2018年1月24日
No.7201: もぎたて 手摘み青梅 <期間限定> / アサヒ
もぎたて てづみあおうめ <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒもぎたてシリーズの期間限定「手摘み青梅」。発売日は、1月22日。
先日飲んだ まるごと搾り青りんご と同時発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく色づいている。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘酸っぱい梅だが、梅酒ほどのコクを感じない。
味は香りの印象どおり甘味が強いのだが、甘味料特有の甘さで、あまりコクはない。
但し、それがあっさりとした印象を与えてもいる。アルコール感は極めて強い。
飲み込んだ後には、強い甘味と酸味と軽い苦みが口に残る。
アルコール分9%。果汁1.1%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。
原材料:ウオッカ、うめ果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2019年1月〜3月までの出荷予定
前回発売は、昨年1月。1年ぶりの登場であるが、
中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2019年1月25日
No.7202: アサヒ・オリオン いちばん桜 <季節限定 沖縄醸造> / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおん いちばんざくら <きせつげんてい おきなわじょうぞう> / おりおん(あさひ)
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毎年この時期の恒例となっているアサヒ・オリオン「いちばん桜」。今年の発売日は、1月22日であった。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。オリオンビールにしては、実に濃いと感じる。
泡は純白できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかなホップ香と甘いモルト香とのバランスが良い。
しっかりコクのありそうな香りだ。
味は透明感があって、すっきりとした口当たり。しかし、オリオンにしては苦みがしっかりとあって、
飲み応えは十分。飲み込んだ後には、じんわりしっかり旨みが残る。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料:麦芽、ホップ。醸造元:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
なお、缶裏には、次のような説明文がある。
沖縄では正月を過ぎると緋寒桜(ひかんざくら)の鮮やかなピンクの花々が次々と色づき始め、春の訪れを告げます。
そんな華やかな季節にふさわしい
「贅沢なコクと香り」の麦芽100%生ビールが、沖縄から届きました。
このビールは、オリオンと業務提携しているアサヒが、
オリオンの通常販売エリア(沖縄県及び奄美地区)以外の全国に向けて販売しているものである。
本家オリオンが通常販売エリアで売る いちばん桜 は、
11月6日に発売され、当サイトでも既に掲載している。
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ビール
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2019年1月26日
No.7203: プレミアムこくしぼり 薫る白ぶどう / サントリー
ぷれみあむこくしぼり かおるしろぶどう / さんとりー
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これまで、「こくしぼりプレミアム」という名称であったシリーズが、昨年11月中旬から
「プレミアムこくしぼり」としてリニューアル。その通年ラインナップとして新たに加わったのが、
この「薫る白ぶどう」である。発売日は、1月22日。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、しっかり甘い白ぶどう香だが、
シャルドネ種の白ワインみたいな、フリンティな香り(火薬のような弾ける香り)も感じられる。
味は甘味が強いが、酸味も効いている。白ワインと思って飲んだら甘いが、
ぶどうチューハイとしてはシャープな部類。ぶどうの皮を思わせる軽い渋味も口中に引っかかる。
果汁15%。アルコール分5%。
原材料名:ぶどう果汁(チリ製造)、スピリッツ、ワイン、ブランデー、糖類/炭酸、酸味料、香料。
2017年12月に当サイトでレビューした、セブン&アイグループ限定の
こくしぼりプレミアム 白ぶどう と中身は酷似している。
まったく同じ中身か、あるいは若干のリメーク製品かもしれない。
こちらは通年品なので、今後継続的に売られる。
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チューハイ・カクテル等
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2019年1月27日
No.7204: JINRO CAN レモン 復刻版 9°/ 眞露
じんろかん れもん ふっこくばん 9ど / じんろ
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以前人気商品だった JINRO CAN が復活した。発売日は、12月21日だったようである。
当サイトで取り上げたのがなんと 2005年。
そんなに前だったとは、私自身も驚きである。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、酸の強そうな尖りのあるレモン香に、アルコール臭も。
口当たりは極めてシャープ。甘さが抑え込まれ、すっきり透明感のある味だが、
ヒリヒリするくらいに酸が強い。アルコール感ももちろん強い。
レモン果汁2.3%。アルコール分9%。
原材料名:レモン果汁、スピリッツ、焼酎、糖類、オリゴ糖シラップ/炭酸、酸味料、香料。
販売者:眞露株式会社、東京都港区六本木4-4-8。製造場:三幸食品工業株式会社、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
