2017年9月7日[1]
No.6261: TOKYO CRAFT I.P.A. <2017 AUTUMN LIMITED> / サントリー
とうきょうくらふと あい・ぴー・えー / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT シリーズから秋季限定「I.P.A.」が出た。
発売日は、9月5日。I.P.A.とは、インディア・ペール・エールのことである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深いオレンジ。
泡もほんのりベージュっぽく色づき、非常にきめ細かく、もくもくと力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、柑橘やマスカットなど、爽やかなホップ香がまき散らされている。
もちろん、たっぷりと凝縮感のあるモルトの力強さも感じる。
口に含んだ瞬間、フルーティで甘いボリューム感が圧倒的な力で押し寄せ、思わず甘いと感じるのだが、
すぐさま力強い苦味が口に広がる。いずれの要素も非常にパワフル。
飲み込んだ後にも、甘いフルーティさと強い苦味が口に残る。
アルコール分6.5%。原材料:麦芽、ホップ。
TOKYO CRAFT は伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげたビールです。
[I.P.A.] シトラスを思わせる爽やかな香りが特長のシトラホップをふんだんに使用。
柑橘系の鮮烈で爽やかな香りと力強い飲みごたえをお楽しみください。
このシリーズは、どれも本格的な味わいで、とても200円台とは思えないクオリティである。
買って損はない。ただ、I.P.A.は圧倒的なボリューム感のあるビールなので、
飲み慣れない人は要注意。
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ビール
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2017年9月7日[2]
No.6262: 明日のレモンサワー / サントリー
あしたのれもんさわー / さんとりー
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サントリーから新たに登場した、明日のサワーシリーズ。
発売日は、9月5日。
今年の4月に、期間限定で 明日のレモンサワー が発売されたのだが、
このたび、満を持して通年品として登場。新たに 明日のウメサワー も仲間に加わり、
2種での展開。
昨日そのウメのほうを飲んだので、今日は「明日のレモンサワー」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ透明に近いが、ほんのり黄色っぽく濁りがある。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは穏やかで、キュンと爽やかなレモン香に、ほのかなアルコール臭が混じる。
ソルティレモンということで、味はジューシーさの中に、塩気を感じる。その塩が旨みを演出。
飲み込んだ後にも、適度な酸味としょっぱさが残る。
アルコール分5%。レモン果汁1%。アミノ酸入り。プリン体ゼロ。糖質50%オフ。
原材料名:レモン、スピリッツ、レモンピール浸漬酒、焼酎、食塩、糖類、酸味料、
アスパラギン酸Na、香料、アルギニン、グルタミン酸Na、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
4月発売の限定品と、中身は同じ。しかし、缶デザインは変わった。
片面に男性、もう片面に女性という構成は同じ。レトロなタッチのイラストも同じだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42985DAKO#02 |
2017年9月8日[1]
No.6263: 宝焼酎 LEGEND 樽熟成焼酎ハイボール / 宝酒造
たからしょうちゅう れじぇんど たるじゅくせいしょうちゅうはいぼーる / たからしゅぞう
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9月5日に発売された「宝焼酎 LEGEND 樽熟成焼酎ハイボール」。
今日取り上げるのは、いわば プレーン のほうなのだが、同時発売品には、レモンもある。
LEGEND とは、宝酒造が販売している焼酎のブランドである。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、
ガス圧が高そうだが、同社の通年品・焼酎ハイボールほどではないかな?とも思う。
注いだ後のグラス内の気泡の踊り方が若干大人しいので。いや、単に注ぎ方の問題かな。
香りは、まるでシェリー酒のような、軽やかでクリスピーな樽香が心地よい。
奥深いが、わざとらしくなく、穏やかに香る。
口当たりは上質なブレンデッドウイスキーみたいな、丸みのあるアルコール感が特徴。
甘さは加えられていないので、すっきりクリアな味わいなのだが、
アルコール感がしっかり。後味は非常にあっさりとキレが良く、舌先に引っかかる要素はないのだが、
まろやかで深みある樽熟成焼酎の余韻が、口中に非常に長く続く。
アルコール分7%。プリン体0。糖質0。甘味料0。原材料:焼酎、カラメル色素。
樽貯蔵熟成酒20%使用(本商品に含まれる焼酎に対する使用比率)。
