2019年3月13日[1]
No.7261: 樽が香る焼酎ハイボール レモン / 宝酒造
たるがかおるしょうちゅうはいぼーる れもん / たからしゅぞう
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タカラ 樽熟成焼酎ハイボール シリーズが、この度「樽が香る焼酎ハイボール」として生まれ変わった。
発売日は、3月12日。
3種での展開で、昨日 プレーン を飲んだのだが、今日は2種めとして「レモン」を。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きめの気泡が踊る。
その後も、多数の気泡がグラスの中をずっと立ち昇っている。
香りは、レモンの酸がキュッと立ち、焼酎の香りはほとんど目立たない。
味は非常にストイック。甘さはほぼなく、キュンとしたレモンの酸味が立っている。アルコール感も強い。
すっきりと飲みやすいのに、飲み進めると、焼酎の樽香が徐々に感じられる。
アルコール分7%。果汁1%。プリン体0。糖質0。甘味料0。原材料:焼酎(国内製造)、レモン果汁、糖類/香料、酸味料、カラメル色素。
樽貯蔵熟成酒20%使用(本商品に含まれる焼酎に対する使用比率)。
樽でじっくり寝かせた「樽貯蔵熟成酒」がうまさの秘訣! 芳醇な香り、深いコク、キレのある爽やかなレモンの味わい。
プレーンに比べると樽香がマイルドで、爽やかさが強調されてはいるが、
一般的なレモン味チューハイのような軽やかさはなく、しっかりした飲みごたえがある。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月13日[2]
No.7262: 本麒麟 / キリン
ほんきりん / きりん
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キリンの新ジャンル「本麒麟」が新しくなっている。1月中旬製造品からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で新ジャンルにしてはきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、新ジャンルらしい甘さがふわっと香るが、それほど嫌みはない。
すっきり系のビールだと言われたら、そんな気もする。
口当たりは適度に甘いが、苦味がガシッと強く、引き締まっている。
従来品はもう少し強めの甘さが前面に出ていたように思うが、
そのあたりのもたつきがかなり解消され、麦芽の力強さが感じられるような味わいになった。
嫌みのないコクを実現したと言える。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
ところで、ニュースリリースに興味深い記述がある。
節約志向が高まる中、低価格でありながら高品質な商品やサービスがお客様の支持を集めており、
"身近なものこそ、きちんとしたいいもの"を選択する傾向が強くなっています。
当社調査によると、価格に敏感なお客様が新ジャンルに最も期待することは「ビールに近い味覚(高品質)」であり、
新ジャンルユーザーの6割以上が「本当はビールを飲みたい」と回答しています。
「本当はビールを飲みたい」。今さら言われなくても分かりきっていることとはいえ、
触れてはいけないタブーでもあったはずだ。それを正面から言ってしまうところに、
この製品が普通の新ジャンルの域を超え、限りなくビールに近い品質であることに自信を持っていることがわかる。
確かに、それだけのことはある。他の新ジャンルが、例えば、濃いけれどくどい、
すっきりしているが薄い・・等、一芸で勝負しているものが多いのに比べ、
本麒麟 の味わいのバランスの良さは傑出しているからである。
当サイトでずっと酷評している のどごし生 を売っている同じメーカーとは思えない。
今すぐあんなものはやめて、こちらに一本化すればいいのに、と思う。
私の個人的好みで言っているのではない。臭みのなさ、ビールに近いコク、後キレなど、
すべてにおいてこの 本麒麟 は、新ジャンル最高水準である。
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新ジャンル
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2019年3月14日
No.7263: 樽が香る焼酎ハイボール 濃いめ / 宝酒造
たるがかおるしょうちゅうはいぼーる こいめ / たからしゅぞう
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タカラ 樽熟成焼酎ハイボール シリーズが、この度「樽が香る焼酎ハイボール」として生まれ変わった。
発売日は、3月12日。
3種での展開で、既に プレーン と レモン を飲んだ。
今日は残る1つ「濃いめ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立てるが、
程なくして収まる。
香りは、まさにこのシリーズを象徴するような、甘い樽香が立つ。熟成焼酎の深みを感じる。
味は香りの印象どおり、しっかり深いアルコール感がある。樽のクリスピーな香味が広がり、深い飲みごたえ。
他2種と比べ、やや甘いと感じるが、これは甘味を付けたわけではなく、焼酎の濃厚さである。
アルコール分9%。プリン体0。糖質0。甘味料0。原材料:焼酎(国内製造)/カラメル色素。
