2019年2月28日[1]
No.7241: サッポロマグナム グレープフルーツ <限定> / サッポロ
さっぽろまぐなむ ぐれーぷふるーつ <げんてい> / さっぽろ
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サッポロビールから登場した、高アルコール&強炭酸 のチューハイ新ブランド「サッポロマグナム」。
2種出たうち、先日 レモン を掲載したが、今日は同時発売の「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、グレフルらしくほんのりと白濁。気泡は当初こそ多いが、すぐに静まる。
香りは、典型的なグレフルチューハイといえる、苦そうで甘そうな柑橘香。
レモンに比べると、シャープさはあまりない。
口当たりは、ビリビリとした炭酸の刺激はあるものの、なぜか先日飲んだレモンほどのインパクトを感じない。
それはおそらく、アルコールのボリューム感と、甘さのせいかもしれない。
すぐに豊かな甘さが口に広がり、少し間延びした感じになる。
まさに酒臭い味わいであり、よくぞここまで強くしたなと思う。
飲み込んだ後には、わりとしっかりめの酸の刺激と、だらっとした甘さが口に残る。
アルコール分12%。無果汁。
原材料名:ウォッカ、水あめ、ローストシロップ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
驚いたことに、原材料が先日飲んだ レモン とまったく一緒である。
まあ、こちらも無果汁で、香料で風味をつくっているわけだからそうなるのだが。
このシリーズは、非常に分かりやすい戦術なので、多くの人に行き渡れば、
ファンは確実に着くと思われる。カギは、どれだけ店頭に置いてもらえるかだと思うのだが、
今のところ、残念ながら取扱店舗は多くない。
限定品として投入したのは、とりあえず消費者の反応を見てから、定番化するかどうか考えるということなのだろう。
石橋を叩いて渡るサッポロさんらしいやり方ではあるが、石橋を叩きすぎて、
いつも壊しているんじゃありませんか?と申し上げたい。
あ、いや、そんな大博打に打って出ないところが、サッポロさんの賢さなのだと個人的には思うし、
そこが素敵なところなのだけれど、
ビジネスのやり方としては、これでは大ヒット商品は生まれにくいんだろうなと・・。
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チューハイ・カクテル等
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2019年2月28日[2]
No.7242: ベアレン クラシック / ベアレン
べあれん くらしっく / べあれん
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一昨日、昨日と、岩手のベアレン醸造所のビールを取り上げているが、
今日は「クラシック」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。泡はやや黄色っぽく、非常にきめ細かく、
こんもりと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
華やかすぎないホップ香。適度にハーブっぽいが、奥ゆかしい。背後にモルトの凝縮した力強さを感じる。
味はずっしりと苦味が重いが、重すぎず、適度なコク。
キャラクターに嫌みがないというか、力の抜けた絶妙なバランスである。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
製造者:(株)ベアレン醸造所、岩手県盛岡市北山1丁目3-31。
ビールのスタイル:ドルトムンダー 色合い:黄金色
コクと苦味のバランスがよく、飲み飽きしないラガービール。
ドルトムンダーなので、ピルスナーと比較すれば重たく、落ち着いているが、
適度な丸さもあって、ドリンカビリティは優れている。
なお、この造り手の製品はあと2種入手しているので、順次取り上げる。
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ビール
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2019年3月1日
No.7243: もぎたて 手摘みライチ <期間限定> / アサヒ
もぎたて てづみらいち <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒもぎたてシリーズの期間限定「手摘みライチ」。発売日は、2月26日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁りがあるようにも見える。
当初こそ、大きめの気泡が踊るが、すぐに収まる。
香りは、甘さをたっぷりと湛えたライチ香。
味は香りの印象どおり甘さが強く、アルコールのボリューム感も。
くどいとも言えるほどパワフル。ライチ好きにはドンピシャだろう。
アルコール分9%。果汁1%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。
原材料:ウオッカ、ライチ果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
2019年2月〜5月までの出荷予定
昨年の製品 と、味は変わっていないようであるが、甘味料が若干変わっている。
昨年の私のメモに間違いがなければ、昨年使われていなかったアスパルテームが今年は使われている。
まあ、そんな違いに気づく人はほとんどいないだろうが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43525KSES#03 |
2019年3月2日[1]
No.7244: 寶 極上レモンサワー 芳醇スパイスレモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー ほうじゅんすぱいすれもん / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー シリーズに新顔「芳醇スパイスレモン」が登場。発売日は、2月26日。
