分3%。原材料名:桃、マンゴー、パイナップル、スピリッツ、糖類(国内製造)
/炭酸、酸味料、香料、紅花色素。
パッケージを見れば、一目で夏の限定品であることがわかる。非常にかわいらしいイラストは、ほろよいならではで、
ターゲットとする若者受けが実によさそうである。海の家でクラッシュアイスあるいはかき氷とともに売ったら良く売れそうだが、
未成年者の誤飲の危険もあるから難しいか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45476DAKO#01 |
2024年7月3日[2]
No.10758: BUCKSKIN HEFEWEIZEN 柏克金 コ式小麦啤酒 / KING CAR(輸入:日本サルベージサービス)
バックスキン ヘーフェヴァイツェン / キング・カー
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台湾製ビール バックスキンの「ヘーフェヴァイツェン」。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りの見られる深い黄金色。あるいは淡いオレンジ。
泡はやや黄色できめ細かいのだが、あまり力がない。これはおそらく鮮度が落ちているためだろう。
香りは、オレンジのようなフルーティな甘酸っぱさが生きており、ヴァイツェンらしい。
味は香りの印象通り甘酸っぱく、軽快。適度なコク。
苦味はまろやか。
飲み込んだ後には、香りと同じフルーティな甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分5.1%。原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・酵母。
原産国:台湾。輸入者及び引取先:株式会社日本サルベージサービス 大阪府大阪市西区靱本町1-9-15近畿富山会館801号、903号。
賞味期限がちょうど切れたところだが、わずかに劣化が感じられた程度で、
ほぼ魅力を感じ取れた。
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ビール
CODE:45476PRST#UK |
2024年7月4日[1]
No.10759: COEDO 青碧 -AO- / コエドブルワリー
こえど あお / こえどぶるわりー
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コエドビールから季節限定で発売された「青碧 AO」。
発売を知らず、LAWSONで偶然遭遇したものだが、べつに店舗限定などではないようである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白でやや荒く、当初は盛り上がるが、程なくして減衰。
香りは、ハーブのような青臭さの強いホップ香が鮮烈。
見た目の淡い印象とは違って、香りはかなり力強い。
青臭さの中にフルーツ香も混じるので、トマトのヘタみたいな匂いにも感じる。
口に含むと、まずボリューム感があまりないので軽快な導入部ではあるが、
ハーブ香が豊かに広がり、収斂性のある強い苦味が追随。
ドライでありながら堅い旨みの塊。飲み込んだ後にも、強い苦味と青臭さを伴うジューシー感が豊かに残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:〒350-1150 埼玉県川越市中台南2-20-1 株式会社協同商事コエドブルワリー。
低温発酵ラガー酵母をあえて高温発酵させてドライな仕上がりとなる"COLD IPA"。
淡い金色に軽やかな旨味、そして酵母由来の香りが穏やかな為、レモングラスの様な爽やかなホップの香りを鮮明に感じます。
青く、碧く、晴れ渡る夏空のような爽快な味わいをお楽しみ下さい。
夏の限定商品だが、今年が初めてというわけではなく、これまでにも存在していたようである。
こんな素晴らしい商品を、単に私が知らなかっただけなのだ。
COEDOファンを名乗る資格はないのかもしれない。
COLD IPA というビアスタイルは、私は初体験だが、近年脚光を浴びているスタイルらしい。
IPA(インディアペールエール)は、通常、エール酵母を用いて高温発酵させるもので、
ふんだんに用いたホップの芳しさと、ペールエールらしい厚みが魅力。
一方、COLD IPA はラガー酵母を用いた上で、高温発酵させるため、
通常のIPAよりはシャープですっきり、それでいてホップの芳香は強い。
それでは、IPL(インディアペールラガー)と何が違うのだろうか?という疑問が湧くが、
飲んだ感じでは、モルト感が弱く、ガシッとした凝縮感がそれほどないので、
夏に飲みたい軽やかさが得られているのでは?と感じた。
それにしても、この美しいパッケージと商品名は、実にCOEDOらしい。
商品名に色を用いるのは同社の常套手段だが、缶は空と海とを思わせる淡い青色から紺碧へのグラデーション。
そして何より、常識では下が海で上が空であるはずなのに、あえて天地をひっくり返したのか、
あるいは上の紺色は海ではなく宇宙を表しているのか、想像力をかき立てる。
この計算し尽くされたアーティスティックな作品に、COEDOファンならば魅了されないはずはない。
全国のクラフトブルワリーには、高い製造技術があるのにブランディングが上手でなく、
ある意味田舎くさい商品を出しているところが非常に多いのだが
(田舎くささを売りにするのも立派な戦略だから、意図してそれをやるのならば、評価されるべきだが)、
COEDOさんの強みは、基本として優れた醸造技術による卓越した製品を、
秀逸なブランディング戦略によって芸術品と呼べるような商品に昇華させることができている点。
口に入るものだから、「おいしければそれでいいじゃん」という声があるのも承知しているが、
私はそういう感覚では商品を見ていない。
多くの人がおいしいと感じるものを供給するのは食品や飲料メーカーとしてはごく初歩の当たり前なこと。
それをクリアした上で、企業姿勢を具現化した「作品」を送り出せるメーカーだけが、他の追随を許さないハイブランドになれる。
私がこよなくCOEDOビールを愛するのは、他社が上ってこられない土俵を自ら作り上げているブルワリーだからだ。
競合他社で言うと、ヤッホーさんも最初は孤高な感じだったのに、最近はお金儲けに走っているかな?と感じる
(と苦言を呈しておきます)ので、COEDOさんにはいついつまでも美しく、気高くあってほしいと願っております。
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ビール
CODE:45477LSHUCH#UK |
2024年7月4日[2]
No.10760: TOPVALU BESTPRICE ノンアルコール ハイボールテイスト / 合同酒精
とっぷばりゅ・べすとぷらいす のんあるこーる はいぼーるていすと / ごうどうしゅせい
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イオングループP.B.である TOPVALU BESTPRICE の「ノンアルコール ハイボールテイスト」。
いつ入手したのかわからないくらい、冷蔵庫の奥に死蔵していたものだが、
現在でも売られているものと思われる。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。
熟成焼酎のソーダ割りみたいな色で、およそウイスキーには見えないが、
あえて無理に着色していないところが好印象。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
香りは、ノンアルでウイスキーらしさを出そうとするとよくあるのだが、
ゴムっぽい匂い。但し、とても控えめであり、そこに寄り添うレモン香がむしろ前に出て、
爽やかな雰囲気。
味はまるでトリスハイボールみたいに、結構ウイスキーっぽい。
樽香のようなものが感じられ、レモンの爽やかさと相まって、不思議に飲み応えがある。
もちろんアルコール感はないから味に厚みはないものの、チューハイみたいな爽やかさがある。
アルコール分0.00%。炭酸飲料。無果汁。
原材料名:ポリデキストロース(国内製造)、レモン果汁。
添加物:炭酸ガス、香料、酸味料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
販売者:イオン株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1。
製造所:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
どうせダメだろうと思っていたが、意外に飲み応えがあった。
原材料名にレモン果汁があるのに、「無果汁」との表記もある。
果汁何%との表記ができないくらいの少量使用なのかもしれない。
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ノンアルコール飲料
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