ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.7661−7680


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2019年10月24日[1]
No.7661: クラフトスタイル アメリカン / アサヒ
 くらふとすたいる あめりかん / あさひ
アサヒ クラフトスタイル アメリカン アサヒ クラフトスタイル アメリカン review
アサヒ クラフトスタイル アメリカン
 アサヒから10月23日に発売された「クラフトスタイル」2種。数量限定品らしいが、缶に限定の文字は見当たらない。
 購入するまで、てっきりビールかと思っていたが、購入後にレシートを見ると値段が100円台。 あれ、間違えてるのかな?と思いつつ缶表記を見ると、リキュール(発泡性)と書いてあり、 そこで初めてこの製品がビールではなく新ジャンルだと知る。
 2種発売されたが、今日は「アメリカンエールタイプ」のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、濃い黄金色。やや赤みがかっており、赤銅色に近い。 泡もベージュっぽく色づき、当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅いでみると、最初ふわっと爽やかなホップ香が少し感じられるものの、 しょうゆで煮染めたゴボウみたいな匂い、根菜のような土臭さが感じられ、これはモルトの特徴なのか、 どうしてこんな匂いが出ているのか、よくわからない。しょうゆっぽいので、カンロ飴みたいな匂いにも感じる。
 味は、香りに感じた土臭さが強く、タッパーに1日入れておいたみたいな、プラスティック系のケミカルな風味がする。 ビールらしいコクは乏しい。アメリカンペールエールに似せているつもりなのかもしれないが、 だいぶ違う。コクがないから、土っぽいえぐみばかりが口に残るし、新ジャンル特有のふわっとした甘味も同時に残る。 コクがなくてアルコール臭いから、消毒液っぽいところもある。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 この製品は、アメリカ西海岸発祥「アメリカンペールエール」の味わいを目指して開発しました。 ホップの華やかな香りと味わいを実現しています。
 なぜこんな企画をしたのか。この仕上がりに開発者は満足しているのか。なぜ発売にゴーサインが出たのか。 正直言って、謎だらけ。
 クラフトビールブームだから、多くの人に、ピルスナー以外のスタイルに親しんで欲しい。でも高いと売れないから、 新ジャンルとして出したい。そんなところだろうか。
 しかし、残念ながら、エールの魅力が伝わるどころか、ピルスナーの味にしか親しんでいない多くの消費者には、 違和感のある異端児としか受け取られないだろう。これによって、アメリカンエールってこんなものなのかという、 誤解すら与えかねない。
 まあ、画一的な新ジャンルの世界に新風を送ったという程度の意味合いはあるかもしれないし、 新ジャンルの中では決してクオリティの低いほうではないけれども、 多くの消費者に誤解を与えるであろうその弊害の方が大きいように感じてしまう。
 非常に厳しい言い方で申し訳ないが、もし、少なからぬ人が、エールっておいしくない、という感想を持ってしまったらどうするのかと、 とても心配になる。
 当サイトとしては、アメリカンスタイルのペールエールを味わいたかったら、 ヤッホーブルーイングの よなよなエール を飲むべきである、と強力に主張しておく。
種別 新ジャンル
CODE:43762YMMS#01
2019年10月24日[2]
No.7662: サッポロマグナム レモン / サッポロ
 さっぽろまぐなむ れもん / さっぽろ
サッポロマグナム レモン サッポロマグナム レモン review
 今年2月に期間限定品として登場した、アルコール12%のチューハイ「サッポロマグナム」が、 この度、通年品として帰ってきた。発売日は、10月8日。
 限定発売時は、レモンとグレープフルーツの2種であったが、復活したのはレモンのみ。 今回新たに シークヮーサー が加わり、そちらは既に先日レビューした。
 今日飲むのは、復活した「レモン」である。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのりと濁りがある。 注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後も大粒の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、フレッシュで酸の強そうなレモン香が中心で、ピュアな味が想像されるが、その一方で、かなり酒臭い。
 味は香りの印象どおり酸味が鋭く、さらに炭酸のビリビリ感が加わり、非常に刺激的。 口に含んだ直後は、それらの押しが非常に強いのだが、次第にアルコールも強烈であることがわかる。 すぐに胃の中がほかほかしてくる。甘さは弱く、後キレは良い。
 アルコール分12%。無果汁。 原材料名:ウォッカ、水あめ、ローストシロップ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 2月の限定発売時、定番化されることを期待すると私は書いたが、その通りになった。 これまで、12%のチューハイというと、サンガリア社製品くらいしか見かけなかったが、 大手ビールメーカーのサッポロさんがこれをリリースしたことのインパクトはなかなか大きい。
