2019年10月14日[1]
No.7641: 贅沢搾り 洋なし <期間限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり ようなし <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ 贅沢搾り の期間限定「洋なし」。発売日は、10月8日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。当初は大量の気泡が踊るが、程なくして収まる。
香りは、非常に自然な洋梨香。しっかりと香るが、決してわざとらしくない。
味はやはりナチュラルな甘さ満載。適度に爽やかで、しっかりと深い。
まさに洋梨を食べたかのような味わいなのは、果汁が31%も入っているからだろう。
果汁31%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。
原材料:ウオッカ、西洋なし果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
2019年10月〜12月までの出荷予定
果実1/2個分の果汁を1缶にギュッと詰め込んだ"贅沢チューハイ"です。
シリーズで洋なしは初登場であるが、なぜ今までなかったのだろうというくらい、しっくりくる。
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チューハイ・カクテル等
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2019年10月14日[2]
No.7642: 世界のワインカクテル 赤ワインといちご <数量限定> / サッポロ
せかいのわいんかくてる あかわいんといちご <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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おそらくイオングループ限定商品と思われるサッポロ「世界のワインカクテル」。これまでにも何度か出ている。
発売情報はないが、発見した日から推測して、10月8日ではないかと思われる。
2種入手したうち、今日は「赤ワインといちご」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃い赤紫。気泡は注いだ当初こそ目立っているが、すぐに静まる。
香りは、いちごの甘酸っぱさが強く、赤ワインらしさはあまり感じない。
赤玉スイートワインみたいな匂いが少しあるくらいである。
味は香りの印象どおり甘酸っぱく、アルコール感は弱い。
例えるなら、いちごジャムを薄めたような味。
軽い渋味があり、甘さを引き締めている。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元果汁(ぶどう、いちご)(外国産)/炭酸、酸味料、香料。
チリで親しまれているワインカクテル「ボルゴーニャ」をヒントに作りました。
見た目のイメージどおりの味わいで、わかりやすい。缶チューハイとは違い、あまり食事と一緒に楽しめるタイプではないが、
ピザなどには合いそうだ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年10月15日[1]
No.7643: 寶 大人の抹茶チューハイ 抹茶&和三盆 <限定生産> / 宝酒造
たから おとなのまっちゃちゅーはい まっちゃ あんど わさんぼん <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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宝酒造から登場した限定品「寶 大人の抹茶チューハイ」シリーズ。
発売日は、10月8日。
2種あるが、今日は「抹茶&和三盆」を飲む。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄緑色で、まさに抹茶。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、しっかりと深みのある抹茶。渋味が強そうで、アルコール臭は強くない。
口に含んだ瞬間、しっかりとしたお茶感とともに、コクのある深い甘味を感じる。
抹茶チョコレートみたいな味。チューハイというより、デザートドリンクと言ったほうがいい。
食事には合わないと思うが、ぼた餅やおはぎなどには良く合いそう。
ようかんやどら焼きにも良いかもしれない。
アルコール分3%。
原材料名:抹茶、緑茶エキス、アルコール、焼酎、水あめ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、
和三盆糖/炭酸、香料、酸味料、
酸化防止剤(V.C、V.E、チャ抽出物)、苦味料、セルロース、加工でんぷん。
抹茶スイーツのような微炭酸のチューハイです。お干菓子として抹茶によくあう"和三盆"の上品な甘味と
宇治抹茶のほろ苦さをお楽しみください。
最近のタカラさんの抹茶攻勢がすごい。今回の2品の前、寶 極上抹茶ハイ シリーズ3種 があったし、
地域限定ではあるが、寶クラフト 京都宇治抹茶という製品もあった。
また、R.T.D.だけでなく、R.T.S.として「極上抹茶ハイの素」とか、京都産抹茶のお酒「京都宇治抹茶」
なども投入(当サイト対象外につき未掲載)。
京都の会社として、近年の抹茶ブームを踏まえて一気に攻勢を掛けているわけで、
消費者の期待に応えた商品展開と言えるが、あまりにバリエーションが多すぎて、
どれを選んだら良いか迷うのも事実。興味のある方は、1品ずつ試して、自身の好みに合うものをみつけてほしい。
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チューハイ・カクテル等
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2019年10月15日[2]
No.7644: ザ・リアル(ベトナム産ノンアルコール / 輸入:ゲンキー)
ざ・りある
