2019年7月26日[1]
No.7481: アサヒ ザ・ダブル ファインブレンド / アサヒ
あさひ ざ・だぶる ふぁいんぶれんど / あさひ
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コンビニのファミリーマート限定商品のアサヒ「ザ・ダブル ファインブレンド」。
発売日は、7月23日。
ダブルの名称は、ピルスナー(ラガー)とエールを混ぜたビールだからである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちも概ね良い。
香りは、しっかり深く甘い。この点はエール的だが、それとは別に、清々しいホップ香がふわっと立つ。
スーパードライのような、乾いた穀物香のようなものも感じられ、ここがラガー的と言えるか。
口に含むと、まず苦味のアタックが強いが、丸い酸味とコクがある。
適度に軽快で、キレも概ね良い。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
昨年9月 にもアサヒ ザ・ダブルは発売されたが、かなり内容が変わった模様。
昨年は見た目からしてもっと濃く、味わいも濃厚で重たくて、キレは悪かった記憶がある。
今年はだいぶ軽やかに、爽やかに、ラガーのキレを強調した味わいになっている。
そもそもラガーとエールを混ぜるという、突飛とも言える発想の商品だが、
用いるそれぞれのビールと、配合比率によって、どうにでも味を調整できるであろう。
ただそれを美味しく仕上げるのが、開発者の腕の見せ所だ。
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ビール
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2019年7月26日[2]
No.7482: ジムビームハイボール缶 / サントリー
じむびーむはいぼーるかん / さんとりー
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サントリー「ジムビームハイボール缶」が新しくなっている。
6月中旬出荷分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、
細かな気泡がグラスの中を立ち昇る。
香りは、ああバーボンだと思う、華やかで軽やかなグレーンウイスキーの香り。そこに、レモンの爽やかさが加わる。
味は香りの印象以上にキリッとシャープ。濃さはないが、しっかりバーボンの香味がある。
さらにレモンのキュッとした酸味がアクセントとなっている。
アルコール感は軽快。
アルコール分5%。果汁0.1%。レモン蒸留酒使用。原材料名:ウイスキー、スピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルについて、次のように説明されている。
飲食店で提供される"ジムビームハイボール"のような爽快さ、飲みやすさはそのままに、
「ジムビーム」ブランドのために今回新たに開発した柑橘蒸溜酒により、飲みごたえのある味わいに仕上げました。
従来品 でもレモン蒸留酒を使っていたが、今回その蒸留酒を新たに開発したらしい。
そんなに変わった感じはないが、酸味がより立ったかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月27日[1]
No.7483: ウィルキンソン・ドライセブン ドライレモントニック <限定> / アサヒ
うぃるきんそん・どらいせぶん どらいれもんとにっく <げんてい> / あさひ
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ウィルキンソン ドライセブン シリーズの期間限定「ドライレモントニック」。発売日は、7月23日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
缶を開ける時、バフッと大きな音を立て、注ぐ時には、ジュワジュワと気泡が踊り、
その後も多くの気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、レモンの爽やかさに、若干スパイシーさが混じる。
味は基本的にすっきり透明。レモンの鋭い酸に、少し薬草臭い感じが加わっている。
ほんのりと甘味があり、まったくのドライというわけでもない。アルコール感も、適度な強さ。
アルコール分7%。無果汁。人工甘味料0。プリン体0.0。
原材料:ウオッカ(国内製造)、レモンスピリッツ、レモンエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
今のところこの ドライセブン シリーズは、通年品として ドライレモン、
ドライレモンライム の2種があり、
そして今回限定品としてドライレモントニックと、すべてレモンフレーバーを基礎としている。
昨今のレモンチューハイブームを考えれば、これは順当な戦略と言えるが、
ドライを売り物にするなら、ライムなんかも飲んでみたい気はする。