これまで、瀬戸内レモン、丸おろしレモン、
つけ込み塩レモン、熟成つけ込みレモン、
しょうがレモン
と5種出ており、これが6種めとなる。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるレモン色。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りは、何のスパイスかわからないが、確かにスパイシーである。
ハーブっぽいとも言える。
味は酸が鋭く、甘みはほとんどない。そこに、適度なスパーシーさが加わる。
缶には、シナモンのようなイラストがあるのだが、シナモンっぽい味とは感じない。
何かのスパイスだな、という程度にしかわからない。
果汁5%。アルコール分6%。
原材料名:レモン、レモンペースト、レモンエキス、焼酎(国内製造)、スパイスレモンスピリッツ、糖類/酸味料、香料、香辛料抽出物。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
<芳醇スパイスレモン>はスパイスとレモンが溶け込んだスピリッツに、
レモンペーストの苦味とペッパーのアクセントが楽しめる、深みある味わいです。
上記説明を読んで、合点がいった。ピリッとスパイシーな味わいの正体は、ペッパー(コショウ)である。
それが、押しつけがましくない程度にアクセントとなっている。甘さは最小限という、タカラらしい仕上げ方である。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月2日[2]
No.7245: ベアレン アルト / ベアレン
べあれん あると / べあれん
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先日から、岩手のベアレン醸造所のビールを取り上げているが、
今日は「アルト」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。泡は淡いベージュ色で、非常にきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
液色を見ずに香りを嗅いだら、淡色エールではないかと思うほど優しく、ホップ香が芳しい。
その周りを、黒糖のようなほのかに甘い香りが包んでいる。非常に上品。
味は香りの印象ほど甘くなく、渋味のほうが前面に出て、引き締まっている。
そこに華やかな香りが乗るので、やさしい味わいになる。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
製造者:(株)ベアレン醸造所、岩手県盛岡市北山1丁目3-31。
ビールのスタイル:アルト 色合い:赤みがかった褐色
軽やかで口当たりの良い、香りも華やかな上面醗酵ビール。
ここまで飲んだこの造り手のビールすべてに共通しているのは、
デリカシーを持っているということ。だから、キャラクターに押される感じがなく、
飲み手側が主役でいられる。
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ビール
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2019年3月3日[1]
No.7246: −196℃ ストロングゼロ トリプルピーチ / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ とりぷるぴーち / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロの「トリプルピーチ」。
サントリー社からの発売情報はなく、購入したのがイオン系スーパーなので、
おそらくイオングループ限定商品であろう。入手日から推測して、
発売日は2月19日ではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽくも見える。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、まさに桃。たっぷりと甘く、深い。こってりとした味が想像される。
味は香りの印象ほど甘ったるくはなく、苦味すら効いていて、キレもある。
アルコール感はもちろん強く、甘味料特有の甘さも引っかかる感じなのだが、
トリプルピーチという商品名から想像されるほどの豊潤さやくどさはなかった。
むしろそれは長所と言えるのだが。
アルコール分9%。桃果汁1.2%。桃浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:桃、ウオツカ(国内製造)、桃浸漬酒/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
トリプルピーチという商品名の理由は、桃果汁+桃まるごとの浸漬酒+桃の漬け込み酒 でトリプルということなのだが
(缶に記載)、ここで疑問が生ずる。
「桃まるごとの浸漬酒」と、「桃の漬け込み酒」とは、どう違うのだろうか。
まるごと漬け込んだお酒とは別に、果肉を切ったものを漬け込んだというのだろうか。
いずれにせよ、トリプルというのには少々無理があるように思うのだが。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月3日[2]
No.7247: ベアレン シュバルツ / ベアレン
べあれん しゅばるつ / べあれん
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先日から、岩手のベアレン醸造所のビールを取り上げているが、