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福井県が本拠のドラッグストア・ゲンキーで売られているというノンアルコールビールテイスト飲料「ザ・リアル」。
当サイトのご協力者・
森康哲さんから戴いたものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。勢いよく注いだら、当初は泡が盛り上がるが、程なくして減衰。
香りは、一般的なノンルコール同様、紅茶の茶葉みたいな匂いが強いが、スーッとしたハーブ香のようなものを伴う。
味はノンアルコールにしてはかなり透明感のあるタイプで、すっきりとした口当たり。
苦味と渋味がしっかり効いて、引き締まっている。
さすがにビールらしいとまでは言えないが、
ホップ香がふわっと広がる。
ノンアルコールにありがちなイヤな臭みはほぼない。
アルコール分0.00%。炭酸飲料。ドイツ産ファインアロマホップ、ベルギー産ファインモルト使用。
原材料名:麦芽、米、ブドウ糖、ホップ/炭酸ガス。
原産国:ベトナム。輸入者:ゲンキー株式会社、福井県坂井市丸岡町下久米田38-33。
合成甘味料、酸化防止剤、香料等の添加物は一切使用せず、本格ビール醸造製法によって0.00%を実現しました。
ザ・リアルという商品名は少々大げさではないのか? そう思いながら試したが、
大きな自信を持ってリリースしただけのことはある。非常に優秀なノンアルコールだ。
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新ジャンル
CODE:43753PRST#UK |
2019年10月16日[1]
No.7645: 寶 大人の抹茶チューハイ 抹茶&黒みつ <限定生産> / 宝酒造
たから おとなのまっちゃちゅーはい まっちゃ あんど くろみつ <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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宝酒造から登場した限定品「寶 大人の抹茶チューハイ」シリーズ。
発売日は、10月8日。
2種あるうち、昨日既に 抹茶&和三盆 を飲んでいるので、今日はもう一方の「抹茶&黒みつ」を。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの濁りのある薄緑色。昨日の 抹茶&和三盆 よりは少し暗い色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、しっかりと深みのある抹茶。渋味が強そうで、アルコール臭は強くない。
そして、黒みつ入りと言われれば、確かにそんな深みを感じる。
味は甘味が強くてコクがあり、抹茶チョコレートみたいな味。
昨日の 抹茶&和三盆 でも同じように書いたが、こちらのほうがより一層コクがある。
飲み込んだ後にも、まったりとした甘味が抹茶の苦さと共に口に残る。
アルコール分3%。
原材料名:抹茶、緑茶エキス、アルコール、焼酎、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、水あめ、
黒糖蜜/炭酸、香料、酸味料、
酸化防止剤(V.C、V.E、チャ抽出物)、苦味料、セルロース、加工でんぷん。
抹茶スイーツのような微炭酸のチューハイです。抹茶スイーツの定番"黒みつ"の濃厚な甘さと、宇治抹茶のほろ苦さを
お楽しみください。
缶に「和スイーツのお酒」と書かれているとおり、シリーズ2種とも甘味が強く、デザートドリンクとして飲むべき商品。
お世辞にもロングセラーになるような商品ではないので、限定品として出して正解だろう。
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チューハイ・カクテル等
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2019年10月16日[2]
No.7646: 麦とホップ 赤 / サッポロ
むぎとほっぷ あか / さっぽろ
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2013年に登場し、これまで限定品として何度か発売されてきた サッポロ「麦とホップ 赤」
がこの度通年品となった。発売日は、10月8日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いアンバー、あるいは赤銅色。
泡はほんのりベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、軽いロースト香があって、凝縮感がある。新ジャンルらしい甘いニュアンスもなくはないが、それほど目立たない。
味は香りの印象どおりややロースティな感じをベースに、ほろっと甘い。苦味と渋味もしっかり。
アルコール分6%。
原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
通常の麦とホップは、無理に飲みごたえを出そうとしてくどい仕上がりになっているが、
こちら「赤」のほうは、力が抜けた感じで、バランスが良い。
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新ジャンル
CODE:43754DAKO#08 |
2019年10月17日[1]
No.7647: 99.99 クリアスウィーティー <限定> / サッポロ
ふぉーないん くりあすうぃーてぃー <げんてい> / さっぽろ
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イオングループ限定商品として登場した、サッポロ99.99(フォーナイン)「クリアスウィーティー」。
情報がなく、正式な発売日はわからないが、入手日から推測して、10月15日ではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時は、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まる。
香りは、甘苦そうな柑橘香。フレッシュ感があるが、アルコール臭も強い。
