2019年12月13日[1]
No.7761: キリン・ザ・ストロング ピーチスパークリング <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ ぴーちすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
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キリン・ザ・ストロングの期間限定「ピーチスパークリング」。
先日飲んだ ハードジンジャーエール と同時発売されたもので、発売日は12月10日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのりゴールドっぽく色づいている。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、その後は、やや大きめの気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、しっかり深いピーチ香。果実というよりは、思いっきり香料である。
味は甘味料特有のだらっとした甘味が強い。
香りに感じた人工的な桃味が広がる。無果汁なので、作り物っぽいのは仕方ない。
アルコール感も非常に強い。
アルコール分9%。無果汁。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス/炭酸、酸味料、香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
グッとくる飲みごたえ、突き抜ける爽快感。フルーティーなピーチの香りが弾けるストロング。
今年3月に、ただの ピーチ の名で出た製品と、中身は同じもののようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43812DAKO#03 |
2019年12月13日[2]
No.7762: TOKYO CRAFT バーレイワイン <SEASON LIMITED> / サントリー
とうきょうくらふと ばーれいわいん / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT シリーズの限定品「バーレイワイン」。
発売日は、12月3日。
グラスに注いだ液色は、オレンジに近い、ごく淡いアンバー。すごく濃い黄金色と言えなくもない。
泡はほんのり黄色で、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちも良い。
香りは、最初ホップ香が清々しく感じられるものの、ベースには甘く濃密な香りがある。キャラメルにも似た甘さ、凝縮感。
味も香りの印象どおりふわっと甘く、そしてアルコールのボリューム感がある。
甘味、苦味、渋味と、すべての要素が強い。
アルコール分9%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
TOKYO CRAFT は伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげた、「東京生まれ」のビールです。
[バーレイワイン] 19世紀にイギリスで生まれたといわれる『麦のワイン』を意味するビアスタイルです。
冬のくつろぎ時間にふさわしい麦の濃密で豊かなコクと余韻をお楽しみください。
昨年11月に初登場した製品だが、約1年ぶりに帰ってきた。
まさに冬の夜にぴったりの味わい。温度が上がるくらいにゆっくりと時間をかけて飲みたい。
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ビール
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2019年12月14日[1]
No.7763: もぎたて 高知産直七 <期間限定> / アサヒ
もぎたて こうちさんなおしち <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「高知産直七(なおしち)」。発売日は、12月10日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある薄黄色。
最初に感じる香りは、とても青臭い。さらに、杉や桧みたいな樽あるいは木材のような匂い。
味は酸がとても鋭く、香りに感じた青臭さも強い。さらに、甘味も強く、アルコール感も非常に豊か。
すべての要素が強烈と言っていい仕上がり。飲み込んだ後には、青臭さと強い酸味が口に残る。
アルコール分9%。果汁0.3%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、直七(田熊すだち)果汁、ブドウ種子エキス/酸味料、炭酸、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2019年12月〜2020年2月までの出荷予定
直七とは、まろやかな酸味が特徴で、生産量が少なく「幻の柑橘」といわれる高知県宿毛市特産の希少なすだちの一種です。
昨年 も同時期に出ていたもので、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43813DAKO#04 |
2019年12月14日[2]
No.7764: 福ヱビス / サッポロ
ふくゑびす / さっぽろ
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毎年、この時期に発売される「福ヱビス」。今年は12月10日の発売である。
数量限定ということもあり、毎年簡単にはみつからないのだが、
今年はLAWSONでたまたま売られているのに遭遇し、めでたく入手した。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
バイエルン産アロマホップをふんだんに使用。麦芽のみを用い、熟成に時をかけて仕上げます。
深いコク、豊かな味わい。ビールを知る人のビールです。