 やはり限定販売時に思惑どおりによく売れたのだろう。 12%、甘くない、強炭酸と三拍子揃った強烈なキャラクターは、昨今のストロングチューハイブームの中でも、異彩を放っている。
 いつの間にか"缶チューハイ呑み"の私たちはもう、9%では驚かなくなってしまった。 こうして泥沼にハマってゆく次の段階には、どこかのメーカーが15%を出してくれるのではないかと、 イケナイ期待をしてしまいそうだ。
 冷静に指摘をしておくと、これを1本飲むことは、6%の缶チューハイを2本(700ml)飲むのと同じアルコール摂取量であり、 3%の缶チューハイ(サントリーほろよい等)を4本(1.4リットル)飲むのと同等であることを、忘れてはならない。 いや、ほろよい4本なら楽勝だよ、というアナタは、もう既にアル中かもしれないから、ご注意を。
 私は、夜更けにこれを飲むと一気に酔いが回り、いわば自分の正常さを測るフィルターとして機能している。 この先のもう一歩を、踏み出してはいけない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43762ASU3#16
2019年10月25日[1]
No.7663: クラフトスタイル ブリティッシュ / アサヒ
 くらふとすたいる ぶりてぃっしゅ / あさひ
アサヒ クラフトスタイル ブリティッシュ アサヒ クラフトスタイル ブリティッシュ review
アサヒ クラフトスタイル ブリティッシュ
 アサヒから10月23日に発売された「クラフトスタイル」2種。
 昨日、アメリカンエールタイプ を飲んだが、今日はもう一方の「ブリティッシュエールタイプ」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡い赤銅色。昨日飲んだアメリカンよりも濃い。 泡もベージュ色。当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、麦芽由来と思われる甘くロースティな匂いがあり、同時にホップの華やかさも感じられる。
 味は、まず苦味がキリッと感じられ、シャープな印象であるものの、 その後ふんわりした甘さが広がる。 ビールらしいコクは不足している。ただ、そのことにより、飲みやすいボリューム感にはなっている。 飲み込んだ後にも、ふわっとした甘さと同時に、しっかりした苦味も残る。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 この製品は、イギリスの伝統的なペールエールの味わいを目指して開発しました。 麦の芳醇な香り、深みのあるコク感を実現しています。
 昨日飲んだアメリカンについては酷評したが、こちらブリティッシュのほうは相当にマシである。 毎年秋になると各社焙煎麦芽を用いたブラウン系の新ジャンルを投入することが多いが、 その一種と捉えれば、相当に優秀。ただ、これを正統派のペールエールだと思われても困る。 新ジャンルの限界として、ボリューム感やコクが足りないし、それでいて後口が甘い。
種別 新ジャンル
CODE:43763YMMS#02
2019年10月25日[2]
No.7664: 一刻者ハイボール / 宝酒造
 いっこもんはいぼーる / たからしゅぞう
タカラ 一刻者ハイボール タカラ 一刻者ハイボール review
 全量芋焼酎として有名な一刻者(いっこもん)を炭酸で割ったびん入りチューハイ「一刻者ハイボール」。 発売日は、9月10日。
 今年6月に限定品として発売された 一刻者 白ハイボール の再発売かと思いきや、 原料芋が違うようだ。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後もたくさんの細かな気泡が、 グラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、最初パッと弾けるようなグレープフルーツみたいな柑橘香が立つが、 すぐに焼き芋的な豊かな甘い香りが広がる。
 口当たりは、ビリビリとした炭酸の刺激が最初にあり、さつまいもの甘さがその後ふんわりと感じられる。 さっぱりと軽快で伸びやかながら、芋焼酎らしい深みがしっかりと味わえる。
 アルコール分9%。南九州産黄金千貫100%使用。原材料名:さつまいも(南九州産)、いも麹/炭酸。
 麹まで芋だから、炭酸割りで"香り咲く"
 全量芋と断っているのは、通常、芋焼酎といえども、麹は米麹を使うことが多いのだが、 一刻者は"いも麹"を使用しているから。まるで焼き芋を頬張っているかのように甘いから、 女性にも受けが良いだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43763DAKO#45
2019年10月26日[1]
No.7665: メガラガー <限定醸造> / サッポロ
 めがらがー <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ メガラガー サッポロ メガラガー review