琥珀色に輝く宝焼酎「レジェンド」をベースに強炭酸で仕上げた、深いコクと爽快なのど越しのチューハイです。
ここまで本格的な味わいだとは思わなかった。同社既存の焼酎ハイボールシリーズのファンならば、
きっと気に入るに違いない。こちらのほうがより上品で、上質で、飲み飽きない。
レジェンドといえば、宝酒造のロングセラー甲類焼酎。メーカーさんには悪いが、
そんなに高級銘柄でもなく、気軽に楽しめるカジュアルな焼酎というイメージだ。
それが、ここまで品のいい、本格的な缶チューハイに仕上がるとは、小さな驚きである。
最近流行りの低アルコールのお子さまチューハイや、ひたすら度数を高めただけのような粗暴なストロングチューハイなどとは一線を画す、
丁寧な仕事のなされた大人な缶チューハイだ。
缶に期間限定等の文字がなく、どうやら通年品のようだ。存続は売れ行き次第であろうから、
ぜひ酒好きの支持をたくさん頂きたいところだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42986DAKO#03 |
2017年9月8日[2]
No.6264: 軽井沢高原ビール 2017年夏季限定 SESSION WHEAT IPA / ヤッホー・ブルーイング
かるいざわこうげんびーる 2017ねんかきげんてい せっしょん・うぃーと・あい・ぴー・えー / やっほー・ぶるーいんぐ
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ヤッホーブルーイングの 軽井沢高原ビール シーズナル(季節限定商品)は、毎年複数回リリースされているものであるが、
文字通り地元軽井沢以外の地域には、それほど多く出回っていない。
当サイトでも毎度積極的に入手しようとは考えていないのだが、遭遇すれば購入することにしている。
この「2017年夏季限定 SESSION WHEAT IPA」は、5月12日から数量限定で販売されているものであるが、
私はつい先日、スーパー成城石井で売られているのを発見した。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いイエロー。
泡は純白でやや粗く、当初はかなり盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、トロピカルフルーツにミントを大量投入したような、甘く華やかで爽やかなホップ香が強烈に香る。
味も華やかで爽やか。しかし、軽いかと思いきや、強烈な苦味が押し寄せる。
軽いのに重いという、まさにセッションIPAらしいキャラクター。
また、小麦らしく、少し乳酸っぽい甘酸っぱさを湛えている。
アルコール分4.5%。原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・小麦。
製造者:(株)ヤッホーブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
〜さわやかな飲み口とホップの鮮烈さを楽しむ〜
世界中で人気のビアスタイル「インディアペールエール(IPA)」は、大量に使用したホップの強い苦味と香り、
そしてアルコール度数の高さが特徴ですが、「Session Wheat IPA」は、IPAらしいホップの鮮烈なアロマはそのままに、
小麦と低いアルコール度数による爽やかな飲み口を追求したスタイル。カジュアルにゴクゴクと飲める、夏にぴったりのビールです。
昨夏も SESSION IPA だったが、今年は小麦を用いた SESSION WHEAT IPA。
缶デザインも非常に似通っており、初めて目にしたときも既視感があった。
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ビール
CODE:42986SISO#119 |
2017年9月9日[1]
No.6265: 宝焼酎 LEGEND 樽熟成焼酎ハイボール レモン / 宝酒造
たからしょうちゅう れじぇんど たるじゅくせいしょうちゅうはいぼーる れもん / たからしゅぞう
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9月5日に発売された「宝焼酎 LEGEND 樽熟成焼酎ハイボール」。
LEGEND とは、宝酒造が販売している焼酎のブランドである。
昨日、プレーン のほうを取り上げたが、今日は同時発売品の「レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、
ガス圧が高そう。注いだ後、グラス内を気泡が断続的に立ち昇る。
香りは、昨日飲んだプレーンのほうと同様、シェリー酒のような、軽やかでクリスピーな樽香があるが、
そこに、フレッシュなレモン香が溶け合っている。
口当たりはキュンとレモンの酸っぱさがあり、同時に、丸いアルコール感が広がる。
甘さは加えられていないので、すっきりとクリアな味わい。
飲み込んだ後、まろやかで深みある樽熟成焼酎の余韻が、口中に長く続く。
アルコール分7%。プリン体0。糖質0。甘味料0。原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
樽貯蔵熟成酒20%使用(本商品に含まれる焼酎に対する使用比率)。
琥珀色に輝く宝焼酎「レジェンド」をベースに強炭酸で仕上げた、深いコクと爽快なのど越しのレモンチューハイです。