ウィルキンソンR.T.D.では、ハードナインシリーズのアルコールが強すぎて、食事と共に楽しむ用としては、
私は too heavy に感じてしまうので、このドライセブンシリーズは非常に重宝している。
それだけに、今後の多種展開を個人的には期待している。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月27日[2]
No.7484: アサヒ・オリオンドラフト セブンイレブン限定缶 / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおんどらふと せぶんいれぶんげんていかん / おりおん(あさひ)
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コンビニ セブンイレブン がついに沖縄県進出を果たした。
まずは県南部を中心に14店舗オープンしたが、同社はこれから5年をめどに、約250店を出店する計画だという。
同社が沖縄進出を発表したのが、2年前の2017年6月。ほぼ時を同じくして、
本州のセブンイレブンで、店外観のイラストとともに「沖縄」と大書きされた特別な
オリオンドラフト缶が発売された。
また、その1年後の2018年にも同様のデザイン缶(別デザイン)がリリースされ、
沖縄進出についての告知が着々と進んでいた。
そしてついに今年(2019年7月)、開店に漕ぎつけたわけだが、
また新たなデザイン缶が投入された。
なお、中身は通常のオリオンドラフトなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
醸造元:オリオンビール株式会社。販売元:アサヒビール株式会社。
こういう限定缶は、コレクター心をくすぐる。私は缶そのものを集めているわけではないが、
できればもれなく購入して、当サイトに掲載したいと思っている。
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ビール
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2019年7月28日[1]
No.7485: −196℃ ストロングゼロ トリプル レモン <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ とりぷる れもん <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ シリーズの限定品「トリプルレモン」。
発売日は、7月23日。
前回発売 は4月23日だったから、
なんと3か月で再発売となったわけだ。酸っぱさが夏向きと判断してのことであろう。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、
その後も大量の細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、やや内にこもった感じながら、とても酸味が強そうなレモン香。苦みも強そうである。
味は見た目と香りの印象どおり、極めて酸味が強い。甘さは抑え込まれている。
あまりに酸っぱいので、アルコール感をあまり感じないが、飲み進めると、すぐに胃の中が温かくなってくる。
アルコール分9%。糖類ゼロ。レモン果汁4.5%。レモン・レモンピール浸漬酒使用。
原材料名:レモン、レモンピール、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/酸味料、炭酸、香料、
甘味料(アセスルファムK)、酸化防止剤(ビタミンC)。
3つのタイプのレモンを使用した超レモン味!
3つのタイプのレモンとは、レモン果汁、レモン浸漬酒、レモンピール浸漬酒である。
果汁4.5%という時点で十分レモンが濃い。レモンピール浸漬酒を使ったことで、
シャープな苦味も与えている。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月28日[2]
No.7486: 北海道メロンサワー / セコマ
ほっかいどうめろんさわー / せこま
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北海道のコンビニ、セイコーマートで扱われている「北海道メロンサワー」。
私の住む関西では通常、お目に掛かることはないのだが、
大阪を本拠とするスーパー ライフ でフェアのようなものが行われていて、
セイコーマートの製品が何種か(清酒とかワインも)入荷していた。以前にもあったので、定期的に行われているようだ。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄オレンジ色で、勢いよく注いだため、思いのほか泡が立ってしまった。
メロンミルクといった見た目だ。
香りは、たっぷり甘味の強そうなメロン香。
ツンと香り立つところはメロンらしいが、ミルクがそれを和らげている感じもある。