味は香りの印象ほど甘さは強くないものの、ほんのりとした甘さに、強めの酸味と苦味が加わる。
基本的にはすっきり味で、飲み込んだ後にも強めの苦味が口に残る。度数9%なので、すぐに酔いが回る感じだ。
アルコール分9%。高純度ウォッカ使用※。原材料名:ウォッカ、スウィーティー、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(スクラロース)。
※エタノール以外の有機物割合が0.01%未満のウォッカ使用。
シリーズの特徴そのままの製品で、酒好き向け。弱い人は飲んではいけない。
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チューハイ・カクテル等
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2019年10月17日[2]
No.7648: スーパードライ ザ・クール / アサヒ
すーぱーどらい ざ・くーる / あさひ
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この製品が入手できるとは思っていなかった。
今年(2019年)4月9日に、業務用市場向け商品として発売された アサヒスーパードライ「ザ・クール」。
つまり、一般酒販店では基本的に売っていない(ネットでは、ケース単位等で売られているようではある)。
どうして手に入ったかといえば、当サイトのご協力者・
森康哲さんからの寄贈である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
この見た目は、通常のスーパードライとほぼ変わらない。
香りは、爽やかなホップ香がやや控えめに香る。通常のスーパードライが持っているやや金属的なニュアンスはあまり感じない。
よって、より軽快で透明感がある。
味はその香りの印象どおり、非常にすっきりとしたクリアな口当たり。
苦味が極めて弱く、さらっとした飲み口。反面、モルトのパンチは感じない。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
最近の若者には、「ビールは苦いから苦手」という人も多い。そのため、従来から日本市場の中心であるピルスナー(ラガー)ではなく、
エール(の中でもライトなもの)に目が向けられてもいる。それは良い傾向ではあるのだが、
日本のビールメーカーとしては、ラガーをもっと軽やかにすれば、若者に飲んでもらえると考えてもおかしくはない。
その戦略として、飲食店でおしゃれに飲める小瓶での展開は、巧妙だと言える。
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ビール
CODE:43755PRST#191 |
2019年10月18日[1]
No.7649: サッポロマグナム シークヮーサー / サッポロ
さっぽろまぐなむ しーくゎーさー / さっぽろ
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今年2月に期間限定品として登場した、アルコール12%のチューハイ「サッポロマグナム」が、
この度、通年品として売られることになった。発売日は、10月8日。
ラインナップは、限定品で出されたレモンと、今回新たに加わったシークヮーサーの2種。
今日はその新顔「シークヮーサー」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後も大粒の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、シークヮーサーらしい、グリーンでシャープな柑橘香。非常にすっきりとしている。
味は香りの印象どおり、とてもシャープなのだが、甘味もそこそこ付けられている。
酸っぱくて苦いだけだと飲みにくいから、この甘味設定は絶妙と言える。
ビリビリとした炭酸の刺激と、強烈なアルコール感。
飲み込んだ後には、非常に酒臭い香味が残る、ワイルドなチューハイだ。
アルコール分12%。無果汁。
原材料名:ウォッカ、水あめ、ローストシロップ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
このシリーズは、無果汁であるのが特徴なのだが、香料だけで実に果実っぽい味わいがつくられている。
原価は安いんだろうなと言いたくなるが、それは批判ではなく、安上がりでおいしければ最高じゃないかということ。
そもそも高アルコールチューハイは、消費者にとってみれば、節約時代にぴったりのお買い得品。
安くておいしくてすぐ酔える。今求められているものを全部備えている。
サッポロさんは、最近、99.99(フォーナイン)もそうだが、
高アルコールでチューハイ市場に着実な一歩を刻もうとしている。このシリーズが、
さらなる飛躍の足がかりとなることを願ってやまない。
但し、消費者の皆さんには、一言警告しておかなければならない。
アルコール12%を決して侮るなかれ。調子に乗って2本、3本飲むなんてことは、してはいけない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43756ASU3#10 |
2019年10月18日[2]
No.7650: 世界のワインカクテル 白ワインと洋なし <数量限定> / サッポロ
せかいのわいんかくてる しろわいんとようなし <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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おそらくイオングループ限定商品と思われるサッポロ「世界のワインカクテル」。これまでにも何度か出ている。
発売情報はないが、私が発見した日から推測して、10月8日ではないかと思われる。
2種入手したうち、先日既に 赤ワインといちご を飲んでいるので、今日はもう一方の「白ワインと洋なし」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いめの黄金色。気泡は注いだ当初こそ目立っているが、すぐに静まる。
香りは確かに白ワインが強く、そこに何かが混じっているのだが、よく嗅いでみて洋なしだと気づく。