しっかりレモン感がありながら、出しゃばりすぎないので、焼酎の味の邪魔をしない。
良いバランスに仕上がった爽やかな缶チューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42987DAKO#04 |
2017年9月9日[2]
No.6266: きらやか麦 糖質70%OFF(韓国産新ジャンル/輸入者:インターナショナルブランズジャパン)
きらやかむぎ とうしつ70ぱーせんとおふ
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「きらやか麦」は、インターナショナルブランズジャパン(I.B.J)加盟の酒販店で扱われている新ジャンル。
その糖質70%OFFバージョンである。
糖質オフでないレギュラー商品は、当サイトで一昨年に掲載している。
あの時もそうであったが、今回もご協力者
森康哲さん から寄贈頂いたものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りはクリアで、芳しいホップ香が立つが、ベースには昔の発泡酒みたいな雑穀臭のような香りが感じられる。
口当たりは香りの印象どおりクリア。そして、飲みごたえはまったくない。
適度な苦味があり、甘みはないので、非常に引き締まっている。
アルコール分4%。原材料:発泡酒、スピリッツ(大麦)。
原産国:韓国。輸入者及び引取先:インターナショナルブランズジャパン(株)。
味がなく水っぽいか?とも思うが、苦味がアクセントとして効いている。
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新ジャンル
CODE:42987PRST#UK |
2017年9月10日[1]
No.6267: セブンプレミアム ウメッシュ・プレミアム 完熟にごり / チョーヤ
せぶんぷれみあむ うめっしゅ・ぷれみあむ かんじゅくにごり / ちょーや
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近所のセブンイレブンで偶然遭遇して購入したもの。
セブン&アイP.B.であるセブンプレミアムの名を冠した「ウメッシュ・プレミアム 完熟にごり」。
250mlの小缶入り。先日から店頭に並んでいるようだが、調べてみると、発売日は8月28日だったようである。
グラスに注いだ液色は、にごりのある淡いオレンジ。
見た目では梅酒という感じではなく、オレンジ果汁の入ったカクテルのよう。
しかし香りは、間違いなく梅酒。酸が立った感じで、甘酸っぱそうな味が想像される。
味は香りの印象どおり、キュンと酸っぱい口当たりで、甘さもしっかりある。
プレミアムというだけあって、しっかりと梅酒の味わいが奥深い。
だから、爽やかさは今ひとつ。コクや飲みごたえを楽しむべき特別なウメッシュだ。
アルコール分4%。酸味料・香料・着色料無添加。
原材料名:砂糖、梅(和歌山県産南高梅)、酒精、梅ピューレ(和歌山県産南高梅)。
この商品はセブン&アイグループとチョーヤ梅酒株式会社の共同開発商品です。
原材料に梅ピューレと書かれているが、それがにごりの正体で、キュンと甘酸っぱさが際立っている要因であろう。
チョーヤ・ウメッシュといえば、どこにでも置いてある梅酒ソーダの人気銘柄だが、
それがなぜ今、わざわざセブン&アイとコラボで新商品を投入するのか。
セブンプレミアムという冠などつけなくても、単体でのブランド力は絶大だと思うのだが、
もしかするとそれは私が関西在住者だからで、他地方ではセブン&アイの力を借りる意味があるということなのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42988DAKO#13 |
2017年8月4日[2]
No.6268: WEST END EXTRA LIGHT(オーストラリア産低アルコール/輸入者:ウエストエンドジャパン)
うえすとえんど えくすとららいと
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オーストラリアの SOUTH AUSTRALIAN BREWING COMPANY 製のアルコール度数が0.9%という、低アルコールビールテイスト飲料。
輸入者は酒販店運営、酒類輸入事業等を展開する ジャックル浦島屋 の
子会社にあたる ウエストエンドジャパン という会社。サイト
で確認すると、同社はこの製品を輸入するために設立されたと思われる。
これまで、売られているのを見たことがないわけではないが、積極的に入手しようとは思っていなかったところ、
当サイトのご協力者である
森康哲さん から寄贈頂いたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。
泡はやや粗いものの、勢いよく注ぐとかなり盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りはしっかりビールのようなホップ香が感じられ、爽やかな印象はあるが、
よく嗅ぐと、やはり低アルコールにありがちな雑穀臭のようなものや、日に当たって酸化したビールみたいな臭みがある。
決して強烈ではないのだが。
口当たりはかなりビールっぽい。コクはないものの、苦み走っていて、クリアな味。
香りに感じた臭みがないではないが、ビールらしい麦芽の味わいが勝っている。
アルコール分0.9%。原材料:麦芽、ホップ。