もっとも、このメロン香は香料によるものだろうから、そういうバランスに仕上げたということだ。
味は香りの印象どおり、メロンらしい甘さに、ミルキーな甘さが加わっている。
アルコール感は非常に弱い。
果汁0.2%。アルコール分3%。北海道産メロン果汁使用。
原材料名:メロン果汁、醸造用アルコール、乳性(ケフィア)発酵液、脱脂粉乳、糖類/炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
酸化防止剤(V.C.)、パプリカ色素、(一部に乳成分・大豆を含む)
販売者:株式会社セコマ、札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造者:日本アスパラガス株式会社、北海道岩内郡岩内町字野束22番地3。
実は以前にも当サイトでこの 北海道メロンサワー を取り上げているのだが、
その時の製品は、アルコール5%であった。今回は3%になっており、その点で、だいぶやさしい味わいになった。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月29日[1]
No.7487: −196℃ ストロングゼロ イエローショット / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ いえろーしょっと / さんとりー
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セブン&アイグループ限定商品と思われる サントリー -196℃ ストロングゼロ「イエローショット」。
つい先日から、家の近所のセブンイレブンに並び始めたので、発売日は7月23日ではないかと推測される。
情報がないので定かではないが。
まず、グラスに注ぐ時、ジャワジャワと非常に大きな音を立てて気泡が踊っており、
とんでもなく強炭酸であることがすぐわかる。液体はしばらく波のようにうねっている。
液色はやや濁りのある薄黄色。
香りは、まさにレモンスカッシュ。爽やかで、適度な甘みのありそうなレモン香で、アルコール臭はほとんどしない。
口に含むと、ビリビリ強い炭酸が感じられると共に、レモンの鋭い酸味だけでなく、しっかり甘みもある。
ゴクゴク飲み干したい爽やかな味わいで、当初はアルコールを感じないのだが、
飲み進めると、すぐに高アルコールであることが実感される。
世に強炭酸チューハイは数あれど、これぞホントの強炭酸と言える1本。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモン果汁0.1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、黄色4号。
缶に「レモンスカッシュチューハイ」と書かれているように、夏向きで、
健康的な感じすらある爽快な製品。だがこれは、相当にアブナイ。
お酒を飲み慣れない若い人にも取っつきやすい味わいだが、一気にゴクゴク飲むのは厳禁だ。
氷をたっぷり入れたグラスに注ぎ、少しずつ飲むことをお勧めする。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43675SEST#UK |
2019年7月29日[2]
No.7488: ブラックニッカ ハイボール香る夜 / アサヒ
ぶらっくにっか はいぼーるかおるよる / あさひ
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アサヒから出ている「ブラックニッカ ハイボール香る夜」は、北海道限定商品。
発売は昨年の4月3日と、もう1年以上経っている。入手できるとは思っていなかったのだが、
先日、関西地場の 関西スーパー
で行われていた北海道フェアで入荷していたので、購入した。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。缶入りハイボールにしては濃い。
香りもしっかりと濃い。甘く、干しぶどうのような甘酸っぱさもあり、芳醇。
商品名の通り、ゆったりと夜飲みたくなるようなやさしい香りで、ツンとくるところがない。
口当たりは炭酸がピリッと刺激的で、味も香りの印象ほど甘くはない。
しっかりとブレンデッドウイスキーの香味がある。
香りに感じた干しぶどうのような甘酸っぱい味わいが深く、余韻も長い。
アルコール分9%。原材料:モルト、グレーン。
ハイボール人気も一時のブームが過ぎ、もうすっかり定着した感がある。
多彩なハイボール缶が手軽に入手できるようになったのは、うれしい限りである。
北海道限定にしないで、ぜひ全国で発売してもらいたいものである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43675KSES#482 |
2019年7月30日[1]
No.7489: 男梅ハイボール <限定> / サッポロ
おとこうめ はいぼーる <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ 男梅サワー の派生商品「男梅ハイボール」。限定品で、発売日は7月23日。
