ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.7561−7580


 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ

2019年9月4日[1]
No.7561: 焼酎ハイボール 大衆酒場のうめ割り / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる たいしゅうさかばのうめわり / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 大衆酒場のうめ割り タカラ 焼酎ハイボール 大衆酒場のうめ割り review
タカラ 焼酎ハイボール 大衆酒場のうめ割り
 タカラ焼酎ハイボール「大衆酒場のうめ割り」。
 この製品は、本年3月に限定品として登場したものだが、この度、通年品として帰ってきた。発売日は、9月3日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、グラスの中をたくさんの気泡が立ち昇る。
 香りは確かに梅だが、非常に上品。ほのかに香っている程度。甘さも酸っぱさも強くなさそう。
 味は香りの印象どおり、極めて穏やかで品が良い。 酸も甘味も弱いが、炭酸のビリビリ感と、何よりアルコール感が強い。
 アルコール分7%。無果汁。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。 原材料名:焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。

 甲類焼酎に独自のうめシロップ(エキス)などを入れて供される、東京下町の大衆酒場で人気の<うめ割り>。 その味わいを追求した焼酎ハイボールです。 独特のうめの香りを爽快なキレ味でお楽しみください。
 前回発売時には、缶左肩に"限定生産"の文字があったが、違いはそれだけである。 中身はもちろん変わらず。酒好きが毎日飲んでも、惰性で何本飲んでも飲み飽きない、そういったキャラクターだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43712DAKO#01
2019年9月4日[2]
No.7562: ハイネケン ラグビーワールドカップ 2019 ハイネケントロフィーデザインボトル
 はいねけん らぐびーわーるどかっぷ 2019 はいねけんとろふぃーでざいんぼとる
ハイネケン RUGBY WORLD CUP 2019 ハイネケン RUGBY WORLD CUP 2019 review
 オランダ・ハイネケン社は、ラグビーワールドカップ2019 の ワールドワイドパートナーということで、 同大会のトロフィーをデザインした特別なパッケージが登場。
 当サイトでは、今年7月に 缶入り製品 を掲載しているが、 同じデザインのびん入り製品をゲットした。330ml入りなので、缶(350ml)よりは若干少ない内容量である。

 中身は通常のハイネケンなので、味については 既レビュー記事 を参照されたい。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。製造者:麒麟麦酒株式会社。
 本製品は、オランダ、ハイネケン社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
 キリンビールによるライセンス生産なので、いわば国産ビールなのだが、 ハイネケンの持つ軽やかさ、適度な華やかさはそのまま。しかし、日本の水で造っているわけだから、 当然味わいは違う。輸入ものと比べ、ホップ由来と思われるLPガスみたいな揮発性の香りが薄いように感じる。
種別 ビール
CODE:43712DAKO#UK
2019年9月5日[1]
No.7563: −196℃ ストロングゼロ 瞬感グレープフルーツ / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ しゅんかんぐれーぷふるーつ / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ 瞬感グレープフルーツ サントリー -196℃ ストロングゼロ 瞬感グレープフルーツ review
 −196℃ ストロングゼロ シリーズのサブブランドともいえる「瞬感」シリーズから、「グレープフルーツ」が出た。 発売日は、9月3日。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。 注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、すぐに収まり、その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、これぞ缶チューハイのグレフル!とでもいうべき、ガムのように甘苦そうな柑橘香で、 決して生のグレフル的ではなく、作り物っぽい。
 味は香りの印象とはかなり異なり、甘さが抑え込まれてストイック。酸と苦味が強めであり、 かなりフレッシュな感じ。グレフルチューハイで、ここまでシャープなものは希少である。
 アルコール分6%。グレープフルーツ果汁4%。グレープフルーツ浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:グレープフルーツ、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 酸化防止剤(ビタミンC)。
 瞬感シリーズは、これまで通年品として レモンライム 、 限定品として シークヮーサー が出されたが、このグレフルが通年品3種めである。
 このシリーズは、パッと広がる鮮烈な柑橘香が特徴で、このグレフルも同じキャラクター。 稀有なタイプのグレフルチューハイだということができる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43713DAKO#02
2019年9月5日[2]
No.7564: 軽井沢ビール クラフトザウルス サマーホワイトエール / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわびーる くらふとざうるす さまーほわいとえーる / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢ビール クラフトザウルス SUMMER WHITE ALE 軽井沢ビール クラフトザウルス SUMMER WHITE ALE review
軽井沢ビール クラフトザウルス SUMMER WHITE ALE
 ヤッホーブルーイングの軽井沢エリア限定クラフトビールである「軽井沢ビール クラフトザウルス」シリーズの季節限定商品 「サマーホワイトエール」。発売日は、6月5日だったようである。
 本来、地域限定商品であるが、私が入手したのは大阪市内のスーパー成城石井。 ヤッホーブルーイングは、「僕ビール、君ビール。」の成功でコンビニLAWSONと深い関係にあるため、 今やLAWSONの子会社である成城石井には、ヤッホー製品がよく置かれている。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いイエロー。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、レモングラスのようなやや尖りがあって青臭いハーブ香に、ホワイトエールらしいヨーグルトっぽさ、 若干のトロピカルなニュアンスがある。非常に華やかで、爽やか。但し、苦味も強そうである。
 実際、甘酸っぱさを舌の先から真ん中あたりで感じるものの、極めて収斂性の強い苦味が舌の根両脇で感じられる。 ボディ感はあまりなく、カラッと軽やかなので、酸や苦味の強さとの対比で、派手な印象を与える。 例えて言えば、細身なのにメリハリのきいた体型で、目鼻立ちもはっきりしたモデルさんのよう。 飲み込んだ後には、レモンのような酸と、ギュッと強い苦味と、白ぶどうみたいな甘さが余韻として残る。 度数はそんなに強くないが、この味は、ありそうでなかった小さな衝撃だ。
 アルコール分5%。原材料:大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))・小麦麦芽・ホップ・オーツ麦・小麦 ・オレンジピール・コリアンダーシード。 製造者:(株)ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。