毎年デザインは違うのだが、基本的に紅白を用いためでたいイラスト。今年は梅と富士山があしらわれている。
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ビール
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2019年12月15日[1]
No.7765: 焼酎ハイボール 愛媛産いよかん割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる えひめさんいよかんわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボール「愛媛産いよかん割り」。発売日は、12月10日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡い黄緑色。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、
その後も大きな気泡が踊っている。
香りは、ジューシーで、少し青臭い感じもある柑橘香。焼酎の香りも強い。
味はこのシリーズにしてはやや丸くジューシーな酸味が特徴的。但し、飲み進めると少しヒリヒリした感じがくる。
甘さはほぼない。アルコール感は強い。後キレはとても良い。
アルコール分7%。果汁0.4%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎(国内製造)、いよかん果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
缶裏にはイラストと共に、次のような説明文がある。
【愛媛産いよかん割り】
タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「いよかん」は日本が原産とされる果実で、栽培が広まった伊予の国の地名にちなんで「伊予柑」と名付けられたと
言われています。「いよかん」の爽やかな風味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
昨年 までは、ただの「いよかん割り」という商品名であった。
今年はわざわざ「愛媛産」をつけたということは、昨年まで愛媛産以外の果実も使っていたんだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2019年12月15日[2]
No.7766: のんある気分 DRY ライムクリア ジンテイスト / サントリー
のんあるきぶん どらい らいむくりあ じんていすと / さんとりー
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サントリー のんある気分 DRY「ライムクリア ジンテイスト」。
発売日は、10月15日であった。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
気泡は多いが、それほど炭酸が強そうでもない。
香りは、まさに青臭いライム。キリッとシャープで、確かにジンライムを彷彿とさせる。
味は、まったく甘くない。ライムのジューシーな感じがあるのに、ほとんど味がしない不思議。
ただ、酸味は立っている。アルコールが入っていないのに、入っているかのようで、実にカクテルっぽい味わい。
果汁1%。炭酸飲料。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:難消化性デキストリン(食物繊維)、ライム果汁、果実パウダー/炭酸、酸味料、香料、クエン酸K、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(スクラロース)。
ライムの爽やかさとジンを思わせる甘くないすっきりとしたおいしさ。嬉しいカロリーゼロ&糖類ゼロ。
これはなかなかすごい。アルコールを飲めないときに、本格的なカクテルを飲んだ気にさせてくれる。
応用範囲は広そうだ。
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ノンアルコール飲料
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2019年12月16日[1]
No.7767: ヱビス 雫 / サッポロ
ゑびす しずく / さっぽろ
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12月9日にセブン&アイグループ限定商品として登場した「ヱビス 雫」。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はやや粗く、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、通常のヱビスと同様、凝縮感のあるモルト香が中心。華やかさはない。
通年品とどう違うのだろう?と少し訝しくすら思う。
口に含んだ瞬間、やはり通年品のヱビス同様、ガシッとした苦味を感じる。
しかし、ボリューム感はそれほどでもなく、代わりに繊細なタッチがある。
強い押しよりも、ジューシーな伸びがあって、幾分か若々しい印象。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
白を基調とした缶は冬にピッタリのイメージで、中身の味わいにも合っている。
地味だが高品質の製品。
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ビール
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2019年12月16日[2]
No.7768: 寶 極上レモンサワー しょうがレモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー しょうがれもん / たからしゅぞう
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昨年(2018年)11月に登場した 寶 極上レモンサワー「しょうがレモン」が新しくなっている。