味は甘味が強く、ぶどうジュースのようにも感じられるが、飲み進めると、洋なし独特の風味が広がる。
アルコール感は弱い。適度な酸味も伴う。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元果汁(ぶどう、西洋なし)(外国産)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
スペイン生まれのワインカクテル「サングリア」をヒントに作りました。
先日飲んだ 赤ワインといちご に比べ、それほど甘ったるさはなく、爽やかな後口なので、
食事に合わせられないことはない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43756DAEE#UK |
2019年10月19日[1]
No.7651: ウィルキンソン・ドライセブン ドライレモンジンジャ <限定> / アサヒ
うぃるきんそん・どらいせぶん どらいれもんじんじゃ <げんてい> / あさひ
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ウィルキンソン ドライセブン シリーズの期間限定「ドライレモンジンジャ」。発売日は、10月16日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。シリーズ共通の特徴だが、
缶を開ける時、バフッと大きな音を立て、注ぐ時には、ジュワジュワと気泡が踊り、
その後も多くの気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、まさにジンジャエール。ショウガっぽさが強く、レモンは陰に隠れている。
味は甘いのか?と思いきや、甘さは非常に弱い。ピリッとショウガの辛みがきき、
ほのかにレモンのジューシーさが加わる。主導権を握っているのはショウガだ。
炭酸の強さとアルコール感が相まって、とても刺激的な味わいに仕上がっている。
飲み進めると、身体がほかほかと温かくなってくるようだ。
アルコール分7%。無果汁。人工甘味料0。プリン体0.0。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモンスピリッツ、レモンエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
商品名は、ジンジャー ではなく ジンジャ なので、注意。
これはウィルキンソンシリーズ特有のカタカナ表記である。
ウィルキンソンタンサンの姉妹品として出ている「ジンジャエール」は本当に辛くて、
むせかえるような刺激が喉にくるのが特徴。
その魅力が活かされた缶チューハイに、この製品はなっている。
ウィルキンソンファンなら素通りできないマニアックな製品だ。
ところで、缶裏上部に書いてある「期間限定」の文字が恐ろしく大きい。
私がこれまで見てきた数多の商品の中で、一番大きいのではないかと思う。
ここまで限定を強調されると、「そうか、今買わなきゃ」と思わせてくれるから、
この思い切った表記は良いと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43757DAKO#03 |
2019年10月19日[2]
No.7652: サッポロラガービール 2019 / サッポロ
さっぽろらがーびーる 2019 / さっぽろ
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普段はびん入り製品のみが料飲店限定で展開されている「サッポロラガービール」。
時折こうして缶入り製品が、酒販店を通じて全国販売されている。
当サイトで把握している限り、これまで
2008年、
2009年、2014年、
2016年7月、同年11月、
2017年6月、同年11月、
2018年7月、同年10月、
2019年7月
と10回登場し、これが11回目。今回の発売日は、10月16日である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、非常に落ち着いている。ホップ香は穏やかであまり強くは香らず、モルトの穀物っぽさが強いところが、サッポロビールらしい特徴。
味も落ち着いて華やかさはなく、男性的。締まりのある苦味。じんわりとしたコク。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶裏に、次のような説明文がある。
1943年戦時統制の下、ビールは商標が廃止。「麦酒」の文字に統一されます。
ビール自体の配給量は減少し値段も高騰化。戦後も長く"冬の時代"が続きます。その後高度経済成長を迎え、
ビールの生産量は回復。「もはや戦後ではない」と経済白書に記された1956年、サッポロラガービールは
北海道で復活し、翌1957年全国発売を再開。赤星の復活です。
ラベルの赤い星は「北極星」。日本で最も歴史あるビールブランド、サッポロラガービール。
昨年もそうだったが、7月に発売された後、少しおいてまた10月に登場という、短いインターバル。
どうせなら通年でずっと売って欲しいと思うファンは多いはずだ。
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ビール
CODE:43757ASU3#03 |
2019年10月20日[1]
No.7653: 氷結ストロング 塩レモン <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ しおれもん <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングシリーズの期間限定「塩レモン」。
発売日は、10月15日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁っているようにも見える。
注いでいる時、ジュワジュワ音を立て、その後も大量の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、フレッシュなレモン香だが、少しコクがありそうで、それが塩なのだろう。
味は香りの印象どおり酸味が強く、適度にコクがある。