 軽井沢から始まるビールの革命記。クラフトビールの異次元体験へ。
 伝統的ホワイトエールの進化形誕生。レモンを思わせるホップ香と酵母由来のスパイシーさが香りの波となって押し寄せる。 誰も知らなかった軽井沢の時間がはじまる。
 「クラフトザウルス・サマーホワイトエール」で天空を駆け抜ける至高の爽やかさを体験してください。
 さて、「軽井沢ビール」について、一言。
 ヤッホーブルーイングは、従来から「軽井沢高原ビール」のブランドで商品展開をしてきたが、 ある時から新興ライバル社(軽井沢ブルワリー)が類似名称(軽井沢浅間高原ビール)の商品を出すようになったことに抗議し、裁判にまで発展し、 相手の商品名を変えさせた経緯(THE軽井沢ビールへ変更)がある。
 そのような過去を持つのに、この「軽井沢ビール」という名前は、どうだろう。物議を醸すのではないか。
種別 ビール
CODE:43713SIH3#92
2019年9月6日[1]
No.7565: ウィルキンソン・ハイボール / アサヒ
 うぃるきんそん・はいぼーる / あさひ
アサヒ ウィルキンソン ハイボール アサヒ ウィルキンソン ハイボール review
 アサヒからウィルキンソンタンサンを用いた缶ハイボール、その名も「ウィルキンソン・ハイボール」が登場。 発売日は、9月3日。

