2018年1月25日[1]
No.6521: ヱビス with ジョエル・ロブション 格別の乾杯 <限定醸造> / サッポロ
ゑびす うぃず じょえる・ろぶしょん かくべつのかんぱい <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロから1月23日に発売された「ヱビスwithジョエル・ロブション 格別の乾杯」。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。ヱビス史上一番薄いのでは?と思えるくらい。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、鮮烈で清々しいマスカットのような、フルーティなホップ香が印象的。非常に華やかだ。
口に含むと、その華やかな香味が口いっぱいに広がる。
当初、苦味が弱いと感じるのだが、すぐにキュッと収斂性のある渋味が来て、舌の奥にズシッと苦味を感じる。
最初のジューシー感が非常に妖艶なので、後の力強さも粗暴には感じない。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
白ワインのように香るホップ「ネルソン・ソーヴィン」と、果実のように香るホップ「ハラタウブラン」による、
豊かな薫りと清々しい味わい。フレンチの巨匠も認めた、乾杯を華やかに彩るヱビスです。
例えて言うなら、にこやかで人当たりが良いのに、実はかなり頑固な人だった、みたいなキャラクターのビール。
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ビール
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2018年1月25日[2]
No.6522: 鳥取産 二十世紀梨チューハイ / 林兼太郎商店(製造:三幸食品工業)
とっとりさん にじっせいきなしちゅーはい / はやしけんたろうしょうてん
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昨日飲んだ 博多あまおうチューハイ と同時に購入した
「鳥取産二十世紀梨チューハイ」という商品。
缶には、これは誰がモデルなんだろう?という、妖艶な女性のイラストが描かれ、非常に印象的。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁った薄黄色。果汁の多さが現れたような外観。
香りは、非常に奥ゆかしい和梨香。そもそも二十世紀という梨は淡泊なキャラクターなので、
それがうまく再現されている。
味は甘味がしっかりめ。梨果実の生っぽさや、若干の苦味があり、洋梨に近い感じも少しある。
アルコール感や炭酸の刺激は弱く、やさしい飲み心地。
果汁11%。アルコール分4%。原材料名:日本なし(二十世紀梨)果汁、醸造用アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、トレハロース、香料、クエン酸。
製造者:三幸食品工業株式会社、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
販売元:株式会社 林兼太郎商店、鳥取市湖山町東5丁目374-1。
ところで、二十世紀梨のふりがなは「にじっせいきなし」であって、にじゅっせいき、ではない。
鉛筆 10本は、じっぽん であり、待ち時間10分 は、じっぷん と表記するのが正しい日本語である。
今回これを発見したのはドン・キホーテ。これまで一度も買い物をしたことがなかったが、
最近家の近所に出来たので、覗いてみたら、こんなものを発見したという次第。
なお、一般に ドンキ と呼ばれることが多い同店だが、
ドン・キホーテ(Don Quijote)なのであって、ドンキ・ホーテ ではないからご注意を。
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チューハイ・カクテル等
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2018年1月26日[1]
No.6523: ウィルキンソン・ハード 無糖ライム <期間限定> / アサヒ
うぃるきんそん・はーど むとうらいむ <きかんげんてい> / あさひ
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好調の ウィルキンソン・ハード無糖シリーズに、期間限定「無糖ライム」が登場。
発売日は、1月23日。
このシリーズに共通だが、注いでいる時、ビリビリと音を立て、
グラスの中で勢いよく気泡が踊っている。液色は、無色透明。
香りは、ほんのりグリーンなライム香だが、あまり強くは香らない。非常にストイックな印象。
味は、ほぼ甘さがない。世に甘くないチューハイと称されるものは数々あれど、
ここまでホントに甘くないものは珍しい。
アルコールに、ライムのシャープな酸味が良く合い、さらに炭酸の刺激が引き締める。
ベースにジンが使われており、いわばジンライムのようなものなのだが、
ライム味は果汁ではなくレモンライムスピリッツ。
アルコール分9%。無果汁。GIN使用。甘味料0。プリン体0.0。糖質0。
原材料:ジン、レモンライムスピリッツ、酸味料、香料。
2018年1月〜2018年3月までの出荷予定
通年販売の 無糖ドライ や
無糖レモン ももちろん素晴らしいのだが、
今回のこの製品こそ、「無糖」のキャラクターが最も際立っていると私は思う。
今回売れ行きが良ければ、定番化するのだろうか。ぜひ、通年販売して頂きたいものだ。
この製品で使われている ウィルキンソンタンサン の好調の理由を分析した記事を読んだことがあるが、
主要因として、コンビニ等の安いP.B.炭酸水の登場を挙げていた。私もまったく同感である。
コンビニで安いからとP.B.商品を買ってみて、炭酸水をそのまま飲むことに慣れた消費者が、