発売日は、11月19日。缶には、商品名の頭に「新!」の文字がついている。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りは、シリーズ共通の特徴である、鋭いレモン香が立つが、ほのかに生姜の香りもある。
味はレモンの強い酸が目立ち、生姜の辛みはそれほど感じない。
基本的に爽やかで、すっきりとした飲み口。飲み進めても、
そんなに辛さが押し寄せるわけでもなく、非常に上品な生姜風味。後味に、ほんの少しピリッとした感じが残るくらい。
レモン果汁2%。生姜汁0.2%。アルコール分7%。高知産生姜&皮ごとレモンペースト使用。
原材料名:レモン、生姜、生姜シロップ、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、炭酸、香料。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
生姜の刺激と飲みごたえをアップさせた新しい<しょうがレモン>。
皮ごとレモンペーストの苦みと酸味とともにお楽しみください。
従来品 と比べ、生姜の刺激と飲みごたえをアップしたという説明だが、
そんなに生姜が強烈になったようには感じない。あくまでも上品である。
生姜を使ったチューハイというと、他社製品では、もっと辛みを前面に出した、
いわばエキセントリックな商品が多い中、この製品には、タカラさんのこだわりが存分に感じられる。
奇をてらわないこの本物志向こそが、酒飲みを魅了するのだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43815YMMS#27 |
2019年12月17日[1]
No.7769: 一番搾り 華デザインパッケージ / キリン
いちばんしぼり はなでざいんぱっけーじ / きりん
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キリン 一番搾り の数量限定「華デザインパッケージ」。
発売日は、12月3日。
このようなデザイン缶は、タイミングが悪いと出会わずに過ぎてしまうことがあるが、
今回は近所のスーパーに立ち寄ったとき、棚に並んでいるのを発見し、購入できた。
中身は通常の一番搾りのため、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
ニュースリリースでは、この缶について、
「一番搾り」の品質感をベースに「華やかさ」をあしらいました。
年末のパーティーやクリスマスシーンにもぴったりな、気持ち華やぐ「一番搾り」です。
と説明している。
よく見ないと見落としてしまうくらいに目立たない缶だが、
普段の一番搾りのイメージを損なわない絶妙なデザインだと言うこともできる。
なお、今月24日には、「祝デザインパッケージ」も発売される予定。
運良く見つけることができたなら、取り上げたい。
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ビール
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2019年12月17日[2]
No.7770: 宮崎日向夏サワー / KALDI COFFEE FARM
みやざきひゅうがなつさわー / かるでぃこーひーふぁーむ
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KALDI COFFEE FARM のサイトで10月4日付で紹介されている「宮崎日向夏サワー」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
香りは、はじけるようなフレッシュ感のある柑橘香で、苦味と酸味が強そう。
味は香りの印象どおり酸と苦味が強い。甘味も決して弱いわけではないのだが、他の要素がそれを凌駕している。
アルコール感は強くない。
日向夏らしいシャープさが表現されており、飲み込んだ後にもヒリヒリとした酸味が口に残る。
アルコール分5%。果汁12%。
原材料名:日向夏果汁(日向夏(宮崎県産))、果糖ぶどう糖液糖、ウォッカ/酸味料、炭酸。
販売者:(株)キャメル珈琲、東京都世田谷区代田2-31-8。
製造場:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
缶裏に、次の説明文がある。
宮崎県は温暖な気候と風光明媚な土地で知られ、緩やかな丘陵地帯の畑から、温かな太陽の光をたっぷり浴びた元気いっぱいの「日向夏」
が育ちます。まさに日向夏そのもの、甘さ控えめ、爽やかな酸味と風味の大人テイストに仕上げました。
KALDI のチューハイは、当サイトでこれまで 瀬戸内レモンサワー、
和歌山白桃サワー、
高知ゆずサワー、
和歌山うめサワー、
瀬戸内ブラッドオレンジサワー、
愛媛甘夏サワー、
沖縄シークヮーサーサワー、
山形ラ・フランスサワー、
大分かぼすサワー、
和歌山はっさくサワー、
北海道余市りんごサワー、
愛媛いよかんサワー
和歌山あまなつサワー
と13種を取り上げており、これが実に14種めとなる。
今のところ、ガッカリするような品質ものは一つもなく、非常に優秀なチューハイシリーズである。
但し、売値は200円オーバーなので、そもそも安物とは違う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43816KDES#74 |
2019年12月18日[1]
No.7771: 氷結 マンゴースパークリング <期間限定> / キリン
ひょうけつ あるふぉんそまんごー <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結シリーズから、史上初となる新製品4品同時発売という快挙(暴挙?)。
発売日は、12月17日。
4品のうち、まずは「マンゴースパークリング」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色に近いが、ほんのり黄色っぽく色づいている。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、マンゴーの甘く気品のある香りが穏やかに漂う。