樽貯蔵熟成酒20%使用(本商品に含まれる焼酎に対する使用比率)。
樽でじっくり寝かせた「樽貯蔵熟成酒」がうまさの秘訣! 芳醇な香り、深いコク、
キレのあるアルコール分9%の濃いめの味わい。
アルコール9%というのは、今やストロング系チューハイの標準度数とも言えるのだが、
酒呑みに好まれる味わいという点では、この製品はピカイチだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月15日
No.7264: 愛のスコール ゴールデンパインサワー <数量限定> / サッポロ
あいのすこーる ごーるでんぱいんさわー <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロビールと南日本酪農協同(デーリィ)
のコラボによる、愛のスコールホワイトサワー の数量限定「愛のスコール ゴールデンパインサワー」。
発売日は、3月12日。
グラスに注いだ液色は、パステルイエロー。白と黄色の絵の具を混ぜた溶き水のよう。
香りは、パインの甘酸っぱいニュアンスが乳性飲料とうまく溶け合っている。
味は香りの印象どおり、甘酸っぱい。
スコール本来の甘酸っぱさというより、パインの個性が前面に出ている。
パインをかじった時に感じる少しキシキシした感じや、軽い苦味も口に残る。
たっぷりと濃い味。
アルコール分4%。果汁1%。原材料:パインアップル、乳等を主要原料とする食品、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、
安定剤(大豆多糖類)、香料、黄色4号。
パインと乳性飲料が合わないわけがない。酸味が効かせてあって、しっかりパインらしい味わいに仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月16日[1]
No.7265: −196℃ ストロングゼロ ビター柚子 / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ びたーゆず / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ シリーズの新顔「ビター柚子」。発売日は、3月12日。
限定品ではなく、通年品の新ラインナップである。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、非常にストイックな、苦そうな柚子香。ビター柚子の名の通りの印象。
味も香りの印象どおり、苦味が極めて強く、酸味も強く、青臭い。一方、甘味はほとんどない。
アルコールの強さがピリッとダイレクトに感じられる。
飲み込んだ後にも、強い苦味と酸味が口に残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。柚子ピール・柚子浸漬酒使用。
原材料名:柚子ピール、柚子、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK)。
非常にジューシーなのに甘くなく、アルコールのボリューム感があるのにキレがある。
相反する要素を両立しているという点で、稀有な存在ではあるが、苦味と酸味が強すぎるので、
食事には若干合わせづらいかもしれない。酒好きとしては、乾き物をつまみにして、飲みたい。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月16日[2]
No.7266: サッポロ黒ラベル 熊本城復興応援缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる くまもとじょうふっこうおうえんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベルの「熊本城復興応援缶」。発売日は、3月12日。
平成28年(2016年)熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城の復旧・復元には、長い年月と多額の費用を要すると見込まれている。
そのため「復興城主」制度が実施され、ひろく資金を募っているとのことで、
それを支援する目的でこのビールは発売された。
缶にはQRコードが印刷されており、募集ページに誘導するしくみとなっている。また、本品の売上1本につき1円を支援金とするもの。
中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
販売エリアは全国とされているが、私の生活圏内では今のところ目にしていない。どうして入手したかというと、
出張時に東京駅構内のコンビニ NEWDAYS に売られているのを発見し、すぐさま購入したもの。
発売意義に共感したというのももちろんあるが、デザイン缶を見ると買わずにいられないというのが、第一の本音である。
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ビール
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2019年3月17日
No.7267: スーパーチューハイ すっきりシークヮーサー / サントリー
すーぱーちゅーはい すっきりしーくゎーさー / さんとりー
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コンビニのファミリーマート限定で展開されているサントリー「スーパーチューハイ」シリーズ。