それなら本格的な老舗ブランドを買ってみようということで、ウィルキンソンに流れてきているのではないか
という分析である。少々口が悪いことをご容赦頂きたいが、まがい物で味を知った人たちが、
本物に向かっているということである。
コンビニやスーパーのP.B.が、炭酸水をそのまま飲むことを広めた格好だが、
私のような中年世代に言わせると、そもそも我々が若かりし頃にいわゆる"カフェバー"がブームとなった時代に、
ペリエを飲むのがおしゃれだという文化が生まれた。もう30年以上も前の話で恐縮だが、
炭酸水はまったく甘くないからビール代わりに飲めると、私自身も当時気づいて、飲み出した記憶がある。
但しペリエは柔らかい。強いものを求めるなら、ウィルキンソンである。
本格的なバーで多用されているということも含めて、我々オジサン世代がウィルキンソンを熱烈に支持するのには、
そうしたバックボーンがある。
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チューハイ・カクテル等
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2018年1月26日[2]
No.6524: BLUE GIRL PILSNER
ぶるーがーる ぴるすなー
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香港の BLUE GIRL というビール。スタイルはピルスナーだ。
自分で購入したものではなく、当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
ありがたく味わいたい。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りを嗅ぐと、やや粉っぽい印象があって、これは恐らく鮮度の問題ではないかと思われる。
基本的に軽快で、爽やかな印象だ。
味は苦味が弱く、透明感があって爽快。
モルトの風味が弱いからボディに厚みはなく、その分後キレは非常に良い。
アルコール分5%。
原材料は、缶に表記がないため、わからない。
白地の缶だが青色がアクセントになっており、缶中央に女性のイラストがあるのがとても印象的。
中身の軽やかな味わいをそのまま表したようなパッケージだ。
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ビール
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2018年1月27日[1]
No.6525: −196℃ ストロングゼロ ダブル レモン / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる れもん / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ シリーズが新しくなっている。
昨年10月下旬からのリニューアルである。
通年品は全10種あって、全部を掲載するのには時間がかかるが、まずは「ダブルレモン」から飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、やや内にこもったような、穏やかなレモン香。あまり酸っぱそうではない。
味はキリッと苦味が効いていて、一般的なストロングチューハイのイメージ(甘さが強い)とはちょっと違う。
酸味も強く、シャープな口当たり。もちろん、アルコール感も豊か。
適度なジューシー感と、抑制的な味わいで、飲み飽きない。
アルコール分9%。糖類ゼロ。レモン果汁3%。レモン浸漬酒使用。
原材料:レモン、ウオツカ、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果実まるごとのレモン浸漬酒と、果汁をダブルで使用! ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
ニュースリリースでは、今回のリニューアルについて、
「"アルコール度数高めの飲みごたえ" はそのままに、果実味やキレ味を強化することで、
より食事に合う味わいに仕上げました。」と説明している。
概ねその通りに感じた。最大の特長は、キレがさらに良くなったこと。
何度ものリニューアルを経るうち、もう昔の -196℃ とは、まるで違う製品になってしまったようだ。
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チューハイ・カクテル等
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2018年1月27日[2]
No.6526: BLUE ICE
ぶるーあいす
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昨日に引き続き香港のビールで、こちらは BLUE ICE。つくっているのは、かの大手サンミゲル社である。
Distributed by San Miguel Brewery Hong Kong Ltd.と書かれていることから、
フィリピン本社ではなく、香港工場での製造か、あるいは単に現地法人によって販売されているものなのかもしれない。
こちらも当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白でやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ホップ香があまり立たず、日本の新ジャンルのようなほんのり甘いニュアンスがある。
相当に軽い味が想像される。
味は香りの印象どおり軽快。少しだけ苦味の押しがググッとくるものの、
重たさはなく、透明感がある。当然、後キレも良い。
アルコール分5%。
缶デザイン、商品名から受けるイメージ通りの中身といえる。
スカッと爽快な味わいである。