かなり甘味が強そうな印象である。
味は香りの印象ほど甘くはなく、あっさりとした口当たり。
ただ、あっさりしているのに、マンゴーらしい風味はしっかり。このあたりの強調加減が、実に氷結らしい。
アルコール分4%。果汁1.2%。
原材料名:マンゴー果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
アルフォンソマンゴーの氷結ストレート果汁を使用した、フルーティーでみずみずしいおいしさ。
2017年 に同名商品が発売され、
2018年(昨年)は アルフォンソマンゴー
という商品名に変わったが、今年また2年前と同じ名前に戻った。中身は一貫して変わっていないようであるが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43817DAKO#01 |
2019年12月18日[2]
No.7772: アサヒ・オリオンドラフト 冬限定デザイン缶 / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおんどらふと ふゆげんていでざいんかん / おりおん(あさひ)
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アサヒ・オリオンドラフト「冬限定デザイン」缶。12月3日の発売であった。
いつもアサヒ・オリオンのデザイン缶は非常に入手困難であり、みつからないまま終わることも多いのだが、
今回は首尾良く発見。このような稀少な限定品を積極的に仕入れてくれる阪急・阪神グループの駅ナカコンビニ ASNAS で遭遇した。
中身は通常のオリオンドラフトなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社、沖縄県浦添市字城間1985-1。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
販売元:アサヒビール株式会社、東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
缶には、夜空に輝くオリオン座が描かれている。言うまでもなく社名の由来であり、
冬の星座の代表格である。大きく「沖縄」の文字があるのは、アサヒビールが沖縄以外の地域で販売する商品であるからこそだ。
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ビール
CODE:43817ASU3#15 |
2019年12月19日[1]
No.7773: 銀座ライオン ビヤホール達人の生 <限定醸造> / サッポロ
ぎんざらいおん びやほーるたつじんのなま <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロビールから発売の「銀座ライオン ビヤホール達人の生」。
発売日は12月17日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。かなり濃いが、あくまでもブロンド(黄金色)の域を出ていない。
泡はほんのりベージュ色。力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りはサッポロビールらしく、乾いた穀物のような、凝縮感のあるモルト香が力強い。
力強い味わいが想像される。
味は香りの印象どおり、最初のアタックでくる苦味と渋味がしっかり強い。
しかし、その後はほろっと崩れる感じで、わずかに甘いニュアンスが残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
日本最古のビヤホール 銀座ライオン 伝統の「一度注ぎ」生ビールの味わいを目指しました。
苦味を抑えた味わいと、すっきりとしたのどごしの、ビヤホールで飲む生の美味しさを是非お楽しみください。
ビヤホールライオン銀座七丁目店 "ビール注ぎの達人" 井上 克己
銀座ライオンのシリーズは、これまでにも何度か出ているが、ふだんお店でしか飲めないものを気軽に自宅で楽しめる貴重な機会である。
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ビール
CODE:43818KSES#02 |
2019年12月19日[2]
No.7774: 静岡割り / セコマ
しずおかわり / せこま
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(株)セコマは北海道を中心にコンビニ「セイコーマート」を運営する会社で、
同社商品は基本的にセイコーマート以外では入手できない。
今日飲む「静岡割り」は、酒DSの やまや で偶然発見したもの。
北海道から遠く離れた関西で、しかも静岡からも遠く離れたこの関西で手に入ったのは、
おそらく やまやさんが以前に行っていた「北海道フェア」のために仕入れたものだろう。
グラスに注いだ液色は、くすんだ感じの濁りある緑色で、見るからに緑茶。
無炭酸なので、一般的なチューハイのような気泡はない。
香りは、落ち着いて穏やかな緑茶香。しっかり深みが感じられる。アルコール臭は弱い。
口に含むと、抹茶の粉っぽさが舌に感じられ、同時にしっかりとした苦味と、
焼酎のアルコール感がはっきり感じられる。ほんのりと甘味があるのは、焼酎由来だろう。
飲み進めると、抹茶の柔らかな苦味とグリーンな感じが口中一杯に広がる。
アルコール分5%。香料・着色料不使用。糖質ゼロ。静岡県島田市産抹茶入り。
原材料名:緑茶(国産)、抹茶(静岡県島田市産)、焼酎(国内製造)/ビタミンC。炭酸ガスなし。
販売者:株式会社セコマ、札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造者:日本アスパラガス株式会社、北海道岩内郡岩内町字野束22番地3。
北海道の製品なのに「静岡割り」というのは面白い。わざわざ静岡産の抹茶を使っているところにもこだわりがある。