2001年に全国販売した「JINRO CAN」。まだ缶チューハイ市場が成熟する前としては異例のヒットとなりました。
「楽しいお酒♪」で話題となったあの商品があの頃を想い起こす「懐かしい味と楽しさ」をそのままに「復刻」致します。
JINRO はくせのない焼酎だから、
まさにチューハイ向きと言える。昔出た時は度数7%だったが、
昨今の高アルコールブームに乗り、今回は9%。酒呑みのための缶チューハイだ。
タカラcanチューハイよりも、ハイリキよりもストロングで、なおかつピュア。
-196℃ストロングゼロよりも断然シャープ。残念ながら、私の生活圏内ではまだほとんど出回っていないが、
身近にたくさん売っていたら、個人的には家飲みの定番にしたいくらいだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年1月28日
No.7205: アサヒ 極上 <キレ味> / アサヒ
あさひ ごくじょう <きれあじ> / あさひ
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アサヒから鳴り物入りで登場した新ジャンル アサヒ極上 <キレ味>。
発売日は、1月29日。
グラスに勢いよく注ぐと、泡は力強くこんもりと盛り上がり、泡持ちも上々。
液色は淡い黄金色。これら見た目では、ビールとの違いは分からない。
香りの系統は、スーパードライにかなり近い。
金属的で、華やかさはほとんどない。新ジャンル特有の臭さはほぼなく、ピュアな印象。
味は香りの印象どおり非常にシャープ。
苦みが強く、甘さはほとんどない。少し、メントールのようなスーッとした感覚があるが、
これは、使われている冷涼ホップによるものであろう。
ここまで、ほぼ完璧に新ジャンルの短所を克服しているようだが、
飲み込んだ後に口に残る余韻に、コクとは違う若干ほろっとした甘さがあり、
ここで初めて新ジャンルを実感。
アルコール分5%。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
缶デザインはスーパードライに酷似しており、パッと見て アサヒ とわかる。
キレ味という名前も、実にアサヒらしい。
ニュースリリースでは、同社独自の調査に基づき、消費者のビール類の味嗜好が
「キレ・刺激」、「さわやか・軽快」、「華やか・味わい」、そして「コク・濃い味」の4つに大別されると説明。
その上で、新ジャンル主飲者に3割強存在する「キレ・刺激」嗜好に応えるための商品であるとしている。
自社に求められているものを愚直にそのまま製品化したのは開発の王道であり、またそこに絶対の自信も窺える。
そういう意味では、他社に真似のできない製品(技術的にということではなく、正しいブランド戦略という意味において)
であり、絶対的な優位性がある。だがその一方で、今これを世に問う背後には、
ビール類全般の消費低迷と、絶対王者スーパードライの存在感低下、その結果のシェア縮小という事情もあるだろう。
同社の新ジャンルの看板商品がクリアアサヒという(名前とは違って)
必ずしもアサヒらしいとは言い難いキャラクターであることを考えると、足りなかったピースを埋める商品であることは間違いない。
その昔、品質が優れているのにもかかわらず、あえなく消えていった発泡酒
クールドラフト の二の舞にならなければいいのだが。
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新ジャンル
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2019年1月29日
No.7206: のどごし STRONG / キリン
のどごし すとろんぐ / きりん
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キリン のどごし STRONG が新しくなった。発売日は、1月22日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡は純白で当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、本家のどごしの特徴である接着剤のような匂いが少しだけ感じられ、
あとはふわっとした甘さが立つ。いかにもアルコールが強そうである。
味は苦味が強く、高アルコールゆえのビリビリした感じも伴う。渋味も強く、引き締まった印象。
ビールっぽいコクはもちろんないが、その分、後キレは良い。
だが、飲み込んだ後には、やはり新ジャンル特有の甘さが口に残る。
アルコール分7%。原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、糖類)、大麦スピリッツ。
缶に「力強い飲みごたえとキレ」とある。
特有の臭みと甘さを飲みごたえと捉えられるのであれば、満足感はあるが、
ビールらしい味わいではまったくない。従来品 はもう少しピュアだったように記憶しているが、
ガツンとしたインパクトを高めようとして、欠点が際立った感じがする。
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新ジャンル
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2019年1月30日
No.7207: −196℃ ストロングゼロ ダブル パイナップル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる ぱいなっぷる / さんとりー
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-196℃ストロングゼロシリーズの期間限定「ダブルパイナップル」。発売日は、1月29日。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。当初、大粒の気泡が踊るが、すぐに収まる。
香りは、ツンと甘酸っぱいパイン香が香り立つ。
味は、香りの印象どおり、コクのある甘酸っぱさ。
アルコール感が非常に強い。但し、甘さは抑えようという意図を感じる。
飲み込んだ後には、甘酸っぱさと共に若干の苦みも残る。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。パイナップル果汁1%。パイナップル浸漬酒使用。
原材料名:パイナップル、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果汁とパイナップルまるごとのしっかりとした果実感、だから食事に合う!