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ビール
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2018年1月28日[1]
No.6527: 氷結ストロング シチリア産レモン / キリン
ひょうけつすとろんぐ しちりあさんれもん / きりん
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昨日、リニューアルしたサントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルレモン を飲んだが、
もっとずっと前にリニューアルしていたこちらを忘れていた。
昨年4月にリニューアルしたキリン氷結ストロング「シチリア産レモン」である。
同時期リニューアルの グレープフルーツ のほうは、いち早く飲んでいたのだが。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立て、気泡が踊っているが、
程なくして収まる。
香りは、スキッと透明感のあるレモン香に、深いアルコール臭が混じる。
味は香りの印象よりは甘味があり、刺すような酸をカバーしていて飲みやすくなっているが、
炭酸の刺激と酸味が相まって、かなりシャープな飲みごたえ。
氷結らしいジューシー感も持ち合わせていて、バランスは良い。
アルコール分9%。果汁2.9%。糖類0。プリン体0。
原材料:レモン果汁・ウオッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
シチリア産レモンの氷結ストレート果汁を主に使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
昨日飲んだサントリー製品のほうは、レモン浸漬酒による味わいの分厚さみたいなものがあったのだが、
こちらはより一層スキッとしてみずみずしい味わいが特徴である。
ただ、どちらも昔のストロング系チューハイとは違って、べたつく甘さとか強さばかりを強調した製品とはまったく違うという点は、
共通である。
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チューハイ・カクテル等
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2018年1月28日[2]
No.6528: DARGUNER WEISBIER ダルグナー・ヴァイツェン
だるぐなー・う゛ぁいつぇん
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ドイツの DARGUNER(ダルグナー)という銘柄の「ヴァイツェン」(ヴァイスビア)。
昨日飲んだ香港のビールと同様、こちらも当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ヴァイツェンらしくヨーグルトのような甘酸っぱさがあるが、
トロピカルフルーツのようなニュアンスは控えめ。
味は香りの印象どおり甘酸っぱくて軽快。苦味はほとんど感じず、繊細で柔らかい。
飲み込んだ後にも、甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料名:麦芽(大麦、小麦)、ホップ。
原産国名:ドイツ。輸入者:富士貿易(株)、横浜市中区新山下3-9-3。
輸入者が印刷した <おいしい飲み方> という説明が親切である。
中身の2/3をグラスに注ぎ、残り1/3は缶を優しく振り底に溜まった酵母をよく混ぜてから、グラスに注いでお召し上がりください。
缶に酵母が残存したビールなので、このような工夫は必要である。
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ビール
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2018年1月29日[1]
No.6529: キレートレモンサワー ヒアルロン酸プラス <数量限定> / サッポロ
きれーとれもんさわー ひあるろんさんぷらす <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロ キレートレモンサワー から数量限定の派生商品「ヒアルロン酸プラス」が登場。
発売日は、1月23日であった。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、かなり苦そうな感じのレモン香。ジューシー感は抑制的。
味はこのシリーズに共通だが、酸がとても強い。甘さは抑えられ、とてもシャープな味わいだが、
ヒリヒリするほどの酸っぱさではない。飲み込んだ後には、むしろ苦味のほうが口に残っている。
果汁10%。アルコール分5%。クエン酸2000mg。ビタミンC200mg。
原材料:レモン・レモン果皮エキス・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・ビタミンC・ヒアルロン酸。
ビタミンCにヒアルロン酸を加え、美容に良さそうな内容。
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チューハイ・カクテル等
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2018年1月29日[2]
No.6530: DARGUNER GOLD LAGER ダルグナー・ゴールドラガー
だるぐなー・ごーるどらがー
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昨日 ヴァイツェン を飲んだ、ドイツの DARGUNER(ダルグナー)。
当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものであるが、