富士山のイラストが描かれた缶は、およそ北海道で売られている商品とは思えない。
我々本州の人間が北海道に憧れるのと似たような感覚か。
ともあれ、確かな品質を有する本格的な 抹茶割り であることは、間違いない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43818YMMS#UK |
2019年12月20日[1]
No.7775: 氷結 アップルスパークリング <期間限定> / キリン
ひょうけつ あっぷるすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結シリーズから、史上初となる新製品4品同時発売。
発売日は、12月17日。
4品のうち、既に マンゴースパークリング を飲んでいるが、
今日は「アップルスパークリング」を。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いシャンパンゴールド。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、キリッと酸が立ったようなりんご香。適度に丸みもある。
味は香りの印象どおり酸味が強いが、甘みもしっかり。アルコール感は強くない。
さすが氷結らしく、バランスが良い。
飲み込んだ後にも、キュンとした酸味が残る。
アルコール分4%。果汁2.3%。
原材料名:りんご果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
国産リンゴの氷結ストレート果汁を使用した、フルーティで爽やかなみずみずしいおいしさ。
りんご味の氷結は、以前から何度も出されており、すっかり定番の味になっている。
チューハイというよりカクテルっぽい味わいで、クリスマスシーズンにはぴったり。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43819DAEE#03 |
2019年12月20日[2]
No.7776: クラフトスタイル アンバーラガータイプ / アサヒ
くらふとすたいる あんばーらがーたいぷ / あさひ
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アサヒ クラフトスタイル シリーズから新製品2種が登場。発売日は、12月17日。
2種のうち、今日は「アンバーラガータイプ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀色)。確かに名前の通りだ。
泡はほんのりベージュ色で、当初こそよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、少しロースティで甘い。ホップはあまり香らない。わりと深みがあり、新ジャンルっぽくは感じない。
味は、香りに感じたロースト感が少しだけあり、苦味とともにふわっとした甘さも少しある。
バランスはなかなか良い。ビールらしいコクは確かに不足しているものの、
新ジャンルの欠点である浮ついた甘さはそんなに強くない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
この商品は、「アメリカンアンバーラガー」の味わいを目指して開発しました。
奥深い麦の味わいと、キリッと引き締まった後味を実現しています。
このシリーズが10月に初登場したとき、当サイトではかなり酷評した。なぜ新ジャンルでこんな商品を開発しようとしたのかと。
しかし今回は、かなりうまく仕上がっている。コクが足りない点は致し方ないが、適度な深みはあり、
新ジャンルの欠点はうまくカバーされている。
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新ジャンル
CODE:43819DAKO#03 |
2019年12月21日[1]
No.7777: スーパードライ ジャパンスペシャル 華やぎの余韻 <特別限定醸造> / アサヒ
すーぱーどらい じゃぱんすぺしゃる はなやぎのよいん <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
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当コーナーの記念すべき7777本目。
何か特別なものはないかと、考えたのだが、そんなに変わったものがあるわけでもないので、
ギフト限定商品のこのビールにした。
アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル「華やぎの余韻」。
お歳暮ギフト向けに、11月6日から売り出されているもので、基本的にセット販売。
だから、最小の6本パックでもみつけたら買おうと思っていたのだが、
なんとバラ売りを発見。すぐに購入した。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りは、スーパードライらしく華やかさはなく、引き締まっている。但し、通年品スーパードライの持つ金属的なニュアンスはなく、
しっかりモルトの穀物っぽい力強さがある。
口当たりは非常にスムーズ。基本的にはドライだが、ほんのりと甘い旨みがある。
ただ軽いだけでなく、飲み込んだ後にじんわりと旨みが残る。
アルコール分6%。国産原料100%。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米、スターチ。
最近は、各社ともギフト用に、年2回はこういった限定商品を出す。だから、全部フォローするのはたいへん。
ギフト用だから、基本的に1本単位では買えない。当サイトのように、できるだけ多くの種類を網羅しようと思うと、
とてもではないが、同じビールを何本も買えないし、買っても飲みきれない。
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ビール
CODE:43820YMOZ#45 |
2019年12月21日[2]
No.7778: 氷結ストロング 沖縄産たんかん <限定出荷> / キリン