元々は、10年以上前に全国販売されていたサントリーのナショナルブランドであるが、
それが昨年からファミマ限定品として復活したものである。
すっきりレモン、すっきりグレフルに続き、
今回3種めとして「すっきりシークヮーサー」が登場。発売日は、3月12日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。気泡は多くなく、炭酸は強くなさそう。
香りは、シークヮーサーらしく青臭く、苦そうで酸っぱそう。
味は香りの印象以上に非常にシャープ。ほぼ甘さはなく、口に入れた瞬間、素直に「すっぱい」と感じる。
グリーンな風味で、強い苦味もアクセントになっている。アルコール感もしっかり。
アルコール分5%。シークヮーサー果汁0.1%。シークヮーサー浸漬酒使用。
原材料:シークヮーサー、スピリッツ(国内製造)レモンピール蒸留酒/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK)。
アルコール分5%というのは、以前はスタンダードであったが、今はむしろ少数派。
3〜4%のライト系か、8〜9%のストロング系に今は二極分化しており、
5%の製品はクラシカルな印象を受ける。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月18日[1]
No.7268: 金麦 / サントリー
きんむぎ / さんとりー
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新しくなったサントリー「金麦」。今年1月上旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りは非常に引き締まっており、新ジャンル特有の甘いニュアンスはほぼない。
昔に比べ、この点の改善度合いは素晴らしい。ホップがしっかりと香り、モルトのガシッとしたニュアンスもちゃんとある。
味はしっかりめの苦味が骨格を形作ってはいるが、基本的にすっきりとした味わい。
ビールらしいコクが足りないがゆえのすっきり感とも言えるが、へたに力強さを出そうとしていないところは好印象。
後味にも変な甘みはなく、とてもクリア。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
ニュースリリースには、次のような説明がある。
中味は、過去最大量の麦芽を使用し、より麦のうまみがあり一口目の満足感が感じられる味わいに仕上げました。
パッケージ表面は、ロゴをより大きく配しブランドの存在感を高めました。
パッケージ裏面は、刷新したことがダイレクトに伝わるよう"新しい金麦"と表記。
向き合う缶のイラストとともに、手書き風のメッセージに当社の思いを込めました。
その缶裏のメッセージとは、次のようなものである。
「いい麦と天然水でていねいに仕込みました。よりはっきりとした麦のうまみと澄んだ後味。日本の食卓をちょっと幸せに。」
金麦は2007年に登場したブランドで、既に発売から13年目を迎える。毎年のようにリニューアルし、
当サイトで把握している限り、これが12代目の製品である。
少しずつ進化を遂げ、気づけば新ジャンル最高水準ともいえる品質にまでなっている。愛され続けている理由が分かる。
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新ジャンル
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2019年3月18日[2]
No.7269: 金沢百万石 ペールエール / わくわく手づくりファーム川北
かなざわひゃくまんごく ぺーるえーる / わくわくてづくりふぁーむかわきた
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石川県の 金沢百万石ビール「ペールエール」。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いオレンジ。泡はほんのり黄色できめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ハーブっぽい爽やかさと、トロピカルフルーツのような甘さが強い。若くみずみずしい印象。
味は香りの印象どおり、まろやかな酸とやさしい甘さ。
適度なコクがあって、かつ爽やか。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
製造者:(有)わくわく手づくりファーム川北、石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3。
白山の伏流水と石川県内産大麦を使用した地ビール。心地よいホップの苦味とすっきりとした
飲み口をお楽しみください。
4年ほど前 に一度飲んでいるが、パッケージがガラッと変わったので、再度取り上げた。
驚いたことに、前回飲んだ時とはまるで違う感想を持った。前回は無骨で垢抜けない感じを受けたと書いているが、
今回は清々しくて若い感じ。おそらく、前回飲んだものは、鮮度に問題があったのだろう。
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ビール
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2019年3月19日[1]
No.7270: 氷結ストロング ピーチ&マンゴー / キリン