昨年の製品 と比べると、
気のせいか少しシャープになったように感じた。ニュースリリースでは特に中身のことには触れていないので、
真偽のほどはわからないが。
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チューハイ・カクテル等
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2019年1月31日
No.7208: 氷結ストロング ベリーミックス <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ べりーみっくす <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングの期間限定「ベリーミックス」。発売日は、1月29日。
グラスに注いだ液色は、赤と濃いめのピンクの中間くらい。注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立て、
その後も細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、ラズベリーの甘酸っぱさが際立ち、さらにブルーベリーのジャムのようなコクも感じさせる。
口当たりは香りの印象ほど甘ったるくはなく、キリッと酸が効いている。
もちろん甘みも強いのだが、炭酸のピリピリ感も手伝って、わりとシャープに感じる。
アルコール感はとても強い。飲み込んだ後には、軽い苦みも残る。
アルコール分9%。果汁0.6%。糖類0×プリン体0。
原材料:果汁(ラズベリー・ブルーベリー)・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
ラズベリーとブルーベリーの氷結ストレート果汁を使用した、甘酸っぱい香りとみずみずしい果汁感の、すっきりした飲みごたえ。
適度な飲み応えとコク。甘いのに甘ったるくない、ストロング系チューハイに最近求められている要素を備えている。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月1日
No.7209: ニッカ 淡麗辛口ハイボール クリアコーラ <期間限定> / アサヒ
にっか たんれいからくちはいぼーる くりあこーら <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒビールから出ている ニッカ 淡麗辛口ハイボール の期間限定派生商品「クリアコーラ」。
発売日は、1月29日。
グラスに注いだ液色は、コーラを薄めたような感じであり、濃いめのアイスティー程度。
グラスの向こう側が容易に見える。注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、
大粒の気泡がグラスの中を踊っているが、程なくして静まる。
香りは、しっかりとコーラ。ウイスキーの香りは奥に引っ込んでいる感じ。
レモンエキス入りということで、爽やかな印象もある。
味は香りの印象どおり、コーラの甘さが強い。当初、アルコール感は強くないものの、
ウイスキーの味わいはしっかりと感じられ、「結構強い」と気づかされる。
無果汁。アルコール分7%。瀬戸内産レモンエキス入り。プリン体0.0。人工甘味料0。
原材料:ウイスキー、レモンエキス、糖類、カラメル色素、酸味料、香料。
淡麗辛口という名にコーラ味は、ちょっとふさわしくない気もするが、
コーラにしては確かに甘ったるくない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月2日
No.7210: キレートレモンサワー コラーゲン1000 <数量限定> / サッポロ
きれーとれもんさわー こらーげん1000 <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロ キレートレモンサワー の派生商品「コラーゲン1000」。
発売日は、1月29日。缶に コラーゲン1000mg と大きく書かれてはいるが、
商品名としてはミリグラムは読まず、コラーゲン1000というらしい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう
(写真で液中に何か浮遊物があるように映っているのは、グラスの汚れに伴う気泡の付着ムラと思われる)。
香りは、酸味よりも苦味が強そうなレモン香。薬臭い感じがする。
味は香り印象とは打って変わって、酸味が非常に強い。甘さは抑え込まれている。
飲み続けていると、最初に感じた酸っぱさに、だんだん慣れてくる。
そして、飲み込んだ後には、強めの苦みと、薬臭い感じが口に残る。
果汁10%。アルコール分5%。クエン酸2000mg。ビタミンC300mg。
原材料:レモン、レモン果皮エキス、ウォッカ、コラーゲンペプチド、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
缶左肩に「ビタミンC100mgUp!」と書かれている。これは、2017年に出た製品 が、
ビタミンC200mgだったからである。パワーアップして再登場というわけだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月3日
No.7211: ザ・カクテルバー プロフェッショナル 辛口ジントニック / サントリー
ざ・かくてるばー ぷろふぇっしょなる からくちじんとにっく / さんとりー
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サントリー「ザ・カクテルバー プロフェッショナル」シリーズが新しくなっている。昨年9月上旬からのリニューアルである。