なんと、男梅シリーズにハイボール(ウイスキーソーダ)が誕生してしまったのだ。
グラスに注いだ液色は、透明感のある薄茶色。アイスティのような色。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、通常版男梅サワーのような、梅しそみたいな青臭さ。
この製品はハイボールということだが、ウイスキーらしさはない。
味もやはり、男梅サワーらしく、酸味が強い。甘さは抑えられていて、かなりシャープな味わい。
見た目のイメージからか、なぜか紅茶みたいな味が感じられるが、これは気のせいだろう。
ウイスキーらしい味わいは、ほぼ感じられない。
アルコール分7%。
原材料:梅、梅干エキス、スピリッツ、ウイスキー、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、カラメル色素、果実色素。
普通にハイボールのつもりで飲んだら、ぜんぜんウイスキーらしさがなく、
男梅サワーの酸っぱさが満載だから、少々びっくりする。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月30日[2]
No.7490: Style ONE シャインモルト ストロング / 眞露
すたいる・わん しゃいんもると すとろんぐ / じんろ
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Style ONE(スタイルワン)は、ユニー(アピタ・ピアゴ)、イズミヤ、フジが共同で展開するP.B。
SHINE MALT(シャイン・モルト)は、同ブランドの新ジャンルである。
取扱店が近所にないため、なかなか取り上げることができないのだが、
今日飲むこの「シャインモルト ストロング」は、
ユニーグループのお膝元、中京地区在住のご協力者・
森康哲さんから戴いたものである。
調べてみると、発売日は、昨年10月22日だったようである。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。新ジャンルにしてはかなり濃い。
泡は当初盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、かなりすっきりと透明感があり、これが新ジャンルか?と、少しびっくりする。
口に含んだ瞬間も、概ねクリアな味わいなのだが、
すぐに新ジャンルらしい甘みが広がる。高アルコールだから仕方がないとも言えるが、
高アルコールゆえの甘みというよりは、麦芽使用量が少ないことによるコクのなさが原因である。
苦味が強く、アルコールのピリピリ感があるゆえ、あまりくどいとは感じない。
バランスの取り方が上手といえば上手。
アルコール分7%。原材料:発泡酒(コーンスターチ、麦芽、大麦、ホップ)、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有。
原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:眞露株式会社、東京都港区六本木4-4-8。
Style ONE の新ジャンルは以前から韓国製で、ジンロが輸入している。
一昔前ならいざ知らず、今や韓国でつくってもコストダウンにはならないであろうが、
品質と原価のバランスを考え、続けているのではと思う。
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新ジャンル
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2019年7月31日[1]
No.7491: −196℃ ストロングゼロ 冷凍みかん <夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ れいとうみかん <なつげんてい> / さんとりー
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サントリー・-196℃ ストロングゼロシリーズの限定品「冷凍みかん」。
発売日は、7月30日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのり黄色っぽく色づいているように見える。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、チープな感じの駄菓子的オレンジ香。あまりコクはなさそう。
味は香りの印象どおりコクがなく、すっきり。甘味料特有の甘さは必要最小限度に抑え込まれている。
アルコール感は非常に強い。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。みかん果汁0.6%。みかん浸漬酒使用。
原材料:みかん、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果汁とみかんまるごとのしっかりとした果実感、だから食事に合う!