原産国:オーストラリア。輸入者及び引取り先:ウエストエンドジャパン(株)、東京都八王子市元横山町3-7-14。
当商品はビールの醸造と同じく麦芽を発酵させ、ホップをきかせたビール風味の清涼飲料水です。
アルコール分を0.9%含んでいますので、自動車等の運転前やお子様の飲用にはご注意ください。
最近市場拡大している完全ノンアルコールのビールテイスト飲料に比べると、
かなりビールっぽくて臭みも弱く、非常に優秀な内容である。
アルコール分1%未満のため、酒税法上の酒類ではなく、以前はこのような商品もノンアルコールビールなどと謳って売られていたのだが、
現在では本品のようなものの立ち位置は微妙である。
完全ノンアルコールではないため、これを飲んだ直後の車の運転は厳禁である。
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低アルコール飲料
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2017年9月11日[1]
No.6269: ウィルキンソン・ハード 無糖レモン / アサヒ
うぃるきんそん・はーど むとうれもん / あさひ
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売上好調な ウィルキンソン・ハード 無糖シリーズに、新たに「レモン」が加わった。発売日は、8月5日。
刺激の強い ウィルキンソンタンサン を用いた缶チューハイである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ビリビリと音を立て、
グラスの中で勢いよく気泡が踊る。
香りは、さっぱり爽やかなレモンと、しっかりアルコール臭が混じる。
味は、先行販売されている 無糖ドライ と同様、まったく甘くない。
口当たりからして実にアルコール臭く、言い換えれば本格的味わい。レモンの酸味が効いている。
ベースとなるジンの味が生きているが、レモンライムスピリッツが使われていることから、
甘さもほんのりとだが感じられる。
アルコール分9%。無果汁。GIN使用。甘味料0。プリン体0.0。糖質0。
原材料:ジン、レモンライムスピリッツ、酸味料、香料。
先行販売の 無糖ドライ と同じストイックな味わい。
あちらもレモンライムスピリッツが使われているから、ほんのり柑橘風味があるのだが、
こちらはよりはっきりとレモンの尖った味が活かされている。
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チューハイ・カクテル等
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2017年9月11日[2]
No.6270: −196℃ ブラッドオレンジ <2017限定出荷> / サントリー
まいなす196ど ぶらっどおれんじ <2017げんていしゅっか> / さんとりー
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イオングループで8日〜10日に行われていた イオンワールドフェスタ・イタリアフェア に合わせて
同グループ限定で発売された、サントリー -196℃「ブラッドオレンジ」。
昨年も出ていたものだ。
発売日は定かではないが、タイミング的に5日(火)ではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いサーモンピンク。
香りは、コクのなさそうな、駄菓子っぽいチープなオレンジ香。
味は酸がキュンと立っているが、甘みもかなり感じる。コクは乏しく、軽やか。
飲み込んだ後にも、酸味が口中に残っている。
アルコール分5%。オレンジ浸漬酒使用。
原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、野菜色素、紅花色素。
イタリアの太陽が育んだシチリア産「ブラッドオレンジ」
イタリアの街角で出会った<ブラッドオレンジ>。イタリアの太陽に育まれた果実の、
爽やかな甘酸っぱさとすっきりとした後味をまるごとお楽しみください。
昨年 の製品と中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42989DAKO#06 |
2017年9月12日[1]
No.6271: カクテルパートナー ハロウィンピンクカクテル <期間限定> / アサヒ
かくてるぱーとなー はろうぃんぴんくかくてる <きかんげんてい> / あさひ
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もうこんな時期である。
アサヒからカクテルパートナーの期間限定品「ハロウィンカクテル」が2種出た。
ピンクカクテルとグリーンカクテルがあり、発売日は9月12日。
まずは、「ハロウィンピンクカクテル」のほうから紹介。
グラスに注いだ液色は、ごく薄いピンク色。微かに濁りがある。
香りは、キュンと酸っぱいグレープフルーツ香が中心。パイナップルリキュールも使われているようだが、
言われれば、そうかパインかと感じる程度。
味は香りのとおり、キュンと甘酸っぱい。コクはあまりなく、さっぱりとした口当たり。アルコール感も弱い。
飲み込んだ後には、グレフルらしい軽い苦味が残るが、同時に甘味料のだらっとした甘さも残っている。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料:パイナップルリキュール、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素、アントシアニン色素。