通年2種のうち「辛口ジントニック」が手に入ったので、取り上げる。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、気泡が踊っているが、すぐに収まる。
香りを嗅ぐと、しっかりとジンを感じる。まさに本格的カクテルの印象だが、
そんなにアルコール臭が強烈なわけではない。
味は、優しい甘みがありながら、やはりジン特有の風味がしっかりと感じられる。
品が良く、クリアな飲み口。アルコール感もしっかりとあって、キレが良い。
アルコール分7%。ライム浸漬酒使用。
原材料名:スピリッツ、ジン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
ジンが効いてキレのある理想のジントニックを実現するために二回蒸溜したこだわりのドライジンを使用。
キレのある理想のジントニック・・と、かなり力が入っているが、度数が7%であることから、
そんなにしっかりとした飲みごたえがあるわけではない。だが、一般的な缶チューハイや缶カクテルと比べると、
より酒好き向きだということが出来る。
今回のリニューアルは、缶デザインのみであり、中身は変わっていないようである。
昨年9月上旬から順次切り替えが進んでいるようだが、私の行動範囲内では、
この「辛口ジントニック」しか見当たらず、通年2種のうち、もう一方の 辛口モスコーミュール は、
今のところ発見できていない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月4日
No.7212: 金麦 ゴールド・ラガー / サントリー
きんむぎ ごーるどらがー / さんとりー
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鳴り物入りでデビューしたサントリーの新ジャンル「金麦 ゴールド・ラガー」。
発売日は、2月5日。
力の入った新製品なので、どんなにすごいのか、心して臨む。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はかなりきめ細かく、当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りを嗅いだ瞬間、ふわっと甘いアルコール臭が立ち、間違いなく新ジャンルだとわかる。
大きな期待を寄せていただけに、いきなりの失望。ただ、モルトの力強さのようなものは感じる。
味は苦味がビシッと強く、パンチがある。しかし、飲みごたえとは少し違う。
苦みの後に、うにゃっとした甘みがあり、やはりここでも新ジャンルらしさが露呈。
精一杯苦味を前面に出し、引き締まった力強い味わいに仕立てようという努力の跡は十分感じられるのだが、
どうにも中身の伴わない固い鎧といった感じが拭えない。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
やはり新ジャンルに期待してはいけないということだ。キャラクターとしては、
好調の本麒麟に近いため、同製品のファンには嫌われない味だとは思うが、
逆に路線が近すぎて、嫌悪感を持たれるかもしれない。
新ジャンルでしっかり感を出そうとする各社のムダな競争は、そろそろやめた方が良いのではないかと感じた。
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新ジャンル
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2019年2月5日
No.7213: 直搾り [日本の農園から] 屋久島産たんかん <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] やくしまさんたんかん <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラ直搾り [日本の農園から] シリーズの期間限定品が2種出た。発売日は、2月5日。
2種のうち、今日は「屋久島産たんかん」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、濃いめのレモン色で、やや濁りがある。
気泡は少なく、当初こそジュワジュワ踊っているが、すぶに収まる。
香りは、ふっくら丸みのあるオレンジ香で、甘さが強そう。
味は香りの印象どおりジューシーで、爽やかながら飲みごたえもある。
甘みがしっかりとしているが、酸味もかなり強く、両者が拮抗。
炭酸の軽いピリピリ感が、甘さを制し、爽やかなキャラクターに一役買っている。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:たんかん果汁、たんかんペースト、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、香料、カロチン色素。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
鹿児島県屋久島産たんかんをまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
果汁だけでなく、たんかんペーストも使われているところが、濃い味わいのための秘訣のようだ。
シリーズでたんかんフレーバーは、初登場である。各社から頻繁に出ているようでいて、
そんなに多くはない。果汁の確保が難しいからだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月6日
No.7214: ほろよい ゆずみつサワー <限定> / サントリー