甘さは抑え込まれている。アルコール感は強いので、
飲み進めると、すぐに胃の中が温かくなってくる。
アルコール分9%。果汁2.0%。糖類0。プリン体0。
原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)、食塩/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
シチリア産レモンの氷結ストレート果汁を主に使用し、"塩"をひとつまみ加えた、
爽やかな酸味としっかりした飲みごたえ。
塩レモンという、一見すると夏向きの商品を、なぜ10月の今リリースするのだろう。
ストロングだから夏にゴクゴク飲むようなものではなく、秋の夜長にじっくり味わってほしいということか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43758SEST#05 |
2019年10月20日[2]
No.7654: グランドキリン IPL / キリン
ぐらんどきりん あい・ぴー・える / きりん
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グランドキリンの通年3品が新しくなっている。
今日飲むのは、「I.P.L.」(インディアペールラガー)で、
従来品はJ.P.L(ジャパンペールラガー)と名乗っていたものである。発売日は、7月30日であった。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。
泡はほんのり黄色っぽく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかでのほのかに甘いホップ香が立ち、鮮烈なイメージであると共に、しっかりと重たさも感じる。
キリンビールらしいモルトの力強さだ。
口に含んだ瞬間、ふわっと甘いが、すぐにズシッと力強い苦味が押してくる。
そしてまたほろっとジューシーなコクが広がる。
柔らかかな?いや重たい。あれっ?やっぱり華やかな丸みがある・・というふうに、順次複層的な味わいが展開される。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
IPAのような華やかな香りとラガーのキレ。インディアペールラガー
いつものビールとは違う、華やかでありながらキレのあるラガータイプの奥深さをお楽しみください。
以前の製品は、日本独自のスタイルを自分たちが造ったという意図で、JPLと称していたようだが、
ビアスタイルとしては、明らかにIPLであったので、今回、世界的に通用するIPLの名に変更した(訂正した)
ということであろう。
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ビール
CODE:43758KSES#82 |
2019年10月21日[1]
No.7655: 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつりんごさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定品「強烈りんごサイダー割り」。発売日は、10月15日。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後も大きめの気泡がグラスの中で踊っている。
香りは、サイダーの甘い香りとともに、ほのかにりんごの香りがする。
非常に上品だが、焼酎ハイボールにしては、この甘いニュアンスは異例。
味は香りの印象とは大きくことなり、ほとんど甘くない。サイダーっぽい味わいは確かにあるが、
上澄みみたいで、シャープ。炭酸がビリビリと強烈。飲み込んだ後に、りんご風味はほのかに残るが、後キレは良い。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、りんごエキス、糖類/酸味料、香料、カラメル色素。
昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。
非常に完成度が高いから、変える必要もないと思うが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43759DAKO#06 |
2019年10月21日[2]
No.7656: グランドキリン IPA / キリン
ぐらんどきりん あい・ぴー・えー / きりん
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グランドキリンの通年3品が新しくなっている。
今日飲むのは、「I.P.A.」(インディアペールエール)。5月中旬製造品からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、深い黄金色。
泡はほんのりベージュっぽく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、濃密かつ清冽なホップ香が立ち、まさにIPAという感じ。
トロピカルフルーツのように甘そうであり、なおかつ強そう。
味は濃く、苦味も強く、ボリューム感がある。ジューシーで甘いニュアンスもあるが、
強い苦味が引き締める。飲み込んだ後にも、ほんのり甘さと苦さが口に残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
ホップの華やかな香りと苦みの、個性豊かな味わいをお楽しみください。
この製品は缶デザインのみの変更なので、従来品から中身は変わっていない。
こういうビールを大手がつくると、品質に比して価格設定が安いので、
小規模なクラフトブルワリーはかなわないだろうなと心配になる。
消費者としては、この内容のものを安く入手できるのだから、もちろんうれしいのだが。
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ビール
CODE:43759DAEE#RN05M |
2019年10月22日[1]
No.7657: 愛のスコール ラ・フランスサワー <数量限定> / サッポロ
あいのすこーる ら・ふらんすさわー <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロビールと南日本酪農協同(デーリィ)