 缶を開ける時、ジョワッと非常に大きな音がする。グラスに注ぐ時、 極めて強い炭酸が炸裂。グラスの中でジュワジュワ音を立て、大粒の気泡が踊る。 液色は濃いめのレモン色程度。ウイスキーと思えば薄いが、缶入りハイボールはどれもだいたいこんな色だろう。
 香りは、キュッとレモンの鋭い香りが立ち、そのベースにしっかりウイスキーを感じる。
 口当たりは、炭酸のビリビリした刺激が強いものの、味は非常にシンプル。 決して濃くはないのに、しっかりモルトウイスキーの甘味のようなものを感じる。 レモンの酸がキュートで、良いアクセントになっている。 とにかくビリビリとした炭酸の刺激が心地よいのが、この製品一番の特徴である。
 アルコール分9%。 原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、食物繊維/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
 これはヒットするだろう。
 私が購入したスーパーでも、他の新製品と比べてひときわ大量に並べられていた。 お店も売れることを予想しているのであろう。コンビニにも既に大量に出回っている。
 近年、味のない炭酸水をそのまま飲む人が増えたのには、ウィルキンソンタンサンの貢献度が大きい。 火付け役はコンビニ等の安いP.B.だったかもしれないが、どうせ飲むなら本物をということで、 老舗のウィルキンソンを選ぶ人が増えた。そんな経緯で、炭酸水市場全体が活性化した。
 バー業界では、ウィルキンソンタンサンを好んで選ぶバーテンダーさんが、昔から実に多かった。 若い頃からカウンターバーによく通っていた私は、そういった話をよく直に聞いていた。 だから、自宅でハイボールを自分でつくる時にも、炭酸はウィルキンソンを選ぶことが多い。 ニッカウヰスキーだけでなく、サントリーウイスキーを割る時にでも。
 そういう私のような人間からすると、この製品はムチャクチャ信頼感のある1本ということになる。 そんな私情を抜きにしても、この製品のインパクトは絶大で、缶ハイボール市場を大きく引っ掻き回す力を持っていると思う。
 なお、ウィルキンソンタンサンを用いた製品としては、以前に ブラックニッカ クリアハイボール(ウィルキンソンタンサン使用) という製品があった。だから今回が初めてではないのだが、売り方がまったく違う。今回はウイスキー名ではなく、 ウィルキンソンを全面に出している。ウイスキーメーカーとしては苦渋の選択だったかもしれないが、 消費者からすれば、こっちのほうが圧倒的に美味しそうに感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43714DAKO#03
2019年9月6日[2]
No.7566: 鍛高譚のソーダ割り / 合同酒精
 たんたかたんのそーだわり / ごうどうしゅせい
GODO 鍛高譚のソーダ割り GODO 鍛高譚のソーダ割り review
 オエノングループから出されている しそ焼酎 鍛高譚をソーダで割った、その名も「鍛高譚のソーダ割り」。 昨年(2018年)8月28日の発売だった。
 こんなに取り上げるのが遅くなったのは、私の行動範囲内でまったく売られていないからであり、 もう入手することを諦めていたのだが、当サイトのご協力者 森康哲さん に寄贈頂いたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時はジュワジュワと炭酸が音を立てているが、比較的すぐに収まる。
 香りは、いかにも梅シソ。キュンと酸の立った香りで、青臭い。
 味は甘さがほぼなく、とてもあっさり。シャープな味わい。 さらっとした軽い口あたりに、梅シソのような甘酸っぱいニュアンスが、加わる。
 アルコール分6%。無果汁。 原材料:甲類焼酎(さとうきび糖蜜)、赤しそ蒸留酒、しそ焼酎(デーツ、しそ)/炭酸ガス。 製造者:合同酒精(株)、東京都中央区銀座委6丁目3番10号。
 希少なしそ焼酎を使った製品ということで、他社の缶チューハイとは一線を画する。 ナチュラルさがウリの製品だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43714PRST#UK
2019年9月7日[1]
No.7567: INNOVATIVE BREWER ビアチェッロ / サッポロ
 いのべーてぃぶぶりゅわー びあちぇっろ / さっぽろ
INNOVATIVE BREWER ビアチェッロ INNOVATIVE BREWER ビアチェッロ review
INNOVATIVE BREWER ビアチェッロ
 サッポロ INNOVATIVE BREWER ブランドの"That's WOW!"(ザッツワオ!)シリーズ 第2弾「BEER CELLO」(ビアチェッロ)。 発売日は9月3日。