昨年の製品 と比べ、中身は変わっていないようである。
パッケージも細部を除き、ほぼ変わらない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月31日[2]
No.7492: ホワイトサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
ほわいとさわー ぜろ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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以前から断続的にコンビニLAWSON店頭に登場するチューハイシリーズだが、
この製品もだいぶ前に購入し、保管してあった。存在すら忘れていたといった方がいいかもしれない。
いい加減に飲まなければ、ということで引っ張り出してきた、サンガリア「ホワイトサワーゼロ」。
グラスに注いだ液色は、やや透過性のある薄い白色。
乳酸飲料をかなり薄めたような色。
香りは、ほぼこってり感なく、軽快で爽やかな乳酸飲料の香り。
味は香りの印象どおり、軽快なのだが、アルコールの味わいはしっかりする。
甘さはそれほど強くはないが、甘味料特有の引っかかるような甘さ。
アルコール分5%。着色料0。糖類0。プリン体0。
原材料名:ウォッカ/香料、炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
この製品は、昨年春 に一度取り上げているのだが、
缶デザインが微妙に変わっていたので入手した。
中身は変わっていないようであったが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43677LSEE#UK |
2019年8月1日[1]
No.7493: セブンプレミアム 上富良野 大角さんのホップ畑から / サッポロ
せぶんぷれみあむ かみふらの おおすみさんのほっぷばたけから / さっぽろ
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7月29日に発売された セブンプレミアム「上富良野 大角さんのホップ畑から」。
セブン&アイグループ限定商品である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちもとても良い。
商品名にホップ畑とあることから、ホップ香プンプンなビールを想像して香りを嗅ぐと、
思ったほど強烈ではない。確かにホップの青臭さが立つものの、畑の土を思わせる香りもかなり幅を利かせている。
だから、そんなに華やかではない。
味は確かにみずみずしいホップの青臭さがあるものの、苦味がビシッと強く、パンチがある。
若々しさと適度なコク。田舎の畑の風景を想い起こさせるのどかなビールだ。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶裏には、次のような説明がある。
ホップ農家・大角さんが育てた
大正から続くホップ産地・上富良野、伝統を引継ぐ4軒の農家の一人。
自慢のホップ「フラノスペシャル」
豊かな香りと、爽やかな苦み、醸造方法もこだわり、その個性を引き出しました。
サッポロビール(株)が育種開発したホップです。
生産者の名前を明らかにするという戦略は、今や珍しいものではないが、
商品名そのものに生産者個人の名前を入れてしまったのは、かなり斬新に映る。
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ビール
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2019年8月1日[2]
No.7494: 樹々スパークリング / 濱田酒造
じゅじゅすぱーくりんぐ / はまだしゅぞう
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このような製品の存在を知らなかったが、スーパー成城石井店頭で偶然遭遇。
鹿児島県の濱田酒造がつくるクラフトジン樹々(JUJU)をソーダで割ったR.T.D。
調べてみると、3月5日の発売だったようである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りを嗅ぐと、当然だが、まさにジン。薬草っぽい青臭さ、土臭さが生きており、非常にピュアな印象。
味はほぼ甘くない。シャープで、ジンの味わいがそのまま楽しめる。
ジュースで割ってもいいんじゃないかと思えるアルコールの強さ。
飲み込んだ後にも、植物由来の青臭さが口に残る。
アルコール分7%。原材料名:ジン(国内製造)/炭酸、酸味料。
ヤワなチューハイに飽きた人、甘いストロングチューハイに閉口している人には、ぜひ試して欲しい。
ジンベースのカクテルを飲み慣れている人なら、飲みにくいことはない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43678SIUM#149 |
2019年8月2日[1]
No.7495: スーパーストロング12 ラムネ / サンガリア
すーぱーすろとんぐ12 らむね / さんがりあ
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サンガリア・スーパーストロング12シリーズは、コンビニのローソン・ポプラ限定商品。
アルコール度数がなんと12%の缶チューハイである。
これまで、レモン と グレープフルーツ