 サッポロから10月23日に発売された新ジャンル「メガラガー」。 缶に、「うまさ全部盛り!うまみ・苦味・刺激」とある。安っぽいが、非常にわかりやすい。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡はほぼ白で、勢いよく注いだらこんもりと盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 商品名やキャッチコピーから、内容は容易に想像できる。 たぶん、もっさりと重たい香りなのだろうと思いながら香りを嗅ぐと、まさにそのとおり。 甘味が強そうで、非常に分厚い。だが、ホップの香りがちゃんとする。
 味はその香りの印象どおり、口に含んだ瞬間、太い甘さ、ギュッと凝縮感のある苦さ、 ガツンとしたアルコール感がストレートに来る。勢いよく注いだために、若干炭酸がマイルドになっているが、 もし静かに注いだり、缶のまま直接飲めば、ビリビリと来るのだろう。 飲み進めると、もさっとした甘さと強い苦味が口中にどんどん蓄積される。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 とてもわかりやすい製品。ビールのコクとは明らかに違うが、ガッチリとした飲みごたえがあるから、満足感がある。
 私の嗜好としては、正直もう一度買おうとは思わないが、 これだけしっかり強く充実感のある味わいは、かなり多くの人に受けるに違いない。 バーベキューなんかで飲むのには打ってつけ。缶のまま飲んだほうがいいかもしれない。 ちゃんとしたビールなら、通常缶のまま飲むことは決してお勧めしないのだが、 この製品はワイルドだから、屋外で缶のまま飲むのにちょうどいい。
 通年で売っても、そこそこ人気が出るのではないだろうか。
種別 新ジャンル
CODE:43764DAKO#03
2019年10月26日[2]
No.7666: 富良野の薫り 〜ゆるやかエール〜 <2019限定醸造> / サッポロ
 ふらののかおり 〜ゆるやかえーる〜 <2019げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 富良野の薫り ゆるやかエール サッポロ 富良野の薫り ゆるやかエール review
サッポロ 富良野の薫り ゆるやかエール
 サッポロ「富良野の薫り」は、イオングループ限定商品で、2017年9月に初登場したもの。 3年目の今年は、9月3日発売であった。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、ふわっとヨーグルトっぽい甘酸っぱいニュアンスがあるが、穏やかで軽い。
 味も香りの印象どおり軽やかなタッチで、少々甘酸っぱいが、ベースにサッポロビールらしい麦芽の力強さを感じる。 ふわっと柔らかく、苦味がやさしい。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ。
 昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。3年連続でリリースされるということは、 それなりに出ているのであろうが、私の行動範囲内では、取扱店はとても少ない。
 自宅から徒歩圏内にそれなりの規模のスーパーが6店ほどあるという、 非常に恵まれた環境に私は住んでいるが、そのうち、なんと4店がイオン系。しかし、そのいずれのお店でも、 本品の取扱いがない。コンビニのミニストップにもなかった。 そこで、イオン系酒DSの やまや に行き、ようやく入手することができた。
種別 ビール
CODE:43764YMMS#53
2019年10月27日[1]
No.7667: 寶 極上フルーツサワー 丸おろしグレープフルーツ / 宝酒造
 たから ごくじょうふるーつさわー まるおろしぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
寶 極上フルーツサワー 丸おろしグレープフルーツ 寶 極上フルーツサワー 丸おろしグレープフルーツ review
 寶 極上レモンサワー の派生シリーズ・極上フルーツサワー「丸おろしグレープフルーツ」が登場。 発売日は、10月22日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁った黄色。グレープフルーツ果汁がたっぷり入っていることがわかる。 注いでいる時、ジュワジュワ音を立てているが、程なくして静まる。
 香りは、まさにグレープフルーツ果汁。苦味と酸味が共に強そう。 あまり強く香らないところが、本物の果汁らしい。
 味は香りの印象どおり、酸味と苦味がともに強い。甘味はほとんどない。 極めてシャープで、ヒリヒリするタッチ。 それでも、高果汁らしくジューシーさがある。アルコール感も決して弱くはないのだが、 果汁の存在感に負けてしまっている印象。
 果汁20%。アルコール分7%。プリン体0。甘味料0。 原材料名:グレープフルーツ、グレープフルーツペースト、グレープフルーツスピリッツ、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 繁盛店のグレープフルーツサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒と果実をまるごとすりおろしたような複雑な果実感が楽しめる、 ひとクラス上のフルーツサワーです。 お店で飲むような本格的な甘くない味わいです。