ひょうけつすとろんぐ おきなわさんたんかん <げんていしゅっか> / きりん
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キリン氷結シリーズから、史上初となる新製品4品同時発売。
発売日は、12月17日。
4品のうち、先日既に マンゴースパークリング と アップルスパークリング を飲んでいるが、
今日は 氷結ストロングの「沖縄産たんかん」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は強くはなさそう。
香りは、甘味が強そうで、さらに酸が弾ける感じのあるオレンジ香。
コクがありそうなところがたんかんらしい。
味はまず尖りのある酸味が来て、その後ボリューム感のある甘味が、強いアルコール感と共に押し寄せる。
全部の要素が強く、まさにストロングといった感じなのだが、
酸がキュートなので、重たすぎない。
アルコール分9%。果汁0.3%。
原材料名:たんかん果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
沖縄産の「たんかん」の氷結ストレート果汁を使用した、芳醇な香り、すっきりとしながらも甘みの強い果実感と、しっかりした飲みごたえ。
缶に書かれた上記説明が、まさにそのとおり。すっきりとしているのに甘みが強く、飲みごたえがある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43820DAKO#04 |
2019年12月22日[1]
No.7779: 氷結ストロング マスカット <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ ますかっと <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結シリーズから、史上初となる新製品4品同時発売。
発売日は、12月17日。
4品のうち、既に マンゴースパークリング、アップルスパークリング と、
氷結ストロング 沖縄産たんかん を飲んだ。今日は最後となる氷結ストロング「マスカット」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかにゴールドっぽく色づいている。
香りは、こってりと甘いマスカット香。
味は香りの印象どおり、甘味がしっかりと強い。ころっとした甘さだが、酸も適度に効いている。
アルコール感は非常に強い。
アルコール分9%。果汁1.3%。原材料名:ぶどう果汁(マスカット果汁)、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
マスカットの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
甘く、アルコールが強く、こってりとしているが、なぜか気品のある味わい。
この美しさが、氷結の真骨頂。いかにナチュラルであるかではなく、いかに美しいかで勝負。
わざとらしくとも、きれいな味づくりという価値観に徹しているのは、さすが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43821DAKO#05 |
2019年12月22日[2]
No.7780: クラフトスタイル インディアペールエールタイプ / アサヒ
くらふとすたいる いんでぃあぺーるえーるたいぷ / あさひ
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アサヒ クラフトスタイル シリーズから新製品2種が登場。発売日は、12月17日。
2種のうち、先日既に アンバーラガータイプ を取り上げているので、今日は同時発売の「インディアペールエールタイプ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色で、わりときめ細かく、泡持ちも悪くない。
ここまで、ビールとの違いはわからない。
香りを嗅いで、かなりの衝撃を受ける。いかにもI.P.A.という、爽やかでフルーティなホップ香が立つ。
本格的で、とても新ジャンルとは思えない。
さあ、期待しながら口に運ぶと、爽やかなホップの香味と、ビシッとした苦味が感じられ、
アルコール感も豊か。ふわっとした甘みがくるが、それは一般的な新ジャンルに感じるような、
コクがないことから生まれる甲類焼酎みたいな甘さとはちょっと違う。
I.P.A.なんだという意識で飲んでいるから好意的に捉えてしまうのかもしれないが、
I.P.A.らしい旨みのように感じる。
飲み込んだ後には、強めの苦味が長く口に残る。その苦味が、コク不足な甘みの浮つきを、ビシッと抑えている。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
この商品は、「インディアペールエール」の味わいを目指して開発しました。
ホップの華やかな香りと、冴えわたる苦味・飲みごたえを実現しています。
今回の2種には、深く感心させられた。特にこのインディアペールエールタイプは、
度肝を抜かれるくらいに、ビールとの違いを感じられなかった。もちろん、I.P.A.としたら深みは足りないし、ボディ感は弱い。
だが、新ジャンルに感じる失望はほぼない。素晴らしいの一言。
10月に出された2種については、当サイトは酷評した。なぜこんなものを出すのか、とすら書いた。
だが今回は一転、2種とも素晴らしい出来映えである。こんなに振り幅の大きいシリーズはないし、
特に今日飲んだものは、これまでのすべての新ジャンルの中で、最も優れた製品だと言っていい。
ブラインドで飲んだら、これを新ジャンルだと言い当てる自信が、私にはない。
当サイトが常に掛け値なく、一切の忖度なく厳しくジャッジしていることの証左だが、
同一シリーズ中で、製品毎にこんなに評価が大きく分かれることは初めてである。
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新ジャンル
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