ひょうけつすとろんぐ ぴーち あんど まんごー / きりん
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キリン氷結ストロングシリーズの「ピーチ&マンゴー」。
リニューアル品なのだが、発売日は、3月19日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立てているが、程なくして収まり、
その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、マンゴーと桃の甘さがダブルで迫るため、かなり濃厚。
味は香りの印象どおり、しっかり甘い。
コクがあり、さらに高アルコールのパンチが加わる。
強めの炭酸が作用することで、辛うじて爽快感を生んでいる感じ。
アルコール分9%。果汁0.9%。糖類0。プリン体0。
原材料:果汁(もも、マンゴー)、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ピーチとマンゴーの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
「糖類0」表記がありながら、原材料に「糖類」の文字が。
これはおそらく誤植等ではなく、「糖類0」表記が許される基準の問題である。
使用量が完全なゼロでなくとも、法律上は100g又は100ml中に0.5g以下の使用量であれば、「糖類0」と表記できる。
つまり、わずかな糖類を使っているけれども、微量なので、堂々と「糖類0」を謳っているものと思われる。
ややこしいが、そういうことを知っておかないと、0イコール無添加と(本当はそうではないが)誤解してしまうわけだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月19日[2]
No.7271: こだわり酒場の レモンサワーの素 / サントリー
こだわりさかばの れもんさわーのもと / さんとりー
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売上絶好調とみられるサントリー「こだわり酒場のレモンサワーの素」が新しくなっている。
昨年12月下旬から順次切り替えということで、現在ではほぼこの新製品が出回っているものと思われる。
当サイトでは、基本的にR.T.D.(ready to drink)製品をターゲットとしており、
本品はカテゴリー外ではあるが、従来品 を取り上げたため、
リニューアル品も取り上げることとした。
グラスにたっぷり氷を入れ、本品と炭酸水を注ぐ。
びんに書かれたおすすめ比率は本品1に対してソーダ3となっているが、
今回私は、1:4くらいで作ってみた。
液色はほぼ無色で、かすかに黄色っぽく見えるかどうかという程度。
香りは、やや鋭く、スキッとしたレモン香。レモンの皮のイメージ。
味はすっきりとシャープ。ほんのりと甘いが、香りに感じたレモンの皮のような苦さと、強めの酸味が主張。
薄めにつくっても、本格的な飲みごたえが楽しめる。
アルコール分25%。原材料:酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
厳選したレモンをまるごと漬け込み、果実のおいしさを余すことなく封じ込めた浸漬酒で仕上げました。
炭酸水で割るだけで簡単にこだわり酒場自慢のレモンサワーが楽しめます。
甘くなくすっきり爽快な味わいの、食事によく合う逸品です。
今回のリニューアルについて、ニュースリリースでは次のように説明されている。
レモン浸漬酒の割合を増やすなど原料酒の配合を見直し、レモンの味わいや お酒の旨みをより感じられる中味に仕上げました。
確かに味が濃くなったように思うが、その分、すっきり感は若干削がれたかもしれない。
先日発売された こだわり酒場のレモンサワー(缶入りR.T.D.)は、
良好なバランスでつくられた製品ではあるが、
あちらが濃すぎる、あるいは薄すぎると感じる人は、やはりこちら「素」を使って自分好みにつくるのがいい。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月20日[1]
No.7272: −196℃ ストロングゼロ まるごと白ぶどう <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごとしろぶどう <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロの限定品「まるごと白ぶどう」。発売日は、3月19日。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、たっぷりと甘い白ぶどう香だが、若干のシャープさも。
口に入れた瞬間、やっぱり甘いと思う。しかし、冷静に味わってみれば、
かなりシャープに仕上げようという努力の跡が見える。なぜそう思うかというと、
昔のこの製品はひたすら甘ったるかったからだ。
それに比べれば、かないシャープになった。
飲み込んだ後には、甘味と共に、軽い苦味も残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。ぶどう果汁2%。ぶどう浸漬酒使用。
原材料:ぶどう、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
果汁と白ぶどうまるごとのしっかりとした果実感、だから食事に合う!