 一般的に甘味の強いものが多いグレフル缶チューハイで、こんなにシャープな味わいのものは貴重。 果汁が20%と多く、非常にナチュラルな味わい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43765DAEE#05
2019年10月27日[2]
No.7668: 一刻者 赤 ハイボール / 宝酒造
 いっこもん あかはいぼーる / たからしゅぞう
タカラ 一刻者 赤ハイボール タカラ 一刻者 赤ハイボール review
 一昨日、びん入りの 一刻者ハイボール を飲んだが、今日は同時発売の「一刻者 赤ハイボール」を。 発売日は、9月10日。
 一刻者(いっこもん)のウリは、全量芋焼酎ということで、 麹まで芋麹を使っていることがアピールポイントなのだが、 この一刻者「赤」は、赤芋麹が用いられている。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後もたくさんの細かな気泡が、 グラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、先日飲んだ一刻者ハイボールと同じく、最初はグレープフルーツみたいな柑橘香がパッと立つが、 すぐに焼き芋的な豊かな甘い香りが広がる。
 口当たりは、ビリビリとした炭酸の刺激がまずあり、次にさつまいもの甘さがふんわりと広がる。 但し、この赤ハイボールは、比較的すっきりとしていて、大人しい味わいにも感じられる。 洗練された味とでも言おうか。
 アルコール分9%。南九州産赤芋100%使用。原材料名:さつまいも(南九州産)、いも麹/炭酸。
 麹まで赤芋だから、炭酸割りで"香り咲く"
 びん入りチューハイが、なぜびん入りなのかと言えば、主としてガス圧を高められるという理由による。 缶よりも瓶のほうが強炭酸に耐えられるからだ。しかしこの製品は、強炭酸であることは間違いないものの、 そこまで強烈だとは感じなかった。実際のところは良くわからないが。
 芋焼酎はふわっと甘いので、強炭酸にするとキレが良くなって、特有の魅力が増す。 水割りやお湯割りとは表情が変わるのだ。近年は、くせのないウォッカベースの缶チューハイが多いが、 焼酎のもつ魅力をダイレクトに味わえるこのような製品をたまに飲むと、本来チューハイとはこうでなくちゃと、 改めて感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43765DAKO#47
2019年10月28日[1]
No.7669: 本搾りチューハイ 赤ぶどう&白ぶどう <期間限定> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい あかぶどう あんど しろぶどう <きかんげんてい> / きりん
キリン 本搾りチューハイ 赤ぶどう&白ぶどう キリン 本搾りチューハイ 赤ぶどう&白ぶどう review
キリン 本搾りチューハイ 赤ぶどう&白ぶどう
 キリン本搾りチューハイの期間限定「赤ぶどう&白ぶどう」。発売日は、10月23日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い赤紫。やや濁りがある。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、やや甘そうな深いぶどう香。芳醇な味が想像される。
 味は本搾りらしく甘さが抑えられてはいるものの、香りに感じたぶどうのコクはある。 渋味もしっかり。ぶどう果汁から甘味だけを引き去った感じで、そういう意味ではややバランスを欠く。 飲み込んだ後には、渋味と軽い苦味と少しだけ甘味が残る。
 果汁40%。アルコール分4%。香料・酸味料・糖類無添加。 原材料名:ぶどう、ウオッカ/炭酸。
 たっぷり果汁とお酒だけでできている、ギュッと搾った赤ぶどうと白ぶどうの芳醇な香りとさらりとした飲み心地がが楽しめるチューハイ。
 果汁とウォッカだけでつくっている点は合格、甘味が極力抑えられている点も合格。 本搾りとしての要件を満たしているのに、どうしても拭えない違和感。それは、メルシャン時代からの本搾りファンなら共感して頂けると思うが、 そもそも本搾りが、ぶどうという素材を選んではいけないのではないかということ。 ここまで無理してバリエーションを広げる必要性があるのか?と感じてしまうのだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43766DAKO#05
2019年10月28日[2]
No.7670: 一刻者 紫 ハイボール <限定出荷> / 宝酒造
 いっこもん むらさきはいぼーる <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 一刻者 紫ハイボール タカラ 一刻者 紫ハイボール review
 10月15日に発売された「一刻者 紫ハイボール」。 びん入り製品で、一刻者ハイボール の派生商品にあたる。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後もたくさんの細かな気泡が、 グラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、穏やかでありながら適度にクリスピーな芋焼酎。 既レビューの 一刻者ハイボール に比べると、尖りがなく、大人しい。