今日は「シュバルツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、漆黒。グラスの向こう側が見えない。泡は深いカフェオレ色で、非常にきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りは、適度に甘く、適度にスモーキーで、適度に清々しい。重たすぎないところでバランスを取っている。
味は、チョコほどは深くない柔らかい甘さに、軽い苦味と酸味が伴う。焦げ感はそれほどない。
優しくまとまっており、飲み飽きないキャラクター。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
製造者:(株)ベアレン醸造所、岩手県盛岡市北山1丁目3-31。
ビールのスタイル:シュバルツ 色合い:黒色
苦味が少なく、まろやかな味わいで飲み口の良い黒ビール。
シュバルツは濃色ラガー(下面発酵)。大手の製品としては、ヱビス黒や、プレモル黒もこのスタイルだが、
それらよりも押しが弱く、上品な仕上がりだと思う。
先日からベアレン醸造所の製品を、ミルクチョコレートスタウト、
岩手ゆずヴィット、
クラシック、アルト と飲み進めてきて、これが5種めである。
今回入手したのは以上であるが、今後も他の製品をもしみつけたら、是非試してみたい。
そう思わせるクオリティであった。
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ビール
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2019年3月4日
No.7248: 麦とホップ 本熟 <限定醸造> / サッポロ
むぎとほっぷ ほんじゅく / さっぽろ
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サッポロ 麦とホップ の限定派生商品「本熟」。発売日は、3月4日。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。泡はかすかに黄色っぽく、
力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
ただでさえ、しっかりした味わいの 麦とホップ なので、その「本熟」ということは、
相当に濃いだろうと想像しながらグラスに注いでいると、
特有のソフトクリームみたいな甘そうな匂いが漂ってくる。
グラスに鼻を近づけると、通年品と同系統の甘さに、渋さが混じったような深い香りだ。
味は香りの印象どおり、甘味と渋味がとても濃い。
一口飲んだだけで、はっきりと感じる特別感。
飲み進めると、その甘さと渋さがまとわりつくように感じられる。
ビールらしいコクとは違うが、日頃から 麦とホップ を愛飲している人なら、
このくどい感じも楽しめるに違いない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
ある意味想像の範囲内だった味わいだが、ファンの期待を裏切っていないとも言える。
"濃い渋系"の新ジャンルを求めている人にはお勧め。
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新ジャンル
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2019年3月5日
No.7249: 旅する氷結 レモンコーラアミーゴ / キリン
たびするひょうけつ れもんこーらあみーご / きりん
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キリン 旅する氷結 シリーズの新顔「レモンコーラアミーゴ」。発売日は、本日3月5日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いコーラ色。注いでいる時、ジュワジュワと音を立てているが、気泡は程なくして収まる。
香りは、コーラの薬草っぽい感じが強く、レモンはそれほど強くは香らない。
味もやはりコーラなので甘味が強いが、そこにキュンとした酸っぱさが少し加わる。これがレモンだと初めてわかる。
アルコール感は弱いので、暑い夏にゴクゴク飲めそうだ。
アルコール分4%。果汁1.0%。
原材料:レモン果汁・ウオッカ・糖類・酸味料・カラメル色素・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
メキシコのにぎやかな街角で出会ったコーラの味わいを氷結流にアレンジ。レモンをしぼってカンパイすれば、みんなアミーゴ!
特に期間限定等とうたっていないので、通年商品と思われる。
旅する氷結 シリーズは、これまで通年13種+期間限定1種が投入されているが、
現在残っているのは、この製品を入れると合計12種となる。
既発売通年品のうち、フォレストベリー と
オレンジカウボーイ が既に終売となった。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月6日
No.7250: 99.99 クリアライム / サッポロ
ふぉーないん くりあらいむ / さっぽろ
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サッポロ 99.99(フォーナイン)シリーズの新顔「クリアライム」。発売日は、3月5日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、
すぐに収まる。
香りは、商品名のとおり、まさにクリアなライム香。緑っぽく、透き通っているが、酸が強そう。
味は香りの印象以上にシャープ。甘さや酸味も弱く、キレッキレの味。
アルコール感は非常に強い。酒好きでなければ攻略できないくらいのストロングさ。
飲み込んだ後には、強めの酸味が口に残る。
アルコール分9%。果汁0.3%。高純度ウォッカ使用※。原材料:ウォッカ、ライム、糖類/炭酸、酸味料、香料、苦味料。
※エタノール以外の有機物割合が0.01%未満のウォッカ使用
甘味料を使っていないので、甘さが引っかかることはない。糖類は使われているが、
酸の鋭さのほうが際立っているので、ほぼ甘くない。カクテルっぽい仕上がり。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月7日