今日は同じ造り手の「ゴールドラガー」を飲む。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、モルトの甘さが際立って落ち着いた印象。華やかさはない。
味は引き締まった苦味が最初に来るが、ボディの厚みはそれほどない。
よって、適度なすっきり感と軽快なドリンカビリティがある。
飲み込んだ後には、やや甘いニュアンスをまとった苦味が残る。
アルコール分5.5%以上6.5%未満。原材料名:麦芽、ホップ。
原産国名:ドイツ。輸入者:富士貿易(株)、横浜市中区新山下3-9-3。
派手さはないが、じんわりと落ち着いた飲みごたえが感じられるラガービールである。
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ビール
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2018年1月30日[1]
No.6531: 本搾りチューハイ 四季柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい しきかん <きかんげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの期間限定「四季柑」。発売日は、本日1月30日である。
グラスに注いだ液色は、かなり深い黄色で、濁りがある。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、やや緑っぽいニュアンスのある、奥ゆかしい柑橘香。ほとんど香り立たないくらいに、大人しい。
口当たりは非常にシャープ。刺すような酸と苦味の共演で、甘さはまったくない。
複数の柑橘のブレンドなので、甘くないのに味に適度な厚みがある。
飲み込んだ後には、強い苦味が口に残る。
果汁15%。アルコール分6%。糖類無添加。
原材料:カラマンシー・オレンジ・うんしゅうみかん・レモン・ウオッカ。
四季を通じて花が咲く、四季柑とも呼ばれるカラマンシーを使用した、たっぷり果汁とお酒だけでできている、
しっかりとした酸味と、どこか懐かしい柑橘の味わいが楽しめるチューハイ。
本搾り四季柑は、このブランドがまだメルシャンの時代の定番品だったが、
キリンビールに移管されてからは出されていなかった。
往年の四季柑とは味も中身も違うけれど、形式的にであれ、こうして復活したことは、歓迎したい。
期間限定品ではあるけれど。
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チューハイ・カクテル等
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2018年1月30日[2]
No.6532: 一番搾り プレミアム / キリン
いちばんしぼり ぷれみあむ / きりん
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キリン「一番搾り プレミアム」は、ギフト限定商品。
当サイトでは 2014年 と 2016年
に取り上げているが、その後は積極的に入手しようとは思っていなかった。
そんな中、2017年版のこの商品を、当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から贈って頂いた。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかなホップ香とモルトの甘さが混じり合い、凝縮感がある。
味はクリアで、一番搾りらしい酸が強め。相対的なバランスとして、苦味は抑制的に感じる。
後キレは良く、余韻は短め。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
繊細な感性をもって発想しながら、醸造家の技を惜しげもなく注ぎ込み、素材・技術を研ぎ澄ますことで完成した、
特別な一番搾り。
上記は、裏ラベルに記された説明文だが、表ラベルの商品名の下には、次の文章がある。
厳選した麦芽と東北産ホップ「かいこがね」。醸造家の技の粋を集めひと雫ずつ黄金に彩られた麦汁を丁寧に搾りました。
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ビール
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2018年1月31日[1]
No.6533: 極ZERO 爽快ゼロ / サッポロ
ごくぜろ そうかいぜろ / さっぽろ
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サッポロ 極ZERO の派生商品「爽快ゼロ」。発売日は、1月30日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は粗く、サワサワと軽い音と主に盛り上がるが、すぐさま減衰。
香りは、新ジャンルらしい甘さがふわっと立ち、それ以外の香りはほとんどない。
よって、ビールらしさはまったくない。
口に入れると、やや収斂性のある渋味と、強めの苦味と、尖り気味の酸味を感じる。
こう書くと、多彩な味があるかのようであるが、ほぼ味らしきものはない。
飲みごたえがないのに、渋くて苦くて酸っぱいのだ。
炭酸水のようなので、後キレはもちろん良い。
アルコール分2.5%。カロリー最小級18kcal。糖質0。プリン体0。人工甘味料0。
原材料:ホップ・糖類・水溶性食物繊維・エンドウたんぱく・カラメル色素。
缶の色合いが非常に軽やかであり、中身のイメージに合っている。
味がないので、商品名のとおり「爽快」だと言っていい。
私は中年でありながらカロリーは気にしていないので、この商品をもう飲むことはないと思う。
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新ジャンル