 口当たりは、ビリビリとした炭酸の刺激がまずあり、次にさつまいもの甘さが広がる点は通常品と同じだが、 その甘味がマイルドで、なおかつ透明感がある。 パンチが弱く、繊細。飲み込んだ後に残る甘さと芋の風味も穏やかできれい。
 アルコール分9%。南九州産紫芋100%使用。原材料名:さつまいも(南九州産)、いも麹/炭酸。
 麹まで紫芋だから、炭酸割りで"香り咲く"
 全量芋焼酎というのが、一刻者のセールスポイントで、この 一刻者 紫 も、麹まで紫芋の麹を使っている。 品良く飲みやすく、それでいてしっかりさつまいもの風味がする。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43766DAKO#13
2019年10月29日[1]
No.7671: −196℃ ストロングゼロ まるごと 白ぶどう <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごと しろぶどう <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ まるごと白ぶどう サントリー -196℃ ストロングゼロ まるごと白ぶどう review
 サントリー -196℃ ストロングゼロの限定品「まるごと白ぶどう」。発売日は、10月23日。 前回発売が今年の3月19日だったから、約7か月での再登場ということになる。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、たっぷりと甘い白ぶどう香。そんなに濃い感じではないが。
 味は確かに甘いものの、くどさを抑えようという意図は感じられる。 高アルコールゆえのくどさというか、重たさはあるが、ぶどうらしい渋味も備えており、 それなりにキレもある。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。ぶどう果汁2%。ぶどう浸漬酒使用。 原材料名:ぶどう、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 果汁と白ぶどうまるごとのしっかりとした果実感、だから食事に合う!
 思えばこのストロングゼロシリーズも、だいぶシャープになったものだ。昔はもっとどうしようもないくらいに、甘ったるかった。 その時々の消費者の求めるスタイルに変化させてきたのだろうが、そういった柔軟性が、 このシリーズの息の長さにつながっているものと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43767DAKO#06
2019年10月29日[2]
No.7672: サッポロ黒ラベル 北海道歴代急行コレクションデザイン缶 / サッポロ
 さっぽろくろらべる ほっかいどうれきだいきゅうこうこれくしょんでざいんかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 北海道歴代急行コレクションデザイン缶 サッポロ黒ラベル 北海道歴代急行コレクションデザイン缶 review
サッポロ黒ラベル 北海道歴代急行コレクションデザイン缶
 イオンとサッポロビールの共同企画商品 サッポロ黒ラベル「北海道歴代急行コレクション」デザイン缶。
 正直なところ、この商品の発売を知らなかったのだが、先日イオンモールに行った際に偶然遭遇し、購入した。 調べてみると、これまでにも継続してこのキャンペーンは行われていて、イオンリテールの各店舗限定で販売されているとのこと。
 サッポロさんはこのような企画ものが多く、様々なデザイン缶をリリースしているので、 その全部をフォローするのは困難。当サイトではこうして発見した時だけ取り上げることにしている。 完全網羅は最初から諦めているということ。

 なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満)、ホップ、米、コーン、スターチ。
 肝心の缶に書かれているイラストは、かつて北海道を走っていたJR急行の「ニセコ」「サロベツ」「エルム」。
 急行という列車種別は、都会の私鉄では非常にありふれたものだが、 JRでは現在、定期運行されている急行はない。JR(国鉄)の急行は、運賃のほかに急行料金を徴収する列車であったが、 現在では、そのような有料の列車は、特急に置き換えられている。 急行がないのに特急(=特別急行)があるのは考えてみれば不自然だが、料金を徴収して乗車させる列車として、 特急と急行の差別化が難しくなったこともあるのだろう。
 私鉄では、基本的に速達性の優劣によって特急と急行を分け、いずれも特別料金を徴収しないのが一般的。 一方、指定席中心で、グレードの高い特急は料金を徴収するという鉄道会社が多い。
種別 ビール
CODE:43767AEIT#UK
2019年10月30日[1]
No.7673: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2019年収穫 <限定出荷> / キリン
 いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2019ねんしゅうかく <げんていしゅっか> / きりん