の2種が登場しているが、この度第3弾として、「ラムネ」が登場した。発売日は、7月23日であった。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、その後も大量の細かい気泡が、
うねりながらグラスの中を立ち昇る。
香りは、ラムネの甘さだけでなく、かなりアルコール臭い。さすが12度だ。
味は甘味が抑えられ、むしろ苦味が強調されている。この甘さ設定は、季節を考えてのことだろう。
くどくないので、ゴクゴク飲んでしまいそうだが、危険であることは言うまでもない。
すぐに酔いが回る。
アルコール分12%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
たっぷり氷を入れたグラスに注ぐと、よりおいしくお飲みいただけます。
LAWSONサイトでは「時短酔い」と紹介されているこのシリーズ、確かにすぐに酔う強さなので、
グラスに氷をたくさん入れてもまったく薄くならない。1本を2人でシェアして、
氷を溶かしながらゆっくり飲むというのもアリだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43679LSEE#09 |
2019年8月2日[2]
No.7496: オリオンゼロスター / オリオン
おりおんぜろすたー / おりおん
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オリオン「ゼロスター」は、2017年に誕生したプリン体ゼロ、糖質ゼロの新ジャンルだが、
その後(翌年)リニューアルし、パッケージも一新。
これまで未入手だったが、やっと入手した。
販売地域は、通常のオリオン商品と同じ沖縄県及び奄美地区である。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。新ジャンルにしては濃い。
泡はかなり粗く、当初こそ盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、注いでいる時からノンアルコールビールみたいな、紅茶の茶葉のような匂いが立っている。
少し甘いニュアンスもある。
ふわっと甘いのかな?と想像しながら口に含むと、最初に苦味がグッとくる。
ビールらしい味わいやコクがないので、ただ押しの強さだけ。しかし、新ジャンル特有の甘さは弱く、
透明感がある。後味にも紅茶のような風味が残るのはマイナス点。
アルコール分6%。原材料:麦芽エキス、ホップ、アルコール、酸味料、香料、乳化剤、調味料(アミノ酸)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
旧製品 と原材料を比べるとだいぶ違う。
そのせいか、味わいがさらにすっきりしたようには思う。あくまでも私自身の以前のレビューとの比較ではあるが。
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新ジャンル
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2019年8月3日[1]
No.7497: プレミアムこくしぼり 贅沢果実のサングリア <限定> / サントリー
ぷれみあむこくしぼり ぜいたくかじつのさんぐりあ <げんてい> / さんとりー
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サントリー プレミアムこくしぼり シリーズの限定品「贅沢果実のサングリア」。
発売日は、7月30日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、グレープフルーツの爽やかな柑橘香に、パインの甘いトロピカルな香りが混じる。
他にも果汁は使われているが、この2つが特に感じられた。
味も香りの印象どおり、パインの甘さにグレフルの酸や苦味が合わさる。
甘味は強いが、爽やかだ。ジューシーなコクがあり、白ワイン仕立てということだが、アルコール感は弱い。
ワインらしい味はあまり感じられない。
アルコール分5%。果汁15%。
原材料:ぶどう果汁(チリ製造)、オレンジ果汁、グレープフルーツ果汁、キウイ果汁、パイナップル果汁、
スピリッツ、ワイン、グレープフルーツ浸漬酒、糖類/炭酸、酸味料、香料。
キウイが入っているとは、原材料名を見るまで気づかなかったが、言われてみれば酸っぱさに確かにキウイっぽさがある、
ような気がする。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43680DAKO#04 |
2019年8月3日[2]
No.7498: サッポロ黒ラベル 北海道デザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる ほっかいどうでざいんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル「北海道デザイン缶」。
この商品は、サッポロビール(株)、(株)JR東日本リテールネット、北海道旅客鉄道(株)、北海道キヨスク(株)の共同企画商品で、
取扱店舗は(株)JR東日本リテールネットが運営する「NewDays」「NewDaysKIOSK」、
北海道キヨスク(株)が運営する「キヨスク」「北海道四季彩館」の各店で、発売日は、7月2日であった。
私は、東京駅構内の NewDays で入手したのだが、面白いのは500ml入ロング缶のみの展開であり、
レギュラー缶は存在しないことである。
なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満)、ホップ、米、コーン、スターチ。