缶裏に、"ハロウィングリーンカクテルとミックスすると、「ライチ味」のカクテルに変わり、
液色は「ハロウィンオレンジ」に変わる!?" との説明がある。この2種を混ぜて楽しめる方式は、
昨年から始まったものだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42990DAKO#00 |
2017年9月12日[2]
No.6272: カクテルパートナー ハロウィングリーンカクテル <期間限定> / アサヒ
かくてるぱーとなー はろうぃんぐりーんかくてる <きかんげんてい> / あさひ
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カクテルパートナー ハロウィンピンクカクテル に続く本日の2本目は、
9月12日同時発売の「ハロウィングリーンカクテル」を。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡い黄緑色。
香りは、白ぶどうの甘く野太い香りに、少しレモンの鋭さが混じっている感じ。
かなり甘さは強そうだ。
味は香りの印象どおり酸っぱいぶどうといった感じだが、色を見ながら飲んでいるせいか、
メロンっぽく感じなくもない。アルコール感は弱い。
飲み込んだ後には、鋭い酸味と若干の苦味が口に残る。
果汁0.5%。アルコール分3%。
原材料:レモンリキュール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ色素、クチナシ色素。
先に飲んだピンクカクテルと同様、こちらも缶裏に、"ハロウィンピンクカクテルとミックスすると、「ライチ味」のカクテルに変わり、
液色は「ハロウィンオレンジ」に変わる!?" との説明が書かれている。
ということで、混ぜてみたのが一番右の写真である。
ライチ味ということで、香りもライチになるのか?と思ったら、香りはただ全部が混じった感じで、
レモンの尖り、パインの甘酸っぱいニュアンス、白ぶどうのだらっと甘い香りなどが感じられる。
味は・・・ライチと言われれば、う〜ん、確かに感じられなくもない。
甘さをベースに、軽い酸味が混じっているため。但し、ライチ特有の高貴な香味はほぼ再現できていない。
2種を混ぜて目標の色に近づけるのはたやすいが(ピンク+緑→オレンジ)、味を作り上げるのは難しいのではないか。
そう思ったとおり、やはり劇的に味が変わるということはなかった。
私の混ぜ方が悪いのかもしれないが、説明されなければ、これがライチ味だとは思わない。
とはいえ、元の2種とは違う色、違う味になっているのは確かだから、パーティで楽しむのにはいい。
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チューハイ・カクテル等
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2017年9月13日[1]
No.6273: ほろよい 和梨 <限定> / サントリー
ほろよい わなし <げんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいの期間限定「和梨」。発売日は、9月12日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと白濁。
気泡は細かい。
香りは、まさに和梨以外の何物でもない。非常に再現性が高く、
豊水かな?幸水かな?と想像してしまう。
味は甘さがしっかり。その意味で、少しこってりとした印象もあるが、炭酸が細かくピリピリと効いており、
それが後味を爽やかにしている。
アルコール分3%。梨果汁1%。
原材料名:梨、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
梨のすっきりとした甘さが心地よい、みずみずしくさわやかな味わいです。
なんと ほろよい で「和梨」という名の商品が出るのは初めてのようである。
既視感があるのは、-196℃とか、他社製品でも和梨チューハイはたくさん出されているからだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42991DAKO#01 |
2017年9月13日[2]
No.6274: ヱビスビール <冷やすと変わる> 秋デザイン缶 / サッポロ
ゑびすびーる <ひやすとかわる> あきでざいんかん / さっぽろ
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冷えていない状態 |
ヱビスビール「冷やすと変わる 秋デザイン缶」。発売日は、9月12日。
特別な缶だと、売上も上がるのだろう。サッポロさんは味をしめたようで、
冷やすと変わるデザイン缶は、今年に入って
2月(桜)、5月(花束)、
7月(アサガオ)と、既に3回出ており、これが4度目である。
中身は通常商品なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
毎度毎度購入していると、この缶にはある程度の個体差があることがわかる。
つまり、冷えてもあまり色がはっきりと変わらないもの、しっかりと冷やさないと色が変わらないもの、