ほろよい ゆずみつさわー <げんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいの限定品「ゆずみつサワー」。発売日は、2月5日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがある。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ゆずの青臭い柑橘香が立つが、鋭さを甘い匂いが包んでいる。
この甘い匂いの正体は、もちろんはちみつだろう。
味も香りの印象どおり、グリーンな感じの柑橘の鋭さに、やさしい甘さが加わることで、
穏やかな飲み口になっている。アルコール感が弱いことも、全体のやさしさにつながっている。
まさに、ほろよい らしい味わいといえる。
アルコール分3%。果汁0.1%。柚子浸漬酒使用。
原材料名:柚子、スピリッツ、柚子浸漬酒、はちみつ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
ゆずの爽やかな酸味とはちみつのやさしい甘さが楽しめる、心和む味わいに仕上げました。
冬に良く出る柚子味チューハイは、鍋物に合うことが多いのだが、
この製品の甘さ設定では、鍋物には少々きつい。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月7日
No.7215: 直搾り [日本の農園から] 熊本産あまくさ晩柑 <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] くまもとさんあまくさばんかん <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラ直搾り [日本の農園から] シリーズの期間限定品が2種出た。発売日は、2月5日。
2種のうち、先日既に 屋久島産たんかん を掲載しているので、
今日はもう一方の「熊本産 あまくさ晩柑」を。
グラスに注いだ液色は、うっすら黄色っぽく濁っている。注いでいる時、ジュワジュワと音を立てるが、
程なくして収まる。
香りは、すっきりとした柑橘香だが、少し柔らかい印象。
味は香りの印象どおり、キリッと酸が強いのだが、適度に丸みがある。
すっきりとした甘さに軽い苦味。はっさくに近い味わいだ。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:晩柑果汁、晩柑ピューレ、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、香料。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
熊本産あまくさ晩柑の果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
先日飲んだ 屋久島たんかん で果汁のみならず たんかんペーストが使われていたのと同様、
こちらも 晩柑ピューレが使われている。それが、味わいのコクを作っているようだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月8日
No.7216: 贅沢搾り 白ぶどう <期間限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり しろぶどう <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ贅沢搾りの期間限定「白ぶどう」。発売日は、2月5日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いゴールド。まさにぶどう果汁が入っている色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、非常に甘味の強そうな白ぶどう香。
味も香りの印象どおり、甘みが非常に強い。適度な酸味と渋みもあり、ぶどうジュースらしい豊かな味わい。
アルコール感は弱い。甘ったるいようだが、酸味が効いているため、後味はわりとすっきりめ。
果汁37%。アルコール分4%。
原材料:ウオッカ、ぶどう果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
2019年2月〜4月までの出荷予定
果実1/2房分の果汁を1缶にギュッと詰め込んだ"贅沢チューハイ"です。
本製品の発売に合わせ、贅沢搾りの通年4種がリニューアルしているので、後日順次取り上げたいと思う。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月9日
No.7217: ネクターサワー ピーチ 春デザイン缶 / サッポロ
ねくたーさわー ぴーち はるでざいんかん / さっぽろ
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サッポロと不二家のコラボによる ネクターサワー ピーチ に、
「春デザイン缶」が登場。1月下旬から順次切り替えとのことである。
中身は通年品と同じだが、簡単に味をみておこう。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
香りは、たっぷりと甘く豊潤な桃。
舌触りはねっとりとし、味はこってり甘い。柔らかな酸味を伴うが、基本的に濃厚な味。
果汁10%。アルコール分3%。
原材料:もも、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、増粘剤(ペクチン)、ビタミンC。