のコラボによる、愛のスコールホワイトサワー の数量限定派生商品「愛のスコール ラ・フランスサワー」。
発売日は、10月16日。
グラスに注いだ液色は、通常の愛のスコールホワイトサワーと同じ白だが、ほんのり黄色っぽいようにも見える。
香りを嗅いだら、まさに洋梨そのまま。スコールらしいホワイトサワーの甘酸っぱさは、引っ込んでいる。
味も香りの印象どおり洋梨らしさ満載で、ジューシー。甘味も強いが、酸が適度に効いているので、
それほど甘ったるくはない。
アルコール分4%。果汁1%。原材料名:西洋なし(ラ・フランス)、乳等を主要原料とする食品、ウォッカ、糖類/炭酸、
酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料。
炭酸は弱めで、アルコール感も弱いから、ゴクゴク飲める感覚。愛のスコールホワイトサワーシリーズの中では、
軽やかな部類だと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43760DAKO#05 |
2019年10月22日[2]
No.7658: グランドキリン ホワイトエール / キリン
ぐらんどきりん ほわいとえーる / きりん
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グランドキリンの通年3品が新しくなっている。
今日飲むのは、「ホワイトエール」。5月中旬製造品からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、ホワイトエールにしては大人しめ。ヨーグルトっぽい甘酸っぱさと、白ぶどうのようなほのかな甘さ。
味は香りに感じた穏やかな甘酸っぱさが中心なのだが、苦味もしっかりと感じる。
ボディの厚みは今ひとつであり、ふんわり軽い味わい。
あえて穏やかに仕上げているのは、日本人の嗜好を考えてのことだろうか。少し物足りない感じもする。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
白ワインのようなホワイトエール
ネルソンソーヴィンホップ由来の白ワインを思わせるフルーティな香り、やわらかな口あたりをお楽しみください。
今回のリニューアルはパッケージのみ。中身は変わっていないようである。
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ビール
CODE:43760KSES#RN05M |
2019年10月23日[1]
No.7659: −196℃ ストロングゼロ まるごと河内晩柑 <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごとかわちばんかん <げんてい> / さんとりー
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サントリー −196℃ ストロングゼロシリーズの限定品「まるごと河内晩柑」。
発売日は、10月15日。昨年は9月に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、苦そうなニュアンスの強い柑橘香。酸も強そうである。
味は香りの印象ほど甘くはなく、抑制的。苦味が前面に出て、さらに酸味も立っている。
だから非常にシャープ。ただ、強いアルコール感のため、それなりに強い甘さも伴う。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。河内晩柑果汁0.5%。河内晩柑浸漬酒使用。
原材料名:河内晩柑、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
果汁と河内晩柑まるごとのしっかりとした果実感、だから食事に合う!
昨年掲載した時にも書いたが、「河内」は大阪府の河内ではなく、
熊本市の河内町。この品種が発見された土地とのことで、それゆえ缶にも「熊本産河内晩柑」と大きく書いてある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43761DAKO#08 |
2019年10月23日[2]
No.7660: 果実工房 長野シャインマスカットサワー <限定出荷> / 合同酒精
かじつこうぼう ながのしゃいんますかっとさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
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当サイトのご協力者・
森康哲さんからの寄贈された1本。
発売情報がなく、どういう素性の商品かわからないが、イオンで入手されたとのこと。
ネット検索してみると、飲んだ方がSNSにアップした写真は多数出てくるが、詳細は不明。
今年の春頃に存在した商品ではあるようだ。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘くやさしいマスカット。アルコール臭はほぼしない。
味は香りの印象どおり甘いのだが、べたつく甘さではない。さらっとした口当たりで、
まさにやさしい甘さ。コクがないとも言えるが、むしろそれが飲みやすさにつながっている。
アルコール分3%。果汁0.3%。人工甘味料不使用。
原材料名:ぶどう果汁(長野県産シャインマスカット)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
マスカット味の缶チューハイは、一般的にべたっと甘いものが多いように思うが、
この製品はさらっとした口当たりで、飲み飽きない。希少なチューハイ。
限定品だから、今はもう売られていないのだろうが。
缶には、長野県のPRキャラクターである「アルクマ」のイラストがあしらわれている。
りんごをモチーフにしたキャラクターが、手にぶどうを持っている。
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チューハイ・カクテル等
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