少し冷やせばはっきりと変わるものなど、多少の違いがあるように見受けられる。
今回は冷えると葉が紅葉するはずのものだが、あまり鮮やかには変わらず、
淡いオレンジ程度にしかならなかった(左写真)。
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ビール
CODE:42991LSEE#20 |
2017年9月14日[1]
No.6275: 富良野の薫り 〜ゆるやかエール〜 <限定醸造> / サッポロ
ふらののかおり 〜ゆるやかえーる〜 / さっぽろ
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9月12日にイオングループ限定で発売されたサッポロ「富良野の薫り 〜ゆるやかエール〜」。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは軽快で清々しく、甘酸っぱいニュアンスをまとっているが、
サッポロビールらしい麦芽の力強さ、味わいの凝縮感を想起させる甘さ、穀物っぽさもある。
口当たりは柔らかく、軽快な酸味がアクセントになっている。
スリムなボディで、やわらかな飲みごこち。但し、ベースにはしっかりした苦味があるから、
後キレも悪くない。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
商品名のとおり、肩肘張らないゆるやかさがあって、飲み疲れない。大麦麦芽を使っていてある程度のパンチもあるので、
エールでありながらラガーに近いシャープさも持ち合わせている。
缶のデザインもかわいらしく、店頭で目立っている。明らかに女性をターゲットとした商品であり、
イオングループ限定での展開ということで、主婦の自宅でのちょい呑み需要を狙ったものと思われる。
かなり計算され尽くした、レベルの高い製品である。
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ビール
CODE:42992DAEE#02 |
2017年9月14日[2]
No.6276: のどごし スペシャルタイム / キリン
のどごし すぺしゃるたいむ / きりん
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キリン「のどごしスペシャルタイム」が新しくなっている。
8月上旬製造分からのリニューアルだが、缶デザインのみの変更であり、
中身は変わっていない。よって、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・大麦スピリッツ。
本品は先行品である 本家のどごし生 の派生商品という位置づけながら、
原材料や製法がまったく違い、味わいの系統も違う。
当サイトにおける評価は 新発売時のコメント をご参照いただきたいが、
品質は 本家のどごし を大きく上回り、かなりボリューム感のある味わいで、ビールに近い飲みごたえを実現している。
これはビールとの違いがわかりにくいだろうということで、先日、実験をしてみた。
ビール類の飲み比べを主目的とした個人的な集まりで、本品と一番搾りを紙コップに入れて、
どっちがビールか当ててほしいと、私以外の参加者3名に出題したところ、
全員が口をつける前に香りを嗅いだ時点で、本品はビールではなく新ジャンルだと、
揃って即座に正解した。
私の仲間には感覚が鋭い人が多いので、こんなあっさりした結果となったのかもしれないが、
こんなにわかりやすい問題を出すな!と怒られてしまったことも付言しておく。
やはり素直に言えば、香りの段階からしてビールとは別物だとわかってしまうわけだが、
それでも、新ジャンルの中では優秀な部類であることだけは、キリンさんの名誉のためにも明言しておく。
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新ジャンル
CODE:42992DAEE#RN08U |
2017年9月15日[1]
No.6277: 琥珀ヱビス <限定販売> / サッポロ
こはくゑびす <げんていはんばい> / さっぽろ
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サッポロから9月12日付で発売された「琥珀ヱビス」。今年で発売12年めとなるそうである。
グラスに注いだ液色は、輝きのある透過性の高いアンバー(琥珀)。
泡はほんのりベージュ色で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ブラウンな感じのロースト香が目立っているが、
重たさはそれほどでもなく、ヱビスらしい穀物っぽいモルト香がある。
味は香りの印象どおり苦味と渋味がしっかりと強い。しかし、ボディの厚みはそれほどでもなく、
ふわっとした甘さと、ジューシー感も持ち合わせている。余韻も長い。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
琥珀ヱビスは、以前はもっとガシッとしてパンチのある味わいだったように思うのだが、
昨年あたりから丸く柔らかくなり、今年もその流れを踏襲している。
最近のサッポロさんの宣伝手法等を見ていても、ヱビスをオジサンのビールから、
女性にも愛されるビールへと変えていきたい意図が読み取れる。
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ビール