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2019 キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2019 review
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2019
 毎年この時季に出ているキリン「一番搾り とれたてホップ 生ビール」。 今年の発売は、10月29日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強くよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、キリンビールらしからぬといっては失礼かもしれないが、 非常に清々しいホップ香が立つ。軽やかで柔らかい。
 味は香りの印象どおり、軽やかで透明感がある。適度なジューシー感だが、 やはりキリンらしく、弱いながらもガシッとした苦味が感じられる。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。岩手県遠野産ホップ使用。
 ※2019年に岩手県遠野市で収穫したての生ホップ「IBUKI」を急速凍結し、使用しています。
 とれたてホップという名でずっとやってきてはいるが、当初はそこまでフレッシュ感を前面に出した製品ではなかった。 キリンビールのコアなファンを意識してか、重たさもあるビールだったが、 近年はだいぶ軽妙でフレッシュ感の強調された製品になってきた。時代にあったものを出すという意味では、 良い対応ではあると思う。
種別 ビール
CODE:43768KSES#01
2019年10月30日[2]
No.7674: NIPPON PREMIUM 高知県産 ゆずのチューハイ <期間限定> / 合同酒精
 にっぽんぷれみあむ こうちけんさんゆずのちゅーはい <きかんげんてい> / ごうどうしゅせい
GODO NIPPON PREMIUM 高知県産ゆずのチューハイ GODO NIPPON PREMIUM 高知県産ゆずのチューハイ review
GODO NIPPON PREMIUM 高知県産ゆずのチューハイ
 GODO NIPPON PREMIUM シリーズの「高知県産 ゆずのチューハイ」。 発売日は、10月8日。
 私の生活圏内では、GODO製品はみつけられないことが多いので、特に探してもいなかったのだが、 品数豊富なイオンモールに立ち寄った際、新製品として売られているのに遭遇した。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく濁っているようにも見える。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、いかにもゆずらしい、緑っぽい柑橘香がパッと立つ。シャープで、シンプルな印象。
 味は適度にシャープだが、甘さもちゃんとある。 ジューシーさとすっきり感が両立。飲み込んだ後にも、ゆずらしいグリーンな香味とともに、 酸味、甘味、苦味がすべてバランス良く口に残る。
 アルコール分3%。果汁0.8%。 原材料名:ゆず果汁(高知県産ゆず)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。 原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
 日本一のゆずの産地である高知県。甘酸っぱく香り高いゆずの味わいをギュッと閉じ込めました。
 このシリーズは品質が高く、一度飲めばファンになる人も多いと思われるので、 ブランド自体は長く続いている。取扱店舗が増えれば、もっと売れるはず。良さを広める役割を、当サイトも担えればと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43768AEIT#22
2019年10月31日[1]
No.7675: 檸檬堂 定番レモン / コカ・コーラ
 れもんどう ていばんれもん / こか・こーら
コカ・コーラ 檸檬堂 定番レモン コカ・コーラ 檸檬堂 定番レモン review
 コカ・コーラ社初のアルコール飲料。「檸檬堂」というブランドで、レモン味チューハイが4種。
 全国発売に先がけ、いわば試験販売として昨年5月から九州地区限定で売られていたが、 この度、満を持して全国発売となった。発売日は、10月29日。
 4種あるうち、まず「定番レモン」から飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁った薄黄色。すりおろしたレモンを漬け込んでつくっていることから、 この濁りが生まれているのだろう。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きな気泡が踊る。ガス圧が強めであることがわかる。
 香りは、フレッシュで尖りのあるレモン香。 イメージとしては、博水社の ハイサワー缶 に似ている。
 味は香りの印象どおり、非常にシャープ。酸味が強く、甘さは抑え込まれている。飲み進めると、ヒリヒリするくらいに酸が強い。 この特徴は、やはり博水社製品に近い。ただ、博水社ハイサワーと比べて、重たさというかコクは今ひとつ。