ニュースリリースには、次のような説明がある。
缶体には、かつて本州と北海道を結んだ寝台特急北斗星DD51形(注1)と2016年3月に開業し2019年に所要時間を短縮(注2)した北海道新幹線H5系のイラストと、
「北海道と本州さらに近くに。」のメッセージをデザインしました。
より近くなった北海道へ本州から一人でも多くのお客様にお越しいただくことで北海道を盛り上げたいという思いと、
北海道のお客様も新幹線で本州にお越しいただきたいという思いを表現しております。
(注1)青函トンネルが開業した1988年から初めて東京と北海道を乗り換えなしで直行する列車として運行を開始。多くのお客様にご利用いただき、
2015年8月に運転開始以来27年余りにわたる歴史の幕を閉じました。
(注2)2019年春のダイヤ改正で、青函トンネル内の運転速度をこれまでの140km/hから160km/hに引上げ、
「新函館北斗→←東京 最速3時間58分(従来は同4時間2分)」「新函館北斗→←新青森 最速57分(従来は同1時間1分)」
へと時間短縮が実現しました。東京からも3時間台で北海道へお越しいただくことが可能です。
ロング缶のみの発売というのは、デザイン上の問題であろう。即ち、描きたいイラスト、伝えたいメッセージが多すぎて、
レギュラー缶の表面積では載せきれないからと思われる。
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ビール
CODE:43680NDKY#32 |
2019年8月4日[1]
No.7499: TOKYO CRAFT ケルシュスタイル 2019 <SEASON LIMITED> / サントリー
とうきょうくらふと けるしゅすたいる 2019 / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT「ケルシュスタイル」。発売日は、7月9日であった。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、甘く爽やかなホップ香。柑橘の爽やかさと、トロピカルフルーツの甘い優しさが同居。
味は非常に軽やか、穏やか。香りに感じた柑橘系の爽やかさと、軽い甘さ。
キレの良さも併せ持っているので、暑い時期にもぴったりの味わい。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造)、ホップ。
TOKYO CRAFT は伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげた、「東京生まれ」のビールです。
[ケルシュスタイル] ドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビアスタイル。
希少なホップをバランス良くあわせた暑い日にぴったりのほのかな柑橘香と、爽快な後口をお楽しみください。
以前にも書いたが、最近、このTOKYO CRAFT シリーズを入手しにくくなった。
扱ってくれる小売店が以前に比べて減っているのだ。
毎回違ったビアスタイルのものをリリースしているから、ビール好きなら飽きないのだが、
無頓着な一般消費者にしてみれば、ずっと追いかける対象とはなりにくいのかもしれない。
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ビール
CODE:43681YMOZ#26 |
2019年8月4日[2]
No.7500: 琉球レモンサワー / 南都酒造所
りゅうきゅうれもんさわー / なんとしゅぞうしょ
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だいぶ以前から見かける商品なので、新製品ではないと思うが、
未掲載だったため入手した。
沖縄の南都酒造所というところから出ている「琉球レモンサワー」。
但し、製造したのはOEM供給元として有名な広島の三幸食品工業である。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある黄色。
この濁りのせいで、気泡はよく見えない。
香りは、いかにもシークヮーサーという緑っぽい柑橘香が満載。
レモンサワーなのに、レモンっぽさはない。
味はキリッと鋭い。甘さはほとんどなく、
シークヮーサーの皮のようなグリーンな苦味と、シャープな酸味。
香料無添加ということで、わざとらしい香りがないのが魅力。
あくまでもナチュラルな香味だ。飲み込んだ後には、ほんのり泡盛っぽさも残る。
アルコール分5%。果汁8%。原材料名:泡盛(沖縄産)、シークヮーサー果汁、きび粉糖。
缶裏には、次のような説明文がある。
レモンのチカラを明日のチカラに!
酸味料、香料、着色料は一切使用していません。
「琉球レモンサワー」はシークヮーサーと泡盛、きび粉糖だけで造った贅沢な大人のお酒。
シークヮーサーとは沖縄の方言!和名ではヒラミレモンといい、レモンと同じミカンの柑橘類です。
琉球レモンサワーは味も色もそのままに濃厚でパワフル&ビューティー!
目にも口にも華やかに、ヒラミレモンの魅力が丸ごとカラダにしみわたります。
つまり琉球レモンというのが、シークヮーサー(ヒラミレモン)を表しているのだが、
それがわからないと、普通のレモンサワーかと勘違いしてしまう。
品質は確かで、本格的な味わいであることは間違いない。
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チューハイ・カクテル等
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