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2018年1月31日[2]
No.6534: スーパードライ 春限定スペシャルパッケージ / アサヒ
すーぱーどらい はるげんていすぺしゃるぱっけーじ / あさひ
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今年で4年目となるアサヒスーパードライの春限定「スペシャルパッケージ」。
今年の発売日は、1月30日であった。
昨年は 春限定スペシャルパッケージ の後、
当サイトでは ハロウィン限定スペシャルパッケージ、
ウィンタースペシャルパッケージ を掲載しているが、
もしかするとそれ以外に取りこぼしがあったのかもしれない。
なお、中身は通常のスーパードライなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
昨年の 春限定スペシャルパッケージ と比べて、若干だがデザインに違いがある。
缶中央の SPECIAL PACKAGE の文字が今年は黒色だが、昨年は緑地に白抜き文字だった。
その他はほぼ変わっておらず、基本的にピンク色を基調とした、春の桜をイメージした(実際に桜の花のイラストあり)
明るい缶である。
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ビール
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2018年2月1日[1]
No.6535: クリアアサヒ 桜の宴 <春限定> / アサヒ
くりああさひ さくらのうたげ <はるげんてい> / あさひ
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クリアアサヒの春限定派生商品である「桜の宴」が登場。発売日は、1月30日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で新ジャンルにしてはきめ細かく、当初はかなり盛り上がる。泡持ちも悪くない。
香りは、軽快で品の良いホップ香がふわっと立つ。新ジャンルでこんなにきれいな香りは珍しい。
奥ゆかしく、繊細。
味は非常にクリアでみずみずしい。通年品のクリアアサヒにあるような、ミルキータッチの甘さはなく、
非常に透明感がある。足りないのはビールっぽいコクであるが、そこまで求めるのは酷というものであろう。
アルコール分5%。希少ホップミストラル使用。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
新ジャンルの技術の進化にまた驚かされた。そんな新製品である。ふだんクリアアサヒを飲んでいる人も、
これが売られている間は、通年品を一時止めて、こっちにするべきである(と私は勝手に思う)。
桜の花で飾られたパッケージだけでなく、商品名を臆面もなく「桜の宴」としてしまった
その無節操さに、拍手を送りたい。これなら花見に行く時に、迷わず手に取れる。
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新ジャンル
CODE:43132DAKO#02 |
2018年2月1日[2]
No.6536: 氷結ストロング ライム / キリン
ひょうけつすとろんぐ らいむ / きりん
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昨年7月製造分から新しくなっているキリン氷結ストロング「ライム」だが、
なんとまだ取り上げていなかった。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明に見えるが、ほんのりと濁っている。
香りは、適度にジューシー感のあるライム香。緑っぽいシャープさはほどほど。
味は柑橘の尖った強い酸味が特徴的だが、やはりジューシーな幹事がある。
ただシャープなだけではない。甘さの厚みの下支えがある。もちろん、そんなに甘いわけではないが、
酸を制するだけの甘味はつけられている。アルコール感ももちろん強い。
アルコール分9%。果汁2.6%。原材料:ライム果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK)。
ライムの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
ニュースリリースによると、「果汁感と炭酸感がアップしました」とのことだが、
従来から刺激の強い製品だったので、ほとんど変化を感じないというのが、正直な感想だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43132DAEE#RN07 |
2018年2月2日[1]
No.6537: こくしぼりプレミアム 華やぎ苺 <限定> / サントリー
こくしぼりぷれみあむ はなやぎいちご <げんてい> / さんとりー
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サントリー こくしぼりプレミアム シリーズの期間限定「華やぎ苺」。発売日は、1月30日。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの淡いピンク。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、非常に華やかで甘いいちご香。かなり濃厚な味わいが想像される。
味は、香りの印象とは打って変わって、かなりすっきり。酸が立っていてクリア。
もちろん甘味は強いのだが、濃厚さはなく、フレッシュ感だけ抽出された感じ。
飲み込んだ後にも、キュンとした甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分5%。果汁15%。
原材料:いちご浸漬酒、ブランデー、いちごリキュール、スピリッツ、りんご、いちご、ぶどう、はちみつ、