 グラスに注いだ液色は、やや淡い黄金色。泡は純白でやや粗く、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、パッと鮮烈なホップ香が立つ。柑橘のように鋭くジューシーだ。
 味は香りの印象どおり、みずみずしい酸味があり、本当に柑橘的な酸味がある。 原材料名を見ると、グレープフルーツピールとオレンジピールが使われている。苦味や渋味もしっかり。 ただ、この味わいは、単に柑橘を入れたからではなく、ホップの特徴と上手く呼応した結果であろう。 後味にも爽やかでキュートな酸の余韻がある。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、グレープフルーツピール、オレンジピール。
 3種のホップを使用し、さらに、グレープフルーツとオレンジの果皮を浸漬させたジューシーな苦味、鮮烈な柑橘系の香りを 楽しめます。
 この ビアチェッロは、サッポロがクラフトビールブランドを展開するために設立した子会社 ジャパンプレミアムブリューの商品として一度登場したことがある。 その時のものと、中身に変わりはないようである。
種別 ビール
CODE:43715ASU3#04
2019年9月7日[2]
No.7568: セブンプレミアム プライムハイボール / サントリー
 せぶんぷれみあむ ぷらいむはいぼーる / さんとりー
セブンプレミアム プライムハイボール セブンプレミアム プライムハイボール review
 セブン&アイグループP.B.のセブンプレミアム「プライムハイボール」の缶が新しくなっているようなので、買ってみた。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。従来品はもっと濃かったように思うが、気のせいか。 注いでいる時、ジュワジュワと気泡が音を立てて踊るが、ほどなくして減衰。
 香りは、余り華やかさがなく、非常に落ち着いている。ウイスキーのどっしり感。
 味はかなりしっかりウイスキー。強めのアルコール感。豊かな甘みに寄り添うレモンの香味。 重たいのに、爽やかさがある。
 アルコール分8%。原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料。
 この商品はセブン&アイグループとサントリースピリッツ株式会社の共同開発商品です。
 従来品 では使われていた香料が、今回は使われていない。 よりピュアな風味を目指したということか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43715SEST#UK
2019年9月8日[1]
No.7569: 99.99 クリアアップル <限定> / サッポロ
 ふぉーないん くりああっぷる <げんてい> / さっぽろ
サッポロ 99.99 クリアアップル サッポロ 99.99 クリアアップル review
 サッポロ 99.99(フォーナイン)の限定品「クリアアップル」。 発売日は、9月3日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 注いでいる時は、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まる。
 香りは、キリッとシャープなりんご香。甘さが弱そうで、酸が強そう。 しっかりアルコール臭も伴う。
 口当たりは香りの印象どおり、酸味が強く、甘味は弱い。 強いアルコール感と相まって、ビリビリ感じるくらいにシャープな味わい。 甘味料が使われておらず、糖類使用なので、甘さが引っかかることもなく、 自然な味わい。
 アルコール分9%。高純度ウォッカ使用※。原材料名:ウォッカ、りんご、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 ※エタノール以外の有機物割合が0.01%未満のウォッカ使用。
 りんごだからといって、カラメル色素などで果汁っぽく色づけしていないところが良い。 甘味料ではなく、糖類を使っているところも良い。甘さよりも酸味が全面に押し出されている点も、実にこのシリーズらしい。
 りんご味の缶チューハイというと、甘味の強いものがほとんどなので、このシャープさは貴重。 ついに酒呑みにも支持されるりんごチューハイの誕生だ。期間限定というのが残念だが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43716KSES#05
2019年9月8日[2]
No.7570: 焼酎ハイボール ゆず / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる ゆず / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール ゆず タカラ 焼酎ハイボール ゆず review
 タカラ焼酎ハイボール「ゆず」。
 これまで、何度か期間限定品として投入されてきたが、この度、通年品として登場。 発売日は、9月3日。

 グラスに注いだ液色は、淡いレモン色。 気泡は大きく、注いでいる時ジュワジュワと音を立て、その後もグラスの中を大粒の気泡が踊る。
 香りは、ややグリーンな感じの柑橘香だが、適度にジューシー感もある。
 味は極めてシャープ。ほぼ甘さがなく、酸もそれほど強烈ではなく、 ひたすら焼酎を感じさせる。そこにうっすらゆずらしい緑っぽい柑橘風味が乗っている。 適度なジューシー感もあるのは、レモンが入っているためであろう。
 アルコール分7%。果汁0.5%。プリン体0。糖質0。甘味料0。 原材料:焼酎(国内製造)、ゆず果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
 上品な味に、しっかりアルコール感。酒好きの求める条件をバッチリと満たし、 毎日飲んでも飲み飽きない味に仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43716DAKO#05
2019年9月9日[1]
No.7571: 宝焼酎の宇治抹茶割り / 宝酒造
 たからしょうちゅうのうじまっちゃわり / たからしゅぞう
宝焼酎の宇治抹茶割り 宝焼酎の宇治抹茶割り review
 これまで焼酎のお茶割り製品をたくさんリリースしてきた宝酒造から、ついに登場した「宝焼酎の宇治抹茶割り」。 発売日は、9月3日。