国産の桃を丁寧に何度も裏ごしして作ったピーチピューレを使用。桃本来のおいしさをお楽しみください。
ピンク色でかわいらしく、男性が手に取るのはちょっとためらわれるような缶。
そもそもこの製品のメインターゲットは若い女性だと思うが、最近は男性でもアルコールに弱い人が多いようにも思うので、
顧客層は広がっているのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月10日
No.7218: オールフリー ライムショット / サントリー
おーるふりー らいむしょっと / さんとりー
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サントリー・オールフリーの派生商品「ライムショット」だが、昨年7月17日にリニューアルした製品を、まだ取り上げていなかった。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。グラスに注ぐ時、思い切り高い所から注いだら、
とりあえず粗い泡が立ったが、すぐに減衰。
香りは、爽やかなライム香が特徴で、普通のノンアルコールにありがちな臭さはほぼない。
この製品の優位性は、まずこの香りに現れる。
味もライムらしいグリーンな柑橘風味がきいていて、爽やか。
炭酸の強いビリビリ感が、さらに爽やかさを演出。
味はクリアなのだが、苦味がわりとしっかりついている。後キレは良い。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。無果汁。
原材料名:麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
ノンアルコールビールテイスト飲料の中では、間違いなく一番爽やかで、臭みのない製品。
ビールというよりビアカクテル風だが、食事にも合わせられるくせのなさ。
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ノンアルコール飲料
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2019年2月11日
No.7219: プレミアムこくしぼり 香熟パイナップル / サントリー
ぷれみあむこくしぼり こうじゅくぱいなっぷる / さんとりー
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これまで、「こくしぼりプレミアム」という名称であったシリーズが、昨年11月中旬から
「プレミアムこくしぼり」としてリニューアル。
ちょっと前に、新顔の 薫る白ぶどう を飲んだが、
今日は既存ラインナップの「香熟パイナップル」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。勢いよく注ぐと、白い泡が立つのは、パイナップル果汁らしい。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りも、まさにパイナップル果汁。アルコール臭がほとんどしない。甘味が強そうだが、若干のシャープさもある。
味は香りの印象どおり、ジューシーなパイナップル。但し、甘さが適度に抑え込まれているので、あっさりとした飲み口。
適度な酸味と苦味も伴う。
アルコール分5%。果汁20%。原材料名:パイナップル果汁(フィリピン製造)、スピリッツ、ラム、糖類/炭酸、酸味料、香料。
従来品 と同じものかと思いきや、中身はだいぶ違う。
従来品ではパイナップル浸漬酒や、リンゴリキュールも使われていた。
味はそんなに違うようには思わなかったが。
なお、シリーズの通年ラインナップとしては、あと3種あるが、まだ見つけ出せていない。
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チューハイ・カクテル等
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2018年2月12日
No.7220: 明日のグレフルサワー / サントリー
あしたのぐれふるさわー / さんとりー
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サントリー 明日のサワーシリーズに新顔「明日のグレフルサワー」が登場。発売日は、2月12日。
期間限定ではなく、通年品である。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、苦そうで酸っぱそうなグレフル香だが、甘みもそれなりにありそうな雰囲気。
適度にジューシー感を伴う。
味は香りの印象よりは、幾分かシャープ。甘さは抑えられ、スキッとした飲み口。
酸が強めで、飲み込んだ後には軽い苦味が残る。
アルコール分5%。果汁1%。アミノ酸入り。プリン体ゼロ。糖質50%オフ。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、アスパラギン酸Na、香料、甘味料(アセスルファムK)。
ホワイトグレープフルーツのすっきりした味わい。笑顔とともに、明日にむかって楽しい時間をおすごしください。
最近、サントリー社のグレフルチューハイは、軒並みあっさりした味わいに転換しているように思う。
昔が甘すぎたと言えばそれまでだが、消費者の嗜好が時代と共に変わっていることに合わせてのことだろう。
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チューハイ・カクテル等
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