 アルコール分5%。果汁10%。原材料名:レモン、果糖ぶどう糖液糖、スピリッツ、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。 販売者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株)、東京都港区赤坂9-7-1。 製造所:日本果実工業(株)、山口県山口市仁保下郷1771番1。
 ラインナップの4種はこの定番レモンのほか、はちみつレモン(アルコール3%)、塩レモン(同7%)、鬼レモン(同9%)。 低アルコールから高アルコールまで取りそろえている。よく練られた戦略だが、 全部を残そうというより、もしかしたら売れ行きを見て、アイテムをしぼっていくのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43769YMOZ#02
2019年10月31日[2]
No.7676: ザ・プレミアム・モルツ 醸造家の贈り物 <冬の限定醸造> / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ じょうぞうかのおくりもの <ふゆのげんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 醸造家の贈り物 サントリー ザ・プレミアム・モルツ 醸造家の贈り物 review
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 醸造家の贈り物
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ「醸造家の贈り物」。
 冬のギフト限定商品で、実は夏にも出ていたもの。おそらく好評なので、連続でリリースされたものだろう。 ギフト用なので、基本的に単品販売はないが、私が今回入手したのは、10月23日に出た 「ザ・プレミアム・モルツ3種特選アソートセット」。 このビール2本のほか、通常のプレモル2本と、香るエール2本の合計6本がセットになっているもの。 サントリーでは、このような6本パックを「カジュアルギフト」と称して、 贈答用というよりは自家消費用として売っているため、食品スーパーなどでも取扱いがある。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、甘くやさしい。いかにもプレモルらしいが、通年品よりもさらに柔らかく、軽快な印象。 缶にも説明があるが、柑橘のような爽やかな香りがある。
 味は香りの印象どおり基本的には柔らかいが、苦味もしっかりとある。 通年品のプレモルと比べるとパンチが弱く、より女性的。 酸と甘味が優しくバランスし、最後は強めの苦味が締める。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 柑橘様の優しい香りとやわらかなコクをお楽しみください。
 缶裏に、次の文章がある。
 皆様の至福の時間に寄り添えるような、安らぎを感じる香りと味わいを目指しました。 プレモル独自の製法に加え、欧州産プレミアントホップを使用。 柑橘様の優しい香りと、やわらかなコクが口の中に広がります。 この時期だけのザ・プレミアム・モルツ、どうぞお愉しみください。 夏の果実のような爽やかで透き通った香りを、どうぞお愉しみください。
 ビール醸造家 梅澤祐輔
 冬の限定品としては、重たさがなく爽やかな味わい。夏に出たものとは中身が違うようだが、 味わいの傾向は非常に近い。
種別 ビール
CODE:43769DAKO#08
2019年11月1日[1]
No.7677: 冬物語 <限定醸造> / サッポロ
 ふゆものがたり <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 冬物語 2019 サッポロ 冬物語 2019 review
 季節限定ビールのパイオニアと呼べるサッポロ「冬物語」。 発売日は、10月29日。今年でなんと登場32年目となる。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、ガシッとモルトの力強さを感じる。実にサッポロビールらしい。
 味は香りの印象どおり苦味と渋味が非常に強く、男性的。 ボリューム感があって、ふくよかというよりは、固い塊(かたまり)みたいな味わい。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 缶に「贅沢でまろやかなコク。」と書かれているが、 それほどまろやかだとは感じなかった。いや、サッポロビールとしたら十分にまろやかなタイプなのだろうが、 最近のビールの中ではかなりガッシガシに固いほうだと思う。
種別 ビール
CODE:43770KSES#03
2019年11月1日[2]
No.7678: ニッカ 淡麗辛口ハイボール / アサヒ
 にっか たんれいからくちはいぼーる / あさひ
ニッカ 淡麗辛口ハイボール ニッカ 淡麗辛口ハイボール review
 アサヒから出ている「ニッカ 淡麗辛口ハイボール」が新しくなっている。発売日は、10月1日であった。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、 大粒の気泡がグラスの中を踊っているが、程なくして収まる。
 最初の香り立ちでは、ほとんどウイスキーを感じず、爽やかなレモン香が前面に。 じっくり嗅いでみると、軽やかではあるがウイスキーを感じることができる。