糖類、酸味料、香料、野菜色素。
ブランデーを隠し味に加え、苺の味わいをより華やかに仕上げました。
いちごだけでなく、りんごとぶどうも使われている。それでこの味の伸びやかさが生み出されているらしい。
いちごを看板にしながら他の果汁も使われていることは、マイナスとも捉えられかねないが、
この味わいのバランスを造り上げるために必要不可欠な工夫なのだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43133DAKO#03 |
2018年2月2日[2]
No.6538: 金麦 / サントリー
きんむぎ / さんとりー
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サントリーの人気商品「金麦」が新しくなっている。昨年12月上旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白でわりときめ細かく、当初はよく盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りは、ガシッとモルトの力強さを感じるものの、どうしても新ジャンル特有のふわっとした甘さが伴う。
落ち着きがあって、ホップの香り立ちは今ひとつ。
味も香りの印象どおり、やや地味。苦味がしっかりと感じられ、味わいの骨格がくっきり。
一方、華やかさには欠ける。飲み込んだ後にも、力強い苦味が口に残る。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
今回のリニューアルについて、ニュースリリースでは、
「中味は、香りのバランスを整え、より麦らしい香りが感じられる味わいに仕上げました。」とある。
確かにモルトのガツンとした感じが際立っているが、その分やや地味になったようにも感じる。
また、缶デザインについては、
「パッケージは、評価の高い上質感のあるデザインはそのままに、1本の麦を缶下部に堂々と配し、
"麦へのこだわり"を表現しました。」とある。
金麦は2007年に登場したブランドで、10年を超えるロングセラーとなっている。その間、
毎年リニューアルし、当サイトで把握している限り、これが11代目の製品になる。
これだけ変化し続けているのに、味の特徴は大きく変えずに守られているし、
さらに缶デザインは一体どこが変わったのかと思えるほど、毎回ほとんど違いがわからない。
基本ラインはほぼ変えないのに、毎年進化していますよというメッセージを発信するやり方は非常に正しいし、
これが出来るのは、人気ブランドたる余裕があるからに違いない。
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新ジャンル
CODE:43133KSES#RN12U |
2018年2月3日[1]
No.6539: 金麦 糖質75%オフ / サントリー
きんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
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昨日、サントリー 金麦 のリニューアル品を紹介したが、今日は「糖質75%オフ」を飲む。
こちらは昨年11月下旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。
泡は粗く、当初こそ盛り上るが、泡持ちは悪い。
香りは、ふわっとした甘さがあるが、苦そうな凝縮感もある。
味はかなり苦味が強い。香りに感じた甘いニュアンスはそれほどなく、ガシッと力強い印象。
ビールらしいコクなどは皆無だが、苦味の骨格がはっきりしているだけで、
飲みごたえがあるように感じるから不思議だ。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
今回のリニューアルに関し、ニュースリリースでは次のように説明している。
今回は、「金麦」ブランドならではの"麦のうまみ"を強化することでさらに多くのお客様にご満足いただけるよう、
"旨味麦芽"をさらに増量しました。
はっきり言ってそんなに変化を感じなかったが、糖質オフ製品の中では飲みごたえがある部類であることは、
間違いない。
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新ジャンル
CODE:43134DAKO#RN11L |
2018年2月3日[2]
No.6540: のんある気分 りんごサワーテイスト <限定> / サントリー
のんあるきぶん りんごさわーていすと <げんてい> / さんとりー
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昨年11月21日発売の サントリー のんある気分「りんごサワーテイスト」
をまだ取り上げていなかったので、冷蔵庫の奥から引っ張り出してきた。
グラスに注いだ液色は、うっすらと淡いゴールド。やや大きめの気泡が見える。
香りは、キュンとしたりんご香が立つ。
口当たりは、香りの印象どおりキリッとシャープだが、適度な甘味もある。
甘味料特有のだらっとした甘みも感じられるが、後キレは悪くない。
アルコール分0.00%。果汁1%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:りんご果汁、デキストリン、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
赤りんごと青りんごのみずみずしく爽やかな味わいが楽しめる、サワーテイスト。
嬉しいカロリーゼロ&糖類ゼロ。
甘ったるくなく、かなりチューハイっぽい味わいだから、風呂上がりにでもゴクゴク飲みたい。
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ノンアルコール飲料
CODE:43134KSES#74 |