 グラスに注いだ液色は、濁りがあるが、メロンソーダのように美しい黄緑色。単なる緑茶割り製品とは違い、 抹茶が入っていることから濁っており、なおかつ色は淡い。
 見た目の美しさとは裏腹に、香りは落ち着いていて、しっかり深みがある。 甘そうな雰囲気はほぼなく、抹茶のやや粉っぽい、そして茶葉の緑っぽい匂いが強い。
 味はほのかな甘さに軽い酸味。甘さは茶葉由来だが、酸味はどこからくるのか。 おそらく焼酎のアルコール臭さが抹茶とやや喧嘩した結果、酸っぱい感じが生まれているのかもしれない。 いや単にさっぱりさせるための酸味料の効果か。
 それにしても、この"お茶感"の強さは特筆もので、これまでの缶入り製品にはあまりなかったし、 自宅で焼酎をお茶で割ってもこんなふうにはならないだろう。プロのブレンドの妙味のようなものを実感する。
 アルコール分8%。着色料不使用。京都宇治抹茶使用。原材料名:焼酎(国内製造)、抹茶(茶葉:京都産)、 緑茶エキス/酸味料、酸化防止剤、香料。
 宇治抹茶を使った宝焼酎の抹茶割りです。爽やかな抹茶の風味と飲みごたえある宝焼酎の味わいをお食事にあわせて、 またお風呂上がりなどにお手軽にお楽しみください。
 これまで、焼酎のお茶割り製品を色々試してもしっくりこなかった人に、ぜひ一度飲んでもらいたい。 度数8%だから単純に強いし、それに負けない抹茶の風味。何より見た目が涼しげだから、 まだ暑いこの時期には、氷を入れて飲んでもいい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43717KSES#06
2019年9月9日[2]
No.7572: キウイサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
 きういさわー ぜろ <数量限定> / さんがりあ
サンガリア キウイサワーゼロ サンガリア キウイサワーゼロ review
 LAWSON・ポプラ限定商品とみられるサンガリアのチューハイゼロシリーズ。
 先日、たまたま「キウイサワー ゼロ」が売られているのを発見したので、入手した。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気のせいか、少しだけ緑っぽいようにも見える。 注いだ当初は、細かな気泡が踊っているが、すぐに収まる。
 香りは、キウイの生臭いような甘酸っぱさ満載。
 味は香りの印象どおり、キュンと甘酸っぱい。濃厚さはなく、軽やか。 後味には、少し苦さを伴う甘酸っぱい余韻が残る。
 アルコール分5%。果汁1%。着色料0。糖類0。プリン体0。 原材料名:キウイフルーツ果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 製造者:株式会社日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。 製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
 シンプルな味わいで、暑い季節にぴったり。 アルコール度数5%という、今となっては強くも弱くもない中庸な設定は貴重だ。 
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43717LSEK#UK
2019年9月10日[1]
No.7573: ほろよい 洋梨&りんご <限定> / サントリー
 ほろよい ようなし あんど りんご <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 洋梨&りんご サントリー ほろよい 洋梨&りんご review
 サントリー ほろよい シリーズから、限定品2種が登場。 発売日は9月10日。
 2種のうち、今日は「洋梨&りんご」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、ツンとした洋梨の香りが強いが、背後に確かにりんごの香りもある。
 味も両者のバランスが良い。洋梨特有の高貴な香味を、りんごの伸びやかなジューシー感が包んでいる。 適度な深みがあるのに、さっぱりと飲みやすい。 アルコール感は当然のことながら弱い。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料名:りんご、西洋なし、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 華やかな洋梨の香りと甘酸っぱいりんごが合わさった、秋にぴったりの味わいです。