CODE:42993DAEE#03 |
2017年9月15日[2]
No.6278: 氷結ストロング 巨峰 / キリン
ひょうけつすとろんぐ きょほう / きりん
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キリン 氷結ストロング「巨峰」といえば、昨年11月に期間限定でリリースされたフレーバーだが、
好評を得て、この度通年販売に漕ぎつけた。発売日は、9月12日である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いピンク色。少しだけ紫っぽい色だ。
この見た目では、巨峰というイメージではないのだが、最近はこうやって無理に着色しないのがトレンドだろう。
香りは、見た目の印象とは一転し、ころっと甘い、まさに巨峰。
口当たりはもちろんたっぷりとした甘みが感じられるものの、ぶどうの皮のような渋味や苦味などを感じる。
だから、高アルコールのわりに、冗長な味ではない。パワーはあるので、
飲み続けると確かにストロングだと実感するのだが、くどさはあまりない。
アルコール分9%。果汁0.9%。原材料:ブドウ果汁・ウオッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
信州産巨峰の氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
中身は、昨年の製品と変わっていないようである。
ぶどうの渋味を効かせたところがこの製品の特徴であり、
それほど甘ったるくはないことから、酒飲みからの支持も多く得ているのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42993DAKO#03 |
2017年9月16日[1]
No.6279: NIPPON MIX 香る桜&柚子 / 宝酒造
にっぽんみっくす かおるさくら あんど ゆず / たからしゅぞう
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タカラ NIPPON MIX は、宝焼酎 NIPPON をベースにした、いわば和風カクテルで、250mlびん入り。
今回、新顔「香る桜&柚子」が登場。発売日は、9月12日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ふわっと桜の香りがかなりくる。柚子は言われなければわからない。いや、言われてもわからない。
どこかで嗅いだことがあると思ったのだが、非常に下品な例えをすると、トイレの芳香剤を思い出す。
味はほんのり甘く、桜の葉っぱの風味が広がるとともに、確かに柚子の少し青っぽい柑橘風味が同時に感じられる。
飲み続けると、柚子味のほうが口に残る。しかし刺激は弱く、ほわっとした丸い味わいだ。
アルコール分5%。果汁0.1%。"桜樽"貯蔵熟成酒使用。
原材料名:焼酎、香味シロップ(桜風味)、柚子果汁、糖類/酸味料、トレハロース、香料、
酸化防止剤(ビタミンE、チャ抽出物)。
"桜樽"貯蔵熟成酒・国産桜葉を原料に用いた宝焼酎「NIPPON」をベースアルコールに使用。
華やぐ桜の甘い香りと、柚子のすっきり爽やかな味わいが楽しめる炭酸入りの和テイストカクテル。
香りは桜が勝っていたのに、味は柚子が前に出てくる。これからの寒い季節に向けて柚子味ということなのだろうが、
桜の香りがどうしても春を連想させてしまう。秋以降、春まで継続的に売りたいということか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42994DAKO#04 |
2017年9月16日[2]
No.6280: 愛のスコール ホワイトサワー / サッポロ
あいのすこーる ほわいとさわー / さっぽろ
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今年の3月に西日本エリア限定で発売された「愛のスコール ホワイトサワー」。
西日本でのいわば試験販売が良い結果だったのであろう。この度、全国販売されることになった。
発売日は、9月5日。
"愛のスコール"とは、
宮崎県に本拠を置く 南日本酪農協同(株)
(デーリィ) から発売されている乳性炭酸飲料で、実に45年以上続いているロングセラー。
その人気商品とサッポロビールがコラボして生まれたのが、この製品である。
中身は先行販売品と同じなので、味については
3月に当サイトで取り上げたときの記事 を下記に転載する。
グラスに注いだ液色は、深みのある白色。普通に注いだだけでも、細かな泡が液体の上に盛り上がる。
香りは、愛のスコールそのままの、甘さの際立つ乳性飲料だ。カルピスのようなパンチは乏しく、
あくまでもやさしいのが特徴。アルコール臭は弱い。
口に入れた瞬間、「あっスコールだ」と思う。
たっぷり甘く、酸味は控えめ。微炭酸で、濃厚でありながら、キレがある。
香りには感じなかったアルコール感がほんのりとある。
アルコール分4%。原材料:乳等を主要原料とする食品・ウォッカ・糖類・酸味料・安定剤(大豆多糖類)・香料。
前回取り上げた時、西日本以外のエリアでもこの味は受けると思うので、全国に拡大しても良いのでは、と書いた。
その通りに、めでたく全国展開となったわけだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42994LSEK#11 |