 味も香りの印象どおり、キュンとしたレモンの風味があるが、 同時にウイスキーらしい味わいも広がる。ベースのウイスキー自体にくせがないので、 主張が強くないのであろう。甘さは抑えられ、アルコール感は豊か。商品名の通り、淡麗な味。
 無果汁。アルコール分7%。瀬戸内レモンエキス入り。プリン体0.0。人工甘味料0。 原材料名:ウイスキー(国内製造)、食物繊維、レモンエキス、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
 以前はコンビニ限定商品として流通していたが、今回のリニューアルに際し、ニュースリリースでは「全国で発売」とだけあり、 もうコンビニ限定の文字はないから、販路を拡大したということか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43770ASU3#31
2019年11月2日[1]
No.7679: 檸檬堂 はちみつレモン / コカ・コーラ
 れもんどう はちみつれもん / こか・こーら
コカ・コーラ 檸檬堂 はちみつレモン コカ・コーラ 檸檬堂 はちみつレモン review
 コカ・コーラ社から登場したチューハイブランド「檸檬堂」。同社初のアルコール飲料である。発売日は、10月29日。
 4種あるうち、先日既に 定番レモン を掲載した。今日は2種めとして「はちみつレモン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁った薄黄色。この外観は、先日飲んだ定番レモンと同じ。 注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きな気泡が踊る。
 香りは、まさにはちみつレモン。豊かなはちみつ香が広がり、その奥にレモン香がある。 はちみつのおかげで、あまり酸っぱそうな印象は受けない。
 味は香りの印象よりはシャープ。酸味の尖りがとても鋭く、それをはちみつが取り囲んでいるのだが、 甘ったるくはならず、双方が活かし合っている感じ。アルコール感も弱いので、トータルで非常にバランスが良い。 飲み込んだ後には酸味、苦味、甘味がともにしっかり残る。
 アルコール分3%。果汁7%。原材料名:果糖ぶどう糖液糖、レモン、スピリッツ、はちみつ、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。 販売者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株)、東京都港区赤坂9-7-1。 製造所:日本果実工業(株)、山口県山口市仁保下郷1771番1。
 先日 定番レモン を飲んだ時にも感じたが、非常に良く練られた、完成度の高い製品。 大手アルコール飲料メーカーのように、さんざん商品を出し尽くした上で、目新しさを狙うのとは違い、 今回初めてチューハイを世に問うということで、正攻法で定番品をつくろうという意気込みが感じられる。
 こういった真面目で真っ直ぐな製品は、多くの消費者の心に届く。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43771YMOZ#04
2019年11月2日[2]
No.7680: −196℃ ストロングゼロ トリプルグレープ / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ とりぷるぐれーぷ / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ トリプルグレープ サントリー -196℃ ストロングゼロ トリプルグレープ review
 サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズに新顔「トリプルグレープ」が登場。発売日は、10月29日。

 グラスに注いだ液色は、透過性のある淡い赤紫。ぶどうというより、紫蘇ジュースのような色。
 香りは、ころっと甘いぶどう香。濃くて渋味もしっかりありそう。
 味は香りの印象ほど甘ったるくはなく、しっかり渋味が効いている。 引き締まった味ゆえ、口に含んだ瞬間にはあまりアルコールは強く感じないが、 飲み進めると、すぐに胃の中がほかほかしてくる。 キレも良く、非常に飲みやすい。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。葡萄果汁2.4%。葡萄浸漬酒使用。 原材料名:葡萄、ウオツカ(国内製造)、葡萄酒/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、果実色素。
 今回、通年商品のラインナップとして登場したようである。なぜ「トリプル」かというと、 葡萄果汁、葡萄浸漬酒、葡萄酒を使っているから。それだけ味に厚みが生まれているが、 甘さを控えていることで、くどくならずに済んでいる。但し、飲みやすいからといって、ゴクゴク飲むのは危険。 アルコール9%ということを忘れてはいけない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43771DAEE#04

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