 ソフトドリンク的な飲みやすさなのに、それほど甘ったるくはないのが魅力である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43718DAEE#00
2019年9月10日[2]
No.7574: 麦とホップ 黒 / サッポロ
 むぎとほっぷ くろ / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 黒 サッポロ 麦とホップ 黒 review
 サッポロ「麦とホップ 黒」。
 先月末に、リニューアルしたレギュラーの 麦とホップ を取り上げたが、 サッポロ社からは、黒をリニューアルするとの発表はなかった。 しかしながら、最近出回っているこの「黒」の缶デザインもレギュラーの 麦とホップ に合わせて、新しくなっている。
 中身はどうなのか、飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと深い黒。泡は濃いベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、しっかり深いロースト香がある。とても新ジャンルとは思えない。
 味は、苦味が強く、焦げ感(ロースティな香味)が強い。ただ、ビールらしいコクは乏しく、 ふわっと軽い甘みも伴う。その点に目をつぶれば、概ねしっかり飲みごたえがある。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 飲んでみたが、中身に 従来品 との違いは感じられなかった。
種別 新ジャンル
CODE:43718KSES#UK
2019年9月11日[1]
No.7575: ほろよい 杏仁&マンゴー <限定> / サントリー
 ほろよい あんにん あんど まんごー <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 杏仁マンゴー サントリー ほろよい 杏仁マンゴー review
 サントリー ほろよい シリーズから、限定品2種が登場。 発売日は9月10日。
 2種のうち、既に 洋梨&りんご を飲んでいるので、今日はもう一方の「杏仁&マンゴー」を。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄色で、濁りがある。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、まさに商品名の通り。杏仁豆腐の匂いだが、その中にマンゴーの甘さが混じる。
 味も香りのとおりで、甘味の強い杏仁豆腐を食べているかのよう。 ただ、こってり感はないので、あっさりと飲みやすい。アルコール感も弱い。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料名:マンゴー、スピリッツ、糖類(国内製造、アメリカ製造)/炭酸、酸味料、香料。
 杏仁の心地よい甘さとマンゴーの甘酸っぱさが溶け合った、華やかな味わいです。 ※杏仁の味わいはフレーバーによるものです。
 あえて濃厚にしないところが ほろよい シリーズらしいところで、飲みやすいが物足りないと感じる人もいるかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43719DAEE#00
2019年9月11日[2]
No.7576: サッポロ黒ラベル 山の森づくり 海の森づくり缶 / サッポロ
 さっぽろくろらべる やまのもりづくり うみのもりづくりかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 山の森づくり 海の森づくり缶 サッポロ黒ラベル 山の森づくり 海の森づくり缶 review
サッポロ黒ラベル 山の森づくり 海の森づくり缶
 セブンイレブン店頭で偶然見つけたサッポロ黒ラベルのデザイン缶。 「山の森づくり 海の森づくり」と書かれている。
 これは、一般財団法人セブン-イレブン記念財団 が推進している「セブンの森」づくり活動をPRするための商品である。
 同財団のサイトをみると、 Co2削減を目指した森林保全プロジェクト「セブンの森づくり」が全国20か所で継続的に行われているのだが、 この商品の製造元であるサッポロビールも、売上の一部を寄付するとのこと。缶にその旨が書かれている。
 なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。