昔より相当甘さが抑えられているとはいえ、食事に合うというのは、言い過ぎ。
もしこれを食事に合わせるとしたら、甘めの白ワインと相性の良い料理を選ぶべき。
その観点で一番合いそうなのはフォアグラのソテーだが、そんなものと缶チューハイを合わせる機会はないと思うので、
クリームシチューか、カルボナーラか、やきとり(塩味の皮か軟骨)あたりではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月20日[2]
No.7273: 贅沢搾り グレープフルーツ / アサヒ
ぜいたくしぼり ぐれーぷふるーつ / あさひ
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アサヒ 贅沢搾り が新しくなっている。発売日は、既掲載の期間限定品 白ぶどう と同日の2月5日。
少し時間が経ってしまったが、取り上げたい。
通年4種あるうち、まず今日は「グレープフルーツ」を飲む。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのあるオレンジ色。
香りは、グレフルの皮の苦さが強調されたような感じ。
さらに酸っぱそうで、揮発成分の多そうな柑橘香だ。
味は香りの印象どおり苦味が強く、甘さ非常に弱い。酸味は思ったほどではなく、ソフトなタッチ。
アルコール感は弱い。飲み込んだ後には、強めの苦味と、若干のヒリヒリ感が残る。
果汁41%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。原材料:ウオッカ、グレープフルーツ果汁/炭酸、酸味料、香料。
果実1/2個分の果汁を1缶にギュッと詰め込んだ"贅沢チューハイ"です。
従来品 と比べ、少しシャープな味わいになったように感じた。真相は分からないが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43544DAKO#43 |
2019年3月21日[1]
No.7274: 氷結ストロング ライムシークヮーサー / キリン
ひょうけつすとろんぐ らいむ しーくゎーさー / きりん
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キリン氷結ストロング「ライムシークヮーサー」。発売日は、3月19日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色なのだが、ほんのりと濁りがある。
注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立てているが、程なくして収まり、
その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
ライムとシークヮーサーという酸味の強い柑橘のタッグなので、
気合いを入れて臨むと、意外にもソフト。さすが氷結という感じのジューシーな香り。
皮の青臭い感じは満載だが。
味は香りの印象どおり、青臭く酸っぱい。但し、適度にマイルド。
甘さはほぼなく、ストイックな味わいながら、ジューシー感がしっかりある。
アルコール感も強い。飲み込んだ後には、強めの苦味と柔らかな酸味が口に残る。
アルコール分9%。果汁0.7%。糖類0。プリン体0。
原材料:果汁(ライム、シークヮーサー)、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
ライムとシークヮーサーの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
ライムの風味がカクテルっぽさを醸し出しているので、大人な味わいに仕上がっている。
本品は、氷結ストロングシリーズのリニューアルに合わせ、新たな通年商品として投入されたもの。
最近のトレンドとして、ストロング系チューハイでも重たすぎず、くどすぎず、
さらっとしたものが人気だが、そういったニーズにうまく合致している。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月21日[2]
No.7275: 贅沢搾り レモン / アサヒ
ぜいたくしぼり れもん / あさひ
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アサヒ 贅沢搾り が新しくなっている。発売日は、既掲載の期間限定品 白ぶどう と同日の2月5日。
通年4種のうち、今日は「レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり黄色っぽく濁っている。
香りは、フレッシュで非常に苦味が強そうなレモン香。レモンの皮のようなイメージ。
味は香りの印象どおり、苦味が極めて強く、甘さは控えめ。相対的に酸が強く感じるが、
強烈というほどではない。飲み込んだ後には、若干のヒリヒリ感と、しっかりした苦味が口に残る。
アルコール分4%。果汁14%。人工甘味料無添加。原材料:ウオッカ、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
果実1個分の果汁を1缶にギュッと詰め込んだ"贅沢チューハイ"です。
従来品との違いがよくわからなかったが、果汁が多いのに酸っぱすぎないという魅力は継承されている。
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チューハイ・カクテル等
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2019年3月22日[1]
No.7276: カルピスサワー 濃い贅沢 レモン はちみつ仕立て <期間限定> / アサヒ
かるぴすさわー こいぜいたく れもん はちみつじたて <きかんげんてい> / あさひ
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3月12日発売の カルピスサワー 濃い贅沢「レモンはちみつ仕立て」。
前回発売は昨年6月26日だったので、およそ9か月で再登場ということになる。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いパステルイエロー。ほぼ白色に見えるが。
香りは、キュンとしたレモン香が、カルピスの甘酸っぱさにうまく溶け合っている。
味は香りの印象どおり、レモンがキュンと酸っぱく、そのベースにカルピスの甘酸っぱさがある。
はちみつを使っているので、コクのある甘さも感じる。
濃厚でありながら、爽やかさももつ不思議な味わい。
アルコール分5%。原材料:ウォッカ、レモン果汁、脱脂粉乳、食物繊維、乳酸菌飲料、はちみつ、