No.7251: こだわり酒場のレモンサワー / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー / さんとりー
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サントリーの人気商品 こだわり酒場のレモンサワーの素 が、R.T.D.になって登場。
割らずにそのまま飲める「こだわり酒場のレモンサワー」。発売日は、3月5日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるように見える。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まり、細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、苦味の強そうなレモン香。レモンの皮のような。
味は香りの印象どおり苦味が強く、さらに酸味も強い。
レモンのフレッシュ感があり、アルコール感もしっかり。飲み込んだ後には甘さを残さない。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。
原材料:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
レモンありのままのおいしさとお酒の余韻を楽しめる、すっきりと甘くないレモンサワー。
クリアなのに味気ないクリアさとは違う。レモン味の際立つ、酒好きに好まれる味わいだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月8日
No.7252: キリン・ザ・ストロング ピーチ <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ ぴーち <きかんげんてい> / きりん
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キリン・ザ・ストロングの期間限定「ピーチ」。発売日は、3月5日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、その後は、やや大きめの気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、しっかり深いピーチ香。果実感はあるが、甘味はあまり強そうではない。
味はたっぷりと甘いが、桃本来の甘さではなく、甘味料のだらっとした甘味。
それもそのはず、本品は無果汁である。ある意味作り物っぽさを極めたというか、
アルコール感も含め、強ければいいという潔い味わい。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:ウオッカ・シトラスエキス・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
ハードな炭酸感×ハードな味わい×ハードなアルコール感。爽やかなピーチの香り、グッとくる刺激と飲みごたえ。
桃は香料で再現しやすい香りだと思うのだが、キリン社のチューハイらしく、
お化粧感の強い、いかにもきれいに仕立てた風味のピーチチューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月9日[1]
No.7253: ウィルキンソン・ハードナイン 無糖ドライ / アサヒ
うぃるきんそん・はーどないん むとうどらい / あさひ
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人気の アサヒ ウィルキンソン・ハード シリーズが新たに「ウィルキンソン・ハードナイン」シリーズとして生まれ変わった。
発売日は、3月5日。
通年3種あるうち、今日は「無糖ドライ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、シュワシュワと音を立て、
その後もグラスの中を断続的に気泡が立ち昇る。
香りは、ほんのり上品な柑橘香が立つ。度数が強いのに、そんなにアルコール臭い感じではない。
味は、甘くないグレープフルーツといった感じで、柑橘の皮の苦さがフィーチャーされ、
ドライでありながらビターかつほんのりサワーな味わいをもつ。
やはりアルコール感はしっかりとあるものの、極めてクリアな飲み口なので、
食事にも合わせやすい。
アルコール分9%。GIN使用。糖質0。甘味料0。プリン体0.0。
原材料:ウオッカ(国内製造)、ジン、レモンライムスピリッツ、グレープフルーツスピリッツ/炭酸、酸味料、香料。
今回からウオッカも使われるようになり、ジン、フルーツスピリッツとともに用いることで、
「トリプルスピリッツ製法」と名付けられているようである。また、ガス圧を1割高め、
アサヒ社RTD史上、最高のガス圧を実現したとのこと。
確かに、舌や喉への刺激は強烈で、ウィルキンソンの魅力が十分に訴求されているが、
トリプルスピリッツ製法で、従来品より後味が一層クリアですっきりしたという違いはわからなかった。
元々十分にクリアな味わいだったためであろう。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月9日[2]
No.7254: 牛久シャトービール ヘレス / 合同酒精
うしくしゃとーびーる へれす / ごうどうしゅせい
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当サイトの中京地区在住ご協力者 森康哲さん
から寄贈された 牛久シャトービール「ヘレス」。
オエノングループの運営する牛久シャトーは、なんと昨年末にワイナリーやブルワリーを閉鎖してしまったとのことで、
今後このビールはもう手に入らないものと思われる。大事に飲みたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるオレンジ。泡も少し黄色っぽく色づき、