 セブン-イレブン記念財団は、環境保全事業として山の森づくり、海の森づくりを推進しております。 サッポロビールは、この山の森づくり海の森づくり缶の売上の一部を同事業へ寄付いたします。
 大企業はこうして何かしら社会貢献活動を行っており、ふだんはその具体的事業内容までなかなか知ることはないが、 我々の消費行動も少しは役に立っているということを、こんな商品を通じて知ることができる。
種別 ビール
CODE:43719SEST#UK
2019年9月12日[1]
No.7577: 琥珀ヱビス <限定販売> / サッポロ
 こはくゑびす <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ 琥珀ヱビス サッポロ 琥珀ヱビス review
 飲食店では通年販売されているが、一般販売は毎年概ね秋頃に限定されているサッポロ「琥珀ヱビス」。 発売日は9月10日。今年で発売14年めとなる。

 グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。言い換えれば、やや透過性のある薄い赤銅色。 泡はほんのりベージュ色で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、軽やかなロースト香があり、あまり華やかな印象はない。モルトのコクを感じさせる、少し乾いた穀物香。
 味は香りの印象どおりややロースティで、すっきりかと思いきや、苦味と渋味はしっかりしている。 甘味は弱め。適度なジューシー感がある。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 以前は味をわりと頻繁に微調整している印象があったが、近年は変えていないように思う。
種別 ビール
CODE:43720MVES#02
2019年9月12日[2]
No.7578: ネクターサワー ピーチ 夏デザイン缶 / サッポロ
 ねくたーさわー ぴーち なつでざいんかん / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー ピーチ 夏デザイン缶 サッポロ ネクターサワー ピーチ 夏デザイン缶 review
サッポロ ネクターサワー ピーチ 夏デザイン缶
 サッポロと不二家のコラボによる ネクターサワー ピーチ の「夏デザイン缶」。
 6月中旬から順次切り替えとのことだったので、もうあまり残っていないようだ。 入手後時間が経っているが、ようやく取り上げる。
 中身は通年品と同じなので、味のレビューは割愛する。
 果汁10%。アルコール分3%。 原材料名:もも、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、増粘剤(ペクチン)、ビタミンC。
 国産の桃を丁寧に何度も裏ごしして作ったピーチピューレを使用。桃本来のおいしさをお楽しみください。
 サッポロ社はこうやって酒類以外のメーカーの有名ブランドとのコラボでR.T.D.を出し、 成功している。いわば他社のブランド力を借りる戦略だが、既存イメージを壊さない商品開発力があるからこそだと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43720YMMS#UK
2019年9月13日[1]
No.7579: 寶 極上抹茶ハイ 宇治抹茶 / タカラ
 たから ごくじょうまっちゃはい うじまっちゃ / たから
寶 極上抹茶ハイ 宇治抹茶 寶 極上抹茶ハイ 宇治抹茶 review
 宝酒造から「寶 極上抹茶ハイ」シリーズ3種が出た。発売日は、9月10日。
 3種のうち、今日は最もスタンダードと思われる「宇治抹茶」を。

 グラスに注いだ液色は、非常に濁りのある深い緑。
 香りは、見た目の印象どおり深いお茶の香りがする。粉っぽくもあり、コクがありそう。
 味は抹茶のしっかりした苦味と渋味に、焼酎の甘さと酸が混じる。 無炭酸のため刺激が弱く、その分しっかりとお茶らしい味わいが楽しめる。
 アルコール分6%。無炭酸。着色料不使用。 原材料名:抹茶(茶葉:京都産)、緑茶エキス、焼酎(国内製造)、糖類/香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、セルロース、 加工でんぷん。
 抹茶と樽貯蔵熟成焼酎にこだわったひとクラス上の抹茶ハイ。食事に合うようにすっきりと仕上げた、 無炭酸で甘くない味わいが特長です。
 ややとろっとした舌触りなのは、でんぷんが用いられているからか。 原材料をみると、かなり作り込まれた感じはあるが、味はわりとシンプルだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43721DAKO#03
2019年9月13日[2]
No.7580: オールフリー 瀬戸内ゆず <限定発売> / サントリー
 おーるふりー せとうちゆず <げんていはつばい> / さんとりー
サントリー オールフリー 瀬戸内ゆず サントリー オールフリー 瀬戸内ゆず review
サントリー オールフリー 瀬戸内ゆず
 サントリーのノンアルコールビールテイスト飲料 オールフリーの地域限定・数量限定商品「瀬戸内ゆず」。 発売日は8月6日で、販売エリアは瀬戸内地域7県(兵庫・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛)である。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 勢いよくグラスに注ぐと、それなりにきめ細かい泡が立ち、ほどほどに持続。
 香りは、ノンアルコールらしい紅茶の茶葉のような、酸化したビールみたいな臭みがあるものの、 緑っぽい柑橘香が混じっている。
 味は強めの苦味に若干のジューシー感。酸味がかなり強調されており、ゆずらしさの表現なのかもしれないが、 ビールが酸化したための妙な酸味みたいに感じてしまう。しかしバランスとしては酸より苦味が勝っているため、 後味は引き締まっている。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。無果汁。 原材料名:麦芽(外国製造)、ゆず果汁、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、ビタミンC、 苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
 ※徳島県産ゆず果汁0.1%含有:果汁飲料等の表示に関する公正競争規約に基づき「無果汁」と表示
 缶には瀬戸内ブランドの認証マークがついている。地元の産品を大切にしようという心意気は大切だが、 それなら他のエリアにも積極的に販売すればいいのにと思ってしまう。 以前に行ったように、まずは地元で先行販売するにしても、その後に全国展開したほうが良いように思う。
種別 ノンアルコール
CODE:43721AEIT#38

 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