糖類(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
乳化剤。
2019年3月〜5月までの出荷予定
「カルピス」「カルピスサワー」「CALPIS SOUR」はアサヒ飲料(株)の登録商標です。
昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。
缶裏に"「カルピス」ブランドは1919年に誕生し、今年で100周年を迎えました。"と書かれている。
100年続くブランドというのは、そう多くはないだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43546KSES#10 |
2019年3月22日[2]
No.7277: 贅沢搾り 桃 / アサヒ
ぜいたくしぼり もも / あさひ
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アサヒ 贅沢搾り が新しくなっている。発売日は、2月5日。
通年4種あるうち、今日は「桃」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるゴールド。桃果汁31%なのに、不思議に濁ってはいない。
香りは、甘い桃だが、見た目の印象どおり、すっきりとしている。苦味すら想像させる。
味は確かに甘味が強めではあるものの、やはり少し苦味があって、クリアな味。
桃らしい生臭い感じはあまりなく、ピュアなジュースといった感じ。
果汁31%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。原材料:ウオッカ、もも果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料。
果実1/2個分の果汁を1缶にギュッと詰め込んだ"贅沢チューハイ"です。
桃味チューハイは一般的に甘ったるい物が多いのだが、これだけ果汁を使いながら、
こんなにすっきりと仕上げているのは不思議だ。製法に秘密があるのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43546DAKO#45 |
2019年3月23日[1]
No.7278: 愛のスコール ホワイトサワー / サッポロ
あいのすこーる ほわいとさわー / さっぽろ
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サッポロビールと 南日本酪農協同(デーリィ)
のコラボによる「愛のスコール ホワイトサワー」がリニューアル。
発売日は、3月12日。
グラスに注いだ液色は、深みのある白色。勢いよく注ぐと、細かな泡が盛り上がる。
香りは、甘酸っぱそうな乳性飲料そのままだが、
元祖愛のスコール(ソフトドリンク)ほど甘そうに感じないのは、アルコールで薄まっているからか。
しかし、味はたっぷりと甘い。酸味は穏やかで、アルコール感も弱い。
アルコール分4%。原材料:乳等を主要原料とする食品、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料。
今回、缶デザインの変更ということで、中身は変わっていない。
その缶デザインの変更も、わずかである。"Skal"のロゴが真ん中に来て、少し大きくなったくらい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43547KSES#11 |
2019年3月23日[2]
No.7279: 贅沢搾り キウイ / アサヒ
ぜいたくしぼり きうい / あさひ
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アサヒ 贅沢搾り が新しくなっている。発売日は、2月5日。
通年4種あるうち、今日は「キウイ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、非常に甘味の強そうなキウイ香。生っぽい感じが良く出ている。
味は香りの印象どおり甘酸っぱい。
キウイらしい生臭さはあるものの、適度なすっきり感もある。
酸がアクセントになっており、飲み込んだ後にも、軽妙な甘酸っぱさが残る。
果汁13%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。
原材料:ウオッカ、キウイフルーツ果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
果実1/2個分の果汁を1缶にギュッと詰め込んだ"贅沢チューハイ"です。
従来品 との違いはそれほど感じなかったが、強いて言えば、味により透明感が増したような気はした。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43547DAKO#46 |
2019年3月24日
No.7280: キレートレモンサワー / サッポロ
きれーとれもんさわー / さっぽろ
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サッポロ「キレートレモンサワー」が新しくなった。発売日は、3月19日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと黄色っぽく濁っている。
香りは、内にこもったようなレモン香で、あまり強くは香らない。酸が極めて強そう。
味は想像以上に酸味が強く、口に入れた瞬間「酸っぱい」と声が出てしまうほど。
甘さが抑えめなので、余計に酸が強く感じる。
飲み込んだ後にも、刺すような酸味が口に残る。
アルコール分5%。果汁20%。ビタミンC350mg。クエン酸3000mg。
原材料:レモン、レモン果皮エキス、ウォッカ、糖類/炭酸、ビタミンC、香料、酸味料。
「キレートレモン」は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の商標です。
今回のリニューアルで、果汁含有量が 従来品 の13%からなんと20%に増えた。
これにより、ビタミンCが300mgから350mgに、クエン酸が2000mgから3000mgに増えた。
果汁が20%というのは、レモンサワー史上No.1だそうで、
なんと1缶にレモン2個分以上の果汁が入っているとのこと。
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チューハイ・カクテル等
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