非常にきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、ハーブ香にオレンジのような尖りのある柑橘香と、ヨーグルトっぽさも。
ヘレスにしてはかなり華やかさや甘さがあり、ボリューム感がある。
味はやはり香りの印象ほどボリュームはなく、さらっとした飲み口だが、モルトの甘みとともに、
ヨーグルトっぽさは少しある。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
製造者:合同酒精(株)、東京都中央区銀座6丁目2番10号。製造所:茨城県牛久市中央3丁目20番4号。
賞味期限(2019,3,12)間近ということで、劣化が懸念されたが、品質が劣っていると感じた部分はない。
むしろ熟成が進んでまろやかになっているようだった。
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ビール
CODE:43533PRST#UK |
2019年3月10日[1]
No.7255: ウィルキンソン・ハードナイン 無糖レモン / アサヒ
うぃるきんそん・はーどないん むとうれもん / あさひ
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人気の アサヒ ウィルキンソン・ハード シリーズが新たに「ウィルキンソン・ハードナイン」シリーズとして生まれ変わった。
発売日は、3月5日。
通年3種あるうち、昨日既に 無糖ドライ を飲んでいるが、今日は2種めとして「無糖レモン」を飲みたい。
なお、もう1種の無糖ジンジャは未入手なので、一日も早く見つけ出したい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、シュワシュワと音を立て、
その後もグラスの中を断続的に気泡が立ち昇る。
香りは、やや尖りのあるジューシーなレモン香。度数が強いのに、アルコール臭はそれほど強くはない。
味は、甘さがほぼなく、レモンの酸も穏やか。
ひたすらクリアな味わいで、炭酸の刺激は強烈。
香りではあまりアルコールを強く感じなかったが、飲んでみるとやはり度数が高いことを実感する。
ただ、ピュアな味のせいで、どぎつさはなく、食事にも合わせやすい。
アルコール分9%。無果汁。GIN使用。糖質0。甘味料0。プリン体0.0。
原材料:ウオッカ(国内製造)、ジン、レモンスピリッツ/炭酸、酸味料、香料。
今回のリニューアルでガス圧を1割高め、アサヒ社RTD史上、最高のガス圧を実現したとのことだが、
それほど激しく感じないのは、ウィルキンソン・タンサンのきめ細かさゆえだろう。
ビリビリ感はないのに、しっかり炭酸の刺激は長く持続する。
それは、スパークリングワインの特徴とも似ている。たとえば上質なシャンパーニュは、
口に含んだ時の刺激はまろやかなのに、やさしい炭酸の刺激がとても長く続く。
そういった上質感が、ウィルキンソンにはある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43534DAKO#05 |
2019年3月10日[2]
No.7256: 牛久シャトービール IPL / 合同酒精
うしくしゃとーびーる あい・ぴー・える / ごうどうしゅせい
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昨日、牛久シャトービールの ヘレス を飲んだ。
当サイトの中京地区在住ご協力者 森康哲さん
から寄贈されたものである。
今日は、一緒に頂いた「IPL」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色で、やや濁りがある。泡もほんの少し黄色っぽく、
非常にきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、マスカットのような、メロンのようなホップの青臭さと、トロピカルフルーツのような甘さがある。
味は香りの印象どおりフルーティさがありながら、収斂性のある苦味が極めて強い。
IPL(インディア・ペール・ラガー)ということで、しっかりホップが効いており、
後味が引き締まっている。飲みごたえがあるのに爽やか。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
製造者:合同酒精(株)、東京都中央区銀座6丁目2番10号。製造所:茨城県牛久市中央3丁目20番4号。
賞味期限(2019,3,11)間近ということで、劣化が懸念されたが、完全なる健康体であった。
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ビール
CODE:43534PRST#UK |
2019年3月11日[1]
No.7257: ウィルキンソン・ハードナイン 無糖ジンジャ / アサヒ
うぃるきんそん・はーどないん むとうじんじゃ / あさひ
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人気の アサヒ ウィルキンソン・ハード シリーズが新たに「ウィルキンソン・ハードナイン」シリーズとして生まれ変わった。
発売日は、3月5日。
通年3種あるうち、既に 無糖ドライ と 無糖レモン
を飲んでいるが、今日は3種めとして「無糖ジンジャ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、シュワシュワと音を立てているが、
すぐに静まり、その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、甘さの抑えられたジンジャーエール。華やかさはないが、そんなに辛そうでもない。
とにかくクリアでシンプルな印象。
味は甘味がほとんどなく、ショウガの辛みが炭酸の刺激とともに、ダイレクトに来る。
ウィルキンソンとショウガの相性がこんなに良いのだと思わせてくれる一体感。
飲み込んだ後は、強いアルコールとショウガによって、胃の中がほっこりと温かくなっている。
アルコール分9%。原材料:ウオッカ(国内製造)、ジン、レモンスピリッツ/炭酸、酸味料、香料。
今回のリニューアルで、"HARD9"という分かりやすいネーミングとなり、「強炭酸」の文字も商品特性を端的に表している。
まさに「名は体を表す」で、訴求力は絶大である。
通年3種の中では、ドライとレモンが王道のようにも思えるが、実はこのジンジャこそが、
一番ウィルキンソンらしいキャラクターではないだろうか。
なお、従来品 の記事でも書いたが、ジンジャー ではなく、
「ジンジャ」と表記するのがウィルキンソン流である。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月11日[2]
No.7258: 麦とホップ / サッポロ
むぎとほっぷ / さっぽろ
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サッポロ 麦とホップ が新しくなっている。昨年12月中旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、まさに麦とホップ。ソフトクリームみたいに甘く、野太い香り。
麦芽の力強さは感じるが、あまり洗練されていない。
味は香りの印象どおり、強い苦味と深い甘味が感じられる。
ビールのコクとは少し違うくどさというか、ひっかかりがある。
飲み込んだ後にも甘さ、苦味、渋さが残る。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
今回のリニューアルについて、ニュースリリースでは次のように説明している。
仕込工程における丁寧な温度管理や時間管理により、麦とホップ史上最高の「麦のうまみ」を実現。
お客様に「最高の一口目」を実感頂ける味わいに中味を進化させました。
確かに、口に入れた瞬間に普通の新ジャンルとは違うボリューム感が押してくる。
まさに、麦とホップファンの期待に応えるものといえるが、
どんどん独自世界をひた走っているようにも思える。
粗暴であってもくどくても、とにかく飲みごたえが欲しい。
そういう人にはお勧めだが、ビールっぽい上質さからはどんどん遠ざかっているように感じる。
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新ジャンル
CODE:43535DAKO#RN12M |
2019年3月12日[1]
No.7259: 樽が香る焼酎ハイボール / 宝酒造
たるがかおるしょうちゅうはいぼーる / たからしゅぞう
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タカラ 樽熟成焼酎ハイボール シリーズが、この度「樽が香る焼酎ハイボール」として生まれ変わった。
発売日は、3月12日。
「レモン」、「濃いめ」とあわせ、3種での展開だが、まず今日は「プレーン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きめの気泡が踊る。
その後も、多数の気泡がグラスの中をずっと立ち昇っている。
香りは、まるでダークラムみたいな樽香がふんわりと香り、若干甘そうに感じる。
味は香りの印象とは異なり、キリッとして、透き通っている。
ただ、口の中で転がしていると、香りに感じた樽香が広がってくるのが分かる。
その何とも言えぬ熟成香が鼻腔をくすぐる。ここが、この製品の最大の特長だ。
くどさやもたついた感じが一切なく、ひたすらストイックな味わい。
同社の 焼酎ハイボール シリーズに一層磨きをかけた感じだ。
アルコール分7%。プリン体0。糖質0。甘味料0。原材料:焼酎(国内製造)/酸味料、カラメル色素。
樽貯蔵熟成酒20%使用(本商品に含まれる焼酎に対する使用比率)。
樽でじっくり寝かせた「樽貯蔵熟成酒」がうまさの秘訣! 芳醇な香り、深いコク、キレのあるドライな味わい。
ヤワな缶チューハイは飲みたくない、さりとて、押しが強いだけのストロング系チューハイは何かが違うと感じている人には、
超絶オススメである。酒好きというより、焼酎好きに飲んでほしいチューハイだ。
なお、従来品との違いとして、今回から原材料に酸味料が追加されたが、べつに味わいが不自然になったということはなく、
ピュアさは変わっていない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月12日[2]
No.7260: クリアアサヒ / アサヒ
くりああさひ / あさひ
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アサヒビールの新ジャンル、クリアアサヒが新しくなっている。2月中旬製造分からのリニューアルである。
同社では、大幅クオリティアップと言っている。缶裏側に大きく「新」と書いてあるのが印象的。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。見た目はほぼビールと変わらない。
香りは、清々しく軽やかなホップ香が中心だが、従来品と変わらず、クリームのような甘いニュアンスも含む。
口に含んでまず感じたのは、ボリューム感が少し落ちたかな?ということ。
過去の数度の刷新で、甘くもたついた感じが徐々に改善されてきたとはいえ、まだ甘さが若干残っていたのも事実。
それが今回かなり研ぎ澄まされ、一層すっきりした印象だ。
名前の通りクリアさが増し、よりアサヒらしくなったと感じる。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
昨日飲んだサッポロ 麦とホップ が、垢抜けない飲みごたえの方向に突き進んでいるのに対し、
こちらはより一層洗練された味に向かっている。それは、消費者がアサヒビールに期待する方向性に合致するため、
好ましいリニューアルだと言えるだろう。
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